JP2504380Y2 - 椅子における脚支柱のカバ−取付装置 - Google Patents
椅子における脚支柱のカバ−取付装置Info
- Publication number
- JP2504380Y2 JP2504380Y2 JP4519991U JP4519991U JP2504380Y2 JP 2504380 Y2 JP2504380 Y2 JP 2504380Y2 JP 4519991 U JP4519991 U JP 4519991U JP 4519991 U JP4519991 U JP 4519991U JP 2504380 Y2 JP2504380 Y2 JP 2504380Y2
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- Japan
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- cover
- locking
- chair
- strut
- locked
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- Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、回転椅子等の椅子にお
いて、伸縮可能な支柱のカバ−取付装置に関するもので
ある。
いて、伸縮可能な支柱のカバ−取付装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、上記のような椅子においては、脚
支柱をカバ−して体裁を良くするために、該脚支柱を立
設した台脚に一体に筒状のカバ−を設け、支柱の下部を
被って体裁を整えており、また、支柱の上部は前記カバ
−の外側に別の筒状の外カバ−を遊嵌すると共に、該外
カバ−の上部を支柱に係止するなどして、支柱の上部を
被い、体裁を整えるようにしている。
支柱をカバ−して体裁を良くするために、該脚支柱を立
設した台脚に一体に筒状のカバ−を設け、支柱の下部を
被って体裁を整えており、また、支柱の上部は前記カバ
−の外側に別の筒状の外カバ−を遊嵌すると共に、該外
カバ−の上部を支柱に係止するなどして、支柱の上部を
被い、体裁を整えるようにしている。
【0003】然し乍ら上記のような構成では、台脚に一
体に筒状のカバ−を設ける場合、台脚と同じ金属を用い
なければならないので、製造が容易でない上に高価につ
き、椅子の製造コストも高くなるし、また、前記カバ−
の外側に外カバ−を遊嵌すると、椅子の移動時にそれが
ガタ付いて不快な音を立てるなどの問題点がある。
体に筒状のカバ−を設ける場合、台脚と同じ金属を用い
なければならないので、製造が容易でない上に高価につ
き、椅子の製造コストも高くなるし、また、前記カバ−
の外側に外カバ−を遊嵌すると、椅子の移動時にそれが
ガタ付いて不快な音を立てるなどの問題点がある。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】従って、本考案が解決
しようとする課題は、台脚に立設した伸縮可能な支柱の
上、下部を被って体裁を整えるカバ−を安価な合成樹脂
を用いて作製し、これを台脚と座受け部材に簡易に取付
けることが出来るカバ−取付装置を提供することであ
る。
しようとする課題は、台脚に立設した伸縮可能な支柱の
上、下部を被って体裁を整えるカバ−を安価な合成樹脂
を用いて作製し、これを台脚と座受け部材に簡易に取付
けることが出来るカバ−取付装置を提供することであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案は上記課題を解決
することを目的としてなされたもので、その構成は、回
転椅子等の椅子において、伸縮可能な支柱を立設した台
脚の上周辺に適宜数の係止用窓を設け、下端部に前記係
止用窓に係止させる係止用爪を設けた合成樹脂製筒状の
第一支柱カバ−を、その係止用爪を係止用窓に係止させ
て立設する一方、座受け部材の裏面に適宜数の係止孔を
設け、上端部に前記係止孔に係止させる矢印状等の係止
用爪を設けた合成樹脂製筒状の第二支柱カバ−を、その
係止用爪を前記係止孔に係止させて取付け、該第二支柱
カバ−を支柱と第一支柱カバ−の間又は第一支柱カバ−
の外側に遊嵌させたことを特徴とするものである。
することを目的としてなされたもので、その構成は、回
転椅子等の椅子において、伸縮可能な支柱を立設した台
脚の上周辺に適宜数の係止用窓を設け、下端部に前記係
