JP2024089867A - 食器洗浄機 - Google Patents

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Abstract

【課題】食器洗浄機の利便性を向上させる。【解決手段】食器洗浄機は、被洗浄物を洗浄するための洗浄槽と、洗浄槽を収納する本体と、洗浄槽の内部に被洗浄物を載置するためのカゴ4と、を備える。洗浄槽又は本体の少なくとも一部が透明又は半透明な部材で形成される。カゴ4に、被洗浄物を支持するための第1の突起部4-1aが設けられる。【選択図】図4

Description

本開示は、食器洗浄機に関する。
食器洗浄機として、システムキッチンに組み込まれるビルトイン型や、卓上に載置可能な卓上型や、使用者が設置場所を選択可能な独立型など、様々なタイプのものが提供されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2006-102199号公報
窓の近傍に食器洗浄機が設けられる場合、食器洗浄機が窓を塞いで採光性が低下するという問題があった。
本開示は、食器洗浄機の利便性を向上させるための技術を提供する。
本開示における食器洗浄機は、被洗浄物を洗浄するための洗浄槽と、洗浄槽を収納する本体と、洗浄槽の内部に被洗浄物を載置するための載置部と、を備える。洗浄槽又は本体の少なくとも一部が透明又は半透明な部材で形成され、載置部に、被洗浄物を支持するための第1の突起部が設けられる。
本開示によれば、食器洗浄機の利便性を向上させることができる。
実施の形態1の食器洗浄機の外観を示す斜視図 扉を開いた状態の食器洗浄機の外観を示す斜視図 食器洗浄機の側面視概略断面図 カゴの斜視図 カゴの平面図 カゴの側面図 カゴが設置された食器洗浄機の側面視概略断面図 カゴが上側洗浄槽に設置されたときの切欠部の周辺の拡大図
以下、図面を参照しながら実施の形態を詳細に説明する。但し、必要以上に詳細な説明は省略する場合がある。例えば、既によく知られた事項の詳細説明、または、実質的に同一の構成に対する重複説明を省略する場合がある。
なお、添付図面及び以下の説明は、当業者が本開示を十分に理解するために提供されるのであって、これらにより特許請求の範囲に記載の主題を限定することを意図していない。
(実施の形態1)
以下、図1~図8を用いて、実施の形態1を説明する。
実施の形態1に係る食器洗浄機は、本体又は洗浄槽の少なくとも一部が透明又は半透明の部材で形成される。これにより、使用者に開放感を与えることができる。また、食器洗浄機が窓の近傍に設置される場合であっても、窓からの採光が可能となる。
しかし、大皿などの重量のある食器類を食器洗浄機で洗浄するときに、食器類が透明又は半透明な部材に接触すると、透明又は半透明な部材が傷つき、外観を損なう恐れがある。
このような課題を解決するために、実施の形態1に係る食器洗浄機は、食器類などの被洗浄物を洗浄槽に載置するための載置部に、被洗浄物が透明又は半透明な部材に接触しないように支持するための突起部を設ける。これにより、透明又は半透明な部材が被洗浄物により傷ついて外観が損なわれるのを抑えることができるので、食器洗浄機の利便性を向上させることができる。
[1-1.構成]
図1は、実施の形態1の食器洗浄機40の外観を示す斜視図である。図2は、扉3を開いた状態の食器洗浄機40の外観を示す斜視図である。図3は、食器洗浄機40の側面視概略断面図である。
食器洗浄機40は、本体1、洗浄槽2、扉3、操作部5、貯水タンク6を備える。
本体1は、食器等の被洗浄物10を洗浄するための洗浄槽2などの構成を収容する。
洗浄槽2は、上側洗浄槽2-1と下側洗浄槽2-2を有する。上側洗浄槽2-1に、被洗浄物10を載置するための載置部の一例であるカゴ4が収容される。カゴ4の上面に、被洗浄物10を支持するための突起部4-1が設けられる。突起部4-1の詳細については後述する。下側洗浄槽2-2に、噴射ノズル7が設けられる。噴射ノズル7は、貯水タンク6に貯留された水を被洗浄物10に向けて噴射する。
扉3は、本体1及び上側洗浄槽2-1の前面の開口部を開閉する。扉3は、表側扉体3-1と裏側扉体3-2を有する。表側扉体3-1の正面視中央部に、表側扉体透明部3-3が設けられる。裏側扉体3-2の正面視中央部に、裏側扉体透明部3-4が設けられる。これにより、使用者は扉3を閉じた状態においても上側洗浄槽2-1を視認することができる。
裏側扉体3-2の上端部に、裏側扉体スイッチ押し込み部3-5が設けられる。扉3が閉じられると、裏側扉体スイッチ押し込み部3-5が、上側洗浄槽2-1の前面の上端部に設けられたスイッチレバー8を介してスイッチ9を押し込む。これにより、扉3が閉じられたことが検知される。
貯水タンク6は、洗浄槽2に供給される水を貯留する。貯水タンク6は、洗浄槽2の下方において本体1に着脱自在に設けられる。
本体1の背面のうち、上側洗浄槽2-1の背面の一部を構成する本体背面表側透明部1-1及び本体背面裏側透明部1-2は、透明又は半透明な部材で形成される。これにより、使用者は食器洗浄機40の背面側も視認することができるので、使用者に開放感を与えることができる。また、食器洗浄機40の背面側に窓などが設置されている場合、窓からの採光を維持することができる。上側洗浄槽2-1の背面が本体1とは別に構成される場合は、上側洗浄槽2-1の背面の少なくとも一部も透明又は半透明な部材で形成されてもよい。本体1又は洗浄槽2の背面に加えて、又は背面に代えて、本体1又は洗浄槽2の側面又は頂面の少なくとも一部が透明又は半透明な部材で形成されてもよい。
操作部5は、使用者から指示入力を受け付けて、食器洗浄機40の制御部に伝達する。制御部は、指示入力にしたがって食器洗浄機40の各構成を制御する。
図4は、カゴ4-1の斜視図である。図5は、カゴ4の平面図である。図6は、カゴ4の側面図である。図7は、カゴ4が設置された食器洗浄機40の側面視概略断面図である。
カゴ4の上面に、複数の突起部4-1が設けられる。突起部4-1は、第1の突起部4-1a、第2の突起部4-1b、第3の突起部4-1cを含む。
第1の突起部4-1aは、カゴ4が上側洗浄槽2-1に設置されたときの最も奥側、すなわち、本体背面裏側透明部1-2の内側面の近傍に設けられる。第1の突起部4-1aは、カゴ4の正面視中央を挟んで左右両側に2本設けられる。2本の第1の突起部4-1aの高さはほぼ同じである。透明又は半透明な部材が本体1又は洗浄槽2の背面以外の側面に設けられる場合は、透明又は半透明な部材が設けられた本体1又は洗浄槽2の内側面の近傍に突起部4-1aが設けられてもよい。
第2の突起部4-1bは、第1の突起部4-1aよりもやや手前側に設けられる。第2の突起部4-1bは、左側の第1の突起部4-1aの手前側に2本、右側の第1の突起部4-1aの手前側に2本設けられる。4本の第2の突起部4-1bの高さはほぼ同じである。第1の突起部4-1aの高さは、第2の突起部4-1bの高さよりも高い。
図3に示すように、大皿などの被洗浄物10がカゴ4の奥側に載置されるときに、第2の突起部4-1bは、被洗浄物10の縁を挟むように支持し、第1の突起部4-1aは、被洗浄物10の側面又は底面を裏側から支持する。これにより、被洗浄物10が本体背面裏側透明部1-2に接触しないように、被洗浄物10を4点で支持することができるので、本体背面裏側透明部1-2が被洗浄物10により傷ついて外観が損なわれるのを抑えることができる。
図5に示すように、第1の突起部4-1aと奥側の第2の突起部4-1bとの間の距離Aは、奥側の第2の突起部4-1bと手前側の第2の突起部4-1bとの間の距離Bよりも長い。Aは、Bの1.5倍以上長くてもよい。例えば、図5に示すように、Aは2.15cmであり、Bは1.0cmであってもよい。これにより、奥側の第2の突起部4-1bと手前側の第2の突起部4-1bとの間に被洗浄物10の縁部をより確実に挟持しつつ、第1の突起部4-1aにより被洗浄物10の側面又は底面を支持することができるので、被洗浄物10をより安定して支持することができる。また、被洗浄物10の深さや高さに応じて、第1の突起部4-1aと奥側の第2の突起部4-1bで被洗浄物10を支持したり、第1の突起部4-1aと手前側の第2の突起部4-1bで被洗浄物10を支持したりすることができるので、様々な種類や形状の被洗浄物10を支持することができる。
第1の突起部4-1aは、左右の第2の突起部4-1bの中央付近に1本のみ設けられてもよい。第1の突起部4-1aは、3本以上設けられてもよい。第2の突起部4-1bは、左右の第1の突起部4-1aの中央付近に2本のみ設けられてもよい。第2の突起部4-1bは、6本以上設けられてもよい。
図7に示すように、第1の突起部4-1aは、第1の突起部4-1aの上端が本体背面裏側透明部1-2の下端よりも高い位置にあるように設けられる。第1の突起部4-1aは、第1の突起部4-1aの上端が本体背面裏側透明部1-2の下端よりも1cm以上、1.5cm以上、2cm以上、2.5cm以上、3cm以上、3.5cm以上、4cm以上、4.5cm以上、又は5cm以上高い位置にあるように設けられてもよい。第1の突起部4-1aの高さは、下端から1~5cmであってもよい。第1の突起部4-1aの高さは、下端から1.5cm以上、2cm以上、2.5cm以上、3cm以上、3.5cm以上、4cm以上、又は4.5cm以上であってもよい。第1の突起部4-1aの高さは、下端から4.5cm以下、4cm以下、3.5cm以下、3cm以下、2.5cm以下、2cm以下、1.5cm以下であってもよい。例えば、図6に示すように、第1の突起部4-1aの高さは、下端から2.5~2.6cmであってもよい。これにより、より確実に被洗浄物10が本体背面裏側透明部1-2に接触するのを抑えることができる。
第3の突起部4-1cは、第1の突起部4-1a及び第2の4-1bよりも手前側に設けられる。第3の突起部4-1cは、任意の間隔で複数本設けられてもよい。第3の突起部4-1cは、被洗浄物10の底面、側面、頂面、縁などを支持する。複数の第3の突起部4-1cの高さや間隔は、全て同じであってもよいし、異なっていてもよい。前者の場合、同一形状の被洗浄物10を多数支持することができ、一度に洗浄可能な被洗浄物10の数を増やすことができる。後者の場合、様々な種類や形状の被洗浄物10を支持することができる。第3の突起部4-1cの高さは、第1の突起部4-1aの高さよりも低く、第2の突起部4-1bの高さよりも高くてもよい。例えば、図6に示すように、第3の突起部4-1cの高さは、下端から約1.8cmであってもよい。第1の突起部4-1aの高さは、第3の突起部4-1cの高さよりも、0.5cm以上高くてもよい。高さが最も高い第1の突起部4-1aを最も奥側に設けることにより、被洗浄物10をカゴ4に載置しやすくすることができる。
第1の突起部4-1a、第2の突起部4-1b、第3の突起部4-1cは、下部よりも上部の方が細いテーパー形状を有してもよい。これにより、樹脂などでカゴ4を形成する際に金型からカゴ4を抜去しやすくすることができるので、食器洗浄機40の製造コストを低減させることができる。
図7に示すように、上側洗浄槽2-1の内部の本体背面裏側透明部1-2側、すなわち奥側における天井の高さは、手前側における天井の高さよりも高い。これにより、上側洗浄槽2-1の奥側に、大皿などの高さのある被洗浄物10を載置するための空間を確保することができる。また、大皿などの高さのある被洗浄物10をカゴ4に載置する際に、被洗浄物10が上側洗浄槽2-1の天井などに接触するのを抑えることができる。また、食器洗浄機40のサイズを抑えることができる。
図4及び図6に示すように、カゴ4の底面の奥側の左右両側に、上側洗浄槽2-1に設けられた支持部と嵌合又は係合する被支持部として機能する切欠部4-2が設けられる。図8は、カゴ4が上側洗浄槽2-1に設置されたときの切欠部4-2の周辺の拡大図である。上側洗浄槽2-1の上面に、カゴ4を支持するための支持部として機能する凸部2-3が設けられる。カゴ4が上側洗浄槽2-1に設置されるとき、凸部2-3と切欠部4-2が嵌合してカゴ4が固定される。これにより、カゴ4が前後方向に移動して被洗浄物10が転倒し、本体背面裏側透明部1-2が傷つくのを抑えることができる。凸部2-3と切欠部4-2は、左右両側に2つ設けられる。これにより、カゴ4が上下方向にぐらついて被洗浄物10が転倒し、本体背面裏側透明部1-2が傷つくのを抑えることができる。
[1-2.動作]
以上のように構成された食器洗浄機40について、以下その動作、作用を説明する。使用者は、扉3を開いて、洗浄槽2に設置されたカゴ4に食器等の被洗浄物10を載置する。使用者は、操作部5で運転コースを設定した後、洗浄運転を開始する。食器洗浄機40の制御部は、運転コースに基づいて、洗い工程、すすぎ工程、及び乾燥工程を順番に実行する。
[1-3.効果等]
以上のように、本実施の形態において、食器洗浄機40は、被洗浄物10を洗浄するための洗浄槽2と、洗浄槽2を収納する本体1と、洗浄槽2の内部に被洗浄物10を載置するためのカゴ4と、を備え、洗浄槽2又は本体1の少なくとも一部が透明又は半透明な部材で形成され、カゴ4に、被洗浄物10を支持するための第1の突起部4-1aが設けられる。これにより、使用者に開放感を与えることができる。また、食器洗浄機40が窓の近傍に設置される場合であっても、窓からの採光が可能となる。また、透明又は半透明な部材が被洗浄物10により傷ついて外観が損なわれるのを抑えることができるので、食器洗浄機40の利便性を向上させることができる。
また、本実施の形態において、第1の突起部4-1aは、被洗浄物10がカゴ4に載置されたときに被洗浄物10が透明又は半透明な部材に接触しないように支持する。これにより、透明又は半透明な部材が被洗浄物10により傷ついて外観が損なわれるのを抑えることができる。
また、本実施の形態において、洗浄槽2の背面、前面、側面、及び頂面のうち少なくとも1つの少なくとも一部が透明又は半透明な部材で形成される。これにより、使用者に開放感を与えることができる。また、食器洗浄機40が窓の近傍に設置される場合であっても、窓からの採光が可能となる。
また、本実施の形態において、第1の突起部4-1aは、第1の突起部4-1aの上端が透明又は半透明な部材の下端よりも高い位置にあるように設けられる。これにより、透明又は半透明な部材が被洗浄物10により傷ついて外観が損なわれるのを抑えることができる。
また、本実施の形態において、第1の突起部4-1aは、第1の突起部4-1aの上端が透明又は半透明な部材の下端よりも1cm以上高い位置にあるように設けられる。これにより、透明又は半透明な部材が被洗浄物10により傷ついて外観が損なわれるのを抑えることができる。
また、本実施の形態において、第1の突起部4-1aの高さは、下端から1~5cmである。これにより、透明又は半透明な部材が被洗浄物10により傷ついて外観が損なわれるのを抑えることができる。
