JP2503545Y2 - Gas実験装置の構造 - Google Patents
Gas実験装置の構造Info
- Publication number
- JP2503545Y2 JP2503545Y2 JP1712189U JP1712189U JP2503545Y2 JP 2503545 Y2 JP2503545 Y2 JP 2503545Y2 JP 1712189 U JP1712189 U JP 1712189U JP 1712189 U JP1712189 U JP 1712189U JP 2503545 Y2 JP2503545 Y2 JP 2503545Y2
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- Japan
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- experimental
- disk
- gas
- disc
- damper
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- Physical Or Chemical Processes And Apparatus (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は宇宙輸送システム(スペースシャトル)に搭
載されるGAS実験装置の構造に関する。
載されるGAS実験装置の構造に関する。
従来のGAS(Get Away Special)実験装置の構造に
は、第3図のように、中心に1本の支柱を有し、これに
実験観測機器6の実装用の円板7を必要数設ける構造
や、第4図のように、ベース円板1とダンパ部円板4と
を交互する板状の支柱8でつなぎ、この支柱8に実験観
測機器6を実装する構造や、また、第5図のように、4
本の支柱9を用い、さらに、この間に円板7を設け、こ
れに実験観測機器6等を実装する構造がある。
は、第3図のように、中心に1本の支柱を有し、これに
実験観測機器6の実装用の円板7を必要数設ける構造
や、第4図のように、ベース円板1とダンパ部円板4と
を交互する板状の支柱8でつなぎ、この支柱8に実験観
測機器6を実装する構造や、また、第5図のように、4
本の支柱9を用い、さらに、この間に円板7を設け、こ
れに実験観測機器6等を実装する構造がある。
上述した従来のGAS実験装置の構造は、第3図の場
合、中心部に支柱を1本有しこれに円板を設けた構造で
あり、支柱は、曲げやねじりに対して強度的に弱い。ま
た、円板も中心部でのみ固定されているので外周部は面
に直角な力に弱く、スペースシャトル打上げ時の機械振
動により共振し、実験観測機器等に破損などを与える恐
れがあり、さらに、実験観測機器等の実装作業性が悪
く、このため、高密度実装が望めないので1台当りの実
験観測項目が少なくなり、経済的にも不利である。
合、中心部に支柱を1本有しこれに円板を設けた構造で
あり、支柱は、曲げやねじりに対して強度的に弱い。ま
た、円板も中心部でのみ固定されているので外周部は面
に直角な力に弱く、スペースシャトル打上げ時の機械振
動により共振し、実験観測機器等に破損などを与える恐
れがあり、さらに、実験観測機器等の実装作業性が悪
く、このため、高密度実装が望めないので1台当りの実
験観測項目が少なくなり、経済的にも不利である。
第4図の場合、強度及び作業性の面からは有利である
が、実装効率が著しく低下し、これも経済的に不利であ
る。
が、実装効率が著しく低下し、これも経済的に不利であ
る。
第5図の場合、4本の支柱と間に入れた円板とを組ん
だ状態で強度を持たせているが、ねじりに弱く、円板の
機械振動による共振の恐れもあり、また実装作業性も悪
い。
だ状態で強度を持たせているが、ねじりに弱く、円板の
機械振動による共振の恐れもあり、また実装作業性も悪
い。
本考案のGAS実験装置の構造は、宇宙輸送システムに
搭載される実験観測機器を実装し、両端が円板状の蓋に
より閉じられた円筒状の実験コンテナの一方の端の前記
蓋にベース円板を介して固定され、放射状に配置された
複数のダンパを介して前記実験コンテナの他方の端の近
傍に内周に接するGAS実験装置の構造であって、前記複
数のダンパを固定するダンパ部円板と、このダンパ部円
板を前記ベース円板に接続する4本の支柱とを有し、こ
れら支柱に前記実験観測機器の少なくとも一部を固定す
る構造である。
搭載される実験観測機器を実装し、両端が円板状の蓋に
より閉じられた円筒状の実験コンテナの一方の端の前記
蓋にベース円板を介して固定され、放射状に配置された
複数のダンパを介して前記実験コンテナの他方の端の近
傍に内周に接するGAS実験装置の構造であって、前記複
数のダンパを固定するダンパ部円板と、このダンパ部円
板を前記ベース円板に接続する4本の支柱とを有し、こ
れら支柱に前記実験観測機器の少なくとも一部を固定す
る構造である。
次に、本考案について図面を参照して説明する。
第1図は本考案の一実施例の斜視図であり、第2図は
同じく断面図である。但し、第2図にはGAS実験コンテ
ナ2もあわせて図示した。
同じく断面図である。但し、第2図にはGAS実験コンテ
ナ2もあわせて図示した。
ベース円板1は、アメリカ航空宇宙局(NASA)のGAS
実験コンテナ2との取付インタフェースであり、NASAか
