JP2503971B2 - 光カ―ドの記録再生装置 - Google Patents

光カ―ドの記録再生装置

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JP2503971B2 JP61111856A JP11185686A JP2503971B2 JP 2503971 B2 JP2503971 B2 JP 2503971B2 JP 61111856 A JP61111856 A JP 61111856A JP 11185686 A JP11185686 A JP 11185686A JP 2503971 B2 JP2503971 B2 JP 2503971B2
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Description

【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> この発明は、情報を光学的に記録できる情報記録媒体
をもつカード(以下、これを「光カード」という)にお
いて、前記情報記録媒体に対する情報の記録(書込み)
や記録情報の再生(読取り)を行うための記録再生装置
に関連し、殊にこの発明は、情報記録用の光源と記録情
報再生用の光源との2光源光学系をもつ光カードの記録
再生装置に関する。
<従来の技術> 近年この種装置として、例えば第1図に示す如く、レ
ーザダイオード1を光源とする第1の投光系A1と、発光
ダイオード2を光源とする第2の投光系A2とを具備する
ものが提案されている(詳細を後述する)。第1の投光
系A1は、第6図に示す如く、光カード3の情報記録部4
上に情報記録用の第1のスポット光SP1を生成し、また
第2の投光系A2は前記第1のスポット光SP1の生成位置
直後に記録情報再生用の第2のスポット光SP2を生成す
るものである。なお第6図中、15は情報の記録・再生に
際し光学系を追随させるためのトラックガイドである。
この装置例においては、光カード3を図中、矢印で示
す方向へ送りつつ、第1のスポット光SP1をもって穴形
状の情報単位(これを「ピット」という)5を記録し、
しかる後このピット5上に第2のスポットSP2を生成し
てその反射光を受光系Bで受光している。これにより前
記ピット5の有無やその長さが検出され、光カード3へ
の記録情報を記録と同時に再生できるのである。
通常レーザダイオード1は、経年変化や温度変化に起
因して、或いは光カード3の表面に付着したちりやほこ
りなどが影響して、情報が適正に記録できない場合があ
るが、この2光源方式の装置によれば、光カード3上の
記録情報を記録直後にモニタできるから、記録情報の適
否をただちに確認できる利点がある。
前記ピット5の長さの大小は「1」「0」のいずれか
2値データに対応するものであり、光カード3を一定方
向かつ一定速度で送りつつ、データ内容に対応する時間
長さだけレーザダイオード1を駆動して光照射すると、
前記2値データに対応する長さのピット5が生成され
る。
<発明が解決しようとする問題点> 上記の光学的記録再生装置では、第1の投光系A1によ
る第1のスポット光SP1と第2の投光系A2による第2の
スポット光SP2との位置関係により光カード3の送り方
向が一義的に決まる。従って複数のトラックにわたって
情報記録する場合は、光カード3を往復送りする必要が
あるが、その往復動作の往路で光カードへの情報記録を
行うと、復路では光カードを単に空送りすることになる
ため、処理効率が悪いという問題がある。
この発明は、上記実情に鑑み、光カードの往復送り動
作中、往路および復路のいずれにおいても情報の記録お
よび記録情報の同時再生を可能とすることによって、処
理効率を大幅に向上させた光カードの記録再生装置を提
供することを目的とする。
<問題点を解決するための手段> この発明は、投光系および受光系と光カードとの少な
くとも一方を他方に対して相対往復運動させつつ往復運
動の往路および復路において情報を光学的に記録しかつ
記録情報を光学的に再生する光カードの記録再生装置で
あって、光カード上に情報記録用の第1のスポット光を
生成するための第1の投光系と、光カード上に記録情報
再生用の第2のスポット光を、第1のスポット光の、前
記相対往復運動の方向についての前後の領域を包むよう
に生成するための第2の投光系と、第1のスポット光の
前記前後の領域で反射された第2のスポット光の反射光
を、第1のスポット光の反射光の受光位置に対して前後
