JP2024080052A - 設計支援装置、設計支援方法、及びプログラム - Google Patents

設計支援装置、設計支援方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】より容易に要求仕様を満たす設計を行うことができる設計支援装置、設計支援方法、及びプログラムを提供する。【解決手段】設計支援装置1は、設計対象の製品の仕様を取得する取得部と、製品を構成する構成部品の組み合わせを示す製品構成を決定する予め設定された規則を用いて、取得部により取得された仕様を満たす各構成部品を特定する構成部品特定部と、蓄積されている設計モデルに対応する構成部品の仕様と取得部により取得された仕様との類似度を求め、求めた類似度に基づき、蓄積されている設計モデルの中から、構成部品特定部により特定された各構成部品の設計モデルをそれぞれ選択する設計モデル選択部と、設計モデル選択部により選択された各構成部品の設計モデルに基づき、設計対象の製品の設計モデルを生成するモデル生成部と、を備える。【選択図】図1

Description

本開示は、設計支援装置、設計支援方法、及びプログラムに関する。
受注毎の個別の仕様に基づいて製造される製品の設計において、過去の設計データを活用することにより設計の効率化を図る技術が提案されている。例えば、特許文献1には、パラメータの変更操作のみで、過去に設計された3次元CAD(Computer Aided Design)モデルの寸法の変更を可能とするCADモデル作成システムが開示されている。
特開2005-293014号公報
この設計支援装置において、設計者は、要求されている仕様(以下、単に要求仕様)に応じて、設計対象製品を構成する部品を予め決定しなければならない。しかし、多数の要求仕様を全て満たす部品を見つけ出すことは難しく、部品点数が増えるに従って設計に時間がかかる。また、特許文献1に記載の設計支援装置では、決定した部品に類似する過去に設計した部品を自ら特定して、その3次元CADモデルの寸法を編集しなければならず、CADモデルの作成にも手間がかかる。このように特許文献1に記載の技術では、設計を容易に行うことは困難であった。
本開示は、上記実情に鑑みてなされたものであり、より容易に要求仕様を満たす設計を行うことができる設計支援装置、設計支援方法、及びプログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本開示にかかる設計支援装置は、設計対象の製品の仕様を取得する取得部と、製品を構成する構成部品の組み合わせを示す製品構成を決定する予め設定された規則を用いて、取得部により取得された仕様を満たす各構成部品を特定する構成部品特定部と、蓄積されている設計モデルに対応する構成部品の仕様と取得部により取得された仕様との類似度を求め、求めた類似度に基づき、蓄積されている設計モデルの中から、構成部品特定部により特定された各構成部品の設計モデルをそれぞれ選択する設計モデル選択部と、設計モデル選択部により選択された各構成部品の設計モデルに基づき、設計対象の製品の設計モデルを生成するモデル生成部と、を備える。
本開示によれば、設計対象の製品の仕様を満たす構成部品を特定し、蓄積された設計モデルの中から、特定した各構成部品の設計モデルを選択して、設計対象の製品の設計モデルを生成する。したがって、より容易に要求仕様を満たす設計を行うことができる。
実施の形態に係る設計支援装置の機能構成を示すブロック図 図1に示す製品構成ロジックデータベースが記憶する製品構成ロジックテーブルの一例を示す図 図1に示す製品仕様データベースが記憶するモジュール仕様データの一例を示す図 実施の形態に係る設計支援装置の物理構成を示すブロック図 実施の形態に係る設計支援装置による3次元CADモデル生成処理を示すフローチャート 実施の形態に係る設計支援装置の設計対象製品の構成の一例を示す図 図2に示す表示部により表示される入力画面の一例を表す図 図2に示す表示部により表示される選定結果表示画面の一例を表す図 実施の形態2に係る設計支援装置の機能構成を示すブロック図 実施の形態2に係る設計支援装置による3次元CADモデル生成処理を示すフローチャート 図9に示す寸法変更部の指示により3次元CADモデルの寸法を変更する処理の一例を表す図
以下、本開示の実施の形態に係る設計支援装置、設計支援方法、及びプログラムについて、図面を参照して説明する。
(実施の形態1)
