JP2501179Y2 - 粉砕機のスクリュ―フィ―ダ - Google Patents
粉砕機のスクリュ―フィ―ダInfo
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- JP2501179Y2 JP2501179Y2 JP6638691U JP6638691U JP2501179Y2 JP 2501179 Y2 JP2501179 Y2 JP 2501179Y2 JP 6638691 U JP6638691 U JP 6638691U JP 6638691 U JP6638691 U JP 6638691U JP 2501179 Y2 JP2501179 Y2 JP 2501179Y2
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- Japan
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- screw feeder
- rotary shaft
- crusher
- additive
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- Filling Or Emptying Of Bunkers, Hoppers, And Tanks (AREA)
- Disintegrating Or Milling (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は粉砕機内へ砕料を供給す
るスクリューフィーダに係る。
るスクリューフィーダに係る。
【0002】
【従来の技術】現在、産業界の各分野において各種の粉
砕機が使用されている。例えば、竪型のローラミルや連
続式遊星ボールミルなどそれぞれ機種の技術的特徴を具
え、化学,薬品,食品,セメントなどでその特徴を活か
して稼働を続けている。これらの粉砕機へ連続的に砕料
を供給する型式もさまざまであるが、各機種を通じて多
く採用されているのは上方にホッパを具えて砕料を受け
入れ、ホッパの底部から定量切出して粉砕機内の粉砕部
へ供給するスクリューフィーダ方式である。図6は典型
的なスクリューフィーダ1aであってホッパ2aの底部
に円筒11aを取り付け、円筒内に螺条12aを周設し
た回転軸13aを横向けに軸受31a,32aによって
軸支する。回転軸13aの先端は開口した円筒11aの
砕料の排出口14aに達し、回転軸の後端にはスプロケ
ット4aを外嵌しているから、図示しない駆動力がスプ
ロケットを介して回転軸を回転し、外周に設けた螺条の
作用によってホッパから定量の砕料M1 を切出して円筒
内を図の左方向へ送り出し、粉砕機内へ供給する。図7
は竪型ローラミル7aにスクリューフィーダ1aを取り
付けた全体を示し、竪型ローラミルのケーシング71a
の底部で回転するテーブル72aの面上へ複数のローラ
73aを吊支し、底部から空気を上方へ噴き上げつつテ
ーブルとローラの間へ砕料M1 を噛み込ませて粉砕する
型式である。
砕機が使用されている。例えば、竪型のローラミルや連
続式遊星ボールミルなどそれぞれ機種の技術的特徴を具
え、化学,薬品,食品,セメントなどでその特徴を活か
して稼働を続けている。これらの粉砕機へ連続的に砕料
を供給する型式もさまざまであるが、各機種を通じて多
く採用されているのは上方にホッパを具えて砕料を受け
入れ、ホッパの底部から定量切出して粉砕機内の粉砕部
へ供給するスクリューフィーダ方式である。図6は典型
的なスクリューフィーダ1aであってホッパ2aの底部
に円筒11aを取り付け、円筒内に螺条12aを周設し
た回転軸13aを横向けに軸受31a,32aによって
軸支する。回転軸13aの先端は開口した円筒11aの
砕料の排出口14aに達し、回転軸の後端にはスプロケ
ット4aを外嵌しているから、図示しない駆動力がスプ
ロケットを介して回転軸を回転し、外周に設けた螺条の
