JP2500354Y2 - 機械式送出し・遠隔位置決め装置 - Google Patents

機械式送出し・遠隔位置決め装置

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JP2500354Y2
JP2500354Y2 JP1994013670U JP1367094U JP2500354Y2 JP 2500354 Y2 JP2500354 Y2 JP 2500354Y2 JP 1994013670 U JP1994013670 U JP 1994013670U JP 1367094 U JP1367094 U JP 1367094U JP 2500354 Y2 JP2500354 Y2 JP 2500354Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は一般に、遠隔から制御可
能なセンサに関し、より詳しくは、原子炉内の諸要素を
検査する接触型超音波センサを遠隔位置決めするための
機械式送出し装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】接触型超音波センサを使用することは、
機械的要素の検査について良く知られている。場所の制
約が存在したり、環境が苛酷であったりすることによっ
て、手動操作が可能ではない場合に、超音波センサを位
置決めするために遠隔制御可能な送出し又は送込み装置
を用いることも、良く知られている。しかし、原子炉の
内部のような或る種の環境は、特別の問題を提起する。
【0003】原子炉内の諸要素の検査は、運転特性のデ
ータを集め、故障を検出し、規則その他に準拠するため
に通常必要となる。これらの検査は、燃料交換又は日常
的な保守のための計画された運転停止の間に通常行なわ
れる。この運転停止は、経済上の理由から、最短期間に
制限される。このように、運転停止期間が短かいため、
非常に多数の複雑は検査を非常に短かい時間内に行なう
ことが必要となる。
【0004】この時間的な制約のほかにも、原子炉のず
っと上方の作業台(プラットホーム)から検査を行なうこ
とも必要となり、作業者と被検部との間の距離が、9
m、時には12mにもなることも、まれではない。更
に、被検部は、超音波センサを位置決めするための凹所
又はノッチを備えていることがあり、この場合、超音波
センサを凹所又はノッチに挿入しうるようになる前に、
同超音波センサと被検部との間の特定の方向付けを実現
することが不可欠である。適切な方向付けが得られる前
に超音波センサを挿入しようとすると、該超音波センサ
が破損する恐れがある。被検部に向かう途中又は被検部
から離れる途中に超音波センサが障害物と衝突した場合
にも、同超音波センサの故障が起こりうる。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】原子炉が複雑なこと、
短時間内に行なうべき検査の数が多いこと、及び水中の
放射性環境において、操作者から12mも離れた位置か
ら壊れ易いセンサを盲状態で位置決めすることの困難さ
に留意して、設計技術者は、センサの遠隔位置決めのた
めの各種の機械的装置の開発を広範囲に試みており、本
考案は、そのような開発の結果得られたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本考案によると、センサ
を、被検部の所定部分とはめ合い係合状態に遠隔位置決
めする、機械式の送出し・遠隔位置決め装置が提供され
ている。この送出し・遠隔位置決め装置は、遠隔の場所
から操作するようになっている第1端、及び該第1端か
ら軸方向に離間した第2端を備えた細長い支持手段であ
って、支持軸線を画定しており、該支持軸線に沿って、
前記支持手段が前記第1端の操作により前記被検部に関
して移動されるようになっている前記支持手段と、前記
被検部の前記所定部分とはめ合い係合するようになって
いるセンサ部分を有するセンサ手段と、内部に円筒形の
開口を有すると共に、前記支持手段の前記第2端によっ
て支持されたアームと、該アームのところで前記センサ
手段を前記支持手段に取り付ける取付手段とを備え、該
取付手段は、前記センサ部分を支持するために前記アー
ムに装着されるようになっている円筒形のアダプタを含
み、該円筒形のアダプタの側面にはスロットが設けら
れ、該スロットの位置における前記アダプタの直径が前
記円筒形の開口の直径よりも小さくされており、前記
ダプタが前記アームにある前記円筒形の開口に受け入れ
られていて、該アームに対して垂直な軸線回りの前記円
筒形の開口内の前記アダプタの限定された回転を許容す
るようになっていると共に、前記垂直な軸線上の箇所を
中心とした前記アームに関する前記センサ部分の限定さ
れた揺動を許容するようになっている。
【0007】アダプタ及びアームの上述した取り付け方
の効果として、センサ部分は、アームの内部にゆるく嵌