本実施の形態に係る設計支援装置は、構成部品であるモジュールを組み立てることにより完成される製品の設計を支援する装置である。設計対象の製品は、その製品についての複数の要求仕様を満たすように、組み立てられるモジュールの種類、および、各モジュールの形状が決定される。設計支援装置は、製品の要求仕様を満たすように、モジュールの種類の組み合わせを示すモジュール構成を決定するルールと、過去に受注した製品の仕様に含まれるモジュールに関する仕様、および、その製品を構成する各モジュールの3次元CADモデルを含む設計データとを記憶する。なお、モジュールとは、単体の部品又は部材、一部組み立てられた複数の部品又は部材等を含む中間材の総称である。設計支援装置は、顧客の要求仕様を満たす製品のモジュール構成を決定して、製品を構成する複数のモジュールの種類を特定する。設計支援装置は、過去に設計したモジュールの種類ごとの複数の3次元CADモデルの中から、特定したモジュールの仕様の組み合わせと類似度の大きい仕様の組み合わせを有する設計済のモジュールの3次元CADモデルをモジュールの種類毎に選定する。設計支援装置は、選定したモジュールの3次元CADモデルを組み合わせて、設計対象製品の3次元CADモデルを生成する。設計者は、設計支援装置により生成された個々のモジュールの3次元CADモデルに対し、必要に応じて形状、属性パラメータ等の変更を行って、設計対象製品の3次元CADモデルを完成させる。以下の説明では、設計対象の製品は、2つのサブシステムを備え、各サブシステムが複数のモジュールにより形成されるものである場合を例に説明する。ここで、サブシステムは、設計対象装置の一部を構成する相対的に大きな纏まりを意味し、複数のモジュールから構成される。
図1に示すように、設計支援装置1は、3次元CADモデルを生成し、生成された3次元CADモデルを記憶する3次元CADシステム部10と、製品の要求仕様に基づいて設計対象製品のモジュール構成を決定し、決定したモジュール構成に含まれるモジュールの種類毎に、そのモジュールに関する仕様の組み合わせとの類似度が大きい仕様の組み合わせを有する設計済のモジュールの3次元CADモデルを選定する製品構成・種類選定部20と、設計対象の製品のモジュール構成を決定するロジックと、設計済のモジュールの仕様を含む製品の仕様と、を記憶する実績・ロジックデータベース30と、ユーザの操作を受け付ける入力装置40と、製品構成・種類選定部20による処理結果を表示する表示装置50と、を備える。
3次元CADシステム部10は、設計者の操作に応じて設計対象の製品、モジュール、複数のモジュールにより形成されるサブシステム等の3次元の形状および配置を設計し、3次元CADモデルを生成する。また、3次元CADシステム部10は、生成したこれらの3次元CADモデルを記憶する。なお、3次元CADシステム部10は、モデル生成部の一例である。
製品構成・種類選定部20は、設計対象の製品を構成するモジュールの種類の組み合わせを示すモジュール構成を決定する製品構成決定部21と、設計済の製品を構成するモジュールの仕様の組み合わせと今回の設計対象製品のモジュール仕様の組み合わせとの類似度を算出して、算出した類似度に基づいて、モジュール設計に流用する3次元CADモデルをモジュール毎に選定する流用モデル選定部22と、を備える。なお、流用とは、設計済で保存されていた3次元CADモデルを必要に応じて一部変更して、今回の設計に用いることを広く指す。
製品構成決定部21は、設計対象の製品に含まれるモジュールの種類の組み合わせを示すモジュール構成をサブシステム毎に決定する。具体的に、製品構成決定部21は、実績・ロジックデータベース30に記憶されている、サブシステム毎のモジュール構成を決定するロジックを示す製品構成ロジックテーブルに基づいて、製品の要求仕様を満たすモジュール構成を決定する。
図2に示す通り、製品構成ロジックテーブルには、サブシステム1のモジュール構成のそれぞれのパターンを識別する「#」と、設計対象の製品のモジュール構成がいずれのパターンであるかを特定するための、サブシステムの仕様を含む製品の仕様に関連するロジックを示す「製品仕様1」、「製品仕様2」、「製品仕様3」と、各モジュール構成に含まれるモジュールの種類を特定する情報を示す「モジュール1-A」、「モジュール1-B」、「モジュール1-C」とを含む。例えば、2行目の「パターン1」のモジュール構成において、「パターン1」のセルと、「モジュール1-A」、「モジュール1-B」、「モジュール1-C」のそれぞれのセルとが交差するセルに、それぞれYESを意味する「y」が記載されているため、「パターン1」のモジュール構成は、「モジュール1-A」、「モジュール1-B」、「モジュール1-C」の3種類のモジュールにより形成されることを示す。そして、「パターン1」のモジュール構成であると決定するロジックは、「製品仕様1」の仕様値は「10」であり、「製品仕様2」の仕様は「A」であり、製品仕様3の仕様値は「600未満」であることを全て満たすものであることを示す。製品構成決定部21は、設計対象製品のサブシステムの仕様を含む製品の要求仕様と、製品構成ロジックテーブルに設定されているモジュール構成のパターン毎のロジックとを比較して、設定されたロジックを満たすパターンを特定し、特定したパターンに設定されているモジュールの種類の組み合わせを、設計対象製品のモジュール構成に決定する。なお、製品構成決定部21は、取得部、構成部品特定部の一例である。
