JP2024070549A - 蒸し機 - Google Patents

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【課題】蒸し庫の庫内温度が低下することを抑制できる蒸し機を提供することを目的とする。【解決手段】蒸し機1は、ボイラBから供給される蒸気によって蒸し庫10が温められる。蒸し機1は、蒸し庫10の庫外側において少なくとも一部が開口部12と隣り合う第1のラジエータ30を備える。第1のラジエータ30には、庫内Sに供給される蒸気よりも高い温度の蒸気が供給される。これにより、蒸し庫10の庫外から庫内Sに侵入する外気を第1のラジエータ30によって温めることができる。その結果、蒸し庫10の庫外から庫内Sに侵入する外気によって、庫内Sの温度が低下することを抑制できる。【選択図】図1

Description

本発明は、蒸し機に関し、特に、蒸し庫の庫内温度が低下することを抑制できる蒸し機に関する。
蒸し庫の庫内に供給された蒸気により、蒸し庫の庫内を通る搬送コンベヤに載せた加熱対象物を蒸す蒸し機において、蒸気が供給される配管を排気ダクトに配設することで、排気ダクトの内壁を加熱する蒸し機がある(特許文献1)。
特開2016-198255号公報(段落0016,0022及び図1,4など)
しかしながら、上述した従来の蒸し機では、排気ダクトの内壁に水滴が付着することを防止することを目的としているため、蒸し庫の開口部から離れた位置に蒸気を通過させる配管が配設される。
そのため、排気ダクトの下方を通過する外気に対して、排気ダクトに配設した配管を通過させた蒸気による熱の影響を与え難く、排気ダクトの下方を通過して、蒸し庫の庫外から蒸し庫の開口部を介して蒸し庫の庫内に外気が侵入しようとした場合には、常温の外気がそのまま庫内に侵入して蒸し庫の庫内温度が低下するという問題点があった。
本発明は上述した問題点を解決するためになされたものであり、蒸し庫の庫内温度が低下することを抑制できる蒸し機を提供することを目的とする。
この目的を達成するために、本発明の蒸し機は、ボイラで生成された蒸気が庫内に供給される蒸し庫と、その蒸し庫に開口された開口部を介して前記蒸し庫の庫内に配設される搬送コンベヤとを備え、加熱対象物を前記搬送コンベヤに載せて前記蒸し庫の庫内を通過させることにより加熱対象物を蒸すことが可能に構成されるものであって、蒸気が通過することで加熱される第1のラジエータを備え、前記第1のラジエータは、前記搬送コンベヤの搬送面に対して上方側に所定の間隔を隔てる位置に配設されると共に、前記蒸し庫の庫外側において少なくとも一部が前記蒸し庫の開口部と隣り合う。
請求項1記載の蒸し機によれば、蒸気が通過することで加熱される第1のラジエータを備え、第1のラジエータは、搬送コンベヤの搬送面に対して上方側に所定の間隔を隔てる位置に配設されると共に、蒸し庫の庫外側において少なくとも一部が蒸し庫の開口部と隣り合うので、蒸し庫の庫外から蒸し庫の開口部を介して庫内に外気が侵入しようとする場合に、その外気を蒸し庫の開口部の手前で第1のラジエータの熱により加熱できる。そのため、蒸し庫の庫外から蒸し庫の開口部を介して庫内に侵入した外気によって庫内温度が低下することを抑制できる。
請求項2記載の蒸し機によれば、請求項1記載の蒸し機の奏する効果に加え、第1のラジエータに供給される蒸気の温度が、蒸し庫の庫内に供給される蒸気の温度よりも高く設定されるので、蒸し庫の庫外から蒸し庫の開口部を介して庫内に侵入しようとする外気を第1のラジエータで加熱し易くできる。よって、蒸し庫の庫外から蒸し庫の開口部を介して庫内に侵入しようとする外気の温度を、庫内温度に近づけ易くできる。その結果、蒸し庫の庫外から蒸し庫の開口部を介して庫内に外気が侵入した際に、蒸し庫の庫内温度が低下することを抑制し易くできる。
請求項3記載の蒸し機によれば、請求項1又は2に記載の蒸し機の奏する効果に加え、第1のラジエータに供給される蒸気の圧力を調整可能な調整装置を備えるので、蒸し機の設置場所や加熱対象物の形状または大きさによって第1のラジエータの温度を調整できる。そのため、必要以上に第1のラジエータの温度を高める必要が無くなり、第1のラジエータを加熱するために必要なエネルギーを抑制できる。また、第1のラジエータの温度が必要以上に高くなり、加熱対象物が第1のラジエータの熱影響を受ける(例えば、加熱対象物が第1のラジエータの熱により焼ける)ことを抑制できる。
請求項4記載の蒸し機によれば、請求項1記載の蒸し機の奏する効果に加え、第1のラジエータは、搬送コンベヤの搬送面に対して上方側に隔てる間隔を変更可能に構成されるので、蒸し機の設置場所の状況(例えば、蒸し庫の庫外から庫内へ単位面積当たりに侵入する外気の量の違い)によって、第1のラジエータと搬送面との間の空間へ庫外から侵入する外気の量を調整できる。そのため、必要以上に第1のラジエータの温度を高める必要が無くなり、第1のラジエータを加熱するために必要なエネルギーを抑制できる。
また、異なる形状(特に、搬送面に載せたときの高さが異なる形状)の加熱対象物に、第1のラジエータが搬送面に対して上方側に隔てる間隔を対応させることができるので、搬送コンベヤに搬送される加熱対象物が第1のラジエータに接触することを抑制できる。
請求項5記載の蒸し機によれば、請求項1記載の蒸し機の奏する効果に加え、第1のラジエータは、加熱対象物の搬送方向の一方側から他方側に順に蒸気が送られるように蒸気の通路が形成されるので、搬送面と平行な方向であって外気が蒸し庫の庫内に侵入する際の侵入方向に対して直交する幅方向において、第1のラジエータの温度分布が大きく異なることを抑制できる。
請求項6記載の蒸し機によれば、請求項1記載の蒸し機の奏する効果に加え、第1のラジエータは、搬送面に沿って並設される複数の配管を連結して構成され、複数の配管は、隣り合う配管どうしが所定の間隔を隔てて配設されるので、蒸し庫の庫外から蒸し庫の開口部を介して庫内に侵入しようとする外気を第1のラジエータで加熱した際に、その加熱した外気を第1のラジエータを構成する複数の配管の間を通して、第1のラジエータの上方に逃がすことができる、従って、蒸し庫の庫外から蒸し庫の開口部に向かって進む外気の量に対して、蒸し庫の庫外から蒸し庫の開口部を介して庫内に侵入する実際の外気の量を少なくできる。その結果、蒸し庫の庫外から蒸し庫の開口部を介して庫内に外気が侵入した際に、蒸し庫の庫内温度が低下することを抑制し易くできる。
