JP2501297Y2 - テ―プ貼着装置のテ―プ打ち抜き機構 - Google Patents

テ―プ貼着装置のテ―プ打ち抜き機構

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JP2501297Y2 JP13715889U JP13715889U JP2501297Y2 JP 2501297 Y2 JP2501297 Y2 JP 2501297Y2 JP 13715889 U JP13715889 U JP 13715889U JP 13715889 U JP13715889 U JP 13715889U JP 2501297 Y2 JP2501297 Y2 JP 2501297Y2
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文男 佐藤
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、安定したテープ供給が可能で、正確な形状
に打ち抜くことができるリードフレーム用のテープ貼着
装置のテープ打ち抜き機構に関するものである。
(従来の技術) 一般に、IC用リードフレームの製造において、四方に
リードが伸びているリードフレームのリード先端部に上
下段差が生じるものであり、この上下段差をなくすため
に、リード先端部へ環状テープを貼着することが行なわ
れている。
しかして、このための装置としては、たとえば、第7
図に示すような、接着テープ供給部A、テープ打ち抜き
貼着部B、及び、巻取部Cとが具備され、これらは相互
に時間的に関連づけられて作動タイミングが制御される
ように構成されている装置として従来から使用されてい
る。すなわち、テープ供給部Aにおいては、接着剤が施
されている粘着テープ2と、粘着テープ2の接着面を保
護するスペーサーテープ27とからなる素材テープが素材
テープリール21に巻回されており、引き出された素材テ
ープからスペーサーテープ27をスペーサーリール22に巻
き取ることと、素材テープリール21からの繰り出しとに
よって粘着テープ2だけがテープ打ち抜き貼着部Bへ送
給され、テープ打ち抜き貼着部Bにおいて、粘着テープ
2は、金型23内を間欠的に走行させられる間に、まず、
内型パンチによって環状テープの内型t1が打ち抜かれ、
ついで、外型パンチによって外型t2が打ち抜かれ、最後
に、環状テープが打ち抜かれた残りの粘着テープ2は、
巻取部Cにおいて巻取りリール26に巻き取られるように
なっており、打ち抜かれた環状テープ2bは、テープ打ち
抜き貼着部Bの貼着装置(図示せず)によってリードフ
レームの所定箇所に貼着するようになっている。
又、本出願人によって、スペーサーリール22の駆動用
モータの回転を、センサーで制御して、スペーサーリー
ル22に従動する素材テープリール21の素材テープの送り
出しを制御して、素材テープの反転部に常に所定の凸状
ループを形成することによって粘着テープ2にかかる張
力を除去し、張力に基づく粘着テープ2の湾曲を抑える
ようにした手段が提示されている(実開昭62-108367号
公報)。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、従来の装置においては、打ち抜かれた
残りの粘着テープ2aを金型23内で巻取部Cへ送行させる
際に、粘着テープ2aに張力がかかると、厚さ0.06〜0.1m
m程度のごく薄い粘着テープに生じる歪のために環状テ
ープ2bが変形して打ち抜かれる結果になったり、打ち抜
かれた内型t1と外型t2の間の粘着テープ部分が上下方へ
湾曲せしめられて打ち抜きパンチ用のダイ孔などへ引掛
かったりするという問題があった。又、実開昭62-10836
7号公報においては、前述のようにして粘着テープにか
かる張力を除去し、張力に基づく粘着テープの湾曲を抑
えることによって、ダイ孔などへの引掛かりを防止し得
るものではあるが、必ずしも満足し得るものではないと
いった問題がある。
本考案は、前記問題を解決し、安定した粘着テープ送
給が可能で、正確な形状に打ち抜くことができる手段を
得ることを目的とするものである。
(課題を解決するための手段) 本考案者は、前記問題を解決し、前記目的を達成する
ために工夫を重ね、打ち抜き用の内・外型パンチの近傍
に粘着テープの側面を押圧するプッシャーと、テープガ
イド溝の上部エッジ部を曲率をもったエッジ部としたテ
ープ打ち抜き機構とすることによって目的を達し得るこ
