JP2502124Y2 - レ―ザ加工機のビ―ムガイド - Google Patents

レ―ザ加工機のビ―ムガイド

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JP2502124Y2
JP2502124Y2 JP1991079320U JP7932091U JP2502124Y2 JP 2502124 Y2 JP2502124 Y2 JP 2502124Y2 JP 1991079320 U JP1991079320 U JP 1991079320U JP 7932091 U JP7932091 U JP 7932091U JP 2502124 Y2 JP2502124 Y2 JP 2502124Y2
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JP
Japan
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bellows
expansion
contraction
laser
beam guide
Prior art date
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JP1991079320U
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JPH0533979U (ja
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光平 武本
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Shinmaywa Industries Ltd
Original Assignee
Shinmaywa Industries Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、レーザ加工機のビー
ムガイドに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、図6に示すようなレーザ加工機2
1は、レーザトーチ22を保持する移動体23がフレー
ム24により横方向Yに往復移動可能に支持され、この
フレーム24の外端部(図6で左端部)と移動体23と
が、たとえば、蛇腹形のビームガイドaで連結されてい
る。
【0003】前記レーザトーチ22は、内装された駆動
手段(図示省略)により、横方向Y、縦方向X(紙面と
直交する方向)、上下方向Zおよび回動方向Φへ移動可
能とされており、レーザ装置(図示省略)から発射され
るレーザ光がビームガイドaおよび移動体23を経てレ
ーザトーチ22に導かれるように設けられている。25
は、被加工物を載せて固定するテーブルである。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】しかし、従来のビーム
ガイドaは、移動体23の横方向Yのストロークに匹敵
させたガイドパイプ(図示省略)がフレーム24に沿っ
て設けられ、このガイドパイプに嵌めた複数の吊り輪
(図示省略)には、伸び長さを制限する制限テープ(図
示省略)を備えた伸縮蛇腹b,c,d,eが取り付けら
れ、この各伸縮蛇腹b,c,d,eは順次連結されると
ともに、伸縮蛇腹bの固定側(図6で右側)が移動体2
3に連結される一方、伸縮蛇腹eの移動側(図6で左
側)がフレーム24の外端部(図6で左端部)に設けた
レーザビーム受入れ手段26に連結されている。
【0005】したがって、ビームガイドaの伸長動作時
は、まず、先端側の伸縮蛇腹bが伸長してこの伸縮蛇腹
bの制限テープが伸びきると、次の伸縮蛇腹cが伸長
し、その後は、伸縮蛇腹cの制限テープが伸びきること
により、後続の伸縮蛇腹dへと伸長動作が順次移行する
ようになされている。
【0006】このことは、伸縮蛇腹bが伸びきって、次
の伸縮蛇腹cが伸長動作中で右半部と左半部の伸びが大
きく異なり、後続の伸縮蛇腹d,eは短縮したままとな
っているから、外観がきわめて見苦しいという問題があ
った。
【0007】この考案は、このような従来の事情から見
て、直列状に連結された複数の伸縮蛇腹が伸縮動作をす
るとき、各伸縮蛇腹は、伸縮行程の任意の位置で互いに
均等な伸縮が可能となされることにより、外観を美しく
整えるようにしたレーザ加工機のビームガイドを提供す
ることを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】この考案のレーザ加工機
のビームガイドは、レーザトーチを保持する移動体がフ
レームにより横方向に往復移動可能に支持されたレーザ
加工機において、このフレームの外端部に配置されたレ
ーザビーム受入れ手段と、前記移動体に収容されたレー
ザビーム中継手段との間を伸縮可能に連結するビームガ
イドであって、複数個の伸縮蛇腹と、伸縮蛇腹の間に
介在させた複数個の仕切板と、仕切板に連結された複
数個の蛇腹取付部材と、蛇腹取付部材に接続され、各
蛇腹取付部材を前記横方向にそれぞれ等間隔で平行移動
可能とした伸縮やっとことからなるものである。
【0009】
【作用】ビームガイドの各伸縮蛇腹は、この各伸縮蛇腹
に仕切板および蛇腹取付部材を介して接続された伸縮や
っとこの伸縮作用で、同時に等間隔で伸縮することによ
り、常に、均等な伸縮姿勢が形成される。
【0010】また、伸縮やっとこの伸縮時の摩擦が極め
て少ないことから、伸縮蛇腹の伸縮動作は、円滑に行わ
れる。
【0011】
【実施例】以下、この考案の一実施例につき、図面を参
照して説明する。
【0012】なお、上記の従来の技術における説明のう
ち、この考案と共通する構成部分は、同じ符号を用いて
その説明を省略する。
【0013】図1ないし図5に示すビームガイド1は、
図6に示すようなレーザ加工機21に適用され、レーザ
トーチ22を保持する移動体23がフレーム24により
横方向Yに往復移動可能に支持され、このフレーム24
の外端部に配置されたレーザビーム受入れ手段26と、
前記移動体23に収容されたレーザービーム中継手段2
7との間を、伸縮可能に連結するものである。
