JP2503147Y2 - 可搬式管自動加工工場 - Google Patents

可搬式管自動加工工場

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JP2503147Y2
JP2503147Y2 JP1990046639U JP4663990U JP2503147Y2 JP 2503147 Y2 JP2503147 Y2 JP 2503147Y2 JP 1990046639 U JP1990046639 U JP 1990046639U JP 4663990 U JP4663990 U JP 4663990U JP 2503147 Y2 JP2503147 Y2 JP 2503147Y2
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潔 川上
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は火力及び原子力プラント、あるいはガスター
ビン、蒸気タービン、ガスタービンコンバインプラント
などに適用される配管の可搬式管自動加工工場に関す
る。
〈従来の技術〉 火力発電プラントや原子力発電プラント2次系の小口
径配管(呼び径50mm以下)は素管を現地に搬入し、専ら
手作業により据付現場でプレハブ加工を行ったのち据え
付られている。
これは配管が未確定要素の多い建屋の梁、壁、柱、手
摺り、あるいは電気・計装用のケーブルトレイやコンジ
ット、空調用ダクトなどの現地の加工要素の高いものと
の干渉を避けるために、現地でルートの計測を行わなけ
ればならないからである。
この配管作業のプロセスの一例を下記に列挙する。
(1)現場での配管ルートのチェックとメジャーによる
寸法の計測 (2)所要素管長さの決定 (3)素管切断位置の研磨とマーキング (4)素管切断 (5)溶接箇所の研磨 (6)溶接開先加工とラベリング (7)曲げ加工 (8)開先合わせ (9)溶接 (10)溶接式の非破壊検査 〈考案が解決しようとする課題〉 この配管作業において、簡易曲げ加工機等の使用によ
って作業の一部の機械化が実施されているものの、前述
したようにほとんどの作業は手作業によって行ってい
る。また、小口径配管の据付時期はプラント据付工期の
末期に集中するため、短期間に限られた作業場所で膨大
な作業量(例えば、1,000MW級原子力発電プラント2次
系で述べ長さ約2万メートル)をこなさなくてはなら
ず、多数の作業者を必要とし、コストも割高となってし
まうという問題点があった。
また、作業者の個人差が介入し、作業量や装品の精
度、品質にばらつきが発生してしまう。
これらの問題を解決するためには機械化と自動化を図
ることが望ましいが、従来の加工用機械設備は定置固定
式であるために移動し難く、移動させる場合には装置単
品ごとに移動させたのち、各装置管の芯出しを行い基礎
に固定しなければならない。更に、これらの装置を収容
する建屋も必要となり、仮設と言えども建設及び撤去費
が多額となってしまう。
本考案はこのような問題点を解決するものであって、
配管作業の自動化によって作業工数及びコストの低減や
作業高率及び品質の向上を図った可搬式管自動加工工場
を提供することを目的とする。
〈課題を解決するための手段〉 上述の目的を達成するための本考案の可搬式管自動加
工工場は、製造工場から搬送された管を据付現場の配管
形状に合わせて加工する可搬式管自動加工工場におい
て、長手方向に隣接して仮設される素管供給管供給パッ
ケージ及び機械加工パッケージと、該機械加工パッケー
ジの長手方向に直交する方向に隣接して仮設される曲げ
加工パッケージと、該曲げ加工パッケージ及び前記素管
供給パッケージに隣接した仮設される組立溶接パッケー
ジ及び検査パッケージと、前記製造工場から入力される
管の設計データを据付現場から入力される計測データに
基づいて修正を行うことで加工データを作成する管理パ
ッケージとを具えことを特徴とする物である。
〈作用〉 素管は素管供給パッケージかな機械加工パッケージに
供給され、更に曲げ加工パッケージに搬送されて機械加
工がなされる。その後、組立溶接パッケージに搬送され
て組立溶接がなされ、検査パッケージで管の検査が行わ
