JP2502582Y2 - 食器兼食品収納箱 - Google Patents

食器兼食品収納箱

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JP2502582Y2
JP2502582Y2 JP1992022950U JP2295092U JP2502582Y2 JP 2502582 Y2 JP2502582 Y2 JP 2502582Y2 JP 1992022950 U JP1992022950 U JP 1992022950U JP 2295092 U JP2295092 U JP 2295092U JP 2502582 Y2 JP2502582 Y2 JP 2502582Y2
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一男 長森
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有限会社長森紙器工業所
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、主として店頭等で売る
蛸焼、鯛焼、回転焼、御好焼、焼そば、スパゲッティ、
ハンバーガー、フライドチキン、サンドイッチ、寿司等
のファーストフードやテイクアウト等の食品を収納し
て、持ち帰る収納箱として使用されるばかりでなく、そ
のファーストフードやテイクアウト等の食品を収納し
て、その場で食する食器としても使用される食器兼食品
収納箱に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来は、底板の前端縁及び後端縁に上方
へ折曲げる夫々前板及び後板を設け、且つ底板の一側縁
には上方へ折曲げる側板を設けると共に、底板の他側縁
には、先端部に前記側板の外面に止着する止着片を有す
る上方、一側方、下方へ角形状に折曲げる蓋板を設ける
ように形成されていた(例えば実開平1−150510
号公報)。
【0003】そして、使用時には、店頭等で底板にファ
ーストフードやテイクアウト等の食品を載せて、前板、
後板、側板を上方へ夫々折曲げた後、蓋板を上方、一側
方、下方へ角形状に折曲げ、止着片を側板の外面にセロ
ハンテープ等で止着し、これを包装袋等に入れて持ち帰
り、食品を食する際に、側板の外面に止着している止着
片のセロハンテープ等を剥がして、蓋板を開放してい
た。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、店頭等
でファーストフードやテイクアウト等の食品を収納し
て、これを包装袋等に入れて持ち帰る収納箱としては使
用可能であるが、蓋板を上方、一側方、下方へ角形状に
単なる折曲げているため、手に持ちにくく、且つ外観上
の体裁が悪く、ファーストフードやテイクアウト等の食
品を収納して、その場で食する食器としては極めて不都
合であった。
【0005】また、食品を食する際に、側板の外面に止
着している止着片のセロハンテープ等を剥がさなければ
ならないため、蓋板の開放操作が面倒であった。それ
に、底板の前端縁、後端縁、一側縁に夫々前板、後板、
側板を上方へ折曲自在に単なる設け、且つ底板の他側縁
に蓋板を上方、一側方、下方へ折曲自在に単なる設ける
のみであるため、蓋板を下方から支持できず、蓋板の折
曲部分の強度が弱く、且つ前板及び後板を外側から支持
できず、前板及び後板が外側へ折曲がる虞があって、食
品が外部に飛び出す危険性があった。
【0006】更に、底板の他側縁に、先端部に止着片を
有する蓋板を上方、一側方、下方へ折曲自在に単なる設
けているのみであるため、食品を食する際に、蓋板全体
を開放しなければならず、開蓋後の全体の強度が著しく
弱くなる欠点があった。
【0007】そこで、本考案は、上述のような課題を解
決するために案出されたもので、店頭等でファーストフ
ードやテイクアウト等の食品を収納して、これを包装袋
等に入れて持ち帰る収納箱として使用できるようにする
のは勿論のこと、手に持ちやすく、且つ外観上の体裁を
