JP2503816B2 - ビル遠隔監視システム - Google Patents
ビル遠隔監視システムInfo
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Description
の監視センターとを一般加入電話回線で接続し、エレベ
ータなどのビル内設備機器の異常を遠隔地の監視センタ
ーから集中監視するビル遠隔監視システムの改良に関す
るものである。
の人々が一日の大半をこれらビル内で過ごすだけに、ビ
ル機能の充実と共に、ビルの安全管理が大変重要になっ
ている。このような時代の要請に応え、近年、エレベー
タをはじめとする種々のビル設備機器の異常や故障を遠
隔地から24時間体制で集中監視するビル遠隔監視シス
テムの普及が広まっている。
能を備え、監視対象ビル内の設備機器の作動状態や火災
の発生、不審者の侵入などを監視するビル設備監視装置
と、多数のビル設備監視装置からの監視情報を電話回線
を介して受信する監視センターとからなり、監視対象ビ
ル内に異常が発生すると、そこのビル設備監視装置から
一般の加入電話回線を使用して監視センターへ自動通報
するようになっている。
ムにおいては、監視機能が正常に働いているかどうかを
常に確認しておく必要のあることから、定期的に回線状
態や自動発信機能のチェックを行うようにすることが望
まれる。このため、例えば特開昭61−121551号
公報に記載のように、センタ装置(監視センター)に内
蔵されている時計により、回線チェック処理を実行する
時刻になると、監視センター側から通信回線の接続指示
を出し、接続が確認されると次に端末装置(ビル設備監
視装置)に対してデータの送信要求を行い、端末装置は
これに応えてデータを送信するというような処理を定期
的に実行する(以下これを定時通報という)ことによ
り、回線のチェックを行うものが提案されている。
視センター側からの要求によって実行されるため、回線
のチェックは行うことができても、ビル設備監視装置側
の自動発信機能のチェックを完全に行うことができない
という問題がある。このため、ビル設備監視装置がそれ
ぞれ時計を内蔵し、予めそれぞれ重ならないように設定
された時刻になると各ビル設備監視装置から自動的に発
信して定時通報を行い、これを監視センター側で確認す
ることが考えられる。
ンターは多数のビルを監視対象としており、従って定時
通報も各ビル設備監視装置に対してその時刻を予め細か
く(例えば1分間隔で)計画的に割当てているため、も
し各ビル設備監視装置の内蔵している時計に狂いを生じ
ると、複数のビル設備監視装置からの定時通報が重なっ
て再発信が必要になったり、場合によっては数回繰り返
しても監視センターにつながらず、その結果、そのビル
設備監視装置は自動発信機能の故障というように、監視
センター側の誤判断を招くおそれがある。
通報の時間間隔を例えば30分というように大きくとる
と、回線を効率的に使用することができず、その結果、
大幅な回線数の増加を招くといった問題があった。
れたもので、その目的とするところは、ビル設備監視装
置側の自動発信機能を確実にチェックすることができる
とともに、定時通報を細かく計画的に割当て、回線を効
率的に使用することのできるビル遠隔監視システムを提
供することにある。
ろは、ビル設備監視装置と監視センターとからなるビル
遠隔監視システムにおいて、前記ビル設備監視装置は内
蔵の時計に従って予め設定された時刻になる度に自動発
信し、監視センターへ定時通報を行う手段と、監視セン
ターから現在時刻情報を受信するとその時刻に合わせて
前記内蔵の時計の時刻を修正する手段とを備え、前記監
視センターは、各ビル設備監視装置から前記定時通報を
受信するとそのビル設備監視装置へ現在時刻情報を送信
する手段を備えた点にある。
記監視センターは各ビル設備監視装置から定時通報を受
信する度に、そのビル設備監視装置へ次の定時通報まで
の残り時間情報を送信する手段を備え、前記ビル設備監
視装置は、該残り時間情報に従って残り時間を内蔵の時
計に設定し、その時刻になると自動発信し定時通報を行
う手段を備えた構成とすることもできる。
おり、予めそれぞれに設定された時刻になったことを検
出すると自動発信し、電話回線を介して監視センターへ
定時通報を行う。監視センターではこの定時通報によ
り、回線状態やビル設備監視装置の自動発信機能に異常
がないことを確認するとともに、定時通報を受けたビル
設備監視装置に対して現在時刻情報を送信する。ビル設
備監視装置はこの現在時刻情報と内蔵の時計の時刻とを