また、蒸し庫の庫内から蒸し庫の開口部を介して、第1のラジエータと搬送面との間の空間に漏出した蒸気を、第1のラジエータを構成する複数の配管の間を通して第1のラジエータの上方に逃がすことができ、この蒸気が蒸し庫の開口部の付近に留まることを抑制できる。これによって、蒸し庫の開口部の付近に留まり温度が低くされた蒸気が加熱対象物に付着することを抑制できる。その結果、加熱対象物に水滴が付着することを抑制できる。
請求項7記載の蒸し機によれば、請求項6記載の蒸し機の奏する効果に加え、重力方向に延びる筒状の排気ダクトを備え、排気ダクトの下方側の開口の少なくとも一部が第1のラジエータの上方側に配設されるので、庫内の蒸気が蒸し庫の開口部を介して庫外に漏出した場合に、その漏出した蒸気を排気ダクトを通過させて上方側に排出できる。
この場合、排気ダクトの下方側の開口の少なくとも一部が第1のラジエータの上方側に配設されるので、第1のラジエータの熱による上昇気流で、排気ダクト内に下方側の開口から上方側の開口に向かう気流を発生させることができる。その結果、空気を吸引するための吸引装置を別途排気ダクトに設けることを不要にできるので、蒸し機の製造コストを削減できる。
また、蒸し庫の庫外から蒸し庫の開口部を介して庫内に侵入しようとする外気の少なくとも一部を蒸し庫の開口部の手前で排気ダクトにより吸引して排気ダクトの上方側に排出できるので、蒸し庫の庫外から蒸し庫の開口部に向かって進む外気の量に対して、蒸し庫の庫外から蒸し庫の開口部を介して庫内に侵入する実際の外気の量を少なくできる。その結果、蒸し庫の庫外から蒸し庫の開口部を介して庫内に外気が侵入した際に、蒸し庫の庫内温度が低下することを抑制し易くできる。
請求項8記載の蒸し機によれば、請求項7記載の蒸し機の奏する効果に加え、排気ダクトの下方側の開口を形成する端部は、前記加熱対象物が搬送される搬送方向において、少なくとも蒸し庫の開口部に最も近接される一部が第1のラジエータの複数の配管のいずれかの上方側に配設されるので、蒸し庫の庫内から蒸し庫の開口部を介して庫外に漏出した蒸気が排気ダクトの内壁に水滴となって付着し、その水滴が排気ダクトの内壁を伝って排気ダクトの下方から落下する場合に、その落下した水滴を第1のラジエータを形成する配管上に落下させ、第1のラジエータにより加熱され蒸発させ易くできる。従って、搬送コンベヤに載せられた加熱対象物に排気ダクトの内壁を伝って落下する水滴が付着することを抑制できる。
請求項9記載の蒸し機によれば、請求項7又は8に記載の蒸し機の奏する効果に加え、排気ダクトは、蒸し庫の外面に対向する対向部を備え、対向部の内壁には、ボイラで生成した蒸気を供給可能に構成され、その供給された蒸気が内部を通過することで加熱される第2のラジエータが配設されるので、蒸し庫の開口部側の外壁が外気に当たって冷えることを第2のラジエータにより抑制できる。その結果、蒸し庫の開口部側の外壁が外気により冷えて、蒸し庫の庫内温度が低下することを抑制できる。
また、排気ダクトを通過する気体を第2のラジエータにより加熱できるので、蒸し庫の庫内から蒸し庫の開口部を介して庫外に漏出した蒸気が排気ダクトを通過して排出されるまでに、排気ダクトの内部で冷えて水滴になることを抑制できる。その結果、排気ダクトの内壁に水滴が付着することを抑制でき、排気ダクトから水滴が落下してその水滴が加熱対象物に付着することを抑制できる。
請求項10記載の蒸し機によれば、請求項9記載の蒸し機の奏する効果に加え、第2のラジエータは、ボイラから供給された蒸気の通路が形成され、その蒸気の通路が第1のラジエータの蒸気の通路に連結されるので、ボイラで生成した蒸気を蒸し庫の庫内に供給する配管および第1のラジエータに供給する配管の他に、ボイラで生成した蒸気を第2のラジエータに供給するための配管を別途設けることを不要にできる。即ち、ボイラで生成した蒸気を第1のラジエータに供給するための配管により、第2のラジエータにボイラで生成した蒸気を供給できる。その結果、ボイラで生成した蒸気を第2のラジエータに供給するための配管を削減できる分、蒸し機の製造コストを削減できる。
請求項11記載の蒸し機によれば、請求項1記載の蒸し機の奏する効果に加え、第1のラジエータは、少なくとも一部が蒸し庫の開口部を介して蒸し庫の庫内に配設されるので、蒸し庫の庫内に供給された蒸気の熱で第1のラジエータを加熱できる。従って、第1のラジエータに外気が当たり第1のラジエータが冷えた場合に、第1のラジエータに供給される蒸気の熱だけでなく、蒸し庫の庫内に供給された蒸気の熱も利用して第1のラジエータを加熱できる。そのため、第1のラジエータの温度を維持し易くでき、蒸し庫の庫外から蒸し庫の開口部を介して庫内に侵入しようとする外気を第1のラジエータで加熱し易くできる。その結果、蒸し庫の庫外から蒸し庫の開口部を介して庫内に外気が侵入した際に、蒸し庫の庫内温度が低下することを抑制し易くできる。
請求項12記載の蒸し機によれば、請求項11記載の蒸し機の奏する効果に加え、第1のラジエータは、加熱対象物の搬送方向に沿って配設位置を変更可能に構成されるので、蒸し機の設置場所の状況によって蒸し庫の開口部から蒸し庫の庫外への第1ラジエータの突出量(開口部を介して庫内に配設される第1のラジエータの幅)を変更できる。これにより、蒸し庫の庫外から蒸し庫の開口部を介して庫内に侵入しようとする外気の温度を調整することができる。よって、蒸し庫の庫外から蒸し庫の開口部を介して庫内に侵入しようとする外気の温度(第1のラジエータにより加熱される外気の温度)と、蒸し庫の庫内の温度とのバランスを調整できる。
請求項13記載の蒸し機によれば、請求項1記載の蒸し機の奏する効果に加え、搬送コンベヤの搬送面の下方側には、ボイラで生成した蒸気を供給可能に構成され、その供給された蒸気が内部を通過することで加熱される第3のラジエータが配設され、第3のラジエータは、搬送コンベヤの搬送面を介して第1のラジエータと対向する位置に配設されるので、搬送面の下方側から蒸し庫の開口部に向かって外気が進む場合には、その外気を第3のラジエータにより加熱できる。その結果、搬送面の下方側から蒸し庫の庫内に侵入した外気で、蒸し庫の庫内温度が低下することを抑制できる。
更に、搬送面の下方側から第3のラジエータの熱により上昇気流を発生させることができるので、蒸し庫の庫内から蒸し庫の開口部を介して庫外に漏出した蒸気を、第3のラジエータの熱による上昇気流により第1のラジエータ側に逃がすことができる。その結果、蒸し庫の庫内から蒸し庫の開口部を介して庫外に漏出した蒸気が蒸し庫の開口部の付近で冷えて、搬送コンベヤによって搬送される加熱対象物に付着することを抑制できる。
