JP2024094421A - メタン生成システム - Google Patents

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Abstract

【課題】メタンの生成効率を高めることができるメタン生成システムを提供する。【解決手段】本開示に係るメタン生成システムは、二酸化炭素および水を供給する供給経路と、二酸化炭素と水から電気分解によって一酸化炭素と水素を得る電解装置と、一酸化炭素と水素を含む混合ガスから発熱反応によりメタンを含む生成物ガスを得るメタン反応器と、生成物ガスの一部である返送流体から、水を含む第1分離流体と水素を含む第2分離流体とを分離する第1分離器と、第1分離流体を電解装置に導く第1返送路、および、第2分離流体をメタン反応器に導く第2返送路、を有する第1循環経路と、供給経路によって供給される水との熱交換によって、第1分離器に導入される前に返送流体を冷却する熱交換器と、を備え、第1分離器は、気液分離器であり、第2分離流体が、供給経路で供給される水または二酸化炭素との熱交換により冷却されてメタン反応器に導かれる。【選択図】図1

Description

本開示は、メタン生成システムに関する。
特許文献1は、二酸化炭素と水を用いてメタンを製造する装置を開示する。この装置は、水と二酸化炭素とを還元して、水素と一酸化炭素とを含む合成ガスを得る。この装置は、合成ガスからメタンを生成させる。
特開2022-22978号公報
前記技術では、メタンの生成効率が低くなる可能性があった。
本開示は、上記の事情に鑑みて、メタンの生成効率を高めることができるメタン生成システムを提供することを目的とする。
本開示に係るメタン生成システムの一つの態様は、二酸化炭素および水を供給する供給経路と、前記二酸化炭素と前記水から電気分解によって一酸化炭素と水素を得る電解装置と、前記一酸化炭素と前記水素を含む混合ガスからメタンを含む生成物ガスを得るメタン反応器と、前記生成物ガスの一部である返送流体から、水を含む第1分離流体と水素を含む第2分離流体とを分離する第1分離器と、前記第1分離流体を前記電解装置に導く第1返送路、および、前記第2分離流体を前記メタン反応器に導く第2返送路、を有する第1循環経路と、を備える。
本開示によれば、メタンの生成効率を高めることができるメタン生成システムを提供できる。
実施の形態1に係るメタン生成システムの模式図である。 実施の形態2に係るメタン生成システムの模式図である。 実施の形態3に係るメタン生成システムの模式図である。 実施の形態4に係るメタン生成システムの模式図である。 実施の形態5に係るメタン生成システムの模式図である。 実施の形態6に係るメタン生成システムの模式図である。 実施の形態7に係るメタン生成システムの模式図である。 実施の形態8に係るメタン生成システムの模式図である。
以下、図面を参照しながら、本開示の実施の形態について説明する。なお、本開示の範囲は、以下の実施の形態に限定されず、本開示の技術的思想の範囲内で任意に変更可能である。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1におけるメタン生成システムを示す模式図である。
図1に示すように、メタン生成システム1は、供給経路10と、共電解装置20と、メタン反応器30と、第1分離器40と、第1循環経路50と、を備える。
供給経路10は、図示しない供給源から供給された二酸化炭素および水を共電解装置20に導く。供給経路10は、例えば、二酸化炭素と水との混合流体を共電解装置20に導く。供給経路10は、二酸化炭素を導く第1供給路と、水を導く第2供給路とを備えていてもよい。供給経路10には、水を気化させる蒸発器(水蒸気生成部)が設けられていてもよい。
共電解装置20は、例えば、カソード電極およびアノード電極を有する固体酸化物形電解セルを備える。固体酸化物形電解セルには、例えば、酸素イオン伝導性を有する固体酸化物が用いられる。電解質としては、ジルコニア系酸化物などが用いられる。共電解装置20は、電解装置の一例である。
共電解装置20は、供給経路10から供給された二酸化炭素および水を固体酸化物形電解セルのカソード電極に供給する。固体酸化物形電解セルにおける共電解に用いられる水は、水蒸気であることが望ましい。
