JP2024077147A - 鞍乗型車両 - Google Patents

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崇雄 藤原
Takao Fujiwara
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Abstract

【課題】スイングアームの外側にハーネスを配索しつつ良好な配索状態を得ることができる鞍乗型車両を提供する。【解決手段】アーム部(13)を軸支する揺動軸(12)を有する鞍乗型車両(1)において、揺動軸(12)は、アーム部(13)の上方に位置し、揺動軸(12)より後方の位置に後方電装品(14)が配設され、後方電装品(14)と、揺動軸(12)より前方に配設される前方電装品(B)とをつなぐハーネス(50)を備える。車体平面視にて、ハーネス(50)の少なくとも一部が、アーム部(13)の車幅方向内側寄りの位置で揺動軸(12)と重なる。ハーネス(50)を、後方から前方に向け、揺動軸(12)の下方から上方へと伸びる上り部(51)、揺動軸(12)より上方に位置する頂点部(52)、揺動軸(12)の上方から下方へと伸びる下り部(53)の順に配策する。【選択図】図5

Description

本発明は、鞍乗型車両に係り、特に、車体フレームの後部に、上下揺動可能なスイングアームを軸支する鞍乗型車両に関する。
従来から、車体フレームの後部に上下揺動可能に軸支されると共に、その後端部に後輪を回転自在に軸支するスイングアームを備えた鞍乗型車両が知られている。
特許文献1には、スクータ型の鞍乗型車両において、車体側に連なるハーネスをスイングアームの内部に配索するようにした鞍乗型車両が開示されている。
特開2004-074881号公報
しかし、特許文献1の構成では、スイングアームの内部にハーネスを配索するため、構造が複雑となり、ハーネスの組み付けやメンテナンスに時間がかかるという課題があった。一方、スイングアームの外部にハーネスを配索する場合、スイングアームの揺動軸との接触を避けたり、ハーネスを砂埃などから保護するための部材を追加で設ける必要があり、ハーネスの配索構造には依然として工夫の余地があった。
本発明の目的は、上記従来技術の課題を解決し、スイングアームの外部にハーネスを配索しつつ良好な配索状態を得ることができる鞍乗型車両を提供することにある。
前記目的を達成するために、本発明は、車体フレーム(F)と、後輪(WR)を軸支するアーム部(13)と、該アーム部(13)を前記車体フレーム(F)に対して上下揺動可能に軸支する揺動軸(12)とを有する鞍乗型車両(1)において、前記揺動軸(12)は、前記アーム部(13)の上方に位置し、前記揺動軸(12)より後方の位置に少なくとも1つの後方電装品(14)が配設され、前記後方電装品(14)と、前記揺動軸(12)より前方に配設される前方電装品(B)とをつなぐハーネス(50)を備え、車体平面視にて、前記ハーネス(50)の少なくとも一部が、前記アーム部(13)の車幅方向内側寄りの位置で前記揺動軸(12)と重なり、前記ハーネス(50)は、後方から前方に向け、前記揺動軸(12)の下方から上方へと伸びる上り部(51)、前記揺動軸(12)より上方に位置する頂点部(52)、前記揺動軸(12)の上方から下方へと伸びる下り部(53)の順に配策される点に第1の特徴がある。
また、エアクリーナボックス(17)からエンジン(E)へ空気を送る吸気通路(19)を備え、上方から下方に向け、前記吸気通路(19)の上端部(19a)、前記頂点部(52)、前記揺動軸(12)の順に並ぶ点に第2の特徴がある。
また、前記上り部(51)の少なくとも一部は、前記エアクリーナボックス(17)に固定され、前記頂点部(52)の少なくとも一部は、前記吸気通路(19)に固定され、前記下り部(53)の少なくとも一部は、前記エンジン(E)のカバー部材(33)に固定される点に第3の特徴がある。
また、前記ハーネス(50)の少なくとも一部を覆う保護部材(60)を備え、前記保護部材(60)は、車体側面視で、前記揺動軸(12)と重ならない位置に設けられる点に第4の特徴がある。
