JP2506368Y2 - 容器反転装置 - Google Patents
容器反転装置Info
- Publication number
- JP2506368Y2 JP2506368Y2 JP1990074715U JP7471590U JP2506368Y2 JP 2506368 Y2 JP2506368 Y2 JP 2506368Y2 JP 1990074715 U JP1990074715 U JP 1990074715U JP 7471590 U JP7471590 U JP 7471590U JP 2506368 Y2 JP2506368 Y2 JP 2506368Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- container
- guide
- reversing
- inversion
- reversing device
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- Chain Conveyers (AREA)
- Attitude Control For Articles On Conveyors (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、チェーンコンベヤ等に取り付け保持され
た容器に入った内容物の取り出し、容器に入れられた内
容物の反転状態での搬送、容器の洗浄等の各種目的のた
めに、チェーンコンベヤ等間に取り付けられた容器を反
転する容器反転装置に関するものである。
た容器に入った内容物の取り出し、容器に入れられた内
容物の反転状態での搬送、容器の洗浄等の各種目的のた
めに、チェーンコンベヤ等間に取り付けられた容器を反
転する容器反転装置に関するものである。
従来、左右に並設された一対のチェーンコンベヤ間に
横方向に複数並設された容器が、進行方向に多数取り付
け保持された搬送コンベアが知られている。
横方向に複数並設された容器が、進行方向に多数取り付
け保持された搬送コンベアが知られている。
この搬送コンベアは一対のチェーンコンベヤ間に取り
付け保持された容器に内容物を入れ、内容物を入れた容
器を左右から保持する一対のチェーンコンベヤを移動さ
せることによって、内容物を所定の箇所まで搬送させる
構造になっている。
付け保持された容器に内容物を入れ、内容物を入れた容
器を左右から保持する一対のチェーンコンベヤを移動さ
せることによって、内容物を所定の箇所まで搬送させる
構造になっている。
また、この搬送コンベアは、内容物を所定の箇所まで
搬送した後、その箇所に内容物を容器から排出するた
め、容器を反転させて内容物を排出する構造になってい
る。
搬送した後、その箇所に内容物を容器から排出するた
め、容器を反転させて内容物を排出する構造になってい
る。
この場合、内容物の状態によっては、容器を少しの時
間反転状態にしておかないと、内容物が容器から外れな
いものある。また、容器の内側を洗浄等する場合にも、
容器を少しの時間反転状態にしておく必要がある。
間反転状態にしておかないと、内容物が容器から外れな
いものある。また、容器の内側を洗浄等する場合にも、
容器を少しの時間反転状態にしておく必要がある。
このように、搬送コンベアは、必要に応じて適宜、容
器を反転させなければならず、このため、搬送コンベア
には容器を反転させる装置が装備されている。
器を反転させなければならず、このため、搬送コンベア
には容器を反転させる装置が装備されている。
しかしながら、従来の搬送コンベアに装備された容器
を反転させる装置にあっては、駆動源からの駆動力を利
用して容器を反転させる構造になっており。このため、
搬送コンベアの移動経路の途中に、容器を反転させる駆
動機構が設けられている。
を反転させる装置にあっては、駆動源からの駆動力を利
用して容器を反転させる構造になっており。このため、
搬送コンベアの移動経路の途中に、容器を反転させる駆
動機構が設けられている。
この容器を反転させる駆動機構は、一般に駆動モータ
などの駆動部分があるため、その分構造が複雑となり、
又、容器反転させる駆動機構を駆動させるためには、一
定の駆動エネルギーが必要であった。
などの駆動部分があるため、その分構造が複雑となり、
又、容器反転させる駆動機構を駆動させるためには、一
定の駆動エネルギーが必要であった。
この考案は、上記のような問題点に鑑み、その問題点
を解決すべく創案されたものであって、その目的とする
ところは、他に駆動源を設けず容器が取り付けられたチ
