JP2024520746A - 高温の燃焼ガスを利用した畜産糞尿滅菌乾燥システム及び滅菌乾燥方法 - Google Patents

高温の燃焼ガスを利用した畜産糞尿滅菌乾燥システム及び滅菌乾燥方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2024520746A
JP2024520746A JP2023575346A JP2023575346A JP2024520746A JP 2024520746 A JP2024520746 A JP 2024520746A JP 2023575346 A JP2023575346 A JP 2023575346A JP 2023575346 A JP2023575346 A JP 2023575346A JP 2024520746 A JP2024520746 A JP 2024520746A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
livestock manure
combustion
drying
dried
exhaust gas
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2023575346A
Other languages
English (en)
Inventor
ミョンサン リュ
サンハ シン
ミョング カン
ウンチョル イ
キョンナム ムン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ntnecotech Co Ltd
Original Assignee
Ntnecotech Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ntnecotech Co Ltd filed Critical Ntnecotech Co Ltd
Publication of JP2024520746A publication Critical patent/JP2024520746A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D46/00Filters or filtering processes specially modified for separating dispersed particles from gases or vapours
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F26DRYING
    • F26BDRYING SOLID MATERIALS OR OBJECTS BY REMOVING LIQUID THEREFROM
    • F26B11/00Machines or apparatus for drying solid materials or objects with movement which is non-progressive
    • F26B11/12Machines or apparatus for drying solid materials or objects with movement which is non-progressive in stationary drums or other mainly-closed receptacles with moving stirring devices
    • F26B11/14Machines or apparatus for drying solid materials or objects with movement which is non-progressive in stationary drums or other mainly-closed receptacles with moving stirring devices the stirring device moving in a horizontal or slightly-inclined plane
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F26DRYING
    • F26BDRYING SOLID MATERIALS OR OBJECTS BY REMOVING LIQUID THEREFROM
    • F26B23/00Heating arrangements
    • F26B23/02Heating arrangements using combustion heating
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F26DRYING
    • F26BDRYING SOLID MATERIALS OR OBJECTS BY REMOVING LIQUID THEREFROM
    • F26B25/00Details of general application not covered by group F26B21/00 or F26B23/00
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F26DRYING
    • F26BDRYING SOLID MATERIALS OR OBJECTS BY REMOVING LIQUID THEREFROM
    • F26B25/00Details of general application not covered by group F26B21/00 or F26B23/00
    • F26B25/04Agitating, stirring, or scraping devices
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F26DRYING
    • F26BDRYING SOLID MATERIALS OR OBJECTS BY REMOVING LIQUID THEREFROM
    • F26B3/00Drying solid materials or objects by processes involving the application of heat
    • F26B3/02Drying solid materials or objects by processes involving the application of heat by convection, i.e. heat being conveyed from a heat source to the materials or objects to be dried by a gas or vapour, e.g. air
    • F26B3/06Drying solid materials or objects by processes involving the application of heat by convection, i.e. heat being conveyed from a heat source to the materials or objects to be dried by a gas or vapour, e.g. air the gas or vapour flowing through the materials or objects to be dried

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Microbiology (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Sustainable Development (AREA)
  • Drying Of Solid Materials (AREA)
  • Treatment Of Sludge (AREA)
  • Processing Of Solid Wastes (AREA)

Abstract

本発明は、畜産糞尿滅菌乾燥システムにおいて、畜産糞尿の乾燥効率を高めるために粉砕する粉砕機10と、粉砕された畜産糞尿を移送させる移送部20と、移送部20によって移送された畜産糞尿が投入された状態で回転され、畜産糞尿を乾燥させる乾燥チャンバ30と、乾燥チャンバ30内の投入された畜産糞尿を乾燥させるために、乾燥チャンバ30内に、燃焼装置42の燃焼ガスが供給されうるようにする燃焼部40と、燃焼装置42の燃焼ガスによって乾燥され、体積が低減された畜産糞尿が排出される乾燥糞尿排出部50と、畜産糞尿の乾燥過程で生じた排気ガスを大気に排出するためにフィルタリングする排気ガス処理部60と、によって構成され、乾燥チャンバ30で乾燥される畜産糞尿は、燃焼ガスと熱交換される過程において燃焼されず、水分が低減され、微生物及び悪臭だけ除去されることを特徴とする。【選択図】図1

Description

本発明は、燃焼装置の燃焼によって生じる高温の燃焼ガスを利用し、畜産糞尿を乾燥させることができる畜産糞尿滅菌乾燥システム及び乾燥方法に関する。
畜産業の発達により、糞尿の俳出量が増大しており、糞尿には、飼料、及び飼育舎を掃除するための水などがさらに含まれるので、廃棄物の発生量が増大している。
畜産廃棄物は、有機質肥料としての性質を有しているが、その形態が、固体と液体との混合物であり、悪臭が発生するだけではなく、大量に発生するので、それをそのまま全量を肥料として活用することができないために、放置されている実情である。
畜産廃棄物が放置される場合、浸出水により、土壌及び河川などが汚染され、害虫の棲息などにより、生活環境が害されることになり、最近、飲食物廃棄物や畜産廃棄物の処理は、大きい社会問題として取り上げられている。
それを解決するために、飲食物や畜産糞尿を、微生物処理方式、間接熱活用乾燥方式、押出方式、沈澱方式のような多様な形態で処理しているが、完全な処理がなされず、処理過程時間に長くかかり、臭いや細菌のような問題がある。
本発明の目的は、畜産糞尿を乾燥させて処理するにおいて、短時間内に処理が可能でありつつ、畜産糞尿から発生する悪臭や細菌も共に処理することができる高温の燃焼ガスを利用した畜産糞尿滅菌乾燥システム及び乾燥方法を提供するところにある。本願発明の目的は、畜産糞尿が燃焼されずに、乾燥(水分低減)及び悪臭除去だけが乾燥チャンバでなされることにより、乾燥チャンバから排出される畜産糞尿を、木材パレット(wood pallet)を代替することができる燃料に転換させ、新規化石燃料を使用せず、熱併合発電所、産業用ボイラー、農家ハウス施設などに直接使用することができる再生エネルギー源の燃料を供給するところにある。
前述目的による本発明は、畜産糞尿滅菌乾燥システムにおいて、畜産糞尿の乾燥効率を高めるために粉砕する粉砕機10と、粉砕された畜産糞尿を移送させる移送部20と、移送部20によって移送された畜産糞尿が投入された状態で回転され、畜産糞尿を乾燥させる乾燥チャンバ30と、乾燥チャンバ30内の投入された畜産糞尿を乾燥させるために、乾燥チャンバ30内に、燃焼装置42の燃焼ガスが供給されうるようにする燃焼部40と、燃焼装置42の燃焼ガスによって乾燥され、体積が低減された畜産糞尿が排出される乾燥糞尿排出部50と、畜産糞尿の乾燥過程で生じた排気ガスを大気に排出するためにフィルタリングする排気ガス処理部60と、によって構成され、
前記乾燥チャンバ30で乾燥される畜産糞尿は、燃焼ガスと熱交換される過程において燃焼されず、水分が低減され、微生物及び悪臭だけ除去されることを特徴とする。
本発明は、燃焼装置の燃焼によって生じる高温の燃焼ガスを利用し、直接畜産糞尿を乾燥させることにより、短時間内に乾燥がなされうる効果があり、高温の燃焼ガスによって乾燥がなされることにより、畜産糞尿から発生する悪臭や細菌も共に除去することができるという効果がある。すなわち、本願発明は、畜産糞尿成分が含まれていない純粋な燃料の燃焼によって生じた高温の燃焼ガスが、他の媒介体なしに、直接乾燥チャンバに供給され、該乾燥チャンバで乾燥される畜産糞尿は、燃焼されずに水分が低減されて乾燥されると共に、細菌及び悪臭成分のみ燃焼ガスによって選択的に燃焼されることにより、該乾燥チャンバから排出される結果物は、再生エネルギー用燃料として使用されるように、十分な熱エネルギーを含んでいることにより、従来の畜産糞尿処理システムが、単に肥料の生産や、燃焼された廃棄物を生産することに比べ、本願発明は、アップサイクリングが可能な再生エネルギー用燃料を提供することができる。
