JP2024067176A - 画像形成装置、画像形成システム、画像形成方法及びプログラム - Google Patents

画像形成装置、画像形成システム、画像形成方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

Figure 2024067176000001
【課題】期限切れのPOPの剥がし忘れを抑制する。
【解決手段】印刷装置110が、商品に関する商品データ群と前記商品データ群の其々に組み合わせるレイアウトデータとを含むバリアブルデータと、バリアブルデータから生成されるPOP画像の印刷物(POP)の有効期間をサーバ装置101から取得する。印刷装置110は、取得したバリアブルデータを用いてPOP画像を生成して、POP画像の印刷を行い、印刷済みのPOP画像に関する情報を印刷履歴情報テーブルに登録する。印刷装置110は、印刷履歴情報テーブルで管理される情報に基づいて、POPの有効期間が過ぎているPOP画像に関する情報をリスト化したPOP期限切れリストを生成し、POP期限切れリストの印刷を行う。
【選択図】図10

Description

本発明は、画像形成装置、画像形成システム、画像形成方法及びプログラムに関する。
店舗などで、店舗での商品名・値段等の商品説明を通知する方法として、POP等の掲示物を用いることが一般的である。チェーン店のように多数の店舗を展開している場合、商品説明に関するPOPデータをチェーン店の本部側が全店舗分まとめて作成し、各店舗に配付するシステムが存在している。このようなPOPデータ配付システムでは、本部側の情報処理サーバが期間ごとにPOPデータを更新し、各店舗では各店舗に設置された情報処理装置が本部側の情報処理サーバにアクセスして、各店舗に必要なPOPデータを取得する。そして、各店舗に設置された印刷装置が情報処理装置の取得したPOPデータを紙に印刷して、店員が出来上がった印刷物をPOPとして店舗に掲示する。
小売店のような一部の店舗では、閉店後等の特定のタイミングで、その日に掲示したいPOPのPOPデータを印刷装置がまとめて印刷し、店員が店舗内を回ってPOPを掲示していく、という運用をしている。また、上述の通りPOPデータは期間ごとに更新されるため、掲示されたPOPのうち、期間を過ぎたものは店員が剥がしていく、という運用もしている。特許文献1では、監視カメラでPOPを撮影し、撮影された画像から期間を過ぎたと判断した場合に、店員に通知するようなシステムが提案されている。
特開2020-9216号公報
特許文献1のようなシステムを導入可能な店舗は、監視カメラが設置された大型店に限られており、店舗によってはPOPを掲示する時などの店員が店舗内を見回るタイミングで、掲示されたPOPの期限切れに気付いて剥がす、という運用になる。しかしながら、店員が気付くかどうかに依存する運用のため、剥がし忘れが生じやすく、期限切れのPOPが暫く掲示されてしまうという課題がある。
そこで本発明は、期限切れのPOPの剥がし忘れを抑制することを目的とする。
本発明の画像形成装置は、商品に関する商品データ群と前記商品データ群の其々に組み合わせるレイアウトデータとを含む印刷用データ、及び前記印刷用データから生成される印刷画像の印刷物の有効期間をサーバから取得する取得手段と、前記商品データ群に含まれる商品データと前記レイアウトデータとを組み合わせて印刷画像を生成し前記印刷画像の印刷を行うよう制御する印刷制御手段と、前記印刷制御手段で印刷された前記印刷画像に関する情報を管理する管理手段と、前記管理手段で管理される情報に基づいて、前記印刷物の有効期間が過ぎている前記印刷画像に関する情報のリストを生成し前記リストの出力を行うよう制御する出力制御手段と、を有すること特徴とする。
本発明によれば、期限切れのPOPの剥がし忘れを抑制することができる。
画像形成システムの全体構成例を示す図である。 サーバ装置のハードウェア構成例を示す図である。 サーバ装置の機能構成例を示す図である。 印刷装置のハードウェア構成例を示す図である。 印刷装置の機能構成例を示す図である。 POPデータを構成するデータを示す図である。 印刷装置に表示される画面例を示す図である。 画像形成システムで実行される処理を示すシーケンス図である。 印刷装置で実行される処理を示すフローチャートである。 POP期限切れリスト印刷処理を示すフローチャートである。 印刷履歴情報テーブルを示す図である。 POP期限切れリストの例を示す図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。なお、同一な構成については、同じ符号を付して説明する。
図1は、本実施形態に係る画像形成システムの全体構成例を示す図である。図1に示すように、画像形成システムは、サーバ装置101と、印刷装置110、111、112を含む。サーバ装置101と印刷装置110、111、112はネットワーク120に接続されており、サーバ装置101はネットワーク120を介して印刷装置110、111、112との間で情報のやり取りを行う。
本実施形態に係る画像形成システムは、サーバ装置101が配付するPOPデータを印刷装置110、111、112が取得し印刷するシステムである。本実施形態において、POP(Point of Purchase Adevertising)データは、店舗の売り場内の商品の説明(商品名、価格等)に関する印刷物の画像データ(以下、POP画像という)を生成する素材となるデータである。サーバ装置101は、チェーン店等の本部側に設置されている。サーバ装置101は、POPデータの登録を行う。サーバ装置101は、印刷装置110、111、112からの要求に応じて、登録されているPOPデータを各店舗に設置される印刷装置110、111、112へ送信する。
印刷装置110、111、112は、それぞれ別店舗に設置されている。各店舗の印刷装置110、111、112には、店舗IDが割り当てられている。印刷装置110、111、112は、店舗ごとに必要なPOPデータをサーバ装置101から受信する。印刷装置110、111、112は、受信したPOPデータを一覧形式で表示し、ユーザにより選択されたデータに対応するPOP画像を生成して、紙に印刷する。POP画像に基づき印刷された印刷物は、店舗に来店した客に商品の情報を提示するためのアイテム(POP)として利用される。印刷装置110、111、112は、同一の構成である。以下、印刷装置110、111、112を代表して、印刷装置110について説明する。
なお、本部側で各店舗の印刷装置の機種等の情報を特に管理していないことが多いため、本実施形態では、サーバ装置101は、印刷装置の機種等の情報に関係せずに動作するものとする。