とを認めて本考案を完成するに至った。すなわち、本考
案は、内・外型ダイ孔を有するダイプレート、ダイプレ
ート上に固定された内・外型パンチガイド、該内・外型
パンチガイド中を上下に摺動可能にされている内・外型
パンチ、前記内・外型パンチガイドの下部にダイプレー
トとの間に設けられたテープガイド溝を具備しているテ
ープ貼着装置のテープ打ち抜き機構において、粘着テー
プ打ち抜き用の内・外型パンチのそれぞれの近傍に粘着
テープの側面を押圧する水平方向に摺動可能なプッシャ
ーを付設し、内・外型パンチガイドの下部にダイプレー
トとの間に設けられているテープガイド溝の上部エッジ
部のうちの少なくとも粘着テープの送行時進行方向前方
にある上部エッジ部を曲率をもったエッジ部としてなる
テープ貼着装置のテープ打ち抜き機構である。
したがって、粘着テープが金型内を間欠的に走行する
際には、常に所定の凸状ループに形成されているので、
内・外型ダイ孔に引掛かることがなく、内・外型パンチ
ガイドの下部すなわちテープガイド溝のエッジ部が曲率
をもつようにR加工されており、たとえ凸状ループに形
成された粘着テープの頂部が接触しても引掛かることが
ないので、安定的に粘着テープを送ることができ、打ち
抜き時は凸状ループが解除されるため内・外型ダイ孔上
では粘着テープは平面状になっているので正確な打ち抜
きを行なうことができるものである。
(実施例) 次に、添付の図面に基づいて本考案の一実施例を述べ
る。
第1図は、本考案機構の一実施例を粘着テープ打ち抜
き部分の一部上部構造を除いて示す平面図、第2図は、
第1図中X印方向の部分断面図、第3図は、第1図中Y
印方向の部分断面図、第4図は、粘着テープの打ち抜き
状態例を示す説明図、第5図及び第6図は、プッシャー
の作動と粘着テープの形状との関連例を示す説明図であ
る。
1は、ダイプレートであり、2は、打ち抜く素材であ
る粘着テープである。3は、内型用の内型ダイ孔であ
り、4は、外型用の外型ダイ孔であって、第4図に示す
ように、粘着テープ2を打ち抜くピッチLの整数倍、本
実施例では3倍、に等しい間隔をおいて粘着テープ2の
進行方向に沿ってダイプレート1に並設されている。5
は、内型パンチであり、6は、外型パンチであって、そ
れぞれ内型ダイ孔3、外型ダイ孔4の対向する上方に設
けられ、それぞれに、ダイプレート1上に固設されてい
る内型パンチガイド7、外型パンチガイド8の摺動孔中
を、それぞれ内型パンチガイド7、外型パンチガイド8
に係合されているパンチ用エアシリンダ9に結合され
て、パンチ用エアシリンダ9を作動させることによって
上下に摺動し得るようになっている。10は、テープガイ
ド溝であって、内型パンチガイド7及び外型パンチガイ
ド8の下部にダイプレート1との間に設けられ、粘着テ
ープ2が進行し得るようになっている。11は、エッジ部
であって、テープガイド溝10と内・外型パンチガイド7,
8の垂直な各面とが直交して形成される上部エッジ部の
うちの粘着テープ2の進行方向に対して直交する上部エ
ッジ部を曲率をもつようにR加工したエッジ部11とする
ものであって、少なくとも粘着テープ2が内・外型ダイ
孔3,4上から送り出される側の上部エッジ部をR加工し
たエッジ部11とするものであって、内・外型パンチガイ
ド7,8が間隔をおいて設けられている場合には、外型パ
ンチガイド8の粘着テープ2の入口側にも形成すること
が好ましい。12は、プッシャーであって、テープガイド
溝10の片側に、内・外型パンチ孔3,4のそれぞれの入口
側及び出口側にそれぞれ1本づつ設けられ、それぞれが
2本1組として、ダイプレート1上に固設されたプッシ
ャー用エアシリンダ13のピストンロッド14の先端に取付
けられているプッシャーホルダー15に固設され、プッシ
ャー用エアシリンダ13の作動によって、テープガイド溝
10の内側にわずかに入り込むように設定された前進限
と、テープガイド溝10の外側になるように設定された後
退限との間を水平方向に前後に摺動し得るようになって
いて、プッシャー12が前進することによって粘着テープ
2を押圧して凸状ループを形成するようになっている。
本考案機構はこのように構成されているので、テープ
ガイド溝10に沿ってセットされた粘着テープ2が内型ダ
イ孔3上に来て止まると、パンチ用エアシリンダ9が伸
び方向に作動し、内型パンチ5が内型パンチガイド7の
摺動孔に沿って下降し、第4図に示すようにテープ片2c
が打ち抜かれる。すると、パンチ用エアシリンダ9が引
