JP2502552B2 - 締め付け具 - Google Patents

締め付け具

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JP2502552B2
JP2502552B2 JP61306847A JP30684786A JP2502552B2 JP 2502552 B2 JP2502552 B2 JP 2502552B2 JP 61306847 A JP61306847 A JP 61306847A JP 30684786 A JP30684786 A JP 30684786A JP 2502552 B2 JP2502552 B2 JP 2502552B2
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tool
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claws
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JP61306847A
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JPS63162105A (ja
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照明 小松
邦彦 龍
潔 小林
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23BTURNING; BORING
    • B23B31/00Chucks; Expansion mandrels; Adaptations thereof for remote control
    • B23B31/02Chucks
    • B23B31/10Chucks characterised by the retaining or gripping devices or their immediate operating means
    • B23B31/12Chucks with simultaneously-acting jaws, whether or not also individually adjustable
    • B23B31/1207Chucks with simultaneously-acting jaws, whether or not also individually adjustable moving obliquely to the axis of the chuck in a plane containing this axis
    • B23B31/1246Jaws movement actuated by a bolt with conical screw-thread

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Gripping On Spindles (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 「技術分野」 本発明は電動ドリルや電動ドライバー等において、ド
リルビットやドライバービット等のツールの保持用とし
て設けられるチャックと称される締め付け具、殊にチャ
ックハンドルを使用することなく締め付けを行なえるよ
うにした締め付け具に関するものである。
「背景技術」 この種の締め付け具では、ツールを囲む複数本の締め
付け用の爪をツールの径方向に移動させることで、これ
ら爪によるツールの締め付けを行なってツールの保持を
行なうのであるが、従来における爪5は、ツールの外周
面に法線方向から締め付け力を加えるものであったため
に、チャックハンドルを使用することなく締め付けを行
なえるようにしたもの、つまり締め付けトルクをあまり
高くとれないものでは、負荷がかかった際に、爪とツー
ルとの間で滑りが発生してしまうという問題点を有して
いる。
「発明の目的」 本発明はこのような点に鑑み為されたものあり、その
目的とするところは締め付け操作による締め付け力が高
くなくとも、爪とツールとの間に滑りが生じることがな
く、ツールの確実な保持を行なえる上に、この時、爪と
してきわめて特殊なものを必要としない締め付け具を提
供するにある。
「発明の開示」 しかして本発明に係る締め付け具は、ドリルビットや
ドライバービットのようなツールの外周に位置してツー
ルの径方向に移動自在とされている複数本の爪を備え
て、これらの爪の径方向移動でツールの締め付けを行な
うとともに、爪を通じてツールに回転トルクを伝達する
締め付け具において、各爪をツールが外周面の法線に対
して傾斜して回転方向前方側にずれた位置で尖状とされ
た当接面をツールに当接するものとしているとともに、
ガイドブロックによって側面が保持され且つテーパ状ガ
イドブッシュの内周面に上記当接面の反対側の背が接し
ている上記爪の背の曲率中心を、爪の幅方向中心線より
も回転方向後方にずらしていることに特徴を有するもの
で、爪の背の曲率中心の位置の関係から爪がツールにく
いこむようにして回転トルクを伝達するようにしたもの
である。
以下本発明を図示実施例に基づいて詳述する。まず第
3図及び第4図に示す全体構造から説明すると、この締
め付け具はシャフト1と、ハンドル3、回転リング2、
フロートねじ6、爪5、ガイドブロック7、そしてテー
