JP2504347B2 - 中間調画像処理装置 - Google Patents

中間調画像処理装置

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JP2504347B2
JP2504347B2 JP3181066A JP18106691A JP2504347B2 JP 2504347 B2 JP2504347 B2 JP 2504347B2 JP 3181066 A JP3181066 A JP 3181066A JP 18106691 A JP18106691 A JP 18106691A JP 2504347 B2 JP2504347 B2 JP 2504347B2
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誠一 林
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は中間階調を含む画像を2
値化画像へ変換する画像処理方式に係わり、特に2値化
後の画像に縞模様の発生することのない画像処理方式に
関する。
【0002】
【従来の技術】黒および白だけでなくいわゆる中間階調
を含む画像を、黒および白だけの2値化画像に変換する
疑似中間調変換方式としては、一般に画素毎に変化する
閾値により2値化するディザ法あるいは1画素を複数の
ドットからなるサブマトリックスで表現する濃度パター
ン法が使用されている。
【0003】しかしながらこれらの方法では以下のよう
な欠点が生じる。 (1)原画像が黒画素で表示された文字・線画を含む画
像である場合には、文字・線画のエッジ部分に黒画素の
欠落が生じる。 (2)原画像が網点画像を含む場合には、2値化画像に
原画像にはない周期的なモアレ縞が発生する。
【0004】この欠点を解決する疑似中間調変換方式と
して既に誤差拡散法が提案されている(例えばR.W.Floy
d 、L.Steinberg 共著 "An Adaptive Algorithm for Sp
atial Gray Scale" SID.75 Digest)。この方式は2値化
時に発生する誤差(原画像の階調と2値化画像の階調と
の差)を周辺の画素に配分することによって原画像の階
調を維持する方式であり、原画像を左上の画素から横方
向に走査する場合の処理方法を以下に説明する。
【0005】図9は従来の誤差拡散法による画像処理方
式の機能線図であって、☆印であらわされた処理対象画
素P(ij)を処理する場合を示している。撮像素子2
01で検出された原画像210の処理対象画素P(i
j)の階調Xijと誤差バッファ207に処理対象画素
P(ij)に対応して記憶されている誤差バッファデー
タGijとが加算部202で加算され補正後の階調Di
jを演算する。
【0006】 Dij = Xij + G ij (1) ただし Dij:画素(i.j) の補正後の階調 Xij:画素(i.j) の原階調 Gij:画素(i.j) に対応する修正信号 2値化演算部204において、この補正後の階調Dij
を閾値発生部203で定められる閾値Tを基準として2
値化し2値化出力Yijを出力し、2値化画像220と
する。
【0007】 Yij = 255 (黒)(Dij ≧T の時) (2) Yij = 0 (白)(Dij <T の時) (3) ただし Yij:2値化出力 T:2値化のための閾値 一方誤差演算部205において補正後の階調Dijと2
値化出力Yijとの差を演算する。
【0008】 Eij = Dij - Yij (4) ただし Eij:画素(i.j) を2値化したときに生じる誤差 そして下流側画素の処理に備えて誤差拡散部206で周
辺に誤差を拡散するために2値化誤差に重み係数αmnを
乗算し、この拡散された誤差を修正信号記憶部207に
累積記憶して修正信号とする。
【0009】 Smn = αmn・Eij n=0 の時 1≦m ≦MU (5) 1 ≦n ≦N の時 -MD ≦m ≦NU Gi+m j+n =(Gi+m j+n) + Smn (6) ただし αmn: 重み係数であってΣΣαmn = 1(m,n に
ついて加算する) Smn:画素(i.j) を2値化した時に生じた誤差に重みを付
けた拡散誤差 Gi+m j+n:画素(i+m j+n) に対応する修正信号 この結果誤差Eijは処理対象画素P(ij)の周辺の
画素に拡散されることとなる。
【0010】以上説明したように原画像と2値化画像の
誤差を周辺に拡散することによって原画像の階調を保存
するために、階調性・解像度に優れ網点画像を2値化処
理した場合にも誤差拡散に周期性がないためにモアレ縞
