JP3216547B2 - グライドスライドドアのシール構造 - Google Patents
グライドスライドドアのシール構造Info
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- JP3216547B2 JP3216547B2 JP26842396A JP26842396A JP3216547B2 JP 3216547 B2 JP3216547 B2 JP 3216547B2 JP 26842396 A JP26842396 A JP 26842396A JP 26842396 A JP26842396 A JP 26842396A JP 3216547 B2 JP3216547 B2 JP 3216547B2
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、回動とスライドを
組み合わせてドア開口を開閉するグライドスライドドア
においてドアの下部と床面とのシールを行なうシール構
造に関する。
組み合わせてドア開口を開閉するグライドスライドドア
においてドアの下部と床面とのシールを行なうシール構
造に関する。
【0002】
【従来の技術】路線バスや大型バス等の乗降口は、乗り
降りが容易に行なえるように比較的大きな開口となって
おり、昇降口を開閉するドアも大型化してきている。大
きなドアを開閉するため、回動とスライドを組み合わせ
てドア開口を開閉するグライドスライドドアが従来から
使用されている(例えば特開平6-212858号公報参照)。
降りが容易に行なえるように比較的大きな開口となって
おり、昇降口を開閉するドアも大型化してきている。大
きなドアを開閉するため、回動とスライドを組み合わせ
てドア開口を開閉するグライドスライドドアが従来から
使用されている(例えば特開平6-212858号公報参照)。
【0003】図11乃至図13に基づいて従来のグライ
ドスライドドアを説明する。図11にはグライドスライ
ドドアを車室内側から見た斜視状態、図12にはドア下
部の断面状態、図13にはドアの開閉軌跡を示してあ
る。
ドスライドドアを説明する。図11にはグライドスライ
ドドアを車室内側から見た斜視状態、図12にはドア下
部の断面状態、図13にはドアの開閉軌跡を示してあ
る。
【0004】図11、図12に示すように、バス等の車
両10の乗降口における開口(ドア開口)1には2枚の
ドア2が設けられ、回動とスライドを組み合わせてドア
2を変位させることによりドア開口1を開閉するように
なっている。即ち、ドア開口1の幅方向外端側(車両前
方側及び車両後方側)の車室3側には鉛直軸回りで回転
自在な回転軸4が設けられ、回転軸4の下部には水平方
向に延びるリンクレバー5の基端部が取り付けられてい
る。リンクレバー5の先端部にはドア2の中央下部が鉛
直軸回りで回転自在に枢支されている。
両10の乗降口における開口(ドア開口)1には2枚の
ドア2が設けられ、回動とスライドを組み合わせてドア
2を変位させることによりドア開口1を開閉するように
なっている。即ち、ドア開口1の幅方向外端側(車両前
方側及び車両後方側)の車室3側には鉛直軸回りで回転
自在な回転軸4が設けられ、回転軸4の下部には水平方
向に延びるリンクレバー5の基端部が取り付けられてい
る。リンクレバー5の先端部にはドア2の中央下部が鉛
直軸回りで回転自在に枢支されている。
【0005】回転軸4の上部には駆動レバー6が固定さ
れ、ドアエンジン7の駆動部が駆動レバー6に結合され
ている。また、回転軸4の上部には支持レバー8の基端
部が設けられ、支持レバー8の先端部はリンクレバー5
の枢支部の直上でドア2の上部が鉛直軸回りで回転自在
に枢支されている。つまり、ドアエンジン7の駆動によ
り駆動レバー6を介して回転軸4が回転駆動され、リン
クレバー5及び支持レバー8が車室3側に回動してドア
2が回転軸4を中心に回動するようになっている。
れ、ドアエンジン7の駆動部が駆動レバー6に結合され
ている。また、回転軸4の上部には支持レバー8の基端
部が設けられ、支持レバー8の先端部はリンクレバー5
の枢支部の直上でドア2の上部が鉛直軸回りで回転自在
に枢支されている。つまり、ドアエンジン7の駆動によ
り駆動レバー6を介して回転軸4が回転駆動され、リン