第1実施形態における蒸し機の模式的な断面図である。 蒸し機の模式的な部分断面図である。 (a)は第1のラジエータの模式的な断面図であり、(b)は図3(a)のIIIb-IIIb線における第1のラジエータの模式的な断面図である。 (a)は蒸し機の模式的な部分斜視図であり、(b)は蒸し機の模式的な部分断面図であり、(c)は蒸し機の模式的な部分断面図である。 (a)は第2実施形態における蒸し機の模式的な部分断面図であり、(b)は第3実施形態における蒸し機の模式的な部分断面図である。
以下、本発明の好ましい実施の形態について添付図面を参照して説明する。図1から図4を参照して第1実施形態における蒸し機1を説明する。図1は第1実施形態における蒸し機1の模式的な断面図である。図2は蒸し機1の模式的な部分断面図である。図3(a)は第1のラジエータ30の模式的な断面図であり、図3(b)は図3(a)のIIIb-IIIb線における第1のラジエータ30の模式的な断面図である。図4(a)は蒸し機1の模式的な部分斜視図であり、図4(b)は蒸し機1の模式的な部分断面図であり、図4(c)は蒸し機1の模式的な部分断面図である。
なお、以下の説明では、各図面の矢印U,D,F,B,L,R方向をそれぞれ蒸し機1の上方向、下方向、前方向、後方向、左方向、右方向として説明する。また、図1、図2、図3(a)、図4(b)、図4(c)では第1実施形態における蒸し機1を左右方向(矢印L-R方向)に沿って切断し、前方から後方(矢印B方向)に向かって視た(以下「正面視」と称す)断面が図示される(図5(a)及び図5(b)も同様)。
また、図2では、搬送コンベヤ20の左側の端および蒸し機1の右側半分が省略されて図示されると共に、蒸気の供給路が模式的に図示される。図3(b)では、第1のラジエータ30の上方に重なる排気ダクト60の端部62の一部が破線で図示される。図4(a)、図4(b)及び図4(c)では、蒸し庫10は左側の端のみが図示される(図5(a)及び図5(b)も同様)。
蒸し機1は、蒸し庫10の庫内Sに供給された蒸気によって、例えば、食品などの加熱対象物Aを蒸して温めるために用いられるものである。
図1に示すように、蒸し機1は、庫内Sに蒸気が供給される蒸し庫10と、その蒸し庫10の庫内Sを通過する搬送コンベヤ20と、蒸し庫10の左側(矢印L方向側)及び右側(矢印R側方向)に形成される開口部12(後述する開口部12a,12b)に隣り合う位置に配設される第1のラジエータ30と、その第1のラジエータ30の上側(矢印U方向側)に配設される排気ダクト60と、庫内Sに蒸気を供給する供給手段40とを備える。
蒸し庫10は、供給手段40から供給された蒸気を庫内Sに保持し、庫内Sを通過する加熱対象物Aを加熱・加温する部分である。蒸し庫10は、庫内Sと庫外とを区画する外壁11を有する。外壁11の外面11aは、庫外に面する。外壁11のうちの庫内Sの天面を形成する部分の外壁11には、庫内S内に配設されるファンとそのファンを動作させるモータから構成される複数の攪拌手段13と、庫内Sの温度を測定する複数のセンサー14とが配設される。外壁11のうちの庫内Sの側面を形成する部分の外壁11には、庫内Sと庫外とを連通する開口部12が形成される。本実施形態では、開口部12は、蒸し庫10の左側(矢印L方向側)端部に形成される入口側の開口部12aと、蒸し庫10の右側(矢印R方向側)の端部に形成される出口側の開口部12bとから構成される。
複数の攪拌手段13は、モータ(図示しない)によりファンを回転させて、庫内S内の蒸気を攪拌する。このことによって、庫内S内の位置による温度のばらつきを少なくすることができる。
複数のセンサー14は、天面を形成する部分の外壁11から庫内Sに向けて下側に延びて、庫内Sの左右方向(矢印L-R方向)に一定の距離だけ離れた複数の位置に配設される。複数のセンサー14は、複数の位置での庫内Sの温度を測定する。センサー14により測定された温度によって、ボイラB(後述する)から供給される蒸気の温度を制御することにより、庫内Sの温度を一定の範囲内で維持し易くできる。本実施形態では、攪拌手段13及びセンサー14はそれぞれ2つであるが、1つ又は3つ以上であっても良い。
搬送コンベヤ20は、駆動プーリー22と従動プーリー23との間に無端状に張られるベルトを有し、加熱対象物Aが載置されるそのベルトの上面が搬送面21とされる。搬送コンベヤ20は、駆動プーリー22に接続されるモータ(図示しない)を回転させることにより搬送面21を移動可能に構成され、その搬送面21の移動により、搬送面21に載置された加熱対象物Aを搬送する。搬送コンベヤ20のベルトは、蒸し庫10の入口側の開口部12aが開口する部分と、蒸し庫10の出口側の開口部12bが開口する部分とのそれぞれに挿通される。これにより、加熱対象物Aを蒸し庫10の庫内Sを入口側の開口部12aから出口側の開口部12bに向かう方向(矢印R方向)に搬送できる。加熱対象物Aの搬送方向は、蒸し庫10の左側(矢印L方向側)から右側(矢印R方向側)に向かう方向である。
搬送面21は、庫外側から庫内S側に向かうにつれ上昇するように傾斜し、蒸し庫10の開口部12を介して庫内Sに挿通される。搬送面21は、蒸し庫10の開口部12(入口側の開口部12a側の搬送面21は入口側の開口部12a、また、出口側の開口部12b側の搬送面21は出口側の開口部12b)付近において、庫内S内で水平になる。搬送面21は、蒸し庫10の庫内S内の入口側の開口部12a付近から、蒸し庫10の庫内S内の出口側の開口部12b付近まで水平に延びる。開口部12a,12bの開口の上端は、蒸し庫10の庫内S内で水平に延びる部分の搬送コンベヤ20の搬送面21よりも下側(矢印D方向側)に配置される。庫内Sに供給された蒸気は庫外の空気よりも温度が高く、蒸気が下側に流れ難いので、このような開口部12a,12bの開口の上端の高さにすることにより、搬送コンベヤ20よりも上方側(矢印U方向側)に位置する温かい蒸気が開口部12a,12bを介して庫外に漏れるのを抑制し易くできる。よって、庫内Sの温度を維持し易くできる。
図2に示すように、蒸し機1の供給手段40及び調整装置50には、配管を介してボイラBが接続される。ボイラBによって生成され温められた蒸気は、供給手段40及び調整装置50に供給される。なお、ボイラBは、蒸し機1とは別体で構成され、蒸し機1が設置される建物または敷地内に配置される。
第1のラジエータ30は、加熱された蒸気が内側を通過して加熱・加温されるものであり、温められた第1のラジエータ30自体も周りの空気を温める。正面視において、第1のラジエータ30は、搬送コンベヤ20の搬送面21に沿って延びる矩形状とされる。
