JP2502660B2 - 加熱調理装置 - Google Patents

加熱調理装置

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JP2502660B2
JP2502660B2 JP63046247A JP4624788A JP2502660B2 JP 2502660 B2 JP2502660 B2 JP 2502660B2 JP 63046247 A JP63046247 A JP 63046247A JP 4624788 A JP4624788 A JP 4624788A JP 2502660 B2 JP2502660 B2 JP 2502660B2
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heating chamber
heating
cooking
exhaust
door
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雅史 田中
光夫 秋吉
信夫 関野
賢治 渡辺
健 滝崎
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はオーブン,オーブンレンジ等の食品の加熱調
理装置に関するものである。
従来の技術 従来の例えば第2図に示す加熱調理装置では、加熱室
3内に収納された被加熱物2が加熱手段4によって加熱
された時に生じる油煙,臭気等を加熱室3から排出する
ための排気口10と、排気口10と本体1の外殼に当接する
排気ガイド12と、その排気ガイド12内に設けられた排気
浄化装置9とを設け、本体1内の電気部品5等を冷却す
るための冷却ファン13により生じた空気を加熱室3に設
けられた吸気口14から加熱室3内に送り込むことによ
り、加熱室3内に発生する油煙,臭気等を本体1外へ排
出する構成となっている。
発明が解決しようとする課題 ところがこのような加熱調理装置においては、冷却フ
ァン13により空気を加熱室3内に送り込み、余剰となっ
た空気を加熱室3から押し出すように排出する方法とな
っているため、油煙,臭気等を含んだ空気は排出口10の
みでなく、加熱室3の隙間,特に加熱室3と扉6の隙間
からも排出されるため、使用者側に油煙,臭気等が排気
浄化装置9を経ることなく排出されるための不快感を与
えるばかりでなく、操作ツマミ8や扉6の周囲、扉6の
取手7等に油が付着するなど不衛生であり、また、美観
をそこねる。また、排気動作は冷却ファン13によって行
われるが、この冷却ファン13は本体1内の電気部品5等
の冷却も同時に行うため、油煙,臭気の発生状況に対応
して動かすことが困難であり、高温調理開始直後など、
まだ食品から油煙,臭気が出ておらず加熱室3内の空気
の温度が上がり切っていないにもかかわらず、電気部品
5等の温度を下げることを目的に動作したり、本来冷却
を目的としたファンであるため回転数が高く細かな排気
量の調整は困難であるため、調理の効率や出来を悪くし
たりする。又、冷却ファン13の停止時において、加熱室
3内の空気が吸気口14から本体1内の電気部品5等の収
納部に侵入し、油が電気部品5等に付着するなどという
安全性に関わる課題もある。
このように現状の排気浄化方法では、加熱室3内で発
生した油煙,臭気等が、全て排気浄化装置9を経て本体
1外へ出るのではなく、使用者側にも排出されてしまう
ため使用者に不快感を与えるのみならず、操作ツマミ8
等の操作面や扉6の取手7等に油が付着しきわめて不衛
生的となりがちで、清潔さを保つための保守に多大な労
力を要し、又、電気部品5の冷却をも目的とした冷却フ
ァン13により排気量が決まるため、調理の実態に対応し
た排気量の調整が難しいなどの非常に困難な課題があっ
た。
本発明はこのような従来の課題を解決するものであ
り、庫内排気用ファン11と排気浄化装置9を排気口10の
近傍に設け、排気のため必要となる空気の吸入口を扉6
の近傍のみに設けるという簡単な構成で、清潔で使い勝
手が良く効率的な加熱調理装置を提供するものである。
課題を解決するための手段 被加熱物を収納し加熱調理する加熱室と、前記加熱室
から被加熱物を出し入れするための扉と、前記加熱室内
の被加熱物を加熱する加熱手段と、前記加熱室に生じる
油煙,臭気等の本体外への排出のための排気ファンと、
排気の浄化を行なう酸化触媒等の排気浄化手段とを設
け、排出される油煙等を含む空気の不足を、前記扉近傍
のみから吸気すう構成としたものである。
作用 本発明の加熱調理装置は、まず第1に排気用のファン
を設けているため、加熱室内の温度や食品からの油煙,
臭気の発生に対応した排気量を調整することが可能であ
り、浄化に最適な風速と風量を確保できるため浄化効率
が良く、必要な排気量のみ本体外へ排出するため熱効率
が良く、調理性能も向上する。そして第2に吸気口を扉
の近傍のみに設けているため、食品から油煙,臭気等が
発生している場合、排気ファンが動作し、扉近傍の吸気
口からのみ吸気するため、加熱室内の油煙・臭気等を含
んだ空気が逆流することなく全て浄化手段を経て排気口
から排出するため、浄化効率が高く、本体の操作面や電
気部品収納部等が食品からの油煙等で汚れるのを防ぐこ
とができる。
このように、排気ファンを用い吸気口を扉近傍のみに
設置することにより浄化効果が高く、清潔で使い勝手が
良く効率的な加熱調理装置を製作することが実現できる
という効果を有するものである。
実施例 以下、本発明の一実施例について図面に基づき説明す
る。
第1図は本発明による加熱調理装置の横断面図であ
る。第1図において加熱室3には前面の開口部を開閉自
在にする扉6が下部において吸気のために加熱室3と適
度な隙間を故意に設けるように設置されており、加熱室
3の後部には排気口10と排気口10と本体1の外殼に当接
する排気ガイド12が設けられており、排気ガイド12の内
部に排気浄化装置9と排気ファン11が設置されている。
また、加熱室3内には加熱手段4が設けられており、加
熱室3内の被加熱物2を加熱する構成となっている。ま
