JP2501328Y2 - 充填装置 - Google Patents
充填装置Info
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- JP2501328Y2 JP2501328Y2 JP4398890U JP4398890U JP2501328Y2 JP 2501328 Y2 JP2501328 Y2 JP 2501328Y2 JP 4398890 U JP4398890 U JP 4398890U JP 4398890 U JP4398890 U JP 4398890U JP 2501328 Y2 JP2501328 Y2 JP 2501328Y2
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- Japan
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- container
- housing
- liquid
- gas pipe
- gas
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- Filling Of Jars Or Cans And Processes For Cleaning And Sealing Jars (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は缶詰機等に応用できる充填装置に関するもの
である。
である。
(従来の技術) この種装置として本出願人らは先に特願平1-55185号
として第2図に示すようなものを提案した。
として第2図に示すようなものを提案した。
第2図において、内部片(141)の内部には気体管(1
51)が配置され、気体管上端には段部(151a)が設けら
れ、下方部には鍔部(151b)が設けられ、内部片(14
1)の中央付近内側部には止め片(170)が、止め環(17
1)により固定されており、気体管(151)の下方向の位
置決めの役をしている。
51)が配置され、気体管上端には段部(151a)が設けら
れ、下方部には鍔部(151b)が設けられ、内部片(14
1)の中央付近内側部には止め片(170)が、止め環(17
1)により固定されており、気体管(151)の下方向の位
置決めの役をしている。
一方、気体管(151)の外側には、スプリング(172)
が配置され、その下端は気体(151)の鍔部(151b)の
上面に嵌着し、上部は、止め片(170)と当接し、気体
管(151)を常時ハウジング(101)の内部片(141)に
対して下方向に賦勢している。
が配置され、その下端は気体(151)の鍔部(151b)の
上面に嵌着し、上部は、止め片(170)と当接し、気体
管(151)を常時ハウジング(101)の内部片(141)に
対して下方向に賦勢している。
曲り部材(255)の自由端(256)は気体管(151)の
外周に固着することなく嵌合し、曲げ部材(255)はそ
の他方の腕(229)においてピン(125)とナット(12
4)で保持部材(104)に連結される。
外周に固着することなく嵌合し、曲げ部材(255)はそ
の他方の腕(229)においてピン(125)とナット(12
4)で保持部材(104)に連結される。
曲り部材の自由端(256)の上面(257)と気体管鍔部
(151b)の下面とは所定のスキマSを設けて配置され
る。
(151b)の下面とは所定のスキマSを設けて配置され
る。
(考案が解決しようとする課題) 第2図によれば、気体管(151)を下方に賦勢するス
プリング(172)が気体管下部鍔部(151b)と、ハウジ
ング内部片(141)に固着された止め片(170)との間に
設けている為、充填装置から容器(134)を排出する際
に保持部材(104)を上方に持ち上げ前記気体管(151)
の下面を容器(134)の開口縁より所望の高さに持ち上
げる際の前記スプリング(172)の圧縮代は、「(前記
保持部材の持ち上げストローク)−S」となり、実施の
一例では20〜25mmは必要となった容器口径の大きい場合
はハウジング内部片(141)の内周径が大きい為、前記
の多大な圧縮代に耐えるスプリングが製作可能であるが
容器口径が小さい場合の従来例による充填装置の場合は
前記の多大な圧縮代に耐えるスプリングが製作不可能に
なる。
プリング(172)が気体管下部鍔部(151b)と、ハウジ
ング内部片(141)に固着された止め片(170)との間に
設けている為、充填装置から容器(134)を排出する際
に保持部材(104)を上方に持ち上げ前記気体管(151)
