JP2505430Y2 - Fpcのクリップ式レセプタクル - Google Patents
Fpcのクリップ式レセプタクルInfo
- Publication number
- JP2505430Y2 JP2505430Y2 JP1989113991U JP11399189U JP2505430Y2 JP 2505430 Y2 JP2505430 Y2 JP 2505430Y2 JP 1989113991 U JP1989113991 U JP 1989113991U JP 11399189 U JP11399189 U JP 11399189U JP 2505430 Y2 JP2505430 Y2 JP 2505430Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fpc
- male connector
- spring
- receptacle
- tip
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Landscapes
- Testing Of Short-Circuits, Discontinuities, Leakage, Or Incorrect Line Connections (AREA)
- Testing Of Individual Semiconductor Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案はFPCの接続に使用するクリップ式のレセプ
タクルに関し、詳しくは着脱回数の多い検査装置のFPC
に使用するものである。
タクルに関し、詳しくは着脱回数の多い検査装置のFPC
に使用するものである。
[従来の技術] 最近における電子技術の進展により、電子機器または
部品の大きさ形状が非常に小型化され、これに伴って機
器または部品を接続する配線にはフレキシブルプリント
配線基板(FPC)が使用されている。第2図は、2組の
電子機器1,1′の間をFPC2で結ぶ場合を示す。電子機器
1のFPC2の先端には相手側に対する接続端子をかなり狭
い間隔で配列した雄コネクタ21が取り付けられる。これ
に対して電子機器1′側のFPC2の先端に雌コネクタ(レ
セプタクル)3が設けられ、これに雄コネクタ21が挿入
される。
部品の大きさ形状が非常に小型化され、これに伴って機
器または部品を接続する配線にはフレキシブルプリント
配線基板(FPC)が使用されている。第2図は、2組の
電子機器1,1′の間をFPC2で結ぶ場合を示す。電子機器
1のFPC2の先端には相手側に対する接続端子をかなり狭
い間隔で配列した雄コネクタ21が取り付けられる。これ
に対して電子機器1′側のFPC2の先端に雌コネクタ(レ
セプタクル)3が設けられ、これに雄コネクタ21が挿入
される。
第3図(a),(b)は市販されているFPC用のレセ
プタクル3の構造を示すもので、内装部31に平行な複数
の溝32を設けてばね33を挿入し、各ばね33にFPC2の各ワ
イヤを半田付けし、他端を相手の電子機器1′に接続す
る。内装部31に対して矢印の方向に移動できる外装部34
を設け、これを図示左側として雄コネクタ21を内装部31
と外装部34の間に挿入し、ストッパ35で停止する。つい
で外装部34を右方に移動すると、その先端に設けられた
突起部341が雄コネクタ21を押圧し、接続端子がばね33
に接触するものである。
プタクル3の構造を示すもので、内装部31に平行な複数
の溝32を設けてばね33を挿入し、各ばね33にFPC2の各ワ
イヤを半田付けし、他端を相手の電子機器1′に接続す
る。内装部31に対して矢印の方向に移動できる外装部34
を設け、これを図示左側として雄コネクタ21を内装部31
と外装部34の間に挿入し、ストッパ35で停止する。つい
で外装部34を右方に移動すると、その先端に設けられた
突起部341が雄コネクタ21を押圧し、接続端子がばね33
に接触するものである。
[解決しようとする課題] 上記のレセプタクル3を検査装置に使用するときは問
題がある。すなわち検査装置は多数の被検査物を対象と
し、検査ごとにレセプタクル3に対して被検査装置側の
雄コネクタ21の挿入と引き抜きが繰り返される。FPC2は
フレキシブルな薄板に狭い幅の配線が狭い間隔でプリン
トされたもので、雄コネクタにはこの配線に対応した接