作用によってホッパから定量の砕料M1 を切出して円筒
内を図の左方向へ送り出し、粉砕機内へ供給する。図7
は竪型ローラミル7aにスクリューフィーダ1aを取り
付けた全体を示し、竪型ローラミルのケーシング71a
の底部で回転するテーブル72aの面上へ複数のローラ
73aを吊支し、底部から空気を上方へ噴き上げつつテ
ーブルとローラの間へ砕料M1 を噛み込ませて粉砕する
型式である。
【0003】粉砕製品の粒度が細かくなるほど粉砕時に
粉砕製品がテーブルやローラまたは粉砕媒体に付着した
り、粉砕製品同士の凝集が起り、効果的な粉砕の進行を
妨げ粉砕効率を急速に悪化することが起るので、付着や
凝集防止のため砕料の種類に合わせた多様な添加剤を加
えることが有効であるとされている。添加剤は液体,気
体,固体の何れかの一番有効な条件を選び、成分として
はエチレングリコール,水,アルコールなどが広く利用
され、その添加割合も異なるが製品の純度などから見て
さほど多くは用いられず、多くの場合1%以下が適当と
されている。図7に従来から実施されてきた添加剤の添
加方法を例示しているが、添加ノズル101をケーシン
グ71aの外側から粉砕部であるテーブル72aの直上
に到達するように差し込み、この添加ノズルの後端へ添
加剤Tの圧送ポンプ62aを繋ぐ配管を行ない、さらに
圧送ポンプは添加剤タンク63aに連結する構成として
いる。この構成によって添加剤Tはテーブル72aの直
上から噴出散霧しロール73aとの間に噛み込む砕料M
1 へ常に定量添加されている。
粉砕製品がテーブルやローラまたは粉砕媒体に付着した
り、粉砕製品同士の凝集が起り、効果的な粉砕の進行を
妨げ粉砕効率を急速に悪化することが起るので、付着や
凝集防止のため砕料の種類に合わせた多様な添加剤を加
えることが有効であるとされている。添加剤は液体,気
体,固体の何れかの一番有効な条件を選び、成分として
はエチレングリコール,水,アルコールなどが広く利用
され、その添加割合も異なるが製品の純度などから見て
さほど多くは用いられず、多くの場合1%以下が適当と
されている。図7に従来から実施されてきた添加剤の添
加方法を例示しているが、添加ノズル101をケーシン
グ71aの外側から粉砕部であるテーブル72aの直上
に到達するように差し込み、この添加ノズルの後端へ添
加剤Tの圧送ポンプ62aを繋ぐ配管を行ない、さらに
圧送ポンプは添加剤タンク63aに連結する構成として
いる。この構成によって添加剤Tはテーブル72aの直
上から噴出散霧しロール73aとの間に噛み込む砕料M
1 へ常に定量添加されている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】図7は従来技術の一例
に過ぎないが、このように粉砕室内を横切って粉砕部の
直上へ添加装置(この図では添加ノズル101)を取り
付けると、添加装置は激しい摩耗に曝され早期に損耗し
て使用できなくなる。この図の例ではテーブル上で粉砕
された微粉はケーシング上部に設けた分級ロータ74a
へ届くように下方から気流を受けるが、添加装置は気流
に乗った粉体の衝突を一番強く受けるから損耗も甚だし
い。この損耗に対する保全点検を複数のロールごとに日
常行なうことは極めて煩瑣な作業を強いられることとな
る。
に過ぎないが、このように粉砕室内を横切って粉砕部の
直上へ添加装置(この図では添加ノズル101)を取り
付けると、添加装置は激しい摩耗に曝され早期に損耗し
て使用できなくなる。この図の例ではテーブル上で粉砕
された微粉はケーシング上部に設けた分級ロータ74a
へ届くように下方から気流を受けるが、添加装置は気流
に乗った粉体の衝突を一番強く受けるから損耗も甚だし
い。この損耗に対する保全点検を複数のロールごとに日
常行なうことは極めて煩瑣な作業を強いられることとな
る。
【0005】また、連続式の遊星ボールミルは、回転主
軸の周りに均等に配設した複数のミルポットが主軸の周
りを公転しつつミルポット自身の軸線を中心として自転
