JP2500301Y2 - 石鹸及びポケットティッシュ収納体並びに石鹸入り収納体 - Google Patents

石鹸及びポケットティッシュ収納体並びに石鹸入り収納体

Info

Publication number
JP2500301Y2
JP2500301Y2 JP1992014921U JP1492192U JP2500301Y2 JP 2500301 Y2 JP2500301 Y2 JP 2500301Y2 JP 1992014921 U JP1992014921 U JP 1992014921U JP 1492192 U JP1492192 U JP 1492192U JP 2500301 Y2 JP2500301 Y2 JP 2500301Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
soap
storage
tissue
paper
pocket
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1992014921U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0619687U (ja
Inventor
誠 川村
Original Assignee
正和商事株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 正和商事株式会社 filed Critical 正和商事株式会社
Priority to JP1992014921U priority Critical patent/JP2500301Y2/ja
Publication of JPH0619687U publication Critical patent/JPH0619687U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2500301Y2 publication Critical patent/JP2500301Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Containers And Packaging Bodies Having A Special Means To Remove Contents (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、石鹸収納体及び石鹸入
り収納体に関するものである。
【0002】
【従来の技術及び考案が解決しようとする課題】近年、
景品やギフトの一種として固形の石鹸等が用いられてお
り、この種の石鹸は、通常、紙等によって形成された石
鹸収納箱等に収納された状態で取り扱われる。ところ
が、石鹸収納箱等は石鹸を取り出した後に廃棄されてし
まうことが多く、古紙の材料として用いたり、別の用途
に用いたりする等といった再利用は極めて稀である。
【0003】また、近年においては、企業等の宣伝、広
告を目的としたポケットティッシュが街頭等で無料配付
されている。ところが、この種のポケットティッシュ
は、受け取った後に未使用のまま袋ごと捨てられること
も多く、利用頻度が高いとは言い難い。そして、受け取
られたポケットティッシュは、外出先にて使用されるこ
とはあっても、家に持ち帰って使用されることは極めて
少ない。
【0004】更に、この種のポケットティッシュの袋内
には、公序良俗に反する宣伝、広告が装入されている場
合も少なくなく、このことも利用頻度が低い一つの原因
になっている。
【0005】石鹸とポケットティッシュとは共に安価で
手頃な景品として利用されるが、上記のような課題が存
する。ところで、このような景品としての共通性はある
ものの従来では石鹸とポケットティッシュとは格別両者
を結び付けなければならない必然性はなかった。しか
し、本考案者は石鹸とポケットティッシュとの大きさの
共通性に気がつき、両者を結び付けることで上記石鹸と
ポケットティッシュとに存する課題を一挙に解決する手
段に想到した
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1の考案では 通常サイズの石鹸(約85〜
95g)を横置きに丁度2個収納できるように収納体本
体を形成し、同収納体本体は同2個分の石鹸の面積に対
応するポケットティッシュと同石鹸とを入れ換え収納で
きるようにするとともに、同収納体本体にはティッシュ
ペーパーの取出口を備えたことを要旨とする。請求項2
の考案では収納体本体に通常サイズの石鹸(約85〜9
5g)を横置きに丁度2個収納し、同収納体本体には石
鹸の代わりに収納可能な同2個分の石鹸の面積に対応す
るポケットティッシュのティッシュペーパーの取出口を
形成したことを要旨とする。
【0007】
【0008】
【作用】本考案における通常の石鹸は約85〜95gで
は横置きに2個並べると、丁度ポケットティッシュの大
きさとほぼ一致する。従って、商店や銀行などで景品と
して石鹸が収納体に入れられて配付される。一方、街頭
で無料で配付されるポケットティッシュを石鹸と交換し
て収納する
【0009】
【0010】このように、本考案では石鹸と交換してポ
ケットティッシュを入れることができ、石鹸を収納する
収納体は必ずしも廃棄するものではなくなるため、紙資
源の有効利用が図られる。また、このようなポケットテ
ィッシュを入れた収納体は小型化でき設置場所に制約を
うけ難くなる。例えば、室内だけではなく自動車の車内
でも邪魔にならずに配置できることとなる。
【0011】また、本考案の石鹸入り収納体では、収納
体本体の内壁面に石鹸の芳香が吸着され易いため、石鹸
の芳香を収納体本体を媒介として収容物に吸着させるこ
とができる。従って、ポケットティッシュを収容した場
合、石鹸の芳香がするティッシュペーパーとなり、ポケ
ットティッシュに高い付加価値を付与することができ
る。その際、石鹸が紙等の包装体によって包装されてい
たとしても、石鹸の芳香は包装紙を介して収容体本体に
確実に移行する。
【0012】
【0013】
〔実施例1〕
図1に示すように、本実施例1の石鹸収納箱1を構成す
る箱本体2は、紙製であり、かつ縦80mm, 横105m
m, 高さ27mmの直方体状を呈している。箱本体2の左
右両側面及び前面の三箇所には、スリット3a,3b,
4が底面に対して平行に設けられている。
【0014】また、図1及び図3(a)に示すように、
箱本体2の内部には、通常使用されるサイズの石鹸(約
85g〜95g)Sが横置きに2個収納されている。各
石鹸Sは通気性の良い包装紙5によって包装されてい
る。この包装紙5にはグラシン紙が使用され、その表面
には複数の小孔5aが形成されている。
【0015】両石鹸Sの間には、押圧手段としての塩化
ビニル板(長さ170mm ,幅20mm)9が略Z字状に屈曲さ
れた状態で収納されている。尚、塩化ビニル板9の長さ
は、両板挿入用スリット3a,3b間の距離、即ち箱本
体2の横の長さよりも長く設定されている。
【0016】図2及び図3(b)に示すように、前記箱
