JP2504914Y2 - 電磁開閉器 - Google Patents
電磁開閉器Info
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- JP2504914Y2 JP2504914Y2 JP1988138277U JP13827788U JP2504914Y2 JP 2504914 Y2 JP2504914 Y2 JP 2504914Y2 JP 1988138277 U JP1988138277 U JP 1988138277U JP 13827788 U JP13827788 U JP 13827788U JP 2504914 Y2 JP2504914 Y2 JP 2504914Y2
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Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、電磁開閉器に係り、特に、固定接触子の
改善に関するものである。
改善に関するものである。
第5図は従来の電磁開閉器の平面図、第6図は第5図
に示す固定接触子取付部分Cの拡大図、第7図は固定接
触子と可動接触子の関係を示す斜視図である。各図にお
いて、(1)は第5図の横方向に間隔をあけて配置され
た固定接触子であり、第7図に示すように電源側と負荷
側で一対となっている。(1a)は固定接触子(1)のネ
ジ端子面、(1b)は固定接触子(1)の接点取付面、
(1c)は接点取付面(1b)の下部に取付られた接点、
(2)は固定接触子(1)を取付ける樹脂製カバー、
(3)はカバー(2)の内部に収納され、第5図におい
て矢印の方向(左右)に摺動するクロスバー、(4)は
固定接触子(1)の端子ネジ、(5)は一対の固定接触
子(1)の接点(1c)部に対向配置され、クロスバー
(3)に取付けられた可動接触子、(6)は固定接触子
(1)と可動接触子(5)の接点間に接触圧力を与える
ための押バネ、(7)は可動接触子(5)と押バネ
(6)の間に介在するバネ受け、(8)は電磁開閉器の
駆動部を収納し、電磁開閉器を制御盤に取付ける取付台
である。
に示す固定接触子取付部分Cの拡大図、第7図は固定接
触子と可動接触子の関係を示す斜視図である。各図にお
いて、(1)は第5図の横方向に間隔をあけて配置され
た固定接触子であり、第7図に示すように電源側と負荷
側で一対となっている。(1a)は固定接触子(1)のネ
ジ端子面、(1b)は固定接触子(1)の接点取付面、
(1c)は接点取付面(1b)の下部に取付られた接点、
(2)は固定接触子(1)を取付ける樹脂製カバー、
(3)はカバー(2)の内部に収納され、第5図におい
て矢印の方向(左右)に摺動するクロスバー、(4)は
固定接触子(1)の端子ネジ、(5)は一対の固定接触
子(1)の接点(1c)部に対向配置され、クロスバー
(3)に取付けられた可動接触子、(6)は固定接触子
(1)と可動接触子(5)の接点間に接触圧力を与える
ための押バネ、(7)は可動接触子(5)と押バネ
(6)の間に介在するバネ受け、(8)は電磁開閉器の
駆動部を収納し、電磁開閉器を制御盤に取付ける取付台
である。
次に動作について説明する。
第5図に示すようにクロスバー(3)が左右方向へ摺
動し、クロスバー(3)の摺動方向へ固定接触子(1)
が配列された電磁開閉器においては、固定接触子(1)
は第7図の状態を常閉接点とすると、第7図の状態から
180°向きをかえることにより常開接点として使用可能
になる。
動し、クロスバー(3)の摺動方向へ固定接触子(1)
が配列された電磁開閉器においては、固定接触子(1)
は第7図の状態を常閉接点とすると、第7図の状態から
180°向きをかえることにより常開接点として使用可能
になる。
組立時、固定接触子(1)は第5図におけるカバー
(2)の上部より常閉接点又は常開接点の必要に応じ、
固定接触子(1)の向きを変えて挿入される。可動接触
子(5)は上記の固定接触子(1)の向きに対応して、
クロスバー(3)の常閉接点又は常開接点の位置に取付
けられ、カバー(2)の中へ収納される。この再、固定
接触子(1)は第6図に示すようにネジ端子面(1a)の
側面部を残して、他の部分はすべてカバー(2)内へ挿
入される。
(2)の上部より常閉接点又は常開接点の必要に応じ、
固定接触子(1)の向きを変えて挿入される。可動接触