止用窓に係止させる係止用爪を設けた合成樹脂製筒状の
第一支柱カバ−を、その係止用爪を係止用窓に係止させ
て立設する一方、座受け部材の裏面に適宜数の係止孔を
設け、上端部に前記係止孔に係止させる矢印状等の係止
用爪を設けた合成樹脂製筒状の第二支柱カバ−を、その
係止用爪を前記係止孔に係止させて取付け、該第二支柱
カバ−を支柱と第一支柱カバ−の間又は第一支柱カバ−
の外側に遊嵌させたことを特徴とするものである。
【0006】
【実施例】次に本考案の実施例を図により説明する。図
1は本考案装置における台脚に第一カバ−を取付ける状
態の斜視図、図2は同じく座受け部材の裏面に第二カバ
−を取付ける状態の斜視図、図3は本考案装置を用いた
椅子の脚部の縦断正面図である。
1は本考案装置における台脚に第一カバ−を取付ける状
態の斜視図、図2は同じく座受け部材の裏面に第二カバ
−を取付ける状態の斜視図、図3は本考案装置を用いた
椅子の脚部の縦断正面図である。
【0007】図において、1は椅子の台脚で、その上周
辺の円筒状開口部1aの内面に適宜数の係止用窓2を設け
てある。3は外径が前記台脚1の上端開口部1aの外径と
同径の合成樹脂製筒状の第一カバ−で、その下端側に外
径が台脚1の上端部1aの内径とほぼ同型の段部4を設
け、該段部4に前記係止用窓2に係止させる係止用爪5
と、この爪5の弾性変形を助長,確保するためのスリッ
ト6を設けてあり、段部4を台脚1の上端部に圧入すれ
ば、係止用爪5の部分が内側に変形しながら開口部1aか
ら下方へスライドして前記爪5が係止用窓2に係止され
て、第一カバ−3が台脚1に抜脱不能に取付けられるよ
うになっている。
辺の円筒状開口部1aの内面に適宜数の係止用窓2を設け
てある。3は外径が前記台脚1の上端開口部1aの外径と
同径の合成樹脂製筒状の第一カバ−で、その下端側に外
径が台脚1の上端部1aの内径とほぼ同型の段部4を設
け、該段部4に前記係止用窓2に係止させる係止用爪5
と、この爪5の弾性変形を助長,確保するためのスリッ
ト6を設けてあり、段部4を台脚1の上端部に圧入すれ
ば、係止用爪5の部分が内側に変形しながら開口部1aか
ら下方へスライドして前記爪5が係止用窓2に係止され
て、第一カバ−3が台脚1に抜脱不能に取付けられるよ
うになっている。
【0008】7は椅子の座受け部材で、その裏面に適宜
数の係止孔8を設けてある。9は外径が前記第一カバ−
3の内径より小さく、内径が支柱10の外径より大きい合
成樹脂製筒状の第二カバ−で、その上端部に前記座受け
部材7の係止孔8に係止される中抜き矢印状の係止用爪
11を設けてあり、この係止用爪11を前記係止孔8に圧入
すれば、座受け部材7内で係止用爪11の下端が開いて係
止孔8に係止され、第二カバ−9が座受け部材7に抜脱
不能に取付けられるようになっている。尚、第二カバ−
9の上端部は、係止用爪11が係止孔8に係止された状態
で座受け部材7の裏面に接するようにするものとする。
数の係止孔8を設けてある。9は外径が前記第一カバ−
3の内径より小さく、内径が支柱10の外径より大きい合
成樹脂製筒状の第二カバ−で、その上端部に前記座受け
部材7の係止孔8に係止される中抜き矢印状の係止用爪
11を設けてあり、この係止用爪11を前記係止孔8に圧入
すれば、座受け部材7内で係止用爪11の下端が開いて係
止孔8に係止され、第二カバ−9が座受け部材7に抜脱
不能に取付けられるようになっている。尚、第二カバ−
9の上端部は、係止用爪11が係止孔8に係止された状態
で座受け部材7の裏面に接するようにするものとする。
【0009】上記のように構成される本考案取付装置
は、台脚1に支柱10を立設した後、第一カバ−3を上記
のようにして台脚1に取付け、また、第二カバ−9を支
柱10と第一カバ−3の間に落し込んだ状態で座受け部材
7を支柱10の上端側に取付けた後、第二カバ−9を上記
のようにして座受け部材7に取付けるのである。こうす
ることにより、支柱10はその下部及び上部を第一カバ−
3及び第二カバ−9にカバ−されて外部より見えなくな
るので、体裁が良好となり、また、第一カバ−3及び第
二カバ−9が台脚1及び座受け部材7から抜脱するおそ
れは凡そ皆無である。尚、上記実施例にあっては、第二
カバ−9を第一カバ−3と支柱10の間に遊嵌するように
したが、本考案はこれに限られることなく、第二カバ−
9を第一カバ−3の外側に遊嵌するようにしても良い。
は、台脚1に支柱10を立設した後、第一カバ−3を上記
のようにして台脚1に取付け、また、第二カバ−9を支