もする型式の粉砕機である。ミルポットは一方から連続
的に砕料の供給を受け他方から粉砕した製品を連続的に
排出するが、この一連の系路が閉鎖した密封状態にあ
り、粉砕中のミルポットへ別途添加剤を供給することは
不可能な構成となっている。
軸の周りに均等に配設した複数のミルポットが主軸の周
りを公転しつつミルポット自身の軸線を中心として自転
もする型式の粉砕機である。ミルポットは一方から連続
的に砕料の供給を受け他方から粉砕した製品を連続的に
排出するが、この一連の系路が閉鎖した密封状態にあ
り、粉砕中のミルポットへ別途添加剤を供給することは
不可能な構成となっている。
【0006】粉砕部へ直接添加剤を添加することが構造
上難しかったり保全が煩瑣に過ぎるので、砕料を供給す
る前に予め添加しておくという方法も採られている。例
えば、ホッパへ供給するベルトコンベア上で添加剤を噴
霧したり滴下したりする方法である。しかし、粉砕部よ
り前工程において添加すればその効果が著しく減退する
ことは避けられず、これについての試験報告も提出され
ている。特に、蒸発,気化性の添加剤を加える場合、タ
イミングを失えば全く無効となることはしばしば経験す
るところである。
上難しかったり保全が煩瑣に過ぎるので、砕料を供給す
る前に予め添加しておくという方法も採られている。例
えば、ホッパへ供給するベルトコンベア上で添加剤を噴
霧したり滴下したりする方法である。しかし、粉砕部よ
り前工程において添加すればその効果が著しく減退する
ことは避けられず、これについての試験報告も提出され
ている。特に、蒸発,気化性の添加剤を加える場合、タ
イミングを失えば全く無効となることはしばしば経験す
るところである。
【0007】本考案は以上に述べた課題を解決するた
め、適切で有効な添加剤の添加手段を具えた粉砕機のス
クリューフィーダの提供を目的とする。
め、適切で有効な添加剤の添加手段を具えた粉砕機のス
クリューフィーダの提供を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本考案に係る粉砕機のス
クリューフィーダは、螺条を周設した回転軸の軸線を貫
通する連通孔を設け、該連通孔の後端は粉砕機外の添加
剤圧送ポンプと連結し、先端はスクリューフィーダの砕
料排出口付近で回転軸から開口したことによって前記の
課題を解決した。また、更に連通孔は軸線上の所望の位
置から回転軸外周面へ開口する分岐孔を少なくとも1ヶ
設けた実施例や、このとき連通孔の先端は回転軸内で閉
塞し分岐孔のみ回転軸外へ開口している例も示した。
クリューフィーダは、螺条を周設した回転軸の軸線を貫
通する連通孔を設け、該連通孔の後端は粉砕機外の添加
剤圧送ポンプと連結し、先端はスクリューフィーダの砕
料排出口付近で回転軸から開口したことによって前記の
課題を解決した。また、更に連通孔は軸線上の所望の位
置から回転軸外周面へ開口する分岐孔を少なくとも1ヶ
設けた実施例や、このとき連通孔の先端は回転軸内で閉
塞し分岐孔のみ回転軸外へ開口している例も示した。
【0009】
【作用】スクリューフィーダの回転軸内に設けた連通孔
の後端から添加剤の圧送ポンプによって添加剤が供給さ
れ先端の開口部から噴霧または滴下するが、この開口部
はスクリューフィーダの砕料排出口の近くであるから、
砕料は添加剤の均一な添加を受けて直接粉砕部へ供給さ
れる。すなわち、粉砕作用を受ける直前に添加剤の添加
があり、図7に示す従来技術と変らない添加効果を保
つ。最も、砕料や添加剤の種類によって単純な噴霧や滴
下だけでは均一な添加が難しい場合もある。その時は回
転軸の中途で少なくとも1ヶ所以上分岐孔を開口して添
加剤を噴霧しスクリューフィーダの砕料排出口へ達する
までの間、回転軸の外周に付けた螺条によって混合作用
を受けて前進しつつ均一な分散を行なう。さらに、この
とき回転軸内の連通孔の先端を軸内で閉塞し、分岐孔か
らだけの添加にすれば添加剤へかかる圧送ポンプの圧力