子(5)は上記の固定接触子(1)の向きに対応して、
クロスバー(3)の常閉接点又は常開接点の位置に取付
けられ、カバー(2)の中へ収納される。この再、固定
接触子(1)は第6図に示すようにネジ端子面(1a)の
側面部を残して、他の部分はすべてカバー(2)内へ挿
入される。
従来の電磁開閉器は以上のように構成されているの
で、電磁開閉器の組立後に外部から、固定接触子(1)
と可動接触子(5)の接点構成、つまり常閉接点である
か又は常開接点であるかを判別することができず、誤組
立てや誤配線を招くし、さらに、固定接触子(1)に
は、接点取付面(1b)の下部に取付られた接点(1c)を
備えているので、電磁開閉器の寸法が高さ方向に大きく
なるという問題点があった。なお、実公昭49-41168号公
報及び特公昭59-8969号公報に開示された固定接触子は
略コの字状に形成され、この略コの字状の垂直辺に切り
欠き又は透孔を設けると共に、上記略コの字状の両内面
によって固定接触子を固定しているので、この固定接触
子の形状及び固定手段に基づいて電磁開閉器の高さ寸法
が大きくなっていた。
で、電磁開閉器の組立後に外部から、固定接触子(1)
と可動接触子(5)の接点構成、つまり常閉接点である
か又は常開接点であるかを判別することができず、誤組
立てや誤配線を招くし、さらに、固定接触子(1)に
は、接点取付面(1b)の下部に取付られた接点(1c)を
備えているので、電磁開閉器の寸法が高さ方向に大きく
なるという問題点があった。なお、実公昭49-41168号公
報及び特公昭59-8969号公報に開示された固定接触子は
略コの字状に形成され、この略コの字状の垂直辺に切り
欠き又は透孔を設けると共に、上記略コの字状の両内面
によって固定接触子を固定しているので、この固定接触
子の形状及び固定手段に基づいて電磁開閉器の高さ寸法
が大きくなっていた。
この考案は、上記のような問題点を解決するためにな
されたもので、接点構成が外部から判別することができ
ると共に、この判別手段を設けることによって電磁開閉
器の高さ方向の寸法が大きくならない電磁開閉器を得る
ことを目的とする。
されたもので、接点構成が外部から判別することができ
ると共に、この判別手段を設けることによって電磁開閉
器の高さ方向の寸法が大きくならない電磁開閉器を得る
ことを目的とする。
この考案に係る電磁開閉器は、可動接触子を保持する
クロスバーと、クロスバーの摺動方向と同一方向に接点
を有する接点取付面及びこの接点取付面に対して直角に
端子ネジを螺号するネジ端子面を設け、このネジ端子面
及び接点取付面に対して直角に略L字形状の表示突起を
設けると共に、接点取付面及び表示突起が端子ネジのネ
ジ部を覆うように形成された第一の固定接触子と、第一
の固定接触子と左右対称の形状に形成された第二の固定
接触子と、第一及び第二の固定接触子の接点と可動接触
子の接点とから成る二つの常閉接点または常開接点と、
第一及び第二の固定接触子を取付けるカバーと、カバー
には第一及び第二の固定接触子の略L字形状の表示突起
が常閉接点を構成する第一の位置及びこの第一の位置か
ら180°回して常開接点を構成する第二の位置の双方に
おいて嵌合する略逆T字状の溝とを備え、常閉接点は、
第一の位置で表示突起を略逆T字状の溝に嵌合すると共
に、第一及び第二の固定接触子の接点取付面に可動接触
子の接点が接触するように対向配置して形成され、常開
接点は、第二の位置で略逆T字状の溝に嵌合すると共
に、第一及び第二の固定接触子の接点取付面が可動接触
子の接点と開離するように対向配置して形成され、第一
の位置または第二の位置で、第一及び第二の固定接触子
のネジ端子面及び表示突起によってカバーに第一及び第
二の固定接触子を固定するように構成したものである。
クロスバーと、クロスバーの摺動方向と同一方向に接点
を有する接点取付面及びこの接点取付面に対して直角に
端子ネジを螺号するネジ端子面を設け、このネジ端子面
及び接点取付面に対して直角に略L字形状の表示突起を
設けると共に、接点取付面及び表示突起が端子ネジのネ
ジ部を覆うように形成された第一の固定接触子と、第一
の固定接触子と左右対称の形状に形成された第二の固定
接触子と、第一及び第二の固定接触子の接点と可動接触
子の接点とから成る二つの常閉接点または常開接点と、
第一及び第二の固定接触子を取付けるカバーと、カバー