さらに、前記保護部材(60)は、前記アーム部(13)の上部に取り付けられ、車幅方向内側から外側に向け、前記保護部材(60)、前記ハーネス(50)、前記エアクリーナボックス(17)の下方延出部(17a)の順に並ぶ点に第5の特徴がある。
第1の特徴によれば、車体フレーム(F)と、後輪(WR)を軸支するアーム部(13)と、該アーム部(13)を前記車体フレーム(F)に対して上下揺動可能に軸支する揺動軸(12)とを有する鞍乗型車両(1)において、前記揺動軸(12)は、前記アーム部(13)の上方に位置し、前記揺動軸(12)より後方の位置に少なくとも1つの後方電装品(14)が配設され、前記後方電装品(14)と、前記揺動軸(12)より前方に配設される前方電装品(B)とをつなぐハーネス(50)を備え、車体平面視にて、前記ハーネス(50)の少なくとも一部が、前記アーム部(13)の車幅方向内側寄りの位置で前記揺動軸(12)と重なり、前記ハーネス(50)は、後方から前方に向け、前記揺動軸(12)の下方から上方へと伸びる上り部(51)、前記揺動軸(12)より上方に位置する頂点部(52)、前記揺動軸(12)の上方から下方へと伸びる下り部(53)の順に配策されるので、ハーネスと揺動軸との接触を避けながら、車幅方向内側寄りの位置にハーネスが配索されることで、ハーネスが外部に露出する箇所を少なくすることが可能となる。これにより、アーム部の外部にハーネスの一部を配索する構造において、外部環境から守るためにハーネスを覆う部品を小さくしてコストダウンを図ることができる。
第2の特徴によれば、エアクリーナボックス(17)からエンジン(E)へ空気を送る吸気通路(19)を備え、上方から下方に向け、前記吸気通路(19)の上端部(19a)、前記頂点部(52)、前記揺動軸(12)の順に並ぶので、吸気通路と揺動軸との間にハーネスを通すことで、効率よくハーネスを配索でき、車体をより小型化することができる。
第3の特徴によれば、前記上り部(51)の少なくとも一部は、前記エアクリーナボックス(17)に固定され、前記頂点部(52)の少なくとも一部は、前記吸気通路(19)に固定され、前記下り部(53)の少なくとも一部は、前記エンジン(E)のカバー部材(33)に固定されるので、アーム部と同期して揺動する部品にハーネスを固定することで、周辺部品とハーネスとが一体化して動くこととなり、揺動軸やその他の部品とのクリアランスを確保することが容易となる。
第4の特徴によれば、前記ハーネス(50)の少なくとも一部を覆う保護部材(60)を備え、前記保護部材(60)は、車体側面視で、前記揺動軸(12)と重ならない位置に設けられるので、保護部材が車幅方向外側へ延出しにくくなり、車体をより小型化することができる。
第5の特徴によれば、前記保護部材(60)は、前記アーム部(13)の上部に取り付けられ、車幅方向内側から外側に向け、前記保護部材(60)、前記ハーネス(50)、前記エアクリーナボックス(17)の下方延出部(17a)の順に並ぶので、ハーネスの車幅方向内側を保護部材で覆うと共に、ハーネスの車幅方向外側をエアクリーナの下方延出部によって覆って保護することが可能となる。これにより、車幅方向外側に位置するエアクリーナボックスを取り外すことでハーネスの状態を確認できるので、メンテナンス性を向上させることができる。
本実施形態に係る自動二輪車の左側面図である。 エンジンEの一部断面左側面図である。 吸気通路の周辺構造を示す斜視図である。 エンジンを上方から見た一部断面平面図である。 ハーネスの配策構造を示す一部拡大図である。 ハーネスの配策構造を示す左側面図である。 エアクリーナボックスの周辺構成を示す左側面図である。 図7のXIII-XIII線断面図である。 本発明の第2実施形態に係る自動二輪車の左側面図である。