本発明の実施形態による高温の燃焼ガスを利用した畜産糞尿滅菌乾燥システムの全体構成を示す図である。 図1の構成を概略的に図示したブロック図である。 本発明の燃焼部の詳細構成について説明するブロック図である。 本発明の排気ガス処理部の詳細構成について説明するブロック図である。 本発明の実施形態による高温の燃焼ガスを利用した畜産糞尿滅菌乾燥方法の乾燥過程について説明するフローチャートである。
以下、添付図面を参照し、本発明の望ましい実施例について詳細に説明する。
図1は、本発明の実施形態による高温の燃焼ガスを利用した畜産糞尿滅菌乾燥システムの構成について説明する図面であり、図2は、その構成について概略的に説明するブロック図である。
本発明の畜産糞尿滅菌システムは、畜産糞尿の乾燥効率を高めるために粉砕する粉砕機10と、粉砕された畜産糞尿を移送させる移送部20と、移送部20によって移送された畜産糞尿が投入された状態で回転され、畜産糞尿を乾燥させる乾燥チャンバ30と、乾燥チャンバ30内の投入された畜産糞尿を乾燥させるために、乾燥チャンバ30内に、燃焼装置42の燃焼ガスが供給されうるようにする燃焼部40と、燃焼装置42の燃焼ガスによって乾燥され、体積が低減された畜産糞尿が排出される乾燥糞尿排出部50と、畜産糞尿の乾燥過程で生じた排気ガスを大気に排出するためにフィルタリングする排気ガス処理部60と、によって構成される。
前記粉砕機10は、畜産糞尿の乾燥が効率的になされるように細かく粉砕することになり、粉砕された畜産糞尿は、下部に設けられた移送部20によって移送される。
一実施形態として、前記移送部20は、コンベヤ形態で設けられ、粉砕された畜産糞尿を乾燥チャンバ30に移送することになる。
移送部20によって移送される畜産糞尿が乾燥チャンバ30に投入され、乾燥がなされ、乾燥燃焼室は、ロータリーキルン形態の乾燥器が設けられうる。
前記乾燥チャンバ30は、粉砕された畜産糞尿が連続して投入される過程において、乾燥されたものと、未乾燥の畜産糞尿とが一定に混合されるようにし、水分により、畜産糞尿が塊になったり、練り状になったりすることを防止することができ、内側に、多数の羽が設けられており、畜産糞尿が効果的に混合され、乾燥性能が高くなるのである。
さらには、本発明においては、乾燥チャンバ30による畜産糞尿の乾燥時、燃焼装置42の燃焼による高温の燃焼ガスを、乾燥チャンバ30内に供給することにより、畜産糞尿が早く乾燥されるようにすると共に、畜産糞尿の乾燥時に発生することになる悪臭と細菌とが、高温の燃焼ガスによって燃焼されて除去されるようにする燃焼部40が構成されるのである。
図3は、本発明の燃焼部40の詳細構成について説明するブロック図である。
燃焼装置42の燃焼のための燃料が供給される燃料タンク41と、燃料タンク41の燃料を燃焼させる燃焼装置42と、燃焼装置42による、燃焼時に生じる燃焼ガスが生じる燃焼室43と、燃焼装置42による燃焼時、燃焼ガス量、燃焼ガスの流速、燃焼ガスの温度が一定になるようにしながら、燃焼管で生じた燃焼ガスが乾燥チャンバ30に供給されるようにする送風機44と、によって構成される。
前記燃料タンク41は、LPG(liquefied petroleum gas)を使用することができ、液体状態の燃料を蒸発させ、LPGガスを供給して燃焼されるようにする蒸気発生器(vaporizer)が設けられうる。
