JP2502811Y2 - 車体屈折角検出装置 - Google Patents

車体屈折角検出装置

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JP2502811Y2
JP2502811Y2 JP1989070254U JP7025489U JP2502811Y2 JP 2502811 Y2 JP2502811 Y2 JP 2502811Y2 JP 1989070254 U JP1989070254 U JP 1989070254U JP 7025489 U JP7025489 U JP 7025489U JP 2502811 Y2 JP2502811 Y2 JP 2502811Y2
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pulley
refraction angle
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detection sensor
sensor
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JP1989070254U
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智 水川
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油谷重工株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、車体屈折式作業車両に装備された車体屈
折角検出装置に関する。
従来の技術 第3図は、車体屈折式作業車両のうちホイールローダ
1の平面図である。図において、2はホイールローダ1
のフロントフレーム、3はリヤフレーム、4はフロント
フレーム2とリヤフレーム3との結合部、θはリヤフレ
ーム3に対して相対的に左右に屈折できる最大屈折角で
ある。第4図は、上記結合部4付近を示すたて断面図で
ある。図において、5は連結ピン、5′は検出装置用連
結ピン、6は連結ピン5′に設けたガイドピン、7は連
結ピン5′をフロントフレーム2に固定するための止め
板、8はボルト部材、9は球面軸受、10はリヤフレーム
3に固着したボス部材、11はボス部材10に対して前後方
向に摺動できるように設けたブラケット、12は車体屈折
角検出用検出センサ、13は検出センサ12のセンサ軸軸で
ある。第5図は、第4図のA−Aより見た図である。
次に、従来技術車体屈折角検出装置の構成を第4図お
よび第5図について述べる。リヤフレーム3に固着した
ボス部材10に対して、前後方向に摺動可能にブラケット
11を設けた。そしてそのブラケット11に検出センサ12を
装着するとともに、その検出センサ12のセンサ軸13を連
結ピン5′上のガイドピン6にまわり止め嵌着し、連結
した。
次に、従来技術車体屈折角検出装置の作用機能につい
て述べる。ホイールローダには、その車体の真直状態お
よび左,右屈折位置を検知するために、車体屈折角検出
装置を設けているものがある。従来技術車体屈折角検出
装置では、フロントフレーム2側に固定した連結ピン
5′上のガイドピン6に、検出センサ12のセンサ軸13を
まわり止め嵌着し、かつリヤフレーム3側に固着された
ボス部材10に、ブラケット11がまわり止めされた状態で
設けられている。そして、そのブラケット11に検出セン
サ12の本体側が固定して、装着されている。したがって
車体の屈折操作を行ったとき、その屈折角と同じ角度だ
け上記センサ軸13が回動するので、車体屈折角を検出す
ることができる。
考案が解決しようとする課題 従来技術の車体屈折角検出装置では、リヤフレーム側
のボス部材に摺動可能に設けたブラケットに、検出セン
サを装着している。それで車体の屈折作業を行ったとき
には、上記ブラケットにおけるボス(第4図のイ部)内
周部は、連結ピン上のガイドピン外周部と相対的に回動
を行う。そのために、上記ボス内周部とガイドピン外周
部との間には、若干の隙間が存在する。したがってガイ
ドピンの軸心に対して検出センサの軸心が正確に一致し
ないので、検出センサの検出値に誤差を生じていた。
また、従来技術車体屈折角検出装置では、検出センサ
のセンサ軸が車体屈折角と同じ角度だけ回動する。そこ
で車体屈折角が小さいときには、検出角度の精度が不十
分であった。つまり、車体屈折角検出装置には精度のか
なり高い検出センサを必要とするので、不具合であっ
た。
この考案は上記の課題を解決し、精確な車体屈折角を
検出できるように検出センサを装着するとともに、精度
の高い検出値を得られる車体屈折角検出装置を提供する
ことを目的とする。
課題を解決するための手段 イ.本発明では、フロントフレームの後端部とリヤフレ
ームの前端部とを連結ピンで屈折可能に結合し、かつ上
記フロントフレームとリヤフレームとの結合部に車体屈
折角を検出する検出センサをそなえた車体屈折式作業車
両において、 ロ.車体屈折角検出用検出センサをリヤフレームに設
け、かつ上記検出センサのセンサ軸に第1プーリを固定
して設け、 ハ.またフロントフレーム側に固定した連結ピンに上記
第1プーリより大径の第2プーリを固定して取付け、上
記第1プーリと第2プーリに対して無端状のベルト部材
を掛けまわして構成した。
作用 イ.検出センサをリヤフレームの検出センサ取付部に装
着するようにしたので、検出装置用連結ピンの軸心に対
して検出センサの軸心を一致させることは不要となっ
た。
ロ.検出センサのセンサ軸に固定して設けた第1プーリ
の直径を第2プーリより小径に設定するようにしたの
