JP2024087576A - 端子ユニット - Google Patents

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隆生 内藤
浩次 戎
幸平 程谷
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Abstract

【課題】バッテリケースに挿入したバッテリカートリッジから確実に電力を取り出せる端子ユニットを構成する。【解決手段】バッテリケースの内壁24に配置され、バッテリケースに挿入されたバッテリカートリッジ10の出力端子15に接触する入力端子31aを有する入力端子部Caと、入力端子部Caを、バッテリケースの挿入方向と逆向きとなる突出方向に付勢する付勢機構Csとを備えた。【選択図】図5

Description

本発明は、端子ユニットに関する。
例えば、電気自動車(EV)に用いられるバッテリは、充電に時間を要するものであり、バッテリを交換できるように着脱自在にバッテリを構成する技術が存在する(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に記載の着脱式バッテリは、バッテリカートリッジに凸型電極、車体側接合部に凹型電極接合部を設け、凸型電極が凹型電極接合部に電気的に接続される。
特開2001-16706号公報
例えば、特許文献1に記載される技術と同様に、車体にバッテリケースを備え、このバッテリケースに着脱自在にバッテリカートリッジを挿入する構成では、バッテリカートリッジを挿入した状態で、凸型電極(出力端子)と凹型電極(入力端子)との接触不良を招くことが考えられる。
特許文献1に記載される技術では、バッテリカートリッジをバッテリケースに挿入した後に、扉を閉じる構成である。このため、例えば、閉じ状態の扉によってバッテリカートリッジを固定するものでは、長期に亘る使用により、扉のヒンジ部分の間隙が拡大した場合には、出力端子と入力端子との間に隙間が発生する等、適正に電力を取り出せないことが危惧される。
特に、電気自動車は、走行に伴う振動により、出力端子と入力端子との間に間隙が作り出されることも考えられた。
このような理由から、バッテリケースに挿入したバッテリカートリッジから確実に電力を取り出せる端子ユニットが求められる。
本発明に係る端子ユニットの特徴構成は、バッテリケースの内壁に配置され、当該バッテリケースに挿入されたバッテリカートリッジの出力端子に接触する入力端子を有する入力端子部と、前記入力端子部を、前記バッテリケースの挿入方向と逆向きとなる突出方向に付勢する付勢機構とを備えている点にある。
本構成によると、バッテリケースにバッテリカートリッジが挿入された状態では、入力端子が出力端子に接触し、この接触に伴い入力端子を有する入力端子部が付勢機構の付勢力に抗して突出方向と逆方向に入力端子部を変位させる。その結果、バッテリカートリッジを挿入した状態で、バッテリカートリッジに対し入力端子部から付勢機構の付勢力を作用させ、バッテリカートリッジの位置が挿入方向に多少変化しても、付勢機構の付勢力によってバッテリカートリッジの変位を抑制し、入力端子と出力端子との電気的な接触状態を維持できる。従って、バッテリケースに挿入したバッテリカートリッジから確実に電力を取り出せる端子ユニットとなっている。
他の構成として、前記入力端子部が、前記突出方向の端部に設けられ前記出力端子に接触可能な前記入力端子と、当該入力端子から前記バッテリケースの挿入方向に延出する外壁部とを含むハウジングを有しており、前記付勢機構は、前記内壁に支持された支持部材と、前記支持部材に支持され、前記突出方向に延出する軸体と、前記ハウジングに収容され前記軸体に沿って弾性変形可能なコイルスプリングとを有しても良い。
これによると、入力端子が出力端子に接触し、入力端子に圧力が作用した場合には、コイルスプリングの付勢機構の付勢力に抗して入力端子と外壁部とで構成されるハウジングが一体的に移動する。このとき、バッテリカートリッジに対し、コイルスプリングからの付勢力が突出方向に作用する。この構成では、支持部材に支持される軸体によって入力端子の移動量の設定や、移動方向の規制が可能となり、ハウジングにコイルスプリングが収容されることにより、コイルスプリングを露出させることもない。