前記燃焼装置42は、燃料を燃焼させ、高温の燃焼ガスが発生するようにし、燃焼室43における燃焼によって生じる燃焼ガスが直接乾燥チャンバ30に供給され、畜産糞尿の乾燥が効率的になされることになる。
このとき、燃焼室43内の燃焼が効率的になされるようにし、最適化された状態で畜産糞尿が乾燥されるように送風機44が設けられ、燃焼室43における燃焼速度、燃料と空気との最適燃焼比率、燃焼ガス量、燃焼ガスの流速、燃焼ガスの温度条件を最適化させうる。
一実施形態として、燃焼室43内で生じる燃焼ガスの温度は、送風機44によって調節され、畜産糞尿の乾燥時に発生する悪臭が除去されるように、800~1550℃温度の燃焼ガスが生じるようにする。
一般的に、悪臭のような臭いは、800℃以上で2~3秒間燃焼されれば、消えることにより、本発明においては、燃焼室43で生じる燃焼ガスの温度が800℃以上になるように、送風機44によって温度を調節することになる。
また、前述の温度でもって、悪臭だけではなく、細菌も共に除去されうる。すなわち、本発明の核心的な特徴は、前記乾燥チャンバ30で乾燥される畜産糞尿は、燃焼ガスと熱交換される過程において燃焼されず、水分が低減され、微生物及び悪臭だけ除去されるのである。さらに具体的には、乾燥チャンバ30に投入される畜産糞尿が、乾燥チャンバ30において、高温の燃焼ガスと直接接触しながら乾燥される過程において、該畜産糞尿が燃焼されずに、乾燥(水分低減)及び悪臭除去だけなされるように構成されることにより、乾燥チャンバ30から排出される畜産糞尿に別途の添加物を混合せず、直接、発電所、産業用ボイラー、農家ハウス施設などで使用することができる再生原料として使用されうるという長所がある。すなわち、本願発明の核心的な構成は、畜産糞尿が、燃焼ガスと直接接触して熱交換が行われるにもかかわらず、畜産糞尿が燃焼されずに、乾燥と悪臭除去だけがなされるように、乾燥チャンバ30の温度が制御されうるように構成された点にある。
再び図2を参照すれば、乾燥チャンバ30によって乾燥が完了した畜産糞尿は、乾燥糞尿排出部50を介して排出されて別途に廃棄し、乾燥中に生じた排気ガスは、排気ガス処理部60を介してフィルタリングし、大気中に排出することになる。
図4は、排気ガス処理部60の詳細構成について説明するブロック図である。
本発明の排気ガス処理部60は、乾燥時に生じた排気ガスから、排出される前に排気ガスに含まれた粉塵のような異物を除去する集塵機61と、乾燥チャンバ30で乾燥される過程で除去されえなかった悪臭が、排気ガスと共に排出されえないようにフィルタリングする吸着フィルタ62と、畜産糞尿が燃焼ガスと接触して乾燥がなされるように、乾燥チャンバ30内部の圧力が負圧に維持されるようにし、乾燥時に生じる熱気、粉塵、臭いが外部に放出されないようにする排風機63と、吸着フィルタ62を通過した排気ガスが大気に排出される前、一部を燃焼室43に再循環させ、乾燥効率を上昇させるための排気ガス循環炉65と、臭いと異物との除去が完了した排気ガスを大気に排出する排出口64と、によって構成される。
前記集塵機61は、畜産糞尿の乾燥後、排風機63を介して吸入されて排出される排気ガスに含まれた粉塵や灰のような異物を除去するために設けられ、凝縮された水分も除去されうる。
