JP2500512Y2 - 木製フェンス - Google Patents

木製フェンス

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JP2500512Y2
JP2500512Y2 JP4361190U JP4361190U JP2500512Y2 JP 2500512 Y2 JP2500512 Y2 JP 2500512Y2 JP 4361190 U JP4361190 U JP 4361190U JP 4361190 U JP4361190 U JP 4361190U JP 2500512 Y2 JP2500512 Y2 JP 2500512Y2
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JP
Japan
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shaped
plate
kerf
wooden
rectangular bar
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Expired - Lifetime
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JP4361190U
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JPH042864U (ja
Inventor
督司 木村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、木製フェンスに関し、詳しくは縦横材の接
続箇所に雨水が滞留して染み込むことによる腐食を抑制
し、それでいて接続強度を充分なものにかつ外観も高め
ようとする技術に係るものである。
[従来の技術] 従来、木製の角桟状縦材1と木製の板状横材2とを組
んだ木製フェンスは、第5図に示すように、角桟状縦材
1の前面から切溝4が略水平方向に形成され、そして板
状横材2にも切り込み4aが形成され、切溝4と切り込み
4aとを噛合させて角桟状縦材1と板状横材2とを組むも
のである。
[考案が解決しようとする課題] ところが、このように切溝4が水平方向に形成される
構成のものにおいて、雨水が切溝4内に滞留して切溝4
及び切り込み4aから雨水が染み込み、特に角桟状縦材1
を早期に腐食させるとい問題があった。更に、切溝4を
形成しても角桟状縦材1の強度を充分になすのに、切溝
4の奥行きを深くできず、このため板状横材2側にも切
り込み4aを形成して、その接続強度を充分なものにする
ものであり、このように板状横材2側にも切り込み4aを
形成しなければならないという問題がある。
本考案はこのような問題に鑑みてなされたものであ
り、その目的とするところは、接続箇所に雨水が滞留す
るのを回避し、雨水が滞留して染み込むことによる腐食
を抑制し、しかも接続強度を充分なものになしながら板
状横材側に切り込みを形成することがなく、かつ外観も
高めることができる木製フェンスを提供することにあ
る。
[課題を解決するための手段] 本考案の木製フェンスは、木製の角桟状縦材1と木製
の板状横材2とを組んだ木製フェンスであって、角桟状
縦材1の1つの稜線3からこれと対角線方向において対
向する奥の稜線3a側に向けて板状横材2の厚みに相当す
る上下深さの切溝4が角桟状縦材1の他の対角線位置の
近傍にまでにわたって形成され、切溝4は奥部から切り
口側に向けて下り傾斜され、切溝4に板状横材2を切り
口側が低くなる斜めに挿入接続されて成ることを特徴と
するものである。
[作用] このように、角桟状縦材1の1つの稜線3からこれと
対角線方向において対向する奥の稜線3a側に向けて板状
横材2の厚みに相当する上下深さの切溝4が角桟状縦材
1の他の対角線位置の近傍にまでわたって形成され、切
溝4は奥部から切り口側に向けて下り傾斜されることに
よって、切溝4に板状横材2を切り口側が低くなる斜め
に挿入接続させて、接続がなされ、切り口側が下位にな
る傾斜にて切溝4内の雨水は流下して排出され、切溝4
内に雨水が滞留するのを回避し、滞留する雨が角桟状縦
材1の内部に染み込むのを抑制し、染み込みによる早期
の腐食を抑制し、そして切溝4が斜めになっていること
で、板状横材2に対する接続面積を増し、このように接
続面積を増すことで、板状横材2側に切り込みを形成す
るのを回避し、製作性を高め、しかも角桟状縦材1の切
溝4以外の残り部分を残し、角桟状縦材1自体の強度を
弱めることもなく、かつ角桟状縦材1の1つの稜線3は
前方に向いていて、フェンスの外観を高めるようにした
ものである。
[実施例] 以下本考案の実施例を図面に基づいて詳述する。
木製フェンスAは木製の角桟状縦材1と木製の板状横
材2とを組んで構成されるものである。角桟状縦材1の
1つの稜線3からこれと対角線方向において対向する奥
の稜線3a側に向けて板状横材2の厚みに相当する上下深
さの切溝4が角桟状縦材1の他の対角線位置の近傍にま
でわたって形成されている。そして切溝4は奥部から切
り口側に向けて下り傾斜されている。しかして切溝4に
板状横材2を切り口側が低くなる斜めに挿入接続してあ
る。このような木製フェンスAの外周には上枠5、下枠
6、左右の縦枠7が配されている。
このように、切溝4に板状横材2を切り口側が低くな
る斜めに挿入接続されることで、切り口側が下位になる
傾斜にて切溝4内の雨水は流下して排出されるのであ
り、切溝4内に雨水が滞留するのを回避するのであり、
滞留する雨水が角桟状縦材1の内部に染み込むのを抑制
し、染み込みによる早期の腐食を抑制するのである。そ
して切溝4が斜めになっていることで、板状横材2に対
する接続面積を増すのであり、このように接続面積を増
すことで、板状横材2側に切り込みを形成するのを回避
するものである。しかも角桟状縦材1の切溝4以外の残
り部分を残し、角桟状縦材1自体の強度を弱めることも
ないものである。かつ角桟状縦材1の1つの稜線3は前
方に向いていて、フェンスの外観を高めている。
[考案の効果] 以上要するに本考案は、角桟状縦材の1つの稜線から
これと対角線方向において対向する奥の稜線側に向けて
板状横材の厚みに相当する上下深さの切溝が角桟状縦材
の他の対角線位置の近傍にまでにわたって形成され、切
溝は奥部から切り口側に向けて下り傾斜されるから、切
り口側が低くなる斜めの切溝においては、切溝内の雨水
は流下して排出でき、切溝内に雨水が滞留するのを回避
することができ、滞留する雨が角桟状縦材の内部に染み
込むのを抑制することができ、染み込みによる早期の腐
食を抑制でき、そして切溝が斜めになっている故、板状
横材に対する接続面積を増すことができ、このように接
続面積を増すことで、板状横材側に切り込みを形成する
のを回避することができ、製作性を高めることができ、
しかも角桟状縦材の切溝以外の残り部分を残し、角桟状
縦材自体の強度を弱めることもない。そして角桟状縦材
の1つの稜線は前方に向いているから、フェンスの外観
を高めることできるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の部分斜視図、第2図は同上
の部分側断面図、第3図は同上の分解斜視図、第4図は
同上の全体正面図、第5図は従来例の分解斜視図であ
り、1は角桟状縦材、2は板状横材、3,3aは稜線、4は
切溝である。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】木製の角桟状縦材と木製の板状横材とを組
    んだ木製フェンスであって、角桟状縦材の1つの稜線か
    らこれと対角線方向において対向する奥の稜線側に向け
    て板状横材の厚みに相当する上下深さの切溝が角桟状縦
    材の他の対角線位置の近傍にまでにわたって形成され、
    切溝は奥部から切り口側に向けて下り傾斜され、切溝に
    板状横材を切り口側が低くなる斜めに挿入接続されて成
    る木製フェンス。
JP4361190U 1990-04-24 1990-04-24 木製フェンス Expired - Lifetime JP2500512Y2 (ja)

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JPH042864U JPH042864U (ja) 1992-01-10
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JPS54126906U (ja) * 1978-02-20 1979-09-04

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