また、本実施の形態において、2以上の第1の突起部4-1aが設けられる。これにより、透明又は半透明な部材が被洗浄物10により傷ついて外観が損なわれるのを抑えることができる。
また、本実施の形態において、透明又は半透明な部材は、洗浄槽2の側面又は背面に設けられ、洗浄槽2の透明又は半透明な部材が設けられた面における高さは、透明又は半透明な部材が設けられない面における高さよりも高い。これにより、洗浄槽2の奥側に、大皿などの高さのある被洗浄物10を載置するための空間を確保することができる。また、大皿などの高さのある被洗浄物10をカゴ4に載置する際に、被洗浄物10が洗浄槽2の天井などに接触するのを抑えることができる。また、食器洗浄機40のサイズを抑えることができる。
また、本実施の形態において、カゴ4に、被洗浄物10を支持するための第2の突起部4-1bが設けられ、第1の突起部4-1aは、被洗浄物10の側面又は底面を支持し、第2の突起部4-1bは、被洗浄物10の縁部を支持する。これにより、透明又は半透明な部材が被洗浄物10により傷ついて外観が損なわれるのを抑えることができる。
また、本実施の形態において、第1の突起部4-1aの高さは、第2の突起部4-1bの高さよりも高い。これにより、透明又は半透明な部材が被洗浄物10により傷ついて外観が損なわれるのを抑えることができる。
また、本実施の形態において、カゴ4に、被洗浄物10を支持するための第3の突起部4-1cが設けられ、第3の突起部4-1cの高さは、第1の突起部4-1aの高さよりも低く、第2の突起部4-1bの高さよりも高い。これにより、様々な種類や形状の被洗浄物10を洗浄することができる。
また、本実施の形態において、洗浄槽2に、カゴ4を支持するための凸部2-3が設けられ、カゴ4の底面に、凸部2-3と嵌合又は係合する切欠部4-2が設けられる。これにより、カゴ4が前後方向に移動して被洗浄物10が転倒し、透明又は半透明な部材が傷つくのを抑えることができる。
また、本実施の形態において、凸部2-3及び切欠部4-2は、透明又は半透明な部材の近傍に2つ以上設けられる。これにより、カゴ4が上下方向にぐらついて被洗浄物10が転倒し、透明又は半透明な部材が傷つくのを抑えることができる。
(他の実施の形態)
以上のように、本出願において開示する技術の例示として、実施の形態1を説明した。しかしながら、本開示における技術は、これに限定されず、変更、置き換え、付加、省略などを行った実施の形態にも適用できる。また、上記実施の形態1で説明した各構成要素を組み合わせて、新たな実施の形態とすることも可能である。
そこで、以下、他の実施の形態を例示する。
実施の形態1では、主に、卓上型又は独立型の食器洗浄機について説明したが、本開示の技術は、システムキッチンに組み込まれるビルトイン型の食器洗浄機などにも適用可能である。
(付記)
以上の実施の形態の記載により、下記の技術が開示される。
(技術1)
被洗浄物を洗浄するための洗浄槽と、
前記洗浄槽を収納する本体と、
前記洗浄槽の内部に前記被洗浄物を載置するための載置部と、
を備え、
前記洗浄槽又は前記本体の少なくとも一部が透明又は半透明な部材で形成され、
前記載置部に、前記被洗浄物を支持するための第1の突起部が設けられる
食器洗浄機。
これにより、使用者に開放感を与えることができる。また、食器洗浄機40が窓の近傍に設置される場合であっても、窓からの採光が可能となる。また、透明又は半透明な部材が被洗浄物10により傷ついて外観が損なわれるのを抑えることができるので、食器洗浄機40の利便性を向上させることができる。
(技術2)
