JP2502592B2 - 電子回路装置 - Google Patents

電子回路装置

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JP2502592B2
JP2502592B2 JP11503687A JP11503687A JP2502592B2 JP 2502592 B2 JP2502592 B2 JP 2502592B2 JP 11503687 A JP11503687 A JP 11503687A JP 11503687 A JP11503687 A JP 11503687A JP 2502592 B2 JP2502592 B2 JP 2502592B2
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JP
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electronic circuit
metal case
resin
circuit device
fins
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康則 竹下
大 川山
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は車載用部品等の電子回路装置及びその製造方
法に関するものである。
従来の技術 従来、この種の電子回路装置としては、第4図,第5
図に示すように構成されていた。すなわち、第4図,第
5図において、21はプリント基板22に抵抗、コンデンサ
等の電子部品23、トランジスタ等の発熱部品24を実装
し、所定の電気配線を行って構成した電子回路本体であ
り、この電子回路本体21には、リード線25が接続されて
いる。この電子回路本体21は、外面に放熱用のフィン26
aを有する有底状のダイキャスト成型よりなる金属ケー
ス26内に収納され、そしてこの金属ケース26内に熱硬化
性の樹脂27が充填されている。なお、電子回路本体21の
リード線25は金属ケース26の側面に嵌合した保持板28に
より保持され、外部に引出されている。
発明が解決しようとする問題点 このような従来の装置の場合、金属ケース26の開口部
側が機器への取付け部となり、樹脂部が機器に接するた
め、放熱効率が悪く、また組立時、電子回路本体21部分
を構成した後金属ケース26内に収納し、樹脂27を充填す
るというように、1個1個の組立となり、生産性が悪
く、量産が難しく低価格化が困難であるという問題があ
った。
本発明はこのような問題点を解決するもので、生産性
の向上を図ることを目的としている。
問題点を解決するための手段 この問題点を解決するために本発明は、押出成型によ
り形成されかつ外面に押出方向と平行になるように複数
のフィンを形成したU字状の金属ケース内に、リード端
子を有する電子回路本体を挿入配置し、金属ケース内部
に樹脂を充填することにより構成され、かつ金属ケース
内面にフィンに沿って溝を形成したものである。
作 用 この構成により、長尺の金属ケース部材を準備し、そ
の金属ケース部材内に複数の電子回路本体を挿入配置
し、樹脂を充填した後、個々に分割するか、または長尺
の金属ケース部材から金属ケースを得た後、電子回路本
体を挿入配置し、樹脂を充填すればよく、高い生産性が
得られる。また、U字状の金属ケースの一面が機器への
取付け部となり、従来のように樹脂部が取付け部となる
場合に比べ、放熱効率が良好となる。
実施例 以下、本発明の一実施例を示す第1図〜第3図の図面
を用いて説明する。
第1図,第2図に本発明の一実施例による電子回路装
置を示しており、図において、1は電子回路本体であ
り、プリント基板2にコンデンサ,抵抗等の電子部品3
とトランジスタ等の発熱部品4を実装し、所定の電気配
線を行うことにより構成されている。また、プリント基
板2には、外部機器との接続用の板状のリード端子5が
半田付け等により直接接続固定されている。
6は押出成型により形成した両端面及び底面が開放し
たU字状の金属ケースであり、この金属ケース6の外面
において、一側面及び上面には押出成型時の押出方向と
平行になるように、複数の放熱用のフィイ6aが一体に設
けられている。この金属ケース6内に前記電子回路本体
1が、リード端子5が金属ケース6の底面開口部より外
部に突出するように挿入配置されている。
また、この金属ケース6の内面のフィン6aと相対する
位置には、フィン6aと平行になるようにフィン6aに沿っ