は全て分岐孔からの噴出に向けられ、強い噴霧が添加を
一層均一に分散する作用を生じる。
の後端から添加剤の圧送ポンプによって添加剤が供給さ
れ先端の開口部から噴霧または滴下するが、この開口部
はスクリューフィーダの砕料排出口の近くであるから、
砕料は添加剤の均一な添加を受けて直接粉砕部へ供給さ
れる。すなわち、粉砕作用を受ける直前に添加剤の添加
があり、図7に示す従来技術と変らない添加効果を保
つ。最も、砕料や添加剤の種類によって単純な噴霧や滴
下だけでは均一な添加が難しい場合もある。その時は回
転軸の中途で少なくとも1ヶ所以上分岐孔を開口して添
加剤を噴霧しスクリューフィーダの砕料排出口へ達する
までの間、回転軸の外周に付けた螺条によって混合作用
を受けて前進しつつ均一な分散を行なう。さらに、この
とき回転軸内の連通孔の先端を軸内で閉塞し、分岐孔か
らだけの添加にすれば添加剤へかかる圧送ポンプの圧力
は全て分岐孔からの噴出に向けられ、強い噴霧が添加を
一層均一に分散する作用を生じる。
【0010】
【実施例】図1は本考案に係るスクリューフィーダ1の
実施例であり、ホッパ2の底部に一体的に取り付けられ
る。スクリューフィーダは水平方向に伸びる中空円筒1
1の中心線に、螺条12を外周に取り付けた回転軸13
が本体3の軸受31,32によって回転自在に軸支され
る。なお、軸受31の手前にシール33を介装して砕料
M1 が軸受部へ侵入しないように封止する。回転軸13
の後端側(図の右側)にはスプロケット4を固着し、図
示しない駆動源からの回転を受けて適正な速度で回転す
る。回転軸13の軸線に連通孔5を穿孔する。連通孔の
後端51はスプロケット4からさらに突出する回転軸の
後尾を通り、ロータリジョイント6で添加剤Tの圧送管
61と連通し図示しない添加剤の圧送ポンプから圧送さ
れる添加剤Tで連通孔は充満する。一方、連通孔の先端
52は中空円筒11が開口しホッパから螺条の動きに乗
って送られてきた砕料M1 が円筒外へ排出される排出口
14付近で開口し、この図の例では開口付近で絞られて
いるので後方からの圧力を受けてノズルを形成して排出
中の砕料中へ噴出するから、粉砕部へ供給される砕料M
2 は砕料M1 と添加剤Tの混合体となる。
実施例であり、ホッパ2の底部に一体的に取り付けられ
る。スクリューフィーダは水平方向に伸びる中空円筒1
1の中心線に、螺条12を外周に取り付けた回転軸13
が本体3の軸受31,32によって回転自在に軸支され
る。なお、軸受31の手前にシール33を介装して砕料
M1 が軸受部へ侵入しないように封止する。回転軸13
の後端側(図の右側)にはスプロケット4を固着し、図
示しない駆動源からの回転を受けて適正な速度で回転す
る。回転軸13の軸線に連通孔5を穿孔する。連通孔の
後端51はスプロケット4からさらに突出する回転軸の
後尾を通り、ロータリジョイント6で添加剤Tの圧送管
61と連通し図示しない添加剤の圧送ポンプから圧送さ
れる添加剤Tで連通孔は充満する。一方、連通孔の先端
52は中空円筒11が開口しホッパから螺条の動きに乗
って送られてきた砕料M1 が円筒外へ排出される排出口
14付近で開口し、この図の例では開口付近で絞られて
いるので後方からの圧力を受けてノズルを形成して排出
中の砕料中へ噴出するから、粉砕部へ供給される砕料M
2 は砕料M1 と添加剤Tの混合体となる。
【0011】図2は竪型ロールミル7へ本考案を適用し
たときの実施例を示し、ケーシング71内の回転テーブ
ル72と複数のロール73間で形成する粉砕部へ砕料を
供給する例である。ケーシング71内へ挿入されたスク
リューフィーダ1は上方でホッパ2の底部と連通し、後
端は添加剤の圧送ポンプ62を介して添加剤Tのタンク
63と開閉自在に連結している。スクリューフィーダの
詳細は図1によって既に述べたとおりで砕料の排出口付
近で先端から添加剤Tを噴霧しホッパに収容された砕料
M1に添加剤Tを加えた砕料M2 として回転テーブルの
中心付近へ供給される。
