JP2024094357A - 画像処理装置、制御方法、及び制御プログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】ユーザの操作性をより一層向上させる。【解決手段】実施形態に係る画像処理装置は、画像印刷、画像スキャン、及び画像データ通信のうち少なくとも1つを用いる画像処理を行う画像処理部と、前記画像処理に関する表示内容が互いに異なる第1表示領域及び第2表示領域を含む操作画面を表示し、タッチパネル機能を有する表示部と、前記表示部に対するタッチ操作の位置及び圧力レベルを検出し、前記圧力レベルを段階的に検出可能な検出部と、受け付け可能な前記タッチ操作の圧力レベルが単一に設定されたシングル入力方式を前記第1表示領域に割り当て、受け付け可能な前記タッチ操作の圧力レベルが複数レベルに設定されたマルチ入力方式を前記第2表示領域に割り当てる制御部と、を備える。【選択図】図1
Description
本開示は、画像処理装置、制御方法、及び制御プログラムに関する。
従来、画像処理に関する操作画面を表示し、タッチパネル機能を有する表示部を備える画像処理装置が知られている。このような画像処理装置として、特許文献1には、タッチ位置及びタッチ強度を検出し、検出されたタッチ強度が閾値よりも大きいか否かに応じて、実行する機能を異ならせる画像処理装置が記載されている。この画像処理装置によれば、1つのボタンで複数の機能を実行可能とし、操作性を向上できるとされている。
第1の態様に係る画像処理装置は、画像印刷、画像スキャン、及び画像データ通信のうち少なくとも1つを用いる画像処理を行う画像処理部と、表示内容の異なる第1表示領域及び第2表示領域を有し、タッチパネル機能により操作可能な表示部と、前記表示部に対するタッチ操作の位置及び圧力レベルを検出し、前記圧力レベルを段階的に検出可能な検出部と、受け付け可能な前記タッチ操作の圧力レベルが単一に設定されたシングル入力方式を前記第1表示領域に割り当て、受け付け可能な前記タッチ操作の圧力レベルが複数レベルに設定されたマルチ入力方式を前記第2表示領域に割り当てる制御部と、を備える。
第2の態様に係る制御方法は、画像印刷、画像スキャン、及び画像データ通信のうち少なくとも1つを用いる画像処理を行う画像処理部と、表示内容の異なる第1表示領域及び第2表示領域を有しタッチパネル機能により操作可能な表示部と、を備えた画像処理装置を制御する制御方法であって、受け付け可能なタッチ操作の圧力レベルが単一に設定されたシングル入力方式を前記第1表示領域に割り当てるステップと、受け付け可能なタッチ操作の圧力レベルが複数レベルに設定されたマルチ入力方式を前記第2表示領域に割り当てるステップと、前記表示部に対するタッチ操作の位置及び前記圧力レベルを検出するステップと、を有する。
第3の態様に係る制御プログラムは、画像印刷、画像スキャン、及び画像データ通信のうち少なくとも1つを用いる画像処理を行う画像処理部と、表示内容の異なる第1表示領域及び第2表示領域を有しタッチパネル機能により操作可能な表示部と、を備えた画像処理装置を制御する制御プログラムであって、受け付け可能なタッチ操作の圧力レベルが単一に設定されたシングル入力方式を前記第1表示領域に割り当てるステップと、受け付け可能なタッチ操作の圧力レベルが複数レベルに設定されたマルチ入力方式を前記第2表示領域に割り当てるステップと、前記表示部に対するタッチ操作の位置及び前記圧力レベルを検出するステップと、を実行させる。
図面を参照しながら、実施形態に係る画像処理装置について説明する。図面の記載において、同一又は類似の部分には同一又は類似の符号を付している。
(1)実施形態の概要
まず、実施形態の概要について説明する。上述のように、受け付け可能なタッチ操作の圧力レベルが複数レベルに設定された方式(以下、「マルチ入力方式」と称する)は、マルチ入力方式に慣れたユーザや画像処理装置の操作に精通したユーザにとっては操作性を向上させることが可能である。しかしながら、マルチ入力方式に不慣れなユーザや画像処理装置の操作に精通していないユーザにとっては、マルチ入力方式を採用することによって却って操作性を損なう懸念がある。
まず、実施形態の概要について説明する。上述のように、受け付け可能なタッチ操作の圧力レベルが複数レベルに設定された方式(以下、「マルチ入力方式」と称する)は、マルチ入力方式に慣れたユーザや画像処理装置の操作に精通したユーザにとっては操作性を向上させることが可能である。しかしながら、マルチ入力方式に不慣れなユーザや画像処理装置の操作に精通していないユーザにとっては、マルチ入力方式を採用することによって却って操作性を損なう懸念がある。
以下の実施形態において、ユーザの操作性をより一層向上させることが可能な画像処理装置について説明する。
実施形態に係る画像処理装置は、画像印刷、画像スキャン、及び画像データ通信のうち少なくとも1つを用いる画像処理を行う画像処理部と、前記画像処理に関する表示内容が互いに異なる第1表示領域及び第2表示領域を含む操作画面を表示し、タッチパネル機能を有する表示部と、前記表示部に対するタッチ操作の位置及び圧力レベルを検出し、前記圧力レベルを段階的に検出可能な検出部と、受け付け可能な前記タッチ操作の圧力レベルが単一に設定されたシングル入力方式を前記第1表示領域に割り当て、受け付け可能な前記タッチ操作の圧力レベルが複数レベルに設定されたマルチ入力方式を前記第2表示領域に割り当てる制御部と、を備える。
このように、シングル入力方式が割り当てられた第1表示領域と、マルチ入力方式が割り当てられた第2表示領域とを操作画面が含み、画像処理に関する表示内容を第1表示領域及び第2表示領域で異ならせる。これにより、マルチ入力方式に不慣れなユーザや画像処理装置の操作に精通していないユーザであっても、第1表示領域を用いて画像処理装置を円滑に操作でき、操作性を損なうことを抑制できる。また、マルチ入力方式に慣れたユーザや画像処理装置の操作に精通したユーザは、第2表示領域を用いて高度な操作を実現でき、操作性を向上できる。また、表示領域ごとに適切な入力方式を割り当てることにより、操作画面が複雑化しても操作性を良好に維持しやすくなる。よって、実施形態に係る画像処理装置によれば、ユーザの操作性をより一層向上させることが可能である。
(2)画像処理装置の構成
次に、実施形態に係る画像処理装置の構成について説明する。
次に、実施形態に係る画像処理装置の構成について説明する。
(2.1)画像処理装置の全体構成
図1は、実施形態に係る画像処理装置1の機能ブロック構成を示す図である。図2は、実施形態に係る画像処理装置1の外観構成例を示す図である。
図1は、実施形態に係る画像処理装置1の機能ブロック構成を示す図である。図2は、実施形態に係る画像処理装置1の外観構成例を示す図である。
図1に示すように、画像処理装置1は、プリンタ3と、スキャナ5と、通信部7と、操作パネル9と、制御部11と、記憶部13とを有する。実施形態において、プリンタ3、スキャナ5、及び通信部7は、画像処理部10を構成する。
実施形態に係る画像処理装置1は、操作パネル9を有しているとともに、1種以上の画像処理を行うことが可能な構成を有している。実施形態では、画像処理を行うための構成として、プリンタ3、スキャナ5、及び通信部7が設けられているが、プリンタ3及びスキャナ5の一方のみを有する態様であってもよいし、通信部7を有していない態様であってもよい。
画像処理部10は、画像印刷、画像スキャン、及び画像データ通信のうち少なくとも1つを用いる画像処理を行う。例えば、画像処理の種別には、「プリント」、「コピー」、「スキャン」、及び「ファクシミリ(FAX)」がある。「コピー」は、スキャナ5で読み取った画像をプリンタ3で用紙に印刷する機能である。「プリント」は、通信部7が外部から受信したデータに基づく画像又は画像処理装置1に接続されている記録媒体(不図示)に記憶されているデータに基づく画像をプリンタ3で印刷する機能である。「スキャン」は、スキャナ5で読み取った画像をデータとして保存する機能である。保存先は、例えば、記憶部13が含む補助記憶装置(別の観点では不揮発性メモリ)、画像処理装置1に接続されている記憶媒体、又は画像処理装置1と通信部7を介して通信を行う他の機器である。「FAX」は、通信部7が電話回線を介して外部から受信したデータをプリンタ3で用紙に印刷する機能及びスキャナ5で読み取った画像データを通信部7が外部へ電話回線を介して送信する機能である。
画像処理部10は、必ずしも、プリント、コピー、スキャン、及びFAXのすべての機能(画像処理)に対応していなくてもよい。画像処理部10は、例えば、プリント、コピー、スキャン、及びFAXのうち1つのみ又は2つのみに対応していてもよい。画像処理部10は、プリント、コピー、スキャン、及びFAX以外の機能、例えば、「メール」に対応していてもよい。「メール」は、電子メールに関する設定及び/又は実行を行う機能である。この機能では、例えば、通信部7によって受信されたメールの内容の一部又は全部がプリンタ3によって印刷されてよいし、スキャナ5によって読み取られた画像のデータを通信部7がメールによって送信してもよい。
