JP2024092432A - キャビンのシール構造及びキャンピングカー - Google Patents
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Abstract
【課題】キャビンの断熱性を高める。
【解決手段】キャビン1のシール構造30は第1シェル10と、第1シェル10と重ねられ第1シェル10に対して拡張方向である上方に相対移動する第2シェル20とを備える。当該シール構造30は第2シェル20の内側で第1シェル10との間に形成される隙間Cに対して設けられ第1シェル10に固定された第1シール部材31と、第1シール部材31と拡張方向である上方に向かって対向して設けられ第2シェル20に固定された第2シール部材31とを備える。第2シール部材32はキャビン1が拡張していない状態つまり基本状態で第1シール部材31と離間する一方、キャビン1が拡張した状態で第1シール部材31に当接する。
【選択図】図3
【解決手段】キャビン1のシール構造30は第1シェル10と、第1シェル10と重ねられ第1シェル10に対して拡張方向である上方に相対移動する第2シェル20とを備える。当該シール構造30は第2シェル20の内側で第1シェル10との間に形成される隙間Cに対して設けられ第1シェル10に固定された第1シール部材31と、第1シール部材31と拡張方向である上方に向かって対向して設けられ第2シェル20に固定された第2シール部材31とを備える。第2シール部材32はキャビン1が拡張していない状態つまり基本状態で第1シール部材31と離間する一方、キャビン1が拡張した状態で第1シール部材31に当接する。
【選択図】図3
Description
本発明はキャビンのシール構造及びキャンピングカーに関する。
特許文献1には主荷室及び副荷室からなる荷室が拡張可能な車両用荷室が開示されている。
拡張可能なキャビンは例えばキャンピングカーで用いられる。この場合、走行中にキャビンを拡張しないことで風の抵抗を軽減するとともに車両重心を低くすることができるので、走行安定性に資する。その一方で、キャンプ滞在中にはキャビンを拡張することで広い室内空間の利用が可能になる。
拡張可能なキャビンでは第1シェルと、第1シェルと重ねられ第1シェルに対して拡張方向に相対移動する第2シェルとの間に隙間が必要になる。しかしながら、当該隙間を介してキャビンの内外が連通したままの状態になっていると、キャビンの断熱性が低下或いは損なわれる虞がある。
本発明はこのような課題に鑑みてなされたもので、キャビンの断熱性を高めることを目的とする。
本発明は第1シェルと、第1シェルと重ねられ第1シェルに対して拡張方向に相対移動する第2シェルとを備えるキャビンのシール構造であって、第2シェルの内側で第1シェルとの間に形成される隙間に対して設けられ、第1シェルに固定された第1シール部材と、第1シール部材と拡張方向に向かって対向して設けられ、第2シェルに固定された第2シール部材とを備え、第2シール部材は、キャビンが拡張していない状態で第1シール部材と離間する一方、キャビンが拡張した状態で第1シール部材に当接することを特徴とする。
この発明によれば、キャビンが拡張した状態で第2シール部材が第1シール部材に当接して隙間を塞ぐので、拡張時のキャビンの断熱性を高めることができる。また、キャビンが拡張していない状態でも、例えば第1シール部材や第2シール部材により隙間が狭くなる分、第1シール部材及び第2シール部材がない場合と比べてキャビンの断熱性を高めることができる。
また本発明は、第1シール部材は第2シェルとは離して設けられ、第2シール部材は第1シェルとは離して設けられることを特徴とする。
この発明によれば、第1シール部材と第2シール部材とがともにキャビンの拡張収縮時に摺動することがない。このため、拡張時のキャビンの断熱性を高めつつも、第1シール部材や第2シール部材により第2シェルがスムーズに移動しないなど、第2シェルの動作に支障が出ることを防止できる。
また本発明は、第1シール部材及び第2シール部材の少なくとも一方は中空構造を有することを特徴とする。
この発明によれば、中空構造により変形し易くすることで、第1シール部材及び第2シール部材同士の密着性を高めることができ、これによりキャビンの断熱性を向上させることができる。