ェーンコンベヤ等の動きを利用し、容器の移動経路に反
転ガイドを設け、この反転ガイドに沿って容器が自動的
に反転するようにして、駆動源および駆動機構を不要
し、又容器反転用の駆動エネルギーも不要することので
きる容器反転装置を提供することにある。
を解決すべく創案されたものであって、その目的とする
ところは、他に駆動源を設けず容器が取り付けられたチ
ェーンコンベヤ等の動きを利用し、容器の移動経路に反
転ガイドを設け、この反転ガイドに沿って容器が自動的
に反転するようにして、駆動源および駆動機構を不要
し、又容器反転用の駆動エネルギーも不要することので
きる容器反転装置を提供することにある。
以上の目的を達成するためにこの考案は、左右に並設
された一対のチェーンコンベヤ等間に回動自在に保持さ
れた容器の移動経路の一部を、該容器の前進方向に対し
て斜め上向きの経路に形成し、斜め上向きに移動中の容
器上面に当接して該容器を反転させる反転ガイドを上記
斜め上向きの経路に沿って設けると共に、反転ガイドの
下部側の容器上面当接始端側を、容器の斜め上向き前進
方向の容器上面に当接する位置に臨ませて曲面状に形成
した構成よりなるものである。
された一対のチェーンコンベヤ等間に回動自在に保持さ
れた容器の移動経路の一部を、該容器の前進方向に対し
て斜め上向きの経路に形成し、斜め上向きに移動中の容
器上面に当接して該容器を反転させる反転ガイドを上記
斜め上向きの経路に沿って設けると共に、反転ガイドの
下部側の容器上面当接始端側を、容器の斜め上向き前進
方向の容器上面に当接する位置に臨ませて曲面状に形成
した構成よりなるものである。
ここで、好ましい態様として、反転ガイドの上部側の
容器上面当接終端側を容器の前進方向に水平状に延設し
た構成を含む。また、反転ガイドは容器の開口上面を縦
断して接するように設けられている構成を含み、更に、
横方向に並設された容器同士を連結する連結棒を容器の
反転状態で案内摺動する反転維持ガイドを、反転ガイド
の上部側の容器上面当接終端側から容器の前進方向に水
平状に延設した構成を含む。
容器上面当接終端側を容器の前進方向に水平状に延設し
た構成を含む。また、反転ガイドは容器の開口上面を縦
断して接するように設けられている構成を含み、更に、
横方向に並設された容器同士を連結する連結棒を容器の
反転状態で案内摺動する反転維持ガイドを、反転ガイド
の上部側の容器上面当接終端側から容器の前進方向に水
平状に延設した構成を含む。
以上のような構成を有するこの考案は次のように作用
する。
する。
すなわち、左右に並設された一対のチェーンコンベヤ
等間に回動自在に保持された容器は、チェーンコンベヤ
等の移動により前進し、該容器の前進方向に対して斜め
上向きに形成された反転ガイドの下部側に容器上面が当
接する。そして、反転ガイドの下部側に容器上面が当接
した容器は下部側の曲面状に沿って斜め上向きに移動す
る途中で反転を起こし始め、斜め上向きの反転ガイドの
上端側に到達したときには容器を完全に反転の状態にす
ることができるように作用する。
等間に回動自在に保持された容器は、チェーンコンベヤ
等の移動により前進し、該容器の前進方向に対して斜め
上向きに形成された反転ガイドの下部側に容器上面が当
接する。そして、反転ガイドの下部側に容器上面が当接
した容器は下部側の曲面状に沿って斜め上向きに移動す
る途中で反転を起こし始め、斜め上向きの反転ガイドの
上端側に到達したときには容器を完全に反転の状態にす
ることができるように作用する。
ここで、反転ガイドの上部側の容器上面当接終端側を
容器の前進方向に水平状に延設した場合には、完全に反
転状態になった容器を該容器の反転した上面と当接した
状態で引続きその状態を維持したままで前進させるよう
に作用する。
容器の前進方向に水平状に延設した場合には、完全に反
転状態になった容器を該容器の反転した上面と当接した
状態で引続きその状態を維持したままで前進させるよう
に作用する。
また、反転ガイドは容器の開口上面を縦断して接する
ように設けられている場合には、容器に入った内容物が
固形体のとき、完全に反転状態になった容器の内に固形
体を入れたままで前進させるように作用する。
ように設けられている場合には、容器に入った内容物が
固形体のとき、完全に反転状態になった容器の内に固形
体を入れたままで前進させるように作用する。
更に、横方向に並設れた容器同士を連結する連結棒を
容器の反転状態で案内摺動する反転維持ガイドを、反転
ガイドの上部側の容器上面当接終端側から容器の前進方
向に水平状に延設した場合には、反転状態になった容器
の開口上面を下向きに完全に開放されたままで前進させ