比較し、もしずれがある場合には修正する。この結果、
定時通報を行う度に内蔵の時計が修正され、各ビル設備
監視装置はそれぞれに内蔵された時計により自動発信す
るにも拘わらず、常に正確な時刻に定時通報を行うこと
ができる。
ターは定時通報を受けたビル設備監視装置に対して、現
在時刻情報ではなく、次の定時通報までの残り時間情報
を送信する。ビル設備監視装置はこの残り時間情報に従
って残り時間を内蔵の時計に設定し、その時刻になると
自動発信し定時通報を行う。この動作を繰り返すことに
より、上記と同様に各ビル設備監視装置はそれぞれに内
蔵された時計により自動発信するにも拘わらず常に正確
な時刻に定時通報を行うことができる。
テムの一例を示す全体構成図である。図1において、1
0は監視対象ビル内に設置され、エレベータをはじめと
して種々のビル内設備機器の異常や故障を検知すると自
動発信し、遠隔監視センターに通報すると共に、定期的
にも自動発信し、種々のデータを遠隔監視センターに通
報する機能を持つビル設備監視装置で、11はそのプロ
グラム運行を制御するCPU(中央処理装置)、12は
その制御プログラムが格納されたROM、13はその制
御プログラムの制御情報等を格納するRAM、14は電
話回線を介して監視センターとの送受信を行う通信用イ
ンターフェイス、15は時計或いはタイマーとしての機
能を果たすクロック回路、16はエレベータ制御盤20
との信号授受を行うインターフェイス、17は他の設備
機器30との信号授受を行うインターフェイスである。
エレベータの運転状態の監視や各種情報の処理等を行う
コンピュータ51、ビル設備監視装置10との送受信を
行う通信用インターフェイス52、種々のコマンド入力
用のキーボード53、エレベータの監視結果等を表示す
るCRT、処理結果の印字を行うプリンタ55等で構成
されている。なお、図1では簡単のため図示を省略して
るが、ビル設備監視装置10と同一構成のものが電話回
線40を介して監視センター50に多数接続されてい
る。
フローチャートにより説明する。図2は、ビル設備監視
システム全体の制御プログラムのうち、本発明に係る部
分のみを示したフローチャートの一例で、M1〜M4は
ビル設備監視装置側の処理手順を、N1〜N4は監視セ
ンター側の処理手順をそれぞれ示している。
計により定時通報として予め設定されている時刻になっ
たか否かを常にチェックしている(手順M1)。そして
設定時刻になると自動的にダイヤル装置を駆動し、電話
回線を介して監視センターを呼び出す(手順M2)。監
視センター側では、ビル設備監視装置からの通報がある
と自動的に回線を接続して送信されてきたデータを受信
する(手順N1)。データを受信すると、そのデータが
定時通報であるか否かを判断し(手順N2)、もし定時
通報でない場合は本発明と直接関係がないので説明は省
略するが、その通報内容に応じた処理が直ちに開始され
る。
ータに対して所定の処理を行った後(手順N3)、監視
センター側に内蔵されている時計から、現在時刻を時刻
情報としてそのビル設備監視装置に対して送信する(手
順N4)。ビル設備監視装置側では、この現在時刻情報
を受信すると(手順M3)、内蔵の時計の時刻と比較
し、ずれがある場合はそれを修正する(手順M4)。以
上の手順を繰り返すことにより、ビル設備監視装置に内
蔵の時計の時刻は、定時通報を行う度に監視センター側
の時刻を基準として修正されることになる。
ートを示す図で、前述の図2に相当し、M5〜M8はビ
ル設備監視装置側の処理手順を、N5〜N9は監視セン
ター側の処理手順をそれぞれ示している。まず、ビル設
備監視装置側では、後述の方法により設定された定時通
報の時刻までの残り時間を内蔵の時計により常にチェッ
クしている(手順M5)。そして残り時間が0になると
自動的にダイヤル装置を駆動し、電話回線を介して監視
センターを呼び出す(手順M6)。
らの通報があると自動的に回線を接続して送信されてき
たデータを受信する(手順N5)。データを受信する
と、そのデータが定時通報であるか否かを判断し(手順
N6)、もし定時通報でない場合は前述と同様に、その
通報内容に応じた処理が直ちに開始される。
ータに対して所定の処理を行った後(手順N7)、予め
そのビル設備監視装置に割当てられている次の定時通報
の時刻と、監視センター側に内蔵されている時計の現在
時刻とから残り時間を演算し(手順N8)、その残り時
間情報をビル監視装置に対して送信する(手順N9)。
報を受信すると(手順M7)、その残り時間を内蔵の時
計にセットし、この残り時間を手順1でチェックする。