続端子が形成されている。これに対してレセプタクル3
はこの接続端子に対応する溝が形成された、全体として
小作りで強度が脆弱なもので高々数回の繰り返しでばね
33の接触が悪くなり、甚だしいときは破損する。すなわ
ち、このレセプタクルは着脱回数が極めて少ない稼働実
機に対して設計製作されたものである。一方、例えば小
型ハード磁気ディスクに対するアセンブリなどの検査に
おいては多数回の着脱が行われるので、これに耐える強
度を有し、取り扱いが容易なレセプタクルが要望されて
いる。
題がある。すなわち検査装置は多数の被検査物を対象と
し、検査ごとにレセプタクル3に対して被検査装置側の
雄コネクタ21の挿入と引き抜きが繰り返される。FPC2は
フレキシブルな薄板に狭い幅の配線が狭い間隔でプリン
トされたもので、雄コネクタにはこの配線に対応した接
続端子が形成されている。これに対してレセプタクル3
はこの接続端子に対応する溝が形成された、全体として
小作りで強度が脆弱なもので高々数回の繰り返しでばね
33の接触が悪くなり、甚だしいときは破損する。すなわ
ち、このレセプタクルは着脱回数が極めて少ない稼働実
機に対して設計製作されたものである。一方、例えば小
型ハード磁気ディスクに対するアセンブリなどの検査に
おいては多数回の着脱が行われるので、これに耐える強
度を有し、取り扱いが容易なレセプタクルが要望されて
いる。
この考案は上記に適当するレセプタクルを提供するこ
とを目的とするものである。
とを目的とするものである。
[課題を解決するための手段] この考案のクリップ式レセプタクルはFPCの雄コネク
タに対応するもので、スプリングにより先端部が閉じ、
スプリングに抗して先端部を開いてFPCの先端の雄コネ
クタを挿入できる上下2個のレバーよりなる。上側レバ
ーの、挿入された雄コネクタの各端子に対応する位置
に、スプリングを内蔵したプローブピンをジグザクの千
鳥状に配設し、先端部の上下のレバー間にゴムクッショ
ンを、また雄コネクタの浮上を防止するプレートを設け
て構成される。
タに対応するもので、スプリングにより先端部が閉じ、
スプリングに抗して先端部を開いてFPCの先端の雄コネ
クタを挿入できる上下2個のレバーよりなる。上側レバ
ーの、挿入された雄コネクタの各端子に対応する位置
に、スプリングを内蔵したプローブピンをジグザクの千
鳥状に配設し、先端部の上下のレバー間にゴムクッショ
ンを、また雄コネクタの浮上を防止するプレートを設け
て構成される。
[作用] 上記したこの考案によるFPCのクリップ式レセプタク
ルにおいては、手動によりスプリングに抗して上下のレ
バーの先端部を開き、この間にFPCの先端の雄コネクタ
を挿入する。スプリングにより先端部が閉じると、上側
レバーに設けられたプローブピンの先端が、挿入された
雄コネクタの各端子に圧力接触する。プローブピンは千
鳥状のジグザグに配列されているので、各プローブピン
の間隔は、雄コネクタの端子の間隔のほぼ2倍とするこ
とができ、全体の大きさが従来のレセプタクルに比較し
てやや大きくなるが、その分だけ強度が増して堅固にな
る。なお、挿入された雄コネクタは浮上防止プレートに
より安定し、FPCは雄コネクタに続く部分がゴムクッシ
ョンにより押圧されて移動することがない。さらに、各
プローブピン自身にもスプリングが内蔵されているの
で、雄コネクタの各端子が迎え半田などにより若干の凹
凸があっても、それぞれが完全に接触するものである。
ルにおいては、手動によりスプリングに抗して上下のレ
バーの先端部を開き、この間にFPCの先端の雄コネクタ
を挿入する。スプリングにより先端部が閉じると、上側
レバーに設けられたプローブピンの先端が、挿入された
雄コネクタの各端子に圧力接触する。プローブピンは千
鳥状のジグザグに配列されているので、各プローブピン
の間隔は、雄コネクタの端子の間隔のほぼ2倍とするこ
とができ、全体の大きさが従来のレセプタクルに比較し
てやや大きくなるが、その分だけ強度が増して堅固にな
る。なお、挿入された雄コネクタは浮上防止プレートに
より安定し、FPCは雄コネクタに続く部分がゴムクッシ
ョンにより押圧されて移動することがない。さらに、各
プローブピン自身にもスプリングが内蔵されているの
で、雄コネクタの各端子が迎え半田などにより若干の凹
凸があっても、それぞれが完全に接触するものである。