のない画像を出力することが可能である。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この誤
差拡散法においては原画像が例えば写真の背景のように
階調差の少ない低階調(白に近い階調)である場合に
は、誤差を拡散するための誤差フィルタの構造に起因し
て独特の縞模様が発生することがしられている(例えば
小寺著「ハーフトーンのディジタル化」テレビジョン学
会誌 Vol 1.40 No.4 (1986))。
【0012】図10は誤差拡散法により階調が34で一
定の原画像を画像処理した場合の処理結果の例を示す図
であって、各画素は0〜255の階調で表され、2値化
のための閾値Tを127とした場合を示す。図10にお
いて各画素の数値は補正後の階調Dijを、数値下のア
ンダーラインはその画素の2値化出力Yijが黒である
ことを示している。
【0013】即ち2値化誤差が徐々に累積され、1行目
では4画素目、2行目では6画素目そして3行目4行目
においては7画素目以降に補正後の階調Dijに周期性
が観測される。この補正後の階調Dijの周期性に起因
して2値化出力Yijが黒となる画素も周期的に発生
し、原画像にはない縞模様が生じ画像劣化の原因とな
る。
【0014】本発明は係る問題点に鑑みなされたもので
あって、階調差の少ない低階調である画像を2値化処理
した場合にも縞模様が生じることを防止することを可能
とした画像処理方法を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】図1は本発明に係る中間
調画像処理装置の基本構成図であって、画像中の処理対
象となる1つの画素P(ij)の階調信号(Xij)を
出力する階調発生手段101と、階調発生手段101で
算出された階調信号(Xij)に修正信号(Gij)を
加算し修正階調信号(Dij)を算出する修正信号加算
手段102と、修正信号加算手段102において算出さ
れた修正階調信号(Dij)を2値化するための閾値信
号(T)を発生する閾値発生手段103と、閾値発生手
段103で定められた閾値信号(T)に基づいて修正信
号加算手段102において算出された修正階調信号(D
ij)を2値化し2値化信号(Yij)を算出する2値
化手段104と、2値化手段104において算出された
2値化信号(Yij)と修正信号加算手段102におい
て算出された修正階調信号(Dij)との差である2値
化誤差信号(Eij)を算出する2値化誤差演算手段1
05と、2値化誤差演算手段105において算出された
2値化誤差信号(Eij)に画素P(ij)を基準とす
る処理走査方向に対して下流方向の所定範囲の画素毎に
予め定められその総計が1である拡散係数(αmn,n=0
の時 1≦m ≦MU, 1 ≦n ≦N の時-MD ≦m ≦MU, ただし
ΣΣαmn=1)を乗算することにより該所定範囲の画素に
対応する拡散誤差信号(Smn)を算出する誤差拡散手段
106と、誤差拡散手段106で算出された所定の範囲
の画素毎の拡散誤差信号(Smn)を累積記憶する修正信
号記憶手段107と、修正信号記憶手段107において
算出された修正信号(Gij)の値が所定値(F)以上
となった回数が所定回数(K)以上となった時に修正信
号(Gij)の値に1以下である係数(β)を乗算する
ことによって修正信号(Gij)による過修正を抑制す
る修正信号抑制手段108と、から構成される。
【0016】第2の発明においては、修正信号抑制手段
108内に1以下である係数(β)を画素P(ij)の
階調信号(Xij)の値に応じて少なくとも2段階に切
り換える係数切替手段を含む。第3の発明においては、
修正信号抑制手段108内に所定回数(K)を画素P
(ij)の階調信号(Xij)の値に応じて少なくとも
2段階に切り換える所定回数切替手段を含む。
【0017】さらに第4の発明においては、修正信号抑
制手段108内に所定値(F)を画素P(ij)の階調
信号(Xij)の値に応じて少なくとも2段階に切り換
える所定値切替手段を含む。
【0018】
【作用】本発明によれば、所定値以上の修正信号が所定
個数以上検出されると修正信号が一率に減少され階調差
の少ない低階調である画像を処理した場合であっても周
期的な縞模様が発生することが抑制される。さらに第2
から第4の発明によれば、原画像が低階調である場合に
修正信号が必要以上に抑制されて低階調の原画情報が失
われることを防止するために、修正信号の抑制の度合を
緩める。
【0019】
【実施例】図2は本発明に係る中間階調画像処理装置の
実施例の構成図であって、原画像210を例えばCCD
カメラである撮像装置201によって1つの画素P(i
j)(☆印)の階調信号(Xij)が出力される。本実