他の構成として、前記バッテリケースには、前記バッテリケースにバッテリカートリッジが挿入された際に、この挿入の方向に交差する方向への移動を規制しつつ、挿入の方向への前記ハウジングの移動を案内するガイド部材が設けられても良い。
これによると、バッテリケースにバッテリカートリッジを挿入した際には、ガイド部材が挿入の方向に直交する方向への移動が規制される状態で、ハウジングを挿入方向に沿って移動させ、出力端子を入力端子に確実に接触させる。その結果、バッテリカートリッジの挿入方向の変位に加えて、挿入方向と交差する方向の変位も抑制できる。
他の構成として、前記付勢機構は、前記内壁に支持された支持部材と、当該支持部材に支持され導体から成る板バネとを有しており、前記板バネの湾曲端が前記出力端子と電気的に接続可能な前記入力端子であっても良い。
これによると、バッテリケースにバッテリカートリッジを挿入することにより、バッテリカートリッジの出力端子が、板バネの湾曲端の入力端子に接触して導通状態に達し、板バネを弾性変形させるため接触状態を維持する。つまり、バッテリカートリッジの位置が挿入方向に多少変化しても、板バネの付勢力によってバッテリカートリッジの変位を抑制し、入力端子と出力端子との電気的な接続状態を維持できる。
他の構成として、前記入力端子と、前記付勢機構とが単一のユニットに構成され、
前記内壁に形成された貫通孔に対し、前記バッテリケースの外部から前記ユニットが挿入状態で固定されても良い。
これによると、入力端子と付勢機構とを一体化したユニットが、内壁に形成された貫通孔に外部から挿入する形態で固定することにより、内壁からバッテリケースの内部空間に露出する状態で配置することが可能となる。このため、ユニットの装着方法が簡便である。
他の構成として、前記バッテリケースが、前記バッテリカートリッジからの電力で走行可能な車両に備えられても良い。
これによると、車両に備えたバッテリケースにバッテリカートリッジを挿入することにより出力端子と入力端子とが接触し、バッテリカートリッジの電力により車両の走行が可能となる。
電気自動車に備えた電源部を示す斜視図である。 電源部のバッテリケースとバッテリカートリッジとを示す斜視図である。 端子ユニットとバッテリカートリッジとを示す斜視図である。 端子ユニットの取付形態を示す斜視図である。 端子ユニットの断面図である。 出力端子に接触する状態の端子ユニットの断面図である。 別実施形態(a)の端子ユニットの断面図である。 別実施形態(a)で板バネの形状を示す断面図である。 別実施形態(b)の端子ユニットの断面図である。 別実施形態(c)の端子ユニットの断面図である。 別実施形態(e)のカートリッジの内端の斜視図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
〔基本構成〕
図1に示すように、車体1の前後の車輪2と、車輪2を駆動する電動モータ(図示せず)とを備え、電動モータに電力を供給する電源部Bを備えて電気自動車A(EV)が構成されている。電気自動車Aは、バッテリケース20に挿入されるバッテリカートリッジ10からの電力で走行可能な車両の一例であり、この車両にはハイブリッド車が含まれても良い。
電気自動車Aは、電源部Bが、複数(3つ)のバッテリカートリッジ10(以下、カートリッジ10と略称することもある)の着脱が可能なバッテリケース20(以下、ケース20と略称することもある)を備えている。この電源部Bは、車体1の横方向への複数(3つ)のカートリッジ10の着脱を可能にする。
この電気自動車Aは、カートリッジ10にリチウムイオン電池等の二次電池が用いられ、カートリッジ10の電力を消耗した場合に、別途充電したカートリッジ10と交換可能に構成されている。これにより、電気自動車Aは、車体1に固定されたバッテリのように停車状態で充電に要する時間の無駄をなくしている。
〔電源部:ケース〕
図2~図4に示すように、ケース20は、上壁21と、下壁22と、左右の側壁23と、内壁24とを有する。このケース20は、内壁24の反対側に開口20Sが形成され、この開口20Sを開閉するためヒンジ25により開閉自在な蓋部26を有する。尚、蓋部26は閉塞されることによりケース内でのカートリッジ10の位置が決まる。
ケース20は、カートリッジ10の挿入を案内するように回転自在に支持された複数のガイドローラ27と、回転自在に支持された複数の補助ローラ28を下壁22に備えている。ガイドローラ27は、カートリッジ10のガイド溝17に挿入され、補助ローラ28は、カートリッジ10の下面12に接触する。ケース20は、カートリッジ10の電力が伝えられる3つの端子ユニットCを内壁24に備えている。端子ユニットCの詳細は後述する。
