JP2024078584A - 給気装置およびこれを備えた熱交換形換気装置 - Google Patents

給気装置およびこれを備えた熱交換形換気装置 Download PDF

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Shunichi Miyazaki
誠 石川
Makoto Ishikawa
誠 杉山
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Teruaki Anzai
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Abstract

【課題】室内筐体から押し出された屋外空気による建物内壁への汚れの付着を抑制できる給気装置または熱交換形換気装置を提供する。
【解決手段】給気装置または熱交換形換気装置1は、ダクト3と、室内筐体2と、給気用送風機4と、を備え、ダクト3は屋外22と室内21とを連通し、室内筐体2は室内21においてダクト3と接続され、給気用送風機4により屋外22から室内21へ空気が送風される給気風路81が形成され、給気用送風機4は給気ケーシング44を有し、給気ケーシング44はダクト3の中に設けられ、給気ケーシング44の吐出口外縁部44aの周囲を負圧領域88にした。
【選択図】 図2

Description

本発明は、屋外と室内とを連通したダクトを介して屋外空気を室内に供給することにより換気を行う給気装置、およびこれを備えた熱交換形換気装置に関するものである。
従来、この種の給気装置は、屋外と室内とを連通したダクト内に給気用の送風機を有し、屋外空気を室内に供給することにより換気を行う給気装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
以下、その給気装置について図5を参照しながら説明する。
図5に示すように、この給気装置は、箱体部101と、筒状部102と、給気用送風機110と、フィルタ105とからなる。
箱体部101は建物内壁120に取り付けられ、内部に給気通路130を備える。
筒状部102は、建物内壁120を貫通させて設けられる。
給気用送風機110は、筒状部102の内部に設けられる。
フィルタ105は、箱体部101の内部において、給気通路130を塞ぐように配置され、室内に給気される空気を濾過する構成としている。
給気用送風機110は、電動機103から突出する回転軸の端部に固定された給気用羽根車104を備える。
特開2006-112736号公報
このような従来の給気装置においては、フィルタが箱体部内において、給気通路を塞ぐように配置され、室内に吸気される空気を濾過する構成としている。
このため、外部の塵埃が除去された清浄な空気が室内へ供給されるものの、箱体部内の空気の圧力が室内に比べて高い状態(正圧)となり、箱体部背面のすき間から塵埃を含んだ屋外空気が建物内壁に沿って押し出されるため、建物内壁に汚れが付着するという課題を有していた。
そこで本発明は、上記従来の課題を解決するものであり、建物内壁への汚れの付着を抑制することを目的とする。
そして、この目的を達成するために、本発明の一態様に係る給気装置は、ダクトと、室内筐体と、給気用送風機と、を備えた給気装置であって、ダクトは屋外と室内とを連通し、室内筐体は室内においてダクトと接続され、給気用送風機により屋外から室内へ空気が
送風される給気風路が形成され、給気用送風機は給気ケーシングを有し、給気ケーシングはダクトの中に設けられ、給気ケーシングの吐出口外縁部の周囲を負圧領域にしたことを特徴としたものであり、これにより所期の目的を達成するものである。
本発明によれば、建物内壁への汚れの付着を抑制できる。
本発明の実施の形態1の熱交換形換気装置を示す全体斜視図 同熱交換形換気装置の全体の部品構成を示す断面図 (a)同ダクトの室内筐体との接続部分を示した斜視図、(b)同ダクト内における給気用送風機の構成を示した斜視図 同室内筐体のダクトとの接続部分を示した斜視図 従来の給気装置を示す断面図
本発明の一態様に係る給気装置は、ダクトと、室内筐体と、給気用送風機と、を備えた給気装置であって、ダクトは屋外と室内とを連通し、室内筐体は室内においてダクトと接続され、給気用送風機により屋外から室内へ空気が送風される給気風路が形成され、給気用送風機は給気ケーシングを有し、給気ケーシングはダクトの中に設けられ、給気ケーシングの吐出口外縁部の周囲を負圧領域にしたという構成を有する。