図2は、サーバ装置101のハードウェア構成例を示す図である。
サーバ装置101は、CPU201、ROM202、RAM203、ストレージ204、操作部I/F205、表示部I/F206、及び通信部I/F207を備える。これら各ハードウェア201~207は、データバス208を介して接続されており、相互に情報のやり取りを行う。
CPU201は、サーバ装置101の全体の制御を司る。CPU201がROM202に記憶されたプログラムを実行することで、図3に示すサーバ装置101の各種の機能や後述するシーケンス図やフローチャートに示す各種の処理が実現する。ROM202は、CPU201が実行する制御プログラムや各種のデータを記憶する記憶装置である。RAM203は、データを一時的に記憶するために用いられる。ストレージ204は、図6に示すバリアブルデータテーブル、フレームデータ等の各種のデータ、及び各種のプログラムを記憶する記憶装置である。なお、本実施形態において、ストレージ204はハードディスクを想定しているが、SSD等の不揮発記憶装置や、外部のデータサーバであっても構わない。
操作部I/F205は、キーボードやマウス等の操作部210とサーバ装置101を接続するためのI/Fである。表示部I/F206は、液晶モニタ等の表示部211とサーバ装置101を接続するためのI/Fである。なお本実施形態では、外部の操作部や外部の表示部と接続しているが、操作部と表示部がサーバ装置101に内蔵されていてもよい。通信部I/F207は、Ethernetのような有線LAN通信や無線LAN通信を行うためのネットワークI/Fである。CPU201は、通信I/F207を介してネットワーク120に接続し、ネットワーク120に接続される印刷装置110、111、112との間で情報のやり取りを行う。なお通信I/F207は、USB-LANI/F等でもよい。
図3は、サーバ装置101の機能構成例を示す図である。
サーバ装置101は、CPU201がROM202等に記憶されたプログラムを実行することにより、図3に示す各機能部として機能する。サーバ装置101は、フレームデータ登録部301、バリアブルデータ登録部302、送付データ生成部303、要求受信部304、及びデータ送信部305の機能を有する。
フレームデータ登録部301は、フレームデータを生成し、フレームデータを登録・管理する。フレームデータは、POP画像の全体のデザインを表現する画像である。図6に示すフレームデータ600は、フレームデータ登録部301に登録されるデータの例である。フレームデータは、例えばPOP画像の背景画像である。フレームデータには、フレームデータを識別するフレームIDが割り当てられている。
バリアブルデータ登録部302は、商品データ群と前記商品データ群の其々に組み合わせるフレームIDを登録・管理する。図6に示すバリアブルデータテーブル610は、商品データと前記商品データに組み合わせるフレームデータのフレームIDを含むバリアブルデータが登録・管理されるデータテーブルの例である。印刷装置110は、サーバ装置101からバリアブルデータとフレームデータを受信する。印刷装置110が、受信したバリアブルデータに従って、商品データをフレームデータに組み合わせる(合成する)。これにより、商品データごとに1枚1枚異なるPOP画像が生成される。
また、バリアブルデータは、バリアブルデータから生成されるPOP画像を識別するバーコード番号を含む。更に、バリアブルデータは、POP画像に基づき印刷される印刷物(POP)の有効期間の情報を含む。
送付データ生成部303は、各店舗に必要なPOPに応じて、フレームデータ登録部301、及びバリアブルデータ登録部302から、そのPOPの印刷に必要なデータを取得して各店舗のPOPデータを生成する。このPOPデータには、バリアブルデータ(商品データ、前記商品データに組み合わせるフレームID、バーコード番号、POPの有効期間)とフレームデータが含まれる。
また、送付データ生成部303は、バリアブルデータのバーコード番号に対応付けて、各店舗のPOP画像の印刷状況を管理する。印刷状況は、未送信、送信済み、及び印刷完了等のステータスの情報である。印刷状況は、初期状態で未送信であるが、バリアブルデータを印刷装置に送信した時や、送信先の印刷装置からPOP画像の印刷完了通知を受信した時に更新される。なお、印刷状況は、店舗IDに紐づけられて、店舗ごとに管理される。
要求受信部304は、各店舗のログイン情報を管理しており、各店舗に設置されている印刷装置110、111、112からログイン情報を受信して認証処理を行い、各店舗からのPOPデータの送信要求を受信する。
データ送信部305は、要求受信部304がPOPデータの送信要求を受信すると、送付データ生成部303から要求元の印刷装置が属する店舗向けのPOPデータを受け取る。そしてデータ送信部305は、各店舗の印刷装置の其々にPOPデータを送信する。
また、要求受信部304は、POP画像を生成するためのデータに限らず、サーバ装置101が管理する各種のデータ(例えば、バリアブルデータテーブルで管理される各商品の価格等)の送信要求も受信可能である。要求受信部304が各種のデータの送信要求を受信した場合、送付データ生成部303が要求されたデータを管理するデータ登録部(例えば、バリアブルデータ登録部302)から必要なデータを取得する。データ送信部305は、送付データ生成部303が取得したデータを要求元の印刷装置に送信する。本実施形態おいて、要求受信部304は、所定の通信プロトコル(例えば、HTTP)を用いてネットワーク120に接続される印刷装置からの要求を受信する。その際、URLクエリパラメータやPOSTを用いて、要求するデータの種類(印刷用のPOPデータ、商品の価格等)が指定される。
図4は、印刷装置110のハードウェア構成例を示す図である。印刷装置111、112も同様の構成である。
印刷装置110は、CPU401、eMMC402、DRAM403、記憶装置404、操作部405、記録部406、画像処理部407、及び通信部408を備える。これら各ハードウェア401~408は、データバス410を介して接続されており、相互に情報のやり取りを行う。
CPU401は、印刷装置110の全体の制御を司る。CPU401がeMMC402に記憶されたプログラムを読み出してDRAM403に展開して実行することで、図5に示す印刷装置110の各種の機能や後述するシーケンス図やフローチャートに示す各種の処理が実現する。eMMC402は、フラッシュメモリで構成されており、CPU401が実行可能なプログラムを記憶する。本実施形態では、eMMC402にPOP印刷用アプリケーションのプログラムが記憶されている。DRAM403は、各種のデータを一時的に保存可能な揮発性メモリである。