るように作用する。
容器の反転状態で案内摺動する反転維持ガイドを、反転
ガイドの上部側の容器上面当接終端側から容器の前進方
向に水平状に延設した場合には、反転状態になった容器
の開口上面を下向きに完全に開放されたままで前進させ
るように作用する。
以下、図面に記載の実施例に基づいてこの考案をより
具体的に説明する。
具体的に説明する。
ここで、第1図は側面図、第2図は平面図、第3図は
断面図である。
断面図である。
図において、搬送コンベア1は一対のチェーンコンベ
ヤ2間に取り付け保持された容器3に内容物を入れ、チ
ェーンコンベヤ2を移動させることによってこの内容物
を所定の箇所まで搬送する装置である。内容物としては
例えば冷凍麺があり、冷凍麺用の搬送コンベア1として
使用される。容器3は上面が開口されている。
ヤ2間に取り付け保持された容器3に内容物を入れ、チ
ェーンコンベヤ2を移動させることによってこの内容物
を所定の箇所まで搬送する装置である。内容物としては
例えば冷凍麺があり、冷凍麺用の搬送コンベア1として
使用される。容器3は上面が開口されている。
容器3は、左右に並設された一対のチェーンコンベヤ
2間にピン連結3aで回動自在に取り付け保持されてい
る。また、容器3は横方向に複数この実施例では2個並
設されている。そして、多数の容器3がチェーンコンベ
ヤ2の進行方向に一定間隔毎に取り付け保持されてい
る。並設された容器3の左右両外側には三角形状の側板
3b,3bが設けられ、左右の側板3b,3bには2個の連結棒3
c,3cが横架されており、この2個の連結棒3c,3c上に容
器3が一体的に載置されている。
2間にピン連結3aで回動自在に取り付け保持されてい
る。また、容器3は横方向に複数この実施例では2個並
設されている。そして、多数の容器3がチェーンコンベ
ヤ2の進行方向に一定間隔毎に取り付け保持されてい
る。並設された容器3の左右両外側には三角形状の側板
3b,3bが設けられ、左右の側板3b,3bには2個の連結棒3
c,3cが横架されており、この2個の連結棒3c,3c上に容
器3が一体的に載置されている。
上記のピン連結3aは左右の側板3b,3bから外側方に突
出して、左右の側板3b,3bの外側方に配設されている各
チェーンコンベヤ2に連結されている。このピン連結3a
によって容器3はチェーンコンベヤ2に対して回動自在
に取り付け保持されており、容器3はチェーンコンベヤ
2に対して自由に回動し、例えば逆さまの状態にも反転
できる。
出して、左右の側板3b,3bの外側方に配設されている各
チェーンコンベヤ2に連結されている。このピン連結3a
によって容器3はチェーンコンベヤ2に対して回動自在
に取り付け保持されており、容器3はチェーンコンベヤ
2に対して自由に回動し、例えば逆さまの状態にも反転
できる。
容器3を取り付け保持したチェーンコンベヤ2は、移
動方向の途中に適宜設置されたスプロケット4に咬合支
持され、又スプロケット4によってその進行方向が変え
られており、これらのスプロケット4の回転によってチ
ェーンコンベヤ2は順次移動するようになっている。
動方向の途中に適宜設置されたスプロケット4に咬合支
持され、又スプロケット4によってその進行方向が変え
られており、これらのスプロケット4の回転によってチ
ェーンコンベヤ2は順次移動するようになっている。
スプロケット5,6は、チェーンコンベヤ2間に取り付
け保持された容器3の移動経路の一部を該容器3の前進
方向に対して斜め上向きの経路Aに形成するために、チ
ェーンコンベヤ2の移動経路の一部に前後方向に設置さ
れたものである。そして、チェーンコンベヤ2はスプロ
ケット5の下面側に沿って取り付けられ、又スプロケッ
ト6の上面に沿って取り付けられ、斜め上向きの経路A
が形成されている。即ち、チェーンコンベヤ2はスプロ
ケット5の下面側で反転して斜め上向きに傾斜し、スプ
ロケット6の上面側で水平状に方向を変えられている。
け保持された容器3の移動経路の一部を該容器3の前進
方向に対して斜め上向きの経路Aに形成するために、チ
ェーンコンベヤ2の移動経路の一部に前後方向に設置さ
れたものである。そして、チェーンコンベヤ2はスプロ
ケット5の下面側に沿って取り付けられ、又スプロケッ
ト6の上面に沿って取り付けられ、斜め上向きの経路A
が形成されている。即ち、チェーンコンベヤ2はスプロ
ケット5の下面側で反転して斜め上向きに傾斜し、スプ
ロケット6の上面側で水平状に方向を変えられている。
上記の斜め上向きの経路Aには、斜め上向きに移動中
の容器上面に当接して該容器3を反転させる反転ガイド