本体2の上面には、石鹸S及びポケットティッシュTを
出し入れするために、共通の取出口6が設けられてい
る。本実施例1において、取出口6の形状は長方形状で
あり、その大きさは、箱本体2上面の面積の約1/3〜
1/2程度に設定されている。
【0017】前記取出口6には開閉可能な上蓋7が設け
られている。図1及び図2に示すように、上蓋7の先端
部には半円形状の舌部7aが設けられており、その舌部
7aはシール8によって箱本体2の前面に貼着固定され
ている。
【0018】以下、この石鹸収納箱1の使用方法につい
て説明する。図1及び図3(a)には、石鹸S及び塩化
ビニル板9が収納された初期状態の収納箱1が示されて
いる。先ずこの状態からシール8を剥離し、上蓋7を拡
開した後、取出口6から両石鹸S及び塩化ビニル板9を
取り出す。
【0019】次いで、図2及び図3(b)に示すよう
に、空になった箱本体2に2組のポケットティッシュT
(本実施例1ではMサイズ)を重ね合わせて装入する。
その際、ティッシュペーパーPを収納しているビニール
袋Bの上面に、予めペーパーP取り出し用のスリットB
1 を設けておく。すると、石鹸Sの芳香を備えたペーパ
ーPをスリットB1 及び取出口6を介して容易に取り出
すことができる。
【0020】更に、ペーパーPを取り出すことが困難に
なった場合には、先ず両スリット3a,3bに前記塩化
ビニル板9を差し込み、図3(c)に示すように両者3
a,3b間に塩化ビニル板9を架け渡す。次いで、その
塩化ビニル板9上にポケットティッシュTを載置するこ
とにより、ポケットティッシュTを取出口6側に押圧す
る。すると、ポケットティッシュTの容量が少ない場合
であっても、ペーパーPを容易かつ確実に取り出すこと
ができる。また、ポケットティッシュTの不使用時には
上蓋7は閉成され、蓋固定用スリット4には前記舌部7
aが挿入される。
【0021】尚、本収納箱1の構成によると、箱本体2
内に収納された状態においてポケットティッシュTの下
面は隠れてしまい、その部分に挿入された宣伝、広告は
見えなくなってしまう。そのため、宣伝、広告の内容に
影響されることなく、ポケットティッシュTを使用する
ことができる。 〔実施例2〕 図4に示すように、本実施例2の石鹸入り収納箱11を
構成する箱本体12は、実施例1と同じく紙製であり、
かつ縦80mm, 横105mm, 高さ27mmの直方体状を呈
している。箱本体12の左側面には、スリット14が底
面に対して平行に設けられている。また、箱本体12の
上面中央部には、ティッシュペーパーP専用の取出口1
3を形成するために、ミシン目13aが略円形状に設け
られている。一方、図5に示すように、箱本体12の底
面中央部には、押圧手段としての押し上げ部19を形成
するためのミシン目13aが所定形状に設けられてい
る。
【0022】図6(a)に示すように、箱本体12の内
部には、前記実施例1と同サイズの石鹸Sが横置きに2
個収納されている。尚、各石鹸Sは通気性の良い包装紙
15によって包装されている。前記包装紙15にはグラ
シン紙が用いられ、その表面には複数の小孔15aが形
成されている。
【0023】図4に示すように、前記箱本体12の左側
面には、石鹸Sを出し入れするための取出口16が設け
られ、その取出口16には開閉可能な蓋17が設けられ
ている。蓋17の先端部には半円形状の舌部17aが設
けられ、その舌部17aはシール18によって箱本体1
2に貼着固定されている。
【0024】以下、この石鹸入り収納箱2の使用方法に
ついて説明する。図4及び図6(a)には、石鹸Sが収
納された初期状態の収納箱2が示されている。先ずこの
状態からシール18を剥離し、蓋17を拡開した後、取
出口16から両石鹸Sを取り出す。
【0025】次いで、箱本体12の上面中央部を前記ミ
シン目13aに沿って破き、その部分にペーパーPを取
り出すことができる程度の大きさの取出口13を形成す
る。その後、図6(b)に示すように、空になった箱本
体12に2組のポケットティッシュTを重ね合わせて装
入する。その際、ティッシュペーパーPを収納している
ビニール袋Bの上面に、予めペーパーP取り出し用のス
リットB1 を設けておく。すると、石鹸Sの芳香を備え
たペーパーPをスリットB1 及び取出口13を介して容
易に取り出すことができる。
【0026】更に、ペーパーPを取り出すことが困難に
なったときの使用方法について説明する。この場合、箱
本体12の下面中央部に形成されたミシン目19aを内
側方向に押圧して、図6(c)に示す押し上げ部19を
箱本体12の内部に立設形成する。次いで、その押し上
げ部19上にポケットティッシュTを載置することによ
り、ポケットティッシュTを取出口13側に押圧する。
すると、ポケットティッシュTの容量が少ない場合であ
っても、ペーパーPを容易かつ確実に取り出すことがで
きる。また、ポケットティッシュTの不使用時には蓋1
7は閉成され、蓋固定用スリット14には前記舌部17
aが挿入される。
【0027】尚、本実施例2の収納箱11の特徴として
は、前記実施例1とは異なり、塩化ビニル板9が不要な
ことである。よって、コストを低減できるという利点を
有している。また、収納箱11自体の構成が通常使用さ
れているティッシュボックスに近似しているため、使用
者に違和感を与えることも極めて少ない。
【0028】本考案は上記各実施例1,2に限定される
ことはなく、以下のような構成に変更することは勿論可
能である。例えば、 (a)押圧手段9の材料として塩化ビニルを用いた前記
実施例1に代えて、塩化ビニルと同様の可撓性を有する
ものであれば、任意の材料を用いることができる。ま
た、この部材の収納方法も、必ずしも前記実施例1と同
様にすることはない。 (b)実施例1の上蓋7に、収納箱11の取出口13の
ようなティッシュペーパーP専用の取出口を設けても良
【0029】
【考案の効果】以上詳述したように、本考案によれば並
列に配置した2個の通常サイズの石鹸とポケットティッ
シュとの大きさがほぼ等しいため、収納体から石鹸を取
り出してポケットティッシュと入れ換えてポケットティ
ッシュ用の収納体として使用することができ、また石鹸
の芳香がティッシュペーパーに移り、また小型のティッ
シュペーパー用収納体として設置場所に制約をうけ難く
便利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1の石鹸収納箱の初期状態を示す斜視図
である。
【図2】実施例1の石鹸収納箱をポケットティッシュ収
納箱として使用している状態を示す斜視図である。
【図3】(a)〜(c)は実施例1の石鹸収納箱を示す
断面図である。
【図4】実施例2の石鹸入り収納箱の初期状態を示す斜
視図である。
【図5】図4の石鹸入り収納箱の底面図である。
【図6】(a)〜(c)は実施例2の石鹸入り収納箱を
示す断面図である。
【符号の説明】
2,12 収納体本体としての箱本体、T 収納物とし
てのポケットティッシュ、6,13 取出口、9 押圧
手段としての塩化ビニル板、19 押圧手段としての押
し上げ部、S 石鹸。

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通常サイズの石鹸(S)(約85〜95
    g)を横置きに丁度2個収納できるように収納体本体
    (2,12)を形成し、同収納体本体(2,12)は同
    2個分の石鹸(S)の面積に対応するポケットティッシ
    ュ(T)と同石鹸(S)とを入れ換え収納できるように
    するとともに、同収納体本体(2,12)にはティッシ
    ュペーパーの取出口(6,13)を備えた石鹸及びポケ
    ットティッシュ収納体。
  2. 【請求項2】 収納体本体(2,12)に通常サイズの
    石鹸(S)(約85〜95g)を横置きに丁度2個収納
    し、同収納体本体(2,12)には石鹸(S)の代わり
    に収納可能な同2個分の石鹸(S)の面積に対応するポ
    ケットティッシュ(T)のティッシュペーパーの取出口
    (6,13)を形成した石鹸入り収納体。
JP1992014921U 1992-03-19 1992-03-19 石鹸及びポケットティッシュ収納体並びに石鹸入り収納体 Expired - Lifetime JP2500301Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1992014921U JP2500301Y2 (ja) 1992-03-19 1992-03-19 石鹸及びポケットティッシュ収納体並びに石鹸入り収納体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1992014921U JP2500301Y2 (ja) 1992-03-19 1992-03-19 石鹸及びポケットティッシュ収納体並びに石鹸入り収納体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0619687U JPH0619687U (ja) 1994-03-15
JP2500301Y2 true JP2500301Y2 (ja) 1996-06-05