また本発明は、第1シール部材及び第2シール部材のうち一方は中空構造を有し、他方は片持ちの板ばね構造を有することを特徴とする。
この発明によれば、一方のシール部材は中空構造により変形し易くなる。また、他方のシール部材は片持ちの板ばね構造により、一方のシール部材との当接時に押し当て力を発生させて密着性を高めつつも、板状の形状により一方のシール部材に沿って変形し易くなる。結果、第1シール部材及び第2シール部材同士の密着性が増し、キャビンの断熱性をより好適に高めることができる。
また本発明は、上記キャビンのシール構造を有するキャビンが架装されていることを特徴とするキャンピングカーである。
この発明によれば、走行中にキャビンを拡張しないことで風の抵抗を軽減するとともに車両重心を低くすることができ、また、キャンプ滞在中にはキャビンを拡張することで広い室内空間の利用が可能になるという利点を享受できる。また、このような利点を享受しつつも、少なくとも拡張時のキャビンの断熱性を高めることで、レジャーとして楽しまれる一方で予想外の気象変化や温度変化の影響を受けることがあるキャンプ滞在中に拡張したキャビンの断熱性を高めることができる。
これらの態様によれば、キャビンの断熱性を高めることができる。
以下、添付図面を参照しながら本発明の実施形態について説明する。
図1、図2はキャビン1の外観図である。図1、図2ではキャンピングカー100に架装された状態でキャビン1を示す。図1ではキャンピングカー100の左後方、図2では後方から見たキャビン1の外観を示す。図1ではキャビン1が拡張していない基本状態を示し、図2ではキャビン1が上方及び側方に拡張した状態を示す。キャンピングカー100の上方、下方(鉛直方向)はキャビン1の上方、下方に、キャンピングカー100の側方(左右方向)はキャビン1の側方に、キャンピングカー100の前方、後方はキャビン1の前方、後方に対応する。
キャンピングカー100は破線で示す小型トラックをベース車両とし、当該小型トラックのキャブ50後方にキャビン1を架装した構成とされる。キャビン1は木造の部屋構造体であり、運転席が設けられたキャブ50とは別にキャンピングカー100に設けられる。キャビン1には審美性や剛性等の観点からアルミパネルやスチールフレーム等の金属部材も適宜用いられる。キャビン1は断熱材を挟み込んだ壁構造を有し、これによりキャビン1の室内空間の断熱性が高められる。キャビン1の室内空間はキャンプ地での居住などユーザの居住空間として利用される。
キャビン1は拡張構造を有し、上方に拡張可能とされる。このため、キャンピングカー100では走行中にキャビン1を拡張しないことで風の抵抗を軽減するとともに車両重心を低くすることができる。また、キャンプ滞在中にはキャビン1を拡張することで広い室内空間の利用が可能になる。
キャビン1は拡張構造の構成要素として第1シェル10と第2シェル20とを有する。第1シェル10は下側シェルであり、キャンピングカー100の車体に設けられる。第1シェル10は上面が開口した箱状の形状を有し、第1シェル10には第2シェル20が重ねられる。第2シェル20は天井シェルであり、下面が開口した箱状の形状を有する。第2シェル20は上方から第1シェル10に被せられ第1シェル10を覆う。従って、第2シェル20は第1シェル10の外側に設けられる。
図2に示すように、第1シェル10の側方サイズは上側部分10bのほうが下側部分10aよりも一回り小さく、第2シェル20は上側部分10bに覆い被さるかたちで上方から第1シェル10に重ねられる。上側部分10bの側壁は第2シェル20の側壁の厚さに応じて下側部分10aの側壁よりもキャビン1の内側に設けられる。
第2シェル20は図示しないレールを介して上下方向に移動可能に第1シェル10に設けられる。当該レールには例えばリニアガイドのスライドレールを用いることができる。キャビン1には第2シェル20を駆動する図示しないアクチュエータが設けられ、当該アクチュエータが基本状態から第2シェル20を上方に駆動すると、第2シェル20が上方に移動する。結果、キャビン1が上方に拡張した状態になり、上方への拡張が行われる。アクチュエータには油圧アクチュエータである油圧シリンダを用いることができる。