以下、図面を参照して本発明の好ましい実施の形態について詳細に説明する。図1は、本実施形態に係る自動二輪車1の左側面図である。自動二輪車1は、操向ハンドル2とシート20との間に運転者が足を載せる低床フロア24を有するスクータ型の鞍乗型車両である。車体フレームFの前端部には、ステアリングステム22を回動可能に支持するヘッドパイプF1が取り付けられている。ステアリングステム22の上部には操向ハンドル2が固定されており、ステアリングステム22の下部には、前輪WFを回転自在に軸支する左右一対のフロントフォーク9が固定されている。フロントフォーク9には、前輪WFの上方を覆うフロントフェンダ8が取り付けられている。
ヘッドパイプF1を支持するメインフレームF2は、ヘッドパイプF1から後方下方に伸びて、低床フロア24の下方を通るアンダフレームF3に連なる。アンダフレームF3の後部は、上方後方に伸びるリヤフレームF4に連なる。リヤフレームF4に設けられるリンク部材F5には、揺動軸としてのピボット12が設けられている。ピボット12は、エンジンEと無段変速機とを一体に構成したユニットスイング式のパワーユニットPを上下揺動可能に軸支する。
パワーユニットPは、エンジンEの後部にスイングアームを構成するアーム部13を連結する構成とされており、無段変速機を内装するアーム部13の後端部には、後輪WRが回転自在に軸支されている。アーム部13の上部にはエアクリーナボックス17が配設されており、エンジンEとエアクリーナボックス17との間に、筒状の吸気通路19が介設されている。アーム部13の後部は、リヤクッション16によってリヤフレームF4に吊り下げられている。アーム部13の後端上部には、後方電装品としての車輪速センサ14が配設されている。
操向ハンドル2の前後は、バックミラー3およびヘッドライト6を支持するハンドルカバー4で覆われている。ヘッドパイプF1の前後は、フロントカウル5および乗員の足に対向するレッグシールド23によって覆われている。
アンダフレームF3の車幅方向左右は、低床フロア24の左右端部から下方に伸びるアンダカウル11によって覆われている。左右一対のアンダフレームF3の間には、前方電装品としてのバッテリBが配設されている。アンダカウル11の後方上部には、シート20の前方下部を支持するシート支持カウル21および左右一対のリヤカウル18が配設されている。リヤカウル18の後端部には、後輪WRの上方を覆うリヤフェンダ15が取り付けられている。左右一対のリヤフレームF4の後部寄りの位置には、燃料タンク10およびECU(エンジン・コントロール・ユニット)7が配設されている。
図2は、エンジンEの一部断面左側面図である。また、図3は吸気通路19の周辺構造を示す斜視図である。エンジンEは、無段変速機を内装するアーム部13の前部に配設されている。単気筒のエンジンEのシリンダヘッド28は大きく前傾して配設されている。シリンダヘッド28の下部の排気ポートには排気管29が取り付けられ、シリンダヘッド28の上部の吸気ポートには、スロットルボディ26を有するインテークマニホールド27が取り付けられている。インテークマニホールド27の後部には、エアクリーナボックス17の空気をエンジンEに供給する吸気通路19(図示グレー着色部)が連結されている。吸気通路19は、車幅方向略中央の位置に配設されている。
本願発明は、車輪速センサ14の出力信号をECU7に伝達するためのハーネス50(図示点描ハッチング部)の配策構造に特徴がある。ハーネス50は、リンク部材F5およびピボット12との干渉を避けるように、ピボット12の上方で上方に凸をなす湾曲形状をなして配索される。ハーネス50の湾曲部分の頂点部は、吸気通路19の左側面に設けられるフック30によって支持されている。ハーネス50の後方側は、車幅方向左側に湾曲すると共に、アーム部13の上部に取り付けられる保護部材60に案内されて、後方に配索される。一方、ハーネス50の前方側は、低床フロア24の下方を通って前方に配索される。
図4は、エンジンEを上方から見た一部断面平面図である。前記したように、インテークマニホールド27に連なる吸気通路19は、車幅方向略中央の位置に配設される。ハーネス50は、車体平面視で、フック30によって支持される位置でピボット12と重なっており、フック30の後方の位置では、車幅方向左側に大きく湾曲してエアクリーナボックス17に固定される支持部31に支持される。これにより、ハーネス50とピボット12との接触を避けながら、車幅方向内側寄りの位置にハーネス50が配索されることで、ハーネス50が外部に露出する箇所を少なくすることが可能となる。
