JP2024507107A

JP2024507107A - ウルトラグリップを有するマジックピン

Info

Publication number: JP2024507107A
Application number: JP2023547547A
Authority: JP
Inventors: ニクヒル・グプタ
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 2021-02-04
Filing date: 2022-01-06
Publication date: 2024-02-16
Also published as: WO2022169546A1; US20240099431A1; AU2022216186A1; AU2022216186A9

Abstract

ピンは、（ａ）先端を有するピンシャフトと、（ｂ）ピンヘッド長を有する先端の遠位のピンシャフトの端部に取り付けられた細長いピンヘッドとを含み、細長いピンヘッドは、ピンシャフトの遠位の細長いピンヘッドの外側端部からピンシャフトの近位の細長いピンヘッドの内側端部まで延在するリブプロファイルを規定する複数のリブを有する細長いテーパ状のリブ付き構造によって特徴付けられ、上記リブプロファイルは、ピンシャフトの近位のリブプロファイルの特徴的な内側端部寸法よりも大きい特徴的な外側端部寸法を有し、細長いピンヘッドは、ピンヘッドの外側端部からピンヘッドの内側端部に向かって距離を置いて配置された複数の外方に突出する把持リングによってさらに特徴付けられる。【選択図】図１

Description

優先権の主張
本出願は、同じ名称の２０２１年２月４日に出願された米国仮出願第６３／１４５，６９６号に基づき、その優先権が主張され、その開示が参照により本明細書に組み込まれる。

本発明は、縫合に関連して使用されるピンに関し、特に、ピンの使用を容易にするために把持容易ヘッドを有するピンに関する。

縫合用途用の改良型ヘッドを有するピンが当技術分野で知られている。例えば、米国意匠特許第Ｄ８６０，６３３号において、細長いテーパ状のリブ付きヘッドを有するピンが開示される。本発明者は、米国意匠特許第Ｄ８６０，６３３号に開示される本発明者の従来のピン設計を改善しようとしていたとき、本発明の恩恵を受けることが意図されている裁縫師が、その従来設計に関して多数の問題を有することを発見した。裁縫師は、その従来設計を、特に、デニムのようなよりタフな材料に貫入しようと試みたときに、つまみあげるのが難しい、把持し、操作し、制御するのが難しいものとして評価した。したがって、本発明者は、裁縫師が述べた問題に対する考えられる解決策のために評価される幾つかの暫定的な設計を提供した。本設計は、評価されるために提出された幾つかのうちの１つに過ぎなかった。反応は、実に驚くべきであり、評価されるときに高く評価される可能性がずっと高いと本発明者が感じた設計ではなく、パネリスト達は、現在のところ提示される設計によって非常に感銘を受けた。それらは特により硬い材料に関して制御が改善され、本設計が、つまみあげ、把持し、操作し、制御することが一般に容易であるが、最も強調すべきことはデニムのような硬い材料に関してそうであると、彼らはとりわけ結論付けた。

ピンシャフトの近位に複数の突出リングを備える細長いテーパ状のリブ付きヘッドを有するピンが、特に、タフな生地を使用するときに、衣服を作っている間、操作するのが非常に容易であることが、本発明に従って見出された。

本発明によれば、ピンが提供され、ピンは、
（ａ）先端を有するピンシャフトと、
（ｂ）ピンヘッド長を有する先端の遠位のピンシャフトの端部に取り付けられた細長いピンヘッドとを備え、
細長いピンヘッドは、ピンシャフトの遠位の細長いピンヘッドの外側端部からピンシャフトの近位の細長いピンヘッドの内側端部まで延在するリブプロファイルを規定する複数のリブを有する細長いテーパ状のリブ付き構造によって特徴付けられ、上記リブプロファイルは、ピンシャフトの近位のリブプロファイルの特徴的な内側端部寸法よりも大きい特徴的な外側端部寸法を有し、上記細長いピンヘッドは、ピンヘッドの外側端部からピンヘッドの内側端部に向かって距離を置いて配置された複数の外方に突出する把持リングによってさらに特徴付けられる。