図1に戻り、流用モデル選定部22は、製品構成決定部21により決定されたモジュール構成に含まれる各種類のモジュールに対して、設計済の同じ種類のモジュールの3次元CADモデルの中から、いずれの3次元CADモデルを流用するかを決定する。具体的に、流用モデル選定部22は、モジュールの種類毎に、設計済のモジュールの仕様とそのモジュールの3次元CADモデルとの対応付けを示すモジュール仕様データを用いて、設計対象製品のモジュールの仕様の組み合わせと設計済のモジュールの仕様の組み合わせの類似度を算出する。流用モデル選定部22は、類似度が最も大きい仕様の組み合わせを有する設計済のモジュールの3次元CADモデルを、今回の設計に流用する3次元CADモデルとして決定する。
モジュールの種類が「モジュール1-A」であるモジュールのモジュール仕様データの一例を示す図3の通り、モジュール仕様データは、過去のオーダを識別する情報である「オーダID」と、モジュールの3次元CADモデルを識別する情報である「3Dモデル名」と、そのモジュールの仕様を示す「モジュール仕様11」、「モジュール仕様12」、「モジュール仕様13」、「モジュール仕様14」と、を含む。図示する例において、モジュールの種類が「モジュール1-A」であるモジュールは、過去に4つの3次元CADモデルが生成されたことを示し、それぞれの3次元CADモデルを識別する情報である「3Dモデル名」は、「AA.asm」、「AB.asm」、「AC.asm」、「AD.asm」であることを示す。そして、例えば、「3Dモデル名」が「AA.asm」であるモジュールを含む製品のオーダを識別する情報である「オーダID」は、「A000001」であり、そのモジュールの「モジュール仕様11」の仕様値は「1」であり、「モジュール仕様12」の仕様は「A」であり、「モジュール仕様13」の仕様値は「500」であり、「モジュール仕様14」の仕様は「1000」であることを示す。流用モデル選定部22は、今回の設計対象製品を構成するモジュール「モジュール1-A」の仕様の組み合わせと、モジュール仕様データに格納されているオーダ毎の複数の「モジュール1-A」の仕様の組み合わせの類似度を算出し、類似度がもっとも大きい仕様の組み合わせを有するオーダに対応付けられた「モジュール1-A」の3次元CADモデルを、設計に流用する「モジュール1-A」の3次元CADモデルに決定する。類似度の算出方法の詳細については後述する。なお、流用モデル選定部22は、設計モデル選択部の一例である。
図1に戻り、実績・ロジックデータベース30は,設計対象製品のモジュール構成を決定するロジックを設定する製品構成ロジックデータベース31と、設計済の製品を構成するモジュールの仕様とモジュールの3次元CADモデルとの対応付けを記憶する製品仕様データベース32と、を備える。
製品構成ロジックデータベース31は、図2に例示する、設計対象の製品のモジュール構成を決定するロジックを示す製品構成ロジックテーブルを記憶する。製品構成ロジックデータベース31には、サブシステムの種類毎に、モジュール構成を決定するルールがそれぞれ異なるテーブルに設定されて、記憶される。
図1に戻り、製品仕様データベース32は、図3に例示する、設計済の製品を構成するモジュールの仕様と、そのモジュールの3次元CADモデルとの対応付けを示すモジュール仕様データを記憶する。製品仕様データベース32には、モジュールの種類毎に設計済のモジュールの仕様とそのモジュールの3次元CADモデルとの対応付けを示すモジュール仕様データがそれぞれ異なるテーブルに設定されて、記憶される。
入力装置40は、ユーザの操作を受け付ける。具体的に、ユーザは、入力装置40を操作して、設計対象の製品の要求仕様を入力する。
表示装置50は、ユーザからの、設計対象の製品の要求仕様の入力を受け付ける入力画面、および、流用モデル選定部22により、いずれの3次元CADモデルが選定されたかを示す処理結果画面を表示する。
以上説明した機能的構成を有する設計支援装置1は、物理的に、図4に示すように、プログラムに従った処理を実行するCPU(Central Processing Unit)11と、揮発性メモリであるRAM(Random Access Memory)12と、不揮発性メモリであるROM(Read Only Memory)13と、データを記憶する記憶部14と、情報の入力を受け付ける入力部15と、情報を可視化して表示する表示部16と、を備え、これらが内部バス99を介して接続されている。
CPU11は、記憶部14に記憶されたプログラムをRAM12に読み出して実行することにより、各種処理を実行する。CPU11は、プログラムにより提供される主要な機能として、3次元CADシステム部10と製品構成・種類選定部20とによる各処理を実行する。
RAM12は、CPU11のワークエリアとして使用される。ROM13は、設計支援装置1の基本動作のためにCPU11が実行する制御プログラム、BIOS(Basic Input Output System)等を記憶する。
記憶部14は、ハードディスクドライブを備え、CPU11が実行するプログラムを記憶し、プログラム実行の際に使用される各種データを記憶する。記憶部14は、実績・ロジックデータベース30として機能する。
入力部15は、キーボード、マウス、通信装置等を備えるユーザインタフェースである。入力部15は、入力装置40として機能する。