で、車体の屈折操作を行ったとき上記センサ軸の回動角
度を、車体屈折角に第2プーリと第1プーリとの直径比
(すなわち、第2プーリの直径寸法/第1プーリの直径
寸法)を乗じた角度に拡大することができる。それによ
り、特に精度の高い検出センサを使用しなくても、精度
の高い検出値を得ることができる。
実施例 以下、この考案の実施例を図面に基づいて詳細に説明
する。第1図は、この考案にかかる車体屈折角検出装置
をそなえた結合部14付近を示すたて断面図である。図に
おいて、3′はリヤフレーム、15はリヤフレーム3′の
検出センサ取付部、16は検出装置用連結ピン、17は連結
ピン16のプーリ取付用ピン部、18は検出センサ、19は検
出センサのセンサ軸、20は第1プーリ、21は第2プー
リ、22はタイミングベルトなどベルト部材である。第2
図は、第1図のB−Bより見た図である。図において、
23はベルト部材22緊張用テンションプーリ、dは第1プ
ーリ20の直径寸法、Dは第2プーリ21の直径寸法であ
る。なおここで、d<Dに設定されている。
次に、本考案の車体屈折角検出装置の構成を第1図お
よび第2図について述べる。本考案では、車体屈折角検
出用検出センサ18をリヤフレーム3′に設け、かつ上記
検出センサ18のセンサ軸19に第1プーリ20を固定して設
けた。またフロントフレーム2側に固定した連結ピン16
に上記第1プーリ20より大径の第2プーリ21を固定して
取付け、上記第1プーリ20と第2プーリ21に対して無端
状のベルト部材22を掛けまわして構成した。なお上記結
合部において、検出装置用連結ピンをリヤフレーム側に
固定して、検出センサをフロントフレーム側に装着する
ようにしてもよい。
次に、この考案にかかる車体屈折角検出装置の作用機
能について述べる。検出センサ18をリヤフレーム3′の
検出センサ取付部15に装着するようにしたので、連結ピ
ン16の軸心に対して検出センサ18の軸心を一致させるこ
とは不要となった。また、検出センサ18のセンサ軸19に
固定して設けた第1プーリ20の直径寸法dを第2プーリ
21の直径寸法Dより小径に設定するようにしたので、車
体の屈折操作を行ったとき上記センサ軸19の回動角度
を、車体屈折角に第2プーリ21と第1プーリ20との直径
比D/dを乗じた角度に拡大することができる。それによ
り、特に精度の高い検出センサを使用しなくても、精度
の高い検出値を得ることができる。
考案の効果 本考案の車体屈折角検出装置ではリヤフレームに設け
た検出センサのセンサ軸に第1プーリを固定して設け、
またフロントフレーム側に固定した連結ピンに上記第1
プーリより大径の第2プーリを固定して取付け、上記第
1プーリと第2プーリに対して無端状のベルト部材を掛
けまわして構成したので、上記両プーリの直径比に応じ
て精度の高い車体屈折角検出値を得ることができる。そ
して、従来技術のように検出装置用連結ピンの軸心に対
して検出センサの軸心を一致させることは不要となっ
た。また検出センサ及びセンサ軸を、連結ピンに比較的
近いリアフレーム部分の位置に取付けることができるの
で、車体屈折角検出装置をコンパクトなものに構成する
ことができる。したがって本願考案の車体屈折角検出装
置は作業車両の構造,機器などのレイアウトに支障を及
ぼさないし、また外部の他の支障物などに接解する度合
も少ないので、メンテナンスを有利に維持することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案にかかる車体屈折角検出装置をそなえ
た結合部付近を示すたて断面図、第2図は第1図のB−
Bより見た図、第3図はホィールローダの平面図、第4
図は従来技術の車体屈折角検出装置をそなえた結合部付
近を示すたて断面図、第5図は第4図のA−Aより見た
図である。 2……フロントフレーム 3,3′……リヤフレーム 4,14……結合部 5,5′,16……連結ピン 12,18……検出センサ 13,19……センサ軸 20……第1プーリ 21……第2プーリ 22……ベルト部材

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】フロントフレームの後端部とリヤフレーム
    の前端部とを連結ピンで屈折可能に結合し、かつ上記フ
    ロントフレームとリヤフレームとの結合部に車体屈折角
    を検出する検出センサをそなえた車体屈折式作業車両に
    おいて、車体屈折角検出用検出センサをリヤフレームに
    設け、かつ上記検出センサのセンサ軸に第1プーリを固
    定して設け、またフロントフレーム側に固定した連結ピ
    ンに上記第1プーリより大径の第2プーリを固定して取
    付け、上記第1プーリと第2プーリに対して無端状のベ
    ルト部材を掛けまわして構成したことを特徴とする車体
    屈折角検出装置。
JP1989070254U 1989-06-14 1989-06-14 車体屈折角検出装置 Expired - Lifetime JP2502811Y2 (ja)

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JPH038982U JPH038982U (ja) 1991-01-28
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5824039A (ja) * 1981-08-05 1983-02-12 Fujita Corp 重機の車体角度検知装置

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