なお、「画像」は、文字のみを含むものであっても構わない。「画像データ」の形式は、種々のものとされてよく、例えば、ベクター形式であってもよいし、ラスター形式であってもよい。実施形態の説明では、便宜上、「画像」と「画像データ」とを厳密に区別しないことがある。「画像データ」は、画像処理が行われる過程において、適宜に形式の変換が行われてよい。例えば、画像データは、画像処理装置1に記憶されているときと、画像処理(例えば印刷又はFAX)が行われるときとで異なっていてよい。ただし、実施形態の説明では、便宜上、そのような形式の変換についての説明は省略し、変換前後の画像データを同一のものとして説明することがある。また、画像データは、画像処理が行われるときなどにおいて、画質が変化したり、画像の一部が切り出されたりするような変更が加えられてもよい。このような場合も、実施形態の説明では、便宜上、変更前後の画像データを区別しないことがある。
プリンタ3は、制御部11の制御下で画像印刷を行う。例えば、プリンタ3は、図2に示す給紙トレイ31に配置された用紙に印刷を行い、印刷後の用紙を排紙トレイ32に排出する。プリンタ3は、1つの給紙トレイ31のみを有していてもよいし、複数の給紙トレイ31を有していてもよい。複数の給紙トレイ31は、例えば、異なるサイズの用紙を収容することに寄与する。別の観点では、プリンタ3は、用紙のサイズを選択する機能を有していてもよい。プリンタ3は、カラー(並びにモノクロ及びグレースケール)の印刷が可能な構成であってもよいし、グレースケール(及びモノクロ)の印刷のみが可能な構成であってもよいし、モノクロの印刷のみが可能な構成であってもよい。
スキャナ5は、制御部11の制御下で画像スキャンを行う。スキャナ5は、図2に示す原稿台33又はADF(Auto Document Feeder)34にセットされた原稿に対して、原稿ガラスに沿って移動する撮像装置による撮像(スキャン)を行い、画像データを生成する。
通信部7は、制御部11の制御下で画像データ通信を行う。具体的には、通信部7は、画像処理装置1と他の機器との通信を実現する。他の機器としては、例えば、パーソナルコンピュータ(PC)、携帯端末(スマートフォン等)、他の画像処理装置及びサーバが挙げられる。サーバとしては、例えば、ファイルサーバ、メールサーバ及びWebサーバが挙げられる。通信は、他の機器と直接的に行われるものであってもよいし、ネットワークを介して間接的に行われるものであってもよい。ネットワークとしては、例えば、電話網、インターネット、プライベートネットワーク及びLAN(Local Area Network)が挙げられる。また、通信は、有線通信であってもよいし、無線通信であってもよい。画像処理装置1は、上記のような種々の通信のうち、1以上の任意の通信が可能に構成されてよい。通信部7は、特に図示しないが、上記のような種々の通信を実現するための種々の構成要素を含んでいる。通信部7は、ハードウェア的な構成(例えば、コネクタ、アンテナ、増幅器、フィルタ、RF(RadioFrequency)回路)のみを含むと捉えられてもよいし、ハードウェア的な構成に加えて、ソフトウェア的な構成を含むと捉えられてもよい。
操作パネル9は、ユーザ操作(ユーザ入力)を受け付ける操作部を構成する。操作パネル9は、タッチパネルディスプレイ91を有する。タッチパネルディスプレイ91は、タッチパネル機能を有する表示部の一例である。なお、操作パネル9は、図2に示すような1つ又は複数の物理ボタン92を有していてもよい。
タッチパネルディスプレイ91は、制御部11の制御下で画像を表示する表示部91aと、表示部91aに対するタッチ操作の位置及び圧力レベルを検出する検出部91bとを有する。
例えば、表示部91aは、液晶ディスプレイ又は有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイによって構成される。これらのディスプレイは、規則的に配列された比較的多数の画素を有しており、画像データに基づいて任意の形状を含む画像を表示可能である。表示部91aは、カラー画像を表示可能であってもよいし、グレースケール画像(及びモノクロ画像)のみを表示可能であってもよいし、モノクロ画像(2値の画像)のみを表示可能であってもよい。
検出部91bは、表示部91aに対するタッチ操作の位置及び圧力レベルを検出し、検出結果を制御部11に出力する。検出部91bは、表示部91aに重なるタッチパネルと、タッチパネルの出力をアナログ/デジタル(A/D)変換するA/D変換器とを含んでもよい。実施形態において、検出部91bは、タッチ操作の圧力レベルを段階的に検出可能に構成されている。検出部91bは、静電式のものであってもよいし、感圧式のものであってもよい。静電式のものは、指又はペンの接触又は近接に伴う、画面及び/又はその付近の静電容量の変化を検出する。感圧式のものは、画面に付与される圧力を検出する。この他、検出部91bは、弾性表面波を利用するもの、赤外光を利用するもの、電磁誘導を利用するものとされてもよい。
制御部11は、1つ又は複数のプロセッサを含んで構成され、画像処理装置1の全体を制御する。制御部11は、記憶部13に記憶されている制御プログラムを実行することによって、種々の処理を実行する。制御部11は、プリンタ3、スキャナ5、通信部7、及び操作パネル9の動作を制御する。例えば、制御部11は、操作パネル9を介してユーザからの操作(指示)を受けた場合、操作内容に応じた処理を実行する。操作パネル9は、制御部11からの指示に従い、タッチパネルディスプレイ91上で各種操作画面を表示する。なお、制御部11は、一定の動作のみを行うように構成された論理回路等を含んでいてもよい。
記憶部13は、例えば、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)及び補助記憶装置等の種々のメモリを含んで構成される。なお、制御部11及び記憶部13の組み合わせは、コンピュータとして捉えられてよい。制御部11により実行されるプログラムは、例えば、記憶部13のROM及び/又は補助記憶装置に記憶されている。
プリンタ3、スキャナ5、通信部7、操作パネル9、制御部11、及び記憶部13は、例えば、バス20によって接続されている。図1では、模式的に1本のバス20に全ての構成要素が接続されているが、複数のバスが存在してもよい。例えば、アドレスバス、データバス及びコントロールバスが設けられてよい。また、バス20と各部(3、5、7及び9等)との間にはインターフェースが介在してもよい。
図1は、あくまで模式図である。例えば、制御部11及び記憶部13は、分散して複数設けられていてよい。例えば、各部(3、5、7及び/又は9)に含まれるプロセッサ(別の観点では各部の制御を行う制御部)と、その上位のプロセッサ(各部の制御部を制御する上位の制御部)とが設けられてよい。このような場合において、制御部11は、上位の制御部と捉えられてもよいし、各部の制御部と上位の制御部との組み合わせと捉えられてもよい。上記から理解されるように、制御部11と各部(3、5,7及び/又は9)とは、必ずしも明瞭に区別可能でなくてもよい。
また、図2では、画像処理装置1の外観として、業務用の複合機の外観を例示している。しかしながら、画像処理装置1の運用方法は任意である。例えば、画像処理装置1は、家に置かれて、家庭的又は個人的に利用されてもよいし、会社に置かれて、特定かつ複数のユーザに利用されてもよいし、コンビニエンスストア等の店舗に置かれて、不特定多数のユーザに利用されてもよい。
(2.2)タッチパネルディスプレイ
図3は、実施形態に係るタッチパネルディスプレイ91について説明するための図である。
図3は、実施形態に係るタッチパネルディスプレイ91について説明するための図である。
上述のように、タッチパネルディスプレイ91は、例えば、表示部91a(表示パネル)と、表示部91aの上面に重ねて配置された検出部91b(タッチパネル)とを含む。ユーザは、表示部91aの表示内容をタッチパネル越しに視認することが可能である。
タッチパネルディスプレイ91上の任意の箇所をタッチ(押下)すると、検出部91bは、X,Y方向となる押下位置と、Z方向となる押下圧力と、に対応した連続した値であるアナログ電圧値を発生させる。押下圧力とは、タッチパネルディスプレイ91に対する押下の度合いを表すものである。押下圧力は、タッチパネル方式に応じて、例えば、タッチパネルディスプレイ91から取得される抵抗値、又はタッチパネルディスプレイ91から取得される静電容量検出値等を利用して検出可能である。
Z方向に関しては、ユーザが押下する力を数レベル以上に的確に押し分けるのは一般に困難であるので、非タッチ状態(押下されていない)、圧力レベルL(軽く押下されている)、圧力レベルH(強く押下されている)の3段階とする。圧力レベルLは、タッチ操作の圧力レベルが閾値(所定レベル)未満の状態であり、圧力レベルHは、タッチ操作の圧力レベルが閾値(所定レベル)以上の状態である。実施形態の説明において、圧力レベルLでのタッチ操作を「弱タッチ操作」と称することがあり、圧力レベルHでのタッチ操作を「強タッチ操作」と称することがある。なお、X,Y,Z方向のそれぞれの値が同時に読み取り可能か、設定によりいずれかの値の読み取りが可能かはタッチパネルディスプレイ91の構成による。