れる。各パッケージは連続的に配設されて全体が矩形を
なすことで、管の加工径路が最短の運送径路となり、ス
ペースが効率的に利用される。そして、管理パッケージ
において、製造工場から管の設計データが入力される一
方、据付現場から計測データが入力され、設計データが
計測データに基づいて修正がなされ、管の加工データが
自動的に作成される。
〈実施例〉 以下、図面に基づいて本考案の実施例を詳細に説明す
る。
第1図及び第2図に本考案の一実施例に係る可搬式管
自動加工工場を示す。
第1図に示すように、1は管の製造工場であって、ト
レーラ2にて可搬式管自動加工工場(現地工場)3に搬
送する。この可搬式管自動加工工場3は管の据付現場の
近くに設けられている。
可搬式管自動加工工場3は素管供給パッケージ11と機
械加工パッケージ12と曲げ加工パッケージ13と組立溶接
パッケージ14と検査パッケージ15と管理パッケージ16と
を備えている。このうち、素管供給パッケージ11し機械
加工パッケージ12、曲げ加工パッケージ13と組立溶接パ
ッケージ14、検査パッケージ15と管理パッケージ16はそ
れぞれ長手方向に隣接して仮設され、機械加工パッケー
ジ12と曲げ加工パッケージ一13、組立溶接パッケージ14
と検査パッケージ15はそれぞれ長手方向に直交する方向
に隣接して仮設されている。
なお、各パッケージ11〜16は単体で搬送自在であっ
て、通常は周期に隔壁が設けられているが、組立時には
この隔壁は取り外される。
第2図に示すように、素管供給パッケージ11には素管
21のストッカ22とコンベア23が隣接して設置されてい
る。ストッカ22は回転自在でコンベア23に搬送すること
ができる。また、コンベア23の一端には素管21を押し出
して長さを測定する測長装置24が、他端(機械加工パッ
ケージ12側)には素管21の切断位置を研磨するプラスト
装置25が設置されている。
機械加工パッケージ12には素管供給パッケージ11が隣
接する位置にスライド台26が設置されている。そして、
このスライド台26上には素管21の切断機27と開先加工機
28及びスライドコンベア29とが支持され、前後左右方向
に移動自在となっている。また、スライド台26とプラス
ト装置25との間には素管21のクランパ30が設置されてい
る。
スライド台26に隣接してコンベア31が設置され、一端
にクランパ32が、他端に識別コードがプリントされたラ
ベルを貼り付けるラベリング装置33が取付けられてい
る。
なお、機械加工パッケージ12には各装置の駆動を制御
するコンピュータ制御装置34が設置されている。
機械加工パッケージ12と曲げ加工パッケージ13とにわ
たって平行な一対のレール35が取付けられ、このレール
35にはトラバーサ36が移動自在に支持されている。この
トラバーサ36は各端部に切断された素管21を把持するチ
ャック37を有している。
また、曲げ加工パッケージ13にはコンベア31と平行を
なすコンベア38が設置され、コンベア38にはコレットチ
ャック装置39が取付けられている。そして、コンベア36
の一端には3次元のNC制御油圧式曲げ加工機40が、他端
に曲げ加工用高圧供給装置41が設置されている。
管理パッケージ16には製造工場1とオンラインに接続
され、管の設計データが入力され図示しないコンピュー
タ端末機と、据付現場の配管に合わせて計測された計測
データが入力される図示しないコンピュータとが設置さ
れている。このコンピュータは管の設計データを計測デ
ータに基づいて修正を行うことで素管21の加工データを
作成する。
而して、第1図及び第2図に示すように、素管ストッ
カ22に供給された素管21は機械加工パッケージ12に設置
されたコンピュータ制御装置34からの指令により素管ス
トッカ22が回転することでコンベア23上に搬送される。
これと同時にスライド台26上の切断機27、開先加工機
28及びスライドコンベア29が所定の位置に自動移動す
る。測長装置24はコンベア23上の素管21を押し、所定の
プラスト位置に到達するとプラスト装置25が作動して切
断装置となる部分の研磨を行う。更に測長装置24が素管
21を押し、所定切断部が切断機27の切断位置に到達する