共電解装置20は、固体酸化物形電解セルを加熱する加熱装置を備えていてもよい。加熱装置は、固体酸化物形電解セル内の温度を共電解反応に適した温度に調整することができる。
固体酸化物形電解セルに供給される二酸化炭素と水との比率は、目的とする混合ガスの成分(一酸化炭素、水素)の比率に応じて定めることができる。
共電解装置20は、二酸化炭素(CO)および水(HO)から、共電解によって一酸化炭素(CO)および水素(H)を含む混合ガスを得る。共電解は、例えば、以下に示す式(I)に従って進行する。この反応は、吸熱反応である。
CO+HO→CO+H+O ・・・(I)
共電解装置20では、例えば、再生可能エネルギー(例えば、太陽光発電、風力発電等)を用いて生成された電力を用いて共電解を行うことができる。再生可能エネルギーを用いて得られたメタンは、燃焼利用しても追加的な二酸化炭素の発生がないことから、地球温暖化に影響しないカーボンニュートラル燃料と考えることができる。
本実施の形態では、二酸化炭素および水から共電解によって一酸化炭素および水素を得る共電解装置20が用いられるが、一酸化炭素および水素(H)を得るための装置は共電解装置に限らない。例えば、二酸化炭素を電気分解して一酸化炭素を得る工程と、水を電気分解して水素(H)を得る工程とを独立に行う電解装置を用いることもできる。
共電解装置20で得られる混合ガスは、一酸化炭素および水素(H)だけでなく、未反応の二酸化炭素および水を含む。
共電解装置20の入口は、供給経路10が接続された箇所である。共電解装置20の出口は、混合ガスが導出される箇所である。
メタン反応器30は、一酸化炭素(CO)および水素(H)から、メタン化反応によって、メタン(CH)および水(HO)を含む生成物ガスを得る。メタン化反応は、例えば、以下に示す式(II)に従って進行する。この反応は、発熱反応である。
CO+3H→CH+HO ・・・(II)
メタン反応器30は、混合ガスが接触するメタン化触媒を備えることが好ましい。メタン化触媒としては、Ni触媒、Ru触媒などが挙げられる。メタン化触媒は、メタン化反応を促進する。
メタン反応器30は、混合ガスからメタノールを生成させ、メタノールからメタンを生成させてもよい。
メタン反応器30で得られる生成物ガスは、メタンおよび水だけでなく、未反応の一酸化炭素、水素(H)、二酸化炭素などを含む。
生成物ガスは、排出経路60を通して系外に排出される。排出された生成物ガスは、例えば、都市ガスなどの原料として、ガス製造設備などに送られる。
メタン反応器30の入口は、共電解装置20から混合ガスが導入される箇所である。メタン反応器30の出口は、排出経路60が接続された箇所である。
第1分離器40は、生成物ガスの一部である返送流体F1から、水を含む第1分離流体F2と、水素(H)を含む第2分離流体F3とを分離する。
第1分離器40には、例えば、吸着分離、膜分離、冷却分離、遠心分離、重力分離、気液分離などの分離手法が採用される。第1分離器40には、これらの分離手法のうち1つを採用してもよいし、2以上を組み合わせてもよい。
吸着分離を用いた第1分離器40は、例えば、特定の成分を吸着剤、吸着液などに吸着させて分離する。吸着剤としては、シリカゲル、ゼオライト、活性炭などが挙げられる。具体的には、水を含む成分を吸着剤に吸着させることによって、この成分を、水素(H)を含む他の成分と分離することができる。吸着剤は、粒状、粉状などであってよい。粒状は、例えば、ビーズ状(球形)、ペレット状(円柱形)などである。粉状の吸着剤を用いる場合、吸着剤は基材の表面に担持させてもよい。基材は、例えば、ハニカム形状であってもよい。
吸着分離を用いた第1分離器40は、吸着剤から被吸着物を分離する機能を有する。第1分離器40は、例えば、加熱装置を備える。加熱装置は、吸着剤を加熱することによって吸着剤から被吸着物を分離させる。第1分離器40は、減圧ポンプなどの減圧装置を備えていてもよい。減圧装置は、吸着剤を減圧下に置くことで、吸着剤から被吸着物を分離させる。
膜分離を用いた第1分離器40は、例えば、低分子成分が透過できる透過膜を用いて特定の成分を他の成分から分離する。具体的には、例えば、水素(H)を含む成分を、パラジウム透過膜を用いて、水を含む成分から分離することができる。
冷却分離を用いた第1分離器40は、例えば、冷却により特定の成分を液化させて他の成分(気体)から分離する。具体的には、例えば、水を含む成分を液化させ、水素(H)を含む気体と分離することができる。