これにより、給気ケーシングから室内筐体内に入って正圧となった屋外空気の一部が、給気ケーシングの吐出口外縁部周囲の負圧領域に回収されるので、建物内壁への汚れの付着を抑制できるという効果を得ることができる。
また、ダクトはダクトフランジ部を有し、筐体は筐体背面を有し、筐体背面は、給気側開口、外縁接触部、およびダクトフランジ接触部を有し、吐出口外縁部は給気側開口の周囲において外縁接触部と接触し、ダクトフランジ部は外縁接触部よりも外側においてダクトフランジ接触部と接触するという構成にしてもよい。
これにより、ダクト内において吐出口外縁部の周囲に負圧領域を設けやすくなり、室内筐体内において正圧となった屋外空気をより効果的に負圧領域に回収することができる。このため、建物内壁への汚れの付着を抑制しやすくなる。
また、給気装置は、排気用送風機と、熱交換素子と、を備えた熱交換形換気装置であって、排気用送風機は室内筐体の中に設けられ、排気用送風機により室内から屋外へ空気が送風される排気風路が形成され、熱交換素子は、給気風路と排気風路とが交差する位置に設けられ、ダクトは給気風路と排気風路とを仕切る仕切板を有し、給気用送風機は仕切板に接続されるという構成にしてもよい。
これにより、屋外空気と室内空気を熱交換しながら換気を行う場合においても、室内筐体から押し出された屋外空気が、給気ケーシングの吐出口外縁部周囲の負圧領域に回収されるので、建物内壁への汚れの付着を抑制できる。
また、ダクトの内部において、給気用送風機を構成する給気モータは排気風路に突出する、という構成にしてもよい。
これにより、給気モータは、室内空気の通風による温調により、動作環境が安定するという効果を得ることができる。
また、仕切板は直線部および丸形部からなる仕切板フランジ部を有し、筐体背面は、排気側開口、直線接触部、および丸形接触部を有し、直線部は給気ケーシングの吐出口と隣接する位置に配置され、丸形部は直線部と隣接し、直線部は、排気側開口と給気側開口との間において直線接触部と接触し、丸形部は、排気側開口の周囲の一部において丸形接触部と接触し、ダクトフランジ部は、直線接触部および丸形接触部よりも外側においてダクトフランジ接触部と接触する、という構成にしてもよい。
これにより、給気風路から排気風路への風漏れを抑制することができ、結露の発生や、給気風路から排気風路への塵埃侵入を抑制することが可能となる。また、排気風路から室内への風漏れを抑制し、換気性能を確保できる。
また、熱交換素子は、室内筐体の中に設けられる、という構成にしてもよい。
熱交換素子が室内筐体の中に設けられることにより、給気ケーシングから室内筐体内に入った屋外空気の正圧レベルが上がることとなって建物内壁が汚れやすくなるが、その場合であっても、室内筐体内に入って正圧となった屋外空気の一部が、給気ケーシングの吐出口外縁部周囲の負圧領域に回収されるので、建物内壁への汚れの付着を抑制できる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
図1および図2に示すように、熱交換形換気装置1は、室内筐体2と、ダクト3と、ルーバー8と、屋外フード10とを備える。
室内筐体2と、ダクト3と、ルーバー8と、屋外フード10は、後述するが、それぞれ内部に給気風路81と排気風路82を形成する。
室内筐体2は、室内21側に設置され、室内21への給気と室内空気の排気を行う。
屋外フード10は、屋外22側に設置され、屋外22への排気と室内空気の給気を行う。
ダクト3は、例えば中空の円筒状外郭を有し、壁面20に設けられる貫通孔25の内部に取付けられる。
ダクト3は、円形断面の室内21側端部を室内筐体2に接続し、円形断面の屋外22側端部を屋外フード10に接続する。
これにより、ダクト3は、室内筐体2と、屋外フード10とで挟み込んでみ接続され、それぞれの給排気風路を連結する。
このようにして熱交換形換気装置1は、壁面20に対して設置され、給気風路81と排気風路82とを形成し、室内21と屋外22との間で給排気を行う換気装置である。
屋外フード10は、例えば箱形状の外郭を有し、筐体背面を壁面20に対して固定し、設置状態においてダクト3に接続され、給気風路81と排気風路82を連結する。
屋外フード10は、壁面20への設置状態における筐体の側面および上下面の任意の面に対し、屋外側給気口33と、屋外側排気口34と、を備える。
屋外側給気口33は、給気風路81と連通する場所に設け、屋外側排気口34は、排気
風路82と連通する場所に設ける。
ここで屋外フード10は、屋外22から室内21への風雨や粗塵の浸入を防止する役割を有した部材であるため、屋外側給気口33と屋外側排気口34は、細いスリット状の開口を多数個組合せて開口面積を確保することが望ましい。
