JP2024071012A - バルブユニット及び液体吐出装置 - Google Patents
バルブユニット及び液体吐出装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2024071012A JP2024071012A JP2022181698A JP2022181698A JP2024071012A JP 2024071012 A JP2024071012 A JP 2024071012A JP 2022181698 A JP2022181698 A JP 2022181698A JP 2022181698 A JP2022181698 A JP 2022181698A JP 2024071012 A JP2024071012 A JP 2024071012A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- valve unit
- pressure
- flexible film
- liquid
- unit according
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 239000007788 liquid Substances 0.000 title claims abstract description 84
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 claims abstract description 67
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 16
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 claims description 4
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 abstract description 29
- 238000007689 inspection Methods 0.000 abstract description 14
- 239000000976 ink Substances 0.000 description 150
- 238000012360 testing method Methods 0.000 description 29
- 238000007639 printing Methods 0.000 description 11
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 11
- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 description 9
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 6
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 4
- 238000003825 pressing Methods 0.000 description 3
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 2
- 238000004140 cleaning Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 238000003860 storage Methods 0.000 description 2
- 239000006096 absorbing agent Substances 0.000 description 1
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 1
- 239000003086 colorant Substances 0.000 description 1
- 230000000295 complement effect Effects 0.000 description 1
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 1
- 238000005429 filling process Methods 0.000 description 1
- 238000005187 foaming Methods 0.000 description 1
- 239000012535 impurity Substances 0.000 description 1
- 238000011084 recovery Methods 0.000 description 1
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 1
- 230000007723 transport mechanism Effects 0.000 description 1
- 238000005406 washing Methods 0.000 description 1
- 239000002699 waste material Substances 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Ink Jet (AREA)
Abstract
【課題】純水洗浄した後に残留する検査用インクを削減することができるバルブユニットを提供する。【解決手段】入口から流入した液体を内部に導入する液体流路であって、外部に開く第1開口部が空けられている液体流路と、液体流路と連通し、圧力が調整される前の液体が収容される供給室と、圧力が調整された液体が収容される圧力室であって、該圧力室から圧力が調整された液体が排出される圧力室と、供給室と圧力室とを連通させる供給孔と、供給孔を開閉する弁体と、弁体が供給孔を閉じる方向に弁体を付勢する第1付勢部材と、第1付勢部材を支える支持部材と、第1開口部を覆う第1部分と第1部分に隣接した位置において支持部材を覆う第2部分とを有する第1可撓性フィルムと、支持部材と第1可撓性フィルムの第2部分との間に設けられた遮蔽部材と、を備える圧力調整機構をユニットケースの内部に含む。【選択図】図6
Description
本開示は、バルブユニット及びこれを備える液体吐出装置に関する。
液体吐出装置の一例としてインクジェット記録装置がある。そして、インクジェット記録装置には、記録ヘッドとしてインクジェット記録ヘッドを搭載したキャリッジの移動を伴って画像を記録するシリアルスキャンタイプのものがある。シリアルスキャンタイプのインクジェット記録装置は、インクタンクの配置によりオンキャリッジ方式のものとオフキャリッジ方式のものに分けられる。インクタンクをキャリッジに搭載するオンキャリッジ方式は、インクタンクの大容量化に伴って記録速度を上げることが難しくなる。一方、インクタンクをキャリッジ上ではなく記録装置の本体に配置したオフキャリッジ方式は、インクタンクの大容量化と共にキャリッジの小型化及び軽量化を図ることができる。このようなオフキャリッジ方式のインクジェット記録装置においては、インクタンクからのインクは、適正な負圧を付与してインクジェット記録ヘッドに供給される必要がある。特許文献1には、このようなインクの供給を実現するために、自己封止機能を有するバルブユニットをキャリッジ上に設ける構成が本開示されている。このバルブユニットには、インクタンクから供給路を介してインクの供給を受ける圧力室と、圧力室にインクを導入するためのインク供給室が設けられる。更にインク供給室と圧力室との間を開閉するためのバルブと、圧力室内のインクの減少に伴って減少する負圧に基づいて変位する可撓性フィルムと、を含む圧力調整機構が構成されている。可撓性フィルムの変位をバルブに直接伝達することによって、バルブが開閉される。また、バルブを駆動させるためのバネとバネ受け座は供給室内に配置されている。バネ受け座とバルブユニットと別のフィルムとを溶着することによってインク供給室において閉空間が構成されている。