前記第1の突起部は、前記被洗浄物が前記載置部に載置されたときに前記被洗浄物が前記透明又は半透明な部材に接触しないように支持する
技術1に記載の食器洗浄機。
これにより、透明又は半透明な部材が被洗浄物10により傷ついて外観が損なわれるのを抑えることができる。
(技術3)
前記洗浄槽の背面、前面、側面、及び頂面のうち少なくとも1つの少なくとも一部が透明又は半透明な部材で形成される
技術1から2のいずれか1項に記載の食器洗浄機。
これにより、使用者に開放感を与えることができる。また、食器洗浄機40が窓の近傍に設置される場合であっても、窓からの採光が可能となる。
(技術4)
前記第1の突起部は、前記第1の突起部の上端が前記透明又は半透明な部材の下端よりも高い位置にあるように設けられる
技術1から3のいずれか1項に記載の食器洗浄機。
これにより、透明又は半透明な部材が被洗浄物10により傷ついて外観が損なわれるのを抑えることができる。
(技術5)
前記第1の突起部は、前記第1の突起部の上端が前記透明又は半透明な部材の下端よりも1cm以上高い位置にあるように設けられる
技術4に記載の食器洗浄機。
これにより、透明又は半透明な部材が被洗浄物10により傷ついて外観が損なわれるのを抑えることができる。
(技術6)
前記第1の突起部の高さは、下端から1~5cmである
技術1から5のいずれか1項に記載の食器洗浄機。
これにより、透明又は半透明な部材が被洗浄物10により傷ついて外観が損なわれるのを抑えることができる。
(技術7)
2以上の前記第1の突起部が設けられる
技術1から6のいずれか1項に記載の食器洗浄機。
これにより、透明又は半透明な部材が被洗浄物10により傷ついて外観が損なわれるのを抑えることができる。
(技術8)
前記透明又は半透明な部材は、前記洗浄槽の側面又は背面に設けられ、
前記洗浄槽の前記透明又は半透明な部材が設けられた面における高さは、前記透明又は半透明な部材が設けられない面における高さよりも高い
技術1から7のいずれか1項に記載の食器洗浄機。
これにより、洗浄槽2の奥側に、大皿などの高さのある被洗浄物10を載置するための空間を確保することができる。また、大皿などの高さのある被洗浄物10をカゴ4に載置する際に、被洗浄物10が洗浄槽2の天井などに接触するのを抑えることができる。また、食器洗浄機40のサイズを抑えることができる。
(技術9)
前記載置部に、前記被洗浄物を支持するための第2の突起部が設けられ、
前記第1の突起部は、前記被洗浄物の側面又は底面を支持し、
前記第2の突起部は、前記被洗浄物の縁部を支持する
技術1から8のいずれか1項に記載の食器洗浄機。
これにより、透明又は半透明な部材が被洗浄物10により傷ついて外観が損なわれるのを抑えることができる。
(技術10)
前記第1の突起部の高さは、前記第2の突起部の高さよりも高い
技術9に記載の食器洗浄機。
これにより、透明又は半透明な部材が被洗浄物10により傷ついて外観が損なわれるのを抑えることができる。
(技術11)
前記載置部に、前記被洗浄物を支持するための第3の突起部が設けられ、
前記第3の突起部の高さは、前記第1の突起部の高さよりも低く、前記第2の突起部の高さよりも高い
技術9から10のいずれか1項に記載の食器洗浄機。
これにより、様々な種類や形状の被洗浄物10を洗浄することができる。
(技術12)
前記洗浄槽に、前記載置部を支持するための支持部が設けられ、
前記載置部の底面に、前記支持部と嵌合又は係合する被支持部が設けられる
技術1から11のいずれか1項に記載の食器洗浄機。
これにより、カゴ4が前後方向に移動して被洗浄物10が転倒し、透明又は半透明な部材が傷つくのを抑えることができる。
(技術13)
前記支持部及び前記被支持部は、前記透明又は半透明な部材の近傍に2つ以上設けられる
