JP2502517Y2 - 全工程支持式ホッチキス - Google Patents
全工程支持式ホッチキスInfo
- Publication number
- JP2502517Y2 JP2502517Y2 JP1990004558U JP455890U JP2502517Y2 JP 2502517 Y2 JP2502517 Y2 JP 2502517Y2 JP 1990004558 U JP1990004558 U JP 1990004558U JP 455890 U JP455890 U JP 455890U JP 2502517 Y2 JP2502517 Y2 JP 2502517Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- staple
- opening
- case
- piece
- wedge
- Prior art date
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- Portable Nailing Machines And Staplers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は一種の全工程支持式ホッチキスの構造設計に
関するもので、特に一種のホッチキスのステープルの打
ち込み工程に於いて、全面的な周側支持力を与え、ステ
ープルの貫通力を強化した全工程支持式ホッチキスに係
る。
関するもので、特に一種のホッチキスのステープルの打
ち込み工程に於いて、全面的な周側支持力を与え、ステ
ープルの貫通力を強化した全工程支持式ホッチキスに係
る。
従来の技術及び問題点 従来のホッチキスは、ステープルがステープルケース
中で受ける周側の支持力は、ステープル送り器の前端、
ステープルケースの両内側壁とステープル脚折り返し
溝、及び上方のステープル押し器の下圧部等の部分であ
るので、ステープルの打ちこみ綴合工程に於いては、ホ
ッチキスの各支持アームは強大な圧力を受けても、これ
らの方向に曲がることはないが、ホッチキスの各支持ア
ームの内側には何も支えるものがないので、綴合の工程
に於いて、もし、綴合すべき冊子の厚みが一定の厚さ以
上になった場合は、ステープルの両脚は紙の厚さの抵抗
に打ち勝てず、ついには内側に曲折し（現下のホッチキ
スのステープルの折曲状況参照）ステープルの打ち込み
綴合動作が途中で失敗に終ることになる。
中で受ける周側の支持力は、ステープル送り器の前端、
ステープルケースの両内側壁とステープル脚折り返し
溝、及び上方のステープル押し器の下圧部等の部分であ
るので、ステープルの打ちこみ綴合工程に於いては、ホ
ッチキスの各支持アームは強大な圧力を受けても、これ
らの方向に曲がることはないが、ホッチキスの各支持ア
ームの内側には何も支えるものがないので、綴合の工程
に於いて、もし、綴合すべき冊子の厚みが一定の厚さ以
上になった場合は、ステープルの両脚は紙の厚さの抵抗
に打ち勝てず、ついには内側に曲折し（現下のホッチキ
スのステープルの折曲状況参照）ステープルの打ち込み
綴合動作が途中で失敗に終ることになる。
問題点を解決するための手段 上記の原因に鑑み、本考案者は長年、熱心研究の結
果、終いに一種の全工程に亘ってステープルを支持する
機能を有するホッチキスの構造を考案するに至った。そ
れは従来のホッチキスの構造を基礎にし、ステープルケ
ースの先端に一つの弾力性支持くさびを設け、開口して
いるステープルケースの前端が、ステープルの打ち込み
工程に於いて、適度の伸縮支持動作を行い、ステープル
の両脚内側各部に対して全般的に支持力を与え、これに
よってステープル両脚の貫通力を強め、打ち込み工程で
強圧の為に曲折することがなく、順調に綴合の目的を達
成するものである。
果、終いに一種の全工程に亘ってステープルを支持する
機能を有するホッチキスの構造を考案するに至った。そ
れは従来のホッチキスの構造を基礎にし、ステープルケ
ースの先端に一つの弾力性支持くさびを設け、開口して
いるステープルケースの前端が、ステープルの打ち込み
工程に於いて、適度の伸縮支持動作を行い、ステープル
の両脚内側各部に対して全般的に支持力を与え、これに
よってステープル両脚の貫通力を強め、打ち込み工程で
強圧の為に曲折することがなく、順調に綴合の目的を達
成するものである。
本考案は主として、前開式ステープルケース、ステー
プル押えスプリングセット、支持くさび等の特異な構造
から成り、支持くさびの前開式ステープルケースの開口
前後の移動工程において、ステープルケースの内側壁及