き方向に作動して内型パンチ5が引き上げられ、プッシ
ャー用エアシリンダ13が伸び方向に作動してプッシャー
12が粘着テープ2を押圧し、粘着テープ2は、第5図に
示すように凸状ループに形成される。この際、粘着テー
プ2の下面は、内型ダイ孔3の箇所以外ではダイプレー
ト1の面上にあることとプッシャーの先端の面取りによ
って粘着テープ2が凹状に形成されることはない。次
に、粘着テープ2が凸状ループの状態でピッチLだけ送
られて止まる送りが完了すると、プッシャー用エアシリ
ンダ13が引き方向に作動してプッシャー12は引き込み、
粘着テープ2は平面状態にもどり、前述のような内型ダ
イ孔3での打ち抜きが繰り返される。この操作が本実施
例では3回繰り返して行なわれ、粘着テープ2の送りが
行なわれると、粘着テープ2の先頭の内型が打ち抜かれ
た部分が外型ダイ孔4上に来て止ることになる。粘着テ
ープ2が平面状にもどされると、パンチ用エアシリンダ
9が伸び方向に作動内型ダイ孔3上では第4回目の内型
打ち抜きが前述のように行なわれ、外型ダイ孔4におい
ては、内型が打ち抜かれた粘着テープ2に対して、外型
パンチ6が外型パンチガイド6の摺動孔中を下降して打
ち抜きが行なわれ、第5図に示すような環状のテープ片
2bが打ち抜かれる。その後、内・外型パンチ5,6の引き
上げ、−プッシャー12の押し作動…など前述のような操
作が繰り返し行なわれ、環状の粘着テープ片2bが得ら
れ、下部にセットされたIC用リードフレームへの貼着が
行なわれる。
本考案機構による前述のような操作が行なわれると
き、粘着テープ2は、送り中には常に凸状ループに形成
されているので、粘着テープ2が内・外ダイ孔3,4に引
掛かることがなく、又、テープガイド溝10の上方のエッ
ジ部11は少なくとも進行方向前面にある上部エッジ部が
曲率をもつようにR加工されているので、凸状ループの
頂上部がエッジ部11に接触しても引掛ることがなく安定
したテープ送りができ、型打ち抜き時には平面状にもど
っているので正確な環状テープ片を得ることができるも
のである。
(考案の効果) 本考案は、ダイ孔側面にプッシャーを設け、粘着テー
プを凸状ループに形成して送り得るようにし、テープガ
イド溝の上部エッジ部をR加工したエッジ部としたテー
プ打ち抜き機構であるから、粘着テープの正確な打ち抜
きと、安定的なテープ送りとを行ない得るものであっ
て、きわめて大きな効果が認められる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案機構の一実施例を粘着テープ打ち抜き
部分の一部上部構造を除いて示す平面図、第2図は、第
1図中X印方向の部分断面図、第3図は、第1図中Y印
方向の部分断面図、第4図は、粘着テープの打ち抜き状
態例を示す説明図、第5図及び第6図は、プッシャーの
作動と粘着テープの形状との関連例を示す説明図、第7
図は、テープの打ち抜き工程例を示す工程説明図であ
る。 1……ダイプレート、2……粘着テープ、3……内型ダ
イ孔、4……外型ダイ孔、5……内型パンチ、6……外
型パンチ、7……内型パンチガイド、8……外型パンチ
ガイド、9……パンチ用エアシリンダ、10……テープガ
イド溝、11……エッジ部、12……プッシャー、13……プ
ッシャー用エアシリンダ、14……ピストンロッド、15…
…プッシャーホルダー。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】内・外型ダイ孔を有するダイプレート、ダ
    イプレート上に固定された内・外型パンチガイド、該内
    ・外型パンチガイド中を上下に摺動可能にされている内
    ・外型パンチ、前記内・外型パンチガイドの下部にダイ
    プレートとの間に設けられたテープガイド溝を具備して
    いるテープ貼着装置のテープ打ち抜き機構において、粘
    着テープ打ち抜き用の内・外型パンチ(5,6)のそれぞ
    れの近傍に粘着テープ(2)の側面を押圧する水平方向
    に摺動可能なプッシャー(12)を付設し、内・外型パン
    チガイド(7,8)の下部にダイプレート(1)との間に
    設けられているテープガイド溝(10)の上部エッジ部の
    うちの少なくとも粘着テープ(2)の送行時進行方向前
    方にある上部エッジ部を曲率をもったエッジ部(11)と
    してなるテープ貼着装置のテープ打ち抜き機構。
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