JP2024089883A - 物品搬送装置 - Google Patents

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陽太 南
祥之 岡崎
祐裕 野村
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Abstract

【課題】本発明は、物品の搬送効率の低下を抑制しつつ、溝の清掃を実行できる。【解決手段】物品搬送装置100は、レールの溝部134に嵌った状態で回転移動可能な搬送ローラー211を有する複数の搬送シャトル2と、レールの外面に接触して配置されて搬送方向Trに移動可能な清掃シャトル2Cと、搬送シャトル2及び清掃シャトル2Cを移動させるリニア搬送機構3と、を有する。清掃シャトル2Cは、レールの溝部134と対向する位置に配置されて溝部134の内面と接触する清掃部材23を有する。【選択図】図9

Description

本発明は、物品を搬送する物品搬送装置に関する。
物品を搬送する装置として、リニアモーターを用いたリニア搬送装置が開示されている(特許文献1)。リニア搬送装置では、レールに沿って搬送台車が移動可能に配置されており、搬送台車には、レールと当接してレール状を転動するローラーを有する。ローラーの一つは、レールに形成された溝に嵌るように配置されており、搬送台車の上下方向の移動が規制されている。
特許7042990号公報
リニア搬送装置において、物品の搬送を繰り返すと、空気中に浮遊している又は物品から出る塵、埃等の異物、ローラーの摩耗による削りカス等の汚染物質がレールに付着する場合がある。特に溝に異物が付着すると、溝に嵌るローラーの摩耗が促進され、メンテナンスの頻度が高くなる。そのため、従来のリニア搬送装置では、作業者の手作業により清掃を行っていたが、手間がかかるとともにリニア搬送装置を長時間停止する必要があり、物品の搬送効率が低下する場合があった。
そこで、物品の搬送効率の低下を抑制しつつ、溝の清掃を実行できる構成を有する物品送出装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明の物品搬送装置は、外面に前記物品の搬送方向に沿って延びる溝部を有するレールを有する搬送部と、前記溝部に嵌った状態で回転移動可能な搬送ローラーを有し前記物品を保持して前記搬送方向に移動可能な複数の搬送シャトルと、前記レールの前記外面に接触して配置されて前記搬送方向に移動可能な清掃シャトルと、前記搬送シャトル及び前記清掃シャトルを前記搬送部に沿って移動させるリニア搬送機構と、を有する。前記清掃シャトルは、前記レールの前記溝部と対向する位置に配置されて前記溝部の内面と接触する清掃部材を有する。
本発明の物品搬送装置によると、簡単かつ短期間で溝の清掃を実行する構成を有することで、定期的に溝の清掃を実行することができる。これにより、溝に嵌るローラーの摩耗を抑制し、ローラーの寿命を延ばすことができる。
物品処理装置の概略配置図である。 物品処理装置の機能ブロック図である。 物品を保持した搬送シャトル及び単体の搬送シャトルが直線状のレールに沿って移動している状態を外側から見た図である。 図3に示す搬送シャトルの平面図である。 搬送シャトルの搬送方向の後側から見た図である。 第2搬送ルートの分岐レールを移動する搬送シャトルを搬送方向後側から見た図である。 物品を保持した搬送シャトルが第1曲線レールを移動している状態を示す平面図である。 直線状のレールに沿って移動している清掃シャトルを外側から見た図である。 直線状のレールに沿って移動している清掃シャトルの平面図である。 清掃シャトルの後側から見た図である。 分岐部で分岐に移動する清掃シャトルの清掃部材の近傍を拡大した平面図である。 変形例の物品搬送装置の概略配置図である。
以下に本発明の実施形態について図面を参照して説明する。なお、本実施形態において、図1に示す物品搬送装置100を基準として、方向を定義する。物品搬送装置100において、時計回り方向を物品Pcの搬送方向Tr、すなわち、搬送シャトル2の移動方向とする。さらに、第1搬送ルート11のループを基準として、外側Os、内側Isを定義する。また、物品Pc及び搬送シャトル2の移動方向において、現在の位置に対して未来に到達する側を前側とする。逆に、現在の位置に対して過去に位置していた側を後側とする。また、物品Pcの各面は、物品搬送装置100にて搬送されている状態を基準に搬送方向Trの前側の面を前面Pcf、後側の面を後面Pcr、外側の面を外面PcO、内側の面を内面PcIとする。また、物品Pcの底部の面を底面Pctとする。
<物品搬送装置100>
図1は、物品搬送装置100の概略配置図である。図2は、物品搬送装置100の機能ブロック図である。物品搬送装置100は、例えば、紙等で形成され、内部に液体の収容物が充填された略直方体状の物品(被搬送物ともいう)Pcを搬送する。そして搬送しつつ、検査、印字等の処理を実行し、別途設けられた搬出部から次の工程に送られる。
物品搬送装置100は、搬送部1と、搬送シャトル2と、リニア搬送機構3と、コントローラ4と、供給部5と、検査部6と、処理部7と、を有する。
<コントローラ4>
ここでコントローラ4の詳細について説明する。図2に示すように、コントローラ4は、処理回路41と、記憶回路42とを有する。処理回路41は、各種情報を処理する回路であり、CPU、MPU等の演算回路を有する。また、処理回路41は、処理結果に基づいて、リニア搬送機構3、供給部5、検査部6、処理部7と接続され、これらの要素の制御を行う。
記憶回路42は、ROM、RAM等の半導体メモリー、フラッシュメモリー等の可搬性を有するメモリーおよびハードディスク等の記憶媒体を含むまたは接続される回路である。記憶回路42で、制御プログラムまたは処理プログラム等の各種プログラムを記憶しておき、必要に応じて処理に対応したプログラムを呼び出すとともに処理回路41でプログラムを動作させて、処理を行うようにしてもよい。コントローラ4に接続される要素およびその制御については、各要素の説明時に説明する。
<搬送部1>
搬送部1の詳細について説明する。図3は、物品Pcを保持した搬送シャトル2が直線状のレール13に沿って移動している状態を外側Osから見た図である。図4は、図3に示す搬送シャトル2の平面図である。搬送部1は、第1搬送ルート11と、第2搬送ルート12と、を有する。2つの搬送シャトル2が、物品Pcを搬送方向の前後から挟んで保持し、物品Pcを搬送方向Trに搬送する。
搬送シャトル2は、第1搬送ルート11に沿って移動する。また、予め決められた条件を満たした又は満たさない搬送シャトル2は、第2搬送ルート12に進入し、第2搬送ルート12に沿って移動する。そして、再度、第2搬送ルート12から第1搬送ルート11に戻り、第1搬送ルート11に沿って移動する。
<第1搬送ルート11>