びステープル押えスプリングセットの前支持片の全面的
な支持により、ステープルの打ちこみ工程に於いて、全
工程に亘り、強力な貫通力を発揮し、且つ、圧力によっ
てステープルの脚が曲折することがなく、垂直打ちこみ
の効果を発揮するものである。
プル押えスプリングセット、支持くさび等の特異な構造
から成り、支持くさびの前開式ステープルケースの開口
前後の移動工程において、ステープルケースの内側壁及
びステープル押えスプリングセットの前支持片の全面的
な支持により、ステープルの打ちこみ工程に於いて、全
工程に亘り、強力な貫通力を発揮し、且つ、圧力によっ
てステープルの脚が曲折することがなく、垂直打ちこみ
の効果を発揮するものである。
本考案のもう一つの特長は、ステープルケースの先端
上方の適当な位置に、両側の延長した所から鈎かけ構造
を設け、両側の壁の収敵聚力を維持し、ステープルの打
込み工程に於ける両脚の外向張力により、ステープルケ
ース前端が異常に拡張してステープルの側面支持効果を
失うのを防ぐことである。
上方の適当な位置に、両側の延長した所から鈎かけ構造
を設け、両側の壁の収敵聚力を維持し、ステープルの打
込み工程に於ける両脚の外向張力により、ステープルケ
ース前端が異常に拡張してステープルの側面支持効果を
失うのを防ぐことである。
本考案のもう一つの特長は、ステープル押し弾性板の
末端は前向きに折り返され、ステープル送り器後部上方
を押え、ステープル打ち込み工程に於いてステープル送
り器に適度の推進力を与え、ステープルの後方に充分な
支持効果を与えることである。
末端は前向きに折り返され、ステープル送り器後部上方
を押え、ステープル打ち込み工程に於いてステープル送
り器に適度の推進力を与え、ステープルの後方に充分な
支持効果を与えることである。
実施例 次に適当な実施例図によって、本考案の実体内容及び
機能について更に詳しく説明する。
機能について更に詳しく説明する。
第１図〜第２図に於いて、本考案のハンドル１および
脚受け底板２は従来のホッチキスと同じであるので、殊
更に述べないが、その特徴とする部分は上記２つの構成
要素以外にある。即ち、前端開口型のステープルケース
3,ステープル押しスプリング片4,ステープル送り器5,及
び伸縮支持くさび６等の主要要素である。先端開口型ス
テープルケース３の前端は、側板部の先端を対向するよ
うに折り曲げてなる一対の折辺31,32を有し、その開口3
3の巾はステープル９の両脚の内側の巾と同じである。
又開口型ステープルケース３の先端上方の両壁は直角に
折り曲げられて折縁34を形成している。この折縁は一方
が溝341になっており、他方は舌片342になっている。開
口33の下方底板には開口と同じ巾で奥の巾が少し小さく
なっている切欠部35が設けられ、切欠部35の後方に滑移
孔36が設けられている。その後の適当な距離の所にガイ
ド片37があって、ステープル送り器５のスプリング７を
引っかけ、支持くさび６のガイドバー81,82の伸縮ガイ
ドに使われる。ガイドバーは圧縮コイルスプリング83で
止められている外、その前端は前後に移動することので
きるくさび６とステープル送り器５に連結されているこ
とは従来の一般のステープルケースと同様である。
脚受け底板２は従来のホッチキスと同じであるので、殊
更に述べないが、その特徴とする部分は上記２つの構成
要素以外にある。即ち、前端開口型のステープルケース
3,ステープル押しスプリング片4,ステープル送り器5,及
び伸縮支持くさび６等の主要要素である。先端開口型ス
テープルケース３の前端は、側板部の先端を対向するよ
うに折り曲げてなる一対の折辺31,32を有し、その開口3
3の巾はステープル９の両脚の内側の巾と同じである。
又開口型ステープルケース３の先端上方の両壁は直角に
折り曲げられて折縁34を形成している。この折縁は一方
が溝341になっており、他方は舌片342になっている。開
口33の下方底板には開口と同じ巾で奥の巾が少し小さく
なっている切欠部35が設けられ、切欠部35の後方に滑移
孔36が設けられている。その後の適当な距離の所にガイ
ド片37があって、ステープル送り器５のスプリング７を
引っかけ、支持くさび６のガイドバー81,82の伸縮ガイ
ドに使われる。ガイドバーは圧縮コイルスプリング83で
止められている外、その前端は前後に移動することので
きるくさび６とステープル送り器５に連結されているこ
とは従来の一般のステープルケースと同様である。
ステープル押しスプリング片４の上方はハンドル１の
内側上方に密着し、前端はステープル押し41になってお
り、ステープル押し41の前面には、ステープルケース３
の開口33よりやや小さい前側支持片411が、その下端