たときの実施例を示し、ケーシング71内の回転テーブ
ル72と複数のロール73間で形成する粉砕部へ砕料を
供給する例である。ケーシング71内へ挿入されたスク
リューフィーダ1は上方でホッパ2の底部と連通し、後
端は添加剤の圧送ポンプ62を介して添加剤Tのタンク
63と開閉自在に連結している。スクリューフィーダの
詳細は図1によって既に述べたとおりで砕料の排出口付
近で先端から添加剤Tを噴霧しホッパに収容された砕料
M1に添加剤Tを加えた砕料M2 として回転テーブルの
中心付近へ供給される。
【0012】図3は連続式の遊星ボールミル8に本考案
を適用した実施例であり、主軸81はプーリ82で伝わ
る回転力を受けて回転し、ミルポット83は主軸を中心
として公転すると同時に固定歯車84と遊星歯車85の
噛合によってミルポットを自転させる。主軸は軸受86
A,86Bによって軸支され、主軸81の一方に外部へ
連通する中空部87を軸線に設け、この中空部を貫通し
てスクリューフィーダ1を内部へ差し込みその先端をミ
ルポットに通じるフィードパイプ88の始端へ開口す
る。ホッパ2へ供給された砕料M1 はスクリューフィー
ダ1の先端から添加剤Tを均一に添加した砕料M2 とな
って排出され、フィードパイプ88を介して各ミルポッ
ト内へ均等に分配される。
を適用した実施例であり、主軸81はプーリ82で伝わ
る回転力を受けて回転し、ミルポット83は主軸を中心
として公転すると同時に固定歯車84と遊星歯車85の
噛合によってミルポットを自転させる。主軸は軸受86
A,86Bによって軸支され、主軸81の一方に外部へ
連通する中空部87を軸線に設け、この中空部を貫通し
てスクリューフィーダ1を内部へ差し込みその先端をミ
ルポットに通じるフィードパイプ88の始端へ開口す
る。ホッパ2へ供給された砕料M1 はスクリューフィー
ダ1の先端から添加剤Tを均一に添加した砕料M2 とな
って排出され、フィードパイプ88を介して各ミルポッ
ト内へ均等に分配される。
【0013】図4は本考案によるスクリューフィーダの
別の実施例を示し、連通孔5の回転軸外へ開口するのが
連通孔の先端52だけでなく、軸線上の所望の位置にお
いても連通する分岐孔53A,53B,‥‥‥を設けた
例である。図5は図4の実施例に対し、連通孔の先端5
2における開口を閉塞し分岐孔53A,53B,‥‥‥
だけの連通とした例である。
別の実施例を示し、連通孔5の回転軸外へ開口するのが
連通孔の先端52だけでなく、軸線上の所望の位置にお
いても連通する分岐孔53A,53B,‥‥‥を設けた
例である。図5は図4の実施例に対し、連通孔の先端5
2における開口を閉塞し分岐孔53A,53B,‥‥‥
だけの連通とした例である。
【0014】
【考案の効果】本考案は以上に述べたとおり、粉砕効率
を高めるために効果的な添加剤の添加手段を砕料供給の
スクリューフィーダに内蔵させたため、粉砕部へ供給す
る砕料には均一に添加された添加剤を含み、直接別途粉
砕部に添加されたのと同様の効果が得られる。また、均
一な割合で万遍なく添加するという点では寧ろ直接粉砕
部へ添加するよりも優れていると考えられる。しかも、
煩瑣な保全作業を免れ、従来から使用してきた砕料のス
クリューフィーダを多少改造するだけで実施できるか
ら、経済的な負担も小さく有利であると言える。
を高めるために効果的な添加剤の添加手段を砕料供給の
スクリューフィーダに内蔵させたため、粉砕部へ供給す
る砕料には均一に添加された添加剤を含み、直接別途粉
砕部に添加されたのと同様の効果が得られる。また、均
一な割合で万遍なく添加するという点では寧ろ直接粉砕
部へ添加するよりも優れていると考えられる。しかも、
煩瑣な保全作業を免れ、従来から使用してきた砕料のス
クリューフィーダを多少改造するだけで実施できるか
ら、経済的な負担も小さく有利であると言える。
【図1】本考案の実施例を示す縦断面図である。
【図2】本考案の実施例を竪型ローラミルに適用した時
の縦断面図である。
の縦断面図である。