7が設けられている。反転カイド7は左右一対のチェー
ンコンベヤ2間で、しかも容器3の斜め上向きの移動経
路中に設けられている。反転ガイド7はスプロケット5,
6で斜め上向きに傾斜して取り付けられているチェーン
コンベヤ2の傾斜角度に近い傾斜に形成されている。ま
た、反転ガイド7の下部側の容器3との容器上面当接始
端側7aは、容器3の斜め上向き前進方向の容器上面に当
接する位置に臨ませて折曲断面が円弧の曲面状に形成さ
れている。また、反転ガイド7の上部側の容器3と容器
上面当接終端側7bは容器3の前進方向に水平状に折曲断
面が円弧の曲面状に形成されている。
の容器上面に当接して該容器3を反転させる反転ガイド
7が設けられている。反転カイド7は左右一対のチェー
ンコンベヤ2間で、しかも容器3の斜め上向きの移動経
路中に設けられている。反転ガイド7はスプロケット5,
6で斜め上向きに傾斜して取り付けられているチェーン
コンベヤ2の傾斜角度に近い傾斜に形成されている。ま
た、反転ガイド7の下部側の容器3との容器上面当接始
端側7aは、容器3の斜め上向き前進方向の容器上面に当
接する位置に臨ませて折曲断面が円弧の曲面状に形成さ
れている。また、反転ガイド7の上部側の容器3と容器
上面当接終端側7bは容器3の前進方向に水平状に折曲断
面が円弧の曲面状に形成されている。
反転ガイド7は基板7c上の容器3の開口上面を縦断し
て直接接するレール7dが突設された構成からなってい
る。又2個のレール7dが1個の容器3の開口上面に対し
て沿うように形成されている。上部側の反転ガイド7の
基板7cの中央にはその終端側に向かって細長く切り欠か
かれて切り欠き部7eが形成されている。
て直接接するレール7dが突設された構成からなってい
る。又2個のレール7dが1個の容器3の開口上面に対し
て沿うように形成されている。上部側の反転ガイド7の
基板7cの中央にはその終端側に向かって細長く切り欠か
かれて切り欠き部7eが形成されている。
この切り欠き部7e内には、横方向に並設された容器3
同士を連結する連結棒3cを容器3の反転状態で案内摺動
する反転維持ガイド8が設けられている。反転維持ガイ
ド8は容器上面当接終端側7bから容器3の前進方向に水
平状に延設されている。反転維持ガイド8はレール状の
構造から形成されている。
同士を連結する連結棒3cを容器3の反転状態で案内摺動
する反転維持ガイド8が設けられている。反転維持ガイ
ド8は容器上面当接終端側7bから容器3の前進方向に水
平状に延設されている。反転維持ガイド8はレール状の
構造から形成されている。
次に、上記実施例の構成に基づく作用について説明す
る。
る。
左右に並設された一対のチェーンコンベヤ2間にピン
連結3aで取り付け保持された容器3は、チェーンコンベ
ヤ2の移動により前進し、該容器3の移動経路の一部に
形成された斜め上向きの経路Aに設けられた反転ガイド
7の下部側の容器上面当接始端側7aに当接する。
連結3aで取り付け保持された容器3は、チェーンコンベ
ヤ2の移動により前進し、該容器3の移動経路の一部に
形成された斜め上向きの経路Aに設けられた反転ガイド
7の下部側の容器上面当接始端側7aに当接する。
容器3はその上面前端が断面円弧状の曲面状に形成さ
れた部分に当接し、そして、反転ガイド7の下部側の容
器上面当接始端側7aに容器上面が当接した容器3は、反
転ガイド7のレール7dの下部側の曲面状に沿って斜め上
向きに移動する途中で反転を起こし始め、斜め上向きの
反転ガイド7の上部側に到達したときには容器3は完全
に反転の状態になる。
れた部分に当接し、そして、反転ガイド7の下部側の容
器上面当接始端側7aに容器上面が当接した容器3は、反
転ガイド7のレール7dの下部側の曲面状に沿って斜め上
向きに移動する途中で反転を起こし始め、斜め上向きの
反転ガイド7の上部側に到達したときには容器3は完全
に反転の状態になる。
そして、完全に反転した容器3は、反転した容器上面
が反転ガイド7に当接した状態で反転ガイド7の上部側
に到達した後、反転ガイド7の上部側の容器上面当接終
端側7bに向かって、反転した容器上面が反転ガイド7に
当接した状態で完全に反転状態になった状態を維持した
ままで前進する。
が反転ガイド7に当接した状態で反転ガイド7の上部側
に到達した後、反転ガイド7の上部側の容器上面当接終
端側7bに向かって、反転した容器上面が反転ガイド7に
当接した状態で完全に反転状態になった状態を維持した
ままで前進する。
このとき、容器3内に例えば冷凍麺の固形体からなる
内容物が入っている場合には、反転した容器上面が反転