ダクト3は、中空の円筒内部に仕切板9と、給気用送風機4と、を有している。
給気用送風機4は、給気回転軸41と、給気モータ42と、給気羽根車43と、給気ケーシング44と、から構成される。給気用送風機4は、仕切板9に固定され、屋外22から室内21への送風を行う。
給気用送風機4は、ダクト3の内部に備えることにより、室内筐体2が小型化できるという効果を有するが、必ずしもダクト3の内部に在る必要はない。例えば給気用送風機4を室内筐体2の内部に収めることで、ダクト3の外径を小さくすることが可能となる。これにより、設置に必要な壁面20の貫通孔25が小さくできるため、施工工事が簡易になるという効果を得る。
また、給気用送風機4を屋外フード10の内部に収める場合も、同様の効果を得る。
仕切板9は、例えばフラットな平面を持つ板形状の部品であり、ダクト3の内部において、ダクト3の円形断面を二分するように取付けることで、ダクト3の内部に給気風路81と排気風路82とを形成する。
また、仕切板9は、平面の中央部に丸穴を設けており、給気回転軸41を通し、給気モータ42を排気風路82側に、給気羽根車43および給気ケーシング44を給気風路81側に設置することが好ましい。
このように、給気モータ42を排気風路82側に突出することで、ダクト3の内部において、給気羽根車43および給気ケーシング44のサイズを最大化し、換気性能を確保できるという効果を得る。また、排気風路82側は室内空気の通路であり、比較的温調された空気が流れることが多いため、給気モータ42は動作環境が安定する効果を得ることができる。
さらに、排気風路82を流れる室内空気は、比較的清浄な空気であることが多いため、給気モータ42への塵埃浸入等のリスクを低減することが可能となる。
室内筐体2は、例えば箱形状の外郭を有する。室内筐体2は、筐体背面61には、筐体給気開口84と筐体排気開口85とを備え、筐体前面62にはルーバー側開口86を備え、筐体側面63には室内側排気口32を備える。
排気用送風機5、熱交換素子6、およびフィルタ7は、室内筐体2の内部に設けられる。
室内筐体2は、筐体背面61を壁面20に対して固定する。室内筐体2は、設置状態においてダクト3に接続される。給気ケーシング44と筐体給気開口84とが接続されることで、ダクト3から室内筐体2への給気風路81が形成される。
フィルタ7は、通過する空気内に含まれる塵埃等を取り除き、塵埃等を低減した空気を下流に流す役割を有する。
フィルタ7は任意の形状が可能であるが、ここでは矩形の厚板形状を基本とする。これはフィルタ7を設ける部分の開口面積を可能な限り大きくし、集塵性能を確保するためである。
またフィルタ7は、室内筐体2の内部において、筐体給気開口84の直後に配置することが望ましい。これは室内への給気に含まれる塵埃の低減に加え、フィルタ7の下流に配置する熱交換素子6といった部品の目詰りを低減することを目的とする。
熱交換素子6は、矩形の厚板形状を有した部品であり、その構成は、給気風路81と排気風路82を交差させるように熱交換板を多数交互に積層し、給気流と排気流の間で熱交換して換気によるエネルギーロスを軽減する役割を有する。
熱交換素子6は、例えば室内筐体2の内部において、給気風路81と排気風路82とが交差する位置に配置する。
特に、熱交換素子6は、室内筐体2の内部において、給気風路81と排気風路82とが直交する位置に配置されることが好ましい。つまり、熱交換素子6は、フィルタ7および、室内側排気口32の面に対向する位置に設けられることが好ましい。これは、室内筐体2の内部における風路の曲がりによる通風抵抗をなるべく最小限にするためである。
なお、熱交換素子6は、室内側排気口32の面に対向する位置に設けられなくても、フィルタ7の面に対向する位置に設けられれば、室内筐体2の内部における通風抵抗を低減する効果を得ることができる。また、熱交換素子6は、フィルタ7の面に対向する位置に設けられなくても、室内側排気口32の面に対向する位置に設けられれば、室内筐体2の内部における通風抵抗を低減する効果を得ることができる。
ルーバー8は、室内筐体2のルーバー側開口86の一部を覆うように設けられる。
ルーバー8は、開口部を有する任意の形状が可能である。ルーバー8は、給気風路81の最下流に配置され、室内側給気口31を形成し、室内21への給気を行う。
排気用送風機5は、排気回転軸51と、排気モータ52と、排気羽根車53と、排気ケーシング54と、から構成される。
排気用送風機5は、室内筐体2の内部における熱交換素子6の下流に配置され、排気風路82を構成し、室内21から屋外22への送風を行う。
ここで、図3および図4を用い、室内筐体2とダクト3との接続部の特徴を示す。
図3に示すように、ダクト3はダクトフランジ部71を有する。
給気用送風機4の給気ケーシング44は、吐出口外縁部44aを有する。吐出口外縁部44aの内側が吐出口44bである。給気ケーシング44は、仕切板9に接続される給気ケーシングベース74を有する。
仕切板9は、直線部75aおよび丸形部75bからなる仕切板フランジ部75を有している。
直線部75aは給気ケーシング44の吐出口44bと隣接する位置に配置される。
丸形部75bは直線部75aと隣接する。
ダクト3は、室内筐体2を支持する室内筐体支持部78を有する。
図4に示すように、室内筐体2は、筐体前面62に加え、筐体背面61、筐体側面63、筐体上面64、および筐体下面65、を有している。
筐体背面61は、給気側開口91、排気側開口92、外縁接触部93、直線接触部94、丸形接触部95、およびダクトフランジ接触部96を有している。
排気側開口92には、シャッター97が設けられる。
直線部75aは、排気側開口92と給気側開口91との間において直線接触部94と接触する。
丸形部75bは、排気側開口92の周囲の一部において丸形接触部95と接触する。
給気ケーシング44の吐出口外縁部44aは、給気側開口の周囲において外縁接触部93と接触する。
ダクトフランジ部71は、外縁接触部93、直線接触部94および丸形接触部95よりも外側においてダクトフランジ接触部96と接触する。
ダクト3の内部に配置された給気用送風機4により屋外22から室内21へ空気が送風される。
これにより、給気風路81における室内筐体2内の圧力が室内21に比べ高い状態(正圧)となる。これによって室内筐体2から屋外空気の一部が室内21に押し出される。
他方、ダクト3内部において、給気ケーシング44外側の空気は給気用送風機4の給気羽根車43によって給気ケーシング44内に引き込まれるため、吐出口外縁部44aの外側周囲には室内筐体2内の圧力よりも低い負圧領域88が形成される。
給気ケーシング44の吐出口44bから室内筐体2内に入って正圧となった屋外空気の一部は、筐体背面61と壁面20との隙間から壁面20に沿って室内21へ押し出される前に、漏出給気風路87を通って負圧領域88へと回収される。漏出給気風路87は、吐出口外縁部44aと外縁接触部93との隙間から負圧領域88へ漏れ出る空気の風路である。
このように、負圧領域88の存在により、室内筐体2内において正圧となった屋外空気の一部が、筐体背面61と壁面20との隙間から壁面20に沿って室内21へ押し出されることを抑制できるため、建物内壁(壁面20)への汚れの付着が抑制できるのである。
以上のように、実施の形態では、内部に熱交換素子を有して屋外空気と室内空気を熱交換しながら換気を行う熱交換形換気装置を用いて説明したが、熱交換素子6および排気用送風機5がなくても負圧領域88を形成することが可能であるため、熱交換素子6および排気用送風機5は必須ではない。すなわち、本実施の形態は、熱交換素子6のない換気装置に適用することもできる。また、熱交換素子6および排気用送風機5のない給気装置に適用することもできる。
以下、本実施の形態について補足する。
筐体背面61の各接触部(外縁接触部93、直線接触部94、丸形接触部95、ダクトフランジ接触部96など)はパッキン等を介して接触するという構成にしてもよい。
また、筐体背面61の各接触部(外縁接触部93、直線接触部94、丸形接触部95、ダクトフランジ接触部96など)は、接触する部分を特定するために名称を付けている部分である。このため、筐体背面61の各接触部は、他の筐体背面61の部分と同じく、例えば平らな形状であっても良いし、他の形状であっても良い。
また、仕切板フランジ部75の直線部75aは、一部に直線を含む部分のことを指すため、全体として直線形状である必要はない。直線部75aは、例えば全体として棒状の形状としたが他の形状であっても良い。
また、仕切板フランジ部75の丸形部75bは、一部に丸い部分を含む部分のことを指すため、全体として丸形である必要はない。丸形部75bは、例えば扇形の形状としたが他の形状であっても良い。
また、実施の形態では、仕切板9を設けたが、仕切板9および仕切板フランジ部75が無くても、負圧領域88を形成することは可能である。すなわち、直線部75aに相当する部分も給気ケーシング44の吐出口外縁部44aの一部とみなし、吐出口外縁部44aを給気側開口91の周囲において外縁接触部93と接触させることにより、負圧領域88を形成することが可能となる。