【0014】すなわち、複数個、たとえば七個の伸縮蛇
腹2と、伸縮蛇腹2の間にそれぞれ介在させた、たと
えば六個の仕切板3と、仕切板3にボルト4等で連結
された、たとえば六個の蛇腹取付部材5と、蛇腹取付
部材5に接続され、各蛇腹取付部材5を前記横方向Yに
等間隔で平行移動可能とした伸縮やっとこ6とからなっ
ている。
【0015】前記各伸縮蛇腹2は、断面円筒形に形成さ
れたもので、その両端部が前記仕切板3に接着もしくは
鋲締めで固定されるとともに、固定側(図1および図2
で左端側)の伸縮蛇腹2の一端部がレーザビーム受入れ
手段26に連結される一方、移動側(図1および図2で
右端側)の伸縮蛇腹の他端部がレーザビーム中継手段2
7に連結されている。
【0016】前記各仕切板3は、図5に示すような透孔
7をもつ板体で、この透孔7は、伸縮蛇腹2の内径に適
合するように形成されている。
【0017】前記各蛇腹取付部材5は、断面矩形の棒体
で、中間部に前記伸縮やっとこ6を接続するための基点
側ボルト孔8と移動側長孔9とが設けられるとともに、
両側端にそれぞれローラ10が設けられ、この各ローラ
10は、フレーム24に固定したローラガイド11に乗
架されている。
【0018】なお、前記レーザビーム受入れ手段26の
近傍に、山形断面のリンクガイド12Aが設けられる一
方、前記レーザビーム中継手段27の近傍に、山形断面
のリンクガイド12Bが設けられており、この各リンク
ガイド12A,12Bには、前記各蛇腹取付部材5と同
様の基点側ボルト孔8および移動側長孔9が設けられて
いる。
【0019】前記伸縮やっとこ6は、四節機構の複数個
が一体に連結された公知のものであって、前記横方向Y
の中心線Sに沿って配置された中央部支軸13A,13
B,13C,13D…13Gと、横方向Yの両側に沿っ
て配置され、前記基点側ボルト孔8に適合させた基点側
支軸14A,14B,14C,14D…14Hと、前記
移動側長孔9に適合させた移動側支軸15A,15B,
15C,15D…15Hとにより、リンク16A,16
Bがパンタグラフ状に連結されている。
【0020】したがって、各支軸13A,14B,13
B,15Bの中心を結んでなる平行四辺形の各辺13A
−14B,14B−13B,13B−15B,15B−
13Aの長さが等しく、また、隣接する平行四辺形13
B,14C,13C,15Cと、これに続く各平行四辺
形13C,14D,13D,15Dおよび13D,14
E,13E,15E(以下省略)の各辺の長さもすべて
等しく形成されている。この各平行四辺形の伸縮動作
は、各支軸13A…13G,14B…14G,15B…
15Gと各リンク16A,16Bとの摩擦面の動く距離
が比較的小であるから、摩擦に消費される仕事量が少な
い。
【0021】次に、上記実施例の作用について説明す
る。
【0022】レーザ加工機21の移動体23がフレーム
24に沿って横方向Yに伸長移動をするとき、伸縮やっ
とこ6は、図1に示す伸長動作をする。
【0023】この伸長動作は、各基点側支軸14A…1
4Hと各移動側支軸15A…15Hとがそれぞれ同時に
相互間隔を等しく拡げることにより、各基点側支軸14
B…14Gと各移動側支軸15B…15Gとに接続され
た各蛇腹取付部材5および各仕切板3は、同時に等間隔
で横方向Yに伸長し、したがって、各仕切板3の間に介
在する各伸縮蛇腹2は、同時に等間隔で伸長する。
【0024】一方、移動体23がフレーム24に沿って
横方向Yに短縮移動をするときは、伸縮やっとこ6が上
述と反対の動作をして、横方向Yに短縮することによ
り、各仕切板3の間に介在する各伸縮蛇腹2は、同時に
等間隔で短縮する。
【0025】また、伸縮やっとこ6の伸縮時の摩擦が極
めて少ないから、伸縮蛇腹2の伸縮動作は円滑に行われ
る。
【0026】
【考案の効果】この考案のレーザ加工機のビームガイド
は、レーザビーム受入れ手段とレーザビーム中継手段と
の間を伸縮可能に連結した伸縮蛇腹が、伸縮やっとこ
より、各蛇腹取付部材を介して伸縮するようになされた
ものであるから、各伸縮蛇腹は、伸縮行程の任意の位置
で互いに均等な伸縮姿勢が得られることにより、伸縮時
の外観が著しく向上する。
【0027】また、伸縮やっとこによる伸縮動作は、摩
擦が極めて少ないことから、容易に高速化が可能となる
などの優れた利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】伸長時のビームガイドの主要部を示す平面図で
ある。
【図2】伸長時のビームガイドの主要部を示す正面図で
ある。
【図3】図1のA−A線における断面図である。
【図4】図1のB−B線における断面図である。
【図5】図2のC−C線における断面図である。
【図6】ビームガイドの従来例を説明するレーザ加工機
の正面図である。
【符号の説明】
1 ビームガイド 2 伸縮蛇腹 3 仕切板 5 蛇腹取付部材 6 伸縮やっとこ 21 レーザ加工機 22 レーザトーチ 23 移動体 24 フレーム 26 レーザビーム受入れ手段 27 レーザビーム中継手段 Y 横方向

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レーザトーチを保持する移動体がフレー
    ムにより横方向に往復移動可能に支持されたレーザ加工
    機において、このフレームの外端部に配置されたレーザ
    ビーム受入れ手段と、前記移動体に収容されたレーザビ
    ーム中継手段との間を伸縮可能に連結するビームガイド
    であって、 複数個の伸縮蛇腹と、伸縮蛇腹の間に介在させた複数
    個の仕切板と、仕切板に連結された複数個の蛇腹取付
    部材と、蛇腹取付部材に接続され、各蛇腹取付部材を
    前記横方向にそれぞれ等間隔で平行移動可能とした伸縮
    やっとことからなることを特徴とするレーザ加工機のビ
    ームガイド。
JP1991079320U 1991-09-30 1991-09-30 レ―ザ加工機のビ―ムガイド Expired - Lifetime JP2502124Y2 (ja)

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