図2に示すように、キャビン1はさらに側方(右側方)にも拡張可能に構成される。図2ではキャビン1が上方及び側方に拡張した状態を示すが、キャビン1は基本状態から側方に拡張した状態にすることもできる。キャビン1が上方に拡張した状態はキャビン1が上方及び側方に拡張した状態を含む。
キャビン1では第1シェル10と、第1シェル10と重ねられ第1シェル10に対して上方つまり拡張方向に相対移動する第2シェル20との間に隙間C(例えば図3参照)が必要になる。しかしながら、隙間Cを介してキャビン1の内外が連通したままの状態になっていると、キャビン1の断熱性が低下或いは損なわれ得る。
このため、本実施形態ではキャビン1が次に説明するシール構造30を備える。
図3はキャビン1の要部の縦断面図である。図3ではキャビン1が上方に拡張した状態でキャビン1の左側方の部分を後方から見た縦断面を示す。図3では要部としてシール構造30を示す。図3ではシール構造30とともにブラシ40を併せて示す。
シール構造30はキャビン1の全周に亘って設けられ、第1シール部材31と第2シール部材32とを備える。第1シール部材31はゴム製であり、断面矩形状の形状を有する。第1シール部材31には例えばNBR(ニトリルゴム)系スポンジやEPDM(エチルプロピレンゴム)が用いられる。NBR系スポンジはNBRを発泡させスポンジにしたものである。第1シール部材31は第1シェル10に固定される。第1シール部材31は第1シェル10の上部に固定される。
第1シール部材31は隙間Cに対して設けられる。隙間Cは第2シェル20の内側で第1シェル10との間に形成され、第1シェル10に対する第2シェル20の上下方向への相対移動は隙間Cにより可能となる。第1シール部材31は隙間Cに介在し、第2シェル20とは離して設けられる。このため、第2シェル20が上下方向に移動しても、第1シール部材31は第2シェル20の壁面上を摺動しない。第1シール部材31は穴31aによる中空構造を有し、これにより変形し易くなっている。中空構造は2以上の中空部分により構成されてもよい。第1シール部材31は中実構造であってもよい。
第2シール部材32はゴム製であり、第2シェル20に固定される。第1シール部材31と同様、第2シール部材32にもNBR系スポンジやEPDMが用いられる。第2シール部材32は隙間Cに対して設けられる。第2シール部材32は上方つまり拡張方向に向かって第1シール部材31と対向して設けられる。第2シール部材32は隙間Cに介在し、第1シェル10とは離して設けられる。このため、第2シェル20が上下方向に移動しても、第2シール部材32は第1シェル10の壁面上を摺動しない。
第2シール部材32は固定部32aと当接部32bとを有する。固定部32aは第2シェル20に固定される。当接部32bは固定部32aから片持ち状に延伸した片持ちの板ばね構造となっており、第2シール部材32は当接部32bで第1シール部材31と当接する。当接部32bは、固定部32aの第1シェル10側の部分から第2シェル20側に横方向(側方)に向かって斜め上に延伸し、第1シール部材31には当接部32bの上面が当接する。
第1シール部材31及び第2シール部材32はキャビン1が上方に拡張した状態で互いに変形しながら当接する。この際、第2シール部材32は第2シェル20によって第1シール部材31に押し付けられる一方で、片持ちの板ばね構造により押し付け力を発生させる。第1シール部材31は中空構造により変形し易くなっており、板状の第2シール部材32は第1シール部材31に沿って変形し易くなっている。結果、第1シール部材31及び第2シール部材32が互いに密着し易くなるので、第1シール部材31及び第2シール部材32の密着性が増す。第1シール部材31及び第2シール部材32は基本状態と上方拡張時とで次のように配置される。ブラシ40については後述する。
図4は基本状態での第1シール部材31及び第2シール部材32の配置を示す図である。図5は上方拡張時の第1シール部材31及び第2シール部材32の配置を示す図である。図4に示す基本状態では図5に示す上方拡張時と比べて第2シェル20が下方に位置する。従って、第2シール部材32も図5に示す上方拡張時と比べて下方に位置する。結果、第2シール部材32は基本状態で第1シール部材31と離間して配置される。その一方で、図5に示す上方拡張時には前述したように第2シール部材32は第1シール部材31に当接する。従って、本実施形態では上方拡張時にシール構造30で隙間Cを塞ぐことで、キャビン1の利用が想定されている上方拡張時のキャビン1の断熱性を高める。
この場合、例えばさらに第1シール部材31を第2シェル20に当接、或いは第2シール部材32を第1シェル10に当接させることで、キャビン1の断熱性を常時(つまり下方収縮時や拡張収縮中も)高めるという選択肢もある。但し、そのようにすると第2シェル20がスムーズに移動しないなど、第2シェル20の動作に支障が生じることが懸念される。
このため、本実施形態では第1シール部材31が第2シェル20から離して設けられるとともに、第2シール部材32が第1シェル10から離して設けられる。これにより、第1シール部材31や第2シール部材32に起因して、第2シェル20の動作に支障が出ることが防止される。
この場合、基本状態ではキャビン1の内外が隙間Cを介して連通する。但し、基本状態はキャンピングカー100の走行時を想定した状態で、キャンプ滞在中にキャビン1を拡張して利用するという利用目的に照らすと、基本状態は上方拡張時と比べて断熱性を高める必要性は低い。また、基本状態であっても第1シール部材31及び第2シール部材32が配置された箇所では隙間が隙間Cよりも狭くなる。このため、基本状態であっても第1シール部材31及び第2シール部材32がない場合と比べてキャビン1の断熱性は向上する。
図3にも示したように、キャビン1にはさらにブラシ40が設けられる。ブラシ40は第1シェル10に設けられる。ブラシ40は取付け部材を介して第1シェル10に固定される。ブラシ40は第1シール部材31及び第2シェル20間の隙間を上から覆い隠すようにシール構造30の上方に配置される。ブラシ40は当該隙間にカギやカード類などの貴重品や物が落ちて入り込むのを防ぐ役割を果たす。ブラシ40は第2シェル20が下降している状態で、第1シェル10及び第2シェル20間からの隙間風や虫などの侵入を軽減する役割も果たす。
以下、本発明の実施形態の構成、作用、及び効果をまとめて説明する。
キャビン1のシール構造30は第1シェル10と、第1シェル10と重ねられ第1シェル10に対して拡張方向である上方に相対移動する第2シェル20とを備える。当該シール構造30は、第2シェル20の内側で第1シェル10との間に形成される隙間Cに対して設けられ、第1シェル10に固定された第1シール部材31と、拡張方向である上方に向かって第1シール部材31と対向して設けられ、第2シェル20に固定された第2シール部材32とを備える。第2シール部材32は、キャビン1が拡張していない状態つまり基本状態で第1シール部材31と離間する一方、キャビン1が拡張した状態で第1シール部材31に当接する。
この構成によれば、キャビン1が上方に拡張した状態で第2シール部材32が第1シール部材31に当接して隙間Cを塞ぐので、上方拡張時のキャビン1の断熱性を高めることができる。また、基本状態でも例えば第1シール部材31や第2シール部材32により隙間Cが狭くなる分、第1シール部材31及び第2シール部材32がない場合と比べてキャビン1の断熱性を高めることができる。
第1シール部材31は第2シェル20とは離して設けられ、第2シール部材32は第1シェル10とは離して設けられる。
この構成によれば、第1シール部材31と第2シール部材32とがともにキャビン1の上下方向の拡張収縮時に摺動することがない。このため、拡張時のキャビン1の断熱性を高めつつも、第1シール部材31や第2シール部材32により第2シェル20がスムーズに移動しないなど、第2シェル20の動作に支障が出ることを防止できる。
本実施形態では第1シール部材31は中空構造(穴31aによる中空構造)を有する。
この構成によれば、第1シール部材31を中空構造により変形し易くすることで、第1シール部材31及び第2シール部材32同士の密着性を高めることができ、これによりキャビン1の断熱性を向上させることができる。
本実施形態では第1シール部材31は中空構造を有し、第2シール部材32は片持ちの板ばね構造(当接部32bによる片持ちの板ばね構造)を有する。
このような構成によれば、第1シール部材31は中空構造により変形し易くなる。また、第2シール部材32は片持ちの板ばね構造により、第1シール部材31との当接時に押し当て力を発生させて密着性を高めつつも、板状の形状により第1シール部材31に沿って変形し易くなる。結果、第1シール部材31及び第2シール部材32同士の密着性が増し、キャビン1の断熱性をより好適に高めることができる。
上述したキャビン1のシール構造30を有するキャビン1が架装されているキャンピングカー100では、走行中にキャビン1を拡張しないことで風の抵抗を軽減するとともに車両重心を低くすることができる。また、第1シール部材31や第2シール部材32が配置された箇所の隙間が隙間Cより狭くなる分、第1シール部材31や第2シール部材32がない場合と比べて、走行中(基本状態)でもキャビン1の断熱性を高めることができる。さらに、キャンプ滞在中にはキャビン1を拡張することで広い室内空間の利用が可能になるという利点を享受できる。また、このような利点を享受しつつも、少なくとも拡張時のキャビン1の断熱性を高めることで、レジャーとして楽しまれる一方で予想外の気象変化や温度変化の影響を受けることがあるキャンプ滞在中に拡張したキャビン1の断熱性を高めることができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、上記実施形態は本発明の適用例の一部を示したに過ぎず、本発明の技術的範囲を上記実施形態の具体的構成に限定する趣旨ではない。
例えばキャビン1は隙間Cと同様の隙間により側方に拡張可能に構成されたキャビンであってもよい。また、中空構造は第2シール部材32に設けられてもよく、第1シール部材31及び第2シール部材32に設けられてもよい。また、第1シール部材31が片持ちの板ばね構造を有し、第2シール部材32が中空構造を有してもよい。
キャビン1はキッチンカーなどキャンピングカー100以外の車両に用いることもできる。また、キャビン1は荷物や貨物等を収容するコンテナとして用いられてもよい。キャビン1は被牽引車両に搭載されてもよく、移動式住宅として用いられてもよい。
1・・・キャビン、10・・・第1シェル、20・・・第2シェル、30・・・シール構造、31・・・第1シール部材、31a・・・穴、32・・・第2シール部材、32b・・・当接部、100・・・キャンピングカー、C・・・隙間
Claims (5)
- 第1シェルと、前記第1シェルと重ねられ前記第1シェルに対して拡張方向に相対移動する第2シェルとを備えるキャビンのシール構造であって、
前記第2シェルの内側で前記第1シェルとの間に形成される隙間に対して設けられ、前記第1シェルに固定された第1シール部材と、
前記第1シール部材と前記拡張方向に向かって対向して設けられ、前記第2シェルに固定された第2シール部材と、を備え、
前記第2シール部材は、前記キャビンが拡張していない状態で前記第1シール部材と離間する一方、前記キャビンが拡張した状態で前記第1シール部材に当接する、
ことを特徴とするキャビンのシール構造。 - 請求項1に記載のキャビンのシール構造であって、
前記第1シール部材は前記第2シェルとは離して設けられ、
前記第2シール部材は前記第1シェルとは離して設けられる、
ことを特徴とするキャビンのシール構造。 - 請求項1に記載のキャビンのシール構造であって、
前記第1シール部材及び前記第2シール部材の少なくとも一方は中空構造を有する、
ことを特徴とするキャビンのシール構造。 - 請求項3に記載のキャビンのシール構造であって、
前記第1シール部材及び前記第2シール部材のうち一方は前記中空構造を有し、他方は片持ちの板ばね構造を有する、
ことを特徴とするキャビンのシール構造。 - 請求項1から4いずれか1項に記載のキャビンのシール構造を有するキャビンが架装されている、
ことを特徴とするキャンピングカー。
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2024092432A true JP2024092432A (ja) | 2024-07-08 |
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