遠心分離を用いた第1分離器40は、例えば、冷却により特定の成分(水を含む成分)を液化させ、この成分を遠心力によって他の成分(水素(H)を含む気体)から分離する。重力分離を用いた第1分離器40は、例えば、冷却により特定の成分(水を含む成分)を液化させ、この成分を重力によって他の成分(水素(H)を含む気体)から分離する。気液分離を用いた第1分離器40は、例えば、冷却により特定の成分(水を含む成分)を液化させ、この成分を重力、遠心力、表面張力などによって他の成分(水素(H)を含む気体)から分離する。
第1循環経路50は、導出路51と、第1返送路52と、第2返送路53と、を備える。
導出路51は、メタン反応器30と第1分離器40とを接続する。導出路51の始端(第1端)はメタン反応器30の出口に近い位置に接続される。導出路51の終端(第2端)は第1分離器40に接続される。導出路51は、メタン反応器30から、生成物ガスの一部を返送流体F1として取り出す。導出路51は、返送流体F1を第1分離器40に導く。
第1返送路52は、第1分離器40と供給経路10とを接続する。第1返送路52の始端(第1端)は第1分離器40に接続される。第3返送路552の終端(第2端)は供給経路10に接続される。第1返送路52は、第1分離流体F2を、供給経路10を通して共電解装置20に導くことができる。なお、第1返送路52は、第1分離器40と共電解装置20とを接続していてもよい。
第2返送路53は、第1分離器40とメタン反応器30とを接続する。第2返送路53の始端(第1端)は第1分離器40に接続される。第2返送路53の終端(第2端)はメタン反応器30の入口に近い位置に接続される。第2返送路53の終端(第2端)は、導出路51の始端(第1端)に比べてメタン反応器30の入口に近い位置にある。第2返送路53は、第2分離流体F3をメタン反応器30に導く。
排出経路60には、生成物ガスから不純物を除去する分離器が設けられていてもよい。不純物は、例えば、メタン以外の成分(二酸化炭素、水、水素(H)など)である。分離器には、例えば、吸着分離、膜分離、冷却分離、遠心分離、重力分離、気液分離などの分離手法が採用される。分離器には、これらの分離手法のうち1つを採用してもよいし、2以上を組み合わせてもよい。
吸着分離を用いた分離器は、例えば、二酸化炭素、水などを吸着剤、吸着液などに吸着させて分離する。吸着剤としては、シリカゲル、ゼオライト、活性炭などが挙げられる。
膜分離を用いた分離器は、例えば、低分子成分が透過できる透過膜を用いて特定の成分を他の成分から分離する。具体的には、水素(H)などの低分子成分を、パラジウム透過膜を用いて分離することができる。
冷却分離を用いた分離器は、例えば、冷却により特定の成分を液化させて他の成分(気体)から分離する。
遠心分離を用いた分離器は、例えば、冷却により特定の成分を液化させ、この成分を遠心力によって他の成分(気体)から分離する。重力分離を用いた分離器は、例えば、冷却により特定の成分を液化させ、この成分を重力によって他の成分(気体)から分離する。気液分離を用いた分離器は、例えば、冷却により特定の成分を液化させ、この成分を重力、遠心力、表面張力などによって他の成分(気体)から分離する。
次に、メタン生成システム1を用いたメタン製造方法の例について説明する。
本実施の形態に係るメタン製造方法は、供給工程と、電解工程と、メタン化工程と、循環工程と、を有する。
供給工程では、供給経路10によって、二酸化炭素(CO)および水(HO)を共電解装置20に導く。
電解工程では、共電解装置20において、二酸化炭素および水から、共電解によって一酸化炭素(CO)および水素(H)を含む混合ガスを得る。
メタン化工程では、メタン反応器30において、一酸化炭素および水素から、メタン化反応によって、メタン(CH)および水を含む生成物ガスを得る。生成物ガスは、メタンおよび水だけでなく、未反応の一酸化炭素、水素(H)、二酸化炭素などを含む。生成物ガスは、排出経路60を通して系外に排出される。
循環工程では、導出路51を通して、生成物ガスの一部をメタン反応器30から取り出し、返送流体F1として第1分離器40に導く。第1分離器40では、返送流体F1から、水(例えば、水蒸気)を含む第1分離流体F2と、水素(H)を含む第2分離流体F3とを分離する。第1分離流体F2における水(例えば、水蒸気)の濃度は、返送流体F1の水(例えば、水蒸気)の濃度より高い。第2分離流体F3における水素(H)の濃度は、返送流体F1の水素(H)の濃度より高い。