記憶装置404は、HDD等の記憶装置であり、各種のデータを保存する不揮発性メモリである。本実施形態において、記憶装置404は、サーバ装置101から受信したPOPデータ、POPデータから生成したPOP画像、及びPOP画像の印刷履歴情報を保持する印刷履歴情報テーブル(図11)等を保存する。操作部405は、装置内の情報を表示するタッチパネルディスプレイであり、ユーザからのタッチ操作を受け付ける。記録部406は、画像データを記録紙に印刷する装置である。本実施形態において、記録部406は、記録紙にトナーを乗せて、加熱した定着器で加圧することによりトナーを記録紙に定着させる。なお記録部406の印刷方式は、インクジェット方式でも構わない。
画像処理部407は、画像データの合成、描画を行い、そのバイナリ画像データの符号化復号化処理を行う。本実施形態において、画像処理部407は、CPU401の制御下で、サーバ装置101から受信したPOPデータを用いて、商品データとフレームデータを合成し、POP画像を生成する。また、画像処理部407は、POPの縮小画像の生成や、バーコード画像の生成を行う。通信部408は、ネットワーク120に接続して、CPU401の制御下で、外部装置との間で情報のやり取りを行う。また本実施形態において、印刷装置110は、Webサーバ機能を有し、各種の設定や各種の情報表示を行うWebページを提供する。
図5は、印刷装置110の機能構成例を示す図である。
印刷装置110は、CPU401がeMMC402等に記憶されたプログラムを実行することにより、図5に示す各機能部として機能する。印刷装置110は、POP印刷用アプリケーション501、印刷画像生成部502、印刷制御部503、印刷履歴管理部504、及びWebサーバ505の機能を有する。
POP印刷用アプリケーション501は、印刷装置110を用いて商品名、価格等の商品の説明に関する印刷物(POP)を作成するための各種の機能を備える。POP印刷用アプリケーション501は、操作部405やWebサーバ505を介したUI制御、通信部408を介したサーバ装置101との通信制御を行う。また、POP印刷用アプリケーション501は、印刷画像生成部502を用いたPOP画像の生成、印刷制御部503を用いたPOP画像の印刷、印刷履歴管理部504を用いた印刷履歴情報の管理を行う。本実施形態において、POP印刷用アプリケーション501は、印刷履歴管理部504が管理する印刷履歴情報に基づき、POPの有効期間が過ぎているPOP画像の情報のリストを生成し、当該リストの印刷を行う。以下、POPの有効期間が過ぎているPOP画像の情報のリストを、POP期限切れリストという。
印刷画像生成部502は、通信部408を介してサーバ装置101から受信したPOPデータを用いてPOP画像を生成する。本実施形態では、印刷画像生成部502が画像処理部407を用いて、POPデータに含まれる商品データ群の其々に対してバリアブルデータで指定されるフレームIDのフレームデータを合成することで、商品データごとに異なるPOP画像を生成する。また、本実施形態において、POP画像には、そのPOP画像のバーコード番号のバーコード画像も合成される。印刷画像生成部502は、生成した画像を記憶装置404に保存する。
印刷制御部503は、記録部406を用いて印刷画像生成部502で生成されたPOP画像の印刷を行うよう制御する。
印刷履歴管理部504は、印刷制御部503でPOP画像が印刷されると、印刷済みのPOP画像の情報を、印刷履歴情報として図11に示す印刷履歴情報テーブルに登録する。この印刷履歴情報は、印刷済みのPOP画像のバーコード番号、そのPOP画像に含まれる商品データ、そのPOP画像の印刷サイズ、そのPOP画像の保存先、及びそのPOPの有効期間を含む。また、印刷履歴管理部504は、有効期間の終了日を過ぎてから所定期間が経過した印刷履歴情報を、印刷履歴情報テーブルから削除する。
Webサーバ505は、Webサーバとして動作し、外部装置からの要求に応じて後述する各画面を提供して、POP印刷用アプリケーション501に関する各種の設定を行う。
図6は、POPデータからPOP画像を生成する方法を説明する図である。
本実施形態において、サーバ装置101は、POP画像を生成するためのデータとして、フレームデータ600とバリアブルデータテーブル610を保持している。
フレームデータ600は、POP画像の全体のデザインを表現する画像である。フレームデータ600には、商品データの商品名、価格等の情報を、どの位置に配置するかを示すレイアウトの情報も含まれている。フレームデータ600は、レイアウトデータの一例である。画像601、602、603は、フレームデータ600の例を示す。画像601、602、603には、それぞれフレームIDとして、ID601、ID602、ID603が割り当てられている。
バリアブルデータテーブル610は、バリアブルデータを登録・管理するデータテーブルである。本実施形態において、バリアブルデータは、商品データ611、バーコード番号612、フレームID613、及び有効期間614の情報を含む。
商品データ611は、商品名、価格、コメント、サイズ、及びカテゴリのテキスト情報を含む。商品名は、その商品の名称を表す。価格は、その商品の価格を表す。コメントは、その商品の説明を表す。サイズは、その商品の販売単位を表す。カテゴリは、その商品の属するカテゴリを表す。
バーコード番号612は、バリアブルデータを識別する識別番号である。バーコード番号612は、そのバリアブルデータを用いて生成されるPOP画像を識別する識別番号ともいえる。フレームID613は、そのバリアブルデータの商品データを組み合わせるフレームデータのフレームIDを表す。有効期間614は、そのバリアブルデータに対応するPOPの有効期間を表す。有効期間614は、そのPOPを店舗に掲示する開始日及び終了日を表す情報である。なお、バリアブルデータテーブルは、有効期間に代えて、そのPOPを扱う企画の企画IDを含んでもよい。その場合には、サーバ装置101は、企画IDとその企画の展開期間とを対応付けて記憶する。サーバ装置101は、企画IDに対応付けられる展開期間をPOPの有効期間として利用してもよい。
図6では、バリアブルデータ630と、バリアブルデータ630のフレームID613で指定されるID603の画像603とを用いて、POP画像620を生成する例を示す。印刷装置110は、サーバ装置101からPOPデータとしてバリアブルデータ630と画像603を受信すると、まず、バリアブルデータ630のバーコード番号612である「1234567」からバーコード画像を生成する。そして、印刷装置110は、バリアブルデータ630の商品データ611のテキスト情報とバーコード画像を画像603に組み合わせてPOP画像620を生成する。
図7は、印刷装置110がPOP印刷用アプリケーション501に関する各種の設定を行う画面の例を示す。
情報登録画面700は、印刷装置110がサーバ装置101にアクセスする際に必要な情報の登録を行う画面である。登録画面は印刷装置110全般に関する設定を行う画面から呼び出すことができる。領域701は、サーバ装置101のアドレス情報(URL)を入力する領域である。領域702は、印刷装置110の属する店舗の店舗ID、及びログイン情報(ログインID、パスワード)からなる店舗情報を入力する領域である。領域703は、POP印刷用アプリケーション501が提供するPOP印刷機能の有効/無効を設定する領域である。無効に設定された場合には、ホーム画面720にPOP印刷開始ボタン722は表示されなくなる。登録キー704が押下されると、CPU401は、領域701~703に入力された設定情報を、DRAM403に保存する。
リスト設定画面710は、POP期限切れリストの印刷の設定を行う画面である。領域711は、POP画像の印刷を行うタイミングで、POP画像と共に、POP期限切れリストを印刷する機能の有効/無効を設定する領域である。有効に設定されている場合には、POP印刷開始ボタン722の押下時に、POP画像と共に、POP期限切れリストが印刷される。無効に設定されている場合には、POP印刷開始ボタン722の押下時に、POP画像のみが印刷されて、POP期限切れリストは印刷されない。領域712は、POPの有効期間の経過後の日数を設定する領域である。例えば0日であればその当日に期限切れとなったPOP画像がリストに追加される対象に決定され、2日であればその当日から2日前までに期限切れとなったPOP画像がリストに追加される対象に決定される。以下、POPの有効期間の経過後の日数を、POP期限切れリスト追加期間という。登録キー713が押下されると、CPU401は、領域711~712に入力された設定情報を、DRAM403に保存する。
情報登録画面700及びリスト設定画面710は、印刷装置110の操作部405に表示される設定メニューから表示することができる。また、情報登録画面700及びリスト設定画面710は、Webサーバ505により、外部装置のWebブラウザの画面に表示されてもよく、印刷装置110の操作部405に表示されてもよい。
ホーム画面720は、CPU401の制御により、操作部405に表示される。ホーム画面720には、印刷装置110の各種の機能(コピー機能、FAX機能、メール機能)の呼び出しを指示する各種の機能ボタン721と、POP画像の印刷の開始を指示するPOP印刷開始ボタン722が表示されている。POP印刷開始ボタン722が押下されると、CPU401は、POP印刷用アプリケーション501を起動し、情報登録画面700で登録された情報を用いてサーバ装置101にアクセスしてPOPデータを取得する。そして、取得したPOPデータを用いてPOP画像の印刷を行う。
図8は、サーバ装置101と印刷装置110により実行される処理を示すシーケンス図である。以下の説明では、各工程(ステップ)について先頭にSを付けて表記することで、工程(ステップ)の表記を省略する。印刷装置110は、画像形成装置の一例である。
S801において、サーバ装置101のCPU201は、本部側のユーザの操作により、フレームデータの登録を行う。登録された情報は、ストレージ204に保存される。
S802において、サーバ装置101のCPU201は、本部側のユーザの操作により、バリアブルデータの登録を行う。登録された情報は、ストレージ204に保存される。
S803において、サーバ装置101のCPU201は、本部側のユーザの操作により、各店舗に送付するPOPデータを生成する。生成されたPOPデータは、店舗IDと紐づけられて、ストレージ204に保存される。
S804において、印刷装置110のCPU401は、情報登録画面700及びリスト設定画面710を表示して、店舗情報の設定、POP期限切れリストを印刷する機能の有効/無効の設定、及びPOP期限切れリスト追加期間の設定を行う。
S805において、印刷装置110のCPU401は、ホーム画面720でPOP印刷開始ボタン722の押下を検知すると、S804で設定された店舗情報を用いて、サーバ装置101にアクセスする。サーバ装置101のCPU201は、アクセスに成功したか失敗したかを示す情報を印刷装置110に返却する。アクセスに失敗した場合、印刷装置110のCPU401は、その旨を操作部405に表示する。以下、アクセスに成功したとして説明を続ける。
S806において、印刷装置110のCPU401は、自機宛てのPOPデータの取得依頼を行う。
S807において、サーバ装置101のCPU201は、取得依頼のあった印刷装置110の店舗IDに紐づくPOPデータのうち有効期間内であって未印刷のPOPデータを、取得依頼のあった印刷装置110へ送信する。
S808において、印刷装置110のCPU401は、サーバ装置101からPOPデータを取得する。このPOPデータには、商品データ群と、商品データ群の其々に組み合わせるフレームデータの情報が含まれる。POPデータは、印刷用データの一例である。印刷装置110のCPU401は、商品データとフレームデータを合成してPOP画像を生成する。
S809において、印刷装置110のCPU401は、S808で生成されたPOP画像を印刷する。
S810において、印刷装置110のCPU401は、印刷済みのPOP画像のバーコード番号を、印刷完了通知と共にサーバ装置101へ送信する。サーバ装置101のCPU201は、受信したバーコード番号のバリアブルデータの印刷状況を印刷完了に更新する。
S811において、印刷装置110のCPU401は、印刷済みのPOP画像の印刷履歴情報を印刷歴情報テーブル(図11)に登録する。以下、POP期限切れリストを印刷する機能が有効に設定されているとして説明を続ける。
S812において、印刷装置110のCPU401は、印刷履歴情報テーブルに登録されている印刷履歴情報のバーコード番号に対応するPOPの有効期間をサーバ装置101に問い合わせる。サーバ装置101のCPU201は、問い合わせのあったバーコード番号に対応するPOPの有効期間を印刷装置110へ送信する。印刷装置110のCPU401は、印刷履歴情報テーブルに登録されている印刷履歴情報の有効期間を、サーバ装置101から受信した有効期間に更新する。
S813において、印刷装置110のCPU401は、印刷履歴情報テーブルに登録されている印刷履歴情報に基づき、有効期間を過ぎているPOP画像の情報をリスト化することでPOP期限切れリストを生成して、POP期限切れリスト(図12)を印刷する。その後本シーケンス図に示す一連の処理が終了する。
なお、本実施形態ではS812においてPOPの有効期間をサーバ装置101に問い合わせるとした。S807で取得されるPOPデータに各商品のPOPの有効期間が含まれているとしてもよい。
図9は、印刷装置110で実行される処理を示すフローチャートである。図9及び図10に示すフローチャートの処理の実行主体は、主としてPOP印刷用アプリケーション501であるが、ここではCPU401であるとして説明する。図9のフローチャートは、ホーム画面720でPOP印刷開始ボタン722の押下を検知した場合に開始される。
S900において、CPU401は、S804で設定された店舗情報を用いてサーバ装置101にアクセスし、サーバ装置101から有効期間内であって、未印刷のPOPのPOPデータの有無を問い合わせる。
S901において、CPU401は、サーバ装置101から有効期間内であって、未印刷のPOPのPOPデータがあるか否かを示す情報を受信する。
S902において、CPU401は、有効期間内であって、未印刷のPOPのPOPデータ(印刷対象)が有るか否かを判定する。CPU401はデータが有ると判定した場合、処理をS904へ進め、データが無いと判定した場合、処理をS903へ進める。
S903において、CPU401は、印刷対象が存在しない旨を、操作部405に表示する。その後、S908へ処理を進める。
S904において、CPU401は、印刷対象のPOPデータをサーバ装置101から受信する。なお、サーバ装置101のCPU201は、バリアブルデータの印刷状況を参照して、印刷完了していないPOPデータを印刷装置110へ送信する。
S905において、CPU401は、S904で受信したPOPデータに含まれる商品データとフレームデータを合成し、POP画像を生成する。生成されるPOP画像は、商品データごとに1枚1枚異なる。そして、CPU401は、生成されたPOP画像を印刷するよう制御する。なお、CPU401は、POPデータに含まれる商品データを一覧形式で表示し、店舗側のユーザの操作により選択された商品データのみを、印刷の対象としてもよい。CPU401は、印刷制御手段の一例である。
S906において、CPU401は、印刷済みのPOP画像のバーコード番号を、印刷完了通知と共にサーバ装置101へ送信する。
S907において、CPU401は、印刷済みのPOP画像の情報を印刷履歴情報として印刷履歴情報テーブルに登録する。図11は、印刷履歴情報テーブルの例を示す。図11に示すように、印刷履歴情報は、印刷済みのPOP画像のバーコード番号、そのPOP画像に含まれる商品名、価格、カテゴリ等の商品データ、そのPOP画像の印刷サイズ、そのPOP画像の保存先、及びそのPOPの有効期間の情報を含む。
S908において、CPU401は、リスト設定画面710でのPOP期限切れリストを印刷する機能の有効/無効の設定を確認し、POP期限切れリストを印刷する機能が有効か無効かを判定する。CPU401がPOP期限切れリストを印刷する機能が有効と判定した場合、処理をS909へ進め、POP期限切れリストを印刷する機能が無効と判定した場合、一連の本フローチャートの処理を終了する。
S909において、CPU401は、POP期限切れリストを印刷する処理を行う。つまり、POP期限切れリストを印刷する機能が有効の場合に、CPU401は、POP画像の印刷を行うタイミングで、POP画像と共に、POP期限切れリストを印刷する。POP期限切れリストを印刷する処理の詳細は、図10で説明する。その後、一連の本フローチャートの処理が終了する。
図10は、POP期限切れリストの印刷処理の詳細を示すフローチャートである。
S1000において、CPU401は、印刷履歴情報テーブルを参照し、印刷履歴情報が登録されているか否かを判定する。印刷履歴情報が1つ以上登録されているとCPU401が判定した場合、処理をS1001へ進め、印刷履歴情報が1つも登録されていないと判定した場合、本フローチャートの処理を終了する。
S1001において、CPU401は、印刷履歴情報テーブルに登録されている印刷履歴情報のバーコード番号に対応するPOPの有効期間をサーバ装置101に問い合わせる。
S1002において、CPU401は、問い合わせたバーコード番号に対応するPOPの有効期間を受信する。
S1003において、CPU401は、印刷履歴情報の其々について、S1002で受信した有効期間のうち、バーコード番号が一致するものと比較して、差分の有無を判定することで、有効期間が更新されたPOP画像があるか否かを判定する。有効期間が更新されたPOP画像があるとCPU401が判定した場合、処理をS1004へ進め、有効期間が更新されたPOP画像がないと判定した場合、処理をS1005へ進める。
S1004において、CPU401は、印刷履歴情報のうち、有効期間が更新されたと判定されたものについて、有効期間をサーバ装置101から受信したものに置き換える。
S1005において、CPU401は、印刷履歴情報テーブルに登録されている印刷履歴情報の1つを処理対象として選択する。
S1006において、CPU401は、処理対象の印刷履歴情報の有効期間の終了日と、本日の日付と、リスト設定画面710で設定されたPOP期限切れリスト追加期間とに基づき、処理対象のPOPの有効期間の最終日がPOP期限切れリスト追加期間内か否かを判定する。CPU401は、処理対象の印刷履歴情報がPOP期限切れリスト追加期間内と判定した場合、処理をS1007へ進め、処理対象の印刷履歴情報がPOP期限切れリスト追加期間外と判定した場合、処理をS1008へ進める。
例えば、本日の日付が1/3で、POP期限切れリスト追加期間が2日である場合に、1/3から2日遡った1/1と、処理対象の有効期間の最終日を比較する。有効期間の最終日が1/1~1/3である場合、処理対象をPOP期限切れリストに加える対象にする。
このように、印刷装置110は、有効期間の最終日を過ぎてから所定期間経っているPOP画像の情報をリスト化の対象とする。これにより、剥がし忘れや休業日等で残っているPOPにも対応させることができる。
S1007において、CPU401は、処理対象の印刷履歴情報を、POP期限切れリストに加える対象に決定して、DRAM403内に一時記憶する。
S1008において、CPU401は、処理対象の印刷履歴情報の有効期間の終了日と、本日の日付と、リスト設定画面710で設定されたPOP期限切れリスト追加期間とに基づき、処理対象のPOPの有効期間の最終日がPOP期限切れリストに載せる期間を過ぎているか否かを判定する。CPU401は、処理対象がPOP期限切れリスト追加期間に載せる期間を過ぎていると判定した場合、処理をS1009へ進め、処理対象がPOP期限切れリスト追加期間に載せる期間を過ぎていないと判定した場合、処理をS1010へ進める。
例えば、本日の日付が1/3で、且つPOP期限切れリスト追加期間が2日の場合、処理対象の有効期間の終了日が1/3から遡って2日前(1/1)の日付よりも前であれば、POP期限切れリスト追加期間に載せる期間を過ぎていると判定する。
S1009において、CPU401は、処理対象の印刷履歴情報を、印刷履歴管理部504から削除する。このように、印刷装置110は、有効期間を過ぎてから所定期間を経過したPOP画像の情報を記憶装置404から削除する。
S1010において、CPU401は、印刷履歴情報テーブルに登録されている印刷履歴情報のすべてを処理対象としたか否かを判定する。CPU401がすべてを処理対象としたと判定した場合、処理をS1011へ進め、処理対象となっていないものが残っていると判定した場合、処理をS1005へ進め、次の印刷履歴情報を処理対象として選択する。
S1011において、CPU401は、S1007でDRAM403に一時記憶した情報を参照し、POP期限切れリストに追加する対象が1つ以上あるか否かを判定する。CPU401が1つ以上あると判定した場合、処理をS1012へ進め、1つもないと判定した場合、POP期限切れリストに追加する対象のPOPが存在しない旨を操作部405に表示して、本フローチャートの処理を終了する。
S1012において、CPU401は、S1007でDRAM403に一時記憶した印刷履歴情報に基づきPOP期限切れリストを生成し、POP期限切れリストを印刷するよう制御する。その後、CPU401は、DRAM403に一時記憶した情報を削除して、本フローチャートの処理を終了する。なお、CPU401は、POP期限切れリストを印刷する構成に限らず、POP期限切れリストを出力する構成であれば、印刷する構成に限らない。CPU401は、POP期限切れリストを店員の端末装置等や外部の情報処理装置の画面に表示させるよう制御してもよい。CPU401は、出力制御手段の一例である。
図12は、POP期限切れリストを示す図である。
図12(a)は、POP期限切れリストの一例を示す。図12(a)に示すように、POP期限切れリストには、POP期限切れリストに含める対象の印刷履歴情報に対応付けて、バーコード番号、商品名、本体価格、カテゴリ、サイズ、掲示終了日、及びPOPイメージ(POPの縮小画像)が印刷されている。サイズは、そのPOP画像の印刷サイズである。掲示終了日は、そのPOPの有効期間の終了日である。印刷装置110は、印刷履歴情報のPOP画像の保存先の情報を用いて記憶装置404からPOP画像を読み出して、POPの縮小画像を生成して、POP期限切れリストに含めて印刷する。なお、印刷装置110は、POP画像の保存先に代えてPOPの縮小画像を、印刷履歴情報に含めて予め記憶しても構わない。その場合には印刷装置110は、印刷履歴情報からPOPの縮小画像を読み出して、POP期限切れリストに含めて印刷する。また、図12(b)に示すように、バーコード番号に代えて、バーコード画像をPOP期限切れリストに含めても構わない。
以上のように、POP期限切れリストには、有効期間が過ぎているPOP画像の情報が印刷される。POP期限切れリストには、POPの縮小画像、POPのサイズ(A5、A4の6in1、等)、POPの商品のカテゴリ(調味料等)のような、店員がPOPを発見しやすいような情報が含まれている。そのため、店員がPOPを見つけやすくなりPOPを剥がす際の負荷を軽減することができる。
以上説明した通り、本実施形態の画像形成システムによれば、サーバ装置101から提供されたPOPデータを用いて印刷された各POPの有効期間の情報に基づき、印刷済みのPOPのうち有効期間が過ぎているPOPのリストを印刷することができる。これにより、店員は有効期間が終了したPOPが何れのPOPであるかを容易に把握することができる。従って、店舗内で有効期間の切れたPOPの剥がし忘れを抑制することができる。
本実施形態では、POPの有効期間の経過後の日数を設定して、有効期間が過ぎているPOPの情報をリストに追加する対象としたが、第1の変形例として、有効期間が過ぎている場合に限らず、有効期間の終了日の数日前のPOPの情報を対象としてもよい。この場合には、印刷装置110は、リスト設定画面710を用いて、POPの有効期間の終了日前の所定期間の設定を行う。そして、POP期限切れリストの印刷処理において、印刷装置110は、処理対象の印刷履歴情報の有効期間の終了日と、本日の日付と、上記の所定期間とを比較して、処理対象がPOPの有効期間の終了日前の所定期間内であるか否かを判定する。そして印刷装置110は、POPの有効期間の終了日前の所定期間内である場合には、処理対象をリストに追加する対象としてもよい。これにより、有効期間の終了日を間もなく迎えるPOPを含めたリストを印刷することができる。例えば、休業日に入る前に休業日中に有効期間の終了を迎えるPOPを剥がす場合などに役に立つ。
なお、POPの有効期間を過ぎている第1のPOP情報群と、POPの有効期間の終了日前の第2のPOP情報群とでは、店員にとって重要度が異なる。そこで、印刷装置110は、第1のPOP情報群と第2のPOP情報群とを分けてリスト化してもよい。また、印刷装置110は、第1のPOP情報群と第2のPOP情報群とを色分けするようにしててもよい。また、印刷装置110は、リスト内のPOPの情報の順序を、有効期間の終了日の早い順に並び替えるよう制御してもよい。
また、本実施形態では、印刷履歴情報がPOP期限切れリストに追加する情報を保持していたが、第2の変形例として、印刷履歴情報はPOP画像のバーコード番号のみを保持する構成でもよい。その場合、図10のS1001にて、印刷装置110は、印刷履歴情報テーブルに登録されている印刷履歴情報のバーコード番号に対応する商品データ等をサーバ装置101に問い合わせる。そして、S1002にて、印刷装置110は、問い合わせたバーコード番号に対応する商品データ等を取得して、印刷履歴情報テーブルと同様のデータテーブルを生成する。このように、印刷装置110は、印刷済みのPOP画像のバーコード番号をバリアブルデータへのリンク情報として記憶し、リンク情報を利用してサーバ装置101に登録されるバリアブルデータを参照してもよい。
また、本実施形態では、印刷装置110が、新たなPOP画像の印刷をする時に、POP期限切れリストの印刷を開始するとしたが、この構成に限られない。第3の変形例として、印刷装置110は、ホーム画面720等にPOP期限切れリストの印刷の指示ボタンを設けて、当該指示ボタンの押下の検知時に、POP期限切れリストの印刷を開始してもよい。
また、本実施形態では、印刷装置110の記憶装置404が、印刷履歴情報テーブルを記憶しているとしたが、第4の変形例として、サーバ装置101のストレージ204が印刷履歴情報テーブルを店舗IDと紐づけて記憶してもよい。この場合に、印刷装置110は、サーバ装置101に印刷履歴情報を問い合わせ、印刷履歴情報を取得する。印刷履歴情報を削除する場合には、サーバ装置101に対して、印刷履歴情報の削除を依頼する。また、サーバ装置101が、POP期限切れリストに追加する対象の印刷履歴情報を決定して、印刷装置110に送信する構成でも構わない。
(その他の実施形態)
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
上述の各実施形態の開示は、以下の構成及び方法を含む。
(構成1)
商品に関する商品データ群と前記商品データ群の其々に組み合わせるレイアウトデータとを含む印刷用データ、及び前記印刷用データから生成される印刷画像の印刷物の有効期間をサーバから取得する取得手段と、
前記商品データ群に含まれる商品データと前記レイアウトデータとを組み合わせて印刷画像を生成し前記印刷画像の印刷を行うよう制御する印刷制御手段と、
前記印刷制御手段で印刷された前記印刷画像に関する情報を管理する管理手段と、
前記管理手段で管理される情報に基づいて、前記印刷物の有効期間が過ぎている前記印刷画像に関する情報のリストを生成し前記リストの出力を行うよう制御する出力制御手段と、
を有すること特徴とする画像形成装置。
(構成2)
前記出力制御手段は、前記印刷制御手段が前記印刷画像の印刷を行うタイミングで、前記リストの出力を行うよう制御することを特徴とする構成1に記載の画像形成装置。
(構成3)
有効期間の経過後の日数を設定する設定手段を更に有し、
前記出力制御手段は、本日の日付と、前記印刷物の有効期間の終了日と、前記設定手段で設定された日数とを比較することで、前記リストに加える対象を決定することを特徴する構成1又は2に記載の画像形成装置。
(構成4)
前記管理手段は、前記印刷物の有効期間の終了日を過ぎてから所定期間が経過した情報を削除することを特徴とする構成1乃至3の何れか1つに記載の画像形成装置。
(構成5)
前記印刷画像の印刷を行うタイミングで前記リストの出力を行うかの設定を行う設定手段を更に有することを特徴とする構成2に記載の画像形成装置。
(構成6)
前記出力制御手段は、前記リストの印刷を行うよう制御することを特徴とする構成1乃至5の何れか1つに記載の画像形成装置。
(構成7)
前記取得手段は、前記印刷画像の識別番号をサーバから更に取得し、
前記管理手段は、印刷済みの前記印刷画像の識別番号を管理することを特徴とする構成1乃至6の何れか1つに記載の画像形成装置。
(構成8)
前記取得手段は、前記出力制御手段で前記リストを生成する場合に、前記管理手段で管理される前記識別番号の前記印刷画像に関する情報をサーバから取得することを特徴とする構成7に記載の画像形成装置。
(構成9)
前記リストには、前記印刷画像の印刷物の有効期間の終了日が含まれることを特徴とする構成1乃至8の何れか1つに記載の画像形成装置。
(構成10)
前記リストには、前記印刷画像の縮小画像が含まれることを特徴とする構成1乃至9の何れか1つに記載の画像形成装置。
(構成11)
前記リストには、前記印刷画像の印刷サイズが含まれることを特徴とする構成1乃至10の何れか1つに記載の画像形成装置。
(構成12)
前記印刷制御手段は、前記印刷画像の印刷が行われた場合に、印刷された前記印刷画像に関する情報を前記サーバに送信することを特徴とする構成1乃至11の何れか1つに記載の画像形成装置。
(構成13)
前記出力制御手段は、印刷物の有効期間の終了日の数日前の前記印刷画像に関する情報を含めた前記リストを生成することを特徴とする構成1乃至12の何れか1つに記載の画像形成装置。
(構成14)
サーバと前記サーバに接続される画像形成装置とを含む画像形成システムであって、
前記サーバは、
商品に関する商品データ群と前記商品データ群の其々に組み合わせるレイアウトデータとを含む印刷用データ、及び前記印刷用データから生成される印刷画像の印刷物の有効期間を登録する登録手段と、
前記画像形成装置において印刷された前記印刷画像の情報を管理する管理手段と、
を有し、
前記画像形成装置は、
前記印刷用データを前記サーバから取得する取得手段と、
前記商品データ群に含まれる商品データと前記レイアウトデータとを組み合わせて印刷画像を生成し前記印刷画像の印刷を行うよう制御する印刷制御手段と、
前記管理手段で管理される前記印刷画像の印刷物の有効期間を前記サーバから取得して、前記印刷物の有効期間が過ぎている前記印刷画像に関する情報のリストを生成し前記リストの出力を行うよう制御する出力制御手段と、
を有すること特徴とする画像形成システム。
(方法)
商品に関する商品データ群と前記商品データ群の其々に組み合わせるレイアウトデータとを含む印刷用データ、及び前記印刷用データから生成される印刷画像の印刷物の有効期間をサーバから取得する取得する取得ステップと、
前記商品データ群に含まれる商品データと前記レイアウトデータとを組み合わせて印刷画像を生成し前記印刷画像の印刷を行うよう制御する印刷制御ステップと、
前記印刷制御ステップで印刷された前記印刷画像に関する情報を管理する管理ステップと、
前記管理ステップで管理される情報に基づいて、前記印刷物の有効期間が過ぎている前記印刷画像に関する情報のリストを生成し前記リストの出力を行うよう制御する出力制御ステップと、
を含むこと特徴とする画像形成方法。
(プログラム)
画像形成装置のコンピュータを、
商品に関する商品データ群と前記商品データ群の其々に組み合わせるレイアウトデータとを含む印刷用データ、及び前記印刷用データから生成される印刷画像の印刷物の有効期間をサーバから取得する取得する取得手段と、
前記商品データ群に含まれる商品データと前記レイアウトデータとを組み合わせて印刷画像を生成し前記印刷画像の印刷を行うよう制御する印刷制御手段と、
前記印刷制御手段で印刷された前記印刷画像に関する情報を管理する管理手段と、
前記管理手段で管理される情報に基づいて、前記印刷物の有効期間が過ぎている前記印刷画像に関する情報のリストを生成し前記リストの出力を行うよう制御する出力制御手段、
として機能させるためのプログラム。
101:サーバ装置、110,111,112:印刷装置(画像形成装置に相当)

Claims (16)

  1. 商品に関する商品データ群と前記商品データ群の其々に組み合わせるレイアウトデータとを含む印刷用データ、及び前記印刷用データから生成される印刷画像の印刷物の有効期間をサーバから取得する取得手段と、
    前記商品データ群に含まれる商品データと前記レイアウトデータとを組み合わせて印刷画像を生成し前記印刷画像の印刷を行うよう制御する印刷制御手段と、
    前記印刷制御手段で印刷された前記印刷画像に関する情報を管理する管理手段と、
    前記管理手段で管理される情報に基づいて、前記印刷物の有効期間が過ぎている前記印刷画像に関する情報のリストを生成し前記リストの出力を行うよう制御する出力制御手段と、
    を有すること特徴とする画像形成装置。
  2. 前記出力制御手段は、前記印刷制御手段が前記印刷画像の印刷を行うタイミングで、前記リストの出力を行うよう制御することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 有効期間の経過後の日数を設定する設定手段を更に有し、
    前記出力制御手段は、本日の日付と、前記印刷物の有効期間の終了日と、前記設定手段で設定された日数とを比較することで、前記リストに加える対象を決定することを特徴する請求項1に記載の画像形成装置。
  4. 前記管理手段は、前記印刷物の有効期間の終了日を過ぎてから所定期間が経過した情報を削除することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  5. 前記印刷画像の印刷を行うタイミングで前記リストの出力を行うかの設定を行う設定手段を更に有することを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  6. 前記出力制御手段は、前記リストの印刷を行うよう制御することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  7. 前記取得手段は、前記印刷画像の識別番号をサーバから更に取得し、
    前記管理手段は、印刷済みの前記印刷画像の識別番号を管理することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  8. 前記取得手段は、前記出力制御手段で前記リストを生成する場合に、前記管理手段で管理される前記識別番号の前記印刷画像に関する情報をサーバから取得することを特徴とする請求項7に記載の画像形成装置。
  9. 前記リストには、前記印刷画像の印刷物の有効期間の終了日が含まれることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  10. 前記リストには、前記印刷画像の縮小画像が含まれることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  11. 前記リストには、前記印刷画像の印刷サイズが含まれることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  12. 前記印刷制御手段は、前記印刷画像の印刷が行われた場合に、印刷された前記印刷画像に関する情報を前記サーバに送信することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  13. 前記出力制御手段は、印刷物の有効期間の終了日の数日前の前記印刷画像に関する情報を含めた前記リストを生成することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  14. サーバと前記サーバに接続される画像形成装置とを含む画像形成システムであって、
    前記サーバは、
    商品に関する商品データ群と前記商品データ群の其々に組み合わせるレイアウトデータとを含む印刷用データ、及び前記印刷用データから生成される印刷画像の印刷物の有効期間を登録する登録手段と、
    前記画像形成装置において印刷された前記印刷画像の情報を管理する管理手段と、
    を有し、
    前記画像形成装置は、
    前記印刷用データを前記サーバから取得する取得手段と、
    前記商品データ群に含まれる商品データと前記レイアウトデータとを組み合わせて印刷画像を生成し前記印刷画像の印刷を行うよう制御する印刷制御手段と、
    前記管理手段で管理される前記印刷画像の印刷物の有効期間を前記サーバから取得して、前記印刷物の有効期間が過ぎている前記印刷画像に関する情報のリストを生成し前記リストの出力を行うよう制御する出力制御手段と、
    を有すること特徴とする画像形成システム。
  15. 商品に関する商品データ群と前記商品データ群の其々に組み合わせるレイアウトデータとを含む印刷用データ、及び前記印刷用データから生成される印刷画像の印刷物の有効期間をサーバから取得する取得する取得ステップと、
    前記商品データ群に含まれる商品データと前記レイアウトデータとを組み合わせて印刷画像を生成し前記印刷画像の印刷を行うよう制御する印刷制御ステップと、
    前記印刷制御ステップで印刷された前記印刷画像に関する情報を管理する管理ステップと、
    前記管理ステップで管理される情報に基づいて、前記印刷物の有効期間が過ぎている前記印刷画像に関する情報のリストを生成し前記リストの出力を行うよう制御する出力制御ステップと、
    を含むこと特徴とする画像形成方法。
  16. 画像形成装置のコンピュータを、
    商品に関する商品データ群と前記商品データ群の其々に組み合わせるレイアウトデータとを含む印刷用データ、及び前記印刷用データから生成される印刷画像の印刷物の有効期間をサーバから取得する取得する取得手段と、
    前記商品データ群に含まれる商品データと前記レイアウトデータとを組み合わせて印刷画像を生成し前記印刷画像の印刷を行うよう制御する印刷制御手段と、
    前記印刷制御手段で印刷された前記印刷画像に関する情報を管理する管理手段と、
    前記管理手段で管理される情報に基づいて、前記印刷物の有効期間が過ぎている前記印刷画像に関する情報のリストを生成し前記リストの出力を行うよう制御する出力制御手段、
    として機能させるためのプログラム。
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