図5は、第1搬送ルート11を移動する搬送シャトル2の搬送方向後側から見た図である。第1搬送ルート11は、環状であり、第1直線搬送レール111と、第2直線搬送レール112と、第1曲線搬送レール113と、第2曲線搬送レール114とを有する。第1直線搬送レール111及び第2直線搬送レール112は、並んで配置される。第1搬送ルート11では、第1直線搬送レール111と第2直線搬送レール112の両端を、それぞれ、第1曲線搬送レール113及び第2曲線搬送レール114で連結して、環状に形成される。
第1直線搬送レール111及び第2直線搬送レール112は、直線である。第1直線搬送レール111及び第2直線搬送レール112は、直線状の短レールを搬送方向Trに連結して形成される。直線状の短レールの連結数を変更することで、第1直線搬送レール111及び第2直線搬送レール112の長さを変更できる。なお、第1直線搬送レール111及び第2直線搬送レール112は、それぞれ1本のレールであってもよい。
さらに、第1曲線搬送レール113及び第2曲線搬送レール114は、たとえば、クロソイド曲線状を挙げることができる。また、第1曲線搬送レール113及び第2曲線搬送レール114は円弧状であってもよいし、複数の曲線状の部分又は直線状の部分と曲線状の部分とを組みあわせてもよい。
第1曲線搬送レール113及び第2曲線搬送レール114は、曲線状の短レールを連結して形成されている。異なる形状及び長さの曲線状の短レールを、第1搬送ルート11に合わせて組み合わせることで、多様な形状に対応可能である。なお、第1曲線搬送レール113及び第2曲線搬送レール114は1本のレールであってもよい。
第1搬送ルート11において、搬送シャトル2は、第1搬送ルート11の第1直線搬送レール111、第2直線搬送レール112、第1曲線搬送レール113及び第2曲線搬送レール114の外側Osの面に配置される。そして、搬送シャトル2は、環状の第1搬送ルート11に沿って移動可能である。
第1直線搬送レール111、第2直線搬送レール112、第1曲線搬送レール113及び第2曲線搬送レール114は、同一の構造を有しており、これらの詳細な形状の説明において、各レールを代表してレール13として説明する。
<第2搬送ルート12>
図6は、第2搬送ルート12の分岐レール121を移動する搬送シャトル2を搬送方向後側から見た図である。図1に示すとおり、第2搬送ルート12は、分岐レール121と、合流レール122と、帰還レール123とを有する。第2搬送ルート12は、分岐レール121、帰還レール123及び合流レール122の順でつないだ構成である。第2搬送ルート12は、第1搬送ルート11を組み合わせることで環状となる。つまり、第2搬送ルート12は、環状の一部を構成する。
第2搬送ルート12は、分岐点P1及び合流点P2で、第1搬送ルート11と接続される。第2搬送ルート12において、搬送シャトル2は、分岐レール121及び合流レール122の環状の内側Isの面に配置され、第2搬送ルート12に沿って移動する。また、搬送シャトル2は、分岐レール121の内側Isの面から帰還レール123の外側Osの面に移動する。また、帰還レール123の外側Osの面から合流レール122の内側の面に移動する。この分岐レール121から帰還レール123への移動する部分は、合流点P2と同様の構成である。また、帰還レール123から合流レール122へ移動する部分は、分岐点P1と同様の構成である。
分岐レール121及び合流レール122は、直線である。分岐レール121及び合流レール122は、直線状の短レールを搬送方向Trに連結して形成される。直線状の短レールの連結数を変更することで、分岐レール121及び合流レール122の長さを変更できる。なお、分岐レール121及び合流レール122は、それぞれ1本のレールであってもよい。
分岐点P1において、分岐レール121の搬送方向Trの後端の内側Isの面は、第1直線搬送レール111の搬送方向Trの前端の外側Osの面に対向して配置される。また、合流レール122の搬送方向Trの前端の内側Isの面は、第1搬送ルート11の第2直線搬送レール112の搬送方向Trの後側の端部の外側Osの面に対向して配置される。合流レール122と第2直線搬送レール112とが対向する部分が合流点P2である。
帰還レール123は、第1曲線搬送レール113及び第2曲線搬送レール114と同じ構成である。帰還レール123の搬送方向Trの後側の端部は、分岐レール121の搬送方向Trの前側端部の内側Isに対向して配置される。同様に、帰還レール123の搬送方向Trの前側の端部は、合流レール122の搬送方向Trの後側端部の内側Isに対向して配置される。
また、分岐レール121及び合流レール122は、後述する溝部134が内側Isに配置される以外、第1直線搬送レール111と同様のレール13で構成される。なお、上述したとおり、帰還レール123は、第1曲線搬送レール113及び第2曲線搬送レール114と同じ構成であるため、レール13で構成される。
<レール13>
図3、図5、図6に示すように、レール13は、レール本体部131と、レール上部132と、レール下部133とを有する。レール本体部131は、搬送方向Trと直交する面で切断した切断面が長方形状の筒体である。レール本体部131は、例えば、一部のステンレス鋼、アルミニウム及びその合金を挙げることができるが、これに限定されない。
レール上部132は、レール本体部131の上部に配置される。レール上部132は、搬送方向Trと交差する方向の外面から凹んだ溝部134を有する。レール上部132は、2個の溝部134を有する。2個の溝部134は、上下に並んで配置される。
なお、レール本体部131とレール上部132との固定は、単一の部材で形成してもよいし、別体で形成して、溶接、ねじ止め等の固定方法で固定してもよい。第1搬送ルート11の全域において、溝部134は、外側Osに配置される。また、第2搬送ルート12の全域において、溝部134は、内側Isに配置される。図3及び図5に示すように、上下方向において、レール本体部131とレール上部132との境界部分には、隙間135が形成される。
レール下部133は、レール本体部131の下部に配置される。なお、レール本体部131とレール下部133とは、単一の部材で形成してもよいし、別体で形成して、溶接、ねじ止め等の固定方法で固定してもよい。
<搬送シャトル2>
次に、搬送シャトル2について説明する。搬送シャトル2は、シャトル本体21と、物品保持部22とを有する。シャトル本体21には、リニア搬送機構3のマグネット32が配置される。なお、マグネット32はシャトル本体21の内部に収容され、レール本体部131に配置されたコイル31と搬送方向Trと交差する方向に対向する。
搬送シャトル2のシャトル本体21は、第1面24と、第2面25とを有する。また、シャトル本体21は、凸部213を有する。凸部213は、レール本体部131とレール上部132との間に形成された隙間135に嵌る。凸部213が隙間135に嵌ることで、シャトル本体21のずれが抑制される。