Family

ID=11874430

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1992014921U Expired - Lifetime JP2500301Y2 (ja) 1992-03-19 1992-03-19 石鹸及びポケットティッシュ収納体並びに石鹸入り収納体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2500301Y2 (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6043176A (ja) * 1983-08-17 1985-03-07 Mitsubishi Electric Corp 機関点火時期制御装置
JPS61162668A (ja) * 1985-01-08 1986-07-23 大成建設株式会社 耐震壁の仮開口部施工方法

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6043176A (ja) * 1983-08-17 1985-03-07 Mitsubishi Electric Corp 機関点火時期制御装置
JPS61162668A (ja) * 1985-01-08 1986-07-23 大成建設株式会社 耐震壁の仮開口部施工方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0619687U (ja) 1994-03-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7563468B2 (en) Chewing gum packages with gum disposal accommodations
RU2373815C2 (ru) Раздаточные устройства для съедобных изделий и способы их получения и использования
US3608712A (en) Waste receptacle
JP2002503601A (ja) (シガレット)パック
US6283405B1 (en) Dispenser for trash container liners
JP3727045B2 (ja) 収納箱
US6223895B1 (en) Two-pack kit for packaging make-your-own cigarettes
EP1233909B1 (en) Cigarette packs
US20060251769A1 (en) Comestible product dispenser for displaying comestible products and related information and method of using same
JP2001511368A (ja) シガレット・ライター入れ
KR100877329B1 (ko) 포장 박스의 스틱상품 디스플레이 인출구 장치
US2227158A (en) Packet of cigarettes
JP2500301Y2 (ja) 石鹸及びポケットティッシュ収納体並びに石鹸入り収納体
JP4938402B2 (ja) 包装箱
JPH08294Y2 (ja) ティッシュペーパー包装箱
US7252195B2 (en) Container with lid adapted to support a cleaning pad and packaging containing the same
US6170655B1 (en) Smoking container system
JPH08230934A (ja) ことに円筒形または方形の1個以上の製品に用いられるパックおよびその半加工品
GB2357494A (en) Tissue dispensing and disposal box
EP1194335A1 (en) Article display and dispenser
WO2005054078A1 (en) Vial container
KR200338661Y1 (ko) 이종담배의 분리보관이 가능한 담배갑
JP3048474U (ja) ティッシュペーパー収納箱
JP2982886B2 (ja) 複数の円柱状物品の包装方法及び包装体
WO2001098171A2 (en) Battery package with rotation prevention