には第一及び第二の固定接触子の略L字形状の表示突起
が常閉接点を構成する第一の位置及びこの第一の位置か
ら180°回して常開接点を構成する第二の位置の双方に
おいて嵌合する略逆T字状の溝とを備え、常閉接点は、
第一の位置で表示突起を略逆T字状の溝に嵌合すると共
に、第一及び第二の固定接触子の接点取付面に可動接触
子の接点が接触するように対向配置して形成され、常開
接点は、第二の位置で略逆T字状の溝に嵌合すると共
に、第一及び第二の固定接触子の接点取付面が可動接触
子の接点と開離するように対向配置して形成され、第一
の位置または第二の位置で、第一及び第二の固定接触子
のネジ端子面及び表示突起によってカバーに第一及び第
二の固定接触子を固定するように構成したものである。
この考案において、常閉接点を構成する第一の位置又
はこの第一の位置から180°回して常開接点を構成する
第二の位置で、略L字形状の表示突起が略逆T字状の溝
に嵌合され、この表示突起の向きが第一の位置と第二の
位置とでは相反する。さらに、端子ネジのネジ部を接点
取付面及び表示突起が覆い、ネジ端子面及び表示突起に
よってカバーの固定接触子が固定されるので、固定接触
子の高さが抑制される。
はこの第一の位置から180°回して常開接点を構成する
第二の位置で、略L字形状の表示突起が略逆T字状の溝
に嵌合され、この表示突起の向きが第一の位置と第二の
位置とでは相反する。さらに、端子ネジのネジ部を接点
取付面及び表示突起が覆い、ネジ端子面及び表示突起に
よってカバーの固定接触子が固定されるので、固定接触
子の高さが抑制される。
以下、この考案の一実施例を図について説明する。第
1図は電磁開閉器の平面図、第2図は第1図に示す固定
接触子取付部分Aの拡大図、第3図は第1図のB−B断
面図、第4図は固定接触子と可動接触子の関係を示す斜
視図である。図において、(1)は第1図の横方向に間
隔をあけて配置された固定接触子であり、第4図に示す
ように第一の固定接触子としての負荷側の固定接触子
と、第二の固定接触子としての電源側の固定接触子とで
一対を成す。(1a)は固定接触子のネジ端子面、(1b)
はネジ端子面(1a)から直角に折り曲げられた接点取付
面、(1c)は接点取付面(1b)に固定された接点、(1
d)はネジ端子面(1a)と接点取付面(1b)の両方と直
角になるようにネジ端子面(1a)より折り曲げられ、第
2図において固定接触子(1)の上方向と奥行き方向を
固定するL字形状の表示突起、この表示突起(1d)と接
点取付面(1b)とによってネジ端子面(1a)に螺号され
た端子ネジ(4)のネジ部を覆うように形成されてい
る。(2)は固定接触子(1)を固定する樹脂製のカバ
ー、(2a)はL字形状の表示突起(1d)を常閉接点を構
成する位置(第一の位置)とこの位置から180°固定接
触子を回して常開接点を構成する位置(第二の位置)と
の双方のいづれでも嵌合できるように形成された略逆T
字状の溝、(3)はカバー(2)内部に収納され、第1
図において矢印方向(左右)に摺動するクロスバー、
(4)は固定接触子(1)に外部リード(図示せず)を
固定する端子ネジ、(5)は一対の固定接触子(1)の
接点(1c)部と対向するように配置され、クロスバー
(3)に取付けられた可動接触子、(6)は固定接触子
(1)と可動接触子(5)の接点間に接触圧力を与える
ための押バネ、(7)は可動接触子(5)と押バネ
(6)の間に介在するバネ受け、(8)は電磁開閉器の
駆動部を収納し、電磁開閉器を制御盤に取付ける取付台
である。
1図は電磁開閉器の平面図、第2図は第1図に示す固定
接触子取付部分Aの拡大図、第3図は第1図のB−B断
面図、第4図は固定接触子と可動接触子の関係を示す斜
視図である。図において、(1)は第1図の横方向に間
隔をあけて配置された固定接触子であり、第4図に示す
ように第一の固定接触子としての負荷側の固定接触子
と、第二の固定接触子としての電源側の固定接触子とで
一対を成す。(1a)は固定接触子のネジ端子面、(1b)
はネジ端子面(1a)から直角に折り曲げられた接点取付
面、(1c)は接点取付面(1b)に固定された接点、(1
d)はネジ端子面(1a)と接点取付面(1b)の両方と直
角になるようにネジ端子面(1a)より折り曲げられ、第
2図において固定接触子(1)の上方向と奥行き方向を
固定するL字形状の表示突起、この表示突起(1d)と接