インクジェット記録ヘッドの吐出性能を検査する際に、ヘッド保存時のインクの揮発量を減らしたり、インクコストを削減するために通常の印刷用インクとは異なる検査用インクを使用する場合がある。このとき、インクジェット記録ヘッドを出荷する際には、検査用インクを抜き、その後純水洗浄を行うことにより検査用インクに対する純水置換率を上げて、検査用インクの成分を少なくする必要がある。これは、出荷したインクジェット記録ヘッドに検査用インクが残留していると、検査用インクが印刷用インクと反応して不純物が発生し吐出に影響を与える可能性があるからである。また、印刷用インクと検査用のインクの色味が混ざり必要な印刷品位を満たせなくなる可能性があるからである。しかしながら、バネ受け座をユニットケースの窪みに圧入する場合、バネ受け座には変形シロが必要となる。この変形シロの影響でバネ受け座は全面をフィルムと溶着することができず、バネ受け座とフィルムの間に隙間が発生する。バルブユニット内の流路構造によっては検査時にこの隙間に検査用インクが入ることがある。この隙間は本来インクを流す箇所ではないため、この隙間には流れが起きにくい。従って、出荷前にバルブユニット内を純水洗浄しても隙間に入ったインクは流し出されず隙間に残留してしまう。従って、純水洗浄によるインクに対する純水置換率を上げることが困難になる。純水の温度を上げれば、表面張力が下がりこの隙間にも純水が入り込みやすくなるが、温度によって可撓性フィルムが伸びるという別の問題が生じる。
本開示は、上記課題に鑑みてなされたものであり、純水洗浄した後に残留する検査用インクを削減することができるバルブユニット及びこれを備える液体吐出装置を提供することを目的とする。
本開示の一実施形態は、入口から流入した液体を内部に導入する液体流路であって、外部に開く第1開口部が空けられている液体流路と、前記液体流路と連通し、圧力が調整される前の液体が収容される供給室と、圧力が調整された液体が収容される圧力室であって、該圧力室から圧力が調整された液体が排出される圧力室と、前記供給室と前記圧力室とを連通させる供給孔と、前記供給孔を開閉する弁体と、前記弁体が前記供給孔を閉じる方向に前記弁体を付勢する第1付勢部材と、前記第1付勢部材を支える支持部材と、前記第1開口部を覆う第1部分と前記第1部分に隣接した位置において前記支持部材を覆う第2部分とを有する第1可撓性フィルムと、前記支持部材と前記第1可撓性フィルムの前記第2部分との間に設けられた遮蔽部材と、を備える圧力調整機構をユニットケースの内部に含む、バルブユニットである。
本開示によれば、純水洗浄した後に残留する検査用インクを削減することができる。
[第1実施形態]
以下、本開示の実施の形態を図面に基づいて説明する。
以下、本開示の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本開示を適用可能なインクジェット記録装置における主要部分10の概略図である。以下では、「インクジェット記録装置」を単に「記録装置」と略して記載する。11はインクタンクであり、本実施形態の場合は、6個のインクタンク11(「液体タンク」ともいう。)が記録装置の本体に備えられている。6個のインクタンク11の各々には、ブラック(BK)、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)、グレイ(GY)、ブラック(PGCK)のインクが収容される。これらのインクタンク11に収容されているインクは、加圧ポンプ12により加圧されて圧送され、ジョイント部13を通じ、各色のインクに対応した供給チューブ14内に送られる。供給チューブ14の下流側は、各色のインクに対応するバルブユニット30に接続されている。これらのバルブユニット30は、インクタンク11から加圧供給されたインクを導入し、そのインクに所定の負圧を付与してインクジェット記録ヘッド20に供給する。以下では、「インクジェット記録ヘッド」を単に「記録ヘッド」と略して記載する。バルブユニット30と記録ヘッド20は、図示しない駆動モータの駆動力により矢印Xの主走査方向に往復移動されるキャリッジ15に装着されている。記録媒体P1は、不図示の搬送機構によって、主走査方向と交差(本例の場合は、直交)する矢印Yにより示す副走査方向に搬送される。
次に記録ヘッド20について説明する。記録ヘッド20には、インクを吐出可能な複数のノズルが形成されている。それらのノズルは、各色のインクに対応するノズル列が主走査方向と交差(本例の場合は、直交)する方向に延在するように形成されている。それぞれのノズルは、電気熱変換素子(ヒータ)やピエゾ素子などを用いて、インクを吐出することができる。電気熱変素子を用いた場合は、その発熱によってインクを発泡させる。つまり、発泡エネルギーを利用して、ノズル先端の吐出口からインクを吐出することができる。記録ヘッド20をキャリッジ15と共に主走査方向に移動させつつノズルからインクを吐出する記録走査(スキャン)と、記録媒体P1を副走査方向に搬送する動作と、を交互に繰り返すことにより、記録媒体P1上に順次画像を記録することができる。このように本例の記録装置は、いわゆるシリアルスキャン方式の記録装置として機能する。
記録ヘッド20のメンテナンスが必要な場合には、キャリッジ15が吸引キャップ16の上方位置まで移動する。吸引キャップ16は、駆動源(不図示)により昇降可能である。吸引キャップ16は、メンテナンス時に吸引キャップ16が上昇することにより、記録ヘッド20のノズル形成面(ノズルが形成されている面)に密着することにより記録ヘッド20をキャッピングする。吸引キャップ16の内部は吸引ポンプ17に接続されている。吸引回復動作時に、吸引キャップ16内を減圧することが可能である。吸引ポンプ17によって吸引キャップ16内を減圧することにより、記録ヘッド20のノズルから、記録ヘッド20内のインクを吸引キャップ16内に吸引排出することができる。すなわち、ノズル先端の吐出口に外部から負圧を作用させることにより、記録ヘッド20の内部及びインク供給路内の気泡をインクと共に吸引排出することができる。吸引排出されたインクは、排出管を通して、インクジェット記録装置内の廃インク吸収体(不図示)に排出される。本実施形態において、合計6個のインクタンク11が記録装置の本体に備えられている。それらのインクタンク11の内部に収容されたインクは、それぞれに対応する供給チューブ14及びバルブユニット30を通して記録ヘッド20に供給される。記録ヘッド20はキャリッジ15に対して着脱可能である。かつ、記録ヘッド20には、インクを吐出可能なノズルが構成される吐出部21と、6個のバルブユニット30を装着可能な装着部22(図2参照)が形成されている。1つのバルブユニット30には、1つのインクタンクに対応して2つの直列に接続された圧力調整機構が形成されている。装着部22には、6個のインクタンク、6個のバルブユニット30に対応して6個の導入口23が形成されている。それぞれの導入口23には対応するインクタンク11に連通する供給チューブ14が接続される。合計6個の導入口23から導入されたインクは、対応するバルブユニット30を通して吐出部21に供給され、それらのインクは、対応するノズルから吐出可能である。
次にバルブユニット30について説明する。図3(a)はバルブユニット30の斜視図であり、図3(b)は図3(a)のI方向から視た斜視図である。図4はバルブユニット30の分解斜視図であり、図3(a)に対応する。図5(a)及び図5(b)は、それぞれ、バルブユニット30の平面図及び底面図であり、図6は図5(a)のVI-VI断面図であり圧力調整機構を示している。図7は図5(a)のVII-VII断面図であり、これも圧力調整機構を示している。図8(a)は、図6のVIIIa-VIIIa断面図であり、図8(b)は、図6のVIIIb-VIIIb断面図である。