て複数の溝6bが設けられ、さらに金属ケース6内の上面
部には、前記電子回路本体1の発熱部品4の放熱部が嵌
合する凹部を形成する突出璧6cが設けられている。
さらに、金属ケース6のフィン6aを形成していない一
側面には、この側面を上面側に延長した取付部7が設け
られており、外部機器への取付部はこの側面側となり、
ボルトとナット等により取付けられる。
8は金属ケース6内に注入される熱硬化性の樹脂であ
り、電子回路本体1の保護,防水や放熱補助の役目を果
している。
また、本発明においては、金属ケース6内面にフィン
6aに沿って溝6bを形成しており、金属ケース6内に注入
した樹脂8はその溝6bに食い込むような状態となるとと
もに、樹脂8と金属ケース6との接着面積が増大し、放
熱効率が改善されるとともに、リード端子5の引張りに
対する電子回路本体1への内部応力が少なくなる。
次に、本発明の電子回路装置の製造方法について、第
3図a〜cを用いて説明する。
まず、第3図aに示すように、金属部材を押出成型す
ることにより、金属ケース6が複数個連なった形状の長
尺の金属ケース部材6′を得る。
その後、第3図bに示すように、保持バー8にリード
端子5を接続して複数個ぶら下げた状態の電子回路本体
1を金属ケース部材6′内に、金属ケース部材6′の底
面開口部よりリード端子5が突出するように挿入配置す
る。この時、電子回路本体1の発熱部品4の放熱部が突
出璧6cによる凹部に嵌合するように電子回路本体1を挿
入配置する。
その後、第3図cに示すように、金属ケース部材6′
の両端開口部を塞いだ状態で、内部に樹脂8を注入し、
硬化させる。
そして、最終工程で個々の電子回路本体1間で金属ケ
ース部材6′を樹脂8を含めて切断され、これにより個
々に分割され、第1図,第2図に示す電子回路装置が得
られる。
ここで、本実施例においては、長尺の金属ケース部材
6′を得た後、複数個の電子回路本体1を挿入配置する
とともに、樹脂を注入し、その後個々に分割して完成品
としたが、金属ケース部材6′を得た後、1個1個の金
属ケース6に分割し、その後その金属ケース6内に電子
回路本体1を挿入配置し、樹脂8を注入してもよい。
発明の効果 以上のように本発明によれば、押出成型により長尺の
金属ケース部材を準備し、その金属ケース部材内に複数
の電子回路本体を挿入配置し、樹脂を充填した後、個々
に分割するか、または長尺の金属ケース部材から金属ケ
ースを得た後、電子回路本体を挿入配置し、樹脂を充填
すればよく、高い生産性で電子回路装置を得ることがで
き、また金属ケースの一側面である金属面が外部機器へ
の取付部となるため、放熱効率の向上を図ることができ
る。
さらに本発明は金属ケース内面にフィンに沿って溝を
形成しているため、金属ケース内に注入充填した樹脂が
溝に食い込むようになるとともに、金属ケースとの接着
面積が増え、放熱効率がより一層良好になるとともに、
リード端子の引張りに対する樹脂の剥離や電子回路本体
への内部応力が少なくなり、安定した特性のものが得ら
れる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例による電子回路装置を一部を
切欠いて示す斜視図、第2図は同断面図、第3図a〜c
は同装置の製造方法の工程を示す斜視図、第4図及び第
5図は従来の電子回路装置を示す斜視図及び断面図であ
る。 1……電子回路本体、2……プリント基板、3……電子
部品、4……発熱部品、5……リード端子、6……金属
ケース、6a……フィン、6b……溝、6c……突出璧、8…
…樹脂。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】押出成型により形成されかつ外面に押出方
    向と平行になるように複数のフィンを形成したU字状の
    金属ケース内に、リード端子を有する電子回路本体を挿
    入配置し、金属ケース内部に樹脂を充填することにより
    構成され、かつ前記金属ケース内面に前記フィンに沿っ
    て溝を形成した電子回路装置。
JP11503687A 1987-05-12 1987-05-12 電子回路装置 Expired - Lifetime JP2502592B2 (ja)

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JPS63280444A JPS63280444A (ja) 1988-11-17
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