柱10と第一カバ−3の間に落し込んだ状態で座受け部材
7を支柱10の上端側に取付けた後、第二カバ−9を上記
のようにして座受け部材7に取付けるのである。こうす
ることにより、支柱10はその下部及び上部を第一カバ−
3及び第二カバ−9にカバ−されて外部より見えなくな
るので、体裁が良好となり、また、第一カバ−3及び第
二カバ−9が台脚1及び座受け部材7から抜脱するおそ
れは凡そ皆無である。尚、上記実施例にあっては、第二
カバ−9を第一カバ−3と支柱10の間に遊嵌するように
したが、本考案はこれに限られることなく、第二カバ−
9を第一カバ−3の外側に遊嵌するようにしても良い。
【0010】
【考案の効果】本考案は上述の通りであって、支柱の下
部を第一カバ−により、同じく上部を第二カバ−により
それぞれ被うようにしたから、支柱が外部から見えるこ
となく体裁が良好であり、また、両カバ−とも合成樹脂
製のものを使用するので、極めて安価なものとすること
ができ、椅子の製造コストの軽減に寄与することが出来
る。
部を第一カバ−により、同じく上部を第二カバ−により
それぞれ被うようにしたから、支柱が外部から見えるこ
となく体裁が良好であり、また、両カバ−とも合成樹脂
製のものを使用するので、極めて安価なものとすること
ができ、椅子の製造コストの軽減に寄与することが出来
る。
【図1】本考案装置における台脚に第一カバ−を取付け
る状態の斜視図。
る状態の斜視図。
【図2】同じく座受け部材の裏面に第二カバ−を取付け
る状態の斜視図、
る状態の斜視図、
【図3】本考案装置を用いた椅子の脚部の縦断正面図。
1 台脚 2 係止用窓 3 第一カバ− 4 段部 5 係止用爪 6 スリット 7 座受け部材 8 係止孔 9 第二カバ− 10 支柱 11 係止用爪
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 佐 藤 春 松 東京都足立区小台2−49−15 株式会社 東洋工芸内 (56)参考文献 実公 平5−37798(JP,Y2)
Claims (1)
- 【請求項1】 回転椅子等の椅子において、伸縮可能な
支柱を立設した台脚の上周辺に適宜数の係止用窓を設
け、下端部に前記係止用窓に係止させる係止用爪を設け
た合成樹脂製筒状の第一支柱カバ−を、その係止用爪を
係止用窓に係止させて立設する一方、座受け部材の裏面
に適宜数の係止孔を設け、上端部に前記係止孔に係止さ
せる矢印状等の係止用爪を設けた合成樹脂製筒状の第二
支柱カバ−を、その係止用爪を係止孔に係止させて取付
け、該第二支柱カバ−を支柱と第一支柱カバ−の間又は
第一支柱カバ−の外側に遊嵌させたことを特徴とする椅
子における脚支柱のカバ−取付装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4519991U JP2504380Y2 (ja) | 1991-05-21 | 1991-05-21 | 椅子における脚支柱のカバ−取付装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4519991U JP2504380Y2 (ja) | 1991-05-21 | 1991-05-21 | 椅子における脚支柱のカバ−取付装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04131348U JPH04131348U (ja) | 1992-12-02 |
JP2504380Y2 true JP2504380Y2 (ja) | 1996-07-10 |
Family
ID=31925134
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4519991U Expired - Lifetime JP2504380Y2 (ja) | 1991-05-21 | 1991-05-21 | 椅子における脚支柱のカバ−取付装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2504380Y2 (ja) |
-
1991
- 1991-05-21 JP JP4519991U patent/JP2504380Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04131348U (ja) | 1992-12-02 |
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