JP2500676Y2 - 車載用アンテナ - Google Patents

車載用アンテナ

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JP2500676Y2
JP2500676Y2 JP1987013485U JP1348587U JP2500676Y2 JP 2500676 Y2 JP2500676 Y2 JP 2500676Y2 JP 1987013485 U JP1987013485 U JP 1987013485U JP 1348587 U JP1348587 U JP 1348587U JP 2500676 Y2 JP2500676 Y2 JP 2500676Y2
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antenna
speaker
speaker box
vehicle
box
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JP1987013485U
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JPS63121912U (ja
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淳 谷▲吉▼
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富士通テン 株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 技術分野 本考案は、自動車に搭載され、ラジオ放送や自動車電
話などのために用いることができる車載用アンテナに関
する。
背景技術 典型的な先行技術では、ラジト放送の受信、ならびに
無線や自動車電話などの送受信を行なうために、長手棒
状のアンテナが自動車の金属製車体のルーフ、あるいは
りアトランク付近に設けられていた。したがつて車体か
らアンテナが突出することになり美観が低下するととも
に、走行中に風切音が発生する。また取付け作業に手間
がかかり、降雨時には給電線を伝つて雨水が車室内に侵
入するといつた問題点があつた。
他の先行技術では、アンテナはリアガラスに埋込んで
形成されており、したがつて後方視界が悪化するととも
に、自動車の形式が異なると、それぞれの形式のリアガ
ラスに合わせてアンテナを形成しなければならないとい
う問題があつた。
本考案の目的は、美観や後方視界を損なうことなく、
簡単な作業で取付けることが できるようにした車載用
アンテナを提供することである。
問題点を解決するための手段 本考案は、車室19内の窓20の近傍のリヤトレイ3上
に、スピーカ4を車の前方に向けて設置され、背面の下
端部付近にスピーカ4の端子12,13が設けられたス ピ
ーカボツクス7の表面に形成される車載用アンテナであ
つて、 スピーカボツクス7の上面および背面を覆うように側方
から見て略L字状に屈曲して形成され、スピーカボツク
ス7に取付けられる電気絶縁性材料から成る保持部材5
と、 該保持部材5に埋込まれて形成され、スピーカボツク
ス7の幅方向に延びる第1の部 分と、そのスピーカボ
ツクス7の背面に沿つて下方に延びる第2の部分とから
なつて略逆L型であり、前記第2の部分はスピーカボツ
クス7の背面を覆う部分に形成されるアンテナエレメン
ト6と、 スピーカボツクス7の底面に取付けられ、導電性材料
から成る接地板11とを含み、 前記第2の部分に同軸ケーブル10の端部を接続するこ
とを特徴とする車載用アンテナである。
作用 本考案に従えば、アンテナエレメント6は、電気絶縁
性材料から成る保持部材5内に埋込まれて形成されてお
り、この保持部材5は、車室19内の窓20の近傍のトレイ
3上に設置されたスピーカボツクス7の上面と背面とを
覆うように取付けられる。また、これに対応して前記ス
ピーカボツクスの底面には、導電性材料から成る接地板
11が取付けられる。前記アンテナエレメント6の第2部
分および接地板11には、それぞれ同軸ケーブル10の給電
線が接続されて、受信機などに接続される。
したがつて、車室19内であつても、車室19外とほぼ等
しい受信電界強度を得ることができ、受信特性を劣化さ
せることはない。また、美観や後方視界を損なうことな
く、各種のスピーカボツクスに容易に取付けることがで
きる。
実施例 第1図は本考案の一実施例のアンテナ1の斜視図であ
り、第2図はこのアンテナ1が取付けられた自動車の車
体2の斜視図であり、第3図はアンテナ1の取付け状態
を示す断面図であり、第4図はその分解斜視図である。
アンテナ1は、ラジオ放送受信のために用いられる。金
属製の車体2によつて形成される車室19内のリアガラス
20の近傍において、リアトレイ3上には、左右各チヤネ
ルの音響再生用に、スピーカ4,4aが取付けられている。
以後、説明の簡略化のために左チヤネルのスピーカ4に
関連する構成について述べ、右チヤネルのスピーカ4aに
関連する構成はスピーカ4と同様であり、対応する部分
には添字aを付して示す。スピーカ4のスピーカボツク
ス7の上面および背面を覆うようにしてアンテナ1が取
付けられる。アンテナ1は、たとえば合成樹脂などの電
気絶縁性の材料から成る保持部材5の表面に、逆L型に
形成されたアンテナエレメント6が埋込まれて構成され
る。
スピーカボツクス7はたとえば合成樹脂などの電気絶
縁性の材料から成り、その上面には複数の取付孔17が形
成されており、この取付孔17に保持部材5に形成された
取付突起8が嵌り込み、こうしてアンテナ1はスピーカ
4上に取付けられる。アンテナエレメント6の一端部は
保持部材5の端部から突出して形成され、スピーカボツ
クス7の背後に設けられた整合器9を介して、同軸ケー
ブル10の内導体に接続される。同軸ケーブル10の外導体
は、スピーカボツクス7の底面に貼り付けられた接地板
11に接続される。接地板11は金属製の薄板から成り、そ
の大きさすなわち縦横の長さの和は、アンテナエレメン
ト6の長さと等しいかそれ以上に選ばれ、アンテナエレ
メント6の下方を確実に覆うことができる。このように