バルブユニット30のユニットケース31には、上述したように、2つの直列に接続された圧力調整機構が含まれている。図6に示すように、各々の圧力調整機構は、液体流路44、供給室37、弁体38、供給孔39、圧力室32、弁バネ40、支持部材41、2個の可撓性フィルム33、リブ43、バネ36、受圧板34を含む。前段の圧力調整機構に備わる液体流路44は、入口46(図5(b)参照)から流入したインクを前段の圧力調整機構の内部に導入する液体流路であって、外部に開く開口部44bが空けられている。後段の圧力調整機構に備わる液体流路44は、前段の圧力調整機構から流入したインクを後段の圧力調整機構の内部に導入する液体流路であって、外部に開く開口部44bが空けられている。供給室37は、液体流路44と連通し、圧力が調整される前のインクがここに収容される。圧力室32には、圧力が調整されたインクが収容される。また、前段の圧力調整機構の圧力室32に収容されたインクは後段の圧力調整機構に排出される。後段の圧力調整機構の圧力室32に収容されたインクは、出口47(図5(b)参照)を介して記録ヘッド20のノズル列に排出される。弁体38は、供給孔39を開閉することにより供給室37と圧力室32を開閉可能に連通させる。弁バネ40は、弁体38が供給孔39を閉じる方向に付勢する。支持部材41は、弁バネ40を支える。供給室37側にある可撓性フィルム33は、開口部44bを覆う第1部分と第1部分に隣接した位置において支持部材41を覆う第2部分とを有する。リブ43は、支持部材41と供給室37側にある可撓性フィルム33の上記第2部分との間に設けられる。リブ43は支持部材41と一体成型されていてもよい。バルブユニット30が記録ヘッド20に装着されたときにインクタンク11から供給されたインクは、入口46、直列接続された2つの圧力調整機構、出口47を経由して液体吐出ヘッド20に備わるノズル列に供給される。各々の圧力調整機構においては、インクは、液体流路44、供給室37、弁体38により開閉される供給孔39及び圧力室32を順に経由して流れる。2つの圧力調整機構に対応して、ユニットケース31には2つの圧力室32が形成されている。2つの圧力調整機構は、装着方向A(図3参照)と直交し、且つ、装着時に矢印Y(図1参照)により示す副走査方向に沿って並ぶように配置されている。このとき図7に示すように2つの圧力調整機構はX方向(ユニットケース31の厚み方向)において共通の範囲を占める。また、2つの圧力調整機構はX方向において相互に反対方向を向くように配置される。一方の圧力室32は、ユニットケース31の一側面(法線が+Xと一致する面)において外部に開く開口部32a(図6、図7参照;「第2開口部」ともいう)を有している。開口部32aに形成された第2フィルム固定面35に可撓性フィルム33を取り付けることで、その開口部は閉塞されている。他方の圧力室32は、ユニットケース31の他側面(法線が-Xと一致する面)において外部に開口しており、その開口部に形成された第2フィルム固定面35に可撓性フィルム33を取り付けることで、その開口部は閉塞されている。
可撓性フィルム33は、圧力室32の容積を大きく確保するために、圧力室32の開口部に対応する位置において外方に向かって突出するように凸状に形成されている。その凸形は円錐台形状であることが望ましい。受圧板34は可撓性フィルム33に熱溶着により固定されている。バネ36(「第2付勢部材」ともいう。)は、受圧板34を介して可撓性フィルム33を圧力室32の外方に向かって付勢している。従って、受圧板34はバネ36と可撓性フィルム33の間に挿入されていることになる。
また、ユニットケース31には、X方向において圧力室32と対向する位置に供給室37が形成されている。その内部には、開閉可能な弁体38と、弁体38が供給孔39を閉じるように弁体38を付勢する弁バネ40(「第1付勢部材」ともいう。)が備えられている。更に弁バネ40は支持部材41により支持固定されている。支持部材41には弁バネ40の内径より小さい凸部41aを設けられている。凸部41aに弁バネ40をはめ込むことで弁バネ40の一端を支持固定している。
図9はリブ43(「遮蔽部材」ともいう。)に可撓性フィルム33を溶着する前におけるバルブユニット30の平面図である。支持部材41の弁バネ支持面41b(図6参照)の反対面である表面41c(図6参照)にリブ43が設けられている。ここで、リブ43は支持部材41と一体成型されていてもよい。支持部材41をユニットケース31に圧入することで支持部材41をユニットケース31に固定するため、リブ43を支持部材41の表面41cの全体や全周に設けることができない。
そこで、リブ43が支持部材41の表面41cの全周を占めないようにリブ43を支持部材41の表面41cの一部に設けている。
更に、インク流路44(「液体流路」ともいう。)から供給室37に流入するインクの流れを考慮してリブ43を支持部材41の表面41c(図6参照)に設けている。つまり、図6に示すように、支持部材41の上流側面41dが障害となるため、インク流路44から供給室37に流入しようとするインクの一部は、支持部材41の上流側面41d(図6参照)付近において滞留する。そして、滞留したインクはインク流路44の領域44a(図6参照)を通って供給室37に流入する。
そうすると、上流側面41d(図6参照)付近において支持部材41と可撓性フィルム33との間に隙間があると、その隙間を入り口として支持部材41の表面41cと可撓性フィルム33の接合部にインクが流入しやすい。
そこで、上流側面41dに近い部分にリブ43を設けている。また、支持部材41をユニットケース31の窪みに圧入するときの変形を考慮し、対称性を持たせるために下流側面41eに近い部分にもリブ43を設けている。具体的には、図9に示すように、中心角が180度近くであり、外側半径が支持部材41の表面41c(図6参照)の半径に近い一対の半円弧状のリブ43を所定距離だけ相互に離間し且つ相互に内周部が向かい合うようにして表面41cに設けている。また、一対のリブ43(「遮蔽部材」の「第1部分」及び「遮蔽部材」の「第2部分」ともいう。)のうち一方を上流側面41dの側に配置し、他方を下流側面41eの側に配置している。一対のリブ43のうちの上流側のリブは、上述した上流側面41d付近から支持部材41と可撓性フィルム33の間の隙間に流入しようとするインクを阻止する。
また、可撓性フィルム33のインク流路44の開口部44b(図6参照;「第1開口部」ともいう。)を覆う部分を第1部分とし、可撓性フィルム33の支持部材41を覆う部分を第2部分とするならば、次のような関係が満たされている。つまり、図9に示すように、第2部分は第1部分に隣接している。可撓性フィルム33の第1部分と第2部分との境界に沿った方向において第2部分及び支持部材41の長さDは第1部分の長さBよりも長い。
より詳細に説明すると、図6のVIIIa-VIIIa断面線に沿った断面図である図8(a)に示すように、インク流路44の下方において支持部材41と可撓性フィルム33との間の隙間を埋めるようにリブ43が設けられている。また、図6のVIIIb-VIIIb断面線に沿った断面図である図8(b)に示すように、供給室37の下方において支持部材41と可撓性フィルム33との間の隙間を埋めるようにリブ43が設けられている。従って、支持部材41と可撓性フィルム33の間の領域にインクが流入することをリブ43により防止することができている。
従って、リブ43が支持部材41の表面41cの全周を占めないようにリブ43を支持部材41の表面41cの一部に設けていても、支持部材41と可撓性フィルム33の間の領域にインクが流入することを効果的に阻止することができている。