第1のラジエータ30は、搬送面21に対して上方側(矢印U方向側)に所定の間隔を隔てる位置に配設される。よって、第1のラジエータ30が加熱対象物Aの搬送の邪魔になることを抑制しつつ、庫外からの空気(外気)の侵入口となる開口部12a,12bと庫外側に隣り合う(開口部12a,12b内に第1のラジエータ30の一部が入る状態を含む)位置に第1のラジエータ30を配設できる。よって、開口部12a,12bから庫内Sに侵入する外気を開口部12a,12bの手前で第1のラジエータ30によって温めてから庫内Sに侵入させることができる。よって、庫内Sの温度が低下することを抑制できる。
第1のラジエータ30は、内側に蒸気を通過させる配管31,32,33,34(図3(a)及び図3(b)参照)と、それら各配管を囲むフィン35と、配管31の一方の端に接続される供給管36と、配管34の一方の端に接続される排出管37とを備える。
第1のラジエータ30の各配管内には、ボイラBで生成され加熱された蒸気が調整装置50を介して供給管36から供給される。供給管36から各配管内に供給された蒸気は、各配管によって形成される蒸気の通路38(図3(b)参照)を通過し、排出管37からボイラBへ排出される。
供給手段40は、庫内Sに配設される円筒状の複数の管から構成され、その複数の管の外周の上側(矢印U方向側)に開口する孔が形成される。ボイラBで生成され温められた蒸気は、供給管41を介して供給手段40に供給され、供給手段40の孔から庫内Sに供給される。庫内Sに供給された蒸気によって、庫内Sが温められる。
調整装置50は、第1のラジエータ30に必要な温度(庫内Sに侵入してくる外気を温めるのに必要な温度)よりもボイラBから供給されてきた蒸気の温度が低い場合に、第1のラジエータ30内の圧力を高くして、第1のラジエータ30に供給される蒸気の温度を高くするように圧力を調整する。反対に、第1のラジエータ30に必要な温度よりもボイラBから供給されてきた蒸気の温度が高い場合に、第1のラジエータ30内の圧力を低くして、第1のラジエータ30に供給される蒸気の温度を低くするように圧力を調整する。調整装置50は、第1のラジエータ30内の圧力を高くすることにより蒸気の温度を100℃以上とすることができる。
蒸し機1は、調整装置50を備えるので、第1のラジエータ30に供給される蒸気の温度を蒸し庫10の庫内Sに供給される温度よりも高く設定できる。よって、第1のラジエータ30は、庫外から庫内Sに侵入する外気の温度を庫内Sの温度に近づけ易くできる。その結果、庫外から庫内Sに外気が侵入したとしても蒸し庫10の庫内Sの温度が低下することを抑制できる。
調整装置50は、第1のラジエータ30に必要な温度に調整した蒸気を供給管36に送り、第1のラジエータ30の配管31内に蒸気を供給する。配管31内に供給された蒸気は、配管31内を通過する間に、第1のラジエータ30から周りの空気に熱が移動するので、第1のラジエータ30からボイラBに戻った蒸気の温度が低くなる。ボイラBに戻った蒸気は、再びボイラBによって加熱され、温められて調整装置50及び供給手段40に供給される。
蒸し機1は、蒸し庫10の庫内Sに供給される蒸気を生成するボイラBと同一のボイラBで生成された蒸気を第1のラジエータ30に供給するので、第1のラジエータ30を加熱するために別途熱源を発生させる熱源発生装置を備える必要がない。即ち、第1のラジエータ30の代わりに、電気ヒーターなどの電気による熱源発生装置を備えたり、別のボイラを追加で備える構成とすることも考えられるところ、ボイラBを第1のラジエータ30の熱源とすることで、その分、蒸し機1を加熱するために必要なエネルギー(電力)を抑制できる。
図3(a)及び図3(b)を参照して、第1のラジエータ30の配管31,32,33,34及びフィン35の位置関係について説明する。図3(a)及び図3(b)に示すように、第1のラジエータ30は、前後方向(矢印F-B方向)に向かって延びる複数の配管31,32,33,34を備える。複数の配管31,32,33,34は、庫内Sから庫外に向かって、配管31,32,33,34の順に所定の間隔を隔てた状態で搬送面21に沿って並設される。これら各配管は、左右方向(矢印L-R方向)に隣り合う配管どうしが前後方向の一端および他端を互い違いに連結される。各配管が連結されることで、前後方向に蛇行しながら、左右方向に向かう通路38を形成する。即ち、入口側の開口部12aに配置される第1のラジエータ30は、加熱対象物Aの搬送方向の一方側(本実施形態では、庫内S側)から他方側(本実施形態では、庫外側)に順に蒸気が送られるように蒸気の通路38が形成される。
ここで、第1のラジエータ30は、通路38の下流側ほど外気との間で熱交換をした後の蒸気が通過するため、通路38の下流側に配設される配管34の温度が供給側の配管31の温度に比べて低くなり易い。そのため、搬送方向と直交する幅方向(前後方向(矢印F-B方向))の一方から他方に蒸気が通過するように蒸気の通路38が形成されると、下流側の通路38を形成する配管のみが配設される領域が幅方向の一部に形成され、その領域だけ配管の温度が低下する恐れがある。
これに対し、第1実施形態の蒸し機1によれば、第1のラジエータ30の通路38は、蒸気が通過する方向を庫内S側から庫外側に向かう方向に形成されるので、幅方向(前後方向(矢印F-B方向))における第1のラジエータ30の温度分布を均一にし易くできる。従って、蒸し庫10の庫外から開口部12a,12bを介して庫内Sに侵入しようとする外気を第1のラジエータ30で加熱した際に、加熱した外気の加熱後の温度が幅方向において大きく異なることを抑制できる。その結果、蒸し庫10の庫内Sの温度が部分的に低下することを抑制できる。
複数のフィン35は、外気と接触する表面積を大きくして、外気に熱を与え易くするためのものであり、前後方向(矢印F-B方向)に向かって延び、隣り合う配管どうしの間に、搬送面21に対して直角方向に沿って配設される。複数のフィン35は、自身の面を搬送面21と直交するように配設されるので、隣り合うフィン35どうしの間隔を大きく確保できる。よって、第1のラジエータ30と搬送面21との間の外気をフィン35どうしの間に通すことができるので、開口部12a,12bから侵入する外気の量を少なくできる。その結果、庫内Sの温度が低下することを抑制できる。
供給管36から供給された蒸気が配管31の一方の端から配管34の一方の端まで通過して、排出管37からボイラBへ流れる。本実施形態では、配管31が供給管36と庫内Sに近い側で接続され、配管34が排出管37と庫内Sから遠い側に接続される。即ち、蒸気の通路38は、蒸気が通過する方向を庫内S側から庫外に向かう方向に形成される。よって、通路38を通過して外気へ熱移動する前の蒸気を庫内Sに近い側に供給し、蒸気が庫内S側から庫外側に向かう方向に通過させる。第1のラジエータ30の庫内Sに近い側を庫内Sから遠い側よりも高い温度にして、庫内Sに侵入しようとする外気を庫内Sに近づくにつれて段階的に庫内Sの温度に近づけることができる。その結果、庫内Sの温度が低下することを抑制できる。