以上の手順を繰り返すことにより、ビル設備監視装置に
内蔵の時計には、常に監視センター側の時刻を基準にし
て残り時間がセットされ、この残り時間をカウントして
定時通報が行われることになる。なお、上記の実施例で
は定時通報時にのみ時刻の修正や残り時間の設定を行う
ようにしているが、勿論これに限らず、定時通報時に加
えて更に故障通報時にも同様に行うようにしてもよい。
視センターからの指令によってではなく、それぞれに内
蔵された時計を用いて設定された時刻になると自動発信
し、定時通報を行うようにしたので、各ビル設備監視装
置の自動発信機能を確実にチェックすることができる。
しかもその定時通報の時刻は、常に監視センター側に内
蔵されている時計の時刻が基準となるので、定時通報を
繰り返している間にそれぞれのビル設備監視装置の定時
通報の時刻が少しずつずれてくるようなことはなく、従
って多数のビル設備監視装置に対して定時通報の時刻を
細かく計画的に割り当てることが可能となり、電話回線
を効率的に使用することができる。
を示す全体構成図である。
である。
ローチャートである。
Claims (1)
- 【請求項1】 エレベータ等のビル内設備機器の状態を
監視すると共に自動発信機能を備えたビル設備監視装置
と、多数のビル設備監視装置からの監視情報を電話回線
を介して受信する監視センターとからなるビル遠隔監視
システムにおいて、前記監視センターは各ビル設備監視
装置から定時通報を受信する度に、そのビル設備監視装
置へ次の定時通報までの残り時間情報を送信する手段を
備え、前記ビル設備監視装置は、該残り時間情報に従っ
て残り時間を内蔵の時計に設定し、その時刻になると自
動発信し定時通報を行う手段を備えたことを特徴とする
ビル遠隔監視システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3254501A JP2503816B2 (ja) | 1991-09-05 | 1991-09-05 | ビル遠隔監視システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3254501A JP2503816B2 (ja) | 1991-09-05 | 1991-09-05 | ビル遠隔監視システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0568289A JPH0568289A (ja) | 1993-03-19 |
JP2503816B2 true JP2503816B2 (ja) | 1996-06-05 |
Family
ID=17265936
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3254501A Expired - Fee Related JP2503816B2 (ja) | 1991-09-05 | 1991-09-05 | ビル遠隔監視システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2503816B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
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---|---|---|---|---|
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KR101950456B1 (ko) * | 2015-01-19 | 2019-04-22 | 엘에스산전 주식회사 | 태양광발전 장치의 데이터 수집 장치 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2666849B2 (ja) * | 1988-07-08 | 1997-10-22 | 株式会社日立ビルシステム | 遠隔監視装置 |
-
1991
- 1991-09-05 JP JP3254501A patent/JP2503816B2/ja not_active Expired - Fee Related
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---|---|
JPH0568289A (ja) | 1993-03-19 |
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