点取付面(1b)とによってネジ端子面(1a)に螺号され
た端子ネジ(4)のネジ部を覆うように形成されてい
る。(2)は固定接触子(1)を固定する樹脂製のカバ
ー、(2a)はL字形状の表示突起(1d)を常閉接点を構
成する位置(第一の位置)とこの位置から180°固定接
触子を回して常開接点を構成する位置(第二の位置)と
の双方のいづれでも嵌合できるように形成された略逆T
字状の溝、(3)はカバー(2)内部に収納され、第1
図において矢印方向(左右)に摺動するクロスバー、
(4)は固定接触子(1)に外部リード(図示せず)を
固定する端子ネジ、(5)は一対の固定接触子(1)の
接点(1c)部と対向するように配置され、クロスバー
(3)に取付けられた可動接触子、(6)は固定接触子
(1)と可動接触子(5)の接点間に接触圧力を与える
ための押バネ、(7)は可動接触子(5)と押バネ
(6)の間に介在するバネ受け、(8)は電磁開閉器の
駆動部を収納し、電磁開閉器を制御盤に取付ける取付台
である。
上記による電磁開閉器の組立てでは、固定接触子
(1)は第3図において上方向から接点取付面(1b)の
み斜線部で示されるカバー(2)内側へ挿入され、さら
にネジ端子面(1a)も含めて横方向へ押込まれる。可動
接触子(5)は押バネ(6)とバネ受け(7)とともに
クロスバー(3)へ組立てられ、クロスバー(3)はカ
バー(2)の内側へ収納され、固定接触子(1)の接点
(1c)と可動接触子(5)の接点が向かいあうように配
置される。固定接触子(1)とカバー(2)を組立てた
状態では、第3図のネジ端子面(1a)の上下と接点取付
面(1b)の下部がカバー(2)により固定され、さらに
L字形状の表示突起(1d)が逆T字形溝(2a)に押し込
まれ固定される。
(1)は第3図において上方向から接点取付面(1b)の
み斜線部で示されるカバー(2)内側へ挿入され、さら
にネジ端子面(1a)も含めて横方向へ押込まれる。可動
接触子(5)は押バネ(6)とバネ受け(7)とともに
クロスバー(3)へ組立てられ、クロスバー(3)はカ
バー(2)の内側へ収納され、固定接触子(1)の接点
(1c)と可動接触子(5)の接点が向かいあうように配
置される。固定接触子(1)とカバー(2)を組立てた
状態では、第3図のネジ端子面(1a)の上下と接点取付
面(1b)の下部がカバー(2)により固定され、さらに
L字形状の表示突起(1d)が逆T字形溝(2a)に押し込
まれ固定される。
このとき、第4図に示す固定接触子(1)の接点取付
面(1b)と可動接触子(5)の接点が接触し、固定接触
子(1)は可動接触子(5)をはさんで対称な位置関係
及び形状となる。ここで、第4図に示す常閉接点から常
開接点に換える場合には、一対の固定接触子(1)のそ
れぞれを180°回して表示突起(1d)の向きを換え(第
二の位置)、固定接触子(1)の接点取付面(1b)と可
動接触子(5)の接点が開離し、そのままの状態で電源
側と負荷側を入れ換えて組立てればよい。
面(1b)と可動接触子(5)の接点が接触し、固定接触
子(1)は可動接触子(5)をはさんで対称な位置関係
及び形状となる。ここで、第4図に示す常閉接点から常
開接点に換える場合には、一対の固定接触子(1)のそ
れぞれを180°回して表示突起(1d)の向きを換え(第
二の位置)、固定接触子(1)の接点取付面(1b)と可
動接触子(5)の接点が開離し、そのままの状態で電源
側と負荷側を入れ換えて組立てればよい。
以上のようにして固定接触子(1)を組立てて第2図
に示すように端子ネジ(4)を締めた時では、カバー
(2)の外部からはネジ端子面(1a)の側面部の一部と
L字形状の表示突起(1d)を目視することができる。し
たがって、このL字形状の表示突起(1d)の向きが常閉
接点の場合と常開接点の場合では逆となるため、外部か
ら接点構成を判別することができるのである。ところ
で、第2図を常閉接点の状態とすれば、第1図に示す電
磁開閉器は三つの常開接点と一つの常開接点の構成とな
っている。
に示すように端子ネジ(4)を締めた時では、カバー
(2)の外部からはネジ端子面(1a)の側面部の一部と
L字形状の表示突起(1d)を目視することができる。し
たがって、このL字形状の表示突起(1d)の向きが常閉
接点の場合と常開接点の場合では逆となるため、外部か
ら接点構成を判別することができるのである。ところ
で、第2図を常閉接点の状態とすれば、第1図に示す電