表示部16は、情報を可視化して表示する液晶ディスプレイ、有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイ等の表示装置である。表示部16は、表示装置50として機能する。
続いて、設計支援装置1の動作について、図5を用いて説明する。以下では、図6に示す通り、複数の種類のモジュールをそれぞれ備えるサブシステムであるサブシステム1とサブシステム2とを組み立てることにより製造される、3階層の製品構成を有する製品の3次元CADモデルを生成する場合を例に説明する。
設計支援装置1の3次元CADシステム部10には、設計済の製品の3次元CADモデルが記憶されている。設計者は、新たな製品の3次元CADモデルを作成した場合、または、過去に設計された3次元CADモデルを修正して新たな3次元CADモデルを作成した場合、3次元CADシステム部10に、作成した3次元CADモデルを記憶させることにより、3次元CADモデルを蓄積する。設計者は、製品、サブシステム、および、モジュールそれぞれの3次元CADモデルを、それらを識別するためのIDと紐付けて、3次元CADシステム部10に記憶させる。
設計支援装置1の製品構成ロジックデータベース31には、図2に例示する設計対象の製品のモジュール構成を決定するロジックを示す製品構成ロジックテーブルが、モジュール構成を決定する単位であるサブシステムの種類毎に予めを記憶されている。具体的に、設計者は、モジュール構成に関連する製品の仕様を、サブシステムの種類毎に入力して、製品構成ロジックテーブルを作成し、製品構成ロジックデータベース31に記憶させる。
また、設計支援装置1の製品仕様データベース32には、図3に例示する、設計済のモジュールの仕様とモジュールの3次元CADモデルとの対応付けを示すモジュール仕様データが、モジュールの種類毎に予めを記憶されている。具体的に、設計者は、モジュールの新たな3次元CADモデルを作成して、3次元CADシステム部10に記憶させた場合、そのモジュールを含む製品のオーダを識別する「オーダID」と、3次元CADモデルを識別するための情報である「3Dモデル名」と、モジュールに関する仕様と、を入力して、モジュール仕様データを更新する。
図5に戻り、設計者が、入力装置40を操作して、設計対象の製品の種類を特定して、3次元CADモデル生成処理の開始を要求すると、設計支援装置1は、処理を開始する。
設計者は、新たに受注した製品の要求仕様に基づいて、設計対象製品の仕様を入力する。設計支援装置1は、仕様の入力を受け付け(ステップS11)、設計者により入力された仕様を取得する。具体的に、設計者は、図7に示す入力画面110を表示装置50に表示させて、いずれかのタブ111を選択し、選択したレベルごとの仕様を、入力テーブル112に入力する。入力された各仕様は、設計支援装置1の製品構成決定部21に送信される。
図5に戻り、製品構成決定部21は、設計対象製品を構成する各サブシステムのモジュール構成を決定する(ステップS12)。具体的に、サブシステム1のモジュール構成を決定する場合、製品構成決定部21は、図2に示すサブシステム1の製品構成ロジックテーブルを参照して、製品構成ロジックテーブルに登録されたモジュール構成の複数のパターンの中から、ステップS11で入力された要求仕様を満たすモジュール構成のパターンを選定する。図7に示す通り、ステップS11で入力テーブル112に入力された仕様が、「製品仕様1」は「10」であり、「製品仕様2」は「A」であり、「製品仕様3」は「500」であり、「製品仕様4」は「DD」である場合、製品構成決定部21は、入力テーブル112に入力された各仕様が、製品構成ロジックテーブルに設定されているいずれのモジュール構成のパターンのロジックを満たすかを判定する。図示する例において、製品構成ロジックテーブルの「パターン1」のロジックは、「製品仕様1」は「10」であり、「製品仕様2」は「A」であり、「製品仕様3」は「<600」であり、入力テーブル112に入力された各仕様値は、これら全てを満たすため、製品構成決定部21は、パターン1に登録されたモジュール構成を設計対象の製品のモジュール構成であると決定する。具体的に、「パターン1」のセルと、「モジュール1-A」、「モジュール1-B」、「モジュール1-C」のそれぞれのセルとが交差するセルに、それぞれYESを意味する「y」が記載されているため、製品構成決定部21は、「モジュール1-A」、「モジュール1-B」、「モジュール1-C」の3種類のモジュールから構成されるモジュール構成であることを、流用モデル選定部22に送信する。次に、製品構成決定部21は、サブシステム2について、同様の処理によりモジュール構成を決定し、流用モデル選定部22に送信する
次に、流用モデル選定部22は、ステップS12で決定されたモジュール構成に含まれる各種類のモジュールに対し、設計済のモジュールの複数の3次元CADモデルの中から設計に流用する3次元CADモデルをモジュールの種類ごとに決定する(ステップS13)。具体的に、流用モデル選定部22は、以下の式(1)、(2)により、図3に例示するモジュール仕様データを参照して、設計済の仕様の組み合わせと、ステップS11にて入力された要求仕様に含まれるモジュールの仕様の組み合わせとの類似度を求め、求めた類似度が最も大きい仕様の組み合わせを有するモジュールの3次元CADモデルを、設計に流用する3次元CADモデルとして決定する。