〔電源部:カートリッジ〕
図2、図3に示すように、カートリッジ10は、断面形状が略矩形の棒状であり、ケース20にセットする際には、長手方向の一方の内端10aからバッテリケース20の開口20Sから挿入される。カートリッジ10は、ケース20にセットされた状態でケース20の上壁21に近接する上面11と、下壁22に近接する下面12と、側壁23に対向する側面13とを有する。
カートリッジ10は、内端10aに一対の出力端子15を備えている。一対の出力端子15は、一方がプラス側(正極側)であり、他方がマイナス側(負極側)である。
カートリッジ10は、内端10aの反対側の外端10bにユーザが握って取り扱うためのハンドル16を備えている。更に、カートリッジ10は、ガイドローラ27が嵌まり込むガイド溝17が下面12に形成されている。
〔端子ユニット〕
図4~図6に示すように、端子ユニットCは、一対の出力端子15に対して個別に接触する入力端子31aを有する一対の可動端子31(入力端子部Caの一例)と、一対の可動端子31を支持する絶縁性の樹脂で成る支持部材32と、一対の可動端子31を個別に付勢する一対のコイルスプリング33(付勢機構Csの一例)とを有する。
一対の可動端子31は、銅合金等の導電性の金属材で形成され、一方がプラス側(正極側)となり、他方がマイナス側(負極側)となる。尚、コイルスプリング33の付勢力で可動端子31が突出する方向を突出方向と称することもある。
端子ユニットCは、支持部材32に貫通する一対の端子軸35(軸体の一例、付勢機構Csの一例)を備えている。図5、図6に示すように、一対の可動端子31の各々は、突出端の入力端子31aと、筒状の外壁部31bとを銅合金等の良導体で一体的に形成したハウジングHを有している。このように可動端子31は、入力端子31aと、筒状の外壁部31bとを含むハウジングHの内側に内部空間が形成される。
また、一対のハウジングHは、支持部材32の凹部に対し、突出方向に沿ってスライド移動自在に嵌め込まれ、支持部材32のうち、ハウジングHの外壁部31bに摺接する部位がガイド部材Gとして機能する。このガイド部材Gは、ケース20にカートリッジ10が挿入された際に、この挿入の方向に交差する方向への移動を規制しつつ、挿入の方向へのハウジングHの移動を案内する。
端子軸35は、大径部35aと、小径部35bと、外部端子35cとが銅合金等の良導体で軸状に一体形成されている。外部端子35cは、電力線の接続を可能にするプレス加工で平坦に形成されている。
端子ユニットCは、端子軸35の大径部35aと小径部35bと(端子軸35の延出端)を可動端子31(ハウジングH)の内部空間側に配置し、外部端子35cを支持部材32より外方に突出させている。端子ユニットCは、端子軸35の大径部35aと小径部35bとの外周にコイルスプリング33が配置され、このコイルスプリング33の外部に可動端子31が配置される。これにより、端子軸35の延出端とコイルスプリング33とが内部空間に配置される。
コイルスプリング33は、バネ鋼を螺旋状に成形したものであり、巻き径が大きい領域を端子軸35の大径部35aの外面側に配置し、巻き径が小さい領域を端子軸35の小径部35bの外面側に配置している。特に、コイルスプリング33の小径部を、端子軸35の大径部35aと小径部35bとの境界部分に接触させることにより、図5に示すように、可動端子31の突出方向の限界を決めている。
特に、端子軸35の小径部35bには、コイルスプリング33の付勢力を受ける環状プレート36を固定状態で備えている。これによりコイルスプリング33の付勢力が可動端子31に対して突出方向に作用する。
可動端子31は、入力端子31aに伝えられる電流がコイルスプリング33を介して端子軸35に伝えられる構成である。尚、コイルスプリング33に金メッキ等良導体のメッキを施すことが望ましい。
図4に示すように、端子ユニットCは、内壁24の貫通孔24aに対し、外部から挿入し、支持部材32のプレート部32aのボルト孔32bに挿通した固定ボルト40を内壁24のネジ孔に螺合させる形態でケース20に固定される。尚、ケース20に備えた3つの端子ユニットCの外部端子35cから配線により電気自動車Aの電力制御部(不図示)に電力が供給される。