[実施例] 第1図(a),(b)および(c)は、この考案によ
るFPCのクリップ式レセプタクルに対する一実施例の構
造を示すもので、図(a)および(b)において、クリ
ップ式レセプタクル4は、上側レバー41と下側レバー42
が結合ピン43により可動結合され、スプリング44による
先端部が閉じる。手動により先端部を開いてFPC2の先端
の雄コネクタ21が挿入される。上側レバー41に対して、
雄コネクタ21の各端子に対応する位置にプローブピン45
がジグザグの千鳥状に配設され、各プローブピン45の上
部に機器に対するケーブル芯線5が半田付けされる。次
に上下のレバー41,42の図示の位置に、挿入された雄コ
ネクタ21を押圧するゴムクッション46、および雄コネク
タ21の浮上を防止するプレート47をそれぞれ設ける。上
下レバー41,42、各プローブピン45などの動作は前記の
通りである。図(c)は、プローブピン45の詳細図で、
小さい直径のシリンダ451の内部にスプリング452により
下方に付勢された作動ピン453があり、その先端が相手
の端子に対してスプリング452により圧力接触するもの
で、プリント基板検査装置などに使用されているもので
ある。
るFPCのクリップ式レセプタクルに対する一実施例の構
造を示すもので、図(a)および(b)において、クリ
ップ式レセプタクル4は、上側レバー41と下側レバー42
が結合ピン43により可動結合され、スプリング44による
先端部が閉じる。手動により先端部を開いてFPC2の先端
の雄コネクタ21が挿入される。上側レバー41に対して、
雄コネクタ21の各端子に対応する位置にプローブピン45
がジグザグの千鳥状に配設され、各プローブピン45の上
部に機器に対するケーブル芯線5が半田付けされる。次
に上下のレバー41,42の図示の位置に、挿入された雄コ
ネクタ21を押圧するゴムクッション46、および雄コネク
タ21の浮上を防止するプレート47をそれぞれ設ける。上
下レバー41,42、各プローブピン45などの動作は前記の
通りである。図(c)は、プローブピン45の詳細図で、
小さい直径のシリンダ451の内部にスプリング452により
下方に付勢された作動ピン453があり、その先端が相手
の端子に対してスプリング452により圧力接触するもの
で、プリント基板検査装置などに使用されているもので
ある。
[考案の効果] 以上の説明により明らかなように、この考案によるFP
Cのクリップ式レセプタクルは、プローブピンが千鳥状
のジグザグに配列され、その間隔が従来のレセプタクル
の溝間隔に比較して約2倍となって強度が増加されてい
る。またゴムクッションと浮上防止プレートにより、挿
入されたFPCとその雄コネクタが確実に保持され、プロ
ーブピンのスプリングにより、雄コネクタの各端子に若
干の凹凸があっても各プローブピンの先端が完全に圧力
接触する。さらに、取り扱いは通常のクリップと同様に
手動により開閉して操作する簡易なもので、多数の被検
査物を検査する各種の検査装置のFPCに対して、耐久性
が優れ、かつ取り扱いが簡易なレセプタクルを提供する
効果が大きい。
Cのクリップ式レセプタクルは、プローブピンが千鳥状
のジグザグに配列され、その間隔が従来のレセプタクル
の溝間隔に比較して約2倍となって強度が増加されてい
る。またゴムクッションと浮上防止プレートにより、挿
入されたFPCとその雄コネクタが確実に保持され、プロ
ーブピンのスプリングにより、雄コネクタの各端子に若
干の凹凸があっても各プローブピンの先端が完全に圧力
接触する。さらに、取り扱いは通常のクリップと同様に
手動により開閉して操作する簡易なもので、多数の被検
査物を検査する各種の検査装置のFPCに対して、耐久性
が優れ、かつ取り扱いが簡易なレセプタクルを提供する
効果が大きい。
第1図(a),(b)および(c)は、この考案による
FPCのクリップ式レセプタクルの実施例における構造
図、第2図は、FPCに対する通常の接続コネクタの説明
図、第3図(a)および(b)は、FPCに対する通常の
雌コネクタ(レセプタクル)の構造図である。 1,1′……電子機器、2……フレキシブルプリント配線
基板(FPC)、21……雄コネクタ、3……雌コネクタ
(レセプタクル)、31……内装部、32……溝、33……ば
ね、34……外装部、341……突起部、35……ストッパ、