合され、支持手段の第2端と被検部との間の位置決めミ
スにも拘らず、センサ部分が被検部と係合すると共に、
アームに対して確実に固着される。
【0008】好適な実施例においては、このアームは、
旋回手段によって、細長い支持手段に連結される。この
旋回手段は、アームが支持手段内に実質的に収納される
第1位置と、センサ部分を支持するアーム部分が支持手
段の側方に延びてセンサ部分が被検部の所定部分とはめ
合い係合するように位置決めされる第2位置即ち展開位
置との間に、アームを移動させる。第1位置と第2位置
との間のアームの運動を制御するための操作手段が設け
られている。この操作手段は、アームに連結された第1
歯車手段と、該第1歯車手段に噛み合う第2歯車手段
と、第1位置及び第2位置の間にアームを移動させる移
動手段とを備えている。この移動手段は、支持手段の第
1端に組み合わされているため、遠隔位置からアームの
位置を制御することができる。
【0009】従って、支持手段内の第1位置にアームが
ある間に、センサ手段を損傷させるおそれなく、管のど
んな量についても支持手段を押したり引いたりすること
ができる。支持手段が被検部の個所に到達した時に、ア
ームを第2位置に移動させ、被検部にセンサを係合させ
ることができる。
【0010】また、好適な実施例によれば、支持手段の
第1端に、表示器が組み合わされており、この表示器
は、センサ部分が所定の力で被検部と接触する時に、第
1表示を与え、被検部の所定部分にセンサ部分がはめ合
い係合した前記力が減少した時に、第2表示を与える。
【0011】機械式の送出し又は送込み装置は、被検部
にハウジングが隣接するように位置決めされる。アーム
を展開させ、センサ部分が被検部と接触するまで送込み
装置全体を移動させる。次にセンサ部分が被検部の所定
部分とはめ合い係合するまで支持手段を操作する。好適
な実施例によれば、被検部との接触後に送込みばねを用
いてセンサ部分に対する力を増大させる。この力の増大
はスケールによって表示される。次に、被検部にセンサ
部分が係合するまで、送込み装置を回動させる。これ
は、センサ部分に作用する力がスケールによって表示さ
れるように低下することによって表示される。次に、検
査を行なう前に適切な接触を確実にするために、センサ
部分に作用する力を増大させることができる。
【0012】
【実施例】本考案は、添付図面を参照とした以下の詳細
な説明によって一層よく理解されよう。図1には、本考
案による教示に従って構成された機械式の送込み装置
(送出し・遠隔位置決め装置)10が図示されている。
送込み装置10の下端部には、センサハウジング12が
配設されている。このハウジング12は、図1には開放
位置において示したアーム14を支持している。アーム
14は、図2に示した閉止位置を有している。
【0013】アーム14は、センサ手段である第1、第
2の接触型超音波変換器16及び18を支持している。
アーム14が、図1に示すように開放位置になると、変
換器16,18はハウジング12の側方に延長し、被検
部とはめ合い係合可能となる。アーム14が、図2に示
すように、閉止位置になると、変換器16,18は、ハ
ウジング12の内部にあり、被検部に近付き又はそれか
ら離れる方向の移動の間に、損傷に対して保護される。
【0014】アーム14は、図2に示した操作棒(支持
手段)20によって操作される。操作棒20は、目付き
ナット(第1端)21及びねじ付きノブ22(どちらも
図1に示す)に終端している。目付きナット21とハウ
ジング12との間の距離は、通常は約12m(40フィ
ート)あるため、第1延長パイプ24により操作棒20
を保護することが望ましい。第1延長パイプ24は、ハ
ウジング12の上端のねじ部25(図2に示す)にねじ
止めされる。延長パイプ24は、機械的な送込み装置1
0の上端に、外側支持部26を備えている。変換器16
からの電気的な同軸ケーブル28,29及び変換器18
からの電気的な同軸ケーブル30,31も、延長パイプ
24の内部にあり、この延長パイプにより保護されてい
る。同軸ケーブル28,29,30,31は、例えばソ
ニック(Sonic)・コーポレイションから供給される「マ
ークI」のような超音波装置に連結することができる。
【0015】機械的な送込み装置10は、ホイスト3
5、送込みばね37及びスケール39を経て、天井フッ
ク即ちクレーンフック33に連結されている。目付きナ
ット21、ねじ付きノブ22、ホイスト35、ばね37
及びスケール39は、図6を参照して以下に詳述するよ
うに、変換器16,18を正確に位置決めするために用
いられる。
【0016】図2及び図3には、センサハウジング12
が断面図により図示されている。図2において、アーム
14は、ハウジング12の内部にあってこのハウジング
と平行になる閉止位置にあるように図示されている。ア
ーム14は、図3により明瞭に示した連結ピン(第2