が、ステープル押し41の下端より一部突出して固定して
ある。これにより、ステープル押し41と前側支持片411
とによって、内向きの階段412が形成してある。弾性板
後尾には下方に伸びた弾性片42がある。組み立てた時
は、ステープル押し41が丁度開口33に嵌まり、弾性片42
がステープル送り器５の後尾上方を抑えるようにする。
内側上方に密着し、前端はステープル押し41になってお
り、ステープル押し41の前面には、ステープルケース３
の開口33よりやや小さい前側支持片411が、その下端
が、ステープル押し41の下端より一部突出して固定して
ある。これにより、ステープル押し41と前側支持片411
とによって、内向きの階段412が形成してある。弾性板
後尾には下方に伸びた弾性片42がある。組み立てた時
は、ステープル押し41が丁度開口33に嵌まり、弾性片42
がステープル送り器５の後尾上方を抑えるようにする。
伸縮支持くさび６の前端にはくさびヘッド61があり、
その後尾には連結孔62があって、スプリング83のガイド
バー81,82に取り付けられている。くさび６の周側寸法
は、ステープルケース３の内側壁面にステープル９又は
ステープル送り器５が入るようにする。くさびヘッド61
は、ステープルの上横肘の下面から脚の下端までの高さ
に対応する高さ寸法を有し、斜面61a及び両側の垂直の
側面61bを有する。斜面61aは、ステープルの両脚の内側
間の長さに対応する幅寸法Ｗを有しており、後述するス
テープル打ち出し工程において、ステープルの上横肘を
その全長に亘って受け止める。両側の側面61bは、同じ
く、後述するステープル打ち出し工程において、ステー
プルの両脚の内側面を受け止める。くさび６のくさびヘ
ッド61の下方には下方に適当厚さ突出した、補助突足62
があり、その突出度は丁度ステープルケース３の底板の
厚さと同じである。突足62の後方には一つの定位ネジ63
があって、くさび６をステープルケース３の前端に取り
付けた時、その前のくさびヘッド61が開口12,33,に突出
するようにし、又突足62が丁度ステープルケース３底板
前端の切欠部35に位置し、定位ネジ63も又滑移孔36の前
位に位置するようにしている。
その後尾には連結孔62があって、スプリング83のガイド
バー81,82に取り付けられている。くさび６の周側寸法
は、ステープルケース３の内側壁面にステープル９又は
ステープル送り器５が入るようにする。くさびヘッド61
は、ステープルの上横肘の下面から脚の下端までの高さ
に対応する高さ寸法を有し、斜面61a及び両側の垂直の
側面61bを有する。斜面61aは、ステープルの両脚の内側
間の長さに対応する幅寸法Ｗを有しており、後述するス
テープル打ち出し工程において、ステープルの上横肘を
その全長に亘って受け止める。両側の側面61bは、同じ
く、後述するステープル打ち出し工程において、ステー
プルの両脚の内側面を受け止める。くさび６のくさびヘ
ッド61の下方には下方に適当厚さ突出した、補助突足62
があり、その突出度は丁度ステープルケース３の底板の
厚さと同じである。突足62の後方には一つの定位ネジ63
があって、くさび６をステープルケース３の前端に取り
付けた時、その前のくさびヘッド61が開口12,33,に突出
するようにし、又突足62が丁度ステープルケース３底板
前端の切欠部35に位置し、定位ネジ63も又滑移孔36の前
位に位置するようにしている。
上記の構造により組立てたホッチキスは使用時下記の
効果を発揮する（各図参照）。ステープルの装填は従来
のものと変りはなく、先ずステープル送り器５を引き、
ステープル９をステープルケース３の中に装填し、ステ
ープル送り器５及びハンドル１を元に戻し、ステープル
９をステープル送り器５によりステープルケース３の前
に押しやって、打ち込み準備状態（図２に示すような状
態）にする。ハンドル１がステープル押し弾性板と共に
押し下げられると、ステープル押し41は、ステープル９
の開口33のステープル溝に沿って下に打ち下される。こ
の時くさび６前端のくさびヘッド61はステープル上の横
肘の押しとくさび後方のガイドバー81,82の案内によ
り、だんだん後方に退縮し、くさび全体が押し下げられ
てステープルの後方迄下った後、ステープルは完全に打
ち出されて綴合の機能を果たすのである。この打ち出し
工程に於いて、ステープルは（第３図の最前方の打ち出
されたステープル参照）、その上横肘の前方と上方はス
テープル押し41の前側支持片411とステープル押し41に
よって受け止められ、下方はくさびヘッドの斜面61aに
よって受け止められる。くさびヘッド斜面61aは上横肘