なおさらなる特徴、利点、およびさらなる態様は、次に続く議論および添付図面から明らかになる。

本発明は、同様の数字が同様の部分を指定する添付図面に関連して以下で詳細に説明される。

突出リングを有する細長いテーパ状のリブ付きヘッドを有する本発明のピンの斜視図である。図１のピンの側面図である。図２の突出リングを有する細長いテーパ状のリブ付きヘッドの拡大側面図である。図１、２，および３のリブプロファイルおよび特徴的寸法を示す概略的ダイヤグラムである。

図面を参照すると、（ａ）先端１４を有するピンシャフト１２と、（ｂ）ピンヘッド長を有する先端の遠位のピンシャフトの端部１８に取り付けられた細長いピンヘッド１６と、を備えるピン１０が示される。

細長いピンヘッド１６は、ピンシャフト１８の遠位の細長いピンヘッドの外側端部２０からピンシャフトの近位の細長いピンヘッドの内側端部２８まで延在するリブプロファイル２６を規定する複数のリブ２４を有する細長いテーパ状のリブ付き構造２２によって特徴付けられ、リブプロファイル２６は、ピンシャフトの近位のリブプロファイルの特徴的な内側端部寸法３０よりも大きい特徴的な外側端部寸法２９を有し、細長いピンヘッド１６は、ピンヘッドの外側端部２０からピンヘッドの内側端部２８に向かって距離を置いて配置された複数の外方に突出する把持リング３２、３４、３６によってさらに特徴付けられる。

好ましい実施形態において、ピンヘッド１６は、示すように全体的に円錐の形状を有し、それにより、リブプロファイルも全体的に円錐状である。だからまた、複数の外方に突出する把持リングは、ピンヘッド１６の外側端部２０よりもピンシャフトの近くに位置する。

典型的には、ピンヘッドプロファイルの特徴的な外側端部寸法２９は約２．５ｍｍ～４ｍｍである；一方、好ましい実施形態において、複数のリブは、ピンヘッドの外側端部と複数の把持リングの第１の把持リングとの間に中間プロファイル４４を規定する。中間プロファイル４４に沿って、複数のリブは、約１．５ｍｍ～約３ｍｍの特徴的な中間プロファイル寸法４６を有するが、ただし、特徴的な中間プロファイル寸法は、ピンヘッドプロファイルの特徴的な外側端部寸法２９よりも小さい。

複数の外方に突出する把持リングは、２．５ｍｍ～４ｍｍの特徴的な把持リング寸法４８を通常有するが、ただし、特徴的な把持リング寸法は、特徴的な中間プロファイル寸法４６よりも大きい。

一般に、ピンヘッドは、ピンの中心軸５２に沿う長さを指す、約１１ｍｍ～１５ｍｍの軸方向寸法５０を有し、一方、中間プロファイル４４は、約５ｍｍ～９ｍｍの軸方向寸法４５（中心軸５２に沿う）を有する。

特に好ましい実施形態において、リブプロファイル２６は、図４に概略的に示すように、ピンヘッドの外側端部から内側端部までのピンヘッドの長さにわたる徐々に小さくなる特徴的なプロファイル寸法によって特徴付けられ、ピンヘッド１６は、シャフト１２の近位に３つの外方に突出する把持リングを有する。

図４は、請求される種々の相対的寸法を概略的に示す。特徴的なプロファイル長、特徴的な把持リング寸法、および同様なものは、その長さに沿う所与の場所におけるピンヘッドの断面の最大直線寸法を指す。示す円柱構造の場合、特徴的な寸法は、単にその断面の円の直径である。他の形状の場合、断面の最も長い直線寸法は特徴的な寸法である。

本発明のピンは、細長い円柱本体を有する縫合時に使用するためのピンとして同様に説明されてもよく、細長い円柱本体は、第１の貫入端部で先端が尖り、上記細長い円柱本体の反対の第２の端部に位置する球根状把持／停止拡張部を有し、上記細長い円柱本体は、少なくとも約０．２５ｍｍ～約１．５ｍｍまでの直径を有し、上記球根状把持／停止拡張部は、上記先端から最も遠位の終端に押し込み部分を有し、上記押し込み部分は、約２ｍｍ～約５ｍｍの直径を有する凸状キャップ、および、上記球根状把持／停止拡張部内に形成されている上記細長い円柱本体を囲む複数の全体的に凸状の把持リングを有し、上記把持リングの少なくとも２つは、上記押し込み部分の上記凸状キャップから約４ｍｍ～１５ｍｍの距離だけ離間し、上記把持リングの直径は、上記球根状把持／停止拡張部の隣接部分の直径よりも少なくとも０．３５ｍｍ大きく、次の隣接する把持リングから少なくとも約２．２５ｍｍだけ分離される。