検出部91bは、発生したアナログ電圧値をデジタルデータに変換して制御部11に出力する。制御部11は、X,Y,Z方向のそれぞれのデジタルデータを検出部91bから受け取り、X,Y,Zのそれぞれの座標値を取得する。
実施形態において、タッチパネルディスプレイ91の表示部91aは、画像処理に関する表示内容が互いに異なる第1表示領域911及び第2表示領域912を含む操作画面を表示する。図3において、操作画面を左右に2分割することで第1表示領域911及び第2表示領域912を構成する一例を示しているが、操作画面を上下に2分割することで第1表示領域911及び第2表示領域912を構成してもよい。また、操作画面を3分割以上に分割してもよい。
第1表示領域911及び第2表示領域912を含む操作画面は、ホーム画面であってもよい。ホーム画面は、例えば、ユーザが画像処理装置1の利用を開始するときに表示されている画面である。別の観点では、ホーム画面は、画像処理装置1に電源が投入されたとき、画像処理装置1がスリープモードから復帰したとき、及び/又は画像処理装置1においてユーザの認証が成功したときに、立ち上げられる画面である。但し、第1表示領域911及び第2表示領域912を含む操作画面は、ホーム画面以外の画面であってもよい。
第1表示領域911は、ユーザ操作を受け付ける1つ又は複数のボタンB1(B1a,B1b,・・・)を表示する。第2表示領域912は、ユーザ操作を受け付ける1つ又は複数のボタンB2(B2a,B2b,・・・)を表示する。ボタンB1及びボタンB1に表示される情報は、テキストであってもよいし、シンボル画像であってもよい。実施形態の説明において、例えば、操作パネル9に情報が表示される、又は操作パネル9に表示されている部位(ボタン等)が情報を含むというとき、特に矛盾等が生じない限り、上記情報は、テキスト及び/又はシンボル画像によって表示されてよいものとする。「テキスト」は、例えば、文字列として表示される情報、及び/又はテキストデータに基づいて表示される情報を指してよい。従って、例えば、テキストは、画像データに基づいて表示される文字列であってもよいし、テキストデータに基づいて表示される記号又は1つのみの文字であってもよい。「シンボル画像」は、例えば、記号又は図形等として表示される情報、及び/又は画像データに基づいて表示される情報を指してよい。従って、例えば、シンボル画像は、テキストデータに基づいて表示される記号であってもよいし、画像データに基づいて表示される1以上の文字であってもよい。上記の説明から理解されるように、テキストとシンボル画像とは一部が重複した分類であって構わない。また、「ボタン」は、物理ボタン92を模したものでなくてよい。例えば、ボタンは、テキスト及び/又はシンボル画像によってのみ示され、テキスト及び/又はシンボル画像を囲む枠線を有していなくてもよい。また、別の観点では、例えば、ユーザの操作を検出する領域と、その周囲の領域との境界は、枠線又は色の相違によって表現されていなくてもよい。実施形態の説明では、便宜上、操作パネル9に対する「操作」について、「押下」、「タッチ」、「タップ」等の具体的な態様を示す用語を用いることがある。ただし、これらの用語は、「所定の操作」と上位概念化されてよい。
制御部11は、受け付け可能なタッチ操作の圧力レベルが単一に設定されたシングル入力方式を第1表示領域911に割り当てる。すなわち、制御部11は、第1表示領域911に対してシングル入力方式を設定する。例えば、制御部11は、第1表示領域911については、非タッチ状態(押下されていない)及びタッチ状態(押下された状態)の2つの段階を検出するように検出部91bを制御してもよい。或いは、制御部11は、第1表示領域911については、非タッチ状態、圧力レベルL、及び圧力レベルHの3段階の信号を検出部91bから受け取りつつ、圧力レベルL及び圧力レベルHをタッチ状態(押下された状態)としてまとめて解釈してもよい。
また、制御部11は、受け付け可能なタッチ操作の圧力レベルが複数レベルに設定されたマルチ入力方式を第2表示領域912に割り当てる。すなわち、制御部11は、第2表示領域912に対してマルチ入力方式を設定する。例えば、制御部11は、第2表示領域912については、非タッチ状態(押下されていない)、圧力レベルL(軽く押下されている)、圧力レベルH(強く押下されている)の3段階を検出するように検出部91bを制御してもよい。
これにより、画像処理に関する表示内容が互いに異なる第1表示領域911及び第2表示領域912を含む操作画面について、第1表示領域911と第2表示領域912とで入力方式を異ならせることができる。従って、マルチ入力方式に不慣れなユーザや画像処理装置1の操作に精通していないユーザであっても、第1表示領域911を用いて画像処理装置を円滑に操作でき、操作性を損なうことを抑制できる。そのような観点から、第1表示領域911は、画像処理装置1に対する基本的な操作を行うためのボタンが配置された領域とすることが好ましい。一方、マルチ入力方式に慣れたユーザや画像処理装置1の操作に精通したユーザは、第2表示領域912を用いて高度な操作を実現でき、操作性を向上できる。そのような観点から、第2表示領域912は、画像処理装置1に対する応用的な操作を行うためのボタンが配置された領域とすることが好ましい。
制御部11は、第2表示領域912中のボタンB2に対するタッチ操作を検出部91bが検出した場合、圧力レベル毎に設定された複数の表示動作のうち、当該検出したタッチ操作の圧力レベルに対応する表示動作を行うよう表示部91aを制御する。具体的には、第2表示領域912中のボタンB2が操作された場合、制御部11は、その圧力レベルが圧力レベルLであるか又は圧力レベルHであるかに応じて異なる表示動作を行うよう表示部91aを制御する。これにより、1つのボタンに複数の表示動作を割り当て可能になり、操作性を向上させることができる。また、限られた表示領域を有効に活用することが容易になる。表示動作の具体例については後述する。
(3)画像処理装置の動作例
次に、実施形態に係る画像処理装置1の動作例について説明する。図4は、実施形態に係る画像処理装置1の動作例を示す図である。
次に、実施形態に係る画像処理装置1の動作例について説明する。図4は、実施形態に係る画像処理装置1の動作例を示す図である。
ステップS1において、検出部91bは、タッチ操作を検出する。具体的には、表示部91aに表示されたボタンをユーザがタッチ(押下、タップ)すると、検出部91bは、アナログ電圧値の変化に応じてタッチ操作を検出する。
ステップS2において、検出部91bは、X,Y,Zの各方向のアナログ電圧値を検出してこれらの値から表示部91a上の座標値を求める。例えば、A/D変換器を用いてX,Y,Z方向の座標を検出する場合、検出部91bは、検出する方向それぞれに対応する検出経路に切り替えながらA/Dコンバータに接続し、検出する方向のアナログ電圧値を検出する。上述のように、Z座標は、非タッチ状態(押下されていない)、圧力レベルL(軽く押下されている)、及び圧力レベルH(強く押下されている)の3段階の値を持つ。検出部91bは、タッチ操作のX,Y,Z座標値を制御部11に出力する。
ステップS3において、制御部11は、タッチ操作のX,Y座標値(すなわち、タッチ位置)を第2表示領域912の範囲を示す座標値と比較することにより、タッチ操作のX,Y座標値が第2表示領域912内であるか否かを判定する。
タッチ操作のX,Y座標値が第2表示領域912内ではない、すなわち、タッチ操作のX,Y座標値が第1表示領域911内であると判定した場合(ステップS3:NO)、ステップS4において、制御部11は、タッチ操作のZ座標値にかかわらず、タッチ操作のX,Y座標値に対応する表示動作を行うよう表示部91aを制御する。例えば、制御部11は、タッチ操作のX,Y座標値が第1表示領域911内のいずれかのボタンB1の表示位置に対応する場合、当該ボタンB1に割り当てられた表示動作を行う。なお、当該ボタンB1がいずれかの画像処理の実行を指示する操作を受け付けるボタンである場合、制御部11は、指示された画像処理を実行するように画像処理部10を制御してもよい。
一方、タッチ操作のX,Y座標値が第2表示領域912内であると判定した場合(ステップS3:YES)、ステップS5において、制御部11は、タッチ操作のZ座標値(すなわち、圧力レベル)がHレベルであるか否かを判定する。
タッチ操作のZ座標値(圧力レベル)がHレベルではない、すなわち、Hレベルであると判定した場合(ステップS5:NO)、ステップS6において、制御部11は、タッチ操作のX,Y座標値(タッチ位置)及び圧力レベルLに対応する表示動作を行うよう表示部91aを制御する。例えば、制御部11は、タッチ操作のX,Y座標値が第2表示領域912内のいずれかのボタンB2の表示位置に対応する場合、当該ボタンB2に割り当てられた複数の表示動作のうち圧力レベルLに対応する表示動作を行う。
タッチ操作のZ座標値(圧力レベル)がHレベルであると判定した場合(ステップS5:YES)、ステップS7において、制御部11は、タッチ操作のX,Y座標値(タッチ位置)及び圧力レベルHに対応する表示動作を行うよう表示部91aを制御する。例えば、制御部11は、タッチ操作のX,Y座標値が第2表示領域912内のいずれかのボタンB2の表示位置に対応する場合、当該ボタンB2に割り当てられた複数の表示動作のうち圧力レベルHに対応する表示動作を行う。