一対のリブ43には、可撓性フィルム33が熱溶着される。一対のリブ43に可撓性フィルム33を熱溶着することにより、閉空間が構成され、この閉空間にインクが流入しなくなる。この閉空間は、上面が支持部材41の表面41cにより、側面の一部が一対のリブ43により、側面の残りの部分が供給室37を囲む内壁の延長部分により、下面が可撓性フィルム33により囲まれる。従って、表面41cと可撓性フィルム33との間にインクが流入することを避けることができる。
図3、図4、図7に示すように、可撓性フィルム33は、1つのユニットケース31に対して2枚用いられている。第1可撓性フィルム33は、ユニットケース31の一側面(法線が+Xと一致する面)において第1フィルム固定面42、第2フィルム固定面35及びリブ43に熱溶着される。ここでの第1フィルム固定面42は、第2圧力調整機構に含まれるインク流路44の辺縁部及び支持部材41が圧入される部分の辺縁部にユニットケース31を成型することにより設けられているものである。また、ここでの第2フィルム固定面35は、第1圧力調整機構に含まれる圧力室32の開口部の辺縁部にユニットケース31を成型することにより設けられているものである。更に、ここでのリブ43は、第2圧力調整機構に含まれる支持部材41に対応するものである。従って、第1可撓性フィルム33は、第1圧力調整機構に含まれる圧力室32の開口部32aを覆い、第2圧力調整機構に含まれるインク流路44の開口部44bを覆い、更に、第2圧力調整機構に含まれる支持部材41を覆う。
第2可撓性フィルム33は、第1可撓性フィルム33に対して相補的な関係にある。つまり、第2可撓性フィルム33は、ユニットケース31の反対側の一側面(法線が-Xと一致する面)において第1フィルム固定面42、第2フィルム固定面35及びリブ43に熱溶着される。ここでの第1フィルム固定面42は、第1圧力調整機構に含まれるインク流路44の辺縁部及び支持部材41が圧入されている部分の辺縁部にユニットケース31を成型することにより設けられているものである。また、ここでの第2フィルム固定面35は、第2圧力調整機構に含まれる圧力室32の開口部の辺縁部にユニットケース31を成型することにより設けられているものである。更に、ここでのリブ43は、第1圧力調整機構に含まれる支持部材41に対応するものである。従って、第2可撓性フィルム33は、第2圧力調整機構に含まれる圧力室32の開口部32aを覆い、第1圧力調整機構に含まれるインク流路44の開口部44bを覆い、更に、第1圧力調整機構に含まれる支持部材41を覆う。
単一の圧力調整機構に着目した場合、インク流路44の開口部44bを覆う可撓性フィルムを第1可撓性フィルムとみなし、圧力室32の開口部32aを覆う可撓性フィルムを第2可撓性フィルムとみなすことができる。このようなとき、第1圧力調整機構に備わる第1可撓性フィルムと第2圧力調整機構に備わる第2可撓性フィルムが一体化されているとみなすことができる。また、第1圧力調整機構に備わる第2可撓性フィルムと第2圧力調整機構に備わる前記第1可撓性フィルムが一体化されているとみなすことができる。
図7に示すように、第2フィルム固定面35と第1フィルム固定面42のユニットケース31の側面からの突出高さは同一である。また、第1フィルム固定面42よりもリブ43の頂部の方がユニットケース31の側面からの突出高さが大きい。つまり、図7を参照して説明すると、ユニットケース31の一側面(法線が+Xと一致する面;図7では上側の面)に設けられている第2フィルム固定面35と第1フィルム固定面42のX方向における高さは同一である。また、ユニットケース31の一側面(法線が+Xと一致する面;図7では上側の面)に備わる第1フィルム固定面42よりもリブ43の頂部のほうがX方向における座標値が大きい。他方で、ユニットケース31の反対側の一側面(法線が-Xと一致する面;図7では下側の面)に備わる第2フィルム固定面35と第1フィルム固定面42のX方向における高さは同一である。また、ユニットケース31の反対側の一側面(法線が-Xと一致する面;図7では下側の面)に備わる第1フィルム固定面42よりもリブ43の頂部のほうがX方向における座標値が小さい。
このように、リブ43が第2フィルム固定面35と第1フィルム固定面42よりもユニットケース31の幅方向において外側に突出している。従って、可撓性フィルム33を第1フィルム固定面42と第2フィルム固定面35とリブ43に熱溶着した時に、可撓性フィルム33がリブ43に対して十分に熱溶着されなくなることを避けることができる。
また、可撓性フィルム33を第2フィルム固定面35と第1フィルム固定面42とリブ43に熱溶着する際、最初に可撓性フィルム33をリブ43に熱溶着し、それから可撓性フィルム33を第2フィルム固定面35と第1フィルム固定面42に熱溶着する。従って、可撓性フィルム33がリブ43に対して十分に熱溶着されなくなることを更に避けることができる。
次に、圧力調整機構の構成及び動作について説明をする。
上述したように、バルブユニット30が記録ヘッド20に装着されたときにインクタンク11から供給されたインクは、入口46、直列接続された2つの圧力調整機構、出口47を経由して液体吐出ヘッド20に備わるノズル列に供給される。また、上述したように、各々の圧力調整機構においては、インクは、液体流路44、供給室37、弁体38により開閉される供給孔39及び圧力室32を順に経由して流れる。
以下、可撓性フィルム33は、圧力室32の圧力に応じて外方に膨出する部分であるとして説明する。
供給孔39が弁体38により閉じられている状態では、記録ヘッド20によるインクの消費に伴って圧力室32内のインクが減少する。インクの減少に伴い圧力室32内の負圧が大きくなると(マイナスの値を持つゲージ圧の絶対値が大きくなると)、バネ36による付勢力に抗して可撓性フィルム33が変形し、受圧板34が変位して弁体38に当接する。受圧板34が弁体38に当接すると、受圧板34を介して弁体38を押す圧力室32内の負圧による力(負圧×面積)が弁体38を閉動方向に付勢している弁バネ40の付勢力及びバネ36の付勢力を合わせた力に抗するようになる。これにより供給孔39が開くことにより、供給室37内のインクが圧力室32内に流入する。このようなインクが流入により、圧力室32内の容積が増加して、圧力室32内の負圧が小さくなると(マイナスの値を持つゲージ圧の絶対値が小さくなると)、可撓性フィルム33が膨み、供給孔39が弁体38により再び閉じられる。これにより、圧力室32の内部の負圧が所定値に維持され且つ供給室37から圧力室32にインクが流入するようになる。この結果、記録ヘッド20に対して、所定の負圧が付与されたインクが安定的に供給されることになる。
次に、記録ヘッド20の吐出性能検査について説明する。吐出性能検査では記録ヘッド20を吐出性能検査機に搭載し、実際に全ての吐出口からインクを吐出させる。そして、吐出性能検査では吐出したインクを高品位専用紙に着弾をさせて、着弾したインク滴の位置に基づいて、決められた精度内にインク滴があるかを評価する。このとき、検査に用いるインクはヘッド保存時のインクの揮発による影響を削減し、インクコストも削減するためにインクジェット記録装置として使用する印刷用インクとは異なることが多いため、吐出検査用インクを記録ヘッド20に充填する必要がある。図10は本実施形態における吐出検査用インクの充填工程を示した概略図である。吐出性能を確かめるためにインクの粘度などの特性を印刷用インクに合わせた検査用インクを入れたタンク51を用意し、導入口23から記録ヘッド20の内部に検査用インクを充填する。このとき、吐出口まで早くインクが充填されるように、検査用インクを入れたタンク51側から50kPa程度の加圧で供給しつつ、吐出口から真空ポンプ52により-80kPa程度の減圧を行う。なお、吐出口から出た検査用インクは、真空ポンプ52と記録ヘッド20の間にあるタンク53に溜るようにする。導入口23からバルブユニット30を介して記録ヘッド20の吐出口へと検査用インクの充填をする際、検査用インクは、バルブユニット30内のインク流路44を介して供給室37と圧力室32を通過する。このとき、支持部材41の閉空間45はリブ43により遮断されているため、検査用インクが入り込まない。