の下面と後面とのなす折角の全長を受け止める。この折
角がくさびヘッドの斜面61aに受け止められると、折角
延長の両面−横肘の下方と後方も同時に受け止められ、
後方は両脚の前方の開口33の両折辺31,32によって受け
止められる。ステープルの両脚の前側面及び外側面はス
テープルケースの両側壁によって受け止められ、内側面
はくさびヘッドの両側面61bによって受け止められ、後
側面はその後方に続くステープルによって受け止められ
る。このようにして、ステープルが完全にステープルケ
ース３から打ち出される前に、その周囲の各部分は全面
的に適当な支えを受け、圧力を受けて曲る恐れがなく、
ステープルは綴合の工程に於いて強力な貫通力を発揮
し、又くさびヘッド61の下方の突足62は、この工程中綴
合紙の表面に密着して後方に向って移動するので、上記
の全面的支持は、ステープルが完全綴合紙に打ちこまれ
るまで維持され、完全確実な全面的ステープル支持の効
果を達成するものである。
効果を発揮する（各図参照）。ステープルの装填は従来
のものと変りはなく、先ずステープル送り器５を引き、
ステープル９をステープルケース３の中に装填し、ステ
ープル送り器５及びハンドル１を元に戻し、ステープル
９をステープル送り器５によりステープルケース３の前
に押しやって、打ち込み準備状態（図２に示すような状
態）にする。ハンドル１がステープル押し弾性板と共に
押し下げられると、ステープル押し41は、ステープル９
の開口33のステープル溝に沿って下に打ち下される。こ
の時くさび６前端のくさびヘッド61はステープル上の横
肘の押しとくさび後方のガイドバー81,82の案内によ
り、だんだん後方に退縮し、くさび全体が押し下げられ
てステープルの後方迄下った後、ステープルは完全に打
ち出されて綴合の機能を果たすのである。この打ち出し
工程に於いて、ステープルは（第３図の最前方の打ち出
されたステープル参照）、その上横肘の前方と上方はス
テープル押し41の前側支持片411とステープル押し41に
よって受け止められ、下方はくさびヘッドの斜面61aに
よって受け止められる。くさびヘッド斜面61aは上横肘
の下面と後面とのなす折角の全長を受け止める。この折
角がくさびヘッドの斜面61aに受け止められると、折角
延長の両面−横肘の下方と後方も同時に受け止められ、
後方は両脚の前方の開口33の両折辺31,32によって受け
止められる。ステープルの両脚の前側面及び外側面はス
テープルケースの両側壁によって受け止められ、内側面
はくさびヘッドの両側面61bによって受け止められ、後
側面はその後方に続くステープルによって受け止められ
る。このようにして、ステープルが完全にステープルケ
ース３から打ち出される前に、その周囲の各部分は全面
的に適当な支えを受け、圧力を受けて曲る恐れがなく、
ステープルは綴合の工程に於いて強力な貫通力を発揮
し、又くさびヘッド61の下方の突足62は、この工程中綴
合紙の表面に密着して後方に向って移動するので、上記
の全面的支持は、ステープルが完全綴合紙に打ちこまれ
るまで維持され、完全確実な全面的ステープル支持の効
果を達成するものである。
又本考案の設計構造は、ステープルの強力な貫通力を
維持するためのものであるから、ステープルを受け止め
る各側壁は比較的強い力が加えられるので、従来のホッ
チキスよりも強力な受止め強度を必要とする。この為、
本考案のステープルケース３の前端上方に設けられた折
縁34は、ステープルケース３両側壁の強度を高め、使用
中に側壁が拡がり、ステープルの両脚に対する受止め力
を失う恐れがない。ステープル押し弾性板４の末端の強
性片42は、綴合工程に於いて、その後尾端がステープル
送り器５の上方を抑えながら押すので、ステープル送り
器５に推進力と定位力を与え、ステープル送り器は綴合
工程中に、ステープルの受けた圧力のために後退するこ
とがなく、更に進んでステープル両脚の後側の支持力を
強化し、従来のホッチキス（弾性片の推進力がない）よ
り強力な綴合ができるものである。
維持するためのものであるから、ステープルを受け止め
る各側壁は比較的強い力が加えられるので、従来のホッ
チキスよりも強力な受止め強度を必要とする。この為、
本考案のステープルケース３の前端上方に設けられた折
縁34は、ステープルケース３両側壁の強度を高め、使用
中に側壁が拡がり、ステープルの両脚に対する受止め力
を失う恐れがない。ステープル押し弾性板４の末端の強
性片42は、綴合工程に於いて、その後尾端がステープル
送り器５の上方を抑えながら押すので、ステープル送り
器５に推進力と定位力を与え、ステープル送り器は綴合
工程中に、ステープルの受けた圧力のために後退するこ
とがなく、更に進んでステープル両脚の後側の支持力を
強化し、従来のホッチキス（弾性片の推進力がない）よ
り強力な綴合ができるものである。
考案の効果 上述の如く、本考案はホッチキスに昼期的な改良を与
え、ステープルには今迄に見られない、全面的な支持力
を与え、最大の綴合効果を発揮する。
え、ステープルには今迄に見られない、全面的な支持力
を与え、最大の綴合効果を発揮する。
第１図は本考案実施例の立体分解図、 第２図は本考案実施例の側面断面図、 第３図は本考案実施例の使用状態側面断面図である。 １…ハンドル、２…脚受け底板、３…ステープルケー
ス、４…ステープル押しスプリング、５…ステープル送
り器、６…くさび、7,83…スプリング、９…ステープ
ル、12,33…開口、31,32…折辺、34…折縁、35…切欠
部、36…滑移孔、37…ガイド片、41…ステープル押し、
42…弾性片、61…くさびヘッド、62…連結孔、63…定位
ネジ、81,82…ガイドバー、341…溝、342…舌片、411…
支持片、412…内階段。
ス、４…ステープル押しスプリング、５…ステープル送
り器、６…くさび、7,83…スプリング、９…ステープ
ル、12,33…開口、31,32…折辺、34…折縁、35…切欠
部、36…滑移孔、37…ガイド片、41…ステープル押し、
42…弾性片、61…くさびヘッド、62…連結孔、63…定位
ネジ、81,82…ガイドバー、341…溝、342…舌片、411…
支持片、412…内階段。
フロントページの続き (73)実用新案権者 999999999 リュー ホーン シャン 台湾 チュン ホー シティ ユン ホ ー ロード 90 レーン ２ アレー ３―２番地 ３フロア (73)実用新案権者 999999999 レイ クウ リー シュー 台湾 シン チュアン チエン クオ ロード 31 レーン ９番地 (72)考案者 リュー ホーン シャン 台湾 チュンホー シティー ユン ホ ー ロード 90 レーン ２ アレー ３‐２番地 ３フロア (56)参考文献 実開 昭60−81（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭59−156781（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭60−103674（ＪＰ，Ｕ)
Claims (5)
- 【請求項１】押しハンドル、上横肘と両脚とを有するス
テープルを受ける脚受け底座、前端開口型のステープル
ケース、ステープル押しスプリング片、ステープル送り
器及び伸縮支持くさび等の主要要素より構成され、 上記ステープルケースは、底板を有し、前端に開口を有
し、該開口の位置に側板部の先端を対向するように折り
曲げてなる一対の折辺を有し、該開口の後方の位置に上
記底板より突き出たガイド片を有し、且つ、一対の折辺
の間にステープル両脚の内巾と等距離の開口を有し、 上記ステープル送り器は、上記ステープルケース内に摺
動可能に設けてあり、該ステープル送り器と上記ガイド
片との間に掛けてあるスプリングにより上記開口の方向
に付勢してあり、 上記ガイド片には、ガイドバーが、上記ステープルケー
スの上記開口の方向に向いて固定してあり、 該ガイドバーには、圧縮コイルスプリングが嵌合してあ
り、 上記ステープル押しスプリング片は、上記押しハンドル
の内上側に密着し、前端にはステープル押しがあり、組
立て後、ステープル押しは、丁度開口の上にはまるよう
になっており、 上記ステープル押しスプリング片の前端の上記ステープ
ル押しの前面に、上記ステープルケースの前端の開口よ
りやや小さい、一つの前側支持片が、上記ステープル押
しの先端より突出させて固定してあり、該ステープル押
しと該前側支持片とが内向きの階段を形成しており、 上記伸縮支持くさびは、上記ステープルの上横肘の下面
から脚の下端までの高さに対応する高さ寸法を有し、上
記ステープルケースの上記底板に載っており、且つ、そ
の前端には、上記ステープルの両脚の内側間の距離に対
応する幅寸法を有する斜面と、両側の垂直の側面とを有
するくさびヘッドを有し、且つ、上記ガイドバーに摺動
可能に支持してあり、上記圧縮コイルスプリングにより
上記ステープルケースの前端の開口の方向に付勢してあ
り、上記開口より突き出た位置と該開口より後退した位
置との間で移動可能であり、且つ、該伸縮支持くさびと
上記ステープルケースの内壁との間にステープルが入
り、上記ステープル送り器がその間を移動できる外形寸
法を有し、 上記ステープル押しスプリング片のステープル押しが、
開口でステープルを押し下げた時、ステープルに下向の
圧力を加える一方、ステープルが完全に打ちこまれる
迄、ステープルの上横肘が上記内向きの階段に嵌合し続
け、上記前側支持片が該ステープルの上横肘の前方を受
け止め、上記ステープル押しが該ステープルの上横肘の
上方を受け止め、且つ上記伸縮支持くさびのくさびヘッ
ドの上記斜面が、該ステープルの上横肘の下面と後面と
のなす折角の全長を受け止め、更には該ステープルを介
して間接的に上記伸縮支持くさびを後方に押すと共に、 上記くさびヘッドの両側の側面が、打ち出されるステー
プルの両脚の内側面を受け止め、 上記ステープルケースの一対の折辺及び側板部が、打ち
出されるステープルの両脚の前側面及び外側面を受け止
め、 推進中のステープルが打ち出されるステープルの両脚の
後側面を受け止め、 打ち出されるステープルの両脚の周側に、全面的な支持
力を与える構成としたことを特徴とする全工程支持式ホ
ッキチス。 - 【請求項２】該ステープルケース前端の上方の両側の壁
を折り曲げて折縁にし、継ぎ合わせてある請求項１記載
のホッチキス。 - 【請求項３】折縁の一方を溝、他方を舌片にして継ぎ合
わせてある請求項２記載のホッチキス。 - 【請求項４】該ステープルケース開口の下方底板に開口
と同じ巾の切欠部を有し、切欠部の後方には長方形滑移
孔を設け、又伸縮支持くさびのくさびヘッドの下方には
下方に適当な厚さに突出した補助突足があり、その突出
度合はステープルケースの底板と同じ厚さで、突足後方
の平面部には一つの定位ネジがあって、上記長方形滑移
孔の中で滑移できる構成とした請求項１記載のホッチキ
ス。 - 【請求項５】該ステープル押しスプリング片の後尾端を
折り返して前下方に伸びた弾性片があり、ステープルの
打ち込み（綴合）工程中、このスプリング片はステープ
ル送り器の後尾上方を押し、ステープルの前進の力を強
める構成とした請求項１又は４記載のホッチキス。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990004558U JP2502517Y2 (ja) | 1990-01-22 | 1990-01-22 | 全工程支持式ホッチキス |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990004558U JP2502517Y2 (ja) | 1990-01-22 | 1990-01-22 | 全工程支持式ホッチキス |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0396187U JPH0396187U (ja) | 1991-10-01 |
| JP2502517Y2 true JP2502517Y2 (ja) | 1996-06-26 |
Family
ID=31508299
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1990004558U Expired - Lifetime JP2502517Y2 (ja) | 1990-01-22 | 1990-01-22 | 全工程支持式ホッチキス |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2502517Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4539021B2 (ja) * | 2003-03-13 | 2010-09-08 | マックス株式会社 | ステープラによる用紙綴じ方法 |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59156781U (ja) * | 1983-04-07 | 1984-10-20 | プラス株式会社 | ステ−プラ−における綴針圧下案内装置 |
| JPS6081U (ja) * | 1983-06-17 | 1985-01-05 | エルム工業株式会社 | ホツチキス |
| JPS60103674U (ja) * | 1983-12-19 | 1985-07-15 | マックス株式会社 | ホツチキス |
-
1990
- 1990-01-22 JP JP1990004558U patent/JP2502517Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0396187U (ja) | 1991-10-01 |
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