JP2504775Y2 - 画像形成装置の排気装置 - Google Patents

画像形成装置の排気装置

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JP2504775Y2 JP1988153435U JP15343588U JP2504775Y2 JP 2504775 Y2 JP2504775 Y2 JP 2504775Y2 JP 1988153435 U JP1988153435 U JP 1988153435U JP 15343588 U JP15343588 U JP 15343588U JP 2504775 Y2 JP2504775 Y2 JP 2504775Y2
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康喜 山口
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【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、像担持体を含む画像形成部と熱定着部とを
備えた、電子写真装置、プリンタ、複写機等の画像形成
装置に適用するに好適な画像形成装置の排気装置に関す
る。
[従来の技術] 画像形成装置は、第4図に示すように、装置本体2内
に、像担持体3に静電潜像を形成すると共に用紙に画像
を転写する画像形成部2Aと、この画像形成部2Aに用紙を
1枚づつ供給する給紙部2Dと、画像形成部2Aによって画
像が転写された用紙上のトナー像を熱定着する熱定着部
2Bと、この熱定着部2Bによって画像が定着された用紙を
トレイ11に排出する排紙部2C等より構成されている。
ここで、画像形成部2Aは、像担持体3を帯電させる帯
電器4、この帯電器4によって帯電された担持体3の周
囲にレーザビームを画像情報に従って照射し静電潜像を
形成する光学装置2E、担持体3に形成された静電潜像に
トナーを付着させて可視像を形成するトナー像を用紙に
転写させる転写器6等によって形成される。また、給紙
部2Dは、カセット20A、20B及び給紙ローラ50A、50B等を
含み形成されている。
ところで、この種の画像形成装置1においては、作動
中、熱定着部2B等からの発熱によって、装置本体内の温
度が上昇する。そのため、印刷品質の維持向上のために
は、装置本体内の温度上昇を抑えることが必要である。
また、作動中、帯電器4や転写器6からオゾンが発生す
ることもあるので、この点からも換気が必要となる。
そこで、従来、一般的には装置本体2の側面に排気孔
70Aを設けると共にファンを設けて、熱等をファンによ
って排気孔70Aより一方向に排気していた。
[考案が解決しようとする課題] しかし、このような排気孔70Aおよびファン等からな
る排気装置では、排気が排気孔70Aを介して水平一方向
に流出する。また、画像形成装置1周囲の広い範囲に拡
散しやすくなる。そのため、排気が直接人体に触れてそ
の風圧等によってオペレータに不快感を与える場合が多
くなる。
一方、この不都合を解消するために、排気装置の向き
を考慮して画像形成装置を設置した場合には、排気孔70
Aが部屋の壁や他のOA機器に向き合うことが多く、これ
等が排気の障害となって排気効率が低下する事態を招
く。
本考案の目的は、このような問題点を除去するもの
で、排気孔から流出した空気の進路をドライバー等の工
具を用いることなく自由にかつ迅速に変更することがで
きる画像形成装置の排気装置を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 本考案は、像担持体に静電潜像を形成するとともに用
紙に画像を転写する画像形成部と、この画像形成部によ
って画像が転写された用紙上のトナー像を熱定着する熱
定着部とを装置本体内に有する画像形成装置において、
装置本体に、円形状の排気孔を形成するとともに装置本
体内の空気を排気孔から排気するファンを設け、更に、
前記装置本体の排気孔に、有底筒体でかつ周面にスリッ
トを有する風向変更部材をその底部が装置本体外でかつ
該排気孔と対向するように当該有底筒体の円形状の係合
面を介して回転自在に取付け、該風向変更部材に、装置
本体の内面と当接係合して当該風向変更部材を回転方向
に案内可能かつ当該内面との間に発生した摩擦力を利用