ガイド7に当接した状態にあり、その内容物は2本のレ
ール7dによって支持されるため、完全に反転状態になっ
た容器3の内に固形体からなる内容物を入れたままで前
進する。
内容物が入っている場合には、反転した容器上面が反転
ガイド7に当接した状態にあり、その内容物は2本のレ
ール7dによって支持されるため、完全に反転状態になっ
た容器3の内に固形体からなる内容物を入れたままで前
進する。
反転ガイド7の容器上面当接終端側7bに達した容器3
は、反転ガイド7の上部側の容器上面当接終端側7bから
容器3の前進方向に水平状に延設された反転維持ガイド
8に、横方向に並設された容器3同士を連結する連結棒
3cが案内摺動されるため、容器3は引続き反転状態で前
進する。このとき、容器3の開口上面は下向きに完全に
開放された状態になる。
は、反転ガイド7の上部側の容器上面当接終端側7bから
容器3の前進方向に水平状に延設された反転維持ガイド
8に、横方向に並設された容器3同士を連結する連結棒
3cが案内摺動されるため、容器3は引続き反転状態で前
進する。このとき、容器3の開口上面は下向きに完全に
開放された状態になる。
なお、この考案は上記実施例に限定されるものではな
く、この考案の精神を逸脱しない範囲で種々の改変をな
し得ることは勿論である。
く、この考案の精神を逸脱しない範囲で種々の改変をな
し得ることは勿論である。
以上の記載より明らかなように、この考案に係る容器
反転装置によれば、左右に並設された一対のチェーンコ
ンベヤ等間に回動自在に保持された容器の移動経路の一
部を、該容器の前進方向に対して斜め上向きの経路に形
成し、斜め上向きに移動中の容器上面に当接して該容器
を反転させる反転ガイドを上記斜め上向きの経路に沿っ
て設けると共に、反転ガイドの下部側の容器上面当接始
端側を、容器の斜め上向き前進方向の容器上面に当接す
る位置に臨ませて曲面状に形成したので、容器が取り付
けられたチェーンコンベヤ等の動きを利用して、容器上
面を反転ガイドに当接させた状態で該反転ガイドに沿っ
て容器を自動的に反転させることができる。しかも、容
器を反転させるための駆動源および駆動機構を不要にで
き、反転装置の構造を簡単にすることができると共に、
容器反転用の駆動エネルギーも不要することができる。
反転装置によれば、左右に並設された一対のチェーンコ
ンベヤ等間に回動自在に保持された容器の移動経路の一
部を、該容器の前進方向に対して斜め上向きの経路に形
成し、斜め上向きに移動中の容器上面に当接して該容器
を反転させる反転ガイドを上記斜め上向きの経路に沿っ
て設けると共に、反転ガイドの下部側の容器上面当接始
端側を、容器の斜め上向き前進方向の容器上面に当接す
る位置に臨ませて曲面状に形成したので、容器が取り付
けられたチェーンコンベヤ等の動きを利用して、容器上
面を反転ガイドに当接させた状態で該反転ガイドに沿っ
て容器を自動的に反転させることができる。しかも、容
器を反転させるための駆動源および駆動機構を不要にで
き、反転装置の構造を簡単にすることができると共に、
容器反転用の駆動エネルギーも不要することができる。
また、請求項2記載の構成のように、反転ガイドの上
部側の容器上面当接終端側を容器の前進方向に水平状に
延設した場合には、完全に反転状態になった容器を該容
器の反転した上面と当接した状態で引続きその状態を維
持したままで前進させることができる。
部側の容器上面当接終端側を容器の前進方向に水平状に
延設した場合には、完全に反転状態になった容器を該容
器の反転した上面と当接した状態で引続きその状態を維
持したままで前進させることができる。
更に、請求項3記載の構成のように、反転ガイドは容
器の開口上面を縦断して接するように設けられている場
合には、容器に入った内容物が固形体のとき、完全に反
転状態になった容器の内に固形体を入れたままで前進さ
せることができる。
器の開口上面を縦断して接するように設けられている場
合には、容器に入った内容物が固形体のとき、完全に反
転状態になった容器の内に固形体を入れたままで前進さ
せることができる。
更にまた、請求項4記載の構成のように、横方向に並
設された容器同士を連結する連結棒を容器の反転状態で
案内摺動する反転維持ガイドを、反転ガイドの上部側の
容器上面当接終端側から容器の前進方向に水平状に延設
した場合には、反転状態になった容器の開口上面を下向
きに完全に開放させたままで前進させることができる。
設された容器同士を連結する連結棒を容器の反転状態で
案内摺動する反転維持ガイドを、反転ガイドの上部側の
容器上面当接終端側から容器の前進方向に水平状に延設