良好にして、ファーストフードやテイクアウト等の食品
を収納して、その場で食する食器としても使用できるよ
うにすると共に、食品を食する際に、底板の下面に止着
している止着片のセロハンテープ等を剥がすことなく、
蓋板の開放操作を極めて容易にでき、しかも、蓋板の折
曲部分の強度を著しく増大させ、且つ食品が外部に飛び
出すのを防止できるようにし、更に、開蓋後の全体の強
度を著しく増大させられるような食器兼食品収納箱を提
供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述のような目的を達成
するために、本考案にあっては、ファーストフードやテ
イクアウト等の食品を載せる底板の前端縁、後端縁、一
側縁に上方へ折曲げる夫々前板、後板、側板を設け、且
つ底板の他側縁には、前記前板、後板、側板が上側から
包囲されるように上方、一側方、下方へ円弧状に順次折
曲げる蓋板を設け、この蓋板の先端には前記底板の下側
から他側方へ折曲げて底板の下面に止着する止着片を設
け、前記蓋板の周縁部を除いた中央部分には前記食品取
出用の適宜形状の蓋部を、切取線を介して上方へ開放自
在に設け、この蓋部の切取線の左右両側の二角部又は適
宜一角部には蓋部開放時の摘み片を、両端が前記切取線
に繋がる切込みを介して前記蓋板折曲時に外側方へ突出
するように夫々設けると共に、前記側板及び前記蓋板の
前端部前板近傍及び後端部後板近傍に互いに三角形状の
夫々各前側折合片及び各後側折合片を前記側板及び前記
蓋板と折合自在に設けたものである。
【0009】
【作用】そして、上述のような技術的手段により、使用
時には、底板にファーストフードやテイクアウト等の食
品を載せて、先ず、前板及び後板を上方へ夫々折曲げた
後、側板側の前側折合片及び後側折合片が側板と折合わ
されるように側板を上方へ折曲げ、次に、蓋板側の前側
折合片及び後側折合片が蓋板と折合わされて前板、後
板、側板が上側から包囲されるように、蓋板を上方、一
側方、下方へ円弧状に折曲げた後、止着片を底板の下側
から他側方へ折曲げて底板の下面にセロハンテープ等で
止着するようにする。
【0010】食品を食する際は、蓋板の蓋部の摘み片を
指で摘んで、蓋部を切取線に沿って上方へ切取ることに
よって、蓋板を開放するようにし、この場合、蓋板を、
前板、後板、側板が上側から包囲されるように上方、一
側方、下方へ円弧状に順次折曲げた際に、摘み片が外側
方へ突出するようにする。
【0011】また、使用時に、前板及び後板を上方へ夫
々折曲げた後、側板を上方へ折曲げ、且つ前板、後板、
側板が上側から包囲されるように蓋板を上方、一側方、
下方へ円弧状に順次折曲げる際に、側板側の前側折合片
及び後側折合片が折曲時の反発力に抗して側板と折合わ
され、且つ蓋板側の前側折合片及び後側折合片が折曲時
の反発力に抗して蓋板と折合わされ、前側折合片、前側
折合片、後側折合片、後側折合片等の折曲時の反発力に
よって、蓋板を下方から突張って支持でき、且つ前板及
び後板を外側から突張って支持できるようにする。
【0012】
【実施例】以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説
明する。
【0013】図1乃至図4に示すように、蛸焼、鯛焼、
回転焼、御好焼、焼そば、スパゲッティ、ハンバーガ
ー、フライドチキン、サンドイッチ、寿司等のファース
トフードやテイクアウト等の食品を載せる前後方向へ長
い長方形状の底板1の前端縁及び後端縁に、左右両側か
ら先端側が円弧状に成形された略半楕円形状、略半長楕
円形状、略半円形状等の夫々前板2及び後板3を、各折
目4,5を介して上方へ折曲自在に連設し、且つ底板1
の左側縁にはその底板1の前後方向の長さより若干長い
長方形状の側板6を、折目7を介して上方へ折曲自在に
連設する。
【0014】また、前記底板1の右側縁にはその底板1
の前後方向及び左右方向の長さより若干長い長方形状の
蓋板8を、折目9を介して前記前板2、後板3、側板6
が上側から包囲されるように上方、左側方、下方へ円弧
状に順次折曲自在に連設し、この蓋板8の先端にはセロ