端)40によって、ハウジング12に連結されている。
アーム14は、2個のピニオン(第2端)41,41’
に応動し、ピニオン41,41’自身は、2つのラック
(支持手段)43,43’に応動する。ラック43,4
3’は、操作棒20に連結された共通の拡大上端44に
終端している。ラック43,43’の拡大上端は、ガイ
ド48と係合するピン46にも連結されている。
【0017】偏向ばね49は、ハウジング12の上端と
ラック43,43’の拡大上端44との間に連結されて
おり、操作棒20は、偏向ばね49の中を通っている。
【0018】次に、作用について説明すると、矢印50
(図2)に示した方向に操作棒20を引っ張ると、ラッ
ク43,43’は、同じ方向に移動する。偏向ばね49
はこの運動によって圧縮される。この運動によってピニ
オン41,41’も回動するため、アーム14は、矢印
51,52によって表わした方向に回動する。ハウジン
グ12は、図1に示すようにハウジング12と直角の開
放位置に向かってアーム14を旋回させるための開口5
4,55を備えている。
【0019】操作棒20に対する力をゆるめると、ラッ
ク43,43’及び案内ピン46は、偏向ばね49によ
って出発位置に付勢される。アーム14は、この運動に
よって、ハウジング12と直角の開放位置から、図2に
示した閉止位置に向かって旋回する。案内ピン46によ
ってラック43,43’の迷走運動が避けられるため、
ピニオン41,41’との確実な係合が保たれる。第2
組のラック43’とピニオン41’とは、保護又は予備
として付加されたものである。
【0020】第1変換器16及び第2変換器18の取り
付けは、本考案の重要な特徴であり、図4の(A)を参
照して以下に詳細に説明する。尚、第1変換器16の取
り付けについての以下の説明は、第2変換器18にも同
様に適用される。
【0021】アーム14は、図4の(A)に断面図によ
って示され、円筒状の貫通孔(開口)57と凹所59と
を備えている。円筒状の貫通孔57と凹所59とは、図
4の(B)にも図示されている。
【0022】変換器16は、図5に詳細に図示されてい
る。アダプタ(取付手段)60は、上部アダプタ部分6
1と、円筒状の下部アダプタ部分62とを備えている。
上部アダプタ部分61は、超音波送信器(センサ部分)
81及び超音波送信器(センサ部分)82を取り付けた
舌片64を支持している。同軸ケーブル28,29は、
変換器16から延長している。超音波変換器16には、
ウルトラン・ラボラトリーズ社(Ultran Laboratories)
のWSP型を使用することができる。
【0023】下部アダプタ部分62は、円筒状であり、
アーム14の円筒状の貫通孔57に収容される大きさを
有する。円筒状の下部アダプタ部分62も、スロットも
しくはノッチ65を備えている。スロット65は、底面
66、上面67及び垂直壁68によって形成される。
【0024】円筒状の下部アダプタ部分62を円筒状の
貫通孔57に挿入する際に、偏平な保持クリップをねじ
(図示しない)によってアーム14に固着する。このね
じは、クリップ69を経て雌ねじ孔70中に延長させ
る。クリップ69は、同クリップ69がアーム14の上
面と同一面になるように、アーム14の凹所59に受け
入れられるようになっている。保持クリップ69を取り
付けると、クリップ69の一部は、円筒状の下部アダプ
タ部分62のスロット65中に延長する。アーム14の
円筒状の貫通孔57、円筒状の下部アダプタ部分62、
スロット65及び保持クリップ69の寸法は、(スロッ
ト66の垂直壁68の一部が保持クリップ69の端面と
接触するまで)アーム14と直交する軸線の回りに変換
器16が限定された回転を行ないうるように定められて
いる。また、変換器16は、(スロット65の下面66
又は上面67がクリップ69と接触するまで)前記軸線
の1点の回りに限定された揺動運動を行なうことができ
る。この限定された回動及び揺動は、変換器16の舌片
64を検査される装置中に挿入するようにアーム14を
正確に位置決めできないことがあるために必要となると
共に、変換器16,18によって同時に検査される2つ
の装置が正確な予想される位置にない場合にも必要とな
る。
【0025】アーム14と直交する軸線の回りの回動及
びこの軸線上の1点の回りの揺動に適切な自由を変換器
16,18に与えるための寸法の一例を次表に示す。 部 品 寸 法 公差(mm) 下部アダプタ部分62 直径0.500インチ +0.000 (12.700mm) −0.025 円筒状の貫通孔57 0.501インチ +0.025 (12.725mm) −0.000 スロット65の底面66 0.125インチ ±0.254 (3.175mm) スロット65内への 0.117インチ ±0.025 クリップ69の延長量 (2.972mm) スロット65の垂直壁68 0.130インチ ±0.127 (3.302mm) −0.000 クリップ69の厚さ 0.124インチ +0.000 (3.150mm) −0.051