した場合には、反転状態になった容器の開口上面を下向
きに完全に開放させたままで前進させることができる。
図面はこの考案に係る容器反転装置の実施例を示すもの
であって、第1図は側面図、第2図は平面図、第3図は
断面図である。 〔符号の説明〕 1:搬送コンベア、2:チェーンコンベヤ 3:容器、3a:ピン連結 3b:側板、3c:連結棒 4:スプロケット、5:スプロケット 6:スプロケット、7:反転ガイド 7a:容器上面当接始端側 7b:容器上面当接終端側 7c:基板、7d:レール 7e:切り欠き部、8:反転維持カイド A:斜め上向きの経路
であって、第1図は側面図、第2図は平面図、第3図は
断面図である。 〔符号の説明〕 1:搬送コンベア、2:チェーンコンベヤ 3:容器、3a:ピン連結 3b:側板、3c:連結棒 4:スプロケット、5:スプロケット 6:スプロケット、7:反転ガイド 7a:容器上面当接始端側 7b:容器上面当接終端側 7c:基板、7d:レール 7e:切り欠き部、8:反転維持カイド A:斜め上向きの経路
Claims (4)
- 【請求項1】左右に並設された一対のチェーンコンベヤ
等間に回動自在に保持された容器の移動経路の一部を、
該容器の前進方向に対して斜め上向きの経路に形成し、
斜め上向きに移動中の容器上面に当接して該容器に反転
される反転ガイドを上記斜め上向きの経路に沿って設け
ると共に、反転ガイドの下部側の容器上面当接始端側
を、容器の斜め上向き前進方向の容器上面に当接する位
置に臨ませて曲面状に形成したことを特徴とする容器反
転装置。 - 【請求項2】反転ガイドの上部側の容器上面当接終端側
を容器の前進方向に水平状に延設した請求項1記載の容
器反転装置。 - 【請求項3】反転ガイドは容器の開口上面を縦断して接
するように設けられている請求項1又は2記載の容器反
転装置。 - 【請求項4】横方向に並設された容器同士を連結する連
結棒を容器の反転状態で案内摺動する反転維持ガイド
を、反転ガイドの上部側の容器上面当接終端側から容器
の前進方向に水平状に延設した請求項1記載の容器反転
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990074715U JP2506368Y2 (ja) | 1990-07-12 | 1990-07-12 | 容器反転装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990074715U JP2506368Y2 (ja) | 1990-07-12 | 1990-07-12 | 容器反転装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0431716U JPH0431716U (ja) | 1992-03-13 |
JP2506368Y2 true JP2506368Y2 (ja) | 1996-08-07 |
Family
ID=31614650
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1990074715U Expired - Lifetime JP2506368Y2 (ja) | 1990-07-12 | 1990-07-12 | 容器反転装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2506368Y2 (ja) |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS54144691U (ja) * | 1978-03-31 | 1979-10-06 | ||
JPS5913294B2 (ja) * | 1978-07-28 | 1984-03-28 | トヨタ自動車株式会社 | シェルマシン用型取付装置 |
JPS58216806A (ja) * | 1982-06-11 | 1983-12-16 | Sumitomo Heavy Ind Ltd | ピボテツドバケツトコンベア |
JPH049964Y2 (ja) * | 1986-02-07 | 1992-03-12 |
-
1990
- 1990-07-12 JP JP1990074715U patent/JP2506368Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0431716U (ja) | 1992-03-13 |
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