第1分離流体F2は、第1返送路52および供給経路10を通して共電解装置20に導かれる。第2分離流体F3は、第2返送路53を通してメタン反応器30に導かれる。
メタン生成システム1は、第1分離流体F2を共電解装置20に導く第1返送路52と、第2分離流体F3をメタン反応器30に導く第2返送路53とを備える。
メタン生成システム1によれば、未反応物である水素(H)を含む第2分離流体F3がメタン反応器30に返送されるため、メタン反応器30におけるメタン化反応の効率を高めることができる。よって、メタン生成効率を高めることができる。
メタン生成システム1によれば、未反応物である水(例えば、水蒸気)を含む第1分離流体F2が共電解装置20に返送される。そのため、共電解装置20における電解反応の効率を高めることができる。第1分離流体F2は共電解装置20に返送されるため、メタン反応器30で発生した熱を共電解装置20で利用することができる。したがって、エネルギー効率を高めることができる。
メタン生成システム1では、水(例えば、水蒸気)をメタン反応器30から排出するため、メタン反応器30におけるメタン化反応の効率を高めることができる。
実施の形態2.
次に、実施の形態2に係るメタン生成システムについて説明する。本実施の形態に係るメタン生成システムは、基本的な構成が実施の形態1と同様であるため、主に、実施の形態1と異なる点を説明する。他の実施の形態と同じ構成については、同じ符号を付して説明を省略する。
図2は、実施の形態2に係るメタン生成システムの模式図である。
図2に示すように、メタン生成システム101は、第2返送路53に冷却器70を備える。冷却器70は、熱交換器であってよい。冷却器70は、水冷式、空冷式などの冷却器であってもよい。冷却器70は、第2返送路53を流れる第2分離流体F3を冷却する。
メタン生成システム101は、冷却器70によって第2分離流体F3を冷却するため、メタン反応器30における温度を、メタン化反応に適した温度とすることができる。よって、メタン反応器30におけるメタン生成効率を高めることができる。
実施の形態3.
次に、実施の形態3に係るメタン生成システムについて説明する。他の実施の形態と同じ構成については、同じ符号を付して説明を省略する。
図3は、実施の形態3に係るメタン生成システムの模式図である。
図3に示すように、メタン生成システム201は、供給経路10(図1参照)に代えて供給経路210を備える。供給経路210は、第1供給路211と、第2供給路212と、を備える。第1供給路211は、二酸化炭素を共電解装置20に導く。第2供給路212は、水を第1供給路211に導く。そのため、第2供給路212は、水を、第1供給路211を介して共電解装置20に導くことができる。
メタン生成システム201は、熱交換器270を備える。熱交換器270は、第2供給路212と導出路51とに跨って設けられている。熱交換器270は、第2供給路212を流れる水との熱交換によって、返送流体F1を冷却することができる。返送流体F1は、冷却されることにより、特定の成分(水を含む成分)が液化する。
メタン生成システム201は、第1分離器40(図1参照)に代えて気液分離器240を備える。気液分離器240は、例えば、液体と気体とを、重力、遠心力、表面張力などによって分離する。気液分離器240は、第1分離器の一例である。
気液分離器240で得られた液体は、水を含む第1分離流体F2となる。第1分離流体F2は、第1返送路52および第1供給路211を通して共電解装置20に導かれる。気液分離器240で得られた気体は、水素(H)を含む第2分離流体F3となる。第2分離流体F3は、第2返送路53を通してメタン反応器30に導かれる。
メタン生成システム201では、熱交換器270を備えるため、第2供給路212によって供給される水を利用して返送流体F1を冷却することができる。そのため、気液分離器240におけるエネルギー効率を高めることができる。メタン生成システム201は、熱交換器270によって、温度が調整された第2分離流体F3が得られるため、メタン反応器30における温度を、メタン化反応に適した温度とすることができる。よって、メタン反応器30におけるメタン生成効率を高めることができる。
実施の形態4.