施例においては例えば256段階の階調に分解されるも
のとすれば階調信号(Xij)は白を表す“0”から黒
を表す“255”の間の1つの値をとる。
【0020】図3は本実施例における画像処理の走査順
序の説明図であって、左上隅の画素から最上行を右に走
査し、右端の画素の処理が終了すると走査は第2行左端
の画素に移動する。以下同様にある行を左端から右端ま
で走査したのち処理する行を1行下方にうつし左端から
右端までの走査を実行する。図4は誤差を拡散する所定
の範囲を処理対象の画素P(ij)の下流側の4画素
(即ち n=0 の時 m=1、n=1 の時 m=-1,0,1 )とした
場合の説明図であって、太線Adで囲まれた4つの画素
が下流側画素を示している。
【0021】画素P(ij)の階調信号(Xij)に対
する画像処理は、プログラマブルロジックあるいはハー
ドワイヤロジックで構成される中間階調画像処理装置で
以下の順序で実行される。階調信号(Xij)は加算部
202で修正信号記憶部207に記憶された修正信号
(Gij)と加算され修正階調信号(Dij)となる。
【0022】そして修正階調信号(Dij)は閾値発生
部203によって決定される閾値(T)を基準として2
値化部204において2値化される。即ち修正階調信号
(Dij)が閾値(T)よりも大であれば2値化出力
(Yij)は“255”とされ、閾値(T)よりも小で
あれば2値化出力(Yij)は“0”とされる。
【0023】さらに下流側画素の処理に使用する修正信
号を演算するために以下の演算がされる。修正階調信号
(Dij)と2値化信号(Yij)は2値化誤差演算部
205において減算され2値化誤差信号(Eij)が算
出される。この画素P(ij)を基準とする下流側の4
つの画素に2値化誤差を拡散するために、誤差拡散部2
06において2値化誤差信号(Eij)に所定の係数が
乗算される。
【0024】本実施例においては画素P(ij)の右隣
および真下に対しては2/6、斜め左下および斜め右下
に対しては1/6の重みを与えている。即ち、次式のよ
うに係数αを定める。 α1,0 =α0,1 =2/6 α-1,1=α1,1 =1/6 (7) この係数αと2値化誤差E(ij)とを乗算して拡散誤
差信号Sが算出される。
【0025】 S1,0 =S0,1 =2/6・E(ij) S-1,1=S1,1 =1/6・E(ij) (8) この結果修正信号記憶部207には修正信号として以下
の演算結果が記憶され下流の画素の処理で使用される。 G(i+1,j)=G(i+1,j)+S1,0 G(i−1,j+1)=G(i−1,j+1)+S-1,1 G(i,j+1)=G(i,j+j)+S0,1 G(i+1,j+1)=G(i+1,j+1)+S1,1 (10) なお本実施例においては2値化誤差を下流側の4画素に
分散することとしているため、修正信号記憶部207は
(i)行および(i+1)行の2行分の記憶容量を有し
ていれば良い。
【0026】即ち修正信号記憶部207の第1行目に
(i)行の修正信号を、修正信号記憶部の第2行目に
(i+1)行の修正信号を記憶する。そして(i)行目
の画素に対する処理が終了した時に(i+1)行の修正
信号を修正信号記憶部207の第1行目にシフトし、修
正信号記憶部の第2行目をリセットする。
【0027】また修正信号G(ij)と階調信号X(i
j)とを加算する前に修正信号記憶部207に記憶され
ている修正信号は修正信号抑制部208に導かれ、所定
値発生部2081で決定される所定値(F)より大であ
るか否かが判定部2082で判定される。判定部208
2で大であると判定された回数がカウンタ部2083で
計数され、所定値(F)以上となった回数が所定回数
(K)に到達するとスイッチ部2084が切り替わり、
それまで直接出力されていた修正信号が係数部2085
に設定された係数倍(β、ただしβ<1)されて修正信
号G(ij)が出力される。
【0028】図5はプログラマブルロジックで構成され
た中間画像処理装置で実行される処理の内容を示すフロ
ーチャートである。ステップ501で画素P(ij)の
階調(Xij)が読み込まれる。ステップ502におい
て画素P(ij)に対する修正信号(Gij)が所定値
(F)より大であるか否かが判定される。
【0029】ステップ502において否定判定された場
合は直接ステップ507に進む。ステップ502におい
て肯定判定された場合はステップ503に進み、肯定判
定された回数を表すインデックスIXが所定回数Kに到
達したか否かが判定される。ステップ503において否
定判定された場合はステップ504においてインデック
スIXがインクリメントされてステップ507に進む。
【0030】ステップ503において肯定判定された場