以上、本発明に係る給気装置または熱交換形換気装置について、実施の形態に基づいて説明したが、本発明は、実施の形態に限定されるものではない。本発明の趣旨を逸脱しない限り、当業者が思いつく各種変形を本実施の形態に施したものや、異なる実施の形態における構成要素を組み合わせて構築される形態も、本発明の範囲内に含まれる。
本発明に係る給気装置または熱交換形換気装置は、建物内壁への汚れの付着を抑制できるもので、同時に給気と排気を行なって2層管と接続される装置に適用することも可能であり、換気システムや空調システムを構成する換気装置などに適用することにおいて有用である。
1 熱交換形換気装置
2 室内筐体
3 ダクト
4 給気用送風機
5 排気用送風機
6 熱交換素子
7 フィルタ
8 ルーバー
9 仕切板
10 屋外フード
20 壁面
21 室内
22 屋外
25 貫通孔
31 室内側給気口
32 室内側排気口
33 屋外側給気口
34 屋外側排気口
41 給気回転軸
42 給気モータ
43 給気羽根車
44 給気ケーシング
44a 吐出口外縁部
44b 吐出口
51 排気回転軸
52 排気モータ
53 排気羽根車
54 排気ケーシング
61 筐体背面
62 筐体前面
63 筐体側面
64 筐体上面
65 筐体下面
71 ダクトフランジ部
74 給気ケーシングベース
75 仕切板フランジ部
75a 直線部
75b 丸形部
78 室内筐体支持部
81 給気風路
82 排気風路
84 筐体給気開口
85 筐体排気開口
86 ルーバー側開口
87 漏出給気風路
88 負圧領域
91 給気側開口
92 排気側開口
93 外縁接触部
94 直線接触部
95 丸形接触部
96 ダクトフランジ接触部
97 シャッター
101 箱体部
102 筒状部
103 電動機
104 給気用羽根車
105 フィルタ
110 給気用送風機
120 建物内壁
130 給気通路

Claims (6)

  1. ダクトと、室内筐体と、給気用送風機と、を備えた給気装置であって、
    前記ダクトは屋外と室内とを連通し、
    前記室内筐体は前記室内において前記ダクトと接続され、
    前記給気用送風機により前記屋外から前記室内へ空気が送風される給気風路が形成され、前記給気用送風機は給気ケーシングを有し、
    前記給気ケーシングは前記ダクトの中に設けられ、
    前記給気ケーシングの吐出口外縁部の周囲を負圧領域にしたことを特徴とする給気装置。
  2. 前記ダクトはダクトフランジ部を有し、
    前記筐体は筐体背面を有し、
    前記筐体背面は、給気側開口、外縁接触部、およびダクトフランジ接触部を有し、
    前記吐出口外縁部は前記給気側開口の周囲において前記外縁接触部と接触し、
    前記ダクトフランジ部は前記外縁接触部よりも外側において前記ダクトフランジ接触部と接触することを特徴とする請求項1に記載の給気装置。
  3. 請求項2に記載の給気装置を備えた熱交換形換気装置であって、
    排気用送風機と、熱交換素子と、を備え、
    前記排気用送風機は前記室内筐体の中に設けられ、
    前記排気用送風機により前記室内から前記屋外へ空気が送風される排気風路が形成され、前記熱交換素子は、前記給気風路と前記排気風路とが交差する位置に設けられ、
    前記ダクトは前記給気風路と前記排気風路とを仕切る仕切板を有し、
    前記給気用送風機は前記仕切板に接続されることを特徴とする熱交換形換気装置。
  4. 前記ダクトの内部において、前記給気用送風機を構成する給気モータは前記排気風路に突出することを特徴とする請求項3に記載の熱交換形換気装置。
  5. 前記仕切板は直線部および丸形部からなる仕切板フランジ部を有し、
    前記筐体背面は、排気側開口、直線接触部、および丸形接触部を有し、
    前記直線部は前記給気ケーシングの吐出口と隣接する位置に配置され、
    前記丸形部は前記直線部と隣接し、
    前記直線部は、前記排気側開口と前記給気側開口との間において前記直線接触部と接触し、
    前記丸形部は、前記排気側開口の周囲の一部において前記丸形接触部と接触し、
    前記ダクトフランジ部は、前記直線接触部および前記丸形接触部よりも外側において前記ダクトフランジ接触部と接触することを特徴とする請求項3に記載の熱交換形換気装置。
  6. 前記熱交換素子は、前記室内筐体の中に設けられることを特徴とする請求項5に記載の熱交換形換気装置。
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