図5は、ハーネス50の配策構造を示す一部拡大図である。前記したように、ハーネス50は、吸気通路19の左側面に設けられるフック30に支持され、上方に凸をなす湾曲形状をなすことでピボット12およびリンク部材F5の上方を跨ぐように配設される。
ハーネス50は、後方から前方に向かって、ピボット12の下方から上方へと伸びる上り部51、ピボット12より上方に位置する頂点部52、ピボット12の上方から下方へと伸びる下り部53の順に配策される。上り部51、頂点部52、下り部53はいずれも車幅方向中央寄りに位置しており、外部環境から守るためにハーネス50を覆う専用部品を設けることを不要とし、コストダウンを可能としている。
また、本実施形態に係るハーネス50の配策構造では、上方から下方に向かって、吸気通路19の上端部19a、ハーネス50の頂点部52、ピボット12の順に並ぶこととなる。これにより、吸気通路19とピボット12との間にハーネス50を通すことで、限られた車体スペースにおいて効率よくハーネス50を配索でき、車体をより小型化することを可能としている。
さらに、上り部51はエアクリーナボックス17の支持部31に固定され、頂点部52は吸気通路19のフック30に固定され、下り部53はエンジンEのカバー部材33に設けられる第2支持部32に固定される。これにより、アーム部13と同期して揺動する部品にハーネス50を固定することで、周辺部品とハーネス50とが一体化して動くこととなり、ピボット12やその他の部品とハーネス50とのクリアランスを確保することが容易となる。
図6は、ハーネス50の配策構造を示す左側面図である。車幅方向左側にオフセット配置される片持ちアームとしてのアーム部13には、駆動プーリおよび従動プーリの間に巻き掛けられて無段変速機を構成するベルト13aが収納されている。エアクリーナボックス17の支持部31に支持されるハーネス50は、その後方側で、アーム部13の上面に沿って後方に配索される。アーム部13の上面には、ハーネス50の車幅方向内側と上面部とを覆う保護部材60が取り付けられている。保護部材60は、車体側面視で、ピボット12と重ならない位置に設けられている。これにより、保護部材60が車幅方向外側へ延出しにくくなり、車体をより小型化することができる。
図7は、エアクリーナボックス17の周辺構成を示す左側面図である。また、図8は図7のXIII-XIII線断面図である。エアフィルタ35を収納するエアクリーナボックス17の下部には下方延出部17aが設けられており、この下方延出部17aが、保護部材60の車幅方向内側面およびハーネス50の車幅方向外側を覆っている。換言すれば、車幅方向内側から外側に向かって、保護部材60、ハーネス50、下方延出部17aの順に並んでいる。これにより、ハーネス50の車幅方向内側を保護部材60で覆うと共に、ハーネス50の車幅方向外側を下方延出部17aで覆って保護することができると共に、エアクリーナボックス17を取り外すことでハーネス50の状態を確認できることとなり、メンテナンス性を向上させることができる。
図9は、本願発明の第2実施形態に係る自動二輪車1の左側面図である。前記と同一符号は、同一または同等部分を示す。本実施形態では、フロントカウル5とレッグシールド23との間の空間に前方電装品としてのECU7が配設されると共に、左右一対のアンダフレームF3の間に燃料タンク10が配設され、さらに、左右一対のリヤフレームF4の後部寄りの位置にバッテリBが配設されている。このように、ECU7やバッテリBによって構成される前方電装品の種類や配設位置は種々の変更が可能である。