シャトル本体21には、2個の上ローラー211が配置される。2個の上ローラー211は、シャトル本体21に回転可能に支持される。詳しく説明すると、上ローラー211は、搬送方向Trと直交するとともに、レール13の外面と平行な回転軸周りに回転可能に配置される。2個の上ローラー211は、搬送方向Trに離れているとともに、上下方向に異なる位置に配置される。本実施形態におけるシャトル本体21では、搬送方向Trの前側の上ローラー211(図3参照)が、上になるように配置される。
シャトル本体21には、2個の下ローラー212が配置される。2個の下ローラー212は、シャトル本体21に回転可能に支持される。下ローラー212は円柱状である。2個の下ローラー212は、搬送方向Trに離れているとともに、上下方向に異なる位置に配置される。本実施形態におけるシャトル本体21では、搬送方向Trの前側の下ローラー212(図3参照)が、下になるように配置される。
<物品保持部22>
物品保持部22は、シャトル本体21の上部に固定される。物品保持部22は、保持板221と、保持アーム222と、支持台座223とを有する。保持板221は、板状であり、シャトル本体21よりも内側Isに配置され、上方に延びる。保持板221の搬送方向Tr前側は、前側に向かって内側に傾斜している。また、保持板221には、貫通孔2211と、搬送方向Trの両端に設けられた凹部2212とを有する。凹部2212は、貫通孔2211よりも下に搬送方向に並んで配置される。
物品保持部22は、2個の保持アーム222を有し、上下に並んで保持板221に固定される。各保持アーム222の一方は保持板221の上方に配置され、他方は貫通孔2211を貫通して、保持板221よりも外側Osに突出する。
保持アーム222は、搬送方向前部に配置される第1接触部225と、搬送方向後部に配置される第2接触部226とを有する。第1接触部225及び第2接触部226は、突出方向の中間部分が搬送方向Trに膨らんだ曲面状である(図4等参照)。
支持台座223は、保持板221に固定される。支持台座223は、前部支持台座227と、後部支持台座228とを有する。前部支持台座227は、搬送方向Trにおいて、第1接触部225よりも前側に配置される。また、後部支持台座228は第2接触部226よりも後側に配置される。前部支持台座227及び後部支持台座228の上面は、同じ高さである。なお、前部支持台座227と後部支持台座228とが一体に形成されていてもよい。搬送シャトル2は以上示した形状を有する。
<リニア搬送機構3>
物品搬送装置100において、複数の搬送シャトル2は、リニア搬送機構3によって、それぞれ、独立して駆動される。リニア搬送機構3は、複数のコイル31と、マグネット32と、リニアドライバ33と、を有する。複数のコイル31は、第1搬送ルート11及び第2搬送ルート12を構成するレール13の内部に搬送方向Trに沿って配列されている。
マグネット32は、永久磁石であり搬送シャトル2のシャトル本体21に配置される。図5に示すように、マグネット32は、シャトル本体21の内部に配置される。シャトル本体21は、磁石に引っ付かない材料で形成されている。そのため、マグネット32の磁力は、シャトル本体21の外部に漏れる。そして、マグネット32は、コイル31と磁力を付与しあうことができるように配置される。シャトル本体21に配置されたマグネット32と、レール13の内部に配置された複数のコイル31とでリニアモーターが形成される。
リニアドライバ33は、各コイル31と接続される(図2参照)。リニアドライバ33は、不図示の電源回路に接続されている。リニアドライバ33は、コイル31に供給する電力を制御する回路であり、演算処理回路、各コイル31に供給する電圧および電流を調整する電力供給回路等の回路を含む。リニアドライバ33は、コントローラ4からの指示に基づいて、各コイル31に適切な電流を供給する。
コイル31に順に電流が供給されることで、搬送シャトル2に配置されたマグネット32との間に発生する磁力によって、搬送シャトル2が搬送部1の第1搬送ルート11又は第2搬送ルート12に沿って移動する。また、リニアドライバ33は、コイル31に供給する電流の量、タイミングを変更することで、搬送シャトル2の速度を調整することができる。
コントローラ4は、リニアドライバ33を介して、搬送シャトル2を独立して移動させることができる。なお、コントローラ4は、複数の搬送シャトル2を個別に動作をさせることができるとともに、同期して動作させることも可能である。また、コントローラ4は、搬送シャトル2の位置を取得できる。
コントローラ4は、搬送シャトル2を加減速することで、搬送方向Trに隣り合う搬送シャトル2の相対距離を調整する。例えば、搬送シャトル2を加速すると、搬送方向Trの前を移動している搬送シャトル2との距離が接近し、後を移動している搬送シャトル2との距離が離間する。また、減速した場合、その反対に、前の搬送シャトル2と離間し、後の搬送シャトル2と接近する。搬送シャトル2の加減速によって、搬送シャトル2同士が接触する虞もある。
また、リニア搬送機構3において、搬送シャトル2の速度、換言すると、搬送シャトル2間の相対距離を頻繁に変更すると、消費電力が増加し、コイル31の過熱の原因になる。そのため、コントローラ4は、なるべく搬送シャトル2の加減速を行わない、つまり、搬送シャトル2同士の距離を一定に保って搬送シャトル2を制御する。また、搬送シャトル2同士の距離を変更する必要がある場合も、コントローラ4は、搬送シャトル2同士の距離の変化がなるべく小さくなるように搬送シャトル2の速度を制御する。
搬送シャトル2において、物品保持部22は、シャトル本体21の上方に配置される。このことから、シャトル本体21の第1面24の内側及び第2面25の外側には、構成部材が配置されない。そのため、上ローラー211及び下ローラー212の径方向外縁部が、第1面24よりも内側Is及び第2面25よりも外側Osに突出する。
これにより、第1搬送ルート11において、搬送シャトル2は、第1直線搬送レール111、第2直線搬送レール112、第1曲線搬送レール113及び第2曲線搬送レール114の外側Osに沿って移動できる。また、搬送シャトル2は、第2搬送ルート12において、分岐レール121及び合流レール122の内面に沿って移動できる。また、搬送シャトル2は、帰還レール123の外面に沿って移動できる。
さらに詳しく説明すると、搬送シャトル2は、第1搬送ルート11において、レール13の外側Osに沿って移動可能である。シャトル本体21は、例えば、マグネット32の磁力によって、第1搬送ルート11のレール13の外側Osに吸着されている。なお、レール13に磁石を吸着する鉄等の金属で形成された吸着部を備えていてもよいし、コイル31に備えられた鉄心とマグネット32との磁力によって吸着されてもよい。
第1搬送ルート11において、上ローラー211および下ローラー212がレール13と接触することで、シャトル本体21の第1面24がレール13の外面と一定の間隔を開けて配置される。つまり、シャトル本体21は、上下を上ローラー211及び下ローラー212でレール13の外面に移動可能に支持される。