図1及び図2に戻って説明する。排気ダクト60は、蒸し庫10の庫内Sから開口部12a,12bを介して庫外に漏出した蒸気を上方(矢印U方向)に送り、排気するためのものである。排気ダクト60は、重力方向(上下方向(矢印U-D方向))に延び、上方側の開口と下方側(矢印D方向側)の開口61とを有する断面矩形の筒状に形成される。排気ダクト60の下方側の開口61の一部が第1のラジエータ30の上方側に配設される。排気ダクト60は、蒸し庫10の外面11aに対向する部分である対向部63を備える。対向部63の内側の壁を構成する内壁64は、蒸気を下方から上方に送る通路の一部を形成する。
排気ダクト60の開口61の一部は、第1のラジエータ30の上方側(矢印U方向側)に配設されるので、第1のラジエータ30によって温められ上昇する外気を吸引し易くできる。よって、庫内Sに侵入しようとする外気の少なくとも一部を蒸し庫10の開口部12a,12bの手前で排気ダクト60により吸引して排気ダクト60の上方側に排出できるので、蒸し庫10の庫外から蒸し庫10の開口部12a,12bに向かって進む外気の量に対して、開口部12a,12bを介して庫内Sに侵入する実際の外気の量を少なくできる。その結果、蒸し庫10の庫外から蒸し庫10の開口部12a,12bを介して庫内Sに外気が侵入した際に、庫内Sの温度が低下することを抑制し易くできる。
排気ダクト60の下方側(矢印D方向側)の開口61を形成する端部62は、図2に示された状態では、搬送方向において、開口部12a(又は開口部12b)に最も近接される庫内側端部62aが第1のラジエータ30の配管31の上方側に配設される。庫内側端部62aは、その庫内側端部62aの開口61側の内縁が第1のラジエータ30の配管31の幅の範囲内に配設される。
ここで、排気ダクト60の端部62は、加熱対象物Aが搬送される搬送方向において、開口部12a(又は12b)に最も近接される庫内側端部62aが最も蒸し庫10に近いので、蒸し庫10の庫内Sから漏出した蒸気が排気ダクト60の内壁64に付着して、水滴となり易い。
これに対して、本実施形態における蒸し機1は、庫内側端部62aの開口61側の内縁が第1のラジエータ30の配管31の幅の範囲内に配設されるので、排気ダクト60の内壁64に蒸気が付着して冷やされて水滴となって、下方(矢印D方向)に落下しても、水滴を第1のラジエータ30の配管31の上に落下させ易くできる。第1のラジエータ30の配管31上に落下した水滴は、第1のラジエータ30により加熱され蒸発することで蒸気とされ、再度排気ダクト60に侵入して排気される。そのため、第1のラジエータ30の配管31に落下した水滴が第1のラジエータ30の配管31上で溢れて搬送コンベヤ20上に落下することを抑制できる。
なお、本実施形態では、後述する第2の変位手段80により搬送方向に沿って第1のラジエータ30の配設位置を変位可能に構成されるが、その変位した第1のラジエータ30の配設位置は、排気ダクト60の庫内側端部62aを配管31,32,33,34のいずれか一つの配管の上方(矢印U方向)に配設するようにそれぞれ設定される。よって、第2の変位手段80により搬送方向に沿って第1のラジエータ30の配設位置が変位されたとしても、配管31,32,33,34のいずれか一つの配管の上に排気ダクト60に付着した水滴が落下させることができ、第1のラジエータ30により加熱され蒸発することで蒸気とされ、再度排気ダクト60に侵入して排気される。そのため、第1のラジエータ30の配管31,32,33,34のいずれか一つの配管に落下した水滴が第1のラジエータ30の配管上で溢れて搬送コンベヤ20上に落下することを抑制できる。
図4(a)、図4(b)及び図4(c)を参照して、第1の変位手段70及び第2の変位手段80について説明する。図4(a)に示すように、蒸し機1は、第1のラジエータ30を搬送コンベヤ20の搬送面21に対して上方側(矢印U方向側)に隔てる間隔を変位(変更)させる第1の変位手段70と、加熱対象物Aの搬送方向に沿って、第1のラジエータ30の配設位置を変位(変更)させる第2の変位手段80とを備える。
第1の変位手段70は、排気ダクト60に配設されるプレートと、蒸し庫10の外壁11にプレートを固定するボルト及びナットとから構成される。第1の変位手段70のプレートには、ボルトが挿通され、上下方向(矢印L-R方向)に延びる孔が形成される。第2の変位手段80は、第1のラジエータ30に配設されるプレートと、排気ダクト60にプレートを固定するボルト及びナットとから構成される。第2の変位手段80のプレートには、ボルトが挿通され、搬送方向に延びる孔が形成される。
図4(b)に示すように、第1の変位手段70は、ボルト及びナットをプレートに取り付ける上下方向(矢印U-D方向)の位置を変えることにより、第1のラジエータ30及び排気ダクト60を蒸し庫10に対して相対変位させ、第1のラジエータ30を搬送コンベヤ20の搬送面21に対して上方側(矢印U方向側)に隔てる間隔を変位可能にする。従って、例えば、蒸し機1は、庫外から庫内Sに侵入する外気の量が多い場合に、第1の変位手段70によって、第1のラジエータ30を搬送コンベヤ20の搬送面21に対して上方側に隔てる間隔を小さくして、庫外から庫内Sへ侵入する外気の量を少なくすることができる。よって、蒸し庫10の庫内Sの温度が低下することを抑制できる。さらに、必要以上に第1のラジエータ30の温度を高める必要が無くなり、第1のラジエータ30を加熱するために必要なエネルギーを抑制できる。
また、第1のラジエータ30を搬送コンベヤ20の搬送面21に対して上方側(矢印U方向側)に隔てる間隔を大きくすることで、背丈の大きい(高い)加熱対象物Aであっても第1のラジエータ30に干渉することを抑制できる。
さらに、図4(c)に示すように、第2の変位手段80は、ボルト及びナットをプレートに取り付ける搬送方向の位置を変えることにより、第1のラジエータ30を排気ダクト60に対して相対変位させ、加熱対象物Aの搬送方向に沿って、第1のラジエータ30の配設位置を変位可能にする。