技術12に記載の食器洗浄機。
これにより、カゴ4が上下方向にぐらついて被洗浄物10が転倒し、透明又は半透明な部材が傷つくのを抑えることができる。
本発明は、被洗浄物を洗浄するための食器洗浄機に利用可能である。
1 本体
1-1 本体背面表側透明部
1-2 本体背面裏側透明部
2 洗浄槽
2-1 上側洗浄槽
2-2 下側洗浄槽
2-3 凸部
3 扉
3-1 表側扉体
3-2 裏側扉体
3-3 表側扉体透明部
3-4 裏側扉体透明部
3-5 裏側扉体スイッチ押し込み部
4 カゴ
4-1 突起部
4-1a 第1の突起部
4-1b 第2の突起部
4-1c 第3の突起部
4-2 切欠部
5 操作部
6 貯水タンク
7 噴射ノズル
8 スイッチレバー
9 スイッチ
10 被洗浄物
40 食器洗浄機

Claims (13)

  1. 被洗浄物を洗浄するための洗浄槽と、
    前記洗浄槽を収納する本体と、
    前記洗浄槽の内部に前記被洗浄物を載置するための載置部と、
    を備え、
    前記洗浄槽又は前記本体の少なくとも一部が透明又は半透明な部材で形成され、
    前記載置部に、前記被洗浄物を支持するための第1の突起部が設けられる
    食器洗浄機。
  2. 前記第1の突起部は、前記被洗浄物が前記載置部に載置されたときに前記被洗浄物が前記透明又は半透明な部材に接触しないように支持する
    請求項1に記載の食器洗浄機。
  3. 前記洗浄槽の背面、前面、側面、及び頂面のうち少なくとも1つの少なくとも一部が透明又は半透明な部材で形成される
    請求項1に記載の食器洗浄機。
  4. 前記第1の突起部は、前記第1の突起部の上端が前記透明又は半透明な部材の下端よりも高い位置にあるように設けられる
    請求項1に記載の食器洗浄機。
  5. 前記第1の突起部は、前記第1の突起部の上端が前記透明又は半透明な部材の下端よりも1cm以上高い位置にあるように設けられる
    請求項4に記載の食器洗浄機。
  6. 前記第1の突起部の高さは、下端から1~5cmである
    請求項4から5のいずれか1項に記載の食器洗浄機。
  7. 2以上の前記第1の突起部が設けられる
    請求項1に記載の食器洗浄機。
  8. 前記透明又は半透明な部材は、前記洗浄槽の側面又は背面に設けられ、
    前記洗浄槽の前記透明又は半透明な部材が設けられた面における高さは、前記透明又は半透明な部材が設けられない面における高さよりも高い
    請求項1に記載の食器洗浄機。
  9. 前記載置部に、前記被洗浄物を支持するための第2の突起部が設けられ、
    前記第1の突起部は、前記被洗浄物の側面又は底面を支持し、
    前記第2の突起部は、前記被洗浄物の縁部を支持する
    請求項1に記載の食器洗浄機。
  10. 前記第1の突起部の高さは、前記第2の突起部の高さよりも高い
    請求項9に記載の食器洗浄機。
  11. 前記載置部に、前記被洗浄物を支持するための第3の突起部が設けられ、
    前記第3の突起部の高さは、前記第1の突起部の高さよりも低く、前記第2の突起部の高さよりも高い
    請求項9から10のいずれか1項に記載の食器洗浄機。
  12. 前記洗浄槽に、前記載置部を支持するための支持部が設けられ、
    前記載置部の底面に、前記支持部と嵌合又は係合する被支持部が設けられる
    請求項1に記載の食器洗浄機。
  13. 前記支持部及び前記被支持部は、前記透明又は半透明な部材の近傍に2つ以上設けられる
    請求項12に記載の食器洗浄機。
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