JP2024066786A - バス車両のドア構造 - Google Patents

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康 有藤
Yasushi Arito
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Abstract

【課題】グライドスライドドアにおいて、ドア下部からの砂等の塵芥が侵入することを、より長期間に亘って安定的に防止することができるバス車両のドア構造を提供すること。【解決手段】車両1のドア構造は、グライドスライドドア10が閉状態のとき、ステップ部材20は、バネ部材23の付勢力によりグライドスライドドア10の車両外側面に当接され、グライドスライドドア10が開状態のとき、ステップ部材20と乗降口3の床面3aとが略面一となるよう、グライドスライドドア10のドア先端が車室外側へ移動した際に、車輪部14a、14bがステップ部材20の上面を転動してバネ部材23の付勢力に抗してステップ部材20を押し倒す。【選択図】図3

Description

本発明はバス車両のドア構造に関する。
バス車両には、乗降口開放時に開閉扉を折り畳むことなく、開閉扉を支持する縦方向の回動軸が円弧状に移動して収容されるいわゆるグライドスライド式の開閉扉(以下、グライドスライドドアという)を備えたものがある。グライドスライドドアの下縁部には外部から車室内に砂等の塵芥が侵入を防止するためゴム板やブラシなどが取り付いている(例えば特許文献1参照)。
特開平10-250376号公報
グライドスライドドアの下縁部に取り付くゴム板やブラシなどは床を擦りながら開閉するために、ゴム板や床がすり減っていく。また、ドアを閉じる際にはゴム板が折り曲げられ長年繰り返されることでたるみなどが発生してくると、ドアを閉じた状態でゴム板と床との間に隙間が空く場合もある。
以上から、本願の解決すべき課題は、グライドスライドドアにおいて、ドア下部からの砂等の塵芥が侵入することを、より長期間に亘って安定的に防止することができるバス車両のドア構造を提供することにある。
本発明は前述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の態様又は適用例として実現することができる。
本適用例に係るバス車両のドア構造は、バス車両のドア構造において、前記ドアは、前記バス車両に設けられた乗降口の縦方向に延びるドア回動軸を中心に回動することでドア先端が車室外側へ移動しながら収容されるグライドスライドドアであって、前記グライドスライドドアよりもバス車両外側において、前記乗降口の下縁のステップ回動軸を中心に回動可能に配設されたステップ部材と、前記ステップ回動軸に設けられ、前記ステップ部材を前記グライドスライドドア側へ付勢する付勢手段と、前記グライドスライドドアの下端部に前記乗降口の床面と接するよう設けられた車輪部と、を有し、前記グライドスライドドアが閉状態のとき、前記ステップ部材は、前記付勢手段の付勢力により前記グライドスライドドアのバス車両外側面に当接され、前記グライドスライドドアが開状態のとき、前記ステップ部材と前記乗降口の床面とが略面一となるよう、前記グライドスライドドアのドア先端が車室外側へ移動した際に、前記車輪部が前記ステップ部材の上面を転動して前記付勢手段の付勢力に抗して前記ステップ部材を押し倒すことを特徴とする。
このようなバス車両のドア構造によれば、グライドスライドドアが閉状態時には、ステップ部材がグライドスライドドアの車室外側の表面に当接することで、乗降口の床面とグライドスライドドア下端との隙間をステップ部材が埋めて車室内に砂等の塵芥が侵入することを防止することができる。さらに、グライドスライドドアが開動作時には、ステップ部材が倒れて、補助ステップとしての役割もすることとなる。
ステップ部材は、車室外側で回動することで、グライドスライドドア下端のシールをしたり、補助ステップとしての役割を果たしたりすることから、乗降口の床面を擦ることもなく、車室内への砂等の塵芥の侵入をより長期間に亘って安定的に防止することができる。
本発明の一実施形態に係るドア構造を備えたバス車両の全体側面図である。 図1のグライドスライドドアの移動軌跡を示したII-II線に沿う概略横断面図である。 図2のグライドスライドドアの下部の構成を示したIII-III線に沿う概略縦断面図である。