クレバー5及び支持レバー8が車室3側に回動してドア
2が回転軸4を中心に回動するようになっている。
【0006】一方、車両10のドア開口1の上部には、
車両前後方向に延びるガイドレール11が設けられてい
る。また、ドア2の上部にはガイドローラ9が設けら
れ、ガイドローラ9はガイドレール11に移動自在に支
持されている。つまり、ドアエンジン8の駆動によりド
ア2が車室3側に回動する際に、ガイドレール11に案
内されてガイドローラ9が移動し、ガイドローラ9の部
位のドア2がガイドレール11に沿ってスライドする。
即ち、ドア2は回動とスライドを組み合わせて変位し、
ドア開口1を開閉するようになっている。
車両前後方向に延びるガイドレール11が設けられてい
る。また、ドア2の上部にはガイドローラ9が設けら
れ、ガイドローラ9はガイドレール11に移動自在に支
持されている。つまり、ドアエンジン8の駆動によりド
ア2が車室3側に回動する際に、ガイドレール11に案
内されてガイドローラ9が移動し、ガイドローラ9の部
位のドア2がガイドレール11に沿ってスライドする。
即ち、ドア2は回動とスライドを組み合わせて変位し、
ドア開口1を開閉するようになっている。
【0007】図13に基づいてドア2の変位状況を詳細
に説明する。(a) はドア2の幅方向における一方の側縁
部2aがドア開口1の幅方向外端側1aに位置してドア開口
1を閉じるドア閉状態で、(b) はドア開口1を開く途中
の状態で、(c) はドア2の側縁部2aが車室3内の奥側
(図中上方)に位置すると共にドア2の幅方向における
他方の側縁部2bがドア開口1の幅方向外端側1aに位置し
てドア開口1を開くドア開状態となっている。
に説明する。(a) はドア2の幅方向における一方の側縁
部2aがドア開口1の幅方向外端側1aに位置してドア開口
1を閉じるドア閉状態で、(b) はドア開口1を開く途中
の状態で、(c) はドア2の側縁部2aが車室3内の奥側
(図中上方)に位置すると共にドア2の幅方向における
他方の側縁部2bがドア開口1の幅方向外端側1aに位置し
てドア開口1を開くドア開状態となっている。
【0008】(a) のドア閉状態から回転軸4の回転によ
りリンクレバー5を車室3側へ回動させると、ドア2の
ガイドローラ9がガイドレール11に案内されて左右に
スライドすると共に、側縁部2aが車室3内の奥側に、側
縁部2bが車室3の外側に向かってそれぞれ変位する状態
にドア2がリンクレバー5の枢支部を中心に回動して
(b) の状態となる。
りリンクレバー5を車室3側へ回動させると、ドア2の
ガイドローラ9がガイドレール11に案内されて左右に
スライドすると共に、側縁部2aが車室3内の奥側に、側
縁部2bが車室3の外側に向かってそれぞれ変位する状態
にドア2がリンクレバー5の枢支部を中心に回動して
(b) の状態となる。
【0009】(b) のドア開口1を開く途中の状態から回
転軸4を更に回転させてリンクレバー5を車室3側へ回
動させると、ドア2のガイドローラ9がガイドレール1
1に案内されてドア開口1の幅方向外端側1a近傍までス
ライドすると共に、側縁部2aが車室3内の更に奥側に、
側縁部2bが車室3の外側からドア開口1の幅方向外端側
1a近傍に向かってそれぞれ変位する状態にドア2がリン
クレバー5の枢支部を中心に回動し、ドア2が車幅方向
に平行となって(c) のドア開状態となる。
転軸4を更に回転させてリンクレバー5を車室3側へ回
動させると、ドア2のガイドローラ9がガイドレール1
1に案内されてドア開口1の幅方向外端側1a近傍までス
ライドすると共に、側縁部2aが車室3内の更に奥側に、
側縁部2bが車室3の外側からドア開口1の幅方向外端側
1a近傍に向かってそれぞれ変位する状態にドア2がリン
クレバー5の枢支部を中心に回動し、ドア2が車幅方向
に平行となって(c) のドア開状態となる。
【0010】上述したグライドスライドドアは、ドア2
の下部にシール構造が備えられている。図11、図12
に示すように、ドア2の下部にはシール材13が設けら
れ、シール材13によってドア2と車室3の床面12と
の間が遮蔽されている。つまり、ドア2の下縁には床面
12側に垂れ下がると共に車室3側からリンクレバー5
を覆う状態でゴム製のシール材13が取り付けられてい
る。シール材13によって車室3内への異物(雨水や埃
等)の浸入が阻止されると共に、車室3内からリンクレ
バー5が見えないようになっている。
の下部にシール構造が備えられている。図11、図12
に示すように、ドア2の下部にはシール材13が設けら
れ、シール材13によってドア2と車室3の床面12と
の間が遮蔽されている。つまり、ドア2の下縁には床面
12側に垂れ下がると共に車室3側からリンクレバー5
を覆う状態でゴム製のシール材13が取り付けられてい
る。シール材13によって車室3内への異物(雨水や埃
等)の浸入が阻止されると共に、車室3内からリンクレ
バー5が見えないようになっている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】従来のグライドスライ
ドドアのシール構造は、車室3内への異物の浸入が阻止
されると共に車室3側からの見栄えが良好に保たれてい
る。しかし、ドア2の下縁には車室3側にリンクレバー
5が存在し、シール材13はリンクレバー5の更に車室
3側に垂れ下がった状態でドア2の下縁に設けられてい
る。このため、ドア開口1を閉じた状態にドア2が変位
した時、ドア2の下部に車幅方向の寸法Sの隙間(図1
2参照)が生じ、車外からリンクレバー5が見えてしま
うと共にシール材13が奥まった状態になっていた。従
って、車外側からの外観、特にドア2の下縁部の外観が
悪くなり車両の見栄えが低下していた。また、リンクレ
バー5が車外に臨んだ状態となっているので、リンクレ
バー5に埃等が付着し易く、ドア2の変位動作に悪影響
を及ぼす虞があった。
ドドアのシール構造は、車室3内への異物の浸入が阻止
されると共に車室3側からの見栄えが良好に保たれてい
る。しかし、ドア2の下縁には車室3側にリンクレバー
5が存在し、シール材13はリンクレバー5の更に車室
3側に垂れ下がった状態でドア2の下縁に設けられてい
る。このため、ドア開口1を閉じた状態にドア2が変位
した時、ドア2の下部に車幅方向の寸法Sの隙間(図1
2参照)が生じ、車外からリンクレバー5が見えてしま
うと共にシール材13が奥まった状態になっていた。従
って、車外側からの外観、特にドア2の下縁部の外観が
悪くなり車両の見栄えが低下していた。また、リンクレ
バー5が車外に臨んだ状態となっているので、リンクレ
バー5に埃等が付着し易く、ドア2の変位動作に悪影響
を及ぼす虞があった。
【0012】一方、車両の見栄えを良くするために、シ
ール材13をドア2の外面側に設けることも考えられ
る。しかし、この場合、ドア2が閉じた状態から開く状
態に変位する時に、即ち、図13(a) の状態から(b) の
状態にドア2が変位する時に、シール材13がリンクレ
バー5に干渉してドア2の変位動作を邪魔することにな
っていまう。そこで、シール材13を2分割にしてリン
クレバー5が存在する部位のシール材13を車室3側に
設けることも考えられる。しかし、この場合でもリンク
レバー5が存在する部位のシール材13が奥まった状態
になり、車両の見栄えが低下してしまう。
ール材13をドア2の外面側に設けることも考えられ
る。しかし、この場合、ドア2が閉じた状態から開く状
態に変位する時に、即ち、図13(a) の状態から(b) の
状態にドア2が変位する時に、シール材13がリンクレ
バー5に干渉してドア2の変位動作を邪魔することにな
っていまう。そこで、シール材13を2分割にしてリン
クレバー5が存在する部位のシール材13を車室3側に
設けることも考えられる。しかし、この場合でもリンク
レバー5が存在する部位のシール材13が奥まった状態
になり、車両の見栄えが低下してしまう。
【0013】本発明は上記状況に鑑みてなされたもの
で、外観の見栄えを低下させることなく、しかもドアの
変位動作に悪影響を及ぼすことがないグライドスライド
ドアのシール構造を提供することを目的とする。
で、外観の見栄えを低下させることなく、しかもドアの
変位動作に悪影響を及ぼすことがないグライドスライド
ドアのシール構造を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の構成は、ドア開口部の幅方向一端側の車室側
に鉛直軸回りで回転自在な回転軸を設け、水平方向に延