合はステップ505において修正信号(Gij)に係数
(β)を乗算した後、ステップ506でインデックスI
Xをリセットしてステップ507に進む。ステップ50
7において階調信号(Xij)と修正信号(Gij)と
が加算され修正階調信号(Dij)が算出される。
【0031】ステップ508において修正階調信号(D
ij)が閾値(T)より大であるか否かが判定され、肯
定判定された場合はステップ509で2値化出力(Yi
j)を“255”に、否定判定された場合はステップ5
10で2値化出力(Yij)を“0”に設定する。そし
てステップ511で2値化誤差(Eij)を演算し、ス
テップ512で2値化誤差に所定の係数(αmn)を乗算
して画素P(ij)の下流側の4つの画素に拡散する。
【0032】ステップ513において拡散された誤差を
累積加算する。そしてステップ514で横方向の処理が
完了したか否かを判定し、否定判定された場合は横の走
査を行ってステップ501に戻る。横方向の走査が完了
した場合はステップ514で肯定判定され、ステップ5
15で修正信号のシフト、2行目の修正信号記憶部をリ
セットした後縦方向の走査を行い、ステップ516で全
画素が終了したかを判定して、否定判定された場合はス
テップ501に戻る。
【0033】この処理によれば係数βは1以下の値に設
定されるため、修正信号が過度に大きくなることが抑制
される。この結果階調信号を高階調(黒)方向に修正す
ることが抑制され、2値化画像に周期的な縞模様が発生
することが防止される。図6は階調が“34”で一様な
画像を β=0.5 (11) T=127 (12) F=58 (13) として本装置で処理した場合の処理結果であって、各数
値は各画素の修正階調信号の値を示す。
【0034】この結果を従来の誤差拡散方法による処理
結果(図10)と比較すると修正階調信号(Dij)の
値の周期性が減少しているだけでなく、2値化信号(Y
ij)で“255”となるアンダーラインを付した画素
の画像中央部への誤差の伝播が抑制されていることが理
解される。従って階調差の少ない低階調の画像を2値化
した場合であっても縞模様により画像が劣化することが
防止される。
【0035】しかしながらこの処理装置においては、修
正信号が大きくなることを抑制する結果、低階調の画像
の階調分解能が低下することがある。この点を解決する
ために、原画素P(ij)の階調に応じて修正信号(G
ij)の抑制度合いを変更することが有効である。図7
は上記処理を追加するためのフローチャートであって、
図5のフローチャートからの変更箇所を示している。
【0036】即ちステップ503で修正信号(Gij)
が所定値(F)以上であることが検出された回数が所定
回数(K)となり肯定判定されるとステップ5051に
進み、原階調信号(Xij)が基準階調(Q)以上であ
るか否かが判定される。ステップ5051で肯定判定さ
れた場合はステップ5053において第1の係数
(β2 )で修正信号を抑制する。
【0037】一方ステップ5051で否定判定された場
合はステップ5052において第2の係数(β1 )で修
正信号を抑制する。ここで β1 >β2 (14) に選択することにより、原画像の階調が低い場合は修正
信号の抑制が低く抑えられ階調差の少ない低階調の画像
において階調分解能が低下することが防止される。
【0038】なお同様の効果は次の処理によっても得る
ことができる。 (1)修正信号抑制部208の所定計数値(K)を低階
調画素を処理する際には大とする。 (2)修正信号抑制部208の所定値(F)を原画素が
低階調である場合には大とし、比較的高階調である場合
には小とする。
【0039】図8(A)、(B)および(C)は第2、
第3および第4の発明の実施例の構成図であって、それ
ぞれ図2の実施例構成図からの変更部分を示している。
なお上記に説明した機能をハードワイヤロジック回路化
することによっても中間階調処理装置を実現することが
できることは明らかである。
【0040】
【発明の効果】本発明によれば誤差拡散法による画像処
理装置に簡単な構成を有する処理機能を追加することに
よって、比較的低階調一様の画像に対しても縞模様の発
生を防止するともに階調再現性を劣化することなく2値
化処理することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明にかかる中間調画像処理装置の基
本構成図である。
【図2】図2は本発明にかかる中間調画像処理装置の実
施例構成図である。
【図3】図3は実施例の画素走査方法の説明図である。
【図4】図4は下流側画素の説明図である。
【図5】図5は本発明にかかる中間調画像処理装置の処
理を示すフローチャートである。