搬送シャトル2は、搬送方向Trに配列された上ローラー211および下ローラー212が上下にずれている。このため、搬送シャトル2が、搬送方向Trに接近した場合でも、上ローラー211同士または下ローラー212同士が干渉しにくい。そのため、搬送シャトル2を搬送方向Trに前後に接近して配置可能及び接近した状態で移動可能である。
図6に示すように、搬送シャトル2は、第2搬送ルート12において、分岐レール121及び合流レール122の内側Isに沿って移動可能である。シャトル本体21は、内部に配置されたマグネット32の磁力によって、分岐レール121及び合流レール122の内面に吸着されている。なお、レール13に磁石を吸着する鉄等の金属で形成された吸着部を備えていてもよいし、コイル31に備えられた鉄心とマグネット32との磁力によって吸着されてもよい。
上ローラー211及び下ローラー212が分岐レール121及び合流レール122と接触することで、シャトル本体21の第2面25が分岐レール121及び合流レール122の内面と一定の間隔を開けて対向して配置される。つまり、シャトル本体21は、上下を上ローラー211及び下ローラー212で分岐レール121及び合流レール122の内面に移動可能に支持される。
このような構成とすることで、第1直線搬送レール111、第2直線搬送レール112、分岐レール121及び合流レール122に配置されるコイル31の制御で、搬送シャトル2を分岐点P1で分岐可能であるとともに、合流点P2で合流可能である。つまり、簡単な構成であるとともに、簡単な制御で、搬送シャトル2を分岐、合流させることができる。
つまり、コントローラ4は、第1直線搬送レール111を移動する搬送シャトル2を、分岐点P1で、第1曲線搬送レール113又は分岐レール121のどちらかに分岐可能である。また、コントローラ4は、第2搬送ルート12の合流レール122を移動する搬送シャトル2を、合流点P2で、第2直線搬送レール112に合流させることが可能である。
<搬送シャトル2による物品Pcの保持>
次に、搬送シャトル2による物品Pcの保持について説明する。物品Pcは、搬送方向Trに並んで配置された2つの搬送シャトル2にて、搬送方向Trの前後から保持される。
搬送方向Trの前側の搬送シャトル2の後部支持台座228が物品Pcの底面の前部の内側を支持し、第2接触部226が物品Pcの前面Pcfを押圧する。また、物品Pcの搬送方向Trの後側の搬送シャトル2の前部支持台座227が物品Pcの底面Pctの後部の内側を支持し、第1接触部225が物品Pcの後面Pcrを押圧する。このとき、物品Pcの内面PcIは保持板221と接触する。
ここで物品Pcが、内部に液体の収容物が充填された略直方体状の場合、物品Pcの前面Pcfは、第2接触部226に押圧されて中間部分が凹む。同様に、物品Pcの後面Pcrは、第1接触部225に押圧されて中間部分が凹む。このように、前面Pcf及びPcrがそれぞれ、第2接触部226及び第1接触部225に押圧されて凹むことで、物品Pcの外側Osへの移動が制限される。また、物品Pcの内面PcIが保持板221と接触することで、物品Pcの内側Isへの移動も制限される。これにより、2つの搬送シャトル2で、物品Pcをしっかり保持できる。なお、物品Pcの搬送方向Trの前後に配置される搬送シャトル2は、同じ形状である。
図7は、物品Pcを保持した搬送シャトル2が曲線状のレール13を移動している状態を示す平面図である。図7に示すように、第1接触部225及び第2接触部226が各々、外側に膨らんだ、略曲面状であるので、保持アーム222の突出方向が平行でない場合にも物品Pcの前面Pcf及び後面Pcrを挟んで保持できる。
<供給部5>
図1に示すように、供給部5は、物品移動部51を有する。物品移動部51は、物品Pcを移動させる移動機構である。物品移動部51は、例えば、物品搬送装置100が配置される工程の前工程から搬出された物品を、物品搬送装置100に搬入(供給)する。なお、供給部5における物品Pcの移動方向を、供給方向Tsとする。
物品移動部51は、略直方体状の物品Pcを搬送するコンベヤである。物品移動部51は、上面に載置された物品Pcを供給方向Tsに移動させる。これにより、物品Pcは、供給部5において、供給方向Tsに沿って移動する。
物品移動部51は、ベルトコンベヤ、トップチェーンコンベヤなど、一般的な搬送コンベヤを用いることができる。ここでは、物品移動部51は、ベルトコンベヤを用いている(図1等参照)。物品移動部51は、コントローラ4に接続されており(図2参照)、コントローラ4からの指示に従って駆動される。
物品移動部51の供給方向Tsの後端が乗換部R1に接続している。物品移動部51によって供給方向Tsに移動された物品Pcは、乗換部R1で前後に並んだ搬送シャトル2に搬送方向Trの前後から挟まれて保持され、搬送方向Trに沿って搬送される。
供給部5において、物品移動部51の供給方向Tsの前方の端部は、物品Pcを正確な方向に誘導するガイドバー52が配置される。ガイドバー52は、物品移動部51上を移動する物品Pcの搬送方向Trと交差する方向に面する側面と接触する。これにより、物品Pcの倒れを抑制しつつ、乗換部R1における物品Pcの搬送シャトル2に対する角度のずれを抑制できる。
乗換部R1において、物品移動部51の供給方向Tsの前側の端部の内側Isは、搬送シャトル2の支持台座223と接触しないように、隙間をあけて配置される。そして、物品Pcは、物品移動部51による移動から搬送シャトル2による保持に移行するとき、前側の搬送シャトル2の後部支持台座228が物品Pcの底面Pctを支持する。そのため、物品移動部51は、支持台座223の上面と同じ高さ又はそれよりも多少高く設けることが好ましい。なお、物品移動部51の上面の支持台座223に対する高さは、物品Pcが支持台座223の上面に移動するとき、物品Pc及び内部に収容されている収容物に悪影響の無い程度の高さである。
<検査部6>
検査部6は、第1直線搬送レール111の近傍に配置される。検査部6は、第1直線搬送レール111の環状の外側に配置されて、搬送シャトル2が保持した物品Pcの底面Pctの状態に基づいて、物品Pcの良又は不良の判定を行う。
図2に示すように、検査部6は、撮像部61と、判定部62とを有する。撮像部61及び判定部62は、コントローラ4に接続されており、コントローラ4からの指示に従って動作する。
撮像部61は、例えば、CCD、CMOS等の撮像素子を有する、カメラを有する。撮像部61は、搬送シャトル2によって前後から保持され、第1直線搬送レール111に沿って移動する物品Pcの底面を撮像する。撮像部61は、画角及び焦点が固定されている。そして、コントローラ4の処理回路41は、搬送シャトル2に保持された物品Pcが検査部6を通過する毎に、物品Pcの底面Pctを撮像するように制御する。
そして、撮像部61は、物品Pcの底面Pctを撮像するごとに、撮像データをコントローラ4に送る。コントローラ4は、送られてきた撮像データを記憶回路42に蓄積する。また、コントローラ4の処理回路41は、送られてきた撮像データを判定部62に送信する。判定部62は、画像データに対して画像処理を実行し、画像処理後の画像データに基づいて、底面Pctの折りしろの形状、位置、色を確認し、物品Pcの良又は不良に判定する。