びるリンクレバーの基端部を前記回転軸に取り付けると
共に、前記リンクレバーの先端部にドアの下部中央部を
鉛直軸回りで回転自在に枢支してなり、前記回転軸の回
転に伴う前記リンクレバーの回動により、前記ドアの幅
方向における一方の側縁部が前記ドア開口部の幅方向一
端側に位置して前記ドア開口部を閉じるドア閉状態と、
前記ドアの幅方向における一方の側縁部が車室内奥側に
位置すると共に前記ドアの幅方向における他方の側縁部
が前記ドア開口部の幅方向一端側に位置して前記ドア開
口部を開くドア開状態との間で、前記ドアが変位するグ
ライドスライドドアにおいて、前記ドアの下縁部と前記
車室の床面との間を遮蔽する遮蔽部材を前記ドアの下縁
部位に装着し、前記遮蔽部材は、前記リンクレバーの先
端部に枢支される枢支部より前記一方の側縁部側の領域
を遮蔽する第1遮蔽部材と、前記枢支部より前記他方の
側縁部側の領域を遮蔽すると共に前記ドア閉状態におい
て前記第1遮蔽部材と略面一となる第2遮蔽部材とに分
割して構成され、前記第1遮蔽部材を前記リンクレバー
の車外側側面に装着すると共に、前記第2遮蔽部材を水
平軸回りで回動自在に前記ドアに装着したことを特徴と
する。
の本発明の構成は、ドア開口部の幅方向一端側の車室側
に鉛直軸回りで回転自在な回転軸を設け、水平方向に延
びるリンクレバーの基端部を前記回転軸に取り付けると
共に、前記リンクレバーの先端部にドアの下部中央部を
鉛直軸回りで回転自在に枢支してなり、前記回転軸の回
転に伴う前記リンクレバーの回動により、前記ドアの幅
方向における一方の側縁部が前記ドア開口部の幅方向一
端側に位置して前記ドア開口部を閉じるドア閉状態と、
前記ドアの幅方向における一方の側縁部が車室内奥側に
位置すると共に前記ドアの幅方向における他方の側縁部
が前記ドア開口部の幅方向一端側に位置して前記ドア開
口部を開くドア開状態との間で、前記ドアが変位するグ
ライドスライドドアにおいて、前記ドアの下縁部と前記
車室の床面との間を遮蔽する遮蔽部材を前記ドアの下縁
部位に装着し、前記遮蔽部材は、前記リンクレバーの先
端部に枢支される枢支部より前記一方の側縁部側の領域
を遮蔽する第1遮蔽部材と、前記枢支部より前記他方の
側縁部側の領域を遮蔽すると共に前記ドア閉状態におい
て前記第1遮蔽部材と略面一となる第2遮蔽部材とに分
割して構成され、前記第1遮蔽部材を前記リンクレバー
の車外側側面に装着すると共に、前記第2遮蔽部材を水
平軸回りで回動自在に前記ドアに装着したことを特徴と
する。
【0015】第1遮蔽部材が車外側側面に装着されると
共に第2遮蔽部材がはドア閉状態で第1遮蔽部材と略面
一となるので、ドア閉状態となっている際にはドアの外
面に略沿った位置に遮蔽部材が位置し、車両の外観の見
栄えを低下させることがない。第1遮蔽部材が装着され
るリンクレバーはドア開口部の幅方向一端側に位置する
回転軸回りに回動し、第2遮蔽部材が装着されるドアの
他方の側縁部側はドア開状態となる際にドア開口部の幅
方向一端側に位置し、ドア開状態となった時にはドア開
口部寄りの位置で第1遮蔽部材と第2遮蔽部材とが重な
り、車室内奥側に位置するドアの一方の側縁部に遮蔽部
材が露出することがなく、室内側の美観を向上でき、見
栄えがよい。また、第1遮蔽部材と第2遮蔽部材とが重
なった際には第2遮蔽部材が水平軸回りに回動して第1
遮蔽部材が装着されるリンクレバーとの干渉が防止さ
れ、ドア開状態となるドアの変位動作が阻害されること
がない。
共に第2遮蔽部材がはドア閉状態で第1遮蔽部材と略面
一となるので、ドア閉状態となっている際にはドアの外
面に略沿った位置に遮蔽部材が位置し、車両の外観の見
栄えを低下させることがない。第1遮蔽部材が装着され
るリンクレバーはドア開口部の幅方向一端側に位置する
回転軸回りに回動し、第2遮蔽部材が装着されるドアの
他方の側縁部側はドア開状態となる際にドア開口部の幅
方向一端側に位置し、ドア開状態となった時にはドア開
口部寄りの位置で第1遮蔽部材と第2遮蔽部材とが重な
り、車室内奥側に位置するドアの一方の側縁部に遮蔽部
材が露出することがなく、室内側の美観を向上でき、見
栄えがよい。また、第1遮蔽部材と第2遮蔽部材とが重
なった際には第2遮蔽部材が水平軸回りに回動して第1
遮蔽部材が装着されるリンクレバーとの干渉が防止さ