上記したように、本実施形態に係るハーネスの配策構造によれば、車体フレームFと、後輪WRを軸支するアーム部13と、該アーム部13を車体フレームFに対して上下揺動可能に軸支するピボット12とを有する自動二輪車1において、ピボット12はアーム部13の上方に位置し、ピボット12より後方の位置に車輪速センサ14が配設されており、車輪速センサ14と、ピボット12より前方に配設されるバッテリBとをつなぐハーネス50を備え、車体平面視で、ハーネス50の少なくとも一部が、アーム部13の車幅方向内側寄りの位置でピボット12と重なっており、ハーネス50は、後方から前方に向かって、ピボット12の下方から上方へと伸びる上り部51、ピボット12より上方に位置する頂点部52、ピボット12の上方から下方へと伸びる下り部53の順に配策されるので、ハーネス50とピボット12との接触を避けながら、車幅方向内側寄りの位置にハーネス50が配索されることで、ハーネス50が外部に露出する箇所を少なくすることが可能となる。これにより、アーム部13の外側にハーネス50を配索する構造において、外部環境から守るためにハーネス50を覆う部品を小さくしてコストダウンを図ることができる。
なお、自動二輪車の形態、車体フレームの形状や構造、パワーユニットやアーム部の形状や構造、リンク部材の形状や配置、ピボットの配置、ハーネスの本数や太さ、前方電装品および後方電装品の数や種類等は、上記実施形態に限られず、種々の変更が可能である。本発明に係るハーネスの配策構造は、ユニットスイング式のパワーユニットを備える三輪車や四輪車等の車両に適用することが可能である。
1…自動二輪車(鞍乗型車両)、12…ピボット(揺動軸)、13…アーム部、14…車輪速センサ(後方電装品)、17…エアクリーナボックス、17a…エアクリーナボックスの下方延出部、19…吸気通路、19a…吸気通路の上端部、50…ハーネス、51…上り部、52…頂点部、53…下り部、60…保護部材、B…バッテリ(前方電装品)、E…エンジン、F…車体フレーム、WR…後輪

Claims (5)

  1. 車体フレーム(F)と、後輪(WR)を軸支するアーム部(13)と、該アーム部(13)を前記車体フレーム(F)に対して上下揺動可能に軸支する揺動軸(12)とを有する鞍乗型車両(1)において、
    前記揺動軸(12)は、前記アーム部(13)の上方に位置し、
    前記揺動軸(12)より後方の位置に少なくとも1つの後方電装品(14)が配設され、
    前記後方電装品(14)と、前記揺動軸(12)より前方に配設される前方電装品(B)とをつなぐハーネス(50)を備え、
    車体平面視にて、前記ハーネス(50)の少なくとも一部が、前記アーム部(13)の車幅方向内側寄りの位置で前記揺動軸(12)と重なり、
    前記ハーネス(50)は、後方から前方に向け、前記揺動軸(12)の下方から上方へと伸びる上り部(51)、前記揺動軸(12)より上方に位置する頂点部(52)、前記揺動軸(12)の上方から下方へと伸びる下り部(53)の順に配策されることを特徴とする鞍乗型車両。
  2. エアクリーナボックス(17)からエンジン(E)へ空気を送る吸気通路(19)を備え、
    上方から下方に向け、前記吸気通路(19)の上端部(19a)、前記頂点部(52)、前記揺動軸(12)の順に並ぶことを特徴とする請求項1に記載の鞍乗型車両。
  3. 前記上り部(51)の少なくとも一部は、前記エアクリーナボックス(17)に固定され、
    前記頂点部(52)の少なくとも一部は、前記吸気通路(19)に固定され、
    前記下り部(53)の少なくとも一部は、前記エンジン(E)のカバー部材(33)に固定されることを特徴とする請求項2に記載の鞍乗型車両。
  4. 前記ハーネス(50)の少なくとも一部を覆う保護部材(60)を備え、
    前記保護部材(60)は、車体側面視で、前記揺動軸(12)と重ならない位置に設けられることを特徴とする請求項3に記載の鞍乗型車両。
  5. 前記保護部材(60)は、前記アーム部(13)の上部に取り付けられ、
    車幅方向内側から外側に向け、前記保護部材(60)、前記ハーネス(50)、前記エアクリーナボックス(17)の下方延出部(17a)の順に並ぶことを特徴とする請求項4に記載の鞍乗型車両。
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