【図3】本考案の実施例を遊星ボールミルに適用した時
の縦断面図である。
の縦断面図である。
【図4】本考案の別の実施例を示す縦断面図である。
【図5】本考案のさらに別の実施例を示す縦断面図であ
る。
る。
【図6】従来技術を示す縦断面図である。
【図7】従来技術の実施例を適用した竪型ローラミルの
縦断面図である。
縦断面図である。
1 スクリューフィーダ 2 ホッパ 5 連通孔 12 螺条 13 回転軸 14 砕料の排出口 51 連通孔の後端 52 連通孔の先端 53 分岐孔 62 圧送ポンプ M1 ホッパ中の砕料 M2 粉砕部へ供給される砕料 T 添加剤
Claims (3)
- 【請求項1】 粉砕機内へ砕料を供給するホッパ底部へ
取り付けた定量切出し用のスクリューフィーダにおい
て、螺条を周設した回転軸の軸線を貫通する連通孔を設
け、該連通孔の後端は粉砕機外の添加剤圧送ポンプと連
結し、先端はスクリューフィーダの砕料排出口付近で回
転軸から開口することを特徴とする粉砕機のスクリュー
フィーダ。 - 【請求項2】 請求項1において、連通孔は軸線上の所
望の位置から回転軸外周面へ開口する分岐孔を少なくと
も1ヶ設けたことを特徴とする粉砕機のスクリューフィ
ーダ。 - 【請求項3】 請求項2において、連通孔の先端は回転
軸内で閉塞し分岐孔のみ回転軸外へ開口していることを
特徴とする粉砕機のスクリューフィーダ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6638691U JP2501179Y2 (ja) | 1991-07-25 | 1991-07-25 | 粉砕機のスクリュ―フィ―ダ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6638691U JP2501179Y2 (ja) | 1991-07-25 | 1991-07-25 | 粉砕機のスクリュ―フィ―ダ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH059649U JPH059649U (ja) | 1993-02-09 |
JP2501179Y2 true JP2501179Y2 (ja) | 1996-06-12 |
Family
ID=13314340
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6638691U Expired - Lifetime JP2501179Y2 (ja) | 1991-07-25 | 1991-07-25 | 粉砕機のスクリュ―フィ―ダ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2501179Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN107826274A (zh) * | 2017-11-20 | 2018-03-23 | 广东至富实业有限公司 | 一种螺旋气力复合式输送粉体装料设备 |
FR3091492B1 (fr) * | 2019-01-03 | 2020-12-11 | Air Liquide France Ind | Procédé et installation de broyage cryogénique de produits |
CN114789821B (zh) * | 2022-04-15 | 2023-10-27 | 中盐安徽红四方股份有限公司 | 糊树脂包装机 |
-
1991
- 1991-07-25 JP JP6638691U patent/JP2501179Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH059649U (ja) | 1993-02-09 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |