JP2024067892A - コネクタ - Google Patents

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Abstract

Figure 2024067892000001
【課題】コストを抑えつつ、良好なシールド効果が得られ、しかも、環境への影響を抑えられるコネクタを提供すること。
【解決手段】電源系及び通信系の複数の端子20A,20Bと、端子20A,20Bの一端側が圧入されるハウジング30と、端子20A,20Bの他端側が回路に圧接される基板50と、を有し、ハウジング30は、基板50に係止されるための係止部41と、電源系の端子20Aが突出する第1間口33と通信系の端子20Bが突出する第2間口34とを区画する仕切壁35と、を有し、ハウジング30には、仕切壁35と隔壁部31とに跨って導電性メッキCMが塗布されている。
【選択図】図2

Description

本発明は、コネクタに関する。
特許文献1には、メスハウジングとオスハウジングとが互いに嵌合されることにより、電源供給用の第一メス端子と第一オス端子および通信用の第二メス端子と第二オス端子とが接続されるコネクタ構造が開示されている。このコネクタ構造では、オスハウジングに取り付けたペグを基板へハンダ付けすることにより、オスハウジングを基板に固定し、端子を基板の電極部に接続している。
特開2021-61156号公報
ところで、上記のコネクタ構造におけるオスハウジングは、ハンダを用いて基板に実装する構造であるので、環境への影響が懸念される。また、通信線をノイズから保護するために、複雑形状の金属製のシールドケースをオスハウジングに組付ける構造であるため、コストが嵩んでしまう。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、コストを抑えつつ、良好なシールド効果が得られ、しかも、環境への影響を抑えられるコネクタを提供することにある。
本発明の上記目的は、下記構成により達成される。
電源系及び通信系の複数の端子と、
前記端子の一端側が圧入されるハウジングと、
前記端子の他端側が回路に圧接される基板と、
を有し、
前記ハウジングは、
前記基板に係止されるための係止部と、
前記電源系の端子が突出する第1間口と前記通信系の端子が突出する第2間口とを区画する仕切壁と、
を有し、
前記ハウジングには、前記仕切壁と前記係止部とに跨って導電性メッキが塗布されている、コネクタ。
本発明によれば、コストを抑えつつ、良好なシールド効果が得られ、しかも、環境への影響を抑えられるコネクタを提供できる。
以上、本発明について簡潔に説明した。更に、以下に説明される発明を実施するための形態(以下、「実施形態」という。)を添付の図面を参照して通読することにより、本発明の詳細は更に明確化されるであろう。
図1は、本実施形態に係るコネクタの斜視図である。 図2は、本実施形態に係るコネクタの分解斜視図である。 図3は、本実施形態に係るコネクタの正面図である。 図4は、図3におけるIV-IV断面図である。 図5は、ハウジングの正面図である。 図6は、ハウジングの平面図である。 図7は、ハウジングの裏面図である。 図8は、コネクタの組立手順を説明する斜視図である。 図9は、コネクタの組立手順を説明する斜視図である。 図10は、極数の異なる他のハウジングを有するコネクタの正面図である。
本発明に関する具体的な実施形態について、各図を参照しながら以下に説明する。
図1は、本実施形態に係るコネクタの斜視図である。図2は、本実施形態に係るコネクタの分解斜視図である。図3は、本実施形態に係るコネクタの正面図である。図4は、図3におけるIV-IV断面図である。
図1~図4に示すように、本実施形態に係るコネクタ10は、複数の端子20A,20Bと、ハウジング30と、基板50と、を有している。このコネクタ10は、基板50に実装される基板実装タイプのコネクタである。コネクタ10は、電源系領域A1と、通信系領域A2とを有している。コネクタ10は、電源系領域A1に電源系の相手側コネクタ(図示略)が接続され、通信系領域A2に通信系の相手側コネクタ(図示略)が接続される。
端子20A,20Bは、導電性金属材料から形成されている。端子20A,20Bは、棒状に形成されており、一端側が電気接続部21とされ、他端側が基板接続部22とされている。端子20A,20Bは、電気接続部21と基板接続部22との間に、他の部分よりも幅広に形成された保持部23を有している。端子20A,20Bは、電気接続部21がハウジング30に固定され、基板接続部22が基板50に接続される。
端子20A,20Bの基板接続部22には、中央に空洞部24を有し、幅方向の両側へ膨出するプレスフィット部25が設けられている。つまり、端子20A,20Bは、基板接続部22にプレスフィット部25を有するプレスフィット端子である。
端子20Aは、電源系の端子とされ、端子20Bは、通信系の端子とされており、電源系の端子20Aは、電源系領域A1に設けられ、通信系の端子20Bは、通信系領域A2に設けられる。これらの電源系の端子20A及び通信系の端子20Bは、いずれも同一形状に形成されている。本例では、10本の電源系の端子20Aと、2本の通信系の端子20Bとを備えている。これにより、コネクタ10は、10本の端子20Aを有する10極の電源系回路と、2本の端子20Bを有する2極の通信系回路と、を備えている。
ハウジング30は、例えば、絶縁性を有する合成樹脂から成形されたもので、上壁部30a、底壁部30b、側壁部30cを有する角筒状に形成されている。ハウジング30は、前後方向における後方近傍に、隔壁部31を有しており、これにより、ハウジング30の内部が前方側と後方側とに分割されている。
ハウジング30は、仕切壁35を有しており、この仕切壁35によって内部が電源系の第1間口33と通信系の第2間口34とに区画されている。第1間口33及び第2間口34は、ハウジング30の前面側で開口する凹状に形成されており、それぞれ相手側コネクタが嵌合される。なお、第1間口33には、上壁部30aの内面側に、ハウジング30の前後方向に沿って延びる突条33aが形成されている。そして、この突条33aが第1間口33に嵌合される相手側コネクタに形成された溝部(図示略)に係合し、相手側コネクタを第1間口33へ誤挿入なく案内させるようになっている。また、ハウジング30は、その後面側において、第1間口33に対応する位置に、第1凹部37を有し、第2間口34に対応する位置に、第2凹部38を有している。
ハウジング30は、隔壁部31を貫通する複数の圧入孔39を有している。圧入孔39は、端子20A,20Bの電気接続部21の外形よりも僅かに狭い内形を有している。本例では、隔壁部31には、第1間口33側に、10個の圧入孔39が形成され、第2間口34側に、2個の圧入孔39が形成されている。
また、ハウジング30には、その後部に、複数(本例では、3つ)の係止部41が形成されている。これらの係止部41は、ハウジング30の両側部を構成する側壁部30cの後端面及び仕切壁35の後端面に形成され、後方へ向かって突出されている。これらの係止部41は、断面視円形状に形成されている。これらの係止部41は、その端部側に、先端へ向かって次第に縮径するクサビ部42を有している。また、係止部41には、軸線を通るスリット43が長手方向にわたって形成されている。
基板50は、プリント配線板であり、例えば、表裏面に導体パターン(図示略)が設けられている。なお、基板50が多層の回路基板である場合、各層の間にも導体パターンが設けられる。
基板50は、表裏に貫通する複数のスルーホール51を有している。これらのスルーホール51は、端子20A,20Bに対応する位置に形成されている。これらのスルーホール51には、その内周面に、導体パターンに繋がる導電層(図示略)が形成されている。
また、基板50は、複数の係止孔52を有している。これらの係止孔52は、ハウジング30の係止部41に対応する位置に形成されている。これらの係止孔52のうちの2つの係止孔52Gには、その内周面に、グランドの導体パターンに繋がる導電層(図示略)が形成されている。
図4に示すように、ハウジング30には、その後方側から圧入孔39へ端子20A,20Bの電気接続部21が圧入されている。これにより、ハウジング30には、電源系の端子20Aが、第1間口33に電気接続部21を突出した状態で固定され、通信系の端子20Bが、第2間口34に電気接続部21を突出した状態で固定されている。そして、電源系の端子20Aは、その保持部23が、第1凹部37内に配置され、通信系の端子20Bは、その保持部23が、第2凹部38内に配置されている。また、電源系の端子20A及び通信系の端子20Bは、それぞれの基板接続部22が、ハウジング30の後部から後方へ突出されている。
端子20A,20Bが装着されたハウジング30は、その後部から基板50に実装されている。この実装状態において、基板50には、そのスルーホール51に端子20A,20Bのプレスフィット部25を有する基板接続部22が挿し込まれ、プレスフィット部25がスルーホール51の内周面の導電層に圧接している。これにより、端子20A,20Bは、基板50のスルーホール51の導電層を介して導電パターンと電気的に接続されている。また、基板50へのハウジング30の実装状態において、ハウジング30の係止部41が基板50の係止孔52に挿し込まれ、基板50の係止孔52の縁部が係止部41のクサビ部42によって係止されている。これにより、ハウジング30が基板50に固定されている。
図5は、ハウジングの正面図である。図6は、ハウジングの平面図である。図7は、ハウジングの裏面図である。
図5~図7に示すように、上記構造のコネクタ10には、ハウジング30に、導電性メッキCMが塗布されている(図5~図7における斜線部分参照)。この導電性メッキCMは、主にハウジング30における通信系領域A2に塗布されている。具体的には、導電性メッキCMは、ハウジング30における、上壁部30aの外面、底壁部30bの外面、側壁部30cの外面及び内面、仕切壁35における第2間口34側の内面及び前端面に塗布されている。また、導電性メッキCMは、通信系領域A2側において、ハウジング30の後部における、上壁部30aの後端面、底壁部30bの後端面、側壁部30cの後端面及び仕切壁35の後端面に塗布されている。また、導電性メッキCMは、通信系領域A2の2つの係止部41Gにも塗布されている。
さらに、導電性メッキCMは、電源系領域A1側において、特定の圧入孔39G及びこれらの圧入孔39Gと仕切壁35とを繋ぐように隔壁部31の後面の一部に塗布されている(図7参照)。
これにより、導電性メッキCMは、第1間口33と第2間口34とを仕切る仕切壁35に塗布されるとともに、仕切壁35と係止部41Gとに跨って塗布され、さらに、仕切壁35と特定の圧入孔39Gと係止部41Gとに跨って塗布されている。
次に、コネクタ10を組み立てる場合について説明する。
図8は、コネクタの組立手順を説明する斜視図である。図9は、コネクタの組立手順を説明する斜視図である。
まず、図8に示すように、ハウジング30の後方側から、隔壁部31の圧入孔39へ端子20A,20Bの電気接続部21を挿し込んで圧入する。すると、ハウジング30には、電源系の端子20Aが、第1間口33に電気接続部21を突出した状態で固定され、通信系の端子20Bが、第2間口34に電気接続部21を突出した状態で固定される。このとき、圧入孔39Gに挿入された端子20Aは、圧入孔39Gの内周面の導電性メッキCMに密着して導通する。
次に、図9に示すように、端子20A,20Bを装着させたハウジング30を、その後部から基板50に宛がい、基板50のスルーホール51に各端子20A,20Bの基板接続部22を挿し込むとともに、基板50の係止孔52へハウジング30の係止部41を挿し込む。
すると、端子20A,20Bは、基板接続部22のプレスフィット部25がスルーホール51の内周面の導電層に圧接し、これにより、端子20A,20Bが基板50のスルーホール51の導電層を介して導体パターンと電気的に接続される。
また、ハウジング30の係止部41は、係止孔52に先細りのクサビ部42が挿し込まれると、係止孔52によって一旦内側へ弾性変形されて窄まる。そして、クサビ部42が係止孔52を通過すると、弾性変形されていたクサビ部42が外側へ復元する。これにより、係止部41のクサビ部42によって係止孔52の縁部が係止され、ハウジング30が基板50に固定される。このとき、導電性メッキCMが塗布された係止部41Gは、係止孔52Gの内周面に設けられた導電層に密着して導通する。
これにより、端子20A,20Bが装着されたハウジング30が基板50に実装され、コネクタ10とされる。
このようにして組み立てられた本実施形態に係るコネクタ10によれば、端子20A,20Bはハウジング30および基板50にハンダを用いずに圧入または圧接され、ハウジング30は係止部41によって基板50にハンダを用いずに係止される。つまり、ハンダフリー構造によって基板50に実装されているので、環境に対する影響を抑えられる。
しかも、ハウジング30は、電源系の第1間口33と通信系の第2間口34とを区切る仕切壁35と、基板50に係止される係止部41Gと、に跨って、導電性メッキCMが塗布されている。つまり、別体の複雑形状のシールドケース等を用いることによるコストアップを招くことなく、良好なシールド効果を得ることができ、さらに、導電性メッキCMからなるシールド部分を、係止部41を介して基板50のグランドと導通させることができる。また、ハウジング30に導電性メッキCMを塗布してシールド構造を備えるので、極数の変更等によるハウジング30の形状や大きさの変更に対してシールド範囲を柔軟に対応できる。
また、導電性メッキCMは、仕切壁35と、ハウジング30における端子20Aが圧入される圧入孔39Gと、係止部41Gと、に跨って塗布されている。したがって、圧入孔39Gに圧入された端子20Aを、導電性メッキCMが塗布された係止部41Gを介して基板50のグランドと導通させることができる。つまり、電源系にグランドの回路構成がある場合、グランドの回路を構成する端子20Aが圧入される圧入孔39Gに、係止部と跨るように導電性メッキCMを塗布していれば、このグランドの端子20Aを基板50のグランドに導通させることができる。
また、端子20A,20Bは、スルーホール51に挿し込まれることにより、導電層に圧接するプレスフィット部25を有する。したがって、基板50のスルーホール51へ端子20A,20Bのプレスフィット部25を挿し込むことにより、ハンダを用いることなく、容易にスルーホール51の導電層と端子20A,20Bとを導通させることができる。
また、ハウジング30の係止部41は、基板50に形成された係止孔52に挿し込まれることにより、係止孔52における挿し込み方向前方側の縁部を係止する先細り形状のクサビ部42を有する。したがって、ハウジング30の係止部41を基板50の係止孔52へ挿し込むことにより、ハンダを用いることなく、容易にハウジング30を基板50に固定できる。
なお、上記実施形態では、コネクタ10が、10本の端子20Aを有する10極の電源系回路と、2本の端子20Bを有する2極の通信系回路とを備え、主に2極の通信系回路を有する通信系領域A2に導電性メッキCMを塗布して通信系領域A2側の全体をシールドする構造としたが、10極の電源系回路を有する電源系領域A1に導電性メッキCMを塗布して電源系領域A1側の全体をシールドする構造としてもよい。
ここで、導電性メッキCMを塗布する範囲は、狭い方がコストを抑えることができる。したがって、導電性メッキCMを塗布する領域としては、極数が少ない領域が好ましい。
図10は、極数の異なる他のハウジングを有するコネクタの正面図である。
図10に示すように、4本の端子20Aを有する4極の電源系回路と、6本の端子20Bを有する6極の通信系回路とを備えたハウジング30Aの場合では、電源系領域A1よりも通信系領域A2の範囲が広くなる。したがって、この場合、導電性メッキCMを電源系領域A1に塗布することにより、良好なシールド効果を得つつ、導電性メッキCMの塗布範囲を抑えてコストを抑制できる。
なお、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、適宜、変形、改良、等が可能である。その他、上述した実施形態における各構成要素の材質、形状、寸法、数、配置箇所、等は本発明を達成できるものであれば任意であり、限定されない。
ここで、上述した本発明の実施形態に係るコネクタの特徴をそれぞれ以下[1]~[4]に簡潔に纏めて列記する。
[1] 電源系及び通信系の複数の端子(20A,20B)と、
前記端子(20A,20B)の一端側が圧入されるハウジング(30)と、
前記端子(20A,20B)の他端側が回路に圧接される基板(50)と、
を有し、
前記ハウジング(30)は、
前記基板(50)に係止されるための係止部(41)と、
前記電源系の端子(20A)が突出する第1間口(33)と前記通信系の端子(20B)が突出する第2間口(34)とを区画する仕切壁(35)と、
を有し、
前記ハウジング(30)には、前記仕切壁(35)と前記係止部(41G)とに跨って導電性メッキ(CM)が塗布されている、