吐出精度に問題がないと判断された記録ヘッド20は、内部の検査用インクが抜かれて乾いた状態にされてから出荷形態にされる。検査用インクと印刷用インクが異なるため、検査用インクの成分が残っていると印刷用インクが検査用インクに反応して、印刷用インクから異物が発生するなどの影響が生ずる可能性があるからである。本実施形態では、検査用インク残存率を下げるために吐出性能検査後に純水による記録ヘッド20内の純水置換を行う。図10は本実施形態における純水置換工程を示した概略工程図である。今回、純水とエアによる間欠で純水置換を行う。純水とエアの切り替えは三方弁54によって行う。まず、三方弁で純水を入れたタンク51側を記録ヘッド20と開通させる。このとき、純水を入れたタンク51側から50kPa程度の加圧で純水を記録ヘッド20に供給しつつ、吐出口から真空ポンプ52により-80kPa程度の減圧を行う。記録ヘッド20内を純水が通過することで、記録ヘッド20内に残っている検査用インクは純水と混ざり吐出口より排泄されて、タンク53に溜められる。これにより記録ヘッド20内の検査インクが減り、且つ、検査用インクが薄くなる(置換率が上がる)。純水を5秒ほど流した後、一旦純水を止めて、再度5秒ほど純水を流す。これを3回繰り返した後、三方弁54をエア側とつなぐ。50kPa程度の加圧でエアを送りつつ、吐出口から真空ポンプ52により-80kPa程度の減圧を行う。エアを5秒ほど流した後、一旦エアを止めて再度5秒ほどエアを流すことを3回程繰り返す。この純水の間欠、エアの間欠を約10分行う。純水とエアを間欠で供給することで、記録ヘッド20内で奥まった個所にも純水やエアに流れを起こすことができるので、置換率が上がる。更に、支持部材41の閉空間45はリブ43で遮断されているため、検査用インクが入り込まない。故に検査用インクが留まる箇所がないため純水置換率が上がる。
以上の構成によれば、吐出検査用のインクが弁バネ40用の支持部材41と可撓性フィルム33との間に入り込まない。従って、検査用インク抜き取り後の純水置換において純水置換率が向上する。
[第2実施形態]
本開示の第2実施形態について説明する。なお、上述した実施形態と同様な構成については重複する説明を省略する。
本開示の第2実施形態について説明する。なお、上述した実施形態と同様な構成については重複する説明を省略する。
図11は可撓性フィルム33をリブ43に溶着する前におけるバルブユニット30の平面図である。支持部材41の弁バネ支持面41bの反対面である表面41cにリブ43を設ける。支持部材41はユニットケース31に圧入することでユニットケース31に固定される。従って、リブ43を支持部材41の全面や全周に設けることができない。そこで、第1実施形態と同様な個所にリブ43を設ける。つまり、図11に示すように、中心角が180度近くであり、外側半径が表面41cの半径に近い一対の半円弧状のリブ43を内周面が相互に向かい合うようにして表面41cに設けている。また、一対のリブ43のうち一方を上流側面41dの側に配置し、他方を下流側面41eの側に配置している。更に、図11に示すように、一対のリブ43の内周側に一対のリブ48(「遮蔽部材」の「第3部分」及び「遮蔽部材」の「第4部分」ともいう。)を追加して設ける。一対のリブ48の各々は、一対のリブ43の各々と同様に半円弧状の形状を有するが、一対のリブ43の各々と比較して半円弧の直径が短く、また、YZ平面における面積が狭い。また、一対のリブ48の配列方向は一対のリブ43の配列方向と同じである。従って、支持部材は一対のリブ43と一対のリブ48を含む。一対のリブ43の2つの境界を結ぶ直線は、一対のリブ48の2つの境界を結ぶ直線と一致する。図11に示すように、第1実施形態と同様に、可撓性フィルム33の第1部分と第2部分との境界に沿った方向において第2部分及び支持部材であるリブ43の長さDは第1部分の長さBよりも長い。また、可撓性フィルム33の第1部分と第2部分との境界に沿った方向において支持部材であるリブ48の長さEも第1部分の長さBよりも長い。ただし、圧入によって支持部材41をユニットケース31に固定するため、リブ43とリブ48は接触させていない。また、リブ48の高さはユニットケース31に圧入した際に、第1フィルム固定面42及び第2フィルム固定面35と同等にしている。
熱溶着により可撓性フィルム33を固定する際に、可撓性フィルム33はまず一番外側にある一対のリブ43に固定され、次に第1フィルム固定面42、第2フィルム固定面35、一対のリブ48に固定される。一対のリブ43が溶けて可撓性フィルム33に最初に固定されることで、表面41c、一対のリブ43、供給室37を囲む壁の延長部分、可撓性フィルム33により閉空間45ができる。続いて内側の一対のリブ48が固定され溶けていき、一対のリブ43と同化し閉空間45は第1実施形態と比較して小さくなる。また、溶着面積が第1実施形態より大きいため、溶着強度が高い。
[第3実施形態]
本開示の第3実施形態について説明する。なお、上述した実施形態と同様の構成については重複する説明を省略する。
本開示の第3実施形態について説明する。なお、上述した実施形態と同様の構成については重複する説明を省略する。
図12は可撓性フィルム33をリブ43に溶着する前におけるバルブユニット30の平面図である。支持部材41の弁バネ支持面41bの反対面である表面41cにリブ43を設ける。支持部材41はユニットケース31に圧入することでユニットケース31に固定される。従って、リブ43を支持部材41の全面や全周に設けることができない。そこで、第1実施形態と同様な個所にリブ43を設ける。つまり、図11に示すように、中心角が180度近くであり、外側半径が表面41cの半径に近い一対の半円弧状のリブ43を相互に向かい合わせるようにして表面41cに設けている。また、一対のリブ43のうち一方を上流側面41dの側に配置し、他方を下流側面41eの側に配置している。更に、図12に示すように、リブ43よりも支持部材41の中心側にリブ43よりも面積が狭く、リブ43と配列方向に対して直角の配列方向を有する一対のリブ49(「遮蔽部材」の「第3部分」及び「遮蔽部材」の「第4部分」ともいう。)を設ける。つまり、支持部材は一対のリブ43と一対のリブ49を含む。一対のリブ43の2つの境界を結ぶ直線は、一対のリブ49の2つの境界を結ぶ直線と直交する。図12に示すように、第1実施形態と同様に、可撓性フィルム33の第1部分と第2部分との境界に沿った方向において第2部分及び支持部材であるリブ43の長さDは第1部分の長さBよりも長い。また、一対のリブ49の長さF(図12参照)は一対のリブ43の間隔C(図12参照)よりも長い。ただし、圧入によって支持部材41をユニットケース31に固定するため、リブ43とリブ49は接触させていない。また、リブ49の高さはユニットケース31に圧入した際に、第1フィルム固定面42及び第2フィルム固定面35と同等にしている。
熱溶着により可撓性フィルム33を固定する際に、可撓性フィルム33はまず一番外側にある一対のリブ43に固定され、次に第1フィルム固定面42、第2フィルム固定面35、一対のリブ49に固定される。一対のリブ43が溶けて可撓性フィルム33に最初に固定されることで、表面41c、一対のリブ43、供給室37を囲む壁の延長部分、可撓性フィルム33により閉空間45ができる。続いて内側の一対のリブ49が固定され溶けていき、一対のリブ43と同化し閉空間45は第1実施形態と比較して小さくなる。また、溶着面積が第1実施形態より大きいため、溶着強度が高い。更に、一対のリブ49の配列方向を一対のリブ43と変えることで一対のリブ49により一対のリブ43同士の間の隙間を埋めることができるため、閉空間45は完全に閉じたものになり、インク流路44と連通する部分がない。