ハンテープ等で前記底板1の下面に止着する台形状の止
着片10を、折目11を介して前記底板1の下側から右
側方へ折曲自在に連設する。更に、その蓋板8の周縁部
を除いた中央部分には、前後方向へ長い六角形状の前記
食品取出用の蓋部12を、ミシン目等の切取線13を介
して上方へ開放自在に設け、この蓋部12の切取線13
の左右両側の二角部には蓋部12開放時の舌状の摘み片
14を、両端が前記切取線13に繋がる切込み15を介
して前記蓋板8折曲時に外側方へ突出するように夫々設
ける。
【0015】そして、前記側板6及び前記蓋板8の前端
部前板2近傍には三角形状の各前側折合片16,17
を、一端が前記折目4の両端と前記各折目7,9の前端
との交差点から折目4に対して90度より若干小さい角度
で夫々交わる折目18と、一端が折目4の両端と各折目
7,9の前端との交差点から前記折目18に対して45度
より若干大きい角度(前記折目7,9に対して略135
度)で側板6及び蓋板8の前端縁に斜めに達する折目1
9とを介して側板6及び蓋板8と折合自在に設け、且つ
側板6及び蓋板8の後端部後板3近傍には三角形状の各
後側折合片20,21を、一端が折目5の両端と各折目
7,9の後端との交差点から折目5に対して90度より若
干小さい角度で夫々交わる折目22と、一端が折目5の
両端と各折目7,9の後端との交差点から前記折目22
に対して45度より若干大きい角度(前記折目7,9に対
して略135 度)で側板6及び蓋板8の後端縁に斜めに達
する折目23とを介して側板6及び蓋板8と折合自在に
設けるように形成したものである。
【0016】しかして、前記底板1及び前記蓋板8は、
前後方向へ若干長い長方形状に成形し、この蓋板8の周
縁部を除いた中央部分に、前後方向へ長い六角形状の蓋
部12を、ミシン目等の切取線13を介して上方へ開放
自在に設け、この蓋部12の切取線13の左右両側の二
角部に蓋部12開放時の舌状の摘み片14を、両端が前
記切取線13に繋がる切込み15を介して前記蓋板8折
曲時に外側方へ突出するように夫々設けるべく説明及び
図示されているが、これに何等限定されることなく、図
5及び図6に示すように、底板24及び蓋板25を略正
方形状に成形し、この蓋板25の周縁部を除いた中央部
分に、略正方形状の蓋部26を、ミシン目等の切取線2
7を介して上方へ開放自在に設け、この蓋部26の切取
線27の適宜一角部に蓋部26開放時の舌状の摘み片2
8を、両端が前記切取線27に繋がる切込み29を介し
て前記蓋板25折曲時に外側方へ突出するように夫々設
けても良い。
【0017】尚、前記側板6を底板1の左側縁に連設
し、且つ前記蓋板8を底板1の右側縁に連設するように
説明及び図示されているが、これに限らず、側板6を底
板1の右側縁に連設し、且つ蓋板8を底板1の左側縁に
連設するようにしても良いのは勿論である。
【0018】
【考案の効果】本考案に係る食器兼食品収納箱は、上述
のように、ファーストフードやテイクアウト等の食品を
載せる底板1,24の前端縁、後端縁、一側縁に上方へ
折曲げる夫々前板2、後板3、側板6を設け、且つ底板
1,24の他側縁には、前記前板2、後板3、側板6が
上側から包囲されるように上方、一側方、下方へ円弧状
に順次折曲げる蓋板8,25を設け、この蓋板8,25
の先端には前記底板1,24の下側から他側方へ折曲げ
て底板1,24の下面に止着する止着片10を設け、前
記蓋板8,25の周縁部を除いた中央部分には前記食品
取出用の適宜形状の蓋部12,26を、切取線13,2
7を介して上方へ開放自在に設け、この蓋部12,26
の切取線13,27の左右両側の二角部又は適宜一角部
には蓋部12,26開放時の摘み片14,28を、両端
が前記切取線13,27に繋がる切込み15,29を介
して前記蓋板8,25折曲時に外側方へ突出するように
夫々設けるように構成したから、使用時においては、底
板1,24にファーストフードやテイクアウト等の食品
を載せて、先ず、前板2及び後板3を上方へ夫々折曲げ
た後、側板6側の前側折合片16及び後側折合片20が
側板6と折合わされるように側板6を上方へ折曲げ、次