方向に配置された複数の受光手段で受光して光カードの
記録情報を再生する受光を備えて成るものである。
<作用> 光カードを第1,第2の投光系および受光系に対して相
対的に往復運動させるとき、第1の投光系により、光カ
ード上に第1のスポット光が生成され、これによりピッ
トが形成されて情報が記録される。また第2の投光系に
より、第1のスポット光の、前記相対往復運動の方向に
ついての前後の領域を含むように、第2のスポット光が
光カード上に生成され、記録情報の生成が行われる。し
たがって、往路および復路のいずれにおいても、光カー
ドへの情報の記録と同時再生とを行うことが可能とな
る。
<実施例> 第1図はこの発明の一実施例にかかる2光源光学系の
光カードの記録再生装置を示す。
図示例の装置は、光カード3上に情報記録用の第1の
スポット光SP1を生成するための第1の投光系A1と、同
じ光カード3上に記録情報再生用の第2のスポット光SP
2を生成するための第2の投光系A2と、第2のスポット
光SP2の反射光を光カード3より受光して光カード3の
記録情報をその記録直後に再生するための受光系Bとか
ら構成されている。
前記第1の投光系A1は、レーザダイオード1を光源と
するものであって、このレーザダイオード1の出力光を
コリメートレンズ7により平行光に形成し、この平行光
をビームスプリッタ8を通過させた後、対物レンズ9に
より光カード3上に焦点を結ばせて、直径が約1μm程
度の第1のスポット光SP1を生成する。
レーザ光はエネルギー密度が高いため、これを情報記
録用に用いるものであるが、光カード3上に前記第1の
スポット光SP1が生成されると、第6図に示すような形
状のピット5が記録される。このピット5の部分は他の
部分より光の反射率が低いものとなっており、そのピッ
ト5上に第2のスポット光SP2を生成したとき、ピット
5の長さが長いか短いかにより、その反射光量が異なる
ことによって、データ内容の判断が可能となる。
第2の投光系A2は、発光ダイオード2を光源とするも
のであって、この発光ダイオード2の出力光をコリメー
トレンズ10により平行光に形成し、この平行光を前記ビ
ームスプリッタ8を通過させた後、対物レンズ9により
光カード3上に焦点を結ばせて、第2のスポット光SP2
を生成する。
前記発光ダイオード2は光源の大きさが大きく、その
出力光はコヒーレント光でないため、第2のスポット光
SP2は、第2図(1)に示す如く、レーザダイオード1
による第1のスポット光SP1より径が大きくなる。この
第2のスポット光SP2の径は、より大きな発光面の発光
ダイオード2を用いたり、焦点位置の異なるコリメート
レンズ10を用いることにより、さらに大きくすることが
可能である。
この第2のスポット光SP2は、第1のスポット光SP
1の、光カード3の往復運動の方向についての前後の領
域を含むような楕円形状に形成されており、この第2の
スポット光SP2内の第1のスポット光SP1周囲位置13,14
が記録情報の読取り位置に設定される。この読取り位置
13,14は光カード3の送り方向(図中矢印で示す)に対
し、第1のスポット光SP1の前後位置に設定され、光カ
ード3がa方向に送られるとき読取り位置13が選ばれ、
光カード3がb方向に送られるとき読取り位置14が選ば
れるものである。
つぎに受光系Bは、光カード3での反射光のうち第2
のスポットSP2による読取り位置13,14での反射光を前記
対物レンズ9を通過させてミラー11で反射させた後、集
光レンズ12で収束して受光器6で受光するもので、この
受光信号に基づきピット5の有無やそのデータ内容が判
断される。
第2図(2)は、受光器6における第1,第2の各スポ
ット光SP1,SP2の受光像SP1′,SP2′を示しており、この
受光像における前記読取り位置13,14との対応位置13′,
14′にフォトダイオード16,17が配置される。このフォ
トダイオード16,17は光カードの送り方向に応じてその
いずれかが機能するもので、第2図(1)中、a方向へ
光カード3を送るときはフォトダイオード16が、またb
方向へ送るときはフォトダイオード17が、それぞれ記録
情報を再生する。
前記第2のスポット光SP2の径を、第3図(1)に示
す如くさらに大きくすると、第2のスポット光SP2の範
囲内にはトラックガイド15が含まれることになる。この
場合、第3図(1)中○印で示す位置18,19をトラッキ
ングエラー信号の読取り位置に設定し、この読取り位置
18,19での反射光を、第3図(2)に示す受光器6の対