れ、ドア開状態となるドアの変位動作が阻害されること
がない。
【0016】また、請求項2の発明では、前記ドアの下
部の内側には、前記リンクレバーを遮蔽するカバーが装
着されていることを特徴とする。これにより、車室内側
からの見栄えが低下することがない。
部の内側には、前記リンクレバーを遮蔽するカバーが装
着されていることを特徴とする。これにより、車室内側
からの見栄えが低下することがない。
【0017】また、請求項3の発明は、前記遮蔽部材に
よって前記ドアの下縁部との間が遮蔽される前記車室の
床面は、室内奥側に向かって上方に傾斜していることを
特徴とする。ドア開状態となった時に車室内奥側に位置
するドアの一方の側縁部に遮蔽部材が露出することがな
いので、傾斜した床面を有する車両に適用しても、遮蔽
部材が床面に干渉することがない。
よって前記ドアの下縁部との間が遮蔽される前記車室の
床面は、室内奥側に向かって上方に傾斜していることを
特徴とする。ドア開状態となった時に車室内奥側に位置
するドアの一方の側縁部に遮蔽部材が露出することがな
いので、傾斜した床面を有する車両に適用しても、遮蔽
部材が床面に干渉することがない。
【0018】
【発明の実施の形態】以下図面に基づいて本発明のグラ
イドスライドドアのシール構造の実施形態例を図1乃至
図10に基づいて説明する。図1には本発明の一実施形
態例に係るグライドスライドドアのシール構造を備えた
大型バスの乗降口の側面状態、図2には乗降口を車室内
側から見た斜視状態、図3には図2中の左側(車外視右
側)のドア下部の詳細状態、図4にはドア開状態におけ
るドア下部の正面、図5には図1中のV-V 線矢視状態で
あるドア閉状態におけるドアの平面断面、図6には図4
中のVI-VI 線矢視状態であるドア開状態におけるドアの
平面断面を示してある。また、図7にはドア閉状態にお
けるシール材の重なり状況を表すための図5中のVII-VI
I 線矢視状態、図8にはドア側の遮蔽部材装着状況を表
すための図5中のVIII-VIII 線矢視状態、図9にはリン
クレバー側のシール材の装着状況を表すための図5中の
IX-IX 線矢視状態、図10にはドア開状態時のシール材
が重なった状態の状況を表すための図6中のX-X 線矢視
状態を示してある。
イドスライドドアのシール構造の実施形態例を図1乃至
図10に基づいて説明する。図1には本発明の一実施形
態例に係るグライドスライドドアのシール構造を備えた
大型バスの乗降口の側面状態、図2には乗降口を車室内
側から見た斜視状態、図3には図2中の左側(車外視右
側)のドア下部の詳細状態、図4にはドア開状態におけ
るドア下部の正面、図5には図1中のV-V 線矢視状態で
あるドア閉状態におけるドアの平面断面、図6には図4
中のVI-VI 線矢視状態であるドア開状態におけるドアの
平面断面を示してある。また、図7にはドア閉状態にお
けるシール材の重なり状況を表すための図5中のVII-VI
I 線矢視状態、図8にはドア側の遮蔽部材装着状況を表
すための図5中のVIII-VIII 線矢視状態、図9にはリン
クレバー側のシール材の装着状況を表すための図5中の
IX-IX 線矢視状態、図10にはドア開状態時のシール材
が重なった状態の状況を表すための図6中のX-X 線矢視
状態を示してある。
【0019】図1乃至図3に示すように、バス等の車両
21の乗降口における開口ドア開口22には2枚のドア
23が設けられており、このドア開口22は各ドア23
にそれぞれ対応する2つのドア開口部を一体に形成して
いる。そして、回動とスライドを組み合わせてドア23
を変位させることによりドア開口22を開閉するように
なっている。ドア開口22の幅方向外端側(車両前方側
及び車両後方側、即ち、各ドア23に対応する各ドア開
口部の一端側)の車室24側には鉛直軸回りで回転自在
な回転軸25が設けられ、回転軸25の下部には水平方
向に延びるリンクレバー26の基端部が取り付けられて
いる。リンクレバー26の先端部にはドア23の中央下
部(枢支部P)が鉛直軸回りで回転自在に枢支されてい
る。左右のドア23の構成は同じであるので、以下、車
外視で右側に位置する側のドア23を例に挙げて説明す
る。尚、ドア開口22の大きさ等により、1枚のドア2