に、蓋板8,25側の前側折合片17及び後側折合片2
1が蓋板8,25と折合わされて前板2、後板3、側板
6が上側から包囲されるように、蓋板8,25を上方、
一側方、下方へ円弧状に順次折曲げた後、止着片10を
底板1,24の下側から他側方へ折曲げて底板1,24
の下面にセロハンテープ等で止着することにより、店頭
等でファーストフードやテイクアウト等の食品を収納で
きるため、これを包装袋等に入れて持ち帰る収納箱とし
て使用できるのは勿論である。しかも、蓋板8,25を
上方、一側方、下方へ円弧状に順次折曲げて、前板2、
後板3、側板6を上側から包囲してあるため、従来のよ
うに蓋板を上方、一側方、下方へ角形状に単なる折曲げ
たものに比較して、手に持ちやすく、且つ外観上の体裁
も良好であるため、ファーストフードやテイクアウト等
の食品を収納して、その場で食する食器としても使用す
ることができる。
【0019】そして、食品を食する際は、蓋板8,25
の蓋部12,26の摘み片14,28を指で摘んで、蓋
部12,26を切取線13,27に沿って上方へ切取る
ことによって、蓋板8,25を開放できるため、底板
1,24の下面に止着している止着片10のセロハンテ
ープ等を剥がすことなく、蓋板8,25の開放操作が極
めて容易である。
【0020】この場合、蓋板8,25を、前板2、後板
3、側板6が上側から包囲されるように上方、一側方、
下方へ円弧状に順次折曲げた際に、摘み片14,28が
外側方へ突出するため、摘み片14,28を摘み易く、
蓋板8,25の開放操作が一層容易である。
【0021】それに、側板6及び蓋板8,25の前端部
前板2近傍及び後端部後板3近傍に互いに三角形状の夫
々各前側折合片16,17及び各後側折合片20,21
を側板6及び蓋板8,25と折合自在に設けたことによ
って、使用時に、前板2及び後板3を上方へ夫々折曲げ
た後、側板6を上方へ折曲げ、且つ前板2、後板3、側
板6が上側から包囲されるように蓋板8,25を上方、
一側方、下方へ円弧状に順次折曲げる際に、側板6側の
前側折合片16及び後側折合片20が折曲時の反発力に
抗して側板6と折合わされ、且つ蓋板8,25側の前側
折合片17及び後側折合片21が折曲時の反発力に抗し
て蓋板8,25と折合わされるため、前側折合片16、
前側折合片17、後側折合片20、後側折合片21等の
折曲時の反発力によって、蓋板8,25を下方から突張
って支持でき、蓋板8,25の折曲部分の強度を著しく
増大させることができ、且つ前板2及び後板3を外側か
ら突張って支持でき、食品Aが外部に飛び出すのを防止
することができる。
【0022】この場合、側板6及び蓋板8の前端部前板
2近傍に三角形状の各前側折合片16,17を、一端が
折目4の両端と各折目7,9の前端との交差点から折目
4に対して90度より若干小さい角度で夫々交わる折目1
8と、一端が折目4の両端と各折目7,9の前端との交
差点から前記折目18に対して45度より若干大きい角度
(前記折目7,9に対して略135 度)で側板6及び蓋板
8の前端縁に斜めに達する折目19とを介して側板6及
び蓋板8と折合自在に設け、且つ側板6及び蓋板8の後
端部後板3近傍には三角形状の各後側折合片20,21
を、一端が折目5の両端と各折目7,9の後端との交差
点から折目5に対して90度より若干小さい角度で夫々交
わる折目22と、一端が折目5の両端と各折目7,9の
後端との交差点から前記折目22に対して45度より若干
大きい角度(前記折目7,9に対して略135 度)で側板
6及び蓋板8の後端縁に斜めに達する折目23とを介し
て側板6及び蓋板8と折合自在に設けることによって、
使用時に、前板2及び後板3を上方へ夫々折曲げた後、
側板6を上方へ折曲げ、且つ前板2、後板3、側板6が
上側から包囲されるように蓋板8,25を上方、一側
方、下方へ円弧状に順次折曲げる際に、側板6側の前側
折合片16及び後側折合片20が折曲時の反発力に抗し
て底板1に対して90度より若干小さい角度で側板6と折
合わされ、且つ蓋板8,25側の前側折合片17及び後
側折合片21が折曲時の反発力に抗して底板1に対して