以下、本発明を具体化した一実施形態について説明する。
図1に示す車両1は、バス車両であり、車両左側面の前後方向前部及び中央部に乗客が乗り降りするための矩形の乗降口2、3が設けられている。各乗降口2、3には、それぞれグライドスライド式の開閉扉(以下、グライドスライドドア10という)が設けられている。また、各グライドスライドドア10の下部には、ステップ部材20が設けられている。前部の乗降口2及び中央部の乗降口3に設けられているグライドスライドドア10及びステップ部材20の構成はほぼ同一であるため、以下、中央部の乗降口3のグライドスライドドア10及びステップ部材20について説明する。
グライドスライドドア10は、前後一対のドア本体10a、10bを有している。ドア本体10a、10bは板状をなし、矩形の枠部材の内側にガラス部材が嵌め込まれている。
詳しくは図2に示すように、ドア本体10a、10bの上縁がドア回動軸11a、11bを介してアーム部12a、12b部に連結されている。図示しないが、ドア本体10a、10bの下縁も上縁と同様にドア回動軸を介してアーム部と連結されている。
上縁及び下縁のドア回動軸11a、11bは同軸上にあり、車両上下方向(縦方向)に延びている。ドア本体10a、10bは、これら上縁及び下縁のドア回動軸11a、11bを中心に回動可能である。
上下のアーム部12a、12bはそれぞれ先端部にドア回動軸11a、11bが設けられ、根本側の端部(根元部)がアーム支持軸13a、13bにより支持されている。アーム支持軸13a、13bは車両上下方向(縦方向)に延び、上下のアーム部12a、12bを軸支している。アーム支持軸13a、13bは車体に取り付けられ、図示しない駆動装置により回転駆動可能である。
図3に示すように、ドア本体10a、10bの下縁の先端部(いわゆる戸先)には車輪部14a、14bが設けられている。車輪部14a、14bは乗降口3の床面3aと接するように設けられている。なお、床面3aは車室内側から車室外側に向けて僅かに下降するように傾斜している。車輪部14a、14bはいわゆるキャスターであり、縦方向に延びる車輪支持軸を中心に旋回可能な車輪である。
ステップ部材20は、グライドスライドドア10のドア幅方向(車両前後方向)に亘って延びている板状のステップ板21を有している。ステップ板21は、乗降口3の下縁(つまり、床面3aの端部)において車両前後方向に延びたステップ回動軸22により軸支されており、縦方向に回動自在である。ステップ回動軸22には、ステップ板21をグライドスライドドア10側へ付勢するバネ部材23(付勢手段)が設けられている。
ステップ板21は、グライドスライドドア10が閉状態時において、グライドスライドドア10と対向する一面(表面)の先端側が、ドア本体10a、10bの車室外側面の下側にてドア幅方向(車両前後方向)に延びたシール材15a、15bと当接する。シール材15a、15bはゴム等の柔軟性を有しつつ外部からの砂等の塵芥や雨水の侵入を遮る材料からなる。シール材15a、15bは、下部が断面矩形状であり、上部は下部よりも車室外側に突出し、上側から下側に傾斜した断面三角形状をなしている。グライドスライドドア10が閉状態時において、シール材15aの下部と上部と段差部分にステップ板21が当接し、ステップ板21の先端をシール材15aの上部で覆うようになる。
ステップ板21の他面(裏面)には、ステップ板21が押し倒された際に、車体と接触してステップ板21の回動を止めて支持するストッパリブ24が設けられている。ストッパリブ24はステップ板21の先端に向けて細くなる直角三角形状をなしてた板材からなる。
以下、本実施形態バス車両のドア構造におけるグライドスライドドア10の開閉時の動きについて図2、図3に基づき説明する。
図2の実線で示すように、グライドスライドドア10が閉状態にあるときは、ドア本体10a、10bはそれぞれのドア先端が接触し、車両前後方向に直線状に並ぶように配置される。この時、ステップ部材20は、バネ部材23の付勢力によりグライドスライドドア10側に付勢され、ステップ板21の先端側がバス車両外側面のシール材15a、15bと当接する。