図13は熱溶着後のバルブユニット30の概略図である。図5(a)に示す第1実施形態では、一対のリブ43の間に隙間があるのに対し、図13に示す第3実施形態では一対のリブ43及び一対のリブ49が同化してリブ間の隙間がないことがわかる。
[その他の実施形態]
上記の実施形態では、バルブユニットに2つの圧力調整機構が含まれるが、この限りではなく、例えば、バルブユニットに1つのみの圧力調整機構が含まれていてもよい。
上記の実施形態では、バルブユニットに2つの圧力調整機構が含まれるが、この限りではなく、例えば、バルブユニットに1つのみの圧力調整機構が含まれていてもよい。
上記の実施形態では、第1フィルム固定面42と第2フィルム固定面35の突出高さは同じであるが、この限りではなく、両者の突出高さが相互に異なっていてもよい。
インクジェット記録装置は、印刷用インクでも検査用インクでもない液体のための液体吐出装置であってもよい。記録ヘッドは、印刷用インクでも検査用インクでもない液体のための液体吐出ヘッドであってもよい。つまり、記録ヘッドは、液体吐出装置で用いられる液体吐出ヘッドであってもよい。バルブユニットは、印刷用インクでも検査用インクでもない液体のために用いられてもよい。つまり、バルブユニットは、液体吐出ヘッドのために用いられてもよい。
[本開示の技術的特徴]
本開示は、以下の構成を含む。
本開示は、以下の構成を含む。
[構成1]
入口から流入した液体を内部に導入する液体流路であって、外部に開く第1開口部が空けられている液体流路と、
前記液体流路と連通し、圧力が調整される前の液体が収容される供給室と、
圧力が調整された液体が収容される圧力室であって、該圧力室から圧力が調整された液体が排出される圧力室と、
前記供給室と前記圧力室とを連通させる供給孔と、
前記供給孔を開閉する弁体と、
前記弁体が前記供給孔を閉じる方向に前記弁体を付勢する第1付勢部材と、
前記第1付勢部材を支える支持部材と、
前記第1開口部を覆う第1部分と前記第1部分に隣接した位置において前記支持部材を覆う第2部分とを有する第1可撓性フィルムと、
前記支持部材と前記第1可撓性フィルムの前記第2部分との間に設けられた遮蔽部材と、
を備える圧力調整機構をユニットケースの内部に含む、
バルブユニット。
入口から流入した液体を内部に導入する液体流路であって、外部に開く第1開口部が空けられている液体流路と、
前記液体流路と連通し、圧力が調整される前の液体が収容される供給室と、
圧力が調整された液体が収容される圧力室であって、該圧力室から圧力が調整された液体が排出される圧力室と、
前記供給室と前記圧力室とを連通させる供給孔と、
前記供給孔を開閉する弁体と、
前記弁体が前記供給孔を閉じる方向に前記弁体を付勢する第1付勢部材と、
前記第1付勢部材を支える支持部材と、
前記第1開口部を覆う第1部分と前記第1部分に隣接した位置において前記支持部材を覆う第2部分とを有する第1可撓性フィルムと、
前記支持部材と前記第1可撓性フィルムの前記第2部分との間に設けられた遮蔽部材と、
を備える圧力調整機構をユニットケースの内部に含む、
バルブユニット。
[構成2]
前記遮蔽部材は、前記支持部材の前記第1可撓性フィルムの前記第2部分により覆われる部分と前記第1可撓性フィルムの前記第2部分との間に液体が流入しないように設けられている、
構成1に記載のバルブユニット。
前記遮蔽部材は、前記支持部材の前記第1可撓性フィルムの前記第2部分により覆われる部分と前記第1可撓性フィルムの前記第2部分との間に液体が流入しないように設けられている、
構成1に記載のバルブユニット。
[構成3]
前記第1可撓性フィルムの前記第1部分と前記第2部分との境界に沿った方向において前記支持部材と前記遮蔽部材とは前記第1開口部よりも長い、
構成1又は2に記載のバルブユニット。
前記第1可撓性フィルムの前記第1部分と前記第2部分との境界に沿った方向において前記支持部材と前記遮蔽部材とは前記第1開口部よりも長い、
構成1又は2に記載のバルブユニット。
[構成4]
前記第1可撓性フィルムが前記遮蔽部材に溶着されている、
構成1乃至3の何れか1に記載のバルブユニット。
前記第1可撓性フィルムが前記遮蔽部材に溶着されている、
構成1乃至3の何れか1に記載のバルブユニット。
[構成5]
前記ユニットケースの前記第1開口部の辺縁部には第1フィルム固定面が設けられており、
前記第1可撓性フィルムは、前記第1フィルム固定面に溶着されている、
構成4に記載のバルブユニット。
前記ユニットケースの前記第1開口部の辺縁部には第1フィルム固定面が設けられており、
前記第1可撓性フィルムは、前記第1フィルム固定面に溶着されている、
構成4に記載のバルブユニット。
[構成6]
前記第1可撓性フィルムは、前記第1開口部の辺縁部に設けられた前記第1フィルム固定面に溶着されるよりも前に前記遮蔽部材に溶着されている、
構成5に記載のバルブユニット。
前記第1可撓性フィルムは、前記第1開口部の辺縁部に設けられた前記第1フィルム固定面に溶着されるよりも前に前記遮蔽部材に溶着されている、
構成5に記載のバルブユニット。
[構成7]
前記支持部材は前記ユニットケースに設けられた窪みに圧入されおり、
前記第1フィルム固定面は前記窪みの辺縁部にも設けられている、
構成5又は6に記載のバルブユニット。
前記支持部材は前記ユニットケースに設けられた窪みに圧入されおり、
前記第1フィルム固定面は前記窪みの辺縁部にも設けられている、
構成5又は6に記載のバルブユニット。
[構成8]
前記ユニットケースの前記第1フィルム固定面が設けられている表面に対する前記第1フィルム固定面の突出高さよりも前記表面に対する前記遮蔽部材の頂部の突出高さのほうが高い、
構成7に記載のバルブユニット。
前記ユニットケースの前記第1フィルム固定面が設けられている表面に対する前記第1フィルム固定面の突出高さよりも前記表面に対する前記遮蔽部材の頂部の突出高さのほうが高い、
構成7に記載のバルブユニット。
[構成9]
前記圧力室は外部に開く第2開口部を有し、
前記バルブユニットは、前記第2開口部を覆う第2可撓性フィルムを更に備える、
構成8に記載のバルブユニット。
前記圧力室は外部に開く第2開口部を有し、
前記バルブユニットは、前記第2開口部を覆う第2可撓性フィルムを更に備える、
構成8に記載のバルブユニット。
[構成10]
前記ユニットケースの前記第2開口部の辺縁部には第2フィルム固定面が設けられており、
前記第2可撓性フィルムは、前記第2フィルム固定面に溶着されている、
構成9に記載のバルブユニット。
前記ユニットケースの前記第2開口部の辺縁部には第2フィルム固定面が設けられており、
前記第2可撓性フィルムは、前記第2フィルム固定面に溶着されている、
構成9に記載のバルブユニット。
[構成11]
前記圧力調整機構は、
第2付勢部材と、
前記第2付勢部材と前記第2可撓性フィルムとの間に挿入された受圧板と、
を更に備え、
前記第2付勢部材は、前記受圧板を介して、前記圧力室の容積が増える方向に前記第2可撓性フィルムを付勢する、
構成9又は10に記載のバルブユニット。
前記圧力調整機構は、
第2付勢部材と、
前記第2付勢部材と前記第2可撓性フィルムとの間に挿入された受圧板と、
を更に備え、
前記第2付勢部材は、前記受圧板を介して、前記圧力室の容積が増える方向に前記第2可撓性フィルムを付勢する、
構成9又は10に記載のバルブユニット。
[構成12]
前記圧力室の内部の圧力が所定値よりも小さくなると前記受圧板が前記弁体に当接し、
前記受圧板が前記弁体に当接しているときに、前記第2可撓性フィルムにかかる負圧、前記第1付勢部材による付勢力及び前記第2付勢部材による付勢力により、前記負圧が所定値に維持され且つ前記供給室から前記圧力室に液体が流入するように前記弁体による前記供給孔の開閉が調整される、
構成11に記載のバルブユニット。
前記圧力室の内部の圧力が所定値よりも小さくなると前記受圧板が前記弁体に当接し、