蒸し機1は、第2の変位手段80によって、搬送方向に沿って第1のラジエータ30の配設位置を変位可能に構成されるので、第1のラジエータ30の一部を開口部12a,12bを介して蒸し庫10の庫内Sに配設することができる。よって、第1のラジエータ30に外気が当たり第1のラジエータ30が冷えた場合に、第1のラジエータ30に供給される蒸気の熱だけでなく、蒸し庫10の庫内Sに供給された蒸気の熱も利用して第1のラジエータ30を加熱できる。そのため、第1のラジエータ30の温度を維持し易くでき、蒸し庫10の庫外から開口部12a,12bを介して庫内Sに侵入しようとする外気を第1のラジエータ30で加熱し易くできる。その結果、蒸し庫10の庫外から開口部12a,12bを介して庫内Sに外気が侵入した際に、蒸し庫10の庫内Sの温度が低下することを抑制し易くできる。
さらに、例えば、第1のラジエータ30によって温められてから庫内Sに侵入する外気の温度が庫内Sの温度に比べて高い場合に、第1のラジエータ30の搬送方向における位置を庫内S側へ変位させることにより、庫内Sに侵入する外気が第1のラジエータ30によって温めれる距離を短くして、庫内Sに侵入する外気を過度に温めるのを抑制できる。よって、庫内Sの温度と、庫内Sに侵入する外気の温度のバランスを調整することができる。
図5(a)を参照して、第2実施形態における蒸し機101について説明する。上記第1実施形態では、排気ダクト60の外にラジエータ(第1のラジエータ30)を配設する場合について説明したが、これに対して第2実施形態では、排気ダクト60の内側にもラジエータ(第2のラジエータ130)を配設する場合について説明する。図5(a)は第2実施形態における蒸し機101の模式的な部分断面図である。なお、第1実施形態で説明した部分と同一の部分については、同一の符号を付して以下の説明を省略する。
第2実施形態では、第1のラジエータ30に加え、排気ダクト60の対向部63の内壁64に配設される第2のラジエータ130を備える。第2のラジエータ130は、ボイラBで生成した蒸気を供給可能に構成され、その供給された蒸気が内部を通過することで加熱される。また、第2のラジエータ130は、ボイラBから供給された蒸気の通路が第1のラジエータ30の蒸気の通路38に連結される。
第2実施形態の蒸し機101によれば、排気ダクト60の対向部63の内壁64に第2のラジエータ130が配設されるので、第2のラジエータ130によって、内壁64及び内壁64から熱が伝達される蒸し庫10の開口部12a,12b側の外壁11を温めることができる。よって、蒸し庫10の開口部12a,12b側の外壁11が外気に当たって冷えることを抑制できる。その結果、蒸し庫10の開口部12a,12b側の外壁11が外気により冷えて、蒸し庫10の庫内Sの温度が低下することを抑制できる。
また、排気ダクト60を通過する外気および蒸気を第2のラジエータ130により加熱できるので、蒸し庫10の庫内Sから開口部12a,12bを介して庫外に漏出した蒸気が排気ダクト60を通過して排出されるまでに、排気ダクト60の内部で冷えて水滴になることを抑制できる。その結果、排気ダクト60の内壁64に水滴が付着することを抑制でき、排気ダクト60から水滴が落下してその水滴が加熱対象物Aに付着することを抑制できる。
第2実施形態の蒸し機101によれば、ボイラBで生成した蒸気を蒸し庫10の庫内Sに供給する配管(供給管41)及び第1のラジエータ30に供給する配管(供給管36)の他に、ボイラBで生成した蒸気を第2のラジエータ130に供給するための配管を別途設けることを不要にできる。即ち、ボイラBで生成した蒸気を第1のラジエータ30に供給するための配管(供給管36)により、第2のラジエータ130にボイラBで生成した蒸気を供給できる。その結果、ボイラBで生成した蒸気を第2のラジエータ130に供給するための配管を削減できる分、蒸し機1の製造コストを削減できる。
図5(b)を参照して、第3実施形態における蒸し機201について説明する。上記第1実施形態では、搬送コンベヤ20の上方側(矢印U方向側)にのみラジエータ(第1のラジエータ30)を配設する場合について説明したが、これに対して第3実施形態では、搬送コンベヤ20の下方側(矢印D方向側)にもラジエータ(第3のラジエータ230)を配設する場合について説明する。図5(b)は第3実施形態における蒸し機201の模式的な部分断面図である。なお、上記各実施形態で説明した部分と同一の部分については、同一の符号を付して以下の説明を省略する。
第3実施形態では、第1のラジエータ30に加え、搬送コンベヤ20の搬送面21の下方側(矢印D方向側)に配設される第3のラジエータ230を備える。第3のラジエータ230は、ボイラBで生成した蒸気を供給可能に構成され、その供給された蒸気が内部を通過することで加熱される。また、第3のラジエータ230は、搬送コンベヤ20の搬送面21を介して、第1のラジエータ30と対向する位置に配設される。
第3実施形態の蒸し機201によれば、搬送コンベヤ20の搬送面21の下方側(矢印D方向側)に配設される第3のラジエータ230を備えるので、搬送面21の下方側から開口部12a,12bに向かって外気が進む場合には、その外気を第3のラジエータ230により加熱できる。その結果、搬送面21の下方側から蒸し庫10の庫内Sに侵入した外気で、蒸し庫10の庫内Sの温度が低下することを抑制できる。
さらに、搬送面21の下方側(矢印D方向側)から第3のラジエータ230の熱により上昇気流を発生させることができるので、蒸し庫10の庫内Sから開口部12a,12bを介して庫外に漏出した蒸気を、第3のラジエータ230の熱による上昇気流により第1のラジエータ30側に逃がし易くできる。その結果、蒸し庫10の庫内Sから開口部12a,12bを介して庫外に漏出した蒸気が蒸し庫10の開口部12a,12bの付近で冷えて、搬送コンベヤ20によって搬送される加熱対象物Aに付着することを抑制できる。
また、第3のラジエータ230は、搬送コンベヤ20の搬送面21を介して、第1のラジエータ30と対向する位置に配設されるので、蒸し庫10の庫外から開口部12a,12bを介して庫内Sに侵入しようとする外気を第1のラジエータ30だけでは加熱しきれない(所望の温度まで上昇させることができない)場合に、その外気を第3のラジエータ230により加熱できる。よって、蒸し庫10の庫外から開口部12a,12bを介して庫内Sに侵入しようとする外気を加熱し易くできる。その結果、蒸し庫10の庫外から開口部12a,12bを介して庫内Sに侵入する外気で、蒸し庫10の庫内Sの温度が低下することを抑制できる。
以上、実施形態に基づき本発明を説明したが、本発明は上記実施形態に何ら限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で種々の改良変形が可能であることは容易に推察できるものである。