(4)表示動作例
次に、実施形態に係る画像処理装置1の表示動作例について説明する。図5は、実施形態に係る画像処理装置1の表示動作例を示す図である。以下において、表示部91aが表示する操作画面がホーム画面101である一例について説明する。
次に、実施形態に係る画像処理装置1の表示動作例について説明する。図5は、実施形態に係る画像処理装置1の表示動作例を示す図である。以下において、表示部91aが表示する操作画面がホーム画面101である一例について説明する。
ホーム画面101は、画像処理の種別に対応した複数の機能ボタン107(107a,107b,・・・)が配列されたメニュー領域103と、過去に実行した画像処理の履歴を示す複数の履歴ボタン109(109a,109b,・・・)を含む履歴表示領域105とを有する。なお、メニュー領域103は、メイン表示領域と称されてもよい。履歴表示領域105は、タイムライン表示領域と称されてもよい。
実施形態において、メニュー領域103が第1表示領域911である。すなわち、メニュー領域103にはシングル入力方式が割り当てられている。メニュー領域103は、画像処理装置1に対する基本的な操作を行うための機能ボタン107が配置された領域であるため、マルチ入力方式に不慣れなユーザや画像処理装置1の操作に精通していないユーザであっても、メニュー領域103を用いて画像処理装置を円滑に操作できる。
また、実施形態において、履歴表示領域105が第2表示領域912である。すなわち、履歴表示領域105にはマルチ入力方式が割り当てられている。履歴表示領域105は、画像処理装置1に対する応用的な操作を行うための履歴ボタン109が配置された領域であるため、マルチ入力方式に慣れたユーザや画像処理装置1の操作に精通したユーザは、履歴表示領域105を用いて高度な操作を実現でき、操作性を向上できる。
(4.1)メニュー領域
メニュー領域103は、画像処理の種別(図5の例では、「コピー」、「プリント」、「スキャン」、「FAX」、「メール」、及び「文書ボックス」)に対応した複数の機能ボタン107(107a,107b,・・・)を有する。メニュー領域103は、スクロールバー111によってスクロール可能であってもよい。スクロールされる方向が左右方向である一例を示しているが、スクロールされる方向が上下方向であってもよい。
メニュー領域103は、画像処理の種別(図5の例では、「コピー」、「プリント」、「スキャン」、「FAX」、「メール」、及び「文書ボックス」)に対応した複数の機能ボタン107(107a,107b,・・・)を有する。メニュー領域103は、スクロールバー111によってスクロール可能であってもよい。スクロールされる方向が左右方向である一例を示しているが、スクロールされる方向が上下方向であってもよい。
機能ボタン107の数及び機能ボタン107に対応する機能の種類は適宜に設定されてよい。なお、以下では、機能ボタン107内に表示されたテキストによって、機能ボタン107を指すことがある。他のボタンについても同様である。図5において、機能ボタン107として、コピーボタン107a、プリントボタン107b、スキャンボタン107c、FAXボタン107d、メールボタン107e、及び文書ボックスボタン107fを例示している。
制御部11は、ホーム画面101のメニュー領域103内のいずれかの機能ボタン107がタップされると、表示部91aに表示される画面を、その機能ボタン107に対応する機能に係る操作を行うための画面に切り替えるよう表示部91aを制御する。例えば、コピーボタン107aがタップされた場合、制御部11は、ホーム画面101から、図6に示すコピー画面121に切り替えるよう表示部91aを制御する。
コピー画面121は、画像処理条件(ここでは、コピー条件)を設定するための複数の設定ボタン131(131a,131b,・・・)と、コピーの実行を指示するための実行ボタン132と、ホーム画面101に戻るためのキャンセルボタン(別の観点では、戻るボタン)133とを有する。なお、物理ボタン92に及び/又はキャンセルボタン(戻るボタン)が設けられている場合、実行ボタン132及び/又はキャンセルボタン(戻るボタン)133を表示させなくてもよい。
設定ボタン131の数及び種類は任意である。図6の例では、設定ボタン131は、用紙選択ボタン131a、拡大/縮小ボタン131b、濃度ボタン131c、及びページ集約ボタン131dを含む。これらについては一般的なものであるから、説明を省略する。制御部11は、設定ボタン131に対する操作に応じてコピー条件を設定する。そして、実行ボタン132がタップされると、制御部11は、コピーを実行するように画像処理部10を制御する。ホーム画面101に戻るためのボタンがタップされる、又は一定の時間が経過すると、制御部11は、コピー画面121からホーム画面101に切り替えるよう表示部91aを制御する。
なお、上記の説明とは異なり、制御部11は、機能ボタン107がタップされたときに、画像処理(例えばコピー)を実行するように画像処理部10を制御してもよい。画像処理の条件(例えばコピーの処理条件)は、処理条件を設定するための専用の機能ボタン107がタップされ、処理条件を設定する専用の画面が表示され、その画面において行われてもよい。
(4.2)履歴表示領域
図5に示すように、履歴表示領域105は、過去に実行した画像処理の履歴を示す表示領域である。
図5に示すように、履歴表示領域105は、過去に実行した画像処理の履歴を示す表示領域である。
履歴表示領域105の位置、形状及び面積は任意である。図5の例では、履歴表示領域105は、横方向を長手方向とする矩形状のホーム画面101において、横方向の一方側(図示の例では右側)に位置しており、上下方向を長手方向とする矩形状とされている。履歴表示領域105の幅は、ホーム画面101の幅に対して1/2未満又は1/3未満となっている。なお、ホーム画面101のうち、履歴表示領域105を除く大部分(例えば8割以上)は、メニュー領域103となっている。履歴表示領域105は、スクロールバー113によってスクロール可能であってもよい。スクロールされる方向が上下方向である一例を示しているが、スクロールされる方向が左右方向であってもよい。
履歴表示領域105においてスクロールにより表示可能な最大の履歴ボタン109の数は、予め定められている。例えば、履歴表示領域105においては、過去に実行した画像処理ジョブのうち直近のNジョブ(N≧2)までの履歴ボタン109を表示可能である。
複数の履歴ボタン109(109a,109b,・・・)は、例えば、履歴ボタン109に対応する画像処理が実行された日時の順で所定の方向に1列で並べられている。複数の履歴ボタン109の並び方向は任意である。複数の履歴ボタン109は、並び方向の一方側から他方側へ(図示の例では上方から下方へ)、新しい順に並べられてもよいし(図示の例)、古い順に並べられてもよいし、操作パネル9に対して所定の操作を行うことによって、新しい順及び古い順を切り替え可能であってもよい。なお、本実施形態の説明では、便宜上、新しい順に並べられることを前提とする。
機能ボタン107に対する操作を経由して画像処理を実行したとき、又は履歴ボタン109(及び利用ボタン123(図3))に対する操作を経由して画像処理を実行したとき、制御部11は、その画像処理に係る新たな履歴ボタン109を追加する。履歴ボタン109を追加する元になった画像処理と、その履歴ボタン109に対する操作を経由して行われた新たな画像処理とが同じである場合においては、履歴ボタン109が新たに追加されてもよいし、操作された履歴ボタン109に対応する画像処理の実行日時が更新される(別の観点では履歴ボタン109の表示位置が変更される)だけであってもよい。ここでいう画像処理が同じは、例えば、実行日時以外は同じであることであってよい。ただし、実行日時以外にも相違点が存在してもよい。なお、履歴ボタン109に対する操作を経由して実行された画像処理については、本実施形態の説明とは異なり、履歴ボタン109が追加されなくてもよい。
履歴ボタン109が生成される画像処理の種別は任意である。例えば、画像処理装置1が、メニュー領域103に例示した6つの機能を有していたとしても、その全てについて履歴ボタン109が生成される必要はない。例えば、「コピー」及び「プリント」(並びに「ボックス」での印刷)のように、画像処理装置1で印刷が行われる画像処理についてのみ、履歴ボタン109が生成されてもよい。また、例えば、「コピー」、「スキャン」、「FAX」及び「メール」のように、画像処理装置1でスキャンが行われる画像処理についてのみ、履歴ボタン109が生成されてもよい。また、例えば、「コピー」、「プリント」及び「スキャン」(並びに「ボックス」での印刷)のように、通信が行われない画像処理についてのみ、履歴ボタン109が生成されてもよい。
他の機器(例えばPC)から通信部7へ印刷ジョブ等を含む信号が送信されて行われる画像処理については、履歴ボタン109が追加されてもよいし、追加されなくてもよい。追加される場合、例えば、PCから画像処理装置1へ印刷ジョブを送信したユーザが、画像処理装置1の前で印刷の失敗を確認したときに、履歴ボタン109を介して再印刷を行うことができる。