磁開閉器は三つの常開接点と一つの常開接点の構成とな
っている。
なお、第1図は一例として三相用の電磁開閉器の補助
接点と操作コイル(図示せず)用のコイル端子(右端
部)が設けられた場合を示したものである。
接点と操作コイル(図示せず)用のコイル端子(右端
部)が設けられた場合を示したものである。
以上のようにこの考案によれば、可動接触子を保持す
るクロスバーと、クロスバーの摺動方向と同一方向に接
点を有する接点取付面及びこの接点取付面に対して直角
に端子ネジを螺号するネジ端子面を設け、このネジ端子
面及び接点取付面に対して直角に略L字形状の表示突起
を設けると共に、接点取付面及び表示突起が端子ネジを
覆うように形成された第一の固定接触子と、第一の固定
接触子と左右対称の形状に形成された第二の固定接触子
と、第一および第二の固定接触子の接点と可動接触子の
接点とから成る二つの常閉接点または常開接点と、第一
および第二の固定接触子を取付けるカバーと、カバーに
は第一および第二の固定接触子の略L字形状の表示突起
が常閉接点を構成する第一の位置及びこの第一の位置か
ら180°回した常開接点を構成する第二の位置の双方に
おいて嵌合する略逆T字状の溝とを備え、常閉接点は、
第一の位置で表示突起を略逆T字状の溝に嵌合すると共
に、第一及び第二の固定接触子の接点取付面に可動接触
子の接点が接触するように対向配置して形成され、常開
接点は、第二の位置で略逆T字状の溝に嵌合すると共
に、接点取付面が可動接触子の接点と開離するように対
向配置して形成され、第一の位置または第二の位置で、
第一および第二の固定接触子のネジ端子面および表示突
起によってカバーに第一および第二の固定接触子を固定
するように構成したので、接点構成が外部から判別する
ことができると共に、電磁開閉器の高さ方向の寸法を小
さくする電磁開閉器を得るという効果がある。
るクロスバーと、クロスバーの摺動方向と同一方向に接
点を有する接点取付面及びこの接点取付面に対して直角
に端子ネジを螺号するネジ端子面を設け、このネジ端子
面及び接点取付面に対して直角に略L字形状の表示突起
を設けると共に、接点取付面及び表示突起が端子ネジを
覆うように形成された第一の固定接触子と、第一の固定
接触子と左右対称の形状に形成された第二の固定接触子
と、第一および第二の固定接触子の接点と可動接触子の
接点とから成る二つの常閉接点または常開接点と、第一
および第二の固定接触子を取付けるカバーと、カバーに
は第一および第二の固定接触子の略L字形状の表示突起
が常閉接点を構成する第一の位置及びこの第一の位置か
ら180°回した常開接点を構成する第二の位置の双方に
おいて嵌合する略逆T字状の溝とを備え、常閉接点は、
第一の位置で表示突起を略逆T字状の溝に嵌合すると共
に、第一及び第二の固定接触子の接点取付面に可動接触
子の接点が接触するように対向配置して形成され、常開
接点は、第二の位置で略逆T字状の溝に嵌合すると共
に、接点取付面が可動接触子の接点と開離するように対
向配置して形成され、第一の位置または第二の位置で、
第一および第二の固定接触子のネジ端子面および表示突
起によってカバーに第一および第二の固定接触子を固定
するように構成したので、接点構成が外部から判別する
ことができると共に、電磁開閉器の高さ方向の寸法を小
さくする電磁開閉器を得るという効果がある。
第1図はこの考案の一実施による電磁開閉器を示す平面
図、第2図は第1図に示す固定接触子取付部分Aの拡大
図、第3図は第1図に示すB−B断面図、第4図はこの
考案による固定接触子の関係を示す斜視図、第5図は従
来の電磁開閉器を示す平面図、第6図は第5図に示す固
定接触子取付部分Cの拡大図、第7図は従来の固定接触
子と可動接触子の関係を示す斜視図である。 図において、(1)は固定接触子、(1b)は固定接触子
の接点取付面、(1d)は固定接触子の表示突起、(2)
はカバー、(2a)はカバーの逆T字形みぞ、(3)はク
ロスバー、(5)は可動接触子である。 なお、図中、同一符号は同一、または相当部分を示す。
図、第2図は第1図に示す固定接触子取付部分Aの拡大
図、第3図は第1図に示すB−B断面図、第4図はこの
考案による固定接触子の関係を示す斜視図、第5図は従
来の電磁開閉器を示す平面図、第6図は第5図に示す固
定接触子取付部分Cの拡大図、第7図は従来の固定接触