〔実施形態の作用効果〕
これにより、バッテリケース20に3つのバッテリカートリッジ10を挿入して蓋部26を閉塞することにより、端子ユニットCは、一対の出力端子15と、これらに対応する一対の可動端子31が接触し導通状態に達する。
また、端子ユニットCは、コイルスプリング33の付勢力により可動端子31の入力端子31aを出力端子15に接触する状態を維持する。特に、例えば、電気自動車の走行に伴う振動によってバッテリカートリッジ10の長手方向の位置が変化しても、導通状態を維持する。
この端子ユニットCは、可動端子31の入力端子31aがコイルスプリング33の付勢力に沿って直線的に変位し、出力端子15と入力端子31aとの接触状態を良好に維持する。また、可動端子31を構成するハウジングHは、支持部材32に一体的に形成されたガイド部材Gに沿って移動することにより、可動端子31(入力端子部Ca)のバッテリカートリッジ10の挿入方向の変位に加えて、挿入方向と交差する方向の変位も抑制できる。
〔別実施形態〕
本発明は、上記した実施形態以外に以下のように構成しても良い(実施形態と同じ機能を有するものには、実施形態と共通の番号、符号を付している)。
(a)図7、図8に示すように、銅合金等の良導体をU字状に湾曲させて湾曲部45sが形成された一対の板バネ45と、一対の板バネ45をリベット46によって絶縁性の樹脂で成る支持部材32に個別に支持する支持部材32とで端子ユニットCを構成する。
この別実施形態(a)は、板バネ45の湾曲部45sを付勢機構Csとして機能させ、支持部材32も付勢機構Csとして機能させており、板バネ45の湾曲端45aを入力端子部Caとして機能させている。
更に、この別実施形態(a)は、板バネ45の基端側を屈曲させ支持部材32の外部に配置した基端側端部45cから電力を取り出す。この構成では、バッテリケース20にセットされたバッテリカートリッジ10の出力端子15に板バネ45の湾曲端45aを接触させて電力の取出を可能にする。
特に、この構成では、板バネ45を、入力端子部Caと、付勢機構Csとに用いるため、部品点数を低減し、湾曲端45a(入力端子部Ca)を大きいストロークで変位させて出力端子15に接触する状態の維持が可能となる。
(b)図9に示すように、一対の出力端子15に個別に接触する入力端子31aを有する一対の可動端子31(入力端子部Caの一例)と、絶縁性の樹脂で成る支持部材32と、この支持部材32に立設され可動端子31の内部空間に嵌め込まれる一対の端子軸35と、一対の可動端子31を個別に付勢する複数の皿バネ48(付勢機構Csの一例)とを備えて端子ユニットCを構成する。尚、端子軸35の端部には外部端子35cが形成されている。
可動端子31は、入力端子31aと外壁部31bとを銅合金等の良導体で形成され、内側に内部空間を形成したハウジングHを構成している。一対のハウジングHは、支持部材32の凹部に対し、突出方向に沿って移動自在に嵌め込まれている。支持部材32のうちハウジングHの外壁部31bに摺接する部位がガイド部材Gとして機能する。また、可動端子31の内部に嵌め込まれる端子軸35もガイド部材Gとして機能する。
また、可動端子31の外壁部31bに形成された長孔と、端子軸35とに亘って規制ピン49を挿通することにより、可動端子31の脱落が防止される。この別実施形態(b)では、複数の皿バネ48が、重ね合わせた状態で端子軸35に外嵌する状態で配置され、可動端子31の端縁31cに当接することにより強い付勢力を作用させる。
(c)図10に示すように、一対の出力端子15に個別に接触する入力端子31aを有する一対の可動端子31(入力端子部Caの一例)と、絶縁性の樹脂で成る支持部材32と、この支持部材32に立設され可動端子31の内部空間に嵌め込まれる一対の端子軸35と、一対の可動端子31を個別に付勢するトーションスプリング51(付勢機構Csの一例)とを備えて端子ユニットCを構成する。尚、端子軸35の端部には外部端子35cが形成されている。
トーションスプリング51は、可動端子31の内部に収容されている。このトーションスプリング51は、端子軸35に固設した支持ピン52に一端が支持され、可動端子31の外壁部31bに形成された開口部31hの内縁に他端が支持されている。これにより、トーションスプリング51は、可動端子31を突出方向に付勢力を作用させる。