前記受圧板が前記弁体に当接しているときに、前記第2可撓性フィルムにかかる負圧、前記第1付勢部材による付勢力及び前記第2付勢部材による付勢力により、前記負圧が所定値に維持され且つ前記供給室から前記圧力室に液体が流入するように前記弁体による前記供給孔の開閉が調整される、
構成11に記載のバルブユニット。
[構成13]
前記圧力調整機構を2つ含み、
第1圧力調整機構と第2圧力調整機構は前記ユニットケースの厚み方向において共通の範囲を占め且つ相互に反対方向を向き、更に前記厚み方向に直交する方向において相互に隣接するように設けられ、
前記第1圧力調整機構に備わる前記第1可撓性フィルムと前記第2圧力調整機構に備わる前記第2可撓性フィルムは一体化され、
前記第1圧力調整機構に備わる前記第2可撓性フィルムと前記第2圧力調整機構に備わる前記第1可撓性フィルムは一体化されている、
構成9乃至12の何れか1に記載のバルブユニット。
前記圧力調整機構を2つ含み、
第1圧力調整機構と第2圧力調整機構は前記ユニットケースの厚み方向において共通の範囲を占め且つ相互に反対方向を向き、更に前記厚み方向に直交する方向において相互に隣接するように設けられ、
前記第1圧力調整機構に備わる前記第1可撓性フィルムと前記第2圧力調整機構に備わる前記第2可撓性フィルムは一体化され、
前記第1圧力調整機構に備わる前記第2可撓性フィルムと前記第2圧力調整機構に備わる前記第1可撓性フィルムは一体化されている、
構成9乃至12の何れか1に記載のバルブユニット。
[構成14]
前記第1可撓性フィルムが前記遮蔽部材に溶着される前においては、前記遮蔽部材は、前記支持部材の表面の辺縁部において相互に離間するように設けられる第1部分及び第2部分を有する、
構成4乃至13の何れか1に記載のバルブユニット。
前記第1可撓性フィルムが前記遮蔽部材に溶着される前においては、前記遮蔽部材は、前記支持部材の表面の辺縁部において相互に離間するように設けられる第1部分及び第2部分を有する、
構成4乃至13の何れか1に記載のバルブユニット。
[構成15]
前記第1可撓性フィルムが前記遮蔽部材に溶着される前においては、前記遮蔽部材は、前記支持部材の表面の前記第1部分及び前記第2部分が設けられている位置よりも内側において相互に離間するように設けられる第3部分及び第4部分を更に有する、
構成14に記載のバルブユニット。
前記第1可撓性フィルムが前記遮蔽部材に溶着される前においては、前記遮蔽部材は、前記支持部材の表面の前記第1部分及び前記第2部分が設けられている位置よりも内側において相互に離間するように設けられる第3部分及び第4部分を更に有する、
構成14に記載のバルブユニット。
[構成16]
前記第1部分と前記第2部分との境界と第3部分と第4部分との境界とが同一の直線に並ぶ、
構成15に記載のバルブユニット。
前記第1部分と前記第2部分との境界と第3部分と第4部分との境界とが同一の直線に並ぶ、
構成15に記載のバルブユニット。
[構成17]
前記第1部分と前記第2部分との境界と第3部分と第4部分との境界とが直交する、
構成15に記載のバルブユニット。
前記第1部分と前記第2部分との境界と第3部分と第4部分との境界とが直交する、
構成15に記載のバルブユニット。
[構成18]
前記遮蔽部材に前記第1可撓性フィルムが溶着された後においては、前記支持部材の前記表面、前記遮蔽部材、前記供給室を囲む内壁の延長部分及び前記第1可撓性フィルムにより閉空間が形成されている、
構成14乃至17の何れか1に記載のバルブユニット。
前記遮蔽部材に前記第1可撓性フィルムが溶着された後においては、前記支持部材の前記表面、前記遮蔽部材、前記供給室を囲む内壁の延長部分及び前記第1可撓性フィルムにより閉空間が形成されている、
構成14乃至17の何れか1に記載のバルブユニット。
[構成19]
前記バルブユニットが液体吐出ヘッドに装着されたときに液体タンクから供給された液体は、前記液体流路、前記供給室、前記供給孔及び前記圧力室を経由して前記液体吐出ヘッドに備わるノズル列に供給される、
構成1乃至18の何れか1に記載のバルブユニット。
前記バルブユニットが液体吐出ヘッドに装着されたときに液体タンクから供給された液体は、前記液体流路、前記供給室、前記供給孔及び前記圧力室を経由して前記液体吐出ヘッドに備わるノズル列に供給される、
構成1乃至18の何れか1に記載のバルブユニット。
[構成20]
構成1乃至19の何れか1項に記載のバルブユニットと、
前記バルブユニットに供給するべき液体を収容する液体タンクと、
前記液体タンクから前記バルブユニットに液体を供給する供給チューブと、
前記バルブユニットから供給された液体を吐出するノズル列を有する液体吐出ヘッドと、
を備える、
液体吐出装置。
構成1乃至19の何れか1項に記載のバルブユニットと、
前記バルブユニットに供給するべき液体を収容する液体タンクと、
前記液体タンクから前記バルブユニットに液体を供給する供給チューブと、
前記バルブユニットから供給された液体を吐出するノズル列を有する液体吐出ヘッドと、
を備える、
液体吐出装置。
[構成21]
前記液体吐出ヘッドは、前記バルブユニットが装着される装着部を備える、
構成20に記載の液体吐出装置。
前記液体吐出ヘッドは、前記バルブユニットが装着される装着部を備える、
構成20に記載の液体吐出装置。
30 バルブユニット
31 ユニットケース
32 圧力室
32a 開口部
33 可撓性フィルム
34 受圧板
36 バネ
37 供給室
38 弁体
39 供給孔
40 弁バネ
41 支持部材
43 リブ
44 インク流路
44b 開口部
45 閉空間
31 ユニットケース
32 圧力室
32a 開口部
33 可撓性フィルム
34 受圧板
36 バネ
37 供給室
38 弁体
39 供給孔
40 弁バネ
41 支持部材
43 リブ
44 インク流路
44b 開口部
45 閉空間
Claims (21)
- 入口から流入した液体を内部に導入する液体流路であって、外部に開く第1開口部が空けられている液体流路と、
前記液体流路と連通し、圧力が調整される前の液体が収容される供給室と、
圧力が調整された液体が収容される圧力室であって、該圧力室から圧力が調整された液体が排出される圧力室と、
前記供給室と前記圧力室とを連通させる供給孔と、
前記供給孔を開閉する弁体と、
前記弁体が前記供給孔を閉じる方向に前記弁体を付勢する第1付勢部材と、
前記第1付勢部材を支える支持部材と、
前記第1開口部を覆う第1部分と前記第1部分に隣接した位置において前記支持部材を覆う第2部分とを有する第1可撓性フィルムと、
前記支持部材と前記第1可撓性フィルムの前記第2部分との間に設けられた遮蔽部材と、
を備える圧力調整機構をユニットケースの内部に含む、
バルブユニット。 - 前記遮蔽部材は、前記支持部材の前記第1可撓性フィルムの前記第2部分により覆われる部分と前記第1可撓性フィルムの前記第2部分との間に液体が流入しないように設けられている、
請求項1に記載のバルブユニット。 - 前記第1可撓性フィルムの前記第1部分と前記第2部分との境界に沿った方向において前記支持部材と前記遮蔽部材とは前記第1開口部よりも長い、
請求項1に記載のバルブユニット。 - 前記第1可撓性フィルムが前記遮蔽部材に溶着されている、
請求項1に記載のバルブユニット。 - 前記ユニットケースの前記第1開口部の辺縁部には第1フィルム固定面が設けられており、
前記第1可撓性フィルムは、前記第1フィルム固定面に溶着されている、
請求項4に記載のバルブユニット。 - 前記第1可撓性フィルムは、前記第1開口部の辺縁部に設けられた前記第1フィルム固定面に溶着されるよりも前に前記遮蔽部材に溶着されている、
請求項5に記載のバルブユニット。 - 前記支持部材は前記ユニットケースに設けられた窪みに圧入されおり、
前記第1フィルム固定面は前記窪みの辺縁部にも設けられている、
請求項5に記載のバルブユニット。 - 前記ユニットケースの前記第1フィルム固定面が設けられている表面に対する前記第1フィルム固定面の突出高さよりも前記表面に対する前記遮蔽部材の頂部の突出高さのほうが高い、