と、測長装置24が停止すると共にクランパ30は素管21を
固定して、切断作業が行われる。
切断された素管21はスライドコンベア29を経てコンベ
ア31上に運ばれ、その切断側がクランパ32によって固定
され、開先加工機28による溶接開先の加工が行われる。
なお、素管21をクランク30で固定して、切断部と反対側
の開先加工を行うこともできる。
開先加工終了後、素管21はコンベア31上を終端まだ移
動し、ラベリング装置33によって識別コードをプリント
したラベルが貼り付けられる。
つぎに素管21はトラバーサ36に取り付けられた一対の
チャック37で把持されて持ち上げられ、コンベア38上に
搬送される。その後、コレットチャック装置39で端部を
強固に固定された素管21は曲げ加工29によって所定の寸
法に曲げられる。
曲げられた素管21は組立溶接パッケージ14に搬送され
て各素管21の組立及び溶接が施された後に検査パッケー
ジ15に送られ、非破壊検査が行われた後にプレハブ管と
して据付現場に搬送される。
なお、管理パッケージ16では、製造工場1からコンピ
ュータ端末機に入力された素管21の設計データが据付現
場から入力された計測データに基づいて修正が行われ、
常時、素管21の加工データが作成されている。そして、
加工用データがCADによって作成されてCAMシステムに読
み込まれ、これをもとにして上述した素管ローディン
グ、測長、研磨、切断、開先加工、ラベリング、NC曲げ
までを全自動で行っている。
〈考案の効果〉 以上、実施例を挙げて詳細に説明したように本考案の
可搬式管自動加工工場によれば、製造工場から搬送され
た管を据付現場の搬送された管を据付現場の配管形状に
合わせて加工する可搬式管自動加工工場において、素管
供給パッケージと機械加工パッケージと曲げ加工パッケ
ージと組立溶接パッケージと検査パッケージと管理パッ
ケージとを具えたので、各パッケージは連続的に配設さ
れて全体が矩形をなすことで、管の加工径路が最短の運
搬径路となり、スペースを効率的に利用することができ
ると供に、管理パッケージでは製造工場から入力される
管の設計データを据付現場から入力される計測データに
基づいて修正を行って加工データを作成することとな
り、管の加工データを自動的に作成することができる。
その結果、配管加工作業をすべて自動的に行うことが
でき、作業工数及びコストを低減させることができる。
また、工期が短縮されることで作業効率を向上させるこ
とができると共に製品の品質をも工場させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例に係る可搬式管自動加工工に
よる配管の概略図、第2図は可搬式管自動加工工場の平
面図である。 図面中、 1は管の製造工場、3は可搬式管自動加工工場、11は素
管供給パッケージ、12は機械加工パッケージ、13は曲げ
加工パッケージ、14は組立溶接パッケージ、15は検査パ
ッケージ、16は管理パッケージ、21は素管、26はスライ
ド台、27は切断機、28は開先加工機、29はスライドコン
ベアである。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】製造工場から搬送された管を据付現場の配
    管形状に合わせて加工する可搬式管自動加工工場におい
    て、長手方向に隣接して仮設される素管供給パッケージ
    及び機械加工パッケージと、該機械加工パッケージの長
    手方向に直交する方向に隣接して仮設される曲げ加工パ
    ッケージと、該曲げ加工パッケージ及び前記素管供給パ
    ッケージに隣接して仮設される組立溶接パッケージ及び
    検査パッケージと、前記製造工場から入力される管の設
    計データを据付現場から入力される計測データに基づい
    て修正を行うことで加工データを作成する管理パッケー
    ジとを具えたことを特徴とする可搬式管自動加工工場。
JP1990046639U 1990-05-02 1990-05-02 可搬式管自動加工工場 Expired - Lifetime JP2503147Y2 (ja)

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