の下面を容器(134)の開口縁より所望の高さに持ち上
げる際の前記スプリング(172)の圧縮代は、「(前記
保持部材の持ち上げストローク)−S」となり、実施の
一例では20〜25mmは必要となった容器口径の大きい場合
はハウジング内部片(141)の内周径が大きい為、前記
の多大な圧縮代に耐えるスプリングが製作可能であるが
容器口径が小さい場合の従来例による充填装置の場合は
前記の多大な圧縮代に耐えるスプリングが製作不可能に
なる。
(課題を解決するための手段) 本考案は容器内の充填容量を決定する充填装置の気体
管をハウジングの内部片に滑動可能に嵌合させ、注入口
に気体管の下方向への位置決めをする段部を設ける。ま
た、保持部材内周側に摺動可能に、嵌合された円環と同
円環を常時下方向に賦勢するスプリングを設けると共
に、前記注入口に設けた段部に、気体管中間部鍔部を当
接し下方向の位置決めをする。前記円環と固定された曲
り部材の自由端と前記気体管の外周とは、摺動すること
なく、嵌合され、前記円環の下部と円錐簡上面との間に
所望のスキマを設ける。
管をハウジングの内部片に滑動可能に嵌合させ、注入口
に気体管の下方向への位置決めをする段部を設ける。ま
た、保持部材内周側に摺動可能に、嵌合された円環と同
円環を常時下方向に賦勢するスプリングを設けると共
に、前記注入口に設けた段部に、気体管中間部鍔部を当
接し下方向の位置決めをする。前記円環と固定された曲
り部材の自由端と前記気体管の外周とは、摺動すること
なく、嵌合され、前記円環の下部と円錐簡上面との間に
所望のスキマを設ける。
以上の事によって充填装置から容器を排出する際の前
記保持部材を持ち上げる時に生ずる多大なストロークを
前記スプリングには波及させない様にした。
記保持部材を持ち上げる時に生ずる多大なストロークを
前記スプリングには波及させない様にした。
(作用) (1)気体管と円環に固定された曲り部材の自由端と
は、ネジや凹部等で固着されており、気体管は段部によ
り注入口に、下方向位置決めされているため、容器に充
填するための現状槽の高さを変更すれば、気体管下面と
容器上面からの深さが任意に変更できる。
は、ネジや凹部等で固着されており、気体管は段部によ
り注入口に、下方向位置決めされているため、容器に充
填するための現状槽の高さを変更すれば、気体管下面と
容器上面からの深さが任意に変更できる。
(2)保持部材と位置決め円錐筒に設けられている密閉
要素は、前記環状槽の高さが変更されると、円環と曲り
部材の固定端及び曲り部材の自由端と気体管が固着され
て一体となっており、スプリングを圧縮しながら変更後
の気体管下面と、容器上面からの深さをそこなう事な
く、ハウジングに沿って滑動し、前記密閉要素と容器上
面は当接する事ができる。
要素は、前記環状槽の高さが変更されると、円環と曲り
部材の固定端及び曲り部材の自由端と気体管が固着され
て一体となっており、スプリングを圧縮しながら変更後
の気体管下面と、容器上面からの深さをそこなう事な
く、ハウジングに沿って滑動し、前記密閉要素と容器上
面は当接する事ができる。
(3)充填工程が終了し、保持部材、密閉要素、位置決
めは円錐筒が一体かつ同時に容器上面から持ち上げ始ま
ると、円環を下方へ賦勢しているスプリングを伸ばしな
がら位置決め円錐筒上面と円環下部とのスキマは狭ま
り、ついには位置決め円錐筒上面と円環下部は当接し、
前記気体管は、曲り部材円環と一体となって容器上面よ
り高く持ち上げられる。
めは円錐筒が一体かつ同時に容器上面から持ち上げ始ま
ると、円環を下方へ賦勢しているスプリングを伸ばしな
がら位置決め円錐筒上面と円環下部とのスキマは狭ま
り、ついには位置決め円錐筒上面と円環下部は当接し、
前記気体管は、曲り部材円環と一体となって容器上面よ
り高く持ち上げられる。
(実施例) 本考案の代表的な実施例を第1図に基づいて詳述す
る。
る。
液体を収容する環状槽(132)の下部には、一定間隔
でガス切換弁本体(153)がボルト(154)で固着される
と共に、そのガス切換弁本体(153)の下面にはボルト
(155)で固着されたハウジング(101)を有する。容器
(134)の中に充填すべき液体は、前記環状槽(132)の
内部(133)に収容されると同時に、気体圧力を受け
る。液体の表面は、その上方で気体空間が広がる様に環
状槽(132)の自由内部(133)の高さより低くなってい
る。ハウジング(101)の外側には中空内筒として形成
され、容器(134)の位置決め及び密閉の役をする保持
部材(104)位置決め円錐筒(137)が、滑動可能に取付
けられる。保持筒(104)と、位置決め円錐筒(137)