実施形態の要約
実施形態Ｎｏ．１として、ピンが提供され、ピンは、
（ａ）先端を有するピンシャフトと、
（ｂ）ピンヘッド長を有する先端の遠位のピンシャフトの端部に取り付けられた細長いピンヘッドとを備え、
細長いピンヘッドは、ピンシャフトの遠位の細長いピンヘッドの外側端部からピンシャフトの近位の細長いピンヘッドの内側端部まで延在するリブプロファイルを規定する複数のリブを有する細長いテーパ状のリブ付き構造によって特徴付けられ、上記リブプロファイルは、ピンシャフトの近位のリブプロファイルの特徴的な内側端部寸法よりも大きい特徴的な外側端部寸法を有し、上記細長いピンヘッドは、ピンヘッドの外側端部からピンヘッドの内側端部に向かって距離を置いて配置された複数の外方に突出する把持リングによってさらに特徴付けられる。

実施形態Ｎｏ．２は、ピンヘッドが、全体的に円錐の形状を有する、実施形態Ｎｏ．１によるピンである。

実施形態Ｎｏ．３は、複数の外方に突出する把持リングが、ピンヘッドの外側端部よりもピンシャフトの近くに位置する、実施形態Ｎｏ．１またはＮｏ．２によるピンである。

実施形態Ｎｏ．４は、ピンヘッドプロファイルの特徴的な外側端部寸法が約２．５ｍｍ～４ｍｍである、実施形態Ｎｏ．１～Ｎｏ．３のいずれか１つによるピンである。

実施形態Ｎｏ．５は、複数のリブが、ピンヘッドの外側端部と複数の把持リングの第１の把持リングとの間に中間プロファイルを規定し、複数のリブが、約１．５ｍｍ～約３ｍｍの特徴的な中間プロファイル寸法を有するが、ただし、特徴的な中間プロファイル寸法は、ピンヘッドプロファイルの特徴的な外側端部寸法よりも小さい、実施形態Ｎｏ．１～Ｎｏ．４のいずれか１つによるピンである。

実施形態Ｎｏ．６は、複数の外方に突出する把持リングが、２．５ｍｍ～４ｍｍの特徴的な把持リング寸法を有するが、ただし、特徴的な把持リング寸法が、特徴的な中間プロファイル寸法４６よりも大きい、実施形態Ｎｏ．１～Ｎｏ．５のいずれか１つによるピンである。

実施形態Ｎｏ．７は、ピンヘッドが、約１１ｍｍ～１５ｍｍの軸方向寸法を有する、実施形態Ｎｏ．１～Ｎｏ．６のいずれか１つによるピンである。

実施形態Ｎｏ．８は、中間プロファイルが、約５ｍｍ～９ｍｍの軸方向寸法を有する、実施形態Ｎｏ．１～Ｎｏ．７のいずれか１つによるピンである。

実施形態Ｎｏ．９は、リブプロファイルが、ピンヘッドの外側端部から内側端部までのピンヘッドの長さにわたる徐々に小さくなる特徴的なプロファイル寸法によって特徴付けられる、実施形態Ｎｏ．１～Ｎｏ．８のいずれか１つによるピンである。

実施形態Ｎｏ．１０は、３つの外方に突出する把持リングを有する、実施形態Ｎｏ．１～Ｎｏ．９のいずれか１つによるピンである。

実施形態Ｎｏ．１１は、細長い円柱本体を有する縫合時に使用するためのピンであり、細長い円柱本体は、第１の貫入端部で先端が尖り、上記細長い円柱本体の反対の第２の端部に位置する球根状把持／停止拡張部を有し、上記細長い円柱本体は、少なくとも約０．２５ｍｍから約１．５ｍｍまでの直径を有し、上記球根状把持／停止拡張部は、上記先端から最も遠位の終端に押し込み部分を有し、上記押し込み部分は、約２ｍｍ～約５ｍｍの直径を有する凸状キャップ、および、上記球根状把持／停止拡張部内に形成されている上記細長い円柱本体を囲む複数の全体的に凸状の把持リングを有し、上記把持リングの少なくとも２つは、上記押し込み部分の上記凸状キャップから約４ｍｍ～１５ｍｍの距離だけ離間し、上記把持リングの直径は、上記球根状把持／停止拡張部の隣接部分の直径よりも少なくとも０．３５ｍｍ大きく、次の隣接する把持リングから少なくとも約２．２５ｍｍだけ分離される。