3によってグライドスライドドアが構成され、この場
合、ドア開口部の幅方向一端側は車両前方側もしくは車
両後方側のどちらか一方となる。
21の乗降口における開口ドア開口22には2枚のドア
23が設けられており、このドア開口22は各ドア23
にそれぞれ対応する2つのドア開口部を一体に形成して
いる。そして、回動とスライドを組み合わせてドア23
を変位させることによりドア開口22を開閉するように
なっている。ドア開口22の幅方向外端側(車両前方側
及び車両後方側、即ち、各ドア23に対応する各ドア開
口部の一端側)の車室24側には鉛直軸回りで回転自在
な回転軸25が設けられ、回転軸25の下部には水平方
向に延びるリンクレバー26の基端部が取り付けられて
いる。リンクレバー26の先端部にはドア23の中央下
部(枢支部P)が鉛直軸回りで回転自在に枢支されてい
る。左右のドア23の構成は同じであるので、以下、車
外視で右側に位置する側のドア23を例に挙げて説明す
る。尚、ドア開口22の大きさ等により、1枚のドア2
3によってグライドスライドドアが構成され、この場
合、ドア開口部の幅方向一端側は車両前方側もしくは車
両後方側のどちらか一方となる。
【0020】回転軸25の上部には駆動レバー27が固
定され、ドアエンジン28の駆動部が駆動レバー27に
結合されている。また、回転軸25の上部には支持レバ
ー29の基端部が設けられ、支持レバー29の先端部は
リンクレバー26の支持部の直上、即ち、枢支部Pの直
上でドア23の上部が鉛直軸回りで回転自在に枢支され
ている。つまり、ドアエンジン28の駆動により駆動レ
バー27を介して回転軸25が回転駆動され、リンクレ
バー26及び支持レバー29が車室24側に回動してド
ア23が回転軸25を中心に回動するようになってい
る。
定され、ドアエンジン28の駆動部が駆動レバー27に
結合されている。また、回転軸25の上部には支持レバ
ー29の基端部が設けられ、支持レバー29の先端部は
リンクレバー26の支持部の直上、即ち、枢支部Pの直
上でドア23の上部が鉛直軸回りで回転自在に枢支され
ている。つまり、ドアエンジン28の駆動により駆動レ
バー27を介して回転軸25が回転駆動され、リンクレ
バー26及び支持レバー29が車室24側に回動してド
ア23が回転軸25を中心に回動するようになってい
る。
【0021】一方、車両21のドア開口22の上部に
は、車両前後方向に延びるガイドレール30が設けら
れ、また、ドア23の上部にはガイドローラ31が設け
られ、ガイドローラ31はガイドレール30に移動自在
に支持されている。つまり、ドアエンジン28の駆動に
よりドア23が車室24側に回動する際に、ガイドレー
ル30に案内されてガイドローラ31が移動し、ガイド
ローラ31を介してガイドレール30に沿ってドア23
がスライドする。即ち、ドア23は枢支部Pを中心とし
た回動とガイドレール30に沿ったスライドが組み合わ
されて変位し、ドア開口22を開閉するようになってい
る。
は、車両前後方向に延びるガイドレール30が設けら
れ、また、ドア23の上部にはガイドローラ31が設け
られ、ガイドローラ31はガイドレール30に移動自在
に支持されている。つまり、ドアエンジン28の駆動に
よりドア23が車室24側に回動する際に、ガイドレー
ル30に案内されてガイドローラ31が移動し、ガイド
ローラ31を介してガイドレール30に沿ってドア23
がスライドする。即ち、ドア23は枢支部Pを中心とし
た回動とガイドレール30に沿ったスライドが組み合わ
されて変位し、ドア開口22を開閉するようになってい
る。
【0022】ドア23の変位状況は図13で示した従来
のグライドスライドドアと同一であり、回転軸25の回
転に伴うリンクレバー26の回動により、ドア閉状態
と、ドア開状態との間でドア23が変位する。つまり、
ドア閉状態は、ドア23の幅方向における一方の側縁部
23aがドア開口22の幅方向一端側22aに位置して
ドア開口22を閉じる状態である。ドア開状態は、ドア
23の側縁部23aが車室24内の奥側(車室内側)に
位置すると共にドア23の幅方向における他方の側縁部
23bがドア開口22の幅方向外端側22aに位置して
ドア23が車幅方向に平行となりドア開口22を開く状
態である。