次に、実施の形態4に係るメタン生成システムについて説明する。他の実施の形態と同じ構成については、同じ符号を付して説明を省略する。
図4は、実施の形態4に係るメタン生成システムの模式図である。
図4に示すように、メタン生成システム301は、供給経路10(図1参照)に代えて供給経路310を備える。供給経路310は、二酸化炭素と水との混合流体を共電解装置20に導く。二酸化炭素の大部分は気体である。水の大部分は液体である。そのため、供給経路310を流れる混合流体は気液二相流体である。
メタン生成システム301は、熱交換器370を備える。熱交換器370は、供給経路310と導出路51に跨って設けられている。熱交換器370は、供給経路310を流れる混合流体との熱交換によって、返送流体F1を冷却することができる。返送流体F1は、冷却されることにより、特定の成分(水を含む成分)が液化する。
メタン生成システム301では、熱交換器370を備えるため、供給経路310から供給される混合流体を利用して返送流体F1を冷却することができる。そのため、気液分離器240におけるエネルギー効率を高めることができる。メタン生成システム301は、熱交換器370によって、温度が調整された第2分離流体F3が得られるため、メタン反応器30における温度を、メタン化反応に適した温度とすることができる。よって、メタン反応器30におけるメタン生成効率を高めることができる。
メタン生成システム301では、気液二相流体である混合流体を熱媒体として使用するため、伝熱性能が高められる。よって、熱交換器370において返送流体F1を効率よく冷却することができる。
実施の形態5.
次に、実施の形態5に係るメタン生成システムについて説明する。他の実施の形態と同じ構成については、同じ符号を付して説明を省略する。
図5は、実施の形態5に係るメタン生成システムの模式図である。
図5に示すように、メタン生成システム401は、供給経路10(図1参照)に代えて供給経路410を備える。供給経路410は、第1供給路411と、第2供給路412と、合流流路413と、を備える。第1供給路411は二酸化炭素を導く。第2供給路412は水を導く。合流流路413は、第1供給路411からの二酸化炭素と、第2供給路412からの水とを合流させて共電解装置20に導く。
メタン生成システム401は、熱交換器470を備える。熱交換器470は、第1供給路411と第2供給路412と導出路51に跨って設けられている。熱交換器470は、供給路411,412を流れる二酸化炭素および水との熱交換によって、返送流体F1を冷却することができる。返送流体F1は、冷却されることにより、特定の成分(水を含む成分)が液化する。
メタン生成システム401では、熱交換器470を備えるため、供給路411,412から供給される二酸化炭素および水を利用して返送流体F1を冷却することができる。そのため、気液分離器240におけるエネルギー効率を高めることができる。メタン生成システム401は、熱交換器470によって、温度が調整された第2分離流体F3が得られるため、メタン反応器30における温度を、メタン化反応に適した温度とすることができる。よって、メタン反応器30におけるメタン生成効率を高めることができる。
供給経路410は、二酸化炭素を導く第1供給路411と、水を導く第2供給路412とを備える。二酸化炭素と水とは圧力などが互いに異なる場合があるが、メタン生成システム401では、それぞれの流体に適切な条件を設定できる。
実施の形態6.
次に、実施の形態6に係るメタン生成システムについて説明する。他の実施の形態と同じ構成については、同じ符号を付して説明を省略する。
図6は、実施の形態6に係るメタン生成システムの模式図である。
図6に示すように、メタン生成システム501は、供給経路10と、共電解装置20と、メタン反応器530と、第1分離器40と、第1循環経路50と、第2分離器540と、第2循環経路550と、を備える。
メタン反応器530は、第1メタン反応部531と、第2メタン反応部532と、を備える。
第1メタン反応部531は、共電解装置20からの混合ガスから、メタン化反応によってメタンを生成させて中間ガスを得る。第2メタン反応部532は、中間ガスから、メタン化反応によってメタンを生成させて生成物ガスを得る。このように、メタン反応器530は、2段階のメタン化反応によって生成物ガスを得る。
第1循環経路50は、導出路51と、第1返送路52と、第2返送路53と、を備える。
導出路51は、第2メタン反応部532と第1分離器40とを接続する。導出路51の始端(第1端)は第2メタン反応部532の出口に近い位置に接続される。導出路51の終端(第2端)は第1分離器40に接続される。導出路51は、第2メタン反応部532から、生成物ガスの一部を返送流体F1として取り出す。導出路51は、返送流体F1を第1分離器40に導く。
第1返送路52は、第1分離器40と供給経路10とを接続する。第1返送路52は、第1分離流体F2を、供給経路10を通して共電解装置20に導くことができる。なお、第1返送路52は、第1分離器40と共電解装置20とを接続していてもよい。
第2返送路53は、第1分離器40と第2メタン反応部532とを接続する。第2返送路53の始端(第1端)は第1分離器40に接続される。第2返送路53の終端(第2端)は第2メタン反応部532の入口に近い位置に接続される。第2返送路53の終端(第2端)は、導出路51の始端(第1端)に比べて第2メタン反応部532の入口に近い位置にある。第2返送路53は、第2分離流体F3を第2メタン反応部532に導く。
第2分離器540は、第1分離器40と同様に、例えば、吸着分離、膜分離、冷却分離、遠心分離、重力分離、気液分離などの分離手法が採用される。
第2循環経路550は、導出路551と、第3返送路552と、第4返送路553と、を備える。
導出路551は、第1メタン反応部531と第2分離器540とを接続する。導出路551の始端(第1端)は第1メタン反応部531の出口に近い位置に接続される。導出路551の終端(第2端)は第2分離器540に接続される。導出路551は、第1メタン反応部531から、中間ガスの一部を返送流体F4として取り出す。導出路551は、返送流体F4を第2分離器540に導く。
第3返送路552は、第2分離器540と供給経路10とを接続する。第3返送路552の始端(第1端)は第2分離器540に接続される。第3返送路552の終端(第2端)は供給経路10に接続される。第3返送路552は、第3分離流体F5を、供給経路10を通して共電解装置20に導くことができる。なお、第3返送路552は、第2分離器540と共電解装置20とを接続していてもよい。
第4返送路553は、第2分離器540と第1メタン反応部531とを接続する。第4返送路553の始端(第1端)は第2分離器540に接続される。第4返送路553の終端(第2端)は第1メタン反応部531の入口に近い位置に接続される。第4返送路553の終端(第2端)は、導出路551の始端(第1端)に比べて第1メタン反応部531の入口に近い位置にある。第4返送路553は、第4分離流体F6を第1メタン反応部531に導く。
メタン生成システム501では、導出路551を通して、中間ガスの一部を第1メタン反応部531から取り出し、返送流体F4として第2分離器540に導く。第2分離器540では、返送流体F4から、水(例えば、水蒸気)を含む第3分離流体F5と、水素(H)を含む第4分離流体F6とを分離する。第3分離流体F5における水(例えば、水蒸気)の濃度は、返送流体F4の水(例えば、水蒸気)の濃度より高い。第4分離流体F6における水素(H)の濃度は、返送流体F4の水素(H)の濃度より高い。
メタン生成システム501では、導出路51を通して、生成物ガスの一部を第2メタン反応部532から取り出し、返送流体F1として第1分離器40に導く。第1分離器40では、返送流体F1から、水(例えば、水蒸気)を含む第1分離流体F2と、水素(H)を含む第2分離流体F3とを分離する。第1分離流体F2における水(例えば、水蒸気)の濃度は、返送流体F1の水(例えば、水蒸気)の濃度より高い。第2分離流体F3における水素(H)の濃度は、返送流体F1の水素(H)の濃度より高い。
メタン生成システム501は、第1循環経路50によって、水を含む第1分離流体F2が共電解装置20に返送されるだけでなく、第2循環経路550によって、水を含む第3分離流体F5が共電解装置20に返送される。メタン生成システム501では、水をメタン反応器530から複数箇所で排出するため、水を効果的に除去することができる。よって、メタン反応器530におけるメタン化反応の効率を高めることができる。
実施の形態7.