パブッシュ25を主構成部材としているとともに、回転リ
ング2をシャフト1に対してロックするロック手段を備
えているもので、電動工具や空気工具における駆動軸10
に後端が連結される金属製筒状シャフト1は、その軸方
向なかほどの外周面に後方ほど径が細くなるテーパ面11
が設けられ、後端部に異形断面部12が設けられているも
ので、前端部内周面には雌ねじ13が切削されている。こ
のシャフト1の異形断面部12には、円筒状のハンドル3
が圧入固定され、雌ねじ13にはフロートねじ6がねじ込
まれている。ドリルビットやドライバービットであるツ
ール4を締め付ける複数本の爪5は、いずれも外面が傾
斜面とされたものであるとともに、後端に係合片50を有
しており、この係合片50を上記フロートねじ6に設けら
れた係合溝60に係合させている。また各爪5は円錐体状
の金属製ガイドブロック7に形成されたスリット70に納
められているとともに、ガイドブロック7外面の円錐面
に翼片51を係合させている。
回転リング2は円筒状の合成樹脂製本体部20と、同じ
く円筒状であり且つ本体部20の後部内に固定される金属
製ロック金具23とからなり、ロック金具23はその外周面
に形成されている溝24を、本体部20の内周面に形成され
ている突起21に係合させることで、本体部20とともに回
転するものとされている。また本体部20の前端には、テ
ーパブッシュ25が連結されている。そして回転リング2
とテーパブッシュ25とは、本体部20の内周面に形成され
ている突起22と、テーパブッシュ25の後端に形成されて
いる溝26との係合により、回転が一体になされ、またテ
ーパブッシュ25に対して回転リング2の軸方向移動が自
在となるようにされている。
そして上記フロートねじ6とガイドブロック7及び複
数本の爪5がテーパブッシュ25及び回転リング2の内部
に納められて、テーパブッシュ25の後端部内面とシャフ
ト1の外面との間には、テーパブッシュ25とシャフト1
との軸方向係合のためのリング状のキャップ16と弗化エ
チレン樹脂製のワッシャ17とが配設されており、更にテ
ーパブッシュ25とガイドブロック7とが一体に回転する
ように、テーパブッシュ25の溝26に係合する突起71がガ
イドブロック7に設けられている。ガイドブロック7と
フロートねじ6とは、この両者に係合する爪5によって
一体に回転するとともに、ガイドブロック7に対してフ
ロートねじ6が軸方向に移動自在となるようにされてい
る。
ロック手段は回転リング2の内周面とシャフト1の外
周面との間に形成される複数個のロック溝と、各ロック
溝内に配設されるニードルローラ9とによって構成され
るサイレントラチェット(フリーホイール)としての一
方向クラッチで形成されている。各ロック溝は、シャフ
ト1におけるテーパ面11と、回転リング2におけるロッ
ク金具23との間に、ロック金具23内周面に設けた凹溝40
によって形成されるもので、シャフト1の軸方向と直交
する方向の断面がくさび型とされている。
上記ロック手段によるロックを解除する手段は、前記
ロック溝をシャフト1のテーパ面11に沿った傾斜を有す
るものとするとともに、回転リング2をシャフト1に対
して軸方向に摺動自在として、この移動によりロック溝
の断面積を可変とすることによって構成されている。そ
して回転リング2はハンドル3との間に配設されている
ばね30によって軸方向前方へと付勢されている。ロック
溝の断面積が小さくなる方向に付勢されているものであ
る。
しかしてこの締め付け具において、ツール4の取り付
けにあたっては、先端開口からツール4の後端部を差し
込み、そしてハンドル3を握りつつ、回転リング2を一
方向に回転させればよい。尚、その時の回転方向は、ロ
ック手段が回転リング2とシャフト1とを切り離した状
態を保持する方向である。回転リング2の回転ととも
に、テーパブッシュ25とガイドブロック7及びフロート
ねじ6がシャフト1に対して回転し、シャフト1と螺合
しているフロートねじ6を前進させて各爪5を前方へと
移動させる。この結果、翼片51をガイドブロック7とテ
ーパブッシュ25内周面との間に位置させている各爪5
は、径方向における中心側へと集まり、ツール4の締め
付けを行なう。
上記の状態でシャフト1を回転させたならば、シャフ
ト1の回転トルクはフロートねじ6と爪5とを介してツ
ール4に伝達され、ビス締めを行なえる。尚、このビス
締めの時にはシャフト1に対する回転リング2のロック
は行なわれていないが、負荷のためにシャフト1とフロ
ートねじ6との間に相対回転が生じたとしても、この時
のフロートねじ6の動きは爪5で更にツール4を締め付
ける方向となっているために、なんら問題はない。
ビスを緩める作業を行なう時には、シャフト1を逆方
向に回転させることで行なう。この場合、シャフト1外
周面に接しているニードルローラ9が、シャフト1の回
転で断面くさび型のロック溝に食い込む方向に動かされ
るものであり、この結果、シャフト1に対して回転リン
グ2がロックされる。つまり、シャフト1に対する回転
リング2の相対的回転によって、爪5が広がってしまう
ということがないものである。
次にツール4の取り外しは、回転リング2をハンドル
3側へ移動させた状態を保ちつつ、回転リング2を回す
ことで行なう。回転リング2をばね30に抗して後退させ
ると、ロック溝の断面積が大きくなり、ニードルローラ
9がシャフト1と回転リング2との両者に共に接する状