ら規定された寸法形状を有している。ダンパ3は、GAS
実験コンテナ2に片持ちで取付けられる装置全体の自由
端側をGAS実験コンテナ2の内側に必要十分の力で押し
て荷重を支えるためのものであり、これもNASAから使用
を義務付けられたものである。よって、ダンパ3をダン
パ部円板4に取付け、更に、ベース円板1とを強度計算
されて必要十分な強度を有する4本の支柱5でつなぐ。
この支柱5の内周や外周に記録機器等も含む各種の実験
観測機器6が実装される。さらに高密度実装の必要な場
合には、ベース円板1やダンパ部円板4への実装も可能
である。
実験コンテナ2との取付インタフェースであり、NASAか
ら規定された寸法形状を有している。ダンパ3は、GAS
実験コンテナ2に片持ちで取付けられる装置全体の自由
端側をGAS実験コンテナ2の内側に必要十分の力で押し
て荷重を支えるためのものであり、これもNASAから使用
を義務付けられたものである。よって、ダンパ3をダン
パ部円板4に取付け、更に、ベース円板1とを強度計算
されて必要十分な強度を有する4本の支柱5でつなぐ。
この支柱5の内周や外周に記録機器等も含む各種の実験
観測機器6が実装される。さらに高密度実装の必要な場
合には、ベース円板1やダンパ部円板4への実装も可能
である。
以上説明したように本考案は、ベース円板とダンパ部
とを十分な強度を持つ4本の支柱で連結し、この内側と
外側に実験観測機器や記録機器を実装することにより、
実装効率を高め、かつ、実装作業性を良好にできる効果
がある。さらに、実装効率の向上により、1台当りの実
験観察項目が多く、経済的にも有利な効果がある。
とを十分な強度を持つ4本の支柱で連結し、この内側と
外側に実験観測機器や記録機器を実装することにより、
実装効率を高め、かつ、実装作業性を良好にできる効果
がある。さらに、実装効率の向上により、1台当りの実
験観察項目が多く、経済的にも有利な効果がある。
第1図は本考案の一実施例の斜視図、第2図は同じく断
面図、第3図,第4図及び第5図は従来のGAS実験装置
の構造の3つの例のそれぞれの斜視図である。 1……ベース円板、2……GAS実験コンテナ、3……ダ
ンパ、4……ダンパ部円板、5……支柱、6……実験観
測機器。
面図、第3図,第4図及び第5図は従来のGAS実験装置
の構造の3つの例のそれぞれの斜視図である。 1……ベース円板、2……GAS実験コンテナ、3……ダ
ンパ、4……ダンパ部円板、5……支柱、6……実験観
測機器。
Claims (1)
- 【請求項1】宇宙輸送システムに搭載される実験観測機
器を実装し、両端が円板状の蓋により閉じられた円筒状
の実験コンテナの一方の端の前記蓋にベース円板を介し
て固定され、放射状に配置された複数のダンパを介して
前記実験コンテナの他方の端の近傍に内周に接するGAS
実験装置の構造であって、前記複数のダンパを固定する
ダンパ部円板と、このダンパ部円板を前記ベース円板に
接続する4本の支柱とを有し、これら支柱に前記実験観
測機器の少なくとも一部を固定することを特徴とするGA
S実験装置の構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1712189U JP2503545Y2 (ja) | 1989-02-15 | 1989-02-15 | Gas実験装置の構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1712189U JP2503545Y2 (ja) | 1989-02-15 | 1989-02-15 | Gas実験装置の構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02107600U JPH02107600U (ja) | 1990-08-27 |
JP2503545Y2 true JP2503545Y2 (ja) | 1996-07-03 |
Family
ID=31230623
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1712189U Expired - Lifetime JP2503545Y2 (ja) | 1989-02-15 | 1989-02-15 | Gas実験装置の構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2503545Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100775989B1 (ko) * | 2006-12-26 | 2007-11-15 | 한국항공우주연구원 | 인공위성의 합성 개구면 레이더 지지장치 |
US10486837B2 (en) * | 2015-06-22 | 2019-11-26 | Worldvu Satellites Limited | Payload dispensing system |
-
1989
- 1989-02-15 JP JP1712189U patent/JP2503545Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02107600U (ja) | 1990-08-27 |
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