次に、実施の形態7に係るメタン生成システムについて説明する。他の実施の形態と同じ構成については、同じ符号を付して説明を省略する。
図7は、実施の形態7に係るメタン生成システムの模式図である。
図7に示すように、メタン生成システム601は、供給経路10と、共電解装置20と、メタン反応器530と、第1分離器40と、第1循環経路50と、第2分離器540と、第2循環経路550と、エジェクタ680を備える。メタン生成システム601は、エジェクタ680を備える点で、メタン生成システム501(図6参照)と異なる。
エジェクタ680は、流入口681と、第1吸引口682と、第2吸引口683と、流出口684と、を有する。エジェクタ680は、供給経路10に設けられている。供給経路10を流れる二酸化炭素および水は、流入口681からエジェクタ680に流入し、流出口684から流出する。二酸化炭素および水は駆動流体となる。駆動流体となる水は、気体(水蒸気)であってもよいし、液体であってもよい。
第1吸引口682は、第1返送路52の終端(第2端)に接続されている。第1分離流体F2は、吸引流体として第1吸引口682からエジェクタ680に流入する。第2吸引口683は、第3返送路552の終端(第2端)に接続されている。第2吸引口683は、第1吸引口682に対して、流れ方向の下流側にある。「流れ方向」は、流入口681から流出口684に向けて流れる二酸化炭素および水の方向である。第3分離流体F5は、吸引流体として第2吸引口683からエジェクタ680に流入する。エジェクタ680の内部には、駆動流体を噴出するノズルが設けられている。
エジェクタ680は、流入口681から流入した二酸化炭素および水を駆動流体として、第1分離流体F2および第3分離流体F5をエジェクタ680内に吸引する。第1分離流体F2および第3分離流体F5は、駆動流体である二酸化炭素および水とともに、流出口684を通してエジェクタ680から流出し、供給経路10を通って共電解装置20に供給される。
第1返送路52および第3返送路552には、第1分離流体F2および第3分離流体F5を供給経路10に送るためのポンプ等を設けてもよい。
メタン生成システム601は、エジェクタ680を備えるため、エジェクタ680によって第1分離流体F2および第3分離流体F5を供給経路10に導くことができる。そのため、例えば、ポンプのみを用いて第1分離流体F2および第3分離流体F5を供給経路10に導く場合と比較して、省エネルギー化が可能である。
メタン生成システム601は、複数の吸引口を有するエジェクタ680を用いるため、エジェクタの数を少なくできる。そのため、装置の小型化、低コスト化の点で有利となる。
実施の形態8.
次に、実施の形態8に係るメタン生成システムについて説明する。他の実施の形態と同じ構成については、同じ符号を付して説明を省略する。
図8は、実施の形態8に係るメタン生成システムの模式図である。
図8に示すように、メタン生成システム701は、供給経路10と、共電解装置20と、メタン反応器530と、第1分離器40と、第1循環経路50と、第2分離器540と、第2循環経路550と、エジェクタ780を備える。メタン生成システム701は、エジェクタ680に代えてエジェクタ780を備える点で、メタン生成システム601(図7参照)と異なる。
エジェクタ780は、第1エジェクタ部781と、第2エジェクタ部782と、を備える。
第1エジェクタ部781は、流入口783と、吸引口784と、流出口785と、を有する。第1エジェクタ部781は、供給経路10に設けられている。供給経路10を流れる二酸化炭素および水は、流入口783から第1エジェクタ部781に流入し、流出口785から流出する。二酸化炭素および水は駆動流体となる。駆動流体となる水は、気体(水蒸気)であってもよいし、液体であってもよい。第1エジェクタ部781の内部には、駆動流体を噴出するノズルが設けられている。
吸引口784は、第1返送路52の終端(第2端)に接続されている。第1分離流体F2は、吸引流体として吸引口784から第1エジェクタ部781に流入する。
第1エジェクタ部781は、流入口783から流入した二酸化炭素および水を駆動流体として、第1分離流体F2を吸引する。第1分離流体F2は、駆動流体である二酸化炭素および水とともに、流出口785を通して第1エジェクタ部781から流出する。
第2エジェクタ部782は、流入口786と、吸引口787と、流出口788と、を有する。第2エジェクタ部782は、供給経路10に設けられている。第2エジェクタ部782は、第1エジェクタ部781に対して、供給経路10における二酸化炭素および水の流れ方向の下流側に設けられている。供給経路10を流れる二酸化炭素および水は、流入口786から第2エジェクタ部782に流入し、流出口788から流出する。二酸化炭素および水は駆動流体となる。駆動流体となる水は、気体(水蒸気)であってもよいし、液体であってもよい。第2エジェクタ部782の内部には、駆動流体を噴出するノズルが設けられている。第2エジェクタ部782は、第1エジェクタ部781とは別体である。
