JP2500590Y2 - 舶用スラスタの上部ギヤボックス構造 - Google Patents

舶用スラスタの上部ギヤボックス構造

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JP2500590Y2 JP1992030646U JP3064692U JP2500590Y2 JP 2500590 Y2 JP2500590 Y2 JP 2500590Y2 JP 1992030646 U JP1992030646 U JP 1992030646U JP 3064692 U JP3064692 U JP 3064692U JP 2500590 Y2 JP2500590 Y2 JP 2500590Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、舶用スラスタの改良に
関し、更に詳しくは、スラスタの上部ギヤボックス構造
の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から用いられている舶用スラスタの
一種として旋回式スラスタがあり、この旋回式スラスタ
は、図4に示す旋回式スラスタ装置の要部側面図のよう
な構造のものである。図示するように、プラットホーム
F上に上部ギヤボックスGa等が配設され、下方に下部
ギヤボックスGb及びプロペラ部Paを具備したもので
あり、上記上部ギヤボックスGa,下部ギヤボックスG
b,プロペラ部Paを一体的に構成したものを、船体H
の開口(図示せず)からクレーン等で吊って船内に搬入
し設置している。そして、設置後、旋回式スラスタの入
力軸31は、中間軸32や継手33等を介して主機Eの
出力軸34に連結される。
【0003】この従来の旋回式スラスタの構造は、図5
の詳細な側断面図に示すように、主に上部ギヤボックス
Ga、プラットホームF、下部ギヤボックスGb、及び
プロペラ部Paから構成されており、主機E(図4)の
動力は、継手(ユニバーサルジョイント)を介して連結
された水平の入力軸31、クラッチC、クラッチケース
35、それを支える軸受筒36、ベベルピニオン37、
これに噛合するベベルホイール38、垂直出力軸39と
伝達され、最終的にはプロペラPを駆動するプロペラ軸
40に伝達されるようになっている。なお、41は油圧
ポンプであって、船尾側に突出して配置されており、こ
の油圧ポンプ41にはクラッチC部へ油を供給する配管
41aが設けられている。そして、油圧ポンプ41に設
けた歯車42が、水平入力軸31の後端部に装着された
シリンダ43の外周に噛合しており、入力軸31の動力
によりシリンダ43を介して油圧ポンプ41が駆動され
るようになっている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の上部ギヤボックスGa構造では、図6のプラッ
トホームF上の配置図に示すようにクラッチケース35
(図5)等のクラッチCが後方(船尾側)、つまり入力
軸31と反対側に相当突出してプラットホームF上のス
ペースを大きく専有しており、プラットホームF上にオ
イルクーラーその他の機器(補機類)、あるいは旋回駆
動機器等を配置することが容易ではなかった。
【0005】そこで、プラットホームF上のスペースを
確保するために、実開平3−96999号公報記載のよ
うな考案がある。この公報記載の考案は、図7の上部ギ
ヤボックスの側断面図に示すように、入力軸51が出力
軸56の船尾側まで貫通するよう設けられ、この入力軸
51の船尾側にクラッチCが設けられている。そして、
このクラッチCのクラッチケース52の船首側には近接
してベベルピニオン53が一体的に形成されており、こ
のベベルピニオン53を支持する中空の支持軸54をク
ラッチケース52と反対側のベベルピニオン53側に配
置し、ベベルピニオン53に噛合するベベルホイール5
6を設けた出力軸57の上方に軸受55を設けたもので
ある。