集塵機61によって異物が除去された排気ガスは、乾燥チャンバ30における乾燥過程において、高温の燃焼ガスによって除去されえなかった悪臭を最終的に除去するために、吸着フィルタ62を通過することになる。
畜産糞尿の乾燥過程で発生する悪臭は、燃焼ガスによってほとんど除去されるのであるが、一部残余臭が、排気ガスを介して排出されうることにより、吸着フィルタ62によってさらに1回フィルタリングし、有害物質がいずれも除去された排気ガスが排出されるようにする。
前記排風機63は、吸着フィルタ62の後端に設けられ、乾燥チャンバ30内の圧力が負圧に維持されるようにし、乾燥時に生じる熱気、粉塵、臭いが外部に放出されないようにしながら、排気ガスが排出されて循環されるようにする。
集塵機61と吸着フィルタ62とを介し、異物と臭いとが除去された排気ガスは、排出口64を介して大気に排出され、排出される排気ガスには、CO、CO2、NOxなどが含まれず、環境汚染が発生しないのである。
このとき、排出される一部排気ガスは、排気ガス循環炉65を介し、再び燃焼室43に循環されるようにして再使用することにより、乾燥効率を高めることになる。排気ガス循環炉65を介し、燃焼室43に循環される排気ガスは、乾燥チャンバ30に供給される燃焼ガスの温度を調節すると共に、燃焼ガスと接触される部位の酸素(O2)の濃度を調節することにより、乾燥チャンバ30で乾燥される畜産糞尿が燃焼されない状態でもって、乾燥を可能にする。排出される排気ガスは、熱気を有している状態であることにより、捨てられる熱源を再使用することにより、熱エネルギーの消費を減らすことができるのである。
以下においては、図5を参照し、高温の燃焼ガスを利用した畜産糞尿滅菌乾燥方法について説明する。
まず、乾燥させようとする畜産糞尿を、乾燥が容易になされるように、粉砕機10によって細かく粉砕することになる。
粉砕された畜産糞尿は、移送部20によって移送され、移送された畜産糞尿は、粉砕された畜産糞尿を乾燥させるための乾燥チャンバ30に供給される。
乾燥チャンバ30内に供給される畜産糞尿が供給されながら、乾燥チャンバ30は、回転されながら、内部に投入された畜産糞尿を混合しながら乾燥させることになり、燃焼装置42の燃焼によって生じる高温の燃焼ガスが、乾燥チャンバ30内に供給されるようにし、短時間内に乾燥がなされるようにしながら、乾燥時に発生する悪臭と細菌とが除去されるようにする。さらに具体的には、前述の乾燥させる段階において、燃焼ガスは、前記燃焼装置42に直接供給され、乾燥される畜産糞尿は、燃焼ガスと熱交換される過程において燃焼されず、水分が低減され、微生物及び悪臭だけ除去される。
乾燥チャンバ30によって乾燥が完了した畜産糞尿は、乾燥糞尿排出部50を介して別途に排出されて処理され、乾燥時に生じる排気ガスは、設けられた排風機63を介して誘導されて排出される。
排出される排気ガスは、集塵機61を介し、排気ガスに含まれた粉塵のような異物を除去することになり、異物が除去された後、吸着フィルタ62を介し、さらに1回排気ガスの臭いを除去するようにフィルタリングする。
集塵機61と吸着フィルタ62とによって異物と臭いとが除去され、無害な排気ガスは、排出口64を介して大気に排出されることになり、このとき、排出される排気ガスの一部は、排気ガス循環炉65を介し、燃焼室43に循環させ、再使用されるようにする。
前述の本発明の説明においては、具体的な実施形態について説明されたが、さまざまな変形が、本発明の範囲から外れずに実施されうる。従って、本発明の範囲は、説明された実施形態よって定められるものではなく、特許請求の範囲、及び該特許請求の範囲と均等なところによってさだめられるのである。