グライドスライドドア10を開状態とする際には、駆動装置によりアーム支持軸13a、13bが回転駆動されることで、図2の一点鎖線で示すようにアーム部12a、12bがアーム支持軸13a、13bを中心として車室内側に回動する。このアーム部12a、12bの回動に伴って、図2の点線で示すようにドア本体10a、10bがドア回動軸11a、11bを中心に回動しつつ乗降口3のドア幅方向両側に収納されていく。
この時、ドア本体10a、10bの先端は車室外側へ移動しながら収容される。したがって、ドア本体10a、10bの先端部の下端に設けられている車輪部14a、14bは、図2の点線矢印で示すように車室外側を通る湾曲した軌跡を描くよう移動する。このため車輪部14a、14bはバネ部材23の付勢力に抗してステップ板21を押し倒して、ステップ板21の一面(上面)を転動する。
ステップ板21は、乗降口3の下縁のステップ回動軸22を中心に回動して押し倒されて展開することで、一面(上面)が乗降口3の床面3aと略面一となり、乗降口3の床面3aが車室外側まで延長されるようになる。ステップ板21は、乗客がステップ板21に乗ったとしても、ストッパリブ24により、さらに下方に回動することはない。
以上のように、本実施形態に係る車両1のドア構造によれば、グライドスライドドア10が閉状態時には、ステップ部材20のステップ板21がグライドスライドドア10の車室外側の表面にあるシール材15a、15bと当接することで、乗降口3の床面3aとグライドスライドドア10下端との隙間をステップ部材20が埋めて車室内に砂等の塵芥が侵入することを防止することができる。また、上部が断面三角形状をなしたシール材15a、15bにより、ステップ板21の先端側が覆われることで、雨天時においても雨水を車室外側に案内することができ、雨水の侵入も防ぐことができる。
さらに、グライドスライドドア10が開動作時には、ステップ板21が倒れて、補助ステップとしての役割もすることとなる。これにより、例えば図3に示すように、車両1がバス停留所に停留する際、グライドスライドドア10が開いてステップ板21が展開すると、ステップ板21が車道Rよりも高い位置にあるバスベイB近傍まで延びることになり、乗客の乗り降りがしやすくなる。
ステップ部材20は、車室外側で回動することで、グライドスライドドア10下端のシールをしたり、補助ステップとしての役割を果たしたりすることから、乗降口3の床面3aを擦ることもなく、車室内への砂等の塵芥の侵入をより長期間に亘って安定的に防止することができる。
以上で本発明の実施形態の説明を終えるが、本発明の態様はこの実施形態に限定されるものではない。
上記実施形態では、一対のドア本体からなるグライドスライドドアにステップ部材を設けているが、例えば1枚のドア本体からなるグライドスライドドアにステップ部材を設けてもよい。
1 車両
2、3 乗降口
10 グライドスライドドア
10a、10b ドア本体
11a、11b ドア回動軸
12a、12b アーム部
13a、13b 支持軸
14a、14b 車輪部
15a、15b シール材
20 ステップ部材
21 ステップ板
22 ステップ回動軸
23 バネ部材(付勢手段)
24 ストッパリブ

Claims (1)

  1. バス車両のドア構造において、
    前記ドアは、前記バス車両に設けられた乗降口の縦方向に延びるドア回動軸を中心に回動することでドア先端が車室外側へ移動しながら収容されるグライドスライドドアであって、
    前記グライドスライドドアよりもバス車両外側において、前記乗降口の下縁のステップ回動軸を中心に回動可能に配設されたステップ部材と、
    前記ステップ回動軸に設けられ、前記ステップ部材を前記グライドスライドドア側へ付勢する付勢手段と、
    前記グライドスライドドアの下端部に前記乗降口の床面と接するよう設けられた車輪部と、
    を有し、
    前記グライドスライドドアが閉状態のとき、前記ステップ部材は、前記付勢手段の付勢力により前記グライドスライドドアのバス車両外側面に当接され、
    前記グライドスライドドアが開状態のとき、前記ステップ部材と前記乗降口の床面とが略面一となるよう、前記グライドスライドドアのドア先端が車室外側へ移動した際に、前記車輪部が前記ステップ部材の上面を転動して前記付勢手段の付勢力に抗して前記ステップ部材を押し倒すことを特徴とする、バス車両のドア構造。
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