【0006】しかし、この考案のように、支持軸54を
支持する軸受55をクラッチケース52と反対側のベベ
ルピニオン53側に設けた場合、このスペース内に設け
ることが可能な寸法の軸受は推進機として要求される十
分な強度と寿命を確保することは極めて難しい。つま
り、この公報記載の考案により提案された箇所に軸受を
設置した上部ギヤボックスGaを製品化するには困難を
要するのである。
【0007】ところで、上述したいずれの従来技術もク
ラッチCの信頼性から、クラッチCの保守・点検を容易
にするために、入力側と反対側の船尾側にクラッチCを
設けていた。従って、入力軸の動力をクラッチCで反転
させ、即ち折り返したようにしてベベルピニオンを介し
て出力軸へ伝達するような構造にする必要があった。
【0008】一方、従来の構造ではクラッチの保守・点
検の際にはクラッチカバーCaを外すため、それに取付
けている油圧ポンプ41と付属の油配管41aも同時に
分解が必要なため大掛かりな工事が必要であった。しか
し、近年、クラッチ板の材質も改良され、強度,耐摩耗
性等が向上して信頼性が増し、クラッチC自体を分解す
る必要性が減少してきた。
【0009】そこで、本考案は上記課題に鑑みて、クラ
ッチの配置を工夫することにより、スラスタの上部ギヤ
ボックスを小型化するとともに、コストダウンを図った
舶用スラスタの上部ギヤボックス構造を提供することを
目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に係る舶用スラスタの上部ギヤボックス構
造は、上部ギヤボックスと下部ギヤボックスを有し、
体に設けた主機で駆動する中間軸に連結した水平配置の
入力軸から、ベベルギヤ機構を介して垂直配置の出力軸
に動力を伝達してプロペラを駆動する舶用スラスタの上
部ギヤボックスにおいて、上記入力軸の動力を嵌脱する
クラッチを上記出力軸上方で該入力軸とほぼ交差する
位置に配設し、該クラッチのクラッチケース軸心を上記
入力軸の軸心と同一軸心上に設けるとともに、該クラッ
チケースと一体的にピニオン軸を同一軸心上に設け、該
ピニオン軸のクラッチケース側に上記ベベルギヤ機構を
構成するベベルピニオンを設け、該ベベルピニオン
クラッチケース側に該ピニオン軸と上記クラッチケース
及びベベルピニオンを支持する軸受を設けたことを特
徴とするものである。
【0011】また、請求項2に係る舶用スラスタの上部
ギヤボックス構造は、上部ギヤボックスと下部ギヤボッ
クスを有し、船体に設けた主機で駆動する中間軸に連結
した水平配置の入力軸から、ベベルギヤ機構を介して垂
直配置の出力軸に動力を伝達してプロペラを駆動する舶
用スラスタの上部ギヤボックスにおいて、上記入力軸の
動力を嵌脱するクラッチを上記出力軸の上方で該入力軸
とほぼ交差する位置に配設し、該クラッチのクラッチケ
ース軸心を上記出力軸の軸心と同一軸心上に設けるとと
もに、該クラッチケースと一体的にピニオン軸を同一軸
心上に設け、該ピニオン軸のクラッチケース側に上記ベ
ベルギヤ機構を構成するベベルホイールを設け、該ベベ
ルホイールの反クラッチケース側に該ピニオン軸と上記
クラッチ ケース及び該ベベルホイールを支持する軸受を
設けたことを特徴とするものである。
【0012】
【作用】上記構成により、従来空間であった出力軸の上
で入力軸とほぼ交差する位置にクラッチを配設し、こ
のクラッチのクラッチケースと一体的に設けたピニオン
軸のクラッチケース側にベベルギヤ機構を構成する一方
ベベルピニオン又はベベルホイールを設けたので、
尾側への突出量が小さくなって上部ギヤボックスの寸法
を小さくすることができ、このため、プラットホーム上
のスペースを大きく取ることができる。従って、プラッ
トホーム上に据付ける機器の配置に余裕ができる。
【0013】また、出力軸上方にクラッチケースを設け
るとともに、該クラッチケースの背面にベベルギヤを配
置しているので、部品点数が減り、コストダウンが可能
となる。
【0014】