して回転方向の任意位置で係止可能な係止部を設けたこ
とを特徴とする。
[作用] 上記構成による本考案では、ファンによって排気孔か
ら排出された装置本体内の空気は、風向変更部材の底部
にその進路を遮られてスリットを介して進路を所定方向
に変更する形で排出される。
ここで、風向変更部材を、手で持って、係止部と装置
本体内面との間に生じた摩擦力に抗しつつ回転させるこ
とにより、スリットの向きを変えて排気方向を自由に変
更できる。
[実施例] 以下、本考案の実施例を図面に基づき説明する。
第1図は本排気装置を画像形成装置本体の背面に装着
する様子を示す図、第2図は装置本体の上面に装着した
様子を示す図である。
なお、画像形成装置自体は前記第4図に示した従来構
造と同一であるのでその説明を省略する。
本考案による排気装置60は、第1図に示すように、排
気孔70、装置本体2内の空気を排気孔70を介して排気す
るためのファン80及び排気孔70から排気された空気の進
路を変更する風向変更部材90等より形成されている。
即ち、排気孔70は、本体2の背面2bに円形状に貫通穿
設されており、排気孔70の周面には、風向変更部材90を
装着するための切欠71が所定ピッチ間隔で穿設されてい
る。
また、ファン80は排気孔70に対応する形で装置本体2
内に設けられている。
また、装置本体2には、有底円筒体でかつ周面92にス
リット93を有する風向変更部材90が、その底部94を装置
本体2外でかつ排気孔70に対向するように、当該有底円
筒体の開口側端部の円周面(係合面)を介して装置本体
2に設けられており、矢印A,B方向に回転自在である。
風向変更部材90の底部94の内面(図示せず)は平面状に
形成されており、更にスリット93は、風向変更部材90の
周面92の一部分(以下、排出部92aと称する。)該部材9
0の軸心に対して平行にかつ直線状に設けられている。
更に、風向変更部材90には、該部材90を装置本体2に取
付けるための取付用凸部95が複数個、底部94と反対側に
突出する形で形成されている。
各凸部95の先端には、係止部としてのフック95aが形
成されており、風向変更部材90を、装置本体2外の背面
2bに取付ける場合には、取付用凸部95を各排気孔70の切
欠71を通過させる形で本体2に挿入し、更に部材90を矢
印A又はB方向に回転させる。すると、取付用凸部95の
フック95aが背面2bの裏側部分(図示せず)と当接係合
して当該風向変更部材90を回転方向(A又はB方向)に
案内可能かつ当該裏側部分(内面部分)との間に発生し
た摩擦力によって風向変更部材90が回転方向の任意位置
で装置本体2に確実に係止される。
次に、実施例の作用を説明する。
装置本体2内の空気を排気するために、ファン80を回
転駆動すると、空気が排気孔70から水平方向に流出し
て、装置本体2に装着された風向変更部材90内に流入す
る。すると、流入した空気は、第1図に示す底部94の内
面によって進路を遮られ、スリット93を介して向きを所
定方向(本実施例においては垂直な所定方向)に変えて
排出される。
なお、この際、風向変更部材90の取付用凸部95のフッ
ク95aが装置本体2の背面2bの裏側部分と当接係合して
いるので、該部材90の底部94に空気が当っても装置本体
2から抜けるようなことはない。
排気方向を変える場合には、風向変更部材90を手で持
ってフック95aと背面2bの裏側部分との間に生じた摩擦
力に抗しつつ矢印A又はB方向に回転させて、スリット
93の位置を調整する。なお、この際、風向変更部材90の
係合面は円形状に形成されているので円滑に回転し、ス
リット93の位置を迅速かつ容易に調整することができ
る。
しかして、この実施例によれば、風向変更部材90のス
リットの位置を調整して垂直な所定方向(例えば画像形
成装置1が設置された部屋の床面方向等)に排気するこ
とができるので、排気が直接人体に触れることがほとん
どなくなり、オペレータは快適に画像形成装置1を操作
することができる。
また、風向変更部材90を、ドライバー等の工具を使用
することなく手で持って回転することにより、スリット
93の向きを変えて排気方向を自由にかつ迅速に切換える
ことができる。
また、排気孔70より水平に流出された空気を風向変更
部材90により進路を垂直な所定方向に変えることができ
るので、装置本体2を、その背面2bを部屋の壁等に近接
させる形で設置しても、壁等が排気を妨げることにはな