なお、判定部62は、コントローラ4の処理回路41と独立した処理装置を用いて処理を実行するようにしてもよいし、処理回路41の一部を用いて判定処理を行ってもよい。さらには、記憶回路42に記憶された判定処理用のプログラムを処理回路41で実行し、判定部62としてもよい。
判定部62は、物品Pcの良又は不良を判定する。そして、判定部62による物品Pcの良又は不良の判定結果は、コントローラ4に送る。コントローラ4は、良品と判定された物品Pcを保持した搬送シャトル2が分岐点P1から第1曲線搬送レール113に移動するように、リニア搬送機構3を制御する。また、コントローラ4は、不良品と判定された物品Pcを保持した搬送シャトル2が分岐点P1から第2搬送ルート12に移動するように、リニア搬送機構3を制御する。
第2搬送ルート12の分岐レール121の途中に、第2搬送ルート12の外部に排出する物品排出部124が設けられている。物品排出部124では、搬送シャトル2に保持されて不良品と判定された物品Pcを物品搬送装置100の外部に排出される。物品搬送装置100において、コントローラ4は、物品Pcを保持した搬送シャトル2が物品排出部124を通過するときに、物品Pcを保持している搬送シャトル2の距離が離れるようにリニア搬送機構3を制御する。これにより物品Pcが搬送シャトル2から離れ、物品Pcが落下する。落下した物品Pcは、不図示の容器によって回収される。
コントローラ4は、物品排出部124を通過した搬送シャトル2を帰還レール123及び合流レール122に沿って一定の速度で移動するように、リニア搬送機構3を制御する。そして、コントローラ4は、合流点P2で搬送シャトル2が第2直線搬送レール112に移動するように、リニア搬送機構3を制御する。
検査部6を用いることで、物品搬送装置100で搬送される物品Pcの良品と不良品とを判定し、良品のみを正規のルートである第1搬送ルート11に沿って移動させることができる。本実施形態の検査部6では、撮像部61として静止画を撮像する構成を例に説明したが、動画を撮影し、その動画に基づいて良品と不良品とを判定するようにしてもよい。
<処理部7>
第1搬送ルート11の第2直線搬送レール112の搬送方向Trの後側の近傍には、物品Pcに対して予め決められた処理を実行するための処理部7が配置される。処理部7は、コントローラ4に接続されており、コントローラ4からの指示に基づいて、制御される。
本実施形態の物品搬送装置100において、処理部7は、物品Pcの所定の位置に、製造日、消費期限等の文字を印字する印字処理である。なお、処理部7による処理は、印字処理に限定されず、物品Pcに対して実行される処理を広く採用することができる。
処理部7において、物品Pcに対して印字処理を実行するとき、物品Pcの搬送速度が速いと、正確な印字ができない。そのため、コントローラ4は、物品Pcが処理部7を移動するとき、物品Pcの搬送速度を遅くして物品Pcに対して処理を実行する。そして、物品Pcに対する処理が完了すると、コントローラ4は、物品Pcを元の速度に戻し、第2直線搬送レール112に沿って移動させる。
そして、第2直線搬送レール112の搬送方向Trの後端部の近傍には、物品搬送装置100の外部に、物品Pcを搬出する搬出部115が設けられる。搬出部115では、物品Pcが物品搬送装置100の外部、例えば、次工程に物品Pcを移動させる。搬出部115で物品Pcを外部に搬出した後、搬送シャトル2は、第2曲線搬送レール114に移動させる。第2曲線搬送レール114において、搬送シャトル2は、一定の速度で移動しつつ、乗換部R1での物品Pcの供給の待機を行う。
上述した物品搬送装置100において物品Pcの搬送を繰り返すと、物品Pcからの紙粉、ホットメルトの糸引き、塵、埃等の異物が発生する。また、搬送シャトル2が動作するときの上ローラー211及び下ローラー212の摩耗による異物も発生する。
物品搬送装置100の運転期間が長くなると、それだけ、上述したような異物の発生量が多くなり、この手の異物は、レール13に付着する。レール13に異物が付着すると、上ローラー211及び下ローラー212の接触面に凹凸が形成されて、搬送シャトル2の移動の精度が低下する原因になる。また、特に、搬送シャトル2の移動時の風圧により、溝部134には異物が蓄積しやすい。異物が溝部134に蓄積されてその上を上ローラー211が転動することで、異物が固くなる。硬い異物と擦れることで、上ローラー211が削れやすくなり、上ローラー211の寿命が短くなる。
そこで、物品搬送装置100では、レール13のレール上部132の溝部134を清掃するための清掃シャトル2Cが設けられる。清掃シャトル2Cについて図面を参照して説明する。
図8は、直線状のレールに沿って移動している清掃シャトル2Cを外側から見た図である。図9は、直線状のレールに沿って移動している清掃シャトル2Cの平面図である。図10は、清掃シャトル2Cの後側から見た図である。図11は、分岐点P1で分岐レール121に移動する清掃シャトル2Cの清掃部材23の近傍を拡大した平面図である。
図8等に示すように、清掃シャトル2Cは、清掃部材23を有し、物品保持部22が省略された点で、搬送シャトル2と異なる構成となっている。清掃シャトル2Cのこれ以外の点については、搬送シャトル2と同じ構成を有する。清掃シャトル2Cにおいて、搬送シャトル2と実質上同じ部分には、同じ符号を付すとともに同じ部分の詳細な説明は省略する。
図8に示すように、清掃シャトル2Cは、シャトル本体21と、清掃部材23とを有する。シャトル本体21には、2個の上ローラー211と、2個の下ローラー212とを有する。上ローラー211及び下ローラー212の形状及び配置は、搬送シャトル2と同じである。
清掃部材23は、シャトル本体21に配置される。清掃部材23は、レール13の溝部134に嵌り、溝部134内を摺動することで、溝部134の内部に溜まった異物を取り除く。上述のとおり、レール13には溝部134が上下に2本配置されている。そのため、清掃シャトル2Cには、上下2本の溝部134を清掃できるように、上下に分かれて清掃部材23が配置される。
物品搬送装置100において、第1搬送ルート11及び第2搬送ルート12の帰還レール123では、搬送シャトル2及び清掃シャトル2Cは、レール13の外側Osを移動する。また、分岐レール121及び合流レール122では、搬送シャトル2及び清掃シャトル2Cは、レール13の内側Isを移動する。そのため、清掃シャトル2Cでは、第1面24側及び第2面25側の両方に、2個ずつ計4個の清掃部材23が配置される。
第1面24側の2個の清掃部材23と、第2面25側の2個の清掃部材23はいずれも同等の形状を有する。また、各面の清掃部材23の区別が必要な場合、第1面24側を清掃部材23i、第2面25側を清掃部材23oとして説明する。