式(1)は、過去のオーダXの仕様iの仕様と、設計対象製品のモジュールの仕様であるモジュール仕様iの仕様とが等しい場合に、オーダXの仕様iのスコア値δ は1であり、等しくない場合は0である関数を示している。例えば、「モジュール1-A」の、設計に流用する3次元CADモデルを決定する場合、流用モデル選定部22は、図3のモジュール仕様データに含まれるモジュール仕様11-14のそれぞれの仕様と、ステップS11で入力されたそれぞれの仕様とが等しいか否かにより、スコア値δ を算出する。次に、流用モデル選定部22は、以下の式(2)により、過去オーダXの製品仕様と設計対象製品の仕様との類似度Sを算出する。
=1/Σ×Σ(δ ×w) 式(2)
式(2)において、wは,仕様iに対してあらかじめ設計者により設定された重みである。重みは、仕様iの類似度Sに対する重要度の大きさを表しており、重みが大きい仕様のほうが、重みが小さい仕様よりも、類似度Sに与える影響が大きいことを示している。また、kは、仕様iの個数を示している。
流用モデル選定部22は、モジュール仕様データに含まれるオーダ毎に、式(1)、(2)により類似度を算出し、類似度が最も大きいオーダに対応付けられたモジュールの3次元CADモデルを、設計に流用する3次元CADモデルとして決定する。
図5に戻り、次に、流用モデル選定部22は、図8に示す、算出した各オーダの類似度と、いずれの3次元CADモデルを設計に流用するモデルとして選定したかを示す情報と、を含む選定結果表示画面100を生成し、表示装置50に表示させる(ステップS14)。図示する通り、選定結果表示画面100は、設計対象製品のモジュールの仕様を示す受注オーダ仕様テーブル101と、モジュール仕様データに、設計に流用するモデルとして選定された3次元CADモデルをチェックの有無により表示する「選択」と、算出した各オーダの類似度を示す「類似度」との項目を追加した選定結果表示テーブル102とを含む。図示する例において、流用モデル選定部22は、類似度が最も大きい「1」である、オーダID「A000001」に対応付けられた、3Dモデル名「AA.asm」を「モジュール1-A」の設計に流用するモデルとして決定したことを示している。流用モデル選定部22は、ステップS12で決定されたサブシステム1、および、サブシステム2のモジュール構成に含まれる全ての種類のモジュールに対し、同様の処理により、設計に流用する3次元CADモデルを決定し、モジュールの種類毎の選定結果表示画面100を表示装置50に表示させる。製品構成・種類選定部20は、ステップS12で決定した製品のモジュール構成、および、ステップS14で決定した、設計に流用する3次元CADモデルの識別情報である「3Dモデル名」を、モジュールの種類毎に3次元CADシステム部10へ送信する。なお、設計者が設計に流用するモジュールの3次元CADモデルを決定してもよい。具体的に、流用モデル選定部22は、図8に示す選定結果表示画面100を表示装置50に表示させ、いずれのモジュールの3次元CADモデルを選択するかの入力を受け付ければよい。設計者は、選定結果表示画面100に表示された情報を確認し、流用するモデルに決定したモジュールの3次元CADモデルの「選択」のセルにチェックを入力することにより、流用モデル選定部22は、いずれのモジュールの3次元CADモデルが流用するモデルに選択されたかを判定する。
図5に戻り、次に、3次元CADシステム部10は、ステップS12により決定されたモジュール構成、および、ステップS13により選定された各モジュールの3次元CADモデルに基づき、設計対象製品の3次元CADモデルを生成する(ステップS15)。具体的に、3次元CADシステム部10は、ステップS13で送信された各モジュールの「3Dモデル名」をキーとして、3次元CADシステム部10に記憶されている3次元CADモデルをそれぞれ読み出し、読み出した各3次元CADモデルを組み合わせて、設計対象製品の3次元CADモデルを生成する。3次元CADシステム部10は、生成した3次元CADモデルに予め設定されている製品の仕様に関する属性パラメータのパラメータ値を、ステップS11にて入力された各仕様値に変更して設計対象製品の3次元CADモデルを完成させる。なお、属性パラメータは、属性情報の一例である。
以上のように、設計支援装置1により、設計対象の製品のモジュール構成を決定するロジックに基づいて、製品の要求仕様を満たす製品のモジュール構成が決定される。設計支援装置1は、決定したモジュールの種類毎に設計済のモジュールの3次元CADモデルの中から、モジュール仕様の組み合わせの類似度が大きいモジュールの3次元CADモデルが選定されて、設計対象製品の3次元CADモデルが自動生成される。設計者は、設計支援装置1により生成されたモジュールの3次元CADモデルに対し、必要に応じて入力装置40を操作して、形状、サイズ、属性パラメータ等の変更を行って、設計対象製品の3次元CADモデルを完成させることができる。そして、新たに設計されたモジュールの3次元CADモデルをデータベースに蓄積していくことにより、様々な要求仕様に対応する3次元CADを生成することができ、製品の設計を容易に行うことが可能となる。