【0026】前記の寸法例を用いた機械的な送込み装置
10のハウジング12は、典型的には、外径57.15
mm(2.25インチ)、変換器16,18間の距離1
7.78cm(7インチ)となる。
【0027】アーム14、円筒状の下部アダプタ部分6
2及びクリップ69の寸法に前記のように留意するほか
に、アーム14は、硬化処理した材料から、アダプタ6
0は、比較的軟質の材料からそれぞれ製造する。従っ
て、硬化の材料に対する比較的軟質の材料の運動によっ
て、焼付き及びゴーリングが防止される。組み立てられ
たアーム14及び変換器16の全体的な効果は、アーム
14中の変換器16のゆるいが的確なはめ合いの関係と
なる。
【0028】図1に示した機械的な送込み装置10の作
用を、図6に示した特別の環境について説明する。図6
において、機械的な送込み装置10は、割りピン(被検
部)72,74を検査するために超音波変換器16,1
8を位置決めする。割りピン72,74は、操作棒20
(図示せず)を案内するために用いる案内管76を上部
炉心板78に連結するために使用されている。超音波変
換器16,18は、割れその他の機械的損傷の徴候につ
いて割りピン72,74を検査する。機械的な送込み装
置10は、案内管76及び上部炉心板78に割りピン7
2,74が取り付けられている間に割りピン72,74
を検査することを可能にする。案内管76と上部炉心板
78とは、原子炉の上部に取り付けられている。上部炉
内構造物(図示しない)を、超音波検査のために、原子
炉容器から取り出し、原子炉格納容器内にある上部炉内
構造物の格納スタンド上に着座させる。割りピン72,
74の超音波検査は、割りピン72,74を水面下約1
2m(40フィート)の位置として、格納容器内部のマ
ニピュレーターブリッジ又は適当な作業台から、遠隔操
作によって行なう。
【0029】この環境の下では、機械的な送込み装置1
0は、割りピン72,74が構造的に完全かどうかを評
価するために操作員が割りピン72,74を遠隔から検
査できるように、案内管76に取り付けた割りピン7
2,74のところまで、変換器16,18を送り込まね
ばならない。機械的な送込み装置10は、変換器16,
18の舌片64を割りピン72,74のスロットに遠隔
から係合させうるようにする必要がある。一例として、
この操作は、カメラの助けなしに12m(40フィー
ト)の高さの作業台から、呼び幅3,200mm(0.1
26インチ)のスロット中に呼び幅2,388mm(0.0
94インチ)の舌片64を挿入する操作とすることがで
きる。機械的な送込み装置10は、検査を行なう操作員
にとって必要となる割りピンのスロットの長さに沿った
変換器16,18の並進を行ないうるように、割りピン
72,74の内部に変換器16,18を位置決めさせね
ばならない。機械的な送込み装置は、更に、変換器1
6,18が比較的脆弱であったとしても、変換器16,
18を割りピン72,74のところまで送りこみ、舌片
64を割りピン72,74のスロットに係合させ、変換
器16,18を除去する際に、これらの変換器を損傷さ
せてはならない。最後に、機械的な送込み装置は、簡単
に操作でき、また反復操作もできるようになっているべ
きである。例えば、典型的な40日の検査期間の間に、
30本の案内管に固定する60個の割りピンを検査す
る。この検査は、案内管中に送込み装置10を挿入し、
割りピン72,74中に変換器16,18を位置決め
し、割りピン72,74を超音波検査し、案内管から送
込み装置10を取り出す各操作を含むものとなろう。
【0030】図6において、ハウジング12は、作業台
の下方約12m(40フィート)のところのキャビティ底
部にある床79まで送りこまれている。底部に到達した
時、目付きナット21(図1)は、引っ張られ、アーム
14を図5の開放位置にもってくる。アーム14を十分
に開放した後、ねじ付きノブ22を締め、アーム14を
開放位置に保持する。
【0031】ホイスト35(図1に示す)を用いて、変
換器16,18の舌片64が上部炉心板78の底部と接
触するまで、機械的な送込み装置10全体を上動させ
る。この接触は、機械的な送込み装置10の吊下げ錘の
上方のスケール39の読みの増大を読み取ることによっ
て定められる。接触が定められたら、各変換器16,1
8上に2.25kg(6ポンド)の荷重がかかるまで、機
械的な送込み装置を上動させる。操作者は次に、変換器
の舌片64が割りピンのスロットに係合するまで、作業
台から、機械的な送込み装置10を回動させる。これ
は、スケール39上の荷重が機械的な送込み装置10の
元の吊下げ荷重値に下降する時に達せられる。各変換器
16,18の舌片64が2.25kg(5ポンド)の荷重
を受けるまで、再びホイスト35を用いて、機械的な送