のグライドスライドドアと同一であり、回転軸25の回
転に伴うリンクレバー26の回動により、ドア閉状態
と、ドア開状態との間でドア23が変位する。つまり、
ドア閉状態は、ドア23の幅方向における一方の側縁部
23aがドア開口22の幅方向一端側22aに位置して
ドア開口22を閉じる状態である。ドア開状態は、ドア
23の側縁部23aが車室24内の奥側(車室内側)に
位置すると共にドア23の幅方向における他方の側縁部
23bがドア開口22の幅方向外端側22aに位置して
ドア23が車幅方向に平行となりドア開口22を開く状
態である。
【0023】上述したグライドスライドドアは、ドア2
3の下部にシール構造が備えられている。ドア23の下
縁部位には車室24の床面32側に垂れ下がる遮蔽部材
33が装着され、遮蔽部材33によってドア23の下縁
部と床面32との間を遮蔽するようになっている。床面
32は車内奥側に向かって上方に傾斜している。遮蔽部
材33によって車室24内への異物(雨水や埃等)の浸
入が阻止されている。
3の下部にシール構造が備えられている。ドア23の下
縁部位には車室24の床面32側に垂れ下がる遮蔽部材
33が装着され、遮蔽部材33によってドア23の下縁
部と床面32との間を遮蔽するようになっている。床面
32は車内奥側に向かって上方に傾斜している。遮蔽部
材33によって車室24内への異物(雨水や埃等)の浸
入が阻止されている。
【0024】遮蔽部材33は、リンクレバー26の先端
部に枢支されるドア23の枢支部Pより一方の側縁部2
3a側の領域を遮蔽する第1遮蔽部材34と、ドア23
の枢支部Pより他方の側縁部23b側の領域を遮蔽する
第2遮蔽部材35とに分割して構成されている。第1遮
蔽部材34はリンクレバー26の車外側側面に装着さ
れ、第2遮蔽部材35は枢支部Pから他方の側縁部23
b側のドア23の下部に装着されている。また、ドア2
3の下部の車室24内側にはカバー36が装着され、リ
ンクレバー26の車室24内側はカバー36によって遮
蔽されて車室24内からリンクレバー26が見えないよ
うになっている。
部に枢支されるドア23の枢支部Pより一方の側縁部2
3a側の領域を遮蔽する第1遮蔽部材34と、ドア23
の枢支部Pより他方の側縁部23b側の領域を遮蔽する
第2遮蔽部材35とに分割して構成されている。第1遮
蔽部材34はリンクレバー26の車外側側面に装着さ
れ、第2遮蔽部材35は枢支部Pから他方の側縁部23
b側のドア23の下部に装着されている。また、ドア2
3の下部の車室24内側にはカバー36が装着され、リ
ンクレバー26の車室24内側はカバー36によって遮
蔽されて車室24内からリンクレバー26が見えないよ
うになっている。
【0025】第1遮蔽部材34及び第2遮蔽部材35の
ドア23側への装着状況をドア閉状態における図1、図
5及び図7乃至図9に基づいて詳細に説明する。図5及
び図8に示すように、第2遮蔽部材35はドア外側面寄
りに位置して枢支部Pより他方の側縁部23b側のドア
23の下縁部に装着され、図5及び図9に示すように、
第1遮蔽部材34はリンクレバー26の車外側側面に装
着されている。図1に示すように、ドア閉状態では、枢
支部Pより一方の側縁部23a側のドア23の下縁部と
床面32との間が第1遮蔽部材34によって遮蔽され、
枢支部Pより他方の側縁部23b側のドア23の下縁部
と床面32との間が第2遮蔽部材35によって遮蔽され
ている。
ドア23側への装着状況をドア閉状態における図1、図
5及び図7乃至図9に基づいて詳細に説明する。図5及
び図8に示すように、第2遮蔽部材35はドア外側面寄
りに位置して枢支部Pより他方の側縁部23b側のドア
23の下縁部に装着され、図5及び図9に示すように、
第1遮蔽部材34はリンクレバー26の車外側側面に装
着されている。図1に示すように、ドア閉状態では、枢
支部Pより一方の側縁部23a側のドア23の下縁部と
床面32との間が第1遮蔽部材34によって遮蔽され、
枢支部Pより他方の側縁部23b側のドア23の下縁部
と床面32との間が第2遮蔽部材35によって遮蔽され
ている。
【0026】図8(b) に示すように、第2遮蔽部材35
は水平軸回りで回動自在なヒンジ37を介してブラケッ
ト38に取り付けられ、図8(a) に示すように、ブラケ