らず、排気効率が低下するのを防止することができる。
更に、風向変更部材90を装置本体2外部に取付けたの
で本体2を大型化することなく、該本体2内のスペース
を有効に活用することができる。
なお、上記実施例ではスリット93を風向変更部材90の
周面92の一部に設けた場合について述べたが、第3図に
示すようにスリット93を周面92全体に設けてもよい。ス
リット93を周面92全体に設けた場合には周面92の一部に
設けた場合よりも排気流出部の面積が大きくなり大容量
排気を効率よく行うことができる。
また、風向変更部材90を円筒状に形成した場合につい
て述べたが、これに限らず排気孔より流出した空気の排
気方向を変えることができればよいので、横断面形状が
円形状以外の筒状としてもよい。例えば横断面形状が多
角形状の角筒状に形成してもよい。
また、風向変更部材90の底部94の内面を平面状に形成
した場合について述べた。しかし、内面に当った空気が
スリット93に向けて円滑に流出するように、該内面を排
気孔70に向けて出っ張るように曲面状に形成してもよ
い。また、風向変更部材90の底部94を円錐状に形成して
もよい。かかる場合に、スリット93を当該部材90の周面
92から底部94の一部に亙って形成してもよい。
また、スリット93を、風向変更部材90の軸心に対して
平行かつ直線状に配置した場合について述べたが、スリ
ット93は該部材90の周面92の排出部92aを開口させれば
どのように形成してもよい。例えば風向変更部材90の軸
心に対して傾く形で曲線状に形成してもよい。
更に、排気装置60を装置本体2の背面2bに設けた場合
について述べたが、これに限らず、第2図に示すように
本体2の上面2cに設けてもよい。上面2cに排気装置60を
配置すると、装置本体2の背面2bを直接部屋の壁に押し
当てる形で設置することができ、該本体2周面のスペー
スを更に有効に活用することができる。
[考案の効果] 本考案によれば、装置本体の排気孔に有底筒体でかつ
周面全体にスリットを有する風向変更部材をその底部を
装置本体外でかつ排気孔に対向するように係止部を介し
て回転自在に設けたので、機内スペースの確保、組立・
保守の簡素化を図りつつ排気孔から流出した空気の進路
をドライバー等の工具を用いることなく自由にかつ迅速
に変更することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本排気装置を画像形成装置本体の背面に装着す
る様子を示す図、第2図は装置本体の上面に装着した様
子を示す図、第3図は本考案の別の実施例を示す図およ
び第4図は従来画像形成装置の一例を示す断面図であ
る。 1……画像形成装置、2……装置本体、60……排気装
置、70……排気孔、80……ファン、90……風向変更部
材、92……周面、93……スリット、95a……取付用凸部
のフック(係止部)。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】像担持体に静電潜像を形成するとともに用
    紙に画像を転写する画像形成部と、この画像形成部によ
    って画像が転写された用紙上のトナー像を熱定着する熱
    定着部とを装置本体内に有する画像形成装置において、 装置本体に、円形状の排気孔を形成するとともに装置本
    体内の空気を排気孔から排気するファンを設け、 更に、前記装置本体の排気孔に、有底筒体でかつ周面に
    スリットを有する風向変更部材をその底部が装置本体外
    でかつ該排気孔と対向するように当該有底筒体の円形状
    の係合面を介して回転自在に取付け、 該風向変更部材に、装置本体の内面と当接係合して当該
    風向変更部材を回転方向に案内可能かつ当該内面との間
    に発生した摩擦力を利用して回転方向の任意位置で係止
    可能な係止部を設けたことを特徴とする画像形成装置の
    排気装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS6112094U (ja) * 1984-06-28 1986-01-24 株式会社リコー 複写機
JPS6183431U (ja) * 1984-11-02 1986-06-02

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