子と可動接触子の関係を示す斜視図である。 図において、(1)は固定接触子、(1b)は固定接触子
の接点取付面、(1d)は固定接触子の表示突起、(2)
はカバー、(2a)はカバーの逆T字形みぞ、(3)はク
ロスバー、(5)は可動接触子である。 なお、図中、同一符号は同一、または相当部分を示す。
Claims (1)
- 【請求項1】可動接触子を保持するクロスバーと、上記
クロスバーの摺動方向と同一方向に接点を有する接点取
付面及びこの接点取付面に対して直角に端子ネジを螺号
するネジ端子面を設け、このネジ端子面及び上記接点取
付面に対して直角に略L字形状の表示突起を設けると共
に、上記接点取付面及び上記表示突起が上記端子ネジの
ネジ部を覆うように形成された第一の固定接触子と、上
記第一の固定接触子と左右対称の形状に形成された第二
の固定接触子と、上記第一及び第二の固定接触子の接点
と上記可動接触子の接点とから成る二つの常閉接点また
は常開接点と、上記第一及び第二の固定接触子を取付け
るカバーと、上記カバーには上記第一及び第二の固定接
触子の上記略L字形状の表示突起が上記常閉接点を構成
する第一の位置及びこの第一の位置から180°回して上
記常開接点を構成する第二の位置の双方において嵌合す
る略逆T字状の溝とを備え、 上記常閉接点は、上記第一の位置で表示突起を略逆T字
状の溝に嵌合すると共に、上記第一及び第二の固定接触
子の接点取付面に上記可動接触子の接点が接触するよう
に対向配置して形成され、 上記常開接点は、上記第二の位置で略逆T字状の溝に嵌
合すると共に、上記第一及び第二の固定接触子の上記接
点取付面が上記可動接触子の接点と開離するように対向
配置して形成され、 上記第一の位置または上記第二の位置で、上記第一及び
第二の固定接触子の上記ネジ端子面及び上記表示突起に
よって上記カバーに上記第一及び第二の固定接触子を固
定するように構成したことを特徴とする電磁開閉器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988138277U JP2504914Y2 (ja) | 1988-10-24 | 1988-10-24 | 電磁開閉器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988138277U JP2504914Y2 (ja) | 1988-10-24 | 1988-10-24 | 電磁開閉器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH0259546U JPH0259546U (ja) | 1990-05-01 |
JP2504914Y2 true JP2504914Y2 (ja) | 1996-07-24 |
Family
ID=31400468
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1988138277U Expired - Lifetime JP2504914Y2 (ja) | 1988-10-24 | 1988-10-24 | 電磁開閉器 |
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JP (1) | JP2504914Y2 (ja) |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS4941168U (ja) * | 1972-07-11 | 1974-04-11 | ||
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JPS568969A (en) * | 1980-02-23 | 1981-01-29 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Solid-state image pickup unit |
-
1988
- 1988-10-24 JP JP1988138277U patent/JP2504914Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0259546U (ja) | 1990-05-01 |
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