応位置18′,19′にてフォトダイオード20,21で検出する
ことにより、トラッキングエラー信号を取り出すことが
できる。
第4図は、このトラッキングエラー信号を取り出すた
めの回路構成例であり、各フォトダイオード20,21の受
光出力を差動増幅器22へ入力し、その差動出力をトラッ
キングエラー信号として得るようにしている。
しかして光カード3を送り動作させつつ第1の投光系
A1を駆動すると、レーザダイオード1の出力光がコリメ
ートレンズ7で平行光に生成された後、ビームスプリッ
タ8を通過し、対物レンズ9により光カード3上に収束
される。これにより光カード3上には第1のスポット光
SP1が生成され、このスポット光SP1が光カード3の情報
記録部4にピット5を形成して情報記録する。
また第2の投光系A2を駆動すると、発光ダイオード2
の出力光がコリメートレンズ10で平行光に生成された
後、同様にビームスプリッタ8を通過し、対物レンズ9
により光カード3上に収束される。これにより光カード
3上には、前記第1のスポット光SP1の、光カード3の
往復運動の方向についての前後の領域を含むように第2
のスポット光SP2が生成されることになり、この第2の
スポット光SP2による反射光は対物レンズ9に通りミラ
ー12で反射して、受光器6に集光される。
受光器6では、光カード3の送り方向に応じていずれ
かフォトダイオード16,17が機能して、前記第2のスポ
ット光SP2の情報読取り位置13,14での反射光を検出し、
これにより光カード3上の記録情報が再生されるもので
ある。従って光カード3の往復送り動作中、往路および
復路のいずれにおいても情報の記録および同時再生が行
われ、処理効率は従来例の2倍に向上する。
なお第5図は、光カードへの照射光24が保護層23を通
過して情報記録媒体23へ達する状態を示しているが、第
2のスポット光SP2のようにスポット径の大きな光で情
報の再生を行うと、保護層23上での照射面積が広いた
め、スポット径の小さな光を使うより、保護層23でのほ
こりや傷の影響を受けにくいという利点がある。
<発明の効果> この発明は上記の如く構成したから、投光系および受
光系と光カードとの少なくとも一方を他方に対して相対
往復運動させつつ情報を光学的に記録し再生する場合
に、往路および復路のいずれにおいても、光カードへの
情報の記録および記録情報の同時再生を行うことが可能
となり、処理効率を大幅に向上させることができる等、
発明目的を達成した顕著な効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例にかかる光カードの記録再
生装置の光学系を示す説明図、第2図(1)(2)は第
1,第2の各スポット光と情報読取り位置との関係および
各スポット光の受光像とフォトダイオードとの関係を示
す説明図、第3図(1)(2)は第2のスポット光の径
を拡大した場合の第1,第2の各スポット光とトラッキン
グエラー信号の読取り位置との関係および各スポット光
の受光像とフォトダイオードとの関係を示す説明図、第
4図はトラッキングエラー信号の検出回路例を示す電気
回路図、第5図は光カードへの光照射状況を示す説明
図、第6図は従来の記録再生方式の原理を示す説明図で
ある。 1……レーザダイオード 2……発光ダイオード A1……第1の投光系 A2……第2の投光系 B……受光系

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】投光系および受光系と光カードとの少なく
    とも一方を他方に対して相対往復運動させつつ往復運動
    の往路および復路において情報を光学的に記録しかつ記
    録情報を光学的に再生する光カードの記録再生装置であ
    って、 光カード上に情報記録用の第1のスポット光を生成する
    ための第1の投光系と、 光カード上に記録情報再生用の第2のスポット光を、第
    1のスポット光の、前記相対往復運動の方向についての
    前後の領域を包むように生成するための第2の投光系
    と、 第1のスポット光の前記前後の領域で反射された第2の
    スポット光の反射光を、第1のスポット光の反射光の受
    光位置に対して前後方向に配置された複数の受光手段で
    受光して光カードの記録情報を再生する受光系を備えて
    成る光カードの記録再生装置。
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