請求項7に記載のバルブユニット。 - 前記圧力室は外部に開く第2開口部を有し、
前記バルブユニットは、前記第2開口部を覆う第2可撓性フィルムを更に備える、
請求項8に記載のバルブユニット。 - 前記ユニットケースの前記第2開口部の辺縁部には第2フィルム固定面が設けられており、
前記第2可撓性フィルムは、前記第2フィルム固定面に溶着されている、
請求項9に記載のバルブユニット。 - 前記圧力調整機構は、
第2付勢部材と、
前記第2付勢部材と前記第2可撓性フィルムとの間に挿入された受圧板と、
を更に備え、
前記第2付勢部材は、前記受圧板を介して、前記圧力室の容積が増える方向に前記第2可撓性フィルムを付勢する、
請求項9に記載のバルブユニット。 - 前記圧力室の内部の圧力が所定値よりも小さくなると前記受圧板が前記弁体に当接し、
前記受圧板が前記弁体に当接しているときに、前記第2可撓性フィルムにかかる負圧、前記第1付勢部材による付勢力及び前記第2付勢部材による付勢力により、前記負圧が所定値に維持され且つ前記供給室から前記圧力室に液体が流入するように前記弁体による前記供給孔の開閉が調整される、
請求項11に記載のバルブユニット。 - 前記圧力調整機構を2つ含み、
第1圧力調整機構と第2圧力調整機構は前記ユニットケースの厚み方向において共通の範囲を占め且つ相互に反対方向を向き、更に前記厚み方向に直交する方向において相互に隣接するように設けられ、
前記第1圧力調整機構に備わる前記第1可撓性フィルムと前記第2圧力調整機構に備わる前記第2可撓性フィルムは一体化され、
前記第1圧力調整機構に備わる前記第2可撓性フィルムと前記第2圧力調整機構に備わる前記第1可撓性フィルムは一体化されている、
請求項9に記載のバルブユニット。 - 前記第1可撓性フィルムが前記遮蔽部材に溶着される前においては、前記遮蔽部材は、前記支持部材の表面の辺縁部において相互に離間するように設けられる第1部分及び第2部分を有する、
請求項4に記載のバルブユニット。 - 前記第1可撓性フィルムが前記遮蔽部材に溶着される前においては、前記遮蔽部材は、前記支持部材の表面の前記第1部分及び前記第2部分が設けられている位置よりも内側において相互に離間するように設けられる第3部分及び第4部分を更に有する、
請求項14に記載のバルブユニット。 - 前記第1部分と前記第2部分との境界と第3部分と第4部分との境界とが同一の直線に並ぶ、
請求項15に記載のバルブユニット。 - 前記第1部分と前記第2部分との境界と第3部分と第4部分との境界とが直交する、
請求項15に記載のバルブユニット。 - 前記遮蔽部材に前記第1可撓性フィルムが溶着された後においては、前記支持部材の前記表面、前記遮蔽部材、前記供給室を囲む内壁の延長部分及び前記第1可撓性フィルムにより閉空間が形成されている、
請求項14に記載のバルブユニット。 - 前記バルブユニットが液体吐出ヘッドに装着されたときに液体タンクから供給された液体は、前記液体流路、前記供給室、前記供給孔及び前記圧力室を経由して前記液体吐出ヘッドに備わるノズル列に供給される、
請求項1に記載のバルブユニット。 - 請求項1乃至19の何れか1項に記載のバルブユニットと、
前記バルブユニットに供給するべき液体を収容する液体タンクと、
前記液体タンクから前記バルブユニットに液体を供給する供給チューブと、
前記バルブユニットから供給された液体を吐出するノズル列を有する液体吐出ヘッドと、
を備える、
液体吐出装置。 - 前記液体吐出ヘッドは、前記バルブユニットが装着される装着部を備える、
請求項20に記載の液体吐出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2022181698A JP2024071012A (ja) | 2022-11-14 | 2022-11-14 | バルブユニット及び液体吐出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2022181698A JP2024071012A (ja) | 2022-11-14 | 2022-11-14 | バルブユニット及び液体吐出装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2024071012A true JP2024071012A (ja) | 2024-05-24 |
Family
ID=91129198
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2022181698A Pending JP2024071012A (ja) | 2022-11-14 | 2022-11-14 | バルブユニット及び液体吐出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2024071012A (ja) |
-
2022
- 2022-11-14 JP JP2022181698A patent/JP2024071012A/ja active Pending
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
AU2003264950B2 (en) | Liquid supply system, fluid communicating structure, ink supply system, and inkjet recording head utilizing the fluid communicating structure | |
EP1184183B1 (en) | Ink-jet recording head and recording apparatus | |
JP4725182B2 (ja) | 液体供給システムの製造方法及び液体供給システム | |
JP4433760B2 (ja) | 液体吐出装置 | |
JP2001301192A (ja) | インクジェット記録装置 | |
JP5717381B2 (ja) | インクジェット記録ヘッド | |
KR101009859B1 (ko) | 잉크젯 기록 헤드 및 잉크젯 기록 장치 | |
CN111791585B (zh) | 喷墨打印设备和墨罐 | |
JP3713960B2 (ja) | インクジェット記録装置 | |
JP3800807B2 (ja) | インクジェット記録装置 | |
WO2005068204A1 (ja) | 液体噴射装置 | |
JP2024071012A (ja) | バルブユニット及び液体吐出装置 | |
JP3692834B2 (ja) | インクジェット式記録装置 | |
JP2002192743A (ja) | インクジェット記録装置 | |
JP2004268599A (ja) | 画像記録装置のインク供給構造 | |
US20060278577A1 (en) | Liquid flow promoter device and liquid ejection apparatus | |
JP3901202B2 (ja) | インクジェット記録装置 | |
JP2007230125A (ja) | 液体噴射装置 | |
JP3800806B2 (ja) | インクジェット記録装置 | |
JP2024067219A (ja) | バルブユニットおよびその洗浄方法 | |
JP2004276620A (ja) | 画像記録装置のインク供給構造 | |
JP2012254551A (ja) | 液体噴射ヘッドおよび液体噴射装置 | |
JP2002187291A (ja) | インクジェット式記録装置、及び、インクジェット式記録装置におけるクリーニング方法 | |
JP2007230101A (ja) | 液体噴射ヘッドユニット及び液体噴射装置 | |
JP2004262251A (ja) | 画像記録装置のインク供給構造 |