は、ねじ部(125)で締結されている。その内部には、
円環(130)が、滑動可能にスプリング(172)の力を下
方に受けて、組み込まれている。
でガス切換弁本体(153)がボルト(154)で固着される
と共に、そのガス切換弁本体(153)の下面にはボルト
(155)で固着されたハウジング(101)を有する。容器
(134)の中に充填すべき液体は、前記環状槽(132)の
内部(133)に収容されると同時に、気体圧力を受け
る。液体の表面は、その上方で気体空間が広がる様に環
状槽(132)の自由内部(133)の高さより低くなってい
る。ハウジング(101)の外側には中空内筒として形成
され、容器(134)の位置決め及び密閉の役をする保持
部材(104)位置決め円錐筒(137)が、滑動可能に取付
けられる。保持筒(104)と、位置決め円錐筒(137)
は、ねじ部(125)で締結されている。その内部には、
円環(130)が、滑動可能にスプリング(172)の力を下
方に受けて、組み込まれている。
保持部材(104)は(135)で示される個所でハウジン
グ(101)の外壁に対して密接し、その中央側面部にハ
ウジング(101)に対してこの保持部材(104)を上下に
動かすための二又工具(図示なし)が係合できる凹部
(136)を有する。位置決め円錐筒(137)はその下端か
ら内方に向けてテーパ面に形成された位置決め円錐部
(137a)を有する。この位置決め円錐部(137a)の内方
端部には、容器(134)に対するシール部材としての密
閉要素(138)が配置される。
グ(101)の外壁に対して密接し、その中央側面部にハ
ウジング(101)に対してこの保持部材(104)を上下に
動かすための二又工具(図示なし)が係合できる凹部
(136)を有する。位置決め円錐筒(137)はその下端か
ら内方に向けてテーパ面に形成された位置決め円錐部
(137a)を有する。この位置決め円錐部(137a)の内方
端部には、容器(134)に対するシール部材としての密
閉要素(138)が配置される。
容器(134)は、ハウジング(101)に対して固定され
た下方支台(139)に載せられ、充填装置に対して中心
を合わせた位置に半円形の案内部(104)によって拘束
される。
た下方支台(139)に載せられ、充填装置に対して中心
を合わせた位置に半円形の案内部(104)によって拘束
される。
ハウジング(101)はその内部に内部片(141)を有
し、内部片(141)とハウジング(101)の間には、ほゞ
環状の液体供給路(142)を形成する。液体供給路(14
2)下部には注入口(126)を有し、液体噴流は注入口
(126)より容器(134)の内壁に導かれ、そこでできる
だけ層流になって底部へ向って下流する。ハウジング
(101)はその内部に段(143)を有し、これは同時に内
部片(141)の上限となっている。
し、内部片(141)とハウジング(101)の間には、ほゞ
環状の液体供給路(142)を形成する。液体供給路(14
2)下部には注入口(126)を有し、液体噴流は注入口
(126)より容器(134)の内壁に導かれ、そこでできる
だけ層流になって底部へ向って下流する。ハウジング
(101)はその内部に段(143)を有し、これは同時に内
部片(141)の上限となっている。
そこで液体供給路(142)の間隙は終り、これは、こ
こで密閉されなければならないので段(143)の上方に
は環状液体弁(144)が配置され、この環状液体弁(14
4)は管(146)によって上下に運動できる。
こで密閉されなければならないので段(143)の上方に
は環状液体弁(144)が配置され、この環状液体弁(14
4)は管(146)によって上下に運動できる。
管(146)の上部外側には圧縮バネ(図示なし)が配
置される。管(146)の内部空間と外部空間(150)は孔
(145)を介して環状槽(132)の液体空間の内部(13
3)と連通している。内部片(141)の内部には気体管
(151)が配置され、気体管(151)には、顎部(151a)
が設けられ注入口(126)の中央付近内側部には、段部
(170)が設けられており、気体管(151)の下方向の位
置決めの役をしている。
置される。管(146)の内部空間と外部空間(150)は孔
(145)を介して環状槽(132)の液体空間の内部(13
3)と連通している。内部片(141)の内部には気体管
(151)が配置され、気体管(151)には、顎部(151a)
が設けられ注入口(126)の中央付近内側部には、段部
(170)が設けられており、気体管(151)の下方向の位
置決めの役をしている。