図8~図11に示すように、各清掃部材23は、スクレーパ231と、弾性部材232と、を有する。清掃部材23は、板状の部材を折り曲げることで形成されている。そして、山形状に折り曲げられた部分がスクレーパ231として用いられる。そして、スクレーパ231と接続される平板状の部分が、弾性部材232である。弾性部材232のスクレーパ231とは反対側の部分が、シャトル本体21に固定される。これにより弾性部材232は、たわむことで弾性力を発揮できる。
図8~図11に示すように、本実施形態にかかる清掃シャトル2Cでは、清掃部材23の弾性部材232をねじBtで固定している。しかしながら、清掃部材23の固定は、弾性部材232をねじBtで固定する方法に限定されない。例えば、固定具として、リベット、ピン等を用いてもよい。清掃部材23自体のメンテナンス性も考慮して着脱化可能であることが好ましい。また、弾性部材232として、板状の部分をいわゆる板バネとして用いる構成としているが、これに限定されず、別途コイルばね等の弾性部材を用いるようにしてもよい。
図8~図11に示すように、清掃シャトル2Cが搬送方向に移動するとき、清掃部材23のスクレーパ231が溝部134の内面を摺動することで、溝部134の内部の異物が掻きとられる。このとき、溝部134の摩耗を抑制するため、清掃部材23は、溝部134よりも軟らかい材料で形成されていることが好ましい。
図8に示すように、スクレーパ231は、搬送方向に延びる長尺状である。スクレーパ231は、搬送方向Trと直交する方向に突出し、搬送方向Trに延びる凸部233を有する。凸部233は、溝部134に嵌り、溝部134の内面と接触可能な形状であり、第1面234と、第2面235とを有する。第1面234は、凸部233の上部を形成し、第2面235は凸部233の下部を形成する。
弾性部材232は、シャトル本体21とスクレーパ231との間に配置される。弾性部材232は、スクレーパ231をシャトル本体21から離れる方向に弾性力を付与するように配置される。弾性部材232によって、スクレーパ231は、シャトル本体21から離れる方向に押され、凸部233が溝部134の内面に押し当てられる。
図8、図9等に示すように、第1面234は、搬送方向に延びる長方形状であり、溝部134の内面の上側の面136と接触可能な角度で傾斜している。また、第2面235は、搬送方向に延びる長方形状であり、溝部134の内面の下側の面137と接触可能な角度で傾斜している。そして、第1面234と第2面235とは、長辺同士が接続するように形成されている。第1面234と第2面235の接続部は搬送方向に延びる稜線236を形成する。稜線236が、レール13の溝部134の内面の角部分138に接触するように、スクレーパ231が溝部134に配置される。これにより、第1面234が溝部134の内面の上側の面136と、第2面235が溝部134の内面の下側の面137とそれぞれ接触する。
図8に示すように、スクレーパ231は、搬送方向Trにおいて、上ローラー211と隣り合うように配置される。詳しく説明すると、清掃シャトル2Cにおいて、搬送方向Trの前側の上ローラー211が、後側の上ローラー211よりも上に配置される。そのため。上側の清掃部材23において、スクレーパ231は、搬送方向Trの前側の上ローラー211よりも搬送方向Trの後側に配置される。スクレーパ231は、稜線236が搬送方向に沿うように配置される。上側の清掃部材23は、搬送方向Trの後側の上ローラー211の上方に配置される。そのため、上側の清掃部材23の弾性部材232は、スクレーパ231よりも上方に配置される。
また、下側の清掃部材23において、スクレーパ231は、搬送方向Trの後側の上ローラー211よりも搬送方向Trの前側に配置される。スクレーパ231は、稜線236が搬送方向に沿うように配置される。下側の清掃部材23は、搬送方向Trの前側の上ローラー211の下方に配置される。そのため、下側の清掃部材23の弾性部材232は、スクレーパ231よりも下方に配置される。
さらに、図9に示すように、第1面24側に取り付けられた上側及び下側の清掃部材23及び第2面25側に取り付けられた上側及び下側の清掃部材23のそれぞれは、搬送方向Trの前側が、後側に比べてレール13から離れるように傾斜して配置される。つまり、スクレーパ231の凸部233の搬送方向Trの前側は、レール13の溝部134の内面から離間しており、搬送方向Trの後側の一部が溝部134と接触する。
弾性部材232は、面に沿ってたわむことができるとともに弾性的に捻じれることができる構成である。そのため、清掃部材23のスクレーパ231の一部が溝部134に接触したとき、スクレーパ231の搬送方向Trの後側が溝部134から押される。これにより、弾性部材232は、搬送方向Trの前側がレール13に近づくように弾性的に捻じれる。これにより、スクレーパ231の搬送方向Trの前側も溝部134の内部に嵌り、溝部134の内面と接触する。なお、スクレーパ231の搬送方向Trの全長に渡って溝部134の内面と接触してもよいし、一部が離間していてもよい。本実施形態において、清掃部材23は、スクレーパ231が溝部134に嵌っていないときに傾斜し、スクレーパ231が溝部134の内面に密着するように構成されている。
スクレーパ231を傾斜して取り付ける方法として、ねじBtに外嵌し、清掃シャトル2Cのシャトル本体21と清掃部材23の弾性部材232との間に配置するスペーサによって調整する方法を挙げることができる。また、これ以外にも、清掃部材23のスクレーパ231を最初から、前側が後側に対してレール13から離れるように折り曲げて形成してもよい。さらには、清掃シャトル2Cの清掃部材23が取り付けられる面が、搬送方向Trの前方が、レール13から離れるように傾斜し、この面に清掃部材23を取り付ける構成であってもよい。
清掃シャトル2Cが搬送方向に移動するとき、凸部233の一部が第1面234及び第2面235が、溝部134の上側の面136及び下側の面137を摺動する。そのため、清掃シャトル2Cが搬送方向Trに移動することで、溝部134の内部に溜まった異物を掻きとることができる。
分岐点P1において、清掃シャトル2Cが第1直線搬送レール111から分岐レール121に移動するとき、清掃シャトル2Cは、分岐レール121の端部に差し掛かる。このとき、清掃シャトル2Cは、第1面24側にレールがある状態から、第2面25側にレールがある状態に乗り換える。このとき、第2面25側の清掃部材23oの搬送方向Trの前側が、分岐レール121の端部から分岐レール121の溝部134に嵌るように移動する。
これにより、清掃部材23oのスクレーパ231の凸部233の搬送方向Trの前側の端部が、分岐レール121の端部に引っ掛かりにくい。そのため、清掃シャトル2Cは、第1直線搬送レール111から分岐レール121に円滑に乗り換えることができるとともに、分岐レール121の溝部134に溜まった異物を掻き出すことができる。
なお、分岐レール121から帰還レール123に移動する部分、帰還レール123から合流レール122に移動する部分でも同様である。