本発明は、畜産糞尿滅菌乾燥システムにおいて、畜産糞尿の乾燥効率を高めるために粉砕する粉砕機10と、粉砕された畜産糞尿を移送させる移送部20と、移送部20によって移送された畜産糞尿が投入された状態で回転され、畜産糞尿を乾燥させる乾燥チャンバ30と、乾燥チャンバ30内の投入された畜産糞尿を乾燥させるために、乾燥チャンバ30内に、燃焼装置42の燃焼ガスが供給されうるようにする燃焼部40と、燃焼装置42の燃焼ガスによって乾燥され、体積が低減された畜産糞尿が排出される乾燥糞尿排出部50と、畜産糞尿の乾燥過程で生じた排気ガスを大気に排出するためにフィルタリングする排気ガス処理部60と、によって構成され、
前記乾燥チャンバ30で乾燥される畜産糞尿は、燃焼ガスと熱交換される過程において燃焼されず、水分が低減され、微生物及び悪臭だけ除去されることを特徴とする。
また、燃焼部40は、燃焼装置42の燃焼のための燃料が供給される燃料タンク41と、燃料タンク41の燃料を燃焼させる燃焼装置42と、燃焼装置42による燃焼時に生じる燃焼ガスが生じる燃焼室43と、燃焼装置42による燃焼の時、燃焼ガス量、燃焼ガスの流速、燃焼ガスの温度が一定になるようにしながら、燃焼管で生じた燃焼ガスを乾燥チャンバ30に供給されるようにする送風機44と、によって構成されることが望ましい。
また、燃焼部40で生じる燃焼ガスの温度は、800~1550℃であることが望ましい。
また、排気ガス処理部60は、乾燥時に生じた排気ガスから、排出される前に排気ガスに含まれた粉塵のような異物を除去する集塵機61と、乾燥チャンバ30で乾燥される過程で除去されえなかった悪臭が排気ガスと共に排出されえないようにフィルタリングする吸着フィルタ62と、畜産糞尿が燃焼ガスと接触して乾燥がなされるように、乾燥チャンバ30内部の圧力が負圧に維持されるようにし、乾燥時に生じる熱気、粉塵、臭いが外部に放出されないようにする排風機63と、臭いと異物との除去が完了した排気ガスを大気に排出する排出口64と、によって構成されることが望ましい。
本発明は、畜産糞尿滅菌乾燥方法において、乾燥させようとする畜産糞尿を、乾燥が容易にくなされるように、粉砕機10によって粉砕する段階と、粉砕された畜産糞尿を、移送部20によって移送する段階と、粉砕された畜産糞尿を乾燥させるための乾燥チャンバ30に供給する段階と、畜産糞尿が供給される乾燥チャンバ30が回転されながら、内部に投入された畜産糞尿を混合して乾燥させながら、燃焼装置42の燃焼によって生じる高温の燃焼ガスが、乾燥チャンバ30内に供給されるようにして乾燥させる段階と、乾燥チャンバ30によって乾燥が完了した畜産糞尿を、乾燥糞尿排出部50を介して排出する段階と、乾燥時に生じて排出される排気ガスが、排風機63によって排出されるように誘導し、集塵機61を介して排気ガスに含まれた異物を除去する段階と、異物が除去された排気ガスを、吸着フィルタ62を介して臭いが除去されるようにフィルタリングする段階と、集塵機61と吸着フィルタ62とによって異物と臭いが除去され、無害な排気ガスを、排出口64を介して大気に排出する段階と、によってなり、
前述の乾燥させる段階において、燃焼ガスは、前記燃焼装置42に直接供給され、乾燥される畜産糞尿は、燃焼ガスと熱交換される過程において燃焼されず、水分が低減され、微生物及び悪臭だけ除去されることを特徴とする。