接地板11を設けることによつて、リアトレイ3が金属板
であつても、あるいはまたリトレイ3の下方に金属板が
存在しても、これらの影響を受けることなくラジオ放送
を受信することができる。
スピーカボツクス7の背面には端子12,13が設けら
れ、これらの端子12,13には、第5図に示されるよう
に、ラジオ受信機14などからのスピーカコード15,16が
接続される。同軸ケーブル10はラジオ受信機14に接続さ
れる。
このように左右2つのスピーカ4,4aが間隔をあけて配
置されているときには、両方のスピーカボツクス7,7aに
アンテナ1,1aを取付け、これら2つのアンテナ1,1aのう
ち、明瞭に受信されている方のアンテナをラジオ受信機
14に接続するようにして、いわゆるスペースダイバシチ
効果を得ることができる。
保持部材5,5aに印刷によつて形成されてもよい。保持
部材5,5aはスピーカボツクス7,7aのカバーとして用いら
れてもよい。
第6図は本考案の他の実施例のアンテナ22の構成を示
す斜視図であり、この実施例は前述の実施例に類似し、
対応する部分には同一の参照符を付す。この実施例では
アンテナ22は、各受信帯域毎に対応した複数のアンテナ
エレメント31.32によつて構成される。
第7図は本考案のさらに他の実施例のアンテナ23の構
成を示す斜視図であり、前述の実施例に類似し対応する
部分には同一の参照符を付す。この実施例ではアンテナ
23は逆F型アンテナである。アンテナ23を構成するアン
テナエレメント33は、水平部分33aと、この水平部分33a
に連なる2つの垂直部分33b,33cとから成り、一方の垂
直部分33bは同軸ケーブル10の内導体に接続され、他方
の垂直部分33cは同軸ケーブル10の外導体に接続される
とともに接地板11に接続される。水平部分33aは受信電
波の波長をλとすると、接地板11から0.01λ以上の間隔
をあけて配置される。
第8図は、本考案の他の実施例のアンテナ26の斜視図
である。この実施例では左右2つのスピーカ27,28は、
1つのスピーカボツクス29内に収納され、したがつてア
ンテナエレメント36を比較的長く形成することができ、
波長の長い電波を受信することができる。
このように本件アンテナ1,22,23、24,26は、車室19内
のリアガラス20の近傍に配置されるため、車室19外とほ
ぼ等しい受信電界強度を得ることができるため、受信特
性を劣化させることなく背景技術の項で関連して述べた
ような問題点、すなわち車体の美観や後方視界を損なつ
たり、風切音が発生したり、雨水が車室内に侵入したり
することなどが解消され、簡単な作業でアンテナを設置
することができる。アンテナ1,22,23,24,26とスピーカ
ボツクス7,7a,29とを着脱自在とすることによつて、目
的や特性に合わせてアンテナを交換することができる。
アンテナエレメント6,31,32、33,36は、スピーカボツ
クス7の幅方向(第3図の紙面に垂直方向)に延びる第
1の部分(たとえば第6図において参照符31,32、第7
図の参照符33aで示される部分)と、そのスピーカボツ
クス7の背面に沿つて下方に延びる第2の部分(たとえ
ば第7図の参照符33b.33cで示される部分)とから成
る。この第2の部分は、スピーカボツクス7の背面を覆
う保持部材5の部分に形成されている。
効果 以上のように本考案によれば、スピーカボツクス7の
表面に形成される車載用アンテナとして好適に実施でき
るとともに、スピーカに関連する端子12,13の配線とア
ンテナに関連する同軸ケーブル10の配線とを同一場所で
処理することができる。
また、アンテナのための同軸ケーブル10による配線の
引回しを容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例のアンテナ1の斜視図、第2
図はアンテナ1が取付けられた自動車の車体2の斜視
図、第3図はアンテナ1の取付け状態を示す断面図、第
4図はアンテナ1の取付け状態を示す分解斜視図、第5
図はアンテナ1の構成を示す斜視図、第6図は本考案の
他の実施例のアンテナ22の構成を示す斜視図、第7図は
本考案のさらに他の実施例のアンテナ23の構成を示す斜
視図、第8図は本考案のさらに他の実施例のアンテナ26
の構成を示す斜視図である。 1,22,23,24,26…アンテナ、2…車体、3…リアトレ
イ、4,4a,27,28…スピーカ、5…保持部材、6,6a,31,3
2,33,36…アンテナエレメント、9…整合器、10…同軸
ケーブル、11…接地板、14…ラジオ受信機

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】車室19内の窓20の近傍のリヤトレイ3上
    に、スピーカ4を車の前方に向けて設置され、背面の下
    端部付近にスピーカ4の端子12,13が設けられたスピー
    カボツクス7の表面に形成される車載用アンテナであつ
    て、 スピーカボツクス7の上面および背面を覆うように側方
    から見て略L字状に屈曲して形成され、スピーカボツク
    ス7に取付けられる電気絶縁性材料から成る保持部材5
    と、 該保持部材5に埋込まれて形成され、スピーカボツクス
    7の幅方向に延びる第1の部分と、そのスピーカボツク
    ス7の背面に沿つて下方に延びる第2の部分とからなつ
    て略逆L型であり、前記第2の部分はスピーカボツクス
    7の背面を覆う部分に形成されるアンテナエレメント6
    と、 スピーカボツクス7の底面に取付けられ、導電性材料か
    ら成る接地板11とを含み、 前記第2の部分に同軸ケーブル10の端部を接続すること
    を特徴とする車載用アンテナ。
JP1987013485U 1987-01-31 1987-01-31 車載用アンテナ Expired - Lifetime JP2500676Y2 (ja)

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JPS63121912U JPS63121912U (ja) 1988-08-08
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