上述のように、履歴表示領域105に設けられる履歴ボタン109の数は、所定の上限値以下に制限されている。換言すれば、履歴表示領域105に表示可能な履歴ボタン109(スクロールによって表示されるものを含む)の数は、所定の上限値以下に制限されている。従って、例えば、上記のように、履歴ボタン109が追加されていき、履歴ボタン109の数が上限値に到達した後、更に新たな履歴ボタン109が追加されると、最も古い履歴ボタン109は削除される。換言すれば、最も古い履歴ボタン109は、表示不可能となる。なお、上限値の具体的な値は任意であり、一例として、5個、10個又は20個である。また、上限値は、画像処理装置1の製造者によって設定され、画像処理装置1の管理者又はユーザによって変更不可能であってもよいし、画像処理装置1の管理者によって設定可能であってもよい。ユーザ毎に履歴表示領域105の表示態様を異ならせることが可能である態様では、上記上限値は、ユーザによって設定可能であってもよい。
履歴ボタン109の数が上限値に達していない場合の表示態様は任意である。例えば、上限値未満の数の履歴ボタン109のみが表示されてもよいし、ダミーの履歴ボタン(例えば内部に情報を表示しない履歴ボタン)が共に表示されて、合計で上限値の数の履歴ボタンが表示されてもよい。前者の態様においては、履歴ボタン109の数に応じて、履歴表示領域105の長さが変化してもよいし、変化しなくてもよい。
画像処理装置1は、履歴ボタン109の追加、削除及び配置に関して、上記とは異なる動作が可能であってもよい。例えば、任意の履歴ボタン109に対して、履歴利用画面201(図7参照)に切り替えるときの操作とは異なる操作(例えばロングタップ又はダブルタップ)を行うことによって、その履歴ボタン109の削除を禁止したり、その履歴ボタン109を常に最も新しい履歴ボタン109よりも上方に配置するようにしたり、その履歴ボタン109を削除したりしてよい。
複数の履歴ボタン109は、例えば、互いに同一の形状及び大きさを有していてもよいし(図示の例)、互いに異なる形状及び/又は大きさを有していてもよい。後者の例としては、画像処理の種別(コピー又はスキャン等の相違)に応じて、複数の履歴ボタン109の形状及び/又は大きさが異なる態様を挙げることができる。
各履歴ボタン109は、対応する画像処理の情報を含んでいる(示している)。当該情報としては、既述のように、例えば、画像処理が実行された日時、画像処理の種別、画像処理の条件、及び画像処理を行ったユーザ名が挙げられる。他の例としては、FAX機能及び/又はメール機能における通信先(送信先及び/又は受信先)が挙げられる。すなわち、各履歴ボタン109は、過去に実行した実行済み画像処理の種別、当該実行済み画像処理の処理条件、当該実行済み画像処理の処理日時、当該実行済み画像処理の実行ユーザ名、及び当該実行済み画像処理における送信先のうち、少なくとも1つの情報を示す。これにより、ユーザは、各履歴ボタン109が示す情報に基づいて、対応する実行済み画像処理を特定することが容易になる。
画像処理の情報は、画像処理で扱った画像データの情報を含んでもよい。画像データの情報としては、例えば、画像データのサイズ、画像処理装置1によって判別された画像の種類(文書か否か等)、及び画像データに対して画像処理装置1が付与した名前が挙げられる。
各履歴ボタン109は、上述した画像処理に関する種々の情報(例えば日時、種別、処理条件及びユーザ名)のうち、少なくとも1つ以上を表示してよい。画像処理の条件は、後述する図7の説明において例示するように、種々の具体的な条件を含む。履歴ボタン109内に画像処理の条件が表示される態様において、表示される具体的条件は適宜に選択されてよい。図5に示す履歴ボタン109aでは、色の条件(「カラー」又は「白黒」が例示)、倍率の設定(「100%」が例示)、用紙の条件(「A4」又は「自動」が例示)が例示されている。
履歴ボタン109が含んでいる画像処理の情報の種類(換言すれば履歴ボタン109に表示される項目)は、履歴ボタン109同士で同一であってもよいし、異なっていてもよい。例えば、履歴ボタン109に表示される情報の種類は、画像処理の種別によって異なっていてもよい。より具体的には、例えば、画像処理の種別がコピーである履歴ボタン109は、通信先を表示するための項目を有さない一方で、画像処理の種別がFAX又はメールである履歴ボタン109は、通信先を表示するための項目を有してよい。
このように構成された履歴表示領域105において、いずれかの履歴ボタン109に対して所定の操作(例えば1回のタッチ)を検出部91bが検出すると、制御部11は、その圧力レベルに応じて異なる表示動作を実行するよう表示部91aを制御する。以下において、履歴表示領域105における弱タッチ操作(すなわち、圧力レベルL)時の表示動作例と、履歴表示領域105における強タッチ操作(すなわち、圧力レベルH)時の表示動作例とについて説明する。
(4.2.1)履歴表示領域における弱タッチ操作時の表示動作
図7は、実施形態に係る履歴表示領域105における弱タッチ操作時の表示動作例を示す図である。ここでは、弱タッチ操作時の表示画面が履歴利用画面201であるものとする。また、図7の例では、過去に実行したFAXに関する履歴ボタン109bについて弱タッチ操作が検出されたものとする。
図7は、実施形態に係る履歴表示領域105における弱タッチ操作時の表示動作例を示す図である。ここでは、弱タッチ操作時の表示画面が履歴利用画面201であるものとする。また、図7の例では、過去に実行したFAXに関する履歴ボタン109bについて弱タッチ操作が検出されたものとする。
履歴表示領域105において、いずれかの履歴ボタン109に対して弱タッチ操作を検出部91bが検出すると、制御部11は、その履歴ボタン109に対応する履歴情報を利用するための履歴利用画面201に切り替えるよう表示部91aを制御する。
履歴利用画面201は、弱タッチ操作が検出された履歴ボタンに対応する過去の画像処理条件を初期値として今回適用する画像処理条件を設定するための画面である。履歴利用画面201により、ユーザは、過去の画像処理条件を流用し、今回適用する画像処理条件を円滑且つ速やかに設定できるようになる。
このような履歴利用画面201の表示動作は、履歴表示領域105を用いる場合における一般的な表示動作である。また、弱タッチ操作は、タップと略同義であり、一般的なユーザ操作の方法である。そのため、弱タッチ操作時の表示動作を履歴利用画面201の表示とすることにより、マルチ入力方式に不慣れなユーザや画像処理装置1の操作に精通していないユーザであっても、履歴表示領域105を円滑に活用することが容易になる。
図7の例では、履歴利用画面201は、第2表示領域912としての履歴表示領域105を維持しつつ、第1表示領域911を履歴利用領域210として用いている。すなわち、履歴利用画面201は、ホーム画面101のうち、第1表示領域911のみをメニュー領域103から履歴利用領域210に切り替えたものであってもよい。これにより、履歴利用領域210にシングル入力方式を適用することが容易になる。また、ユーザは、履歴利用領域210を閲覧しつつ、履歴表示領域105をスクロールし、現在選択中の履歴よりも好ましい他の履歴が存在するかを確認することが容易になる。
履歴利用領域210は、例えば、画像処理条件(ここでは、FAX条件)を設定するための複数の設定ボタン211(211a,211b,・・・)と、FAXの実行を指示するための実行ボタン212と、ホーム画面101に戻るための戻るボタン213とを有する。
設定ボタン211は、自己に対応する設定項目の種類を示す情報を表示する。また、設定ボタン211は、自己に対応する項目における設定状態を示す情報を表示してもよい。図示の例では、設定ボタン211の上部に設定項目の種類が示されており、設定ボタン211の下部にその項目の現在の設定状態が示されている。設定ボタン211の数及び種類は任意である。図7の例では、設定ボタン211は、宛先ボタン211a、片面/両面ボタン211b、濃度ボタン211c、及び宛先指定ボタン群211dを含む。これらについては一般的なものであるから、説明を省略する。宛先ボタン211a、片面/両面ボタン211b、及び濃度ボタン211cには、過去に実行したFAXにおける条件が初期値として表示されている。これらの初期値をそのまま流用する場合、ユーザは、実行ボタン212を操作(タップ)することで、過去に実行したFAXにおける条件と同じ条件でのFAXを円滑且つ速やかに実現できる。
初期値に対して一部の条件を変更する場合、ユーザは、該当する設定ボタン211を操作することで一部条件を変更する。そして、実行ボタン132がタップされると、制御部11は、一部変更された条件でのFAXを実行するように画像処理部10を制御する。なお、ホーム画面101に戻るためのボタンがタップされる、又は一定の時間が経過すると、制御部11は、コピー画面121からホーム画面101に切り替えるよう表示部91aを制御する。また、上述した種々の部位のレイアウトは任意であり、図7は一例に過ぎない。