上記各実施形態では、加熱対象物Aが食品である場合について説明したが、必ずしもこれに限られない。加熱対象物Aは食品のほか、例えば、機械部品であっても良い。加熱対象物Aが機械部品である場合、高温の蒸気で機械部品の洗浄を行うために用いられる。
上記各実施形態では、蒸し庫10が1つである場合について説明したが、必ずしもこれに限られない。複数の蒸し庫が左右方向(矢印L-R方向)に接続されるものであっても良い。この場合、蒸し庫ごとに供給手段40から供給される蒸気の量や蒸し庫の大きさを設定して、蒸し庫ごとに庫内Sの温度を異なる設定温度とすることができる。また、蒸し庫ごとに温度を管理することができる。
上記各実施形態では、蒸し庫10の庫内Sが一つの空間である場合について説明したが、必ずしもこれに限られない。庫内Sは、複数の空間に区画されても良い。この場合、区画した空間ごとに温度を管理することができる。
上記各実施形態では、ボイラBは蒸し機1とは別体である場合について説明したが、必ずしもこれに限られない。ボイラBは蒸し機1と一体のものであっても良い。
上記各実施形態では、第1のラジエータ30には、供給手段40に蒸気を供給するボイラBと同一のボイラBから蒸気が供給される場合について説明したが、必ずしもこれに限られない。第1のラジエータ30には、供給手段40に蒸気を供給するボイラBとは異なるボイラから加熱された蒸気が供給されても良い。この場合、第1のラジエータ30と、供給手段40とに供給されるそれぞれの蒸気を異なる温度に設定することによって、調整装置50を必要とせず、第1のラジエータ30に供給される蒸気の温度を供給手段40に供給される蒸気の温度よりも高くできる。反対に、供給手段40に供給される蒸気の温度を第1のラジエータ30に供給される蒸気の温度よりも高くできる。
また、第1のラジエータ30は、搬送コンベヤ20の搬送面21の上方側(矢印U方向側)を覆う部分と、搬送コンベヤ20を前後方向(矢印F-B方向)に挟み、前後方向に庫外との壁を形成する部分とを含む断面コ字状に形成され、搬送コンベヤ20の搬送面21を上方から覆うものであっても良い。第1のラジエータ30が前後方向に庫外との壁を形成するので、前後方向の庫外との壁付近の外気を温めつつ、庫内Sに外気を侵入させ難くできる。よって、庫内Sの温度が低下することをさらに抑制できる。
上記各実施形態では、第1のラジエータ30は、蒸し庫10の入口側の開口部12aと出口側の開口部12bとの両方に配設される場合について説明したが、必ずしもこれに限られない。第1のラジエータ30は、蒸し庫10の入口側の開口部12aと出口側の開口部12bとのどちらか一方に配設されるものであっても良い。
上記各実施形態では、第1のラジエータ30に供給された蒸気がボイラBに戻る場合について説明したが、必ずしもこれに限られない。第1のラジエータ30の排出管37と、供給手段40の供給管41とが接続され、第1のラジエータ30に供給された蒸気が供給手段40に送られるものであっても良い。この場合、ボイラBに蒸気を戻す配管を不要にできる。
上記各実施形態では、第1のラジエータ30の複数の配管31,32,33,34は、隣り合う配管どうしが所定の間隔を隔てて配設される場合について説明したが、必ずしもこれに限られない。一部の隣り合う配管どうしが接するものであっても良い。この場合、接する配管どうしの間に外気を通し難いので、外気と配管とが接触する部分の表面積を減らして、第1のラジエータ30の熱損失を少なくすることができる。
上記各実施形態では、第1のラジエータ30は、庫内S側から庫外側に順に蒸気が送られるように蒸気の通路38が形成される場合について説明したが、必ずしもこれに限られない。第1のラジエータ30は、庫外側から庫内S側に順に蒸気が送られるように蒸気の通路38が形成されても良い。また、第1のラジエータ30は、加熱対象物Aの搬送方向に直交する前後方向(矢印F-B方向)の一方側から他方側に順に蒸気が送られるように蒸気の通路38が形成されても良い。この場合、前後方向の位置によって、外気を温める温度を異なるものとすることができる。
上記各実施形態では、第1のラジエータ30の蒸気の通路38は、蛇行する形状である場合について説明したが、必ずしもこれに限られない。第1のラジエータ30の蒸気の通路38は、蛇行する形状でなくても良い。例えば、前後方向(矢印F-B方向)に延びる庫内S側の第1の主管と、その第1の主管に連結され、庫内S側から庫外側に向けて延びる複数の分枝管と、その複数の分枝管に連結され、前後方向に延びる庫外側の第2の主管とを備えるものであっても良い。この場合、第1の主管に供給管36が接続され、第2の主管に排出管37が接続される。即ち、ボイラBで加熱された蒸気は、第1の主管から分枝管、分枝管から第2の主管を通り排出される。
上記各実施形態では、第1のラジエータ30の複数のフィン35は、搬送面21に対して直角方向に沿って配設される場合について説明したが、必ずしもこれに限られない。複数のフィン35は、搬送面21に対して直角方向と交差するように配設されても良い。この場合、排気ダクト60の蒸気の通路を形成する内壁(対向部63の内壁64を含む)に付着した水滴が排気ダクト60の内壁を伝って下方(矢印D方向)に落下したとしても、フィン35の上に落下させることができる。フィン35は、配管31,32,33,34と同様にボイラBからの蒸気によって高温となるので、フィン35上に落下した水滴を加熱して蒸発させ易くできる。従って、搬送コンベヤ20に載せられた加熱対象物Aに排気ダクト60の内壁を伝って落下する水滴が付着することを抑制できる。
上記各実施形態では、排気ダクト60は、断面矩形の筒状である場合について説明したが、必ずしもこれに限られない。排気ダクト60は、断面円形の筒状であっても良い。また、排気ダクト60は省略しても良い。この場合、第1のラジエータ30のすべての隣り合う配管どうしが接していても良い。接する配管どうしの間に外気を通し難いので、外気と配管とが接触する部分の表面積を減らして、第1のラジエータ30の熱損失を少なくすることができる。
上記各実施形態では、第1の変位手段70及び第2の変位手段80を備える場合について説明したが、必ずしもこれに限られない。第1の変位手段70及び第2の変位手段80のうちの一方、又は、両方を設けなくても良い。即ち、第1のラジエータ30及び排気ダクト60が蒸し庫10に固定され、第1のラジエータ30と搬送コンベヤ20の搬送面21とを隔てる間隔が一定であるものや、第1のラジエータ30が排気ダクト60に固定され、第1のラジエータ30の搬送方向に沿う位置が一定であるものであっても良い。