Claims

ピンであって、
（ａ）先端を有するピンシャフトと、
（ｂ）ピンヘッド長を有する前記先端の遠位の前記ピンシャフトの端部に取り付けられた細長いピンヘッドと、を備え、
前記細長いピンヘッドは、前記ピンシャフトの遠位の前記細長いピンヘッドの外側端部から前記ピンシャフトの近位の前記細長いピンヘッドの内側端部まで延在するリブプロファイルを規定する複数のリブを有する細長いテーパ状のリブ付き構造によって特徴付けられ、前記リブプロファイルは、前記ピンシャフトの近位の前記リブプロファイルの特徴的な内側端部寸法よりも大きい特徴的な外側端部寸法を有し、前記細長いピンヘッドは、前記ピンヘッドの前記外側端部から前記ピンヘッドの前記内側端部に向かって距離を置いて配置された複数の外方に突出する把持リングによってさらに特徴付けられている、ピン。
前記ピンヘッドは、全体的に円錐の形状を有する、請求項１に記載のピン。
前記複数の外方に突出する把持リングは、前記ピンヘッドの前記外側端部よりも前記ピンシャフトの近くに位置する、請求項１に記載のピン。
前記ピンヘッドプロファイルの前記特徴的な外側端部寸法は約２．５ｍｍ～４ｍｍである、請求項１に記載のピン。
前記複数のリブは、前記ピンヘッドの前記外側端部と前記複数の把持リングの第１の把持リングとの間に中間プロファイルを規定し、前記複数のリブは、約１．５ｍｍ～約３ｍｍの特徴的な中間プロファイル寸法を有するが、ただし、前記特徴的な中間プロファイル寸法は、前記ピンヘッドプロファイルの前記特徴的な外側端部寸法よりも小さい、請求項１に記載のピン。
前記複数の外方に突出する把持リングは、２．５ｍｍ～４ｍｍの特徴的な把持リング寸法を有するが、ただし、前記特徴的な把持リング寸法は、前記特徴的な中間プロファイル寸法よりも大きい、請求項１に記載のピン。
前記ピンヘッドは、約１１ｍｍ～１５ｍｍの軸方向寸法を有する、請求項１に記載のピン。
前記中間プロファイルは、約５ｍｍ～９ｍｍの軸方向寸法を有する、請求項１に記載のピン。
前記リブプロファイルは、前記ピンヘッドの前記外側端部から内側端部までの前記ピンヘッドの長さにわたる徐々に小さくなる特徴的なプロファイル寸法によって特徴付けられる、請求項１に記載のピン。
３つの外方に突出する把持リングを有する、請求項１に記載のピン。
細長い円柱本体を有する縫合時に使用するためのピンであって、前記細長い円柱本体は、第１の貫入端部で先端が尖り、前記細長い円柱本体の反対の第２の端部に位置する球根状把持／停止拡張部を有し、前記細長い円柱本体は、少なくとも約０．２５ｍｍから約１．５ｍｍまでの直径を有し、前記球根状把持／停止拡張部は、前記先端から最も遠位の終端に押し込み部分を有し、前記押し込み部分は、約２ｍｍ～約５ｍｍの直径を有する凸状キャップ、および、前記球根状把持／停止拡張部内に形成されている前記細長い円柱本体を囲む複数の全体的に凸状の把持リングを有し、前記把持リングの少なくとも２つは、前記押し込み部分の前記凸状キャップから約４ｍｍ～１５ｍｍの距離だけ離間し、前記把持リングの直径は、前記球根状把持／停止拡張部の隣接部分の直径よりも少なくとも０．３５ｍｍ大きく、次の隣接する把持リングから少なくとも約２．２５ｍｍだけ分離される、ピン。