態が生じなくなるために、回転リング2がロックされて
しまうことはない。尚、回転リング2から手を離せば、
回転リング2はばね30による付勢で元の状態に復帰す
る。
さて、以上のように構成されたこの締め付け具におけ
る爪5は、前述のように回転リング2の操作によって径
方向の中心側へと集まってツール4の締め付けを行なう
のであるが、この時の爪5のツール4への接触は、第2
図に示すように、ツール4外周面の法線T方向に対して
爪5が傾いた状態でなされるようにしてある。
すなわち、ここにおける爪5はツール4との当接面と
の反対側である外周側の背53が半径Rの曲率を持ったも
のとなっているのであるが、テーパブッシュ25の内径よ
り小さい半径Rの曲率の中心Oは、第1図に示すよう
に、爪5の幅方向の中心線CLより一方に寄ったところに
位置しており、テーパブッシュ25の内周面との間の間隙
が左右で異なったもの(δ2>δ1)となっている。
このために、回転リング2を回転させることによって
第1図に示す状態から更に爪5の締め付けを行なうと、
テーパブッシュ25と爪5との間に爪5を傾ける力が生
じ、上記間隙δ2,δ1の寸法差が小さく、もしくは逆転
させるまで爪5が傾く。この結果、爪5の尖状とされて
いるツール4との当接面55は、ルーツ4でビスの締め付
けを行なう際の第2図に矢印で示す回転方向において、
本来の当接部よりもやや前方でツール4外周面に当接す
る。従って、ビスの締め付けを行なう際のシャフト1の
回転トルクは、爪5がツール4に食い込む状態でツール
4に伝達されるものである。
尚、ガイドブロック7に形成されて爪5が納まるスリ
ット70は、爪5の傾きを許すクリアランスを持つものと
しておく。ガイドブロック7のスリット70を予め爪5が
傾いた状態で納まるようにしてもよい。またガイドブロ
ック7を合成樹脂製の成形品のようにやや弾性を有する
部材として、ガイドブロック7の弾性で爪5の傾きを許
すようにしてもよい。
[発明の効果] 以上のように本発明においては、爪はツールに食い込
むようにして回転トルクをツールに伝達するものであ
り、このために負荷が少々大きくなっても、爪とツール
との間に滑りが生じるということがないものであり、し
かも爪の背の曲率中心を、爪の幅方向中心線よりも回転
方向後方にずらしていることから、回転方向前方側にず
れた位置で爪における尖状とした当接面をツールに当接
させることが確実に行なえる上に、爪の背の曲率中心を
ずらすだけでよいために、爪の製作が容易なものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本発明一実施例の部分横断面図、第
3図は同上の破断正面図、第4図(a)(b)は同上の
分解斜視図と斜視図であって、4はツール、5は爪、T
は法線を示す。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ドリルビットやドライバービットのような
    ツールの外周に位置してツールの径方向に移動自在とさ
    れている複数本の爪を備えて、これらの爪の径方向移動
    でツールの締め付けを行なうとともに、爪を通じてツー
    ルに回転トルクを伝達する締め付け具において、各爪を
    ツールの外周面の法線に対して傾斜して回転方向前方側
    にずれた位置で尖状とされた当接面がツールに当接する
    ものとしているとともに、ガイドブロックによって側面
    が保持され且つテーパ状ガイドブッシュの内周面に上記
    当接面の反対側の背が接している上記爪の背の曲率中心
    を、爪の幅方向中心線よりも回転方向後方にずらしてい
    ることを特徴とする締め付け具。
JP61306847A 1986-12-23 1986-12-23 締め付け具 Expired - Lifetime JP2502552B2 (ja)

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JP61306847A JP2502552B2 (ja) 1986-12-23 1986-12-23 締め付け具

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JP61306847A JP2502552B2 (ja) 1986-12-23 1986-12-23 締め付け具

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JPS63162105A JPS63162105A (ja) 1988-07-05
JP2502552B2 true JP2502552B2 (ja) 1996-05-29

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Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5743905U (ja) * 1980-08-26 1982-03-10
JPS61127905U (ja) * 1985-01-30 1986-08-11

Also Published As

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JPS63162105A (ja) 1988-07-05

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