(実施の形態2)
上記実施形態では、必要に応じて、設計支援装置1により生成された3次元CADモデルの形状、又は、サイズをユーザが入力装置40を操作して編集することにより、設計対象製品の3次元CADモデルを完成させるものであった。これに対し、実施の形態2に係る設計支援装置1aは、3次元CADモデルの寸法を変更して、3次元CADモデルの形状、又は、サイズを編集するものである。
具体的に、図9に示す設計支援装置1aは、設計支援装置1が備える3次元CADシステム部10と、製品構成・種類選定部20と、実績・ロジックデータベース30と、入力装置40と、表示装置50と、を備える。製品構成・種類選定部20は、設計支援装置1が備える製品構成決定部21と、流用モデル選定部22と、に加えて、3次元CADモデルの寸法を変更する寸法変更部23を備える。
寸法変更部23は,流用モデル選定部22で選定されたモジュール毎の3次元CADモデルに対して、その3次元CADモデルが有する寸法を変更する機能を有する。具体的に、寸法変更部23は、ユーザにより入力された設計対象製品の要求仕様から寸法に関連する仕様を取得する。寸法変更部23は、取得した仕様に含まれる寸法値と流用モデル選定部22により選定された3次元CADモデルに設定された寸法値とを比較して、差異があるか否かを判定し、差異があると判定した寸法の寸法値を新たな寸法値に変更する指示情報を生成する。寸法変更部23は、生成した指示情報を、3次元CADシステム部10に送信する。3次元CADシステム部10は,受信した指示情報に従って、ステップS14で生成された設計対象製品の3次元CADモデルの寸法を変更する。
次に、設計支援装置1aの動作について、図10を参照して説明する。以下の説明では、図11に示す通り、選定されたモジュールの3次元CADモデルの筐体120のX軸方向の寸法を800mmから500mmに変更する場合を例に説明する。また、図10において、図5に示したフローチャートと共通のステップを含むため、相違点を中心に説明する。
ステップS11において、設計支援装置1aは、仕様の入力を受け付け(ステップS11)、設計者により入力されたモジュールのX軸方向の寸法は500mmあるという情報を含む仕様を取得する。入力された各仕様の情報は、設計支援装置1aの製品構成決定部21に送信される。
ステップS21において、設計支援装置1aの寸法変更部23は、ステップS13で選定されたモジュールの3次元CADモデルの寸法を変更する処理を行う(ステップS21)。具体的に、寸法変更部23は、ステップS11で取得したモジュールの寸法値と、ステップS13で選定されたモジュールの3次元CADモデルに含まれる筐体120のX軸方向の寸法値とを比較し、差異があるか否かを判定する。元の寸法値が800mmであり、取得した寸法値が500mmであるため、寸法変更部23は、差異があると判定し、筐体120のX軸方向の寸法を500mmに変更すると決定する。寸法変更部23は、筐体120のX軸方向の寸法を500mmに変更する旨を指示する指示情報を生成し、生成した指示情報を、3次元CADシステム部10に送信する。
ステップS15において、3次元CADシステム部10は、受信した指示情報に従って、ステップS13で選定されたモジュールの筐体120のX軸の寸法を500mmに変更した図11に示す筐体121を生成し、新たな3次元CADモデルを生成する。3次元CADシステム部は、寸法を変更したモジュールの3次元CADモデルとステップS13で選定された他のモジュールの3次元CADモデルとを組み合わせて、設計対象製品の3次元CADモデルを生成する。
以上のように、設計支援装置1aは、入力された寸法のパラメータ値に従って、3次元CADモデルの寸法を変更する。これにより、ユーザは、3D-CADを操作して、3次元CADモデルの形状を変更する手間が省けるため、より容易に設計をすることが可能となる。
本開示の主旨を逸脱しない限り、上記実施の形態で挙げた構成を取捨選択したり、他の構成に適宜変更したりすることが可能である。
本実施の形態において、製品の要求仕様、図2に示す製品構成ロジックテーブルに設定されるロジックを定義する仕様、および、図3に示すモジュール仕様データに設定されるモジュールの仕様は任意に設定してよい。例えば、これらの仕様は、サイズ、形状、材質、色、構造、品質、性能、規格、価格、納期、製造方法、安定供給の可否等、製品を具体化するために満たすべきあらゆる事項が含まれる。
本実施の形態において、設計支援装置1,1aは、製品構成として、サブシステムを構成するモジュールの種類を決定するものとして説明したが、これに限られず、製品を構成する部品を決定するものであればよい。この場合、図2に例示する製品構成ロジックテーブルに、それぞれのパターン毎に部品の組み合わせを定義すればよい。