また、物品搬送装置100において、第1直線搬送レール111、第2直線搬送レール112、第1曲線搬送レール113、第2曲線搬送レール114、分岐レール121、合流レール122及び帰還レール123は、いずれも、短レールを連結して形成される。スクレーパ231の搬送方向Trの前側がレール13の溝部134から離れていることで、短レールの継ぎ目部分を清掃シャトル2Cが通過するときに、スクレーパ231が継ぎ目に引っ掛かりにくい(図11参照)。分岐点P1等での乗換と同様、清掃シャトル2Cは、短レールの継ぎ目部分でも円滑に越えることができる。
また、継ぎ目部分を超えるときも、スクレーパ231の凸部233の搬送方向Trの後側は溝部134に接触した状態に維持される。そのため、溝部134に溜まった異物が排除される。そのため、レールの継ぎ目部分も清掃することができる。
このような、清掃シャトル2Cを、物品搬送装置100の第1搬送ルート11に沿って移動させることで、第1直線搬送レール111、第2直線搬送レール112、第1曲線搬送レール113及び第2曲線搬送レール114の溝部134に溜まった異物を掻き出す、つまり、溝部134の清掃を実行することができる。また、清掃シャトル2Cを、第2搬送ルート12に沿って移動させることで、分岐レール121、合流レール122及び帰還レール123の溝部134に溜まった異物を掻き出す、つまり、溝部134の清掃を実行することができる。
物品搬送装置100において、清掃シャトル2Cは、例えば、搬送シャトル2で物品Pcを搬送しないとき、つまり、物品搬送装置100による作業を停止しているときに実行するようにしてもよい。なお、清掃シャトル2Cで、レール13の溝部134を清掃するときには、全ての搬送シャトル2を物品搬送装置100から離脱させてもよい。また、搬送シャトル2とともに清掃シャトル2Cを同時に移動させるようにしてもよい。物品搬送装置100では、清掃シャトル2Cを移動させるだけで溝部134の清掃を行うことができるので、短い期間(例えば、1日1回、作業が停止する毎等)に清掃を行うことができる。これにより、搬送シャトル2の移動の精度の低下を抑制できるとともに、上ローラー211の摩耗を抑制することができる。
また、搬送シャトル2を物品搬送装置100から離脱させた状態で、清掃シャトル2Cで溝部134の清掃を行う場合、清掃シャトル2Cは、搬送シャトル2と同じ搬送方向Trに移動させてもよいし、搬送方向Trと反対向きに移動させてもよい。搬送方向Trの反対方向に移動させる清掃シャトル2Cのスクレーパ231は、搬送方向Trの後側が前側に比べてシャトル本体21に近くなるように傾斜して配置される。このようにすることで、上述したような、継ぎ目及びレールの乗換部分で円滑に移動できるとともに、確実に清掃することができる(図11参照)。
なお、本実施形態の物品搬送装置100では、搬送シャトル2とは別に清掃シャトル2Cを用いる構成としているが、これ人限定されない。例えば、物品搬送装置100を移動する複数の搬送シャトル2の少なくとも1つに清掃部材23を取り付け、搬送シャトル2と清掃シャトル2Cとを兼用するシャトルを採用してもよい。
<変形例>
図12は、変形例の物品搬送装置100Bの概略配置図である。図12に示す物品搬送装置100Bは、第2搬送ルート12の分岐レール121の中間部分から合流レール122の中間部分に接続する第2帰還レール141を有する待機ルート14を有する点で、物品搬送装置100と異なる。そのため、物品搬送装置100Bにおいて、図1に示す物品搬送装置100と同じ部分には、同じ符号を付すとともに、同じ部分の詳細な説明は省略する。
図12に示すように、物品搬送装置100Bでは、分岐レール121の中間部分に第2分岐点P11を有し、第2分岐点P11で第2帰還レール141に分岐可能になっている。そして、第2帰還レール141は、合流レール122の中間部分に第2合流点P21を有し、第2合流点P21で第2帰還レール141が合流可能になっている。第2帰還レール141は、設置場所が異なるだけで、帰還レール123と同じ構成を有する。
待機ルート14は、第2帰還レール141の中間部分に、清掃シャトル2Cが待機する待機領域142が設けられている。コントローラ4は、物品搬送装置100Bにおいて、搬送シャトル2が物品Pcを搬送し、処理部7で物品Pcに対して処理を実行しているとき、清掃シャトル2Cが待機ルート14の待機領域142に位置して、待機するように、リニア搬送機構3を制御する。
コントローラ4は、物品搬送装置100Bにおける物品Pcの搬送が停止されているとき、清掃シャトル2Cを待機ルート14から第2搬送ルート12を介して第1搬送ルート11に移動させるようにリニア搬送機構3に指示を送る。
これにより、清掃シャトル2Cは物品Pcが搬送されていないタイミングで、レール13の溝部134の清掃を行うことができる。そして、コントローラ4は、清掃シャトル2Cが一定の回数、第1搬送ルート11及び第2搬送ルート12を周回するようにリニア搬送機構3を制御する。そして、コントローラ4は、清掃シャトル2Cを第2分岐点P11から第2帰還レール141に移動させるようにリニア搬送機構3に指示を送る。
このような構成を有する物品搬送装置100Bでは、所定の期間ごとに、自動的に清掃シャトル2Cでレール13の溝部134の清掃を実行することができる。これにより、使用者の手間を押えつつ、物品搬送装置100Bのレール13の状態を常に良好な状態とすることができ、搬送シャトル2による物品Pcを搬送するときの移動の精度の低下を抑制できる。また、搬送シャトル2の上ローラー211の摩耗が抑制される。これにより、上ローラー211の摩耗が抑制されることで、搬送シャトル2のメンテナンスの手間を減らすことができる。
上述の実施形態では、物品Pcが搬送されていないときに清掃シャトル2Cを駆動する構成としているが、これに限定されない。物品Pcを保持した搬送シャトル2の間に、清掃シャトル2Cを配置させ、清掃シャトル2Cが第1搬送ルート11、第2搬送ルート12を移動するようにしてもよい。このようにすることで、物品Pcの搬送を停止することなく、レール13の溝部134の清掃を行うことができる。そのため、物品Pcの搬送効率を低下することなく清掃することができるとともに、搬送シャトル2の上ローラー211の交換のメンテナンスのスパンも長くすることができる。このことからも、物品Pcの搬送効率の低下を抑制できる。
なお、清掃シャトル2Cを動作させるとき、搬送シャトル2の移動速度を低下させてもよい。このようにすることで、物品の搬送効率は、搬送シャトル2を停止するときよりも高くすることができるとともに、搬送シャトル2と清掃シャトル2Cとの接触を抑制できる。