曲り部材(255)の自由端(256)は、気体管(151)
の外周に固着されており、曲げ部材(255)は、その他
方の腕(229)において、ボルト(124)で円環(130)
に連結される。円環(130)の下部(257)と位置決め円
錐筒(137)の上面(137b)とは、所定のスキマSを設
けて配置される。
の外周に固着されており、曲げ部材(255)は、その他
方の腕(229)において、ボルト(124)で円環(130)
に連結される。円環(130)の下部(257)と位置決め円
錐筒(137)の上面(137b)とは、所定のスキマSを設
けて配置される。
気体管(151)は気体通路(156)の内部空間(157)
に達し、この気体通路(156)は環状槽(132)の気体空
間内部まで上方に延びて、液体表面の上方で終り、これ
によって、気体管(151)の内部は環状槽(132)の内部
気体空間と連結する。気体通路(156)の中には、気体
弁(図示なし)が配置される。ハウジング(101)の外
面と保持部材(104)の内面の間には円環状の室(159)
が設けられ、この室(159)は外部からタペツト(160)
によって開くことができる解放弁(161)に通路(162)
を介して連通し、かつ円環状の室(159)は通路(163)
を介して密閉要素(138)の内部空間に連結する。
に達し、この気体通路(156)は環状槽(132)の気体空
間内部まで上方に延びて、液体表面の上方で終り、これ
によって、気体管(151)の内部は環状槽(132)の内部
気体空間と連結する。気体通路(156)の中には、気体
弁(図示なし)が配置される。ハウジング(101)の外
面と保持部材(104)の内面の間には円環状の室(159)
が設けられ、この室(159)は外部からタペツト(160)
によって開くことができる解放弁(161)に通路(162)
を介して連通し、かつ円環状の室(159)は通路(163)
を介して密閉要素(138)の内部空間に連結する。
上述した充填装置の作用は次の通りである。
図示されていない運搬装置によって口の開いた空の容
器(134)が送られ、これが下方支台(139)上に運ばれ
案内部(140)によって充填装置に対して中心を合わせ
られる。前述した保持部材(104)の凹部(136)に係合
する二又工具(図示なし)によって、この保持部材(10
4)および位置決め円錐筒(137)は下方に動かされて、
容器(134)の上にのる。図示されていない制御装置に
よって気体通路(156)中の気体弁(図示なし)が開か
れ、気体は気体通路間(156)及び、気体管(151)を経
て環状槽(132)の内部空間(133)から容器(134)の
内部、液体供給(142)の中、通路(162),(163)の
中および室(159)の中には、これらすべてが連通して
いるので等しい圧力となる。圧力平衡が達成された後に
環状液体弁(144)がバネの作用を受けて自動的に開
き、その結果として液体が、液体供給路(142)及び注
入口(126)を通って容器の中に達し容器(134)は液体
表面が気体管(151)の口部に達するまで充填される。
器(134)が送られ、これが下方支台(139)上に運ばれ
案内部(140)によって充填装置に対して中心を合わせ
られる。前述した保持部材(104)の凹部(136)に係合
する二又工具(図示なし)によって、この保持部材(10
4)および位置決め円錐筒(137)は下方に動かされて、
容器(134)の上にのる。図示されていない制御装置に
よって気体通路(156)中の気体弁(図示なし)が開か
れ、気体は気体通路間(156)及び、気体管(151)を経
て環状槽(132)の内部空間(133)から容器(134)の
内部、液体供給(142)の中、通路(162),(163)の
中および室(159)の中には、これらすべてが連通して
いるので等しい圧力となる。圧力平衡が達成された後に
環状液体弁(144)がバネの作用を受けて自動的に開
き、その結果として液体が、液体供給路(142)及び注
入口(126)を通って容器の中に達し容器(134)は液体
表面が気体管(151)の口部に達するまで充填される。
すなわち、容器(134)内の充填容量は前記密閉要素
(138)と当接する容器(134)の上縁から気体管(15
1)の下面の深さHによって決定される。液種あるいは
容器サイズにより充填量を変更調整を行なう場合は、環
状槽(132)を下方支台(139)に対して図示されていな
い上下手段により変更設定しされすれば、前述のH寸法
を変更する事ができる。他の弁は閉じているので、容器
の上部に存する気体はもはや逃げられず、故にこれ以上
の充填は不可能となる。