込み装置10を上動させる。この上動がなされると、割
りピンは、いつでも超音波検査可能な状態となる。
【0032】検査後に、機械的な送込み装置10を下動
させ、ねじ付きノブ22をゆるめ、偏向ばね49(図2
に示す)によって、アーム14を付勢し、閉止位置とす
る。アーム14が閉止位置となった後、案内管76から
機械的な送込み装置10を取り出すことができる。全割
りピンの超音波検査が終了するまでこの過程を反復実施
する。
【0033】2個の割りピンの超音波検査を行なう環境
との関連において、本考案を以上に説明したが、本考案
はそのほかにも種々変更して実施でき、前述した構成は
単なる一例に過ぎず、本考案を限定するものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の好ましい実施例による機械的な送出
し又は送込み装置を示す側面図である。
【図2】 図1に示した変換器ハウジングの断面図であ
る。
【図3】 図2のIII−III線に沿った断面図である。
【図4】 (A)は超音波変換器を支持するアームの詳
細な断面図、(B)は図3のアームの一部の上面図であ
る。
【図5】 超音波変換器、円筒状のアダプタ及び保持ク
リップを示す側面図である。
【図6】 特別の環境において作動する本考案による機
械的な送込み装置のセンサハウジングを示す説明図であ
る。
【符号の説明】
10…機械的な送込み装置(機械式の送出し・位置決め
装置)、14…アーム、16,18…超音波変換器(セ
ンサ手段)、20…操作棒(細長い支持手段)、21…
目付きナット(第1端)、40…連結ピン(第2端)、
41,41’…ピニオン(第2端)、43,43’…ラ
ック(細長い支持手段)、57…貫通孔(アームにある
円筒形の開口)、60…アダプタ(取付手段)、72,
74…割りピン(被検部)、81…超音波送信器(セン
サ部分)、82…超音波受信器(センサ部分)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 ジェフリー・アール・ハイデマン アメリカ合衆国、ペンシルベニア州、モ ンロービル、オクスフォード・ドライブ 100、ナンバー 713 (56)参考文献 特開 昭57−168156(JP,A) 特開 昭57−154053(JP,A) 実公 昭58−24787(JP,Y2) 米国特許4255972(US,A)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】センサを、被検部の所定部分とはめ合い係
    合状態に遠隔位置決めする、機械式の送出し・遠隔位置
    決め装置(10)であって、 遠隔の場所から操作するようになっている第1端(2
    1)、及び該第1端(21)から軸方向に離間した第2
    端(40,41,41’)を備えた細長い支持手段(2
    0,43,43’)であって、支持軸線を画定してお
    り、該支持軸線に沿って、前記支持手段(20,43,
    43’)が前記第1端の操作により前記被検部(72,
    74)に関して移動されるようになっている前記支持手
    段と、 前記被検部(72,74)の前記所定部分とはめ合い係
    合するようになっているセンサ部分(81,82)を有
    するセンサ手段(16,18)と、 内部に円筒形の開口(57)を有すると共に、前記支持
    手段の前記第2端(40,41,41’)によって支持
    されたアーム(14)と、 該アーム(14)のところで前記センサ手段(16,1
    8)を前記支持手段に取り付ける取付手段とを備え、該
    取付手段は、前記センサ部分(81,82)を支持する
    ために前記アーム(14)に装着されるようになってい
    る円筒形のアダプタ(60)を含み、該円筒形のアダプ
    タ(60)の側面にはスロット(65)が設けられ、該
    スロット(65)の位置における前記アダプタ(60)
    の直径が前記円筒形の開口(57)の直径よりも小さく
    されており、前記アダプタ(60)が前記アーム(1
    4)にある前記円筒形の開口(57)に受け入れられて
    いて、該アーム(14)に対して垂直な軸線回りの前記
    円筒形の開口(57)内の前記アダプタ(60)の限定
    された回転を許容するようになっていると共に、前記垂
    直な軸線上の箇所を中心とした前記アーム(14)に関
    する前記センサ部分(81,82)の限定された揺動を
    許容するようになっている、 機械式の送出し・遠隔位置決め装置。
JP1994013670U 1984-11-09 1994-11-07 機械式送出し・遠隔位置決め装置 Expired - Lifetime JP2500354Y2 (ja)

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