4……クリップ式レセプタクル、41……上側レバー、42
……下側レバー、43……結合ピン、44……スプリング、
45……プローブピン、451……シリンダ、452……スプリ
ング、453……作動ピン、46……ゴムクッション、47…
…浮上防止プレート。
FPCのクリップ式レセプタクルの実施例における構造
図、第2図は、FPCに対する通常の接続コネクタの説明
図、第3図(a)および(b)は、FPCに対する通常の
雌コネクタ(レセプタクル)の構造図である。 1,1′……電子機器、2……フレキシブルプリント配線
基板(FPC)、21……雄コネクタ、3……雌コネクタ
(レセプタクル)、31……内装部、32……溝、33……ば
ね、34……外装部、341……突起部、35……ストッパ、
4……クリップ式レセプタクル、41……上側レバー、42
……下側レバー、43……結合ピン、44……スプリング、
45……プローブピン、451……シリンダ、452……スプリ
ング、453……作動ピン、46……ゴムクッション、47…
…浮上防止プレート。
Claims (1)
- 【請求項1】スプリングにより先端部が閉じ、該スプリ
ングに抗して該先端部を開いて、FPCの先端に設けられ
た雄コネクタを挿入できる上下2個のレバーよりなり、
上側の該レバーの、上記挿入された雄コネクタの各端子
に対応する位置に、スプリングを内蔵したプローブピン
をジグザグに千鳥状に配設し、上記先端部における上下
のレバーの間に、挿入されたFPCを押圧するゴムクッシ
ョン、および上記雄コネクタの浮上を防止するプレート
をそれぞれ設けたことを特徴とする、FPCのクリップ式
レセプタクル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989113991U JP2505430Y2 (ja) | 1989-09-28 | 1989-09-28 | Fpcのクリップ式レセプタクル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989113991U JP2505430Y2 (ja) | 1989-09-28 | 1989-09-28 | Fpcのクリップ式レセプタクル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0352683U JPH0352683U (ja) | 1991-05-22 |
JP2505430Y2 true JP2505430Y2 (ja) | 1996-07-31 |
Family
ID=31662381
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1989113991U Expired - Lifetime JP2505430Y2 (ja) | 1989-09-28 | 1989-09-28 | Fpcのクリップ式レセプタクル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2505430Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102632052B1 (ko) * | 2023-07-25 | 2024-02-01 | (주)에프에이솔루션 | 전기제품 테스트장비용 전원공급장치 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4514127B2 (ja) * | 2004-10-01 | 2010-07-28 | 株式会社エンプラス | 電気部品用ソケット |
-
1989
- 1989-09-28 JP JP1989113991U patent/JP2505430Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102632052B1 (ko) * | 2023-07-25 | 2024-02-01 | (주)에프에이솔루션 | 전기제품 테스트장비용 전원공급장치 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0352683U (ja) | 1991-05-22 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |