JPH0752687Y2 - 切開用刃物具 - Google Patents

切開用刃物具

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JPH0752687Y2
JPH0752687Y2 JP1991031969U JP3196991U JPH0752687Y2 JP H0752687 Y2 JPH0752687 Y2 JP H0752687Y2 JP 1991031969 U JP1991031969 U JP 1991031969U JP 3196991 U JP3196991 U JP 3196991U JP H0752687 Y2 JPH0752687 Y2 JP H0752687Y2
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誠一 北林
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誠一 北林
株式会社ユーアイ
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、切開用刃物具に関し、
特に、牛乳パック、酒パック、醤油パック、ジュースパ
ック、ソースパックなどの液状食品用パック或いは粉状
食品パックなどの紙製容器などでなる食品用パック或い
は液状洗剤や粉状洗剤などの食品以外のものであってパ
ックにし得る紙製容器などでなる非食品用パック或いは
段ボール箱或いはその開放部分を貼着用ガムテープなど
により貼着して閉鎖した容器などの包装体であって、そ
の包装体の閉鎖部分にある貼着用ガムテープなどを切断
して、その貼着したガムテープなどによる固着部分を切
開して開放し得るコーナーの部分を有する包装体などの
コーナー部分の切開用刃物具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来は、牛乳パック、酒パック、醤油パ
ック、ジュースパック、ソースパックなどの液状食品用
パック或いは粉状食品パックなどの紙製容器などでなる
食品用パック或いは液状洗剤や粉状洗剤などの食品以外
のものであってパックにし得る紙製容器などでなる非食
品用パックなどのコーナー部分を有する紙製直方体形容
器などの紙製直方体形包装体の使用に際して、その内容
物を外方に取り出して、使用後、その内容物をなくして
空洞状態にし、その空洞状態の紙製直方体形包装体の外
形を外から手などにより変形させて包装体の容積を小さ
くするか、鋏などの切断器具を使用して紙製直方体形包
装体の適宜位置から切断し、その包装体を切開して展開
することが行なわれてきた。特に、優れた紙質の高価な
紙を使用している食品パックなどの紙製容器の場合、使
用後の紙製容器を再利用することが求められ、まず、食
品パックなどの紙製容器を使用後に、鋏などの切断器具
を使用して紙製容器を所望の形状に切断して、その包装
体を展開させることが行なわれてきた。そこで、一般
に、紙製直方体形包装体を展開させるためには鋏を使用
するが鋏以外の切断器具として、台所での炊事用器具の
包丁やナイフが使用されている。しかし、包丁やナイフ
は、大根や白菜や芋や玉葱など惣菜の切断に当たり、そ
の惣菜自体が抵抗体になり得る質量や大きさがあるので
惣菜の切断処理がし易いのであるが、それに対して、空
になった食品パックなどの紙製容器などのように、その
使用後、紙製容器などの中から内容物を取り出して空洞
状態にしたものを、その外部から包丁やナイフなどの刃
物を使用して切開し、空洞部分を無くして小さくするた
めに努力してきた。しかし、包丁やナイフなどの刃物
は、惣菜の切断などには適していても、空になった食品
パックなどの紙製容器の切開には適していなかった。そ
こで、包丁やナイフなどの刃物に比べて、鋏は、空にな
った食品パックなどの紙製容器の切開のためには、少な
くとも、紙製容器の切開の切り口の部分を鋏により鋏み
込むことが出来る点で優れていると言える。しかし、そ
れだからと言って、鋏は、空になった食品パックなどの
紙製容器の切開のために最適の器具である。とは言えな
い。鋏は、その使用に当たり、まず、その鋏の先端を開
いて、その鋏の先端を食品パックなどの紙製容器などの
適切なところに差し込んで切断することが必要になる
が、一般に、鋏の先端は尖ってなくて差し込むことには
適さない。そのために、食品パックなどの紙製容器など
の表面で、鋏の先端を差し込むことに適したところがき
わめて少なくなる。その結果、食品パックなどの紙製容
器の切断器具で鋏に勝る適切な切断器具或いは鋏に代る
適切な切断器具が必要になっている。しかし、食品パッ
クなどの紙製容器の切断器具で鋏に勝る切断器具は未だ
開発されていない。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】そこで、本出願人が、
食品パックなどの紙製容器の切断器具で鋏に勝る適切な
切断器具或いは鋏に代る適切な切断器具として比較的小
型であり、携帯可能な切断器具を開発し、平成3年1月
15日に、切開可能な容器用切開器具に係り、実用新案
登録出願をし、実開平5−60473号として出願公開
されている。その考案の技術内容は、切開用刃物とその
刃物の基部を挟持する把持部とその把持部とは一体構造
であって、前記刃物の両側に位置し、常時は、適宜手段
により閉鎖状態を維持して、前記刃物の切刃部分を閉鎖
して保護し得る開閉部材を設け、使用に際して、その開
閉部材を所望量の角度に開くことにより、被切開容器の
コーナー部分に沿って前記刃物による切開方向の案内具
となし得るようにした切羽保護部材兼案内部材とからな
る切開可能な容器用切開器具である。しかし、実開平5
−60473号公報に記載された切開可能な容器用切開
器具は、小型であり、携帯可能ではあるが、さらに、小
さくすることへの考慮は十分なされてはいなかった。本
考案は、上記の点に着眼して、比較的大きい刃物を支持
している割に、その刃物を支持する把持部の部分を小さ
くし、それでいながら、その使い勝手ををよくする切開
用刃物具を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案は、刃物2の部分
と刃物の把持部分1と保護蓋兼刃物案内用翼片4の部分
とからなる切開用刃物具本体で、その保護蓋兼刃物案内
用翼片4の部分により、不使用時には、刃物2の部分の
保護をし、使用時には、刃物の案内をし、その保護蓋兼
刃物案内用翼片4の部分を刃物の把持部分1により枢支
し、刃物2の部分の両側に位置させられた平板部材9,
10の形状をほぼ四辺形に形成し、その四辺形の形状の
部分の対角線の方向の位置に保護蓋兼刃物案内用翼片4
の枢支部分を設けることを特徴にした切開用刃物具であ
る。
【0005】
【作用】本考案の切開用刃物具の作用について述べる
と、一方で、刃物の把持部分1に指をかけて、しっかり
と把持し、他方で、爪かけ部に他の指をかけて、90度
即ち1直角になるように開放し、その刃物2の刃部3の
保護蓋兼刃物案内用翼片4を牛乳パックなどの液状食品
の収容のための紙製パックのコーナーの部分に当てて接
触させて、刃物の案内のための保護蓋とし得るとともに
刃物案内用翼片4として紙製パックのコーナーの部分に
当てて、その紙製パックのコーナーの部分に沿って、刃
物2の刃部3を移動させて紙製パックのコーナーの部分
を容易に切断して、本考案の切開用刃物具が有する刃物
により紙製パックのコーナーの部分を切開して、使用済
みの紙製パックなどの立体的形状の状態から紙製パック
のコーナーの部分を平たくさせて展開させることが出来
る。また、常時は、保護蓋により、刃物2の刃部3を保
護しているが、その際、使用者が、刃物2の刃部3によ
る外傷の危険を確実に避け得るとともに使用に際して、
対向する保護蓋を開いて、その開かれた対向する保護蓋
の部分を刃物の案内のための翼片4にして、その翼片4
を刃物の案内として使用し、紙製パックのコーナーの部
分に沿わせながら移動して、紙製パックのコーナーの部
分に差し込まれた刃物2の刃部3の部分により紙製パッ
クのコーナーの部分を切断し、紙製パックのコーナーの
部分を切開し得る。そして、特に、本考案の切開用刃物
具は、保護蓋兼刃物案内用翼片4の部分を刃物の把持部
分1により枢支し、刃物2の部分の両側に位置させられ
た平板部材9,10の形状をほぼ四辺形に形成し、その
四辺形の形状の部分の対角線の方向の位置に保護蓋兼刃
物案内用翼片4の枢支部分を設けることを特徴にした構
成であるので、本考案の切開用刃物具の外観の形状は、
ほぼ四辺形に形成した平板部材9,10の形状であっ
て、ほぼ四辺形に形成した平板部材9,10の四辺形の
形状の部分の対角線の方向の位置に保護蓋兼刃物案内用
翼片4の枢支部分を設けて、平板部材9,10の四辺形
の形状の部分の対角線の方向の位置に設けた保護蓋兼刃
物案内用翼片4の枢支部分を枢支軸にして閉じて、保護
蓋兼刃物案内用翼片4を保護蓋として、その保護蓋によ
り刃物2の部分を、常時は、包んで保護し、使用に際し
て、保護蓋兼刃物案内用翼片4をその枢支部分を枢支軸
にして開いて、刃物2の部分を使用し得るようにし、紙
製パックのコーナーの部分に差し込まれた刃物2の刃部
3の部分により紙製パックのコーナーの部分を切断し、
紙製パックのコーナーの部分を切開することが出来る。
そして、本考案の切開用刃物具の保護蓋兼刃物案内用翼
片4の部分を刃物の把持部分1により枢支し、刃物2の
部分の両側に位置させられた平板部材9,10の形状を
ほぼ四辺形に形成し、その四辺形の形状の部分の対角線
の方向の位置に保護蓋兼刃物案内用翼片4の枢支部分を
設け、その保護蓋兼刃物案内用翼片4の枢支部分に対し
て直交する方向に刃物2を向け、その刃物2の刃部3の
向きを刃部3の先端から後方両側に向けて広がりを持た
せる角度にし、保護蓋兼刃物案内用翼片4の部分の周縁
部分の方向に近い状態にして、刃物2の大きさの割に保
護蓋兼刃物案内用翼片4の部分を極力小さくし得る。そ
して、本考案の切開用刃物具は、不使用時には、刃物2
の部分の保護をし、使用時には、刃物の案内をし、刃物
2の部分の両側に位置させられた平板部材9,10の形
状をほぼ四辺形に形成し、その四辺形の形状の部分の対
角線の方向の位置に保護蓋兼刃物案内用翼片4の枢支部
分を設け、保護蓋兼刃物案内用翼片4の部分を開いて、
刃物2の刃部3の先端の部分を前記保護蓋兼刃物案内用
翼片4の先端部の部分よりわずか前方に突出することを
可能にし得る。そして、本考案の切開用刃物具は、四辺
形の形状の部分の対角線の方向の位置に保護蓋兼刃物案
内用翼片4の枢支部分を設け、前記刃物の把持部分1の
適宜位置に紐通し穴11を設けたので、紐などにより吊
り下げ得る。そして、本考案の切開用刃物具は、不使用
時には、刃物2の部分の保護をし、使用時には、刃物の
案内をし、その保護蓋兼刃物案内用翼片4の部分を刃物
の把持部分1により枢支し、刃物2の部分の両側に位置
させられた平板部材9,10の形状をほぼ四辺形に形成
し、その四辺形の形状の部分の対角線の方向の位置に保
護蓋兼刃物案内用翼片4の枢支部分を設け、前記保護蓋
兼刃物案内用翼片4の先端位置に爪かけ部12を設けた
ので、不使用時には、刃物2の部分の保護のため、前記
保護蓋兼刃物案内用翼片4が、刃物2の部分を包み、使
用するために、前記保護蓋兼刃物案内用翼片4を開い
て、刃物2の部分を表に出すことになるが、そのために
前記保護蓋兼刃物案内用翼片4の先端位置に設けた爪か
け部12に爪をかけて容易に開き得る。
【0006】
【実施例1】本考案は、刃物2の部分と刃物の把持部分
1と保護蓋兼刃物案内用翼片4の部分とからなる切開用
刃物具であり、その一方に、刃物の把持部分1を設け、
その他方に、刃物2の刃部3を設け、その刃物2の刃部
3の両側には、保護蓋兼刃物案内用翼片4を設け、その
保護蓋兼刃物案内用翼片4の内側の対向部分の適宜位置
に、凹凸状係合部分6,7からなる係止用凹凸構造部分
を配設し、その一方を凹入部にし、他方を突出部にし、
前記係止用凹凸構造部分の一方の凹入部に他方の突出部
を不使用時には嵌め、使用時には外して、相互に係脱可
能にし、使用に際して、前記係止用凹凸構造部分の係止
状態を開放することにより、刃物2による紙器などの切
開を可能にし、本考案の切開用刃物具の使用時には、刃
物の案内をし、刃物2の部分の両側に位置させられた平
板部材9,10の形状をほぼ四辺形に形成し、その四辺
形の形状の部分の対角線の方向の位置に保護蓋兼刃物案
内用翼片4の枢支部分を設け、保護蓋兼刃物案内用翼片
4の部分を開いて、刃物2の刃部3の先端の部分を前記
保護蓋兼刃物案内用翼片4の先端部の部分よりわずか前
方に突出することを可能にし、その保護蓋兼刃物案内用
翼片4の部分により、不使用時には、刃物2の部分の保
護をし、使用時には、刃物の案内をし、その保護蓋兼刃
物案内用翼片4の部分を刃物の把持部分1により枢支
し、刃物2の部分の両側に位置させられた平板部材9,
10の形状をほぼ四辺形に形成し、その四辺形の形状の
部分の対角線の方向の位置に保護蓋兼刃物案内用翼片4
の枢支部分を設け、その保護蓋兼刃物案内用翼片4の枢
支部分に対して直交する方向に刃物2を向け、その刃物
2の刃部3の向きを刃部3の先端から後方両側に向けて
広がりを持たせる角度にし、保護蓋兼刃物案内用翼片4
の部分の周縁部分の方向に近い状態にして、刃物2の大
きさの割に保護蓋兼刃物案内用翼片4の部分を極力小さ
くし得ることを特徴にした切開用刃物具である。
【0007】
【効果】本考案の切開用刃物具は、刃物2の部分と刃物
の把持部分1と保護蓋兼刃物案内用翼片4の部分とから
なる切開用刃物具本体で、その保護蓋兼刃物案内用翼片
4の部分により、不使用時には、刃物2の部分の保護を
し、使用時には、刃物の案内をし、その保護蓋兼刃物案
内用翼片4の部分を刃物の把持部分1により枢支し、刃
物2の部分の両側に位置させられた平板部材9,10の
形状をほぼ四辺形に形成し、その四辺形の形状の部分の
対角線の方向の位置に保護蓋兼刃物案内用翼片4の枢支
部分を設けることを特徴にした切開用刃物具であって、
一方で、刃物の把持部分1に指をかけて、しっかりと把
持し、他方で、爪かけ部に他の指をかけて、90度即ち
1直角になるように開放し、その刃物2の刃部3の保護
蓋兼刃物案内用翼片4を牛乳パックなどの液状食品の収
容のための紙製パックのコーナーの部分に当てて接触さ
せて、刃物の案内のための保護蓋とし得るとともに刃物
案内用翼片4として紙製パックのコーナーの部分に当て
て、その紙製パックのコーナーの部分に沿って、刃物2
の刃部3を移動させて紙製パックのコーナーの部分を容
易に切断して、本考案の切開用刃物具が有する刃物によ
り紙製パックのコーナーの部分を切開して使用済みの紙
製パックなどの立体的形状の状態から紙製パックのコー
ナーの部分を平たくさせて展開させることが出来る効果
がある。また、常時は、保護蓋により、刃物2の刃部3
を保護しているが、その際、使用者が、刃物2の刃部3
による外傷の危険を確実に避け得るとともに使用に際し
て、対向する保護蓋を開いて、その開かれた対向する保
護蓋の部分を刃物の案内のための翼片4にして、その翼
片4を刃物の案内として使用し、紙製パックのコーナー
の部分に沿わせながら移動して、紙製パックのコーナー
の部分に差し込まれた刃物2の刃部3の部分により紙製
パックのコーナーの部分を切断し、紙製パックのコーナ
ーの部分を切開し得る。そして、特に、本考案の切開用
刃物具は、保護蓋兼刃物案内用翼片4の部分を刃物の把
持部分1により枢支し、刃物2の部分の両側に位置させ
られた平板部材9,10の形状をほぼ四辺形に形成し、
その四辺形の形状の部分の対角線の方向の位置に保護蓋
兼刃物案内用翼片4の枢支部分を設けることを特徴にし
た構成であるので、本考案の切開用刃物具の外観の形状
は、ほぼ四辺形に形成した平板部材9,10の形状であ
って、ほぼ四辺形に形成した平板部材9,10の四辺形
の形状の部分の対角線の方向の位置に保護蓋兼刃物案内
用翼片4の枢支部分を設けて、平板部材9,10の四辺
形の形状の部分の対角線の方向の位置に設けた保護蓋兼
刃物案内用翼片4の枢支部分を枢支軸にして閉じて、保
護蓋兼刃物案内用翼片4を保護蓋として、その保護蓋に
より刃物2の部分を、常時は、包んで保護し、使用に際
して、保護蓋兼刃物案内用翼片4をその枢支部分を枢支
軸にして開いて、刃物2の部分を使用し得るようにし、
紙製パックのコーナーの部分に差し込まれた刃物2の刃
部3の部分により紙製パックのコーナーの部分を切断
し、紙製パックのコーナーの部分を切開することが出来
る効果がある。そして、本考案の切開用刃物具の保護蓋
兼刃物案内用翼片4の部分を刃物の把持部分1により枢
支し、刃物2の部分の両側に位置させられた平板部材
9,10の形状をほぼ四辺形に形成し、その四辺形の形
状の部分の対角線の方向の位置に保護蓋兼刃物案内用翼
片4の枢支部分を設け、その保護蓋兼刃物案内用翼片4
の枢支部分に対して直交する方向に刃物2を向け、その
刃物2の刃部3の向きを刃部3の先端から後方両側に向
けて広がりを持たせる角度にし、保護蓋兼刃物案内用翼
片4の部分の周縁部分の方向に近い状態にして、刃物2
の大きさの割に保護蓋兼刃物案内用翼片4の部分を極力
小さくし得る効果がある。そして、本考案の切開用刃物
具は、不使用時には、刃物2の部分の保護をし、使用時
には、刃物の案内をし、刃物2の部分の両側に位置させ
られた平板部材9,10の形状をほぼ四辺形に形成し、
その四辺形の形状の部分の対角線の方向の位置に保護蓋
兼刃物案内用翼片4の枢支部分を設け、保護蓋兼刃物案
内用翼片4の部分を開いて、刃物2の刃部3の先端の部
分を前記保護蓋兼刃物案内用翼片4の先端部の部分より
わずか前方に突出することを可能にし得る効果がある。
そして、本考案の切開用刃物具は、四辺形の形状の部分
の対角線の方向の位置に保護蓋兼刃物案内用翼片4の枢
支部分を設け、前記刃物の把持部分1の適宜位置に紐通
し穴11を設けたので、紐などにより吊り下げ得る効果
がある。そして、本考案の切開用刃物具は、不使用時に
は、刃物2の部分の保護をし、使用時には、刃物の案内
をし、その保護蓋兼刃物案内用翼片4の部分を刃物の把
持部分1により枢支し、刃物2の部分の両側に位置させ
られた平板部材9,10の形状をほぼ四辺形に形成し、
その四辺形の形状の部分の対角線の方向の位置に保護蓋
兼刃物案内用翼片4の枢支部分を設け、前記保護蓋兼刃
物案内用翼片4の先端位置に爪かけ部12を設けたの
で、不使用時には、刃物2の部分の保護のため、前記保
護蓋兼刃物案内用翼片4が、刃物2の部分を包み、使用
するために、前記保護蓋兼刃物案内用翼片4を開いて、
刃物2の部分を表に出すことになるが、そのために前記
保護蓋兼刃物案内用翼片4の先端位置に設けた爪かけ部
12に爪をかけて容易に開き得る効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案を施した切開用刃物具の実施例の一つの
上面図である。
【図2】図1に示した本考案の切開用刃物具の側面図で
あり、閉鎖状態の図である。
【図3】図1と図2に示した本考案の切開用刃物具の側
面図であって、切開用刃物具の要部である保護蓋兼刃物
案内用翼片を開いて、その内側に位置した刃物の部分が
見えるようにして、本考案の切開用刃物具の開放状態を
示した図である。
【図4】図1に示した本考案の切開用刃物具の上面図に
示した状態で、平板部材の一方の部材を外した状態で刃
物の部分をセットした状況を示した上面図である。
【符号の説明】
1 刃物の把持部分 2 刃物 3 刃物の刃部 4 保護蓋兼刃物案内用翼片 5 刃物の把持部分の平板部材の先の保護蓋兼刃物案
内用翼片の枢支部分 6 保護蓋兼刃物案内用翼片の内側に設けた凹凸状係
合部分 7 保護蓋兼刃物案内用翼片の内側に設けた凹凸状係
合部分 8 刃物の刃部の支持部となる基部 9 刃物の部分の両側に位置させられた平板部材 10 刃物の部分の両側に位置させられた平板部材 11 刃物の部分の両側に位置させられた平板部材に設
けた紐通し孔 12 保護蓋兼刃物案内用翼片の先端部に設けた爪かけ

Claims (10)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】刃物2の部分と刃物の把持部分1と保護蓋
    兼刃物案内用翼片4の部分とからなる切開用刃物具本体
    で、その保護蓋兼刃物案内用翼片4の部分により、不使
    用時には、刃物2の部分の保護をし、使用時には、刃物
    の案内をし、その保護蓋兼刃物案内用翼片4の部分を刃
    物の把持部分1により枢支し、刃物2の部分の両側に位
    置させられた平板部材9,10の形状をほぼ四辺形に形
    成し、その四辺形の形状の部分の対角線の方向の位置に
    保護蓋兼刃物案内用翼片4の枢支部分を設けることを特
    徴にした切開用刃物具。
  2. 【請求項2】刃物2の部分と刃物の把持部分1と保護蓋
    兼刃物案内用翼片4の部分とからなる切開用刃物具本体
    で、その切開用刃物具本体の保護蓋兼刃物案内用翼片4
    の部分およびその保護蓋兼刃物案内用翼片4の部分を枢
    支する刃物の把持部分1とからなる刃物具本体の刃物保
    護兼刃物案内構造部材の平板部材9,10により刃物2
    の基部の部分を固定し、刃物2の部分の両側に位置させ
    られた平板部材9,10の形状をほぼ四辺形に形成し、
    その四辺形の形状の部分の対角線の方向の位置に保護蓋
    兼刃物案内用翼片4の枢支部分5を設けることを特徴に
    した請求項1記載の切開用刃物具。
  3. 【請求項3】刃物2の部分と刃物の把持部分1と保護蓋
    兼刃物案内用翼片4の部分とからなる切開用刃物具本体
    で、その保護蓋兼刃物案内用翼片4の部分により、不使
    用時には、刃物2の部分の保護をし、使用時には、刃物
    の案内をし、その保護蓋兼刃物案内用翼片4の部分を刃
    物の把持部分1により枢支し、刃物2の部分の両側に位
    置させられた平板部材9,10の形状をほぼ四辺形に形
    成し、その四辺形の形状の部分の対角線の方向の位置に
    保護蓋兼刃物案内用翼片4の枢支部分を設け、保護蓋兼
    刃物案内用翼片4の内側対向部分の適宜位置に凹凸状係
    合部分6,7からなる係止用凹凸構造部分を配設し、使
    用に際して、その係止用凹凸構造部分の係止状態を開放
    することにより、刃物2による紙器などの切開をなし得
    ることを特徴にした請求項1記載の切開用刃物具。
  4. 【請求項4】刃物2の部分と刃物の把持部分1と保護蓋
    兼刃物案内用翼片4の部分とからなる切開用刃物具本体
    で、その保護蓋兼刃物案内用翼片4の部分により、不使
    用時には、刃物2の部分の保護をし、使用時には、刃物
    の案内をし、その保護蓋兼刃物案内用翼片4の部分を刃
    物の把持部分1により枢支し、刃物2の部分の両側に位
    置させられた平板部材9,10の形状をほぼ四辺形に形
    成し、その四辺形の形状の部分の対角線の方向の位置に
    保護蓋兼刃物案内用翼片4の枢支部分を設け、保護蓋兼
    刃物案内用翼片4の部分を開いて、刃物2の刃部3の先
    端の部分を前記保護蓋兼刃物案内用翼片4の先端部の部
    分よりわずか前方に突出することを特徴にした請求項1
    記載の切開用刃物具。
  5. 【請求項5】刃物2の部分と刃物の把持部分1と保護蓋
    兼刃物案内用翼片4の部分とからなる切開用刃物具本体
    で、その保護蓋兼刃物案内用翼片4の部分により、不使
    用時には、刃物2の部分の保護をし、使用時には、刃物
    の案内をし、その保護蓋兼刃物案内用翼片4の部分を刃
    物の把持部分1により枢支し、刃物2の部分の両側に位
    置させられた平板部材9,10の形状をほぼ四辺形に形
    成し、その四辺形の形状の部分の対角線の方向の位置に
    保護蓋兼刃物案内用翼片4の枢支部分を設け、刃物2の
    刃部3と刃物2の刃部3の支持部となる基部をその両側
    から平板部材9,10により挟持し、その平板部材9,
    10の中間位置を簡易蝶番構造部分の枢支部にし、刃物
    2の刃部3を挟んだ閉鎖状態から最大開放状態までの角
    度の変化が1直角即ち90度であり、対向する保護蓋兼
    刃物案内用翼片4の部分を互いに両側に1直角即ち90
    度の開放角の開放状態で開放し得ることを特徴にした請
    求項1記載の切開用刃物具。
  6. 【請求項6】刃物2の部分と刃物の把持部分1と保護蓋
    兼刃物案内用翼片4の部分とからなる切開用刃物具本体
    で、その保護蓋兼刃物案内用翼片4の部分により、不使
    用時には、刃物2の部分の保護をし、使用時には、刃物
    の案内をし、その保護蓋兼刃物案内用翼片4の部分を刃
    物の把持部分1により枢支し、刃物2の部分の両側に位
    置させられた平板部材9,10の形状をほぼ四辺形に形
    成し、その四辺形の形状の部分の対角線の方向の位置に
    保護蓋兼刃物案内用翼片4の枢支部分を設け、前記切開
    用刃物具本体の一方を刃物の把持部分1にし、他方を刃
    物2の刃部3の保護と案内のための保護蓋兼刃物案内用
    翼片4の部分とし、保護蓋兼刃物案内用翼片4の枢支部
    の位置であって、平板部材9,10の中間位置の簡易蝶
    番構造部分の枢支部の断面の形状をV字形断面にするこ
    とを特徴にした請求項1記載の切開用刃物具。
  7. 【請求項7】刃物2の部分と刃物の把持部分1と保護蓋
    兼刃物案内用翼片4の部分とからなる切開用刃物具本体
    で、その保護蓋兼刃物案内用翼片4の部分により、不使
    用時には、刃物2の部分の保護をし、使用時には、刃物
    の案内をし、その保護蓋兼刃物案内用翼片4の部分を刃
    物の把持部分1により枢支し、刃物2の部分の両側に位
    置させられた平板部材9,10の形状をほぼ四辺形に形
    成し、その四辺形の形状の部分の対角線の方向の位置に
    保護蓋兼刃物案内用翼片4の枢支部分を設け、保護蓋兼
    刃物案内用翼片4の内側対向部分の適宜位置に凹凸状係
    合部分6,7からなる係止用凹凸構造部分を配設し、そ
    の一方を凹入部にし、他方を突出部にし、前記係止用凹
    凸構造部分の一方の凹入部に他方の突出部を不使用時に
    は嵌め、使用時には外して、相互に係脱可能にし、使用
    に際して、前記係止用凹凸構造部分の係止状態を開放す
    ることにより、刃物2による紙器などの切開をなし得る
    ことを特徴にした請求項1記載の切開用刃物具。
  8. 【請求項8】刃物2の部分と刃物の把持部分1と保護蓋
    兼刃物案内用翼片4の部分とからなる切開用刃物具本体
    で、その保護蓋兼刃物案内用翼片4の部分により、不使
    用時には、刃物2の部分の保護をし、使用時には、刃物
    の案内をし、その保護蓋兼刃物案内用翼片4の部分を刃
    物の把持部分1により枢支し、刃物2の部分の両側に位
    置させられた平板部材9,10の形状をほぼ四辺形に形
    成し、その四辺形の形状の部分の対角線の方向の位置に
    保護蓋兼刃物案内用翼片4の枢支部分を設け、前記刃物
    の把持部分1の適宜位置に紐通し穴11を設けることを
    特徴にした請求項1記載の切開用刃物具。
  9. 【請求項9】刃物2の部分と刃物の把持部分1と保護蓋
    兼刃物案内用翼片4の部分とからなる切開用刃物具本体
    で、その保護蓋兼刃物案内用翼片4の部分により、不使
    用時には、刃物2の部分の保護をし、使用時には、刃物
    の案内をし、その保護蓋兼刃物案内用翼片4の部分を刃
    物の把持部分1により枢支し、刃物2の部分の両側に位
    置させられた平板部材9,10の形状をほぼ四辺形に形
    成し、その四辺形の形状の部分の対角線の方向の位置に
    保護蓋兼刃物案内用翼片4の枢支部分を設け、前記保護
    蓋兼刃物案内用翼片4の先端位置に爪かけ部12を設け
    ることを特徴にした請求項1記載の切開用刃物具。
  10. 【請求項10】刃物2の部分と刃物の把持部分1と保護
    蓋兼刃物案内用翼片4の部分とからなる切開用刃物具本
    体で、その保護蓋兼刃物案内用翼片4の部分により、不
    使用時には、刃物2の部分の保護をし、使用時には、刃
    物の案内をし、その保護蓋兼刃物案内用翼片4の部分を
    刃物の把持部分1により枢支し、刃物2の部分の両側に
    位置させられた平板部材9,10の形状をほぼ四辺形に
    形成し、その四辺形の形状の部分の対角線の方向の位置
    に保護蓋兼刃物案内用翼片4の枢支部分を設け、その保
    護蓋兼刃物案内用翼片4の枢支部分に対して直交する方
    向に刃物2を向け、その刃物2の刃部3の向きを刃部3
    の先端から後方両側に向けて広がりを持たせる角度に
    し、保護蓋兼刃物案内用翼片4の部分の同縁部分の方向
    に近い状態にして、刃物2の大きさの割に保護蓋兼刃物
    案内用翼片4の部分を極力小さくし得ることを特徴にし
    た請求項1記載の切開用刃物具。
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