可動端子31は、入力端子31aと外壁部31bとを銅合金等の良導体で形成され、内側に内部空間を形成したハウジングHを構成している。一対のハウジングHは、支持部材32の凹部に対し、突出方向に沿って移動自在に嵌め込まれ、支持部材32のうちハウジングHの外壁部31bに摺接する部位がガイド部材Gとして機能する。また、可動端子31の内部に嵌め込まれる端子軸35もガイド部材Gとして機能する。
この別実施形態(c)では、図10に示す方向視のようにトーションスプリング51を端子軸35に重複する位置に配置できるため、トーションスプリング51を可動端子31の外部に配置することも可能となり、付勢機構Csの自由な配置を可能にする。
(d)例えば、別実施形態(a)に記載した板バネ45の一部に湾曲部45s(付勢機構Cs)を形成する構成に代えて、複数の湾曲部45s(付勢機構Cs)を構成するように端子ユニットCを構成することが可能である。また、板バネ45の一部をジグザグ状に折り曲げることにより、この折り曲げ部分を付勢機構Csとして構成すことも可能である。
(e)図11に示すように、カートリッジ10の内端10aを、出力端子15を取り囲むように、上面11、下面12、側面13を延出した突出縁10Wを備える。一対の出力端子15は、一方がプラス側(正極側)であり、他方がマイナス側(負極側)である。突出縁10Wを備えることにより、一対の出力端子15を保護し、異物の接触による出力端子15の漏電を抑制する。
(f)例えば、電気自動車(EV)の電源部Bに用いる場合に、バッテリケース20の配置や、姿勢は任意に設定することが可能である。また、バッテリカートリッジ10は、バッテリケース20に対する挿入方向の端部に形成する構成であれば任意の構成の採用が可能である。
尚、上記実施形態(別実施形態を含む、以下同じ)で開示される構成は、矛盾が生じない限り、他の実施形態で開示される構成と組み合わせて適用することが可能であり、また、本明細書において開示された実施形態は例示であって、本発明の実施形態はこれに限定されず、本発明の目的を逸脱しない範囲内で適宜改変することが可能である。
本発明は、端子ユニットに利用することができる。
10 バッテリカートリッジ
15 出力端子
20 バッテリケース
24 内壁
24a 貫通孔
31 可動端子(入力端子部)
31b 外壁部
32 支持部材(付勢機構)
33 コイルスプリング(付勢機構)
35 端子軸(軸体、付勢機構)
45 板バネ
45a 湾曲端(入力端子部)
48 皿バネ(付勢機構)
51 トーションスプリング(付勢機構)
Ca 入力端子部
Cs 付勢機構
G ガイド部材
H ハウジング

Claims (6)

  1. バッテリケースの内壁に配置され、当該バッテリケースに挿入されたバッテリカートリッジの出力端子に接触する入力端子を有する入力端子部と、
    前記入力端子部を、前記バッテリケースの挿入方向と逆向きとなる突出方向に付勢する付勢機構とを備えた端子ユニット。
  2. 前記入力端子部が、前記突出方向の端部に設けられ前記出力端子に接触可能な前記入力端子と、当該入力端子から前記バッテリケースの挿入方向に延出する外壁部とを含むハウジングを有しており、
    前記付勢機構は、前記内壁に支持された支持部材と、前記支持部材に支持され、前記突出方向に延出する軸体と、前記ハウジングに収容され前記軸体に沿って弾性変形可能なコイルスプリングとを有している請求項1に記載の端子ユニット。
  3. 前記バッテリケースには、前記バッテリケースにバッテリカートリッジが挿入された際に、この挿入の方向に交差する方向への移動を規制しつつ、挿入の方向への前記ハウジングの移動を案内するガイド部材が設けられている請求項2に記載の端子ユニット。
  4. 前記付勢機構は、前記内壁に支持された支持部材と、当該支持部材に支持され導体から成る板バネとを有しており、
    前記板バネの湾曲端が前記出力端子と電気的に接続可能な前記入力端子である請求項1に記載の端子ユニット。
  5. 前記入力端子と、前記付勢機構とが単一のユニットに構成され、
    前記内壁に形成された貫通孔に対し、前記バッテリケースの外部から前記ユニットが挿入状態で固定されている請求項1に記載の端子ユニット。
  6. 前記バッテリケースが、前記バッテリカートリッジからの電力で走行可能な車両に備えられている請求項1~5のいずれか一項に記載の端子ユニット。

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