【実施例】以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明
する。なお、以下の実施例においても舶用スラスタの一
種である旋回式スラスタを例に説明する。
【0015】先ず、図1に示す上部ギヤボックス全体の
側断面図を基に第1実施例を説明する。図示するよう
に、この実施例は、プラットホームF上に上部ギヤボッ
クスGa等が配設され、下方に下部ギヤボックスGb及
びプロペラ部Paを具備した構成は従来と同様であり、
設置後、入力軸1が中間軸や継手等を介して主機に連結
される構成(図4)も同様であるが、出力軸の上方にク
ラッチが配設されている点が大きく異なっている。
【0016】この図1に示す旋回式スラスタの上部ギヤ
ボックスGaの構造は、船首側には中間軸に連結される
水平配置の入力軸1が設けられ、この入力軸1は軸受
2,3により回転自在に支持されている。この入力軸1
の後部にはクラッチCが設けられており、入力軸1には
クラッチCのクラッチハブ4が形成されている。そし
て、このクラッチハブ4を囲繞するようにクラッチケー
ス5が設けられ、両者の間にクラッチ板6が介装されて
いる。また、入力軸1に形成したクラッチハブ4の船首
側には上記クラッチ板6を押圧するためのピストン7と
シリンダ8とが設けられており、圧油が供給されること
によりピストン7がクラッチ板6を押圧するように構成
されている。そして、押圧時にはクラッチ板6がクラッ
チケース5側のスプライン5aあるいはクラッチハブ4
側のスプライン4aに沿って摺動して圧着し、入力軸1
の動力がクラッチケース5へ伝達される。更に、上記入
力軸1の上部には油圧ポンプ9が設けられており、上記
シリンダ8の周囲に形成されたギヤに噛合するギヤ9a
により駆動されている。なお、10はピストン7あるい
はクラッチC部へ油を供給する管路であり、7aはクラ
ッチCの脱時にピストン7を船首側へ押圧するバネであ
る。
【0017】一方、上記クラッチケース5は、背面にベ
ベルピニオン11が設けられるとともに、船尾側へ突出
したピニオン軸12が一体的に形成されている。そし
て、ベベルピニオン11の背面側にクラッチケース5と
ベベルピニオン11とを支持する軸受13が設けられて
おり、この軸受13により、クラッチケース5とベベル
ピニオン11がケーシング14に支持されている。この
実施例では、クラッチCを出力軸15の上方に配設し、
このクラッチCのクラッチケース5の背面である船尾側
にベベルピニオン11を設けるとともに、このベベルピ
ニオン11の背面である船尾側にクラッチケース5とベ
ベルピニオン11を支持する軸受13を設けている。
【0018】また、ベベルピニオン11は、このベベル
ピニオン11の軸心と直角に垂直配置している出力軸1
5の上端に設けられたベベルホイール16と噛合してお
り、このベベルホイール16に伝達された動力が出力軸
15を介してプロペラPを駆動するようになっている。
この実施例ではベベルギヤ機構BをクラッチCの船尾側
に設けている。なお、17はプロペラ部Paを旋回させ
るための旋回モータであり、18はその旋回ギヤであ
る。
【0019】以上の構成による第1実施例によれば、入
力軸1の動力が、出力軸15の上方に配置したクラッチ
板6を介してクラッチケース5に伝達され、このクラッ
チケース5と一体的に設けられたベベルピニオン11に
噛合するベベルホイール16に伝達され、出力軸15,
プロペラPへと伝達される。
【0020】なお、クラッチCには、油圧ポンプ9によ
り油を供給してクラッチ用ピストン7の作動とクラッチ
板6の冷却を行っているが、上記第1実施例では、油圧
ポンプ9を入力軸1側へ配置するため、クラッチCを分
解する場合には、船尾側からピニオン軸12とともにベ
ベルピニオン11を取外して行うこととなり、油圧ポン
プ9及び付属の油配管を分解する必要がない。
【0021】次に、図2に示す上部ギヤボックス全体の
側断面図を基に第2実施例を説明する。なお、上記第1