また、待機領域142は、清掃シャトル2Cが待機するとき、待機ルート14の第2帰還レール141内のコイル31に電力を供給しなくても、第2帰還レール141に接触して停止できる構成である。そして、待機領域142は、コントローラ4の指示に従ってリニア搬送機構3が第2帰還レール141内のコイル31に電力を供給したとき、その電力に応じて清掃シャトル2Cが動作するような構成であってもよい。このように構成することで、清掃シャトル2Cが待機領域142で待機しているときの消費電力を削減することができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明はこの内容に限定されるものではない。また本発明の実施形態は、発明の趣旨を逸脱しない限り、種々の改変を加えることが可能である。なお、以上においては清掃シャトル2Cでは、第1面24側及び第2面25側の両方に、2個ずつ計4個の清掃部材23が配置される例を示したがこれに限るものではなく、第1面24側または第2面25側の片側のみに清掃部材23が配置される態様であっても構わない。
<まとめ>
本発明は、以下の構成を有する。
(1)外面に物品の搬送方向に沿って延びる溝部を有するレールを有する搬送部と、
前記溝部に嵌った状態で回転移動可能な搬送ローラーを有し前記物品を保持して前記搬送方向に移動可能な複数の搬送シャトルと、
前記レールの前記外面に接触して配置されて前記搬送方向に移動可能な清掃シャトルと、
前記搬送シャトル及び前記清掃シャトルを前記搬送部に沿って移動させるリニア搬送機構と、を有し、
前記清掃シャトルは、
前記レールの前記溝部と対向する位置に配置されて前記溝部の内面と接触する清掃部材を有する物品搬送装置。
(2)前記清掃部材は、前記溝部よりも摩耗しやすい材料で形成されている(1)に記載の物品搬送装置。
(3)前記レールの外面に接触して配置され、前記搬送方向に移動する複数の搬送シャトルを有し、
前記清掃部材は着脱可能であり、
前記清掃シャトルは、前記搬送シャトルに前記清掃部材を取り付けた構成である(1)又は(2)に記載の物品搬送装置。
(4)前記レールの外面に接触して配置され、前記搬送方向に移動する複数の搬送シャトルを有し、
前記清掃シャトルは、前記搬送シャトルとは別に設けられる(1)又は(2)記載の物品搬送装置。
(5)前記清掃シャトルは、前記清掃部材に前記溝部と接触する方向の力を付与する弾性部材を有する(1)から(4)のいずれかに記載の物品搬送装置。
(6)前記清掃シャトルは、前記溝部に嵌った状態で前記溝部に沿って回転移動可能な清掃ローラーを有し、
前記清掃部材は、前記清掃ローラーの前記搬送方向の前方又は後方の少なくとも一方に配置される(1)から(5)のいずれかに記載の物品搬送装置。
(7)前記清掃部材は前記搬送方向に延びるとともに一定の長さの範囲で前記溝部と接触し、前記搬送方向の前側に向かうにつれて前記溝部から離れる(1)から(6)のいずれかに記載の物品搬送装置。
(8)前記搬送部は、搬送方向に見て前記清掃シャトルの右側に前記レールがある第1搬送部と、左側に前記レールがある第2搬送部とを有し、
前記清掃シャトルは、前記第1搬送部で前記レールと対向する部分及び前記第2搬送部で前記レールと対向する部分の両方に、前記清掃部材が配置される(7)に記載の物品搬送装置。
(9)前記搬送部は、主搬送路と、前記主搬送路から分岐した副搬送路を有し、
前記清掃シャトルは、通常運転時に前記副搬送路内で待機し、予め決められたタイミングで前記副搬送路から前記主搬送路に移動するとともに、前記溝部を清掃しつつ前記主搬送路を移動した後、再度前記副搬送路に戻る(1)から(8)のいずれかに記載の物品搬送装置。
100、100B 物品搬送装置
1 搬送部
11 第1搬送ルート
111 第1直線搬送レール
112 第2直線搬送レール
113 第1曲線搬送レール
114 第2曲線搬送レール
115 搬出部
12 第2搬送ルート
121 分岐レール
122 合流レール
123 帰還レール
124 物品排出部
13 レール
131 レール本体部
132 レール上部
133 レール下部
134 溝部
135 隙間
2 搬送シャトル
21 シャトル本体
211 上ローラー
212 下ローラー
213 凸部
22 物品保持部
221 保持板
2211 貫通孔
2212 凹部
222 保持アーム
223 支持台座
225 第1接触部
226 第2接触部
227 前部支持台座
228 後部支持台座
23、23i、23o 清掃部材
231 スクレーパ
232 弾性部材
233 凸部
236 稜線
24 第1面
25 第2面
3 リニア搬送機構
31 コイル
32 マグネット
33 リニアドライバ
4 コントローラ
41 処理回路
42 記憶回路
5 供給部
51 物品移動部
52 ガイドバー
6 検査部
61 撮像部
62 判定部
7 処理部

Claims (9)

  1. 外面に物品の搬送方向に沿って延びる溝部を有するレールを有する搬送部と、
    前記溝部に嵌った状態で回転移動可能な搬送ローラーを有し前記物品を保持して前記搬送方向に移動可能な複数の搬送シャトルと、
    前記レールの前記外面に接触して配置されて前記搬送方向に移動可能な清掃シャトルと、
    前記搬送シャトル及び前記清掃シャトルを前記搬送部に沿って移動させるリニア搬送機構と、を有し、
    前記清掃シャトルは、
    前記レールの前記溝部と対向する位置に配置されて前記溝部の内面と接触する清掃部材を有する物品搬送装置。
  2. 前記清掃部材は、前記溝部よりも摩耗しやすい材料で形成されている請求項1に記載の物品搬送装置。
  3. 前記レールの外面に接触して配置され、前記搬送方向に移動する複数の搬送シャトルを有し、
    前記清掃部材は着脱可能であり、
    前記清掃シャトルは、前記搬送シャトルに前記清掃部材を取り付けた構成である請求項1に記載の物品搬送装置。
  4. 前記清掃シャトルは、前記清掃部材に前記溝部と接触する方向の力を付与する弾性部材を有する請求項1に記載の物品搬送装置。
  5. 前記レールの外面に接触して配置され、前記搬送方向に移動する複数の搬送シャトルを有し、
    前記清掃シャトルは、前記搬送シャトルとは別に設けられる請求項1に記載の物品搬送装置。
  6. 前記清掃シャトルは、前記溝部に嵌った状態で前記溝部に沿って回転移動可能な清掃ローラーを有し、
    前記清掃部材は、前記清掃ローラーの前記搬送方向の前方又は後方の少なくとも一方に配置される請求項1に記載の物品搬送装置。
  7. 前記清掃部材は前記搬送方向に延びるとともに一定の長さの範囲で前記溝部と接触し、前記搬送方向の前側に向かうにつれて前記溝部から離れる請求項1に記載の物品搬送装置。
  8. 前記搬送部は、搬送方向に見て前記清掃シャトルの右側に前記レールがある第1搬送部と、左側に前記レールがある第2搬送部とを有し、
    前記清掃シャトルは、前記第1搬送部で前記レールと対向する部分及び前記第2搬送部で前記レールと対向する部分の両方に、前記清掃部材が配置される請求項7に記載の物品搬送装置。
  9. 前記搬送部は、主搬送路と、前記主搬送路から分岐した副搬送路を有し、
    前記清掃シャトルは、通常運転時に前記副搬送路内で待機し、予め決められたタイミングで前記副搬送路から前記主搬送路に移動するとともに、前記溝部を清掃しつつ前記主搬送路を移動した後、再度前記副搬送路に戻る請求項1から請求項8のいずれかに記載の物品搬送装置。
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