また、第1の変位手段70及び第2の変位手段80は、プレートと、そのプレートの孔に挿通されるボルトと、そのボルトに締結されるナットとによって構成される場合について説明したが、必ずしもこれに限られない。例えば、第1の変位手段70及び第2の変位手段80は、リニアガイドによって構成されるものであっても良い。
上記各実施形態では、第1の変位手段70は、排気ダクト60及び第1のラジエータ30を蒸し庫10に対して変位させる場合について説明したが、必ずしもこれに限られない。第1の変位手段70は、第1のラジエータ30のみを蒸し庫10に対して変位させるものであっても良い。この場合、第1の変位手段70は、第1のラジエータ30と蒸し庫10とを接続する。
さらに、第2の変位手段80は、第1のラジエータ30を排気ダクト60に対して変位させる場合について説明したが、必ずしもこれに限られない。第2の変位手段80は、第1のラジエータ30及び排気ダクト60を蒸し庫10に対して変位させるものであっても良い。この場合、第1の変位手段70は、排気ダクト60と蒸し庫10とを接続する。
上記各実施形態では、蒸し庫10の開口部12は、搬送方向の入口側の開口部12aと、搬送方向の出口側の開口部12bとの2つある場合について説明したが、必ずしもこれに限られない。蒸し庫10の開口部12は1つであっても良い。この場合、搬送コンベヤ20は、平面視U字状に形成され、開口部12から入り、庫内S内でU字状に反転して、同一の開口部12から出るように庫内S内を通過する。この場合、蒸気が外に逃げる開口部12の数を減らすことができるので、庫内Sの温度が低下することをさらに抑制できる。さらに、入口と出口とを一緒(1つ)にすることができるので、庫内Sの蒸気を庫内S内に留め易くできる。よって、庫内Sの温度が低下することをさらに抑制できる。
第2実施形態では、第2のラジエータ130を備え、第3実施形態では、第3のラジエータ230を備える場合について説明したが、第2のラジエータ130及び第3のラジエータ230を同時に備えるものであっても良い。この場合、供給手段40と、第1のラジエータ30と、第2のラジエータ130と、第3のラジエータ230とがすべて接続され、ボイラBからの蒸気がそれぞれに順に供給されるものであっても良い。この場合、供給手段40及び各ラジエータ30,130,230のそれぞれにボイラBからの配管を設ける必要がないので、製造コストを低減できる。反対に、供給手段40及び各ラジエータ30,130,230のそれぞれに異なるボイラから加熱された蒸気が供給される配管を設けたものであっても良い。この場合、供給手段40及び各ラジエータ30,130,230のそれぞれに供給される蒸気の温度を調整することができる。
1,101,201 蒸し機
10 蒸し庫
11a 外面
12 開口部
20 搬送コンベヤ
21 搬送面
30 第1のラジエータ
31,32,33,34 配管
38 通路
50 調整装置
60 排気ダクト
61 開口
62 端部
63 対向部
64 内壁
130 第2のラジエータ
230 第3のラジエータ
A 加熱対象物
B ボイラ
S 庫内

Claims (13)

  1. ボイラで生成された蒸気が庫内に供給される蒸し庫と、その蒸し庫に開口された開口部を介して前記蒸し庫の庫内に配設される搬送コンベヤとを備え、加熱対象物を前記搬送コンベヤに載せて前記蒸し庫の庫内を通過させることにより加熱対象物を蒸すことが可能に構成される蒸し機において、
    蒸気が通過することで加熱される第1のラジエータを備え、
    前記第1のラジエータは、前記搬送コンベヤの搬送面に対して上方側に所定の間隔を隔てる位置に配設されると共に、前記蒸し庫の庫外側において少なくとも一部が前記蒸し庫の開口部と隣り合うことを特徴とする蒸し機。
  2. 前記第1のラジエータに供給される蒸気の温度が、前記蒸し庫の庫内に供給される蒸気の温度よりも高く設定されることを特徴とする請求項1記載の蒸し機。
  3. 前記第1のラジエータに供給される蒸気の圧力を調整可能な調整装置を備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の蒸し機。
  4. 前記第1のラジエータは、前記搬送コンベヤの前記搬送面に対して上方側に隔てる間隔を変更可能に構成されることを特徴とする請求項1記載の蒸し機。
  5. 前記第1のラジエータは、前記加熱対象物の搬送方向の一方側から他方側に順に前記蒸気が送られるように前記蒸気の通路が形成されることを特徴とする請求項1記載の蒸し機。
  6. 前記第1のラジエータは、前記搬送面に沿って並設される複数の配管を連結して構成され、
    前記複数の配管は、隣り合う配管どうしが所定の間隔を隔てて配設されることを特徴とする請求項1記載の蒸し機。
  7. 重力方向に延びる筒状の排気ダクトを備え、
    前記排気ダクトの下方側の開口の少なくとも一部が前記第1のラジエータの上方側に配設されることを特徴とする請求項6記載の蒸し機。
  8. 前記排気ダクトの下方側の開口を形成する端部は、前記加熱対象物が搬送される搬送方向において、少なくとも前記蒸し庫の開口部に最も近接される一部が前記第1のラジエータの前記複数の配管のいずれかの上方側に配設されることを特徴とする請求項7記載の蒸し機。
  9. 前記排気ダクトは、前記蒸し庫の外面に対向する対向部を備え、
    前記対向部の内壁には、前記ボイラで生成した蒸気を供給可能に構成され、その供給された蒸気が内部を通過することで加熱される第2のラジエータが配設されることを特徴とする請求項7又は8に記載の蒸し機。
  10. 前記第2のラジエータは、前記ボイラから供給された蒸気の通路が形成され、その蒸気の通路が前記第1のラジエータの蒸気の通路に連結されることを特徴とする請求項9記載の蒸し機。
  11. 前記第1のラジエータは、少なくとも一部が前記開口部を介して前記蒸し庫の庫内に配設されることを特徴とする請求項1記載の蒸し機。
  12. 前記第1のラジエータは、前記加熱対象物の搬送方向に沿って配設位置を変更可能に構成されることを特徴とする請求項11記載の蒸し機。
  13. 前記搬送コンベヤの前記搬送面の下方側には、前記ボイラで生成した蒸気を供給可能に構成され、その供給された蒸気が内部を通過することで加熱される第3のラジエータが配設され、
    前記第3のラジエータは、前記搬送コンベヤの前記搬送面を介して前記第1のラジエータと対向する位置に配設されることを特徴とする請求項1記載の蒸し機。

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