実施例と同一の構成には同一の符号を付し詳細な説明は
省略する。この実施例は上記第1実施例に対してベベル
ピニオン11の位置をクラッチCの船首側に配置したも
のであり、図示するように、水平配置の入力軸1の後部
に形成されたクラッチハブ4を囲繞するよう設けられた
クラッチケース5が、船首側へ延設されてピニオン軸1
2が形成されている。そして、クラッチケース5の背面
(船首側)にはベベルピニオン11が設けられ、このベ
ベルピニオン11の背面(船首側)にベベルピニオン1
1とピニオン軸12を支持する軸受13が設けられてい
る。この実施例では、クラッチCを出力軸15の上方に
配設し、このクラッチCのクラッチケース5の背面であ
る船首側にベベルピニオン11を設けるとともに、この
ベベルピニオン11の背面である船首側にクラッチケー
ス5とベベルピニオン11を支持する軸受13を設けて
いる。なお、この実施例では、ベベルピニオン11に噛
合して動力を伝達するベベルホイール16から先の出力
軸15等の構成は、上述した第1実施例と同一である。
また、この実施例では、入力軸1に設けたシリンダ8が
船尾側に位置するので、油圧ポンプ9も船尾側に配置さ
れている。
【0022】このように、ベベルギヤ機構Bをクラッチ
Cの船首側に配置することにより、ベベルピニオン11
からベベルホイール16に伝達される回転方向が上記第
1実施例とは逆方向になり、これによって、プロペラP
の回転方向も逆になる。このことは、通常、主機の回転
方向が一定であるため、必要に応じてプロペラPの回転
方向を選択できることとなる。
【0023】次に、図3に示す上部ギヤボックス全体の
側断面図を基に第3実施例を説明する。この実施例はク
ラッチCを縦軸に配置した実施例である。なお、上記第
1、第2実施例と同一の構成には同一の符号を付し詳細
な説明は省略する。図示するように、垂直配置の出力軸
15が上部ギヤボックスGaの上端まで延設され、この
出力軸15の上部にクラッチハブ4が形成され、このク
ラッチハブ4を囲繞するようにクラッチケース5が設け
られている。そして、クラッチケース5は、下方へ延設
されて中空のピニオン軸12を形成し、また、クラッチ
ケース5の背面(下方)にはベベルホイール16が設け
られている。更に、このベベルホイール16の背面(下
方)には、ピニオン軸12とベベルホイール16を支持
する軸受13が設けられている。この実施例では、クラ
ッチCを出力軸15の上方に配設し、このクラッチCの
クラッチケース5背面である下面にベベルホイール16
を設けるとともに、このベベルホイール16の背面であ
る下面にクラッチケース5とベベルピニオン11を支持
する軸受13を設けている。なお、この実施例ではクラ
ッチケース5が常に回転しているので、このクラッチケ
ース5により油圧ポンプ9を駆動している。
【0024】以上の構成による第3実施例によれば、入
力軸1の動力が、ベベルピニオン11に噛合するベベル
ホイール16から、このベベルホイール16と一体的と
なったクラッチケース5に伝達される。そして、クラッ
チ板6を介して出力軸15,プロペラPへと伝達され
る。
【0025】以上、第1乃至第3実施例で説明したよう
に、本考案は、出力軸15の上方にクラッチCを配設
し、このクラッチCのクラッチケース5の背面にベベル
ギヤ機構Bを構成する一方のベベルギヤを設けたので、
上部ギヤボックスGaを小型化することができる。従っ
て、プラットホームF上のスペースを更に大きくとるこ
とができるので、プラットホームF上に配置する他の付
属機器の配置に余裕ができ、設計時における自由度が増
すこととなる。
【0026】なお、上述した第1実施例乃至第3実施例
では旋回式スラスタを例にしたので、旋回モータ17を
配置する上でもプラットホームF上を有効に使用するこ
とができるという効果を奏するが、旋回式でない場合で
あっても他の機器の配置に余裕ができるという効果を奏
するものであり、特に旋回式スラスタに限定されるもの
ではなく、非旋回式スラスタであってもよい。