【図6】図6は本発明による中間調画像の処理結果であ
る。
【図7】図7は第2の発明のための処理を示すフローチ
ャートである。
【図8】図8は第2、第3および第4の発明の実施例の
構成図である。
【図9】図9は従来の誤差拡散法による画像処理装置の
構成図である。
【図10】図10は従来の誤差拡散法による中間調画像
の処理結果である。
【符号の説明】
101…階調発生手段 102…修正信号加算手段 103…閾値発生手段 104…2値化手段 105…2値化誤差演算手段 106…誤差拡散手段 107…修正信号記憶手段 108…修正信号抑制手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−149966(JP,A) 特開 平3−109868(JP,A) 特開 平3−18178(JP,A)

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像中の処理対象となる1つの画素P
    (ij)の階調信号(Xij)を出力する階調発生手段
    (101)と、 該階調発生手段(101)で算出された階調信号(Xi
    j)に修正信号(Gij)を加算し修正階調信号(Di
    j)を算出する修正信号加算手段(102)と、 該修正信号加算手段(102)において算出された修正
    階調信号(Dij)を2値化するための閾値信号(T)
    を発生する閾値発生手段(103)と、 該閾値発生手段(103)で定められた閾値信号(T)
    に基づいて該修正信号加算手段(102)において算出
    された修正階調信号(Dij)を2値化し2値化信号
    (Yij)を算出する2値化手段(104)と、 該2値化手段(104)において算出された2値化信号
    (Yij)と該修正信号加算手段(102)において算
    出された修正階調信号(Dij)との差である2値化誤
    差信号(Eij)を算出する2値化誤差演算手段(10
    5)と、 該2値化誤差演算手段(105)において算出された2
    値化誤差信号(Eij)に、該画素P(ij)を基準と
    する処理走査方向に対して下流方向の所定範囲の画素毎
    に予め定められその総計が1である拡散係数(αmn,n=
    0 の時 1≦m ≦MU, 1 ≦n ≦N の時 -MD ≦m ≦MU,
    ただしΣΣαmn=1, MU,MD,Nは予め設定された整数)を
    乗算することにより該所定範囲の画素に対応する拡散誤
    差信号(Smn)を算出する誤差拡散手段(106)と、 該誤差拡散手段(106)で算出された該所定範囲の画
    素毎の拡散誤差信号(Smn)を累積記憶する修正信号記
    憶手段(107)と、からなる中間調画像処理装置であ
    って、 該修正信号記憶手段(107)において算出された該修
    正信号(Gij)の値が所定値(F)以上となった回数
    が所定回数(K)以上となった時に該修正信号(Gi
    j)の値に1以下である過修正抑制係数(β)を乗算す
    ることによって該修正信号(Gij)による過修正を抑
    制する修正信号抑制手段(108)を設けること、を特
    徴とする中間調画像処理装置。
  2. 【請求項2】 該修正信号抑制手段(108)内に該1
    以下である過修正抑制係数を該画素P(ij)の階調信
    号(Xij)の値に応じて少なくとも2段階に切り換え
    る係数切替手段を含むことを特徴とする請求項1記載の
    中間調画像処理装置。
  3. 【請求項3】 該修正信号抑制手段(108)内に該所
    定回数(K)を該画素P(ij)の階調信号(Xij)
    の値に応じて少なくとも2段階に切り換える所定回数切
    替手段を含むことを特徴とする請求項1記載の中間調画
    像処理装置。
  4. 【請求項4】 該修正信号抑制手段(108)内に該所
    定値(F)を該画素P(ij)の階調信号(Xij)の
    値に応じて少なくとも2段階に切り換える所定値切替手
    段を含むことを特徴とする請求項1記載の中間調画像処
    理装置。
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US7224333B2 (en) 2002-01-18 2007-05-29 Semiconductor Energy Laboratory Co. Ltd. Display device and driving method thereof

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