また、設計支援装置1,1aは、過去の設計モデルの中からモジュールの3次元CADモデルを選定して、設計対象製品の3次元CADモデルを生成するものとして説明したが、これに限られず、製品を構成する部品の3次元CADモデルを選定するものであればよい。この場合、図3に例示する製品仕様テーブルに、受注番号と部品の3次元CADモデルを識別する情報と部品の仕様とが対応付けられて記憶されればよい。
また、上記実施の形態において、図7に示す仕様の入力画面は、製品、サブシステム1、サブシステム2、および、それぞれのモジュール毎にタブ111を有するものであったがこれに限られない。製品毎に1つのタブ111で表示されるテーブルに仕様を入力してもよいし、製品、サブシステム、モジュールといった製品構成の階層数と同数のタブ111により表示されるそれぞれテーブルに、それぞれの仕様を入力してもよい。
また、本実施の形態において、設計対象の製品は、2つのサブシステムを備え、各サブシステムが複数のモジュールにより形成されるものである場合を例に説明したが、製品の構成は任意である。例えば、製品は、サブシステムを備えず、複数のモジュールにより形成されるものであってもよいし、サブシステムを3つ以上備えるものであってもよい。
また、上記実施の形態において、3次元CADを例に説明したが、2次元CADにも適用可能である。
また、実績・ロジックデータベース30が記憶する情報、又は、3次元CADシステム部10が記憶する3次元CADモデルは、ネットワーク上に存在するクラウドサーバで一括管理され、製品構成・種類選定部20は必要に応じて当該クラウドサーバにアクセスして情報の読み書きを行うようにしてもよい。この場合、設計支援装置1は実績・ロジックデータベース30を備えなくてもよく、3次元CADシステム部10は、3次元CADモデルを記憶しなくてもよい。
また、設計支援装置1は、専用の装置によらず、通常のコンピュータシステムを用いて実現可能である。例えば、設計支援装置1における各機能を実現するためのプログラムを、コンピュータが読み取り可能なCD-ROM(Compact Disc Read Only Memory)、DVD-ROM(Digital Versatile Disc Read Only Memory)等の記録媒体に格納して配布し、このプログラムをコンピュータにインストールすることにより、上述の各機能を実現することができるコンピュータを構成してもよい。
また、各機能をOS(Operating System)とアプリケーションとの分担、またはOSとアプリケーションとの協同により実現する場合には、アプリケーションのみを記録媒体に格納してもよい。
本開示は、本開示の広義の精神と範囲を逸脱することなく、様々な実施の形態及び変形が可能とされるものである。また、上述した実施の形態は、本開示を説明するためのものであり、本開示の範囲を限定するものではない。つまり、本開示の範囲は、実施の形態ではなく、請求の範囲によって示される。そして、請求の範囲内及びそれと同等の開示の意義の範囲内で施される様々な変形が、本開示の範囲内とみなされる。
以下、本開示の諸態様を付記としてまとめて記載する。
(付記1)
設計対象の製品の仕様を取得する取得部と、
製品を構成する構成部品の組み合わせを示す製品構成を決定する予め設定された規則を用いて、前記取得部により取得された仕様を満たす各構成部品を特定する構成部品特定部と、
蓄積されている設計モデルに対応する構成部品の仕様と前記取得部により取得された仕様との類似度を求め、求めた類似度に基づき、蓄積されている前記設計モデルの中から、前記構成部品特定部により特定された各構成部品の設計モデルをそれぞれ選択する設計モデル選択部と、
前記設計モデル選択部により選択された各構成部品の設計モデルに基づき、設計対象の製品の設計モデルを生成するモデル生成部と、
を備える設計支援装置。
(付記2)
前記規則には、製品の仕様の組み合わせと該製品の前記製品構成とが対応付けられて設定され、
前記構成部品特定部は、前記取得部により取得された仕様を満たす前記規則に設定された製品の仕様の組み合わせを特定し、特定した製品の仕様の組み合わせに対応付けられた製品構成に含まれる各構成部品を、設計対象の製品の各構成部品であると特定する、
付記1に記載の設計支援装置。
(付記3)
前記設計モデル選択部は、前記取得部により取得された仕様に含まれる構成部品に関する仕様との類似度が最も大きい仕様を有する構成部品の設計モデルを、前記構成部品特定部により特定された各構成部品の設計モデルに選択する、
付記1又は2に記載の設計支援装置。
(付記4)
前記取得部により取得された仕様に含まれる寸法と差異がある前記設計モデルの寸法を、前記取得部により取得された寸法に変更する寸法変更部、をさらに備える、
付記1から3のいずれか1つに記載の設計支援装置。
(付記5)
前記モデル生成部は、生成された製品の設計モデルに含まれる該製品の仕様に関する属性情報を、前記取得部により取得された仕様に基づいて変更する、
付記1から4のいずれか1つに記載の設計支援装置。
(付記6)
コンピュータが、