90度より若干小さい角度で蓋板8,25と折合わされる
ため、前側折合片16、前側折合片17、後側折合片2
0、後側折合片21等の折曲時の反発力によって、蓋板
8,25を下方から一層突張って支持でき、蓋板8,2
5の折曲部分の強度を一層増大させることができる(図
2参照のこと)。
【0023】また、側板6及び蓋板8の前端部前板2近
傍に各前側折合片16,17を、一端が折目4の両端と
各折目7,9の前端との交差点から折目18に対して45
度より若干大きい角度(折目7,9に対して略135 度)
で側板6及び蓋板8の前端縁に斜めに達する折目19を
介して側板6及び蓋板8と折合自在に設け、且つ側板6
及び蓋板8の後端部後板3近傍に各後側折合片20,2
1を、一端が折目5の両端と各折目7,9の後端との交
差点から折目22に対して45度より若干大きい角度(折
目7,9に対して略135 度)で側板6及び蓋板8の後端
縁に斜めに達する折目23を介して側板6及び蓋板8と
折合自在に設けることによって、使用時に、前板2及び
後板3を上方へ夫々折曲げた際に、底板1との成す角度
が90度より若干小さい角度になって、前板2及び後板3
の上端側が内側に若干食い込むため、前板2及び後板3
を外側から一層突張って支持でき、食品が外部に飛び出
すのを一層確実に防止することができる(図3参照のこ
と)。
【0024】更に、底板1,24の他側縁に、前板2、
後板3、側板6が上側から包囲されるように上方、一側
方、下方へ円弧状に順次折曲げる蓋板8,25を設け、
この前記蓋板8,25の周縁部を除いた中央部分に食品
取出用の適宜形状の蓋部12,26を、切取線13,2
7を介して上方へ開放自在に設けたことによって、食品
を食する際には、蓋板8,25全体を開放することな
く、蓋部12,26を切取線13,27に沿って上方へ
切取るのみで、蓋板8,25を開放でき、開蓋後でも蓋
板8,25の周縁部が残っているため、開蓋後の全体の
強度を著しく増大させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す全体斜視図である。
【図2】図1の縦断正面図である。
【図3】図1の縦断側面図である。
【図4】図1の展開図である。
【図5】本考案の他の実施例を示す全体斜視図である。
【図6】図5の展開図である。
【符号の説明】
1 底板 2 前板 3 後
板 4 折目 5 折目 6 側
板 7 折目 8 蓋板 9 折
目 10 止着片 11 折目 12
蓋部 13 切取線 14 摘み片 15
切込み 16 前側折合片 17 前側折合片 18
折目 19 折目 20 後側折合片 21
後側折合片 22 折目 23 折目 24
底板 25 蓋板 26 蓋部 27
切取線 28 摘み片 29 切込み

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ファーストフードやテイクアウト等の食
    品を載せる底板の前端縁、後端縁、一側縁に上方へ折曲
    げる夫々前板、後板、側板を設け、且つ底板の他側縁に
    は、前記前板、後板、側板が上側から包囲されるように
    上方、一側方、下方へ円弧状に順次折曲げる蓋板を設
    け、この蓋板の先端には前記底板の下側から他側方へ折
    曲げて底板の下面に止着する止着片を設け、前記蓋板の
    周縁部を除いた中央部分には前記食品取出用の適宜形状
    の蓋部を、切取線を介して上方へ開放自在に設け、この
    蓋部の切取線の左右両側の二角部又は適宜一角部には蓋
    部開放時の摘み片を、両端が前記切取線に繋がる切込み
    を介して前記蓋板折曲時に外側方へ突出するように夫々
    設けると共に、前記側板及び前記蓋板の前端部前板近傍
    及び後端部後板近傍に互いに三角形状の夫々各前側折合
    片及び各後側折合片を前記側板及び前記蓋板と折合自在
    に設けたことを特徴とする食器兼食品収納箱。
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