Claims (5)

  1. 畜産糞尿滅菌乾燥システムにおいて、
    畜産糞尿の乾燥効率を高めるために粉砕する粉砕機10と、
    粉砕された畜産糞尿を移送させる移送部20と、
    移送部20によって移送された畜産糞尿が投入された状態で回転され、畜産糞尿を乾燥させる乾燥チャンバ30と、
    乾燥チャンバ30内の投入された畜産糞尿を乾燥させるために、乾燥チャンバ30内に、燃焼装置42の燃焼ガスが供給されうるようにする燃焼部40と、
    燃焼装置42の燃焼ガスによって乾燥され、体積が低減された畜産糞尿が排出される乾燥糞尿排出部50と、
    畜産糞尿の乾燥過程で生じた排気ガスを大気に排出するためにフィルタリングする排気ガス処理部60と、によって構成され、
    前記乾燥チャンバ30で乾燥される畜産糞尿は、燃焼ガスと熱交換される過程において燃焼されず、水分が低減され、微生物及び悪臭だけ除去されることを特徴とする高温の燃焼ガスを利用した畜産糞尿滅菌乾燥システム。
  2. 燃焼部40は、
    燃焼装置42の燃焼のための燃料が供給される燃料タンク41と、
    燃料タンク41の燃料を燃焼させる燃焼装置42と、
    燃焼装置42による燃焼時に生じる燃焼ガスが生じる燃焼室43と、
    燃焼装置42による燃焼時、燃焼ガス量、燃焼ガスの流速、燃焼ガスの温度が一定になるようにしながら、燃焼管で生じた燃焼ガスが乾燥チャンバ30に供給されるようにする送風機44と、によって構成されることを特徴とする請求項1に記載の高温の燃焼ガスを利用した畜産糞尿滅菌乾燥システム。
  3. 燃焼部40で生じる燃焼ガスの温度は、800~1550℃であることを特徴とする請求項2に記載の高温の燃焼ガスを利用した畜産糞尿滅菌乾燥システム。
  4. 排気ガス処理部60は、乾燥時に生じた排気ガスから、排出される前に排気ガスに含まれた粉塵のような異物を除去する集塵機61と、
    乾燥チャンバ30で乾燥される過程で除去されえなかった悪臭が、排気ガスと共に排出されえないようにフィルタリングする吸着フィルタ62と、
    畜産糞尿が燃焼ガスと接触して乾燥がなされるように、乾燥チャンバ30内部の圧力が負圧に維持されるようにし、乾燥時に生じる熱気、粉塵、臭いが外部に放出されないようにする排風機63と、
    臭いと異物との除去が完了した排気ガスを大気に排出する排出口64と、によって構成されることを特徴とする請求項1に記載の高温の燃焼ガスを利用した畜産糞尿滅菌乾燥システム。
  5. 畜産糞尿滅菌乾燥方法において、
    乾燥させようとする畜産糞尿を、乾燥が容易になされるように、粉砕機10によって粉砕する段階と、
    粉砕された畜産糞尿を移送部20によって移送する段階と、
    粉砕された畜産糞尿を乾燥させるための乾燥チャンバ30に供給する段階と、
    畜産糞尿が供給される乾燥チャンバ30が回転されながら、内部に投入された畜産糞尿を混合して乾燥させながら、燃焼装置42の燃焼によって生じる高温の燃焼ガスが乾燥チャンバ30内に供給されるようにして乾燥させる段階と、
    乾燥チャンバ30によって乾燥が完了した畜産糞尿を、乾燥糞尿排出部50を介して排出する段階と、
    乾燥時に生じて排出される排気ガスを、排風機63によって排出されるように誘導し、集塵機61を介して排気ガスに含まれた異物を除去する段階と、
    異物が除去された排気ガスを、吸着フィルタ62を介して臭いが除去されるように、フィルタリングする段階と、
    集塵機61と吸着フィルタ62とによって異物と臭いが除去され、無害な排気ガスを排出口64を介して大気に排出する段階と、によってなり、
    前記乾燥させる段階において、燃焼ガスは、前記燃焼装置42に直接供給され、乾燥される畜産糞尿は、燃焼ガスと熱交換される過程において燃焼されず、水分が低減され、微生物及び悪臭だけ除去されることを特徴とする高温の燃焼ガスを利用した畜産糞尿滅菌乾燥方法。
JP2023575346A 2021-06-03 2021-12-20 高温の燃焼ガスを利用した畜産糞尿滅菌乾燥システム及び滅菌乾燥方法 Pending JP2024520746A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
KR10-2021-0072125 2021-06-03
KR1020210072125A KR102334325B1 (ko) 2021-06-03 2021-06-03 고온의 연소가스를 이용한 축산분뇨 멸균건조시스템
PCT/KR2021/019413 WO2022255580A1 (ko) 2021-06-03 2021-12-20 고온의 연소가스를 이용한 축산 분뇨 멸균 건조 시스템 및 멸균 건조 방법