製品を構成する構成部品の組み合わせを示す製品構成を決定する予め設定された規則を用いて、設計対象の製品の仕様を満たす各構成部品を特定するステップと、
蓄積されている設計モデルに対応する構成部品の仕様と設計対象の製品の仕様に含まれる構成部品の仕様との類似度を求め、求めた類似度に基づき、蓄積されている前記設計モデルの中から、特定された各構成部品の設計モデルをそれぞれ選択するステップと、
選択された各構成部品の設計モデルに基づき、設計対象の製品の設計モデルを生成するステップと、
を含む設計支援方法。
(付記7)
コンピュータに、
製品を構成する構成部品の組み合わせを示す製品構成を決定する予め設定された規則を用いて、設計対象の製品の仕様を満たす各構成部品を特定する処理と、
蓄積されている設計モデルに対応する構成部品の仕様と設計対象の製品の仕様に含まれる構成部品の仕様との類似度を求め、求めた類似度に基づき、蓄積されている前記設計モデルの中から、特定された各構成部品の設計モデルをそれぞれ選択する処理と、
選択された各構成部品の設計モデルに基づき、設計対象の製品の設計モデルを生成する処理と、
を実行させるプログラム。
1,1a 設計支援装置、10 3次元CADシステム部、11 CPU、12 RAM、13 ROM、14 記憶部、15 入力部、16 表示部、20 製品構成・種類選定部、21 製品構成決定部、22 流用モデル選定部、23 寸法変更部、30 実績・ロジックデータベース、31 製品構成ロジックデータベース、32 製品仕様データベース、40 入力装置、50 表示装置、99 内部バス、100 選定結果表示画面、101 受注オーダ仕様テーブル、102 選定結果表示テーブル、110 入力画面、111 タブ、112 入力テーブル、120,121 筐体。

Claims (7)

  1. 設計対象の製品の仕様を取得する取得部と、
    製品を構成する構成部品の組み合わせを示す製品構成を決定する予め設定された規則を用いて、前記取得部により取得された仕様を満たす各構成部品を特定する構成部品特定部と、
    蓄積されている設計モデルに対応する構成部品の仕様と前記取得部により取得された仕様との類似度を求め、求めた類似度に基づき、蓄積されている前記設計モデルの中から、前記構成部品特定部により特定された各構成部品の設計モデルをそれぞれ選択する設計モデル選択部と、
    前記設計モデル選択部により選択された各構成部品の設計モデルに基づき、設計対象の製品の設計モデルを生成するモデル生成部と、
    を備える設計支援装置。
  2. 前記規則には、製品の仕様の組み合わせと該製品の前記製品構成とが対応付けられて設定され、
    前記構成部品特定部は、前記取得部により取得された仕様を満たす前記規則に設定された製品の仕様の組み合わせを特定し、特定した製品の仕様の組み合わせに対応付けられた製品構成に含まれる各構成部品を、設計対象の製品の各構成部品であると特定する、
    請求項1に記載の設計支援装置。
  3. 前記設計モデル選択部は、前記取得部により取得された仕様に含まれる構成部品に関する仕様との類似度が最も大きい仕様を有する構成部品の設計モデルを、前記構成部品特定部により特定された各構成部品の設計モデルに選択する、
    請求項1又は2に記載の設計支援装置。
  4. 前記取得部により取得された仕様に含まれる寸法と差異がある前記設計モデルの寸法を、前記取得部により取得された寸法に変更する寸法変更部、をさらに備える、
    請求項1又は2に記載の設計支援装置。
  5. 前記モデル生成部は、生成された製品の設計モデルに含まれる該製品の仕様に関する属性情報を、前記取得部により取得された仕様に基づいて変更する、
    請求項1又は2に記載の設計支援装置。
  6. コンピュータが、
    製品を構成する構成部品の組み合わせを示す製品構成を決定する予め設定された規則を用いて、設計対象の製品の仕様を満たす各構成部品を特定するステップと、
    蓄積されている設計モデルに対応する構成部品の仕様と設計対象の製品の仕様に含まれる構成部品の仕様との類似度を求め、求めた類似度に基づき、蓄積されている前記設計モデルの中から、特定された各構成部品の設計モデルをそれぞれ選択するステップと、
    選択された各構成部品の設計モデルに基づき、設計対象の製品の設計モデルを生成するステップと、
    を含む設計支援方法。
  7. コンピュータに、
    製品を構成する構成部品の組み合わせを示す製品構成を決定する予め設定された規則を用いて、設計対象の製品の仕様を満たす各構成部品を特定する処理と、
    蓄積されている設計モデルに対応する構成部品の仕様と設計対象の製品の仕様に含まれる構成部品の仕様との類似度を求め、求めた類似度に基づき、蓄積されている前記設計モデルの中から、特定された各構成部品の設計モデルをそれぞれ選択する処理と、
    選択された各構成部品の設計モデルに基づき、設計対象の製品の設計モデルを生成する処理と、
    を実行させるプログラム。
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