吸引口787は、第3返送路552の終端(第2端)に接続されている。第3分離流体F5は、吸引流体として吸引口787から第2エジェクタ部782に流入する。
第2エジェクタ部782は、流入口786から流入した二酸化炭素、水および第1分離流体F2を駆動流体として、第3分離流体F5を吸引する。第3分離流体F5は、駆動流体である二酸化炭素、水および第1分離流体F2とともに、流出口788を通して第2エジェクタ部782から流出する。二酸化炭素、水、第1分離流体F2および第3分離流体F5は、供給経路10を通って共電解装置20に供給される。
メタン生成システム701は、エジェクタ780を備えるため、エジェクタ780によって第1分離流体F2および第3分離流体F5を供給経路10に導くことができる。そのため、例えば、ポンプのみを用いて分離流体F2,F5を供給経路10に導く場合と比較して、省エネルギー化が可能である。
メタン生成システム701は、エジェクタ780が、第1分離流体F2を吸引する第1エジェクタ部781と、第3分離流体F5を吸引する第2エジェクタ部782とを備える。第1エジェクタ部781と第2エジェクタ部782とは、互いに独立に運転条件を設定できる。よって、第1分離流体F2と第3分離流体F5との間で流量等の条件が異なる場合でも、第1エジェクタ部781と第2エジェクタ部782とを適切に稼働させることができる。
なお、本開示の技術的範囲は前記実施の形態に限定されず、本開示の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
例えば、実施の形態6では、メタン反応器530が2つのメタン反応部531,532を備えるが、メタン反応部の数は特に限定されない。メタン反応部の数は2以上の任意の数であってよい。メタン生成システム501は、メタン反応部の数が2つであるため2つの循環経路50,550を備えるが、循環経路の数は2以上の任意の数であってもよい。
実施の形態7では、メタン生成システム601は、供給経路10を流れる二酸化炭素および水を駆動流体として第1分離流体F2および第3分離流体F5を吸引するが、駆動流体は、二酸化炭素と水のうち少なくとも一方であってよい。
実施の形態8では、エジェクタ780は、2つの第1エジェクタ部781,782を備えるが、エジェクタ部の数は2以上の任意の数であってよい。
1,101,201,301,401,501,601,701…メタン生成システム 10,210,310,410…供給経路 20…共電解装置(電解装置) 30,530…メタン反応器 40…第1分離器 50…第1循環経路 51…導出路 52…第1返送路 53…第2返送路 70…冷却器 240…気液分離器 270,370…熱交換器 411…第1供給路 412…第2供給路 531…第1メタン反応部 532…第2メタン反応部 540…第2分離器 550…第2循環経路 551…導出路 552…第3返送路 553…第4返送路 680,780…エジェクタ 781…第1エジェクタ部 782…第2エジェクタ部 F1…返送流体 F2…第1分離流体 F3…第2分離流体 F5…第3分離流体 F6…第4分離流体

Claims (4)

  1. 二酸化炭素および水を供給する供給経路と、
    前記二酸化炭素と前記水から電気分解によって一酸化炭素と水素を得る電解装置と、
    前記一酸化炭素と前記水素を含む混合ガスから発熱反応によりメタンを含む生成物ガスを得るメタン反応器と、
    前記生成物ガスの一部である返送流体から、水を含む第1分離流体と水素を含む第2分離流体とを分離する第1分離器と、
    前記第1分離流体を前記電解装置に導く第1返送路、および、前記第2分離流体を前記メタン反応器に導く第2返送路、を有する第1循環経路と、
    前記供給経路によって供給される前記水との熱交換によって、前記第1分離器に導入される前に前記返送流体を冷却する熱交換器と、
    を備え、
    前記第1分離器は、気液分離器であり、
    前記第2分離流体が、前記供給経路で供給される前記水または前記二酸化炭素との熱交換により冷却されて前記メタン反応器に導かれる、
    メタン生成システム。
  2. 前記第2返送路に、前記第2分離流体を冷却する冷却器が設けられている、
    請求項1に記載のメタン生成システム。
  3. 前記熱交換器は、前記供給経路によって供給される前記二酸化炭素および前記水の混合流体との熱交換によって前記返送流体を冷却する、
    請求項1に記載のメタン生成システム。
  4. 前記供給経路は、前記二酸化炭素を供給する第1供給路と、前記水を供給する第2供給路とを備え、
    前記熱交換器は、前記第1供給路および前記第2供給路によって供給される前記二酸化炭素および前記水との熱交換によって前記返送流体を冷却する、
    請求項1に記載のメタン生成システム。
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