【0027】
【考案の効果】本考案によれば、出力軸の上方で入力軸
とほぼ交差する位置にクラッチを配設し、このクラッチ
のクラッチケースと一体的に設けたピニオン軸のクラッ
チケース側にベベルギヤ機構を構成する一方のベベルピ
ニオン又はベベルホイールを設けて船尾側への突出量を
小さくしたため上部ギヤボックスの寸法を小型化するこ
とができ、これにより、プラットホーム上のスペースを
大きく取ることができるので、プラットホーム上に設け
る機器の配置に余裕ができる。しかも、部品点数が減る
ので、コストダウンが可能となる。
【0028】また、部品点数が減るので、法規上、舶用
の主推進機における動力伝達軸の材料試験用テストピー
スとして実体取りする部品点数も減り、材料試験に要す
る費用や手間を省くことが可能となる効果も奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1実施例を示す上部ギヤボックス全
体の側断面図である。
【図2】本考案の第2実施例を示す上部ギヤボックス全
体の側断面図である。
【図3】本考案の第3実施例を示す上部ギヤボックス全
体の側断面図である。
【図4】従来の旋回式スラスタ装置を示す要部側面図で
ある。
【図5】従来の旋回式スラスタ全体を示す側断面図であ
る。
【図6】図5に示す従来の旋回式スラスタの平面図であ
る。
【図7】従来の他の例を示す旋回式スラスタの側断面図
である。
【符号の説明】
1…入力軸 4…クラッチハブ 5…クラッチケース 6…クラッチ板 7…ピストン 8…シリンダ 11…ベベルピニオン 12…ピニオン軸 13…軸受 15…出力軸 16…ベベルホイール F…プラットホーム Ga…上部ギヤボックス Gb…下部ギヤボックス Pa…プロペラ部 H…船体 C…クラッチ B…ベベルギヤ機構 P…プロペラ

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上部ギヤボックスと下部ギヤボックスを
    有し、船体に設けた主機で駆動する中間軸に連結した
    平配置の入力軸から、ベベルギヤ機構を介して垂直配置
    の出力軸に動力を伝達してプロペラを駆動する舶用スラ
    スタの上部ギヤボックスにおいて、 上記入力軸の動力を嵌脱するクラッチを上記出力軸
    で該入力軸とほぼ交差する位置に配設し、該クラッチ
    のクラッチケース軸心を上記入力軸の軸心と同一軸心上
    に設けるとともに、該クラッチケースと一体的にピニオ
    ン軸を同一軸心上に設け、該ピニオン軸のクラッチケー
    ス側に上記ベベルギヤ機構を構成するベベルピニオン
    設け、該ベベルピニオン反クラッチケース側に該ピニ
    オン軸と上記クラッチケース及びベベルピニオンを支
    持する軸受を設けたことを特徴とする舶用スラスタの上
    部ギヤボックス構造。
  2. 【請求項2】 上部ギヤボックスと下部ギヤボックスを
    有し、船体に設けた主機で駆動する中間軸に連結した水
    平配置の入力軸から、ベベルギヤ機構を介して垂直配置
    の出力軸に動力を伝達してプロペラを駆動する舶用スラ
    スタの上部ギヤボックスにおいて、 上記入力軸の動力を嵌脱するクラッチを上記出力軸の上
    方で該入力軸とほぼ交差する位置に配設し、該クラッチ
    のクラッチケース軸心を上記出力軸の軸心と同一軸心上
    に設けるとともに、該クラッチケースと一体的にピニオ
    ン軸を同一軸心上に設け、該ピニオン軸のクラッチケー
    ス側に上記ベベルギヤ機構を構成するベベルホイールを
    設け、該ベベルホイールの反クラッチケース側に該ピニ
    オン軸と上記クラッチケース及び該ベベルホイールを支
    持する軸受を設けたことを特徴とする舶用スラスタの上
    部ギヤボックス構造。
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