(138)と当接する容器(134)の上縁から気体管(15
1)の下面の深さHによって決定される。液種あるいは
容器サイズにより充填量を変更調整を行なう場合は、環
状槽(132)を下方支台(139)に対して図示されていな
い上下手段により変更設定しされすれば、前述のH寸法
を変更する事ができる。他の弁は閉じているので、容器
の上部に存する気体はもはや逃げられず、故にこれ以上
の充填は不可能となる。
図示されていない制御装置によって環状液体弁(14
4)及び気体通路管(156)の中の気体弁(図示なし)が
機械的に閉じられ、容器の内部空間が環状槽(132)の
内部空間と外気とに対して完全に閉鎖される。
4)及び気体通路管(156)の中の気体弁(図示なし)が
機械的に閉じられ、容器の内部空間が環状槽(132)の
内部空間と外気とに対して完全に閉鎖される。
次に図示しないカムによってタペツト(160)が作動
することにより解放弁(161)が開かれ、容器(134)の
内部空間圧力が通路(163)、室(159)通路(162)及
び解放弁(161)を通って解放される。
することにより解放弁(161)が開かれ、容器(134)の
内部空間圧力が通路(163)、室(159)通路(162)及
び解放弁(161)を通って解放される。
圧力解放が行なわれた後、図示しない昇降装置により
保持部材(104)、位置決め円錐筒(137)、密閉要素
(138)が一体かつ同時に容器上面より持ち上げられる
と、スプリング(172)の力を下方に受けていた円環(1
30)の下面(257)は、位置決め円錐筒(137)の上面
(137b)とのスキマSが、次第に狭まり、ついには当接
し、つづいて気体管(151)は、曲り部材(255)、円環
(130)と同時に、保持部材(104)、位置決め円錐筒
(137)と、一体となって、容器上面より高く持ち上げ
られる。
保持部材(104)、位置決め円錐筒(137)、密閉要素
(138)が一体かつ同時に容器上面より持ち上げられる
と、スプリング(172)の力を下方に受けていた円環(1
30)の下面(257)は、位置決め円錐筒(137)の上面
(137b)とのスキマSが、次第に狭まり、ついには当接
し、つづいて気体管(151)は、曲り部材(255)、円環
(130)と同時に、保持部材(104)、位置決め円錐筒
(137)と、一体となって、容器上面より高く持ち上げ
られる。
つづいて容器(134)は、充填機械の回転区域から封
鎖機械(図示なし)の回転区域に移される。
鎖機械(図示なし)の回転区域に移される。
(考案の効果) 以上の説明から明らかな如く、本考案によれば、気体
管を常時下方に賦勢しているスプリングが充填装置のハ
ウジングに直接当接していないし又充填装置から容器を
排出する際に保持部材を上方に持ち上げるストロークが
前記スプリングに波及せず更にスプリングの圧縮代は充
填量変更調整する調整幅S(Sは保持部材のストローク
に比べて少ない事が通例)だけで済むため従来例の如く
スプリングを取付スペースを充填ノズル内に確保する必
要がなく、従来例では困難であった小口径容器対応充填
装置にも採用可能となる。
管を常時下方に賦勢しているスプリングが充填装置のハ
ウジングに直接当接していないし又充填装置から容器を
排出する際に保持部材を上方に持ち上げるストロークが
前記スプリングに波及せず更にスプリングの圧縮代は充
填量変更調整する調整幅S(Sは保持部材のストローク
に比べて少ない事が通例)だけで済むため従来例の如く
スプリングを取付スペースを充填ノズル内に確保する必
要がなく、従来例では困難であった小口径容器対応充填
装置にも採用可能となる。
又スプリングが容器口縁部の真上に位置するハウジン
グ内部片の内周側空間を避け、保持部材内周に配置した
事により、予測しがたいトラブルによるスプリングや止
め輪の破損、脱落による容器内への異物混入という事態
を回避できる等の効果を有する。
グ内部片の内周側空間を避け、保持部材内周に配置した
事により、予測しがたいトラブルによるスプリングや止
め輪の破損、脱落による容器内への異物混入という事態
を回避できる等の効果を有する。
第1図は本考案の一実施例を示す縦断面図、第2図は従
来例を示す縦断面図である。 (101)……ハウジング、(104)……保持部材、(13
0)……円環、(134)……容器、(137)……円錐筒、
(137a)……円錐部、(138)……密閉要素、(141)…
…内部片、(142)……液体供給路、(144)……液体
弁、(151)……気体管、(170)……位置決めをする部
材、(172)……スプリング、(255)……曲り部材。