コネクタ。
上記[1]の構成のコネクタによれば、端子はハウジングおよび基板にハンダを用いずに圧入または圧接され、ハウジングは係止部によって基板にハンダを用いずに係止される。つまり、ハンダフリー構造によって基板に実装されているので、環境に対する影響を抑えられる。
しかも、ハウジングは、電源系の第1間口と通信系の第2間口とを区切る仕切壁と、基板に係止される係止部と、に跨って、導電性メッキが塗布されている。つまり、別体の複雑形状のシールドケース等を用いることによるコストアップを招くことなく、良好なシールド効果を得ることができ、さらに、導電性メッキからなるシールド部分を、係止部を介して基板のグランドと導通させることができる。また、ハウジングに導電性メッキを塗布してシールド構造を備えるので、極数の変更等によるハウジングの形状や大きさの変更に対してシールド範囲を柔軟に対応できる。
[2] 前記導電性メッキ(CM)は、前記仕切壁(35)と、前記ハウジング(30)における前記端子(20A)が圧入される圧入孔(39G)と、前記係止部(41G)と、に跨って塗布されている、
上記[1]に記載のコネクタ。
上記[2]の構成のコネクタによれば、圧入孔に圧入された端子を、導電性メッキが塗布された係止部を介して基板のグランドと導通させることができる。つまり、電源系にグランドの回路構成がある場合、グランドの回路を構成する端子が圧入される圧入孔に、係止部と跨るように導電性メッキを塗布していれば、このグランドの端子を基板のグランドに導通させることができる。
[3] 前記基板(50)は、内周面に導電層が形成されたスルーホール(51)を有し、
前記端子(20A,20B)は、前記スルーホール(51)に挿し込まれることにより、前記導電層に圧接するプレスフィット部(25)を有する、
上記[1]または[2]に記載のコネクタ。
上記[3]の構成のコネクタによれば、基板のスルーホールへ端子のプレスフィット部を挿し込むことにより、ハンダを用いることなく、容易にスルーホールの導電層と端子とを導通させることができる。
[4] 前記ハウジング(30)の前記係止部(41)は、前記基板(50)に形成された係止孔(52)に挿し込まれることにより、前記係止孔(52)における挿し込み方向前方側の縁部を係止する先細り形状のクサビ部(42)を有する、
上記[3]に記載のコネクタ。
上記[4]の構成のコネクタによれば、ハウジングの係止部を基板の係止孔へ挿し込むことにより、係止部のクサビ部が基板の係止孔の縁部を係止する。これにより、ハンダを用いることなく、容易にハウジングを基板に固定できる。
10 コネクタ
20A,20B 端子
25 プレスフィット部
30 ハウジング
33 第1間口
34 第2間口
35 仕切壁
39,39G 圧入孔
41,41G 係止部
42 クサビ部
50 基板
51 スルーホール
52,52G 係止孔
CM 導電性メッキ

Claims (4)

  1. 電源系及び通信系の複数の端子と、
    前記端子の一端側が圧入されるハウジングと、
    前記端子の他端側が回路に圧接される基板と、
    を有し、
    前記ハウジングは、
    前記基板に係止されるための係止部と、
    前記電源系の端子が突出する第1間口と前記通信系の端子が突出する第2間口とを区画する仕切壁と、
    を有し、
    前記ハウジングには、前記仕切壁と前記係止部とに跨って導電性メッキが塗布されている、
    コネクタ。
  2. 前記導電性メッキは、前記仕切壁と、前記ハウジングにおける前記端子が圧入される圧入孔と、前記係止部と、に跨って塗布されている、
    請求項1に記載のコネクタ。
  3. 前記基板は、内周面に導電層が形成されたスルーホールを有し、
    前記端子は、前記スルーホールに挿し込まれることにより、前記導電層に圧接するプレスフィット部を有する、
    請求項1または請求項2に記載のコネクタ。
  4. 前記ハウジングの前記係止部は、前記基板に形成された係止孔に挿し込まれることにより、前記係止孔における挿し込み方向前方側の縁部を係止する先細り形状のクサビ部を有する、
    請求項3に記載のコネクタ。
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