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2024520746A true JP2024520746A (ja) 2024-05-24

Family

ID=78901349

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2023575346A Pending JP2024520746A (ja) 2021-06-03 2021-12-20 高温の燃焼ガスを利用した畜産糞尿滅菌乾燥システム及び滅菌乾燥方法

Country Status (4)

Country Link
JP (1) JP2024520746A (ja)
KR (1) KR102334325B1 (ja)
CN (1) CN117480352A (ja)
WO (1) WO2022255580A1 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102334325B1 (ko) * 2021-06-03 2021-12-06 주식회사 엔티엔에코텍 고온의 연소가스를 이용한 축산분뇨 멸균건조시스템

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4295942B2 (ja) * 2002-01-11 2009-07-15 株式会社大建 畜糞を原料とする乾燥肥料の製造設備
KR101158906B1 (ko) * 2011-05-04 2012-06-25 배상철 유기물 건조장치
KR101773792B1 (ko) * 2016-01-19 2017-09-01 코마텍에너지 주식회사 동물 사체 및 축산 폐기물 종합 처리시스템
JP6709258B2 (ja) * 2018-08-22 2020-06-10 東京瓦斯株式会社 乾燥装置
CN110207465A (zh) * 2019-07-02 2019-09-06 天津生态城环保有限公司 生物质处理装置
KR102225455B1 (ko) 2020-09-10 2021-03-09 안진우 축산분뇨 건조장치
KR102334325B1 (ko) * 2021-06-03 2021-12-06 주식회사 엔티엔에코텍 고온의 연소가스를 이용한 축산분뇨 멸균건조시스템

Also Published As

Publication number Publication date
WO2022255580A1 (ko) 2022-12-08
CN117480352A (zh) 2024-01-30
KR102334325B1 (ko) 2021-12-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA2502638C (en) Methods and systems for converting waste into energy
JP5846728B2 (ja) 有機廃棄物の炭化方法及び炭化プラント
EP2284129A1 (en) Biomass converters and processes
JPS6338240B2 (ja)
JP3051020B2 (ja) 有機廃棄物の炭化装置
KR102235558B1 (ko) 유기성 폐기물의 연료화와 부숙화 하이브리드 자원화시스템
KR101152613B1 (ko) 바이패스 라인이 구비된 슬러지 또는 폐기물 처리 시스템
KR101112581B1 (ko) 슬러지 또는 폐기물 처리 시스템
JP2024520746A (ja) 高温の燃焼ガスを利用した畜産糞尿滅菌乾燥システム及び滅菌乾燥方法
CA2545536C (en) Method and apparatus for converting animal waste into bedding or soil amendment
KR20220032699A (ko) 과열증기를 이용한 파울링이 억제된 소수성의 발전용 바이오매스 연료 제조 장치
KR102041528B1 (ko) 음식물쓰레기 및 유기성오니류의 폐수무방류 처리방법
JP2009136764A (ja) 熱処理システム及び乾燥装置
KR100261313B1 (ko) 음식찌꺼기 처리방법 및 장치
KR101885832B1 (ko) 잉여 스팀을 이용한 슬러지 건조장치
KR102487763B1 (ko) 저압 가열 증발식 분뇨 처리 장치 및 방법
JP2005305314A (ja) 固形物を含む廃液の処理システム
JP2000248282A (ja) 生物残渣の処理装置
AU2011236010B2 (en) Direct High Temperature Sewage Energy Recuperator Transformer Module
KR101023192B1 (ko) 음식물쓰레기 가열혼합 장치
JP2002146360A (ja) 有機性廃棄物からの炭化生成物の製造方法
KR102633277B1 (ko) 응축 폐수 배출이 없는 가축분뇨를 이용한 바이오차펠릿 생산 시스템
KR101117014B1 (ko) 부패성 폐기물의 바이오매스 처리에 의한 폐자원 재활용 방법 및 장치
KR200168722Y1 (ko) 하·폐수 슬러지 처리용 교반패들 기류건조장치
JP2005246152A (ja) 汚泥の熱分解加工方法とその施設

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20231201