来例を示す縦断面図である。 (101)……ハウジング、(104)……保持部材、(13
0)……円環、(134)……容器、(137)……円錐筒、
(137a)……円錐部、(138)……密閉要素、(141)…
…内部片、(142)……液体供給路、(144)……液体
弁、(151)……気体管、(170)……位置決めをする部
材、(172)……スプリング、(255)……曲り部材。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 大橋 勤 愛知県名古屋市中村区岩塚町字九反所60 番地の1 中菱エンジニアリング株式会 社内 (56)参考文献 特開 平2−4693(JP,A) 特開 昭58−216589(JP,A) 特開 昭47−6237(JP,A) 特公 昭61−30997(JP,B2) 実公 昭53−6677(JP,Y1)
Claims (1)
- 【請求項1】ハウジング、前記ハウジングの中に配置さ
れた環状の液体供給路、前記液体供給路を開閉する液体
弁、液体を充填すべき容器に対する位置決め円錐部およ
び密閉要素を有し、前記ハウジングに沿って滑動可能に
配置された保持部材、前記容器に気体を導入し、また同
容器から気体を放出する気体管、前記気体管は前記ハウ
ジングの内部片に滑動可能に嵌合し、かつ、前記内部片
には気体管の下方向への位置決めをする部材を有する容
器の液体充填装置において、前記ハウジングに沿って滑
動可能に配置された保持部材の内周側には、同内周面と
摺動可能に配置した円環と同円環を常時下方向に付勢す
るスプリングとを配置し、前記気体管の外周面嵌合した
曲り部材を前記円環に固定し、液体を充填すべき容器口
縁部の密閉要素を有する位置決め円錐筒を前記保持部材
に固定する事により、前記円環下面と、前記位置決め円
錐筒上面との間に所望のスキマを設けた事を特徴とする
充填装置。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4398890U JP2501328Y2 (ja) | 1990-04-26 | 1990-04-26 | 充填装置 |
DE91106129T DE69100519T2 (de) | 1990-04-19 | 1991-04-17 | Füllvorrichtung. |
EP91106129A EP0452899B1 (en) | 1990-04-19 | 1991-04-17 | Filling apparatus |
US07/687,407 US5161585A (en) | 1990-04-19 | 1991-04-18 | Liquid filling apparatus having a biased gas pipe mounted for a small range of movement |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4398890U JP2501328Y2 (ja) | 1990-04-26 | 1990-04-26 | 充填装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH044000U JPH044000U (ja) | 1992-01-14 |
JP2501328Y2 true JP2501328Y2 (ja) | 1996-06-19 |
Family
ID=31556881
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP4398890U Expired - Fee Related JP2501328Y2 (ja) | 1990-04-19 | 1990-04-26 | 充填装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2501328Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102007041684A1 (de) * | 2007-09-01 | 2009-03-05 | Krones Ag | Medienverteilvorrichtung |
-
1990
- 1990-04-26 JP JP4398890U patent/JP2501328Y2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH044000U (ja) | 1992-01-14 |
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