JP2505971Y2 - 測量機の整準ねじ調整機構 - Google Patents

測量機の整準ねじ調整機構

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JP2505971Y2
JP2505971Y2 JP6395389U JP6395389U JP2505971Y2 JP 2505971 Y2 JP2505971 Y2 JP 2505971Y2 JP 6395389 U JP6395389 U JP 6395389U JP 6395389 U JP6395389 U JP 6395389U JP 2505971 Y2 JP2505971 Y2 JP 2505971Y2
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茂之 沢口
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株式会社ソキア
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Description

【考案の詳細な説明】 [考案の目的] (産業上の利用分野) 本考案は、測量機を水平状態に保持するために測量機
の整準台に取付けた整準ねじを調整する調整機構に関す
るものである。
(従来の技術) 従来の整準ねじ調整機構については、実公昭64-1607
号公報に記載されたものが存在する。この考案は第4図
に示すように、測量機の整準台11の定心桿取付用めねじ
孔21を囲繞する対称位置三箇所に整準ねじ12を取り付
け、その螺杆部12aの先端を底板14上に支持し、螺杆部1
2aに、球面13aを備えた押え板接触部13を形成し、底板1
4と整準ねじ12との間に平面ほぼ正三角形の押え板15を
介在させ、押え板15は、第3図のようにその三つの頂点
に相当する位置に、切欠17を設けてその左右を二又状部
15b、15cとなし、切欠17の幅は整準ねじ12の螺杆部12a
が挿通する程度にし、切欠17の相対する内壁15d、15eは
八状のテーパ壁に形成し、(第5図参照)テーパ内壁15
d、15eは整準ねじ12の押え板接触部13の球面13aに接し
て支持され、押え板15にはねじ孔22を設け、(第4図参
照)底板14の裏面より、押え板15に調整ねじ18をねじ込
むに当たり調整ねじ18の頭部18aと底板14との間に皿ば
ね20を介装して、調整ねじ18の先にゆるみ止めナット19
を螺合緊締させるもので、かくして押え板15は二又状部
15b、15cのテーパ内壁15d、15eが整準ねじ12の押え板接
触部13の球面13aに押圧されたとき、皿ばね20の弾力性
により弾発状態で押圧するようにしてある。
ところが、従来例の第3図、第4図の考案にあって
は、調整ねじ18の頭部18aの裏面と底板14の裏面との間
に皿ばね20を介装したが、上部測量機本体の重量との関
連から重量と皿ばねの弾発力の釣り合いを考慮するとこ
の考案の皿ばねでは、仲々初期の効果を発揮するこはで
きないことがわかった。
(考案が解決仕様とする課題) 本考案の課題は、前記従来の整準ねじ調整機構の欠点
を解消し、確実に押え板と各整準ねじとが一定の接触圧
で保持することができる調整機構を提供することにあ
る。
[考案の構成] (考案が解決しようとする課題) そのため、本考案は、枠体と押え板との間に、皿ばね
の弾発力を強める大径の皿ばねを介在させ、かつ押え板
の切欠を大幅に拡張して押え板の弾発作用をも活用可能
にし、更に切欠の奥に調整ねじが自由に通ることができ
る孔部を連続して設けたことである。
(作用) 調整ねじを操作することにより、枠体が皿ばねを押圧
する度合いが変わり、皿ばねの弾発力を強めることが可
能になり、かくして大径皿ばねの周縁を経て押え板と各
整準ねじとが一定の圧力で接触し、整準ねじにかかるト
ルクの調整は拡張される。また、切欠の奥の孔により整
準ねじは押え板から簡単に組立及び取外しできる。
(実施例) 第1図及び第2図において、測量機整準台11の周辺3
箇所に整準ねじ12を取付け、底板14及び枠体18に穿った
定心桿取付用めねじ孔21を3本の調整ねじが囲むように
なる。整準ねじ12の螺杆部12aの先端を底板14で支持す
る。螺杆部12aに球面13aを突設して押え板接触部13を形
成し、底板14と整準ねじ12との間に平面ほぼ円形の押え
板15を介在させる。押え板15はその周辺部3箇所に切欠
17を形成する。切欠17は整準ねじ12の螺杆部12aが挿通
できる程度の巾にし、切欠17の左右を二又部17a、17bと
する。二又部17a、17bの内壁面は従来と同様八状のテー
パ壁15a、15bとなし、テーパ壁15a、15bは整準ねじ12の
球面13aに接して押え板15を支持する。そして切欠17の
奥に螺杆部12aが自由に出入りできる孔部17cを連続して
設ける。すなわちこの孔部17cから押え板15と整準ねじ1
2が分離する構造にしてある。
本願考案の第1図において、底板14及び押え板15は枠
体18に包囲され、枠体18の基部18aの中心と底板14の中
心に一連に定心桿取付用めねじ孔21を設け、前記基部18
aにねじ孔18bを開設し、前記ねじ孔18bに適合する位置
に調整ねじ29の挿通孔14aを開孔して、挿通孔14aからね
じ孔18bにねじ込んだ調整ねじ29によって底板14と枠板1
8とを結合し、枠体頭部18aに緩合した環状の大径皿ばね
20を枠体18内において押え板15上に位置させその下向き
屈曲周囲縁20aを押え板15上に接触させ、調整ねじ29の
微調整により皿ばねを枠体内面で皿ばね20を押し、押え
板15の押圧力を強め、これにより整準ねじ12の支持力を
確実にする。
(考案の効果) 本考案によれば、大径の皿ばね20により強い弾発力が
押え板に伝わり、調整ねじを操作すれば、押え板の弾発
作用をも利用して整準ねじに加わるトルクの微調整が極
めて簡単に行うことができる。また、この反発力で調整
ねじ29は緩まない。また、切欠の奥の孔部によって整準
ねじの着脱ができ整準台の組立、分解が容易にできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る測量機の整準ねじ調整機構の一実
施例を示す正面図、第2図は押え板部分の平面図、第3
図は公知の整準ねじ調整機構を示す押え板部分の平面
図、第4図は第3図のY−Y′線断面図、第5図は第3
図のX−X′線断面図である。 11……整準台、12……整準ねじ、13……押え板接触部、
13a……球面、14……底板、14a……挿通孔、15……押え
板、15a、15b……テーパ壁、17……切欠、17a、17b……
二又部、17c……孔部、18……枠体、18b……ねじ孔、20
……大径皿ばね、21……めねじ孔、29……調整ねじ。

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】測量機の整準台に設けた整準ねじの螺杆部
    の先端を底板上に支持し、底板と整準ねじとの間に介在
    させた押え板に、八状のテーパ内壁面を有する切欠を形
    成し、前記螺杆部に設けた押え板接触部によって前記切
    欠のテーパ内壁面を支持し、かつ前記底板および押え板
    を包囲する枠体とにより構成される測量機の整準ねじ調
    整機構において、 前記枠体の基部にねじ穴を開設し、底板の裏面より調整
    ねじを枠体のねじ穴に螺合し、枠体と押え板との間に縁
    部が前記切欠の近傍に達する大径の皿ばねを介在させた
    測量機の整準ねじ調整機構。
  2. 【請求項2】整準ねじの螺杆部に設けた押え板接触部が
    押え板と分離できる孔部を押え板の切欠に連続して形成
    した実用新案登録請求の範囲第1項記載の測量機の整準
    ねじ調整機構。
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