但し、ホーム画面101において履歴ボタン109が選択されて履歴利用画面201に遷移したとき(遷移した直後)、種々の設定項目の初期設定は適宜なものとされてよい。例えば、履歴ボタン109に対応する画像処理の種別と同一の種別の画像処理については、履歴ボタン109に対応する画像処理が行われたときの設定が初期設定とされてよい。他の種別の画像処理についても、履歴ボタン109に対応する種別の画像処理と共通又は類似する項目については、履歴ボタン109に対応する画像処理が行われたときの設定が初期設定とされてよい。設定可能な項目(例えば処理条件)は、画像処理の種別に応じて変化するから、履歴利用画面201に表示される設定ボタン211(換言すれば設定項目)の数及び種類は変化してもよい。
(4.2.2)履歴表示領域における強タッチ操作時の表示動作
以下において、履歴表示領域における強タッチ操作時の表示動作の例として、第1表示動作乃至第5表示動作について説明する。画像処理装置1には、履歴表示領域における強タッチ操作時の表示動作として、第1表示動作乃至第5表示動作のいずれか1つがデフォルトで設定されていてもよい。
以下において、履歴表示領域における強タッチ操作時の表示動作の例として、第1表示動作乃至第5表示動作について説明する。画像処理装置1には、履歴表示領域における強タッチ操作時の表示動作として、第1表示動作乃至第5表示動作のいずれか1つがデフォルトで設定されていてもよい。
(4.2.2.1)第1表示動作
図8は、実施形態に係る履歴表示領域105における強タッチ操作時の第1表示動作を示す図である。図8の例では、図5のホーム画面101の履歴表示領域105において、過去に実行したFAXに関する履歴ボタン109bについて強タッチ操作が検出されたものとする。
図8は、実施形態に係る履歴表示領域105における強タッチ操作時の第1表示動作を示す図である。図8の例では、図5のホーム画面101の履歴表示領域105において、過去に実行したFAXに関する履歴ボタン109bについて強タッチ操作が検出されたものとする。
第1表示動作は、履歴表示領域105の複数の履歴ボタン109のうちユーザがタッチした履歴ボタン109bと同種の画像処理に関する履歴ボタンのみを並べて表示する抽出表示動作である。図8の例では、制御部11は、図5のホーム画面101の履歴表示領域105において、過去に実行したFAXに関する履歴ボタン109bについて強タッチ操作が検出されたことに応じて、履歴ボタン109bと同種の画像処理であるFAXに関する履歴ボタン109b、109d、109eを並べて表示するよう表示部91aを制御する。例えば、制御部11は、FAXに関する履歴ボタン109bについて強タッチ操作が検出された場合、すべての履歴ボタン109の中からFAXに関する履歴ボタンを抽出し、抽出した履歴ボタンを時系列順で履歴表示領域105に配置する。
これにより、画像処理装置1にFAXを実行させようとするユーザは、過去に実行したFAXに関する履歴ボタン109bについて強タッチ操作を行うことにより、過去に実行した複数回のFAXに対応する複数の履歴ボタン109b、109d、109eが抽出された状態で閲覧できる。そのため、ユーザが所望の履歴ボタンを円滑且つ容易に特定できる。
図8の例では、第1表示動作(抽出表示動作)は、第1表示領域911であるメニュー領域103を維持しつつ、ユーザが強タッチした履歴ボタン109bと同種の画像処理に関する履歴ボタン109b、109d、109eのみを履歴表示領域105(第2表示領域912)に並べて表示する動作である。これにより、例えば、画像処理装置1にFAXを実行させようとするユーザは、履歴表示領域105においてFAXに関する所望の履歴ボタンを発見できなかった場合、メニュー領域103に対する操作に容易に切り替えることが可能である。
制御部11は、第1表示動作(抽出表示動作)を中止して元の表示(すなわち、図5のホーム画面101)に戻すための戻るボタン151を表示するよう表示部91aを制御してもよい。図8の例では、戻るボタン151は、メニュー領域103の下部であって、履歴表示領域105の近傍に配置されている。制御部11は、戻るボタン151がタップされたことを検出すると、図5のホーム画面101に戻すよう表示部91aを制御する。
なお、本表示動作では、過去に実行したFAXに関する履歴ボタン109bについて強タッチ操作が検出された一例について説明したが、FAX以外の種別の画像処理に対応する履歴ボタン109についても同様な表示動作を適用できる。例えば、制御部11は、図5のホーム画面101の履歴表示領域105において、過去に実行したコピーに関する履歴ボタン109aについて強タッチ操作が検出されたことに応じて、履歴ボタン109aと同種の画像処理であるコピーに関する履歴ボタンを抽出し、抽出した履歴ボタンを並べて表示するよう表示部91aを制御する。
(4.2.2.2)第2表示動作
図9は、実施形態に係る履歴表示領域105における強タッチ操作時の第2表示動作を示す図である。図9の例では、図5のホーム画面101の履歴表示領域105において、過去に実行したFAXに関する履歴ボタン109bについて強タッチ操作が検出されたものとする。
図9は、実施形態に係る履歴表示領域105における強タッチ操作時の第2表示動作を示す図である。図9の例では、図5のホーム画面101の履歴表示領域105において、過去に実行したFAXに関する履歴ボタン109bについて強タッチ操作が検出されたものとする。
本動作例では、記憶部13は、過去に実行した画像処理で扱った画像のデータを記憶する。具体的には、記憶部13は、履歴ボタン109ごとに、画像処理の条件の情報と当該画像処理で扱った画像のデータとを対応付けて記憶する。例えば、記憶部13は、過去に実行したFAXに関する履歴ボタン109bについては、当該FAXの条件の情報と、当該FAXで送信した画像のデータとを対応付けて記憶する。
図9に示すように、第2表示動作は、記憶部13が記憶する画像のうち、ユーザが強タッチした履歴ボタン109bに対応する画像処理(ここでは、FAX)で扱った画像311を表示する画像表示動作である。具体的には、制御部11は、FAXに関する履歴ボタン109bに対する強タッチ操作を検出部91bが検出した場合、当該FAXで送信した画像のデータを記憶部13から取得し、取得したデータに基づく画像311を表示するよう表示部91aを制御する。これにより、ユーザは、表示された画像311に基づいて、過去に実際にどのような画像を画像処理(ここでは、FAX送信)したのかを把握できる。当該画像311に対する新たな画像処理(FAX送信)が可能であってもよい。当該新たな画像処理は、少なくとも一部の画像処理条件(ここでは、FAX条件)が変更されたものであってもよい。
図9の例では、制御部11は、ユーザが強タッチした履歴ボタン109bに対応する画像処理(ここでは、FAX)で扱った画像311を画像表示領域310で表示する画像表示画面301を表示するよう表示部91aを制御する。画像表示領域310は、第1表示領域911に設けられる。すなわち、画像表示画面301は、ホーム画面101のうち第1表示領域911のみをメニュー領域103から画像表示領域310に切り替えたものであってもよい。これにより、画像表示領域310にシングル入力方式を適用することが容易になる。また、ユーザは、画像表示領域310を閲覧しつつ、履歴表示領域105をスクロールし、現在選択中の履歴よりも好ましい他の履歴が存在するかを確認することが容易になる。
具体的には、画像表示領域310は、ユーザが強タッチした履歴ボタン109bに対応する画像処理で扱った画像311と、画像311を拡大して表示するための拡大ボタン312と、画像311を縮小して表示するための縮小ボタン313と、画像311をスクロールして表示するためのスクロールバー314と、当該画像処理の条件を変更するための条件変更ボタン315及び316とを含む。ここでは、画像処理の種別がFAXである場合を想定しているため、条件変更ボタン315及び316は、FAXの宛先を変更するための宛先変更ボタン315と、FAXの書式を変更するための書式変更ボタン315と、図5のホーム画面101に戻すための戻るボタン317とを含む。画像表示領域310は、画像311に対する画像処理(FAX送信)の実行を指示するための実行ボタンをさらに含んでもよい。
なお、本表示動作では、過去に実行したFAXに関する履歴ボタン109bについて強タッチ操作が検出された一例について説明したが、FAX以外の種別の画像処理に対応する履歴ボタン109についても同様な表示動作を適用できる。例えば、制御部11は、図5のホーム画面101の履歴表示領域105において、過去に実行したコピーに関する履歴ボタン109aについて強タッチ操作が検出されたことに応じて、当該コピーでスキャン及び印刷した画像のデータを記憶部13から取得し、取得したデータに基づく画像を画像表示領域310で表示するよう表示部91aを制御する。
(4.2.2.3)第3表示動作
図10は、実施形態に係る履歴表示領域105における強タッチ操作時の第3表示動作を示す図である。図10の例では、図5のホーム画面101の履歴表示領域105において、過去に実行したFAXに関する履歴ボタン109bについて強タッチ操作が検出されたものとする。