た、排気浄化装置9は本実施例においては触媒を用いて
いる。ここで触媒は温度が上がるとそれに対応してその
浄化能力が上昇することが知られている。本実施例の場
合、触媒である排気浄化装置9は加熱室3に密接した排
気ガイド12内に設けられており、雰囲気温度は、ほぼ加
熱室3内の雰囲気と同程度まで上昇するが、調理温度が
低くても臭気等を発生する調理に対応するため本実施例
においては排気浄化装置9近傍に触媒加熱用の電熱ヒー
タ15を設けている。
このようにすれば、被加熱物2からの油煙・臭気等の
発生状況に対応して排気ファン11を動作させることによ
り熱効率が良く浄化性能も満足することができ、油煙・
臭気が発生している場合、扉近傍に設けられた吸気用の
隙間からは、加熱室3内に空気が吸われているため汚れ
た空気が逆流することがなく、快適で清潔な加熱装置を
提供することができる。また、本実施例のように吸気口
を本体1の下部に設けることにより、排気ファン11が動
作する前も対流により加熱室3内の空気が前面にもれる
こともないため、排気ファン11を必要な時にのみ動作さ
せればよいため、加熱室3内の温度上昇時などにおいて
は、不要の熱の放出を防ぐことができるため、効率が良
く、調理性能も向上する。
また、第1図に示す構成の加熱調理装置において排気
浄化の際、動作する排気ファン11を調理と同時に動作さ
せるのではなく、調理メニューと温度、すなわち油煙・
臭気が発生し始める条件より動作させ、調理終了後及び
扉6の開時後もある一定時間動作させ、必要に応じて電
熱ヒータ15も動作させる。
このようにすれば、被加熱物2からの油煙・臭気等の
発生状況に対応して排気ファン11を動作させることによ
り熱効率が良く浄化性能も満足することができ、油煙・
臭気が発生している場合、扉近傍に設けられた吸気用の
隙間からは、加熱室3内に空気が吸われているため汚れ
た空気が逆流することがなく、快適で清潔な加熱装置を
提供することができる。また、本実施例のように吸気口
を本体1の下部に設けることにより、排気ファン11が動
作する前も対流により加熱室3内の空気が前面にもれる
こともないため、排気ファン11を必要な時にのみ動作さ
せればよいため、加熱室3内の温度上昇時などにおいて
は、不要の熱の放出を防ぐことができるため、効率が良
く、調理性能も向上する。また、調理終了後において
も、扉6を開けて被加熱物2を本体1の外に出すまで
は、被加熱物2から発生し続ける油煙・臭気等が加熱室
3内にこもるため、調理終了後もしばらくは排気ファン
11を動作させる。また、扉6開時においても排気ファン
11を動作させることにより、加熱室3内から加熱室3の
前面開口部から使用者側に放出される油煙・臭気等を減
少させることはできる。この場合、吸気抵抗が減少する
ため排気ファン11の回転数が上がり排気量が増えるが、
浄化能率は減少する。しかし、使用者側への汚れた空気
の放出を減少することができるため効果的である。さら
に扉6の開時以降も排気ファン11を動作させることによ
い、調理後も強い臭気の残る魚などの調理のあとでも、
加熱室内の空気を浄化するため、加熱室3内を常に快適
で清潔に保つことができる。調理終了後及びドア開時後
においても、調理用加熱ヒータ4は動作していないた
め、排気浄化装置9の温度が下がるので、必要に応じて
触媒加熱用電熱ヒータ15を動作させ浄化能力を高める。
発明の効果 以上のように本発明の加熱調理装置によれば次の効果
を得ることができる。
(1)排気ファンを設け、加熱室内の汚れた空気を吸い
出す構成としたため、汚れた空気は加熱室の隙間などか
らもれることなく、排気ファンによって吸われ、その際
排気ファン近傍の排気浄化装置を通るようにしているた
め、浄化能力が良い加熱調理装置を提供することができ
る。
(2)排気ファンを設けたことにより、加熱室内の油煙
・臭気の発生に対応した排気動作を行うことができるた
め、熱損失が少なく調理性能の良い加熱調理装置を提供
することができる。
(3)扉近傍のみに吸気口を設けており、排気ファンに
より、油煙・臭気発生時は吸気が行われるため、油煙・
臭気等を含んだ空気が使用者側へもれるのを防ぐため、
快適で清潔な加熱調理装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例である加熱調理装置の横断面
図、第2図は従来の加熱調理装置の横断面図である。 1……本体、3……加熱室、6……扉、9……排気浄化
装置、11……排気ファン。
フロントページの続き (72)発明者 渡辺 賢治 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 滝崎 健 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭52−82766(JP,A) 実開 昭52−14245(JP,U) 実開 昭57−137901(JP,U) 実公 昭48−22764(JP,Y1)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被加熱物を収納し加熱調理する加熱室と、
    前記加熱室から被加熱物を出し入れするための扉と、前
    記加熱室内の被加熱物を加熱する加熱手段と、前記加熱
    室に生じる油煙,臭気等を本体外へ排出するための排気
    ファンとを有し、前記加熱室外からの吸気を加熱室と扉
    との間に設けられた隙間で構成するとともに、加熱室か
    らの排気を浄化する排気浄化手段を設けたことを特徴と
    する加熱調理装置。
  2. 【請求項2】排気ファンを調理途中から動作させ、調理
    終了後及び前記扉開後も一定時間動作させることを特徴
    とした請求項1記載の加熱調理装置。
JP63046247A 1988-02-29 1988-02-29 加熱調理装置 Expired - Lifetime JP2502660B2 (ja)

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