図10は、実施形態に係る履歴表示領域105における強タッチ操作時の第3表示動作を示す図である。図10の例では、図5のホーム画面101の履歴表示領域105において、過去に実行したFAXに関する履歴ボタン109bについて強タッチ操作が検出されたものとする。
図10に示すように、第3表示動作は、ユーザが強タッチした履歴ボタン109bと同種の画像処理(すなわち、FAX)について、予め登録された1つ又は複数の画像処理条件の中から今回適用する画像処理条件を選択するための条件選択画面を表示する表示動作である。ここでは、画像処理の種別がFAXであることを想定しているため、画像処理条件が宛先であるものとする。制御部11は、ユーザがタッチした履歴ボタン109bに対応する画像処理種別であるFAXについて、予め登録された1つ又は複数の宛先の中から今回適用する宛先を選択するための宛先選択画面401を表示するよう表示部91aを制御する。これにより、ユーザは、宛先選択画面401で表示されたいずれかの宛先を選択し、選択した宛先に宛ててFAX送信を行うことが可能である。
図10の例では、宛先選択画面401は、第1表示領域911に設けられた宛先選択領域410を含む。すなわち、宛先選択画面401は、ホーム画面101のうち第1表示領域911のみをメニュー領域103から宛先選択領域410に切り替えたものであってもよい。これにより、宛先選択領域410にシングル入力方式を適用することが容易になる。
宛先選択領域410は、宛先ごとのエントリ411a,411b,・・・を有し、各エントリは、氏名、FAX番号、及びメールアドレスを含む。ユーザは、いずれかのエントリ411a,411b,・・・をタップすることで宛先の選択が可能である。また、宛先選択領域410は、氏名の先頭の文字をインデックスとして宛先表示を切り替えるための複数のタブ412を含む。さらに、宛先選択領域410は、左右方向にスクロールするためのスクロールバー413と、上下方向にスクロールするためのスクロールバー414と、図5のホーム画面101に戻すための戻るボタン415とを含む。
なお、本表示動作では、過去に実行したFAXに関する履歴ボタン109bについて強タッチ操作が検出された一例について説明したが、FAX以外の種別の画像処理に対応する履歴ボタン109についても同様な表示動作を適用できる。例えば、制御部11は、図5のホーム画面101の履歴表示領域105において、過去に実行したコピーに関する履歴ボタン109aについて強タッチ操作が検出されたことに応じて、予め登録された1つ又は複数のコピー条件(例えば、用紙、倍率、濃度、及び/又はページ集約)の中から今回適用するコピー条件を選択するためのコピー条件選択画面を表示するよう表示部91aを制御する。
(4.2.2.4)第4表示動作
図11は、実施形態に係る履歴表示領域105における強タッチ操作時の第4表示動作を示す図である。図11の例では、図5のホーム画面101の履歴表示領域105において、過去に実行したコピーに関する履歴ボタン109aについて強タッチ操作が検出されたものとする。
図11は、実施形態に係る履歴表示領域105における強タッチ操作時の第4表示動作を示す図である。図11の例では、図5のホーム画面101の履歴表示領域105において、過去に実行したコピーに関する履歴ボタン109aについて強タッチ操作が検出されたものとする。
図11に示すように、第4表示動作は、ユーザが強タッチした履歴ボタン109aの表示を所定位置(例えば、先頭位置)に固定する動作、当該固定を解除する動作、及び当該履歴ボタン109aを削除する動作のいずれかを含む。
図11において、制御部11が、履歴表示領域105における先頭の「コピー」の履歴ボタン109aについて強タッチ操作が検出され、この履歴ボタン109aを履歴表示領域105における先頭位置に固定する一例を示している。例えば、ユーザは、頻繁に利用する又は後で利用したい履歴ボタン109aに対して強タッチ操作を行う。これにより、当該履歴ボタン109aが先頭位置に固定されるため、その後に当該履歴ボタン109aを速やかに操作することが可能になる。
この場合、制御部11は、履歴ボタン109aが固定(ロック)されていることを示すシンボル画像115を履歴ボタン109aに表示するよう表示部91aを制御してもよい。履歴ボタン109aが固定(ロック)された場合、履歴表示領域105に履歴を表示するべき画像処理ジョブの数(すなわち、履歴ボタン109の数)が上限値を超えても、履歴ボタン109aが削除されずに維持されてもよい。これにより、ユーザの所望の履歴ボタン109aが削除されることを防止可能になる。
制御部11は、固定(ロック)された履歴ボタン109aについて強タッチ操作が再度検出された場合、当該固定(ロック)を解除してもよい。制御部11は、固定(ロック)が解除された履歴ボタン109aを履歴表示領域105において時系列順に配置し直してもよい。
或いは、制御部11は、強タッチ操作が検出された履歴ボタン109を強制的に削除してもよい。例えば、制御部11は、履歴表示領域105における「コピー」の履歴ボタン109aについて強タッチ操作が検出された場合、この履歴ボタン109aを履歴表示領域105から削除してもよい。これにより、ユーザは、後で画像処理条件を再利用する可能性の低い履歴を履歴表示領域105から削除することが可能になる。
なお、本表示動作では、過去に実行したコピーに関する履歴ボタン109aについて強タッチ操作が検出された一例について説明したが、コピー以外の種別の画像処理に対応する履歴ボタン109についても同様な表示動作を適用できる。
(4.2.2.5)第5表示動作
図12は、実施形態に係る履歴表示領域105における強タッチ操作時の第5表示動作を示す図である。図12の例では、図5のホーム画面101の履歴表示領域105において、過去に実行したコピーに関する履歴ボタン109aについて強タッチ操作が検出されたものとする。
図12は、実施形態に係る履歴表示領域105における強タッチ操作時の第5表示動作を示す図である。図12の例では、図5のホーム画面101の履歴表示領域105において、過去に実行したコピーに関する履歴ボタン109aについて強タッチ操作が検出されたものとする。
図12に示すように、第5表示動作は、ユーザが強タッチした履歴ボタン109aに対応する過去の画像処理条件を示す詳細情報511を表示する詳細表示動作である。図12において、制御部11が、履歴表示領域105における先頭の「コピー」の履歴ボタン109aについて強タッチ操作が検出されたことに応じて、この履歴ボタン109aに対応するコピー条件の詳細情報511を第1表示領域911(メニュー領域103)でポップアップ表示する一例を示している。これにより、ユーザは、履歴ボタン109aに対応するコピー条件の詳細情報を把握できる。なお、図12の例では、コピー条件の詳細情報511は、「白黒/カラー」、「倍率」、「用紙サイズ」、「片面/両面」、「濃度」、「原稿の種類」、及び「枚数」を含む。これらについては一般的なものであるから、説明を省略する。
制御部11は、詳細情報511をポップアップ表示してから所定時間が経過した際に、詳細情報511のポップアップ表示を終了してもよい。或いは、制御部11は、戻るボタン(不図示)に対するユーザ操作があったことに応じて詳細情報511のポップアップ表示を終了してもよい。或いは、制御部11は、履歴ボタン109aについて強タッチ操作が再度検出されたことに応じて、詳細情報511のポップアップ表示を終了してもよい。或いは、制御部11は、強タッチ操作が検出された後継続してタッチ状態を検出している間は、詳細情報511のポップアップ表示を維持し、タッチ状態のリリースが検出されたことに応じて、詳細情報511のポップアップ表示を終了してもよい。
なお、本表示動作では、過去に実行したコピーに関する履歴ボタン109aについて強タッチ操作が検出された一例について説明したが、コピー以外の種別の画像処理に対応する履歴ボタン109についても同様な表示動作を適用できる。
(5)その他の実施形態
上述の実施形態において、シングル入力方式を第1表示領域911に、マルチ入力方式を第2表示領域912に、それぞれ固定的に割り当てることを想定していた。しかしながら、表示領域と入力方式との対応関係の設定はユーザ操作に基づいて変更可能であってもよい。具体的には、制御部11は、ユーザ操作に基づいて、第1表示領域911及び第2表示領域912のうち少なくとも一方について、マルチ入力方式を割り当てるか又はシングル入力方式を割り当てるかの設定を変更してもよい。例えば、表示部91aは、システム設定画面を表示するとともに、表示領域と入力方式との対応関係の設定を変更するためのボタンを表示する。制御部11は、当該ボタンに対するユーザ操作に応じて、表示領域と入力方式との対応関係の設定を変更する。その結果、制御部11は、第1表示領域911にマルチ入力方式を割り当てるように変更してもよい。また、制御部11は、第2表示領域912にシングル入力方式を割り当てるように変更してもよい。
上述の実施形態において、シングル入力方式を第1表示領域911に、マルチ入力方式を第2表示領域912に、それぞれ固定的に割り当てることを想定していた。しかしながら、表示領域と入力方式との対応関係の設定はユーザ操作に基づいて変更可能であってもよい。具体的には、制御部11は、ユーザ操作に基づいて、第1表示領域911及び第2表示領域912のうち少なくとも一方について、マルチ入力方式を割り当てるか又はシングル入力方式を割り当てるかの設定を変更してもよい。例えば、表示部91aは、システム設定画面を表示するとともに、表示領域と入力方式との対応関係の設定を変更するためのボタンを表示する。制御部11は、当該ボタンに対するユーザ操作に応じて、表示領域と入力方式との対応関係の設定を変更する。その結果、制御部11は、第1表示領域911にマルチ入力方式を割り当てるように変更してもよい。また、制御部11は、第2表示領域912にシングル入力方式を割り当てるように変更してもよい。
上述の実施形態において、制御部11は、マルチ入力方式が割り当てられた表示領域(例えば第2表示領域912)において、マルチ入力方式が割り当てられていることを示す第1識別情報を表示するよう表示部91aを制御してもよい。これにより、ユーザは、操作しようとしているボタンが属する表示領域にマルチ入力方式が割り当てられていることを第1識別情報に基づいて把握できる。第1識別情報は、テキストであってもよいし、シンボル画像であってもよい。また、制御部11は、マルチ入力方式が割り当てられた表示領域(例えば第2表示領域912)において、強タッチ操作時の表示動作を示す第2識別情報を表示するよう表示部91aを制御してもよい。これにより、ユーザは、操作しようとしているボタンに対して強タッチ操作を行った場合にどのような表示動作が行われるのかを第2識別情報に基づいて把握できる。第2識別情報は、テキストであってもよいし、シンボル画像であってもよい。
上述の実施形態において、制御部11は、ユーザ操作に基づいて、複数レベル(圧力レベルL、圧力レベルH)のうち少なくとも1つの圧力レベルと、上述の第1表示動作乃至第5表示動作のうち少なくとも1つの表示動作との対応関係の設定を変更してもよい。例えば、表示部91aは、システム設定画面を表示するとともに、圧力レベルと表示動作との対応関係の設定を変更するためのボタンを表示する。制御部11は、当該ボタンに対するユーザ操作に応じて、圧力レベルと表示動作との対応関係の設定を変更する。その結果、制御部11は、圧力レベルLに対して、上述の第1表示動作乃至第5表示動作の中から選択された表示動作を割り当てるように変更してもよい。或いは、圧力レベルHに対してデフォルトで上述の第1表示動作が割り当てられている場合、制御部11は、圧力レベルHに対して上述の第2表示動作を割り当てるように変更してもよい。
上述の実施形態における動作フローは、必ずしもフロー図に記載された順序に沿って時系列に実行されなくてよい。例えば、動作におけるステップは、フロー図として記載した順序と異なる順序で実行されても、並列的に実行されてもよい。また、動作におけるステップの一部が削除されてもよく、さらなるステップが処理に追加されてもよい。
上述の実施形態に係る動作を画像処理装置1に実行させるプログラムが提供されてもよい。プログラムは、コンピュータ読取り可能媒体に記録されていてもよい。コンピュータ読取り可能媒体を用いれば、コンピュータ(画像処理装置1)にプログラムをインストールすることが可能である。ここで、プログラムが記録されたコンピュータ読取り可能媒体は、非一過性の記録媒体であってもよい。非一過性の記録媒体は、特に限定されるものではないが、例えば、CD-ROMやDVD-ROM等の記録媒体であってもよい。また、画像処理装置1が行う各処理を実行する回路を集積化し、画像処理装置1の少なくとも一部を半導体集積回路(チップセット、SoC)として構成してもよい。
本開示で使用する「に基づいて」、「に応じて」という記載は、別段に明記されていない限り、「のみに基づいて」、「のみに応じて」を意味しない。「に基づいて」という記載は、「のみに基づいて」及び「に少なくとも部分的に基づいて」の両方を意味する。同様に、「に応じて」という記載は、「のみに応じて」及び「に少なくとも部分的に応じて」の両方を意味する。また、「含む(include)」、「備える(comprise)」、及びそれらの変形の用語は、列挙する項目のみを含むことを意味せず、列挙する項目のみを含んでもよいし、列挙する項目に加えてさらなる項目を含んでもよいことを意味する。また、本開示において使用されている用語「又は(or)」は、排他的論理和ではないことが意図される。さらに、本開示で使用した「第1」、「第2」などの呼称を使用した要素へのいかなる参照も、それらの要素の量または順序を全般的に限定するものではない。これらの呼称は、2つ以上の要素間を区別する便利な方法として本明細書で使用され得る。したがって、第1及び第2の要素への参照は、2つの要素のみがそこで採用され得ること、または何らかの形で第1の要素が第2の要素に先行しなければならないことを意味しない。本開示において、例えば、英語でのa, an, 及びtheのように、翻訳により冠詞が追加された場合、これらの冠詞は、文脈から明らかにそうではないことが示されていなければ、複数のものを含むものとする。
以上、図面を参照して実施形態について詳しく説明したが、具体的な構成は上述のものに限られることはなく、要旨を逸脱しない範囲内において様々な設計変更等をすることが可能である。
1 :画像処理装置
3 :プリンタ
5 :スキャナ
7 :通信部
9 :操作パネル
10 :画像処理部
11 :制御部
13 :記憶部
20 :バス
31 :給紙トレイ
32 :排紙トレイ
33 :原稿台
91 :タッチパネルディスプレイ
91a :表示部
91b :検出部
103 :メニュー領域
105 :履歴表示領域
911 :第1表示領域
912 :第2表示領域
3 :プリンタ
5 :スキャナ
7 :通信部
9 :操作パネル
10 :画像処理部
11 :制御部
13 :記憶部
20 :バス
31 :給紙トレイ
32 :排紙トレイ
33 :原稿台
91 :タッチパネルディスプレイ
91a :表示部
91b :検出部
103 :メニュー領域
105 :履歴表示領域
911 :第1表示領域
912 :第2表示領域
Claims (6)
- 画像印刷、画像スキャン、及び画像データ通信のうち少なくとも1つを用いる画像処理を行う画像処理部と、
表示内容の異なる第1表示領域及び第2表示領域を有し、タッチパネル機能により操作可能な表示部と、
前記表示部に対するタッチ操作の位置及び圧力レベルを検出し、前記圧力レベルを段階的に検出可能な検出部と、
受け付け可能な前記タッチ操作の圧力レベルが単一に設定されたシングル入力方式を前記第1表示領域に割り当て、受け付け可能な前記タッチ操作の圧力レベルが複数レベルに設定されたマルチ入力方式を前記第2表示領域に割り当てる制御部と、を備える
画像処理装置。 - 前記制御部は、前記第2表示領域中の機能ボタンに対する前記タッチ操作を前記検出部が検出した場合、前記圧力レベル毎に設定された複数の表示動作のうち、前記検出したタッチ操作の圧力レベルに対応する表示動作を行うよう前記表示部を制御する
請求項1に記載の画像処理装置。 - 前記制御部は、ユ一ザ操作に基づいて、前記第1表示領域及び前記第2表示領域のうち少なくとも一方について、前記マルチ入力方式を割り当てるか又は前記シングル入力方式を割り当てるかの設定を変更する
請求項1又は2に記載の画像処理装置。 - 前記制御部は、前記マルチ入力方式が割り当てられていることを示す第1識別情報を前記第2表示領域で表示するように前記表示部を制御する、及び/又は、前記第2表示領域で前記圧力レベルが所定レベル以上である前記タッチ操作がされた場合の表示動作を示す第2識別情報を表示するように前記表示部を制御する
請求項1又は2に記載の画像処理装置。 - 画像印刷、画像スキャン、及び画像データ通信のうち少なくとも1つを用いる画像処理を行う画像処理部と、表示内容の異なる第1表示領域及び第2表示領域を有しタッチパネル機能により操作可能な表示部と、を備えた画像処理装置を制御する制御方法であって、
受け付け可能なタッチ操作の圧力レベルが単一に設定されたシングル入力方式を前記第1表示領域に割り当てるステップと、
受け付け可能なタッチ操作の圧力レベルが複数レベルに設定されたマルチ入力方式を前記第2表示領域に割り当てるステップと、
前記表示部に対するタッチ操作の位置及び前記圧力レベルを検出するステップと、を有する
制御方法。 - 画像印刷、画像スキャン、及び画像データ通信のうち少なくとも1つを用いる画像処理を行う画像処理部と、表示内容の異なる第1表示領域及び第2表示領域を有しタッチパネル機能により操作可能な表示部と、を備えた画像処理装置を制御する制御プログラムであって、
受け付け可能なタッチ操作の圧力レベルが単一に設定されたシングル入力方式を前記第1表示領域に割り当てるステップと、
受け付け可能なタッチ操作の圧力レベルが複数レベルに設定されたマルチ入力方式を前記第2表示領域に割り当てるステップと、
前記表示部に対するタッチ操作の位置及び前記圧力レベルを検出するステップと、を実行させる
制御プログラム。
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