ット38が枢支部Pより他方の側縁部23b側のドア2
3の下縁部に取り付けられている。また、図9に示すよ
うに、リンクレバー26の車外側側面にはブラケット3
9が取り付けられており、ブラケット39には第1遮蔽
部材34が取り付けられている。ドア閉状態では、第1
遮蔽部材34の車外側のA面と第2遮蔽部材35の車室
24側のA面とが同一面上に位置し、図7に示すよう
に、車幅方向で第1遮蔽部材34と第2遮蔽部材35と
は略重なった状態になっている。
は水平軸回りで回動自在なヒンジ37を介してブラケッ
ト38に取り付けられ、図8(a) に示すように、ブラケ
ット38が枢支部Pより他方の側縁部23b側のドア2
3の下縁部に取り付けられている。また、図9に示すよ
うに、リンクレバー26の車外側側面にはブラケット3
9が取り付けられており、ブラケット39には第1遮蔽
部材34が取り付けられている。ドア閉状態では、第1
遮蔽部材34の車外側のA面と第2遮蔽部材35の車室
24側のA面とが同一面上に位置し、図7に示すよう
に、車幅方向で第1遮蔽部材34と第2遮蔽部材35と
は略重なった状態になっている。
【0027】このため、第1遮蔽部材34によってリン
クレバー26の車外側が遮蔽されて車外側からリンクレ
バー26が見えたりリンクレバー26に埃等が付着しや
すくなってしまうことがない。また、ドア23の下部に
奥まった隙間が生じることがなく、遮蔽部材32に段差
が生じることがない。従って、ドア23の下縁部の外観
が悪くなって車両の見栄えが低下することがない。
クレバー26の車外側が遮蔽されて車外側からリンクレ
バー26が見えたりリンクレバー26に埃等が付着しや
すくなってしまうことがない。また、ドア23の下部に
奥まった隙間が生じることがなく、遮蔽部材32に段差
が生じることがない。従って、ドア23の下縁部の外観
が悪くなって車両の見栄えが低下することがない。
【0028】ドア閉状態から回転軸25の回転によりリ
ンクレバー26を車室24側へ回動させると、ドア23
のガイドローラ31がガイドレール30に案内されて各
ドア23が車両の前後方向にスライドすると共に、側縁
部23aが車室24内の奥側に、側縁部23bが車室2
4の外側に向かってそれぞれ変位する状態にドア23が
枢支部Pを中心に回動する。回転軸25を更に回転させ
てリンクレバー26を車室24側へ回動させると、ドア
23のガイドローラ31がガイドレール30に案内され
てドア開口22の幅方向外端側22a近傍までスライド
すると共に、側縁部23aが車室24内の更に奥側に、
側縁部23bが車室24の外側からドア開口22の幅方
向外端側22a近傍に向かってそれぞれ変位する状態に
ドア23が枢支部Pを中心に回動し、ドア23が車幅方
向と平行になってドア開状態となる。
ンクレバー26を車室24側へ回動させると、ドア23
のガイドローラ31がガイドレール30に案内されて各
ドア23が車両の前後方向にスライドすると共に、側縁
部23aが車室24内の奥側に、側縁部23bが車室2
4の外側に向かってそれぞれ変位する状態にドア23が
枢支部Pを中心に回動する。回転軸25を更に回転させ
てリンクレバー26を車室24側へ回動させると、ドア
23のガイドローラ31がガイドレール30に案内され
てドア開口22の幅方向外端側22a近傍までスライド
すると共に、側縁部23aが車室24内の更に奥側に、
側縁部23bが車室24の外側からドア開口22の幅方
向外端側22a近傍に向かってそれぞれ変位する状態に
ドア23が枢支部Pを中心に回動し、ドア23が車幅方
向と平行になってドア開状態となる。
【0029】ドア開状態における第1遮蔽部材34及び
第2遮蔽部材35の状況を図4、図6及び図10に基づ
いて説明する。図4、図6に示すように、第1遮蔽部材
34が装着されるリンクレバー26はドア開口22の幅
方向外端側22aに位置する回転軸25の回りに回動す
る。そして、第2遮蔽部材35が装着されるドアの他方
の側縁部23bはドア開状態となった際にドア開口22
の幅方向外端側22a近傍に位置し、車幅方向でドア開
口部22寄りの位置で第1遮蔽部材34と第2遮蔽部材
35とが重なり、車室24内奥側に位置するドア23の
一方の側縁部23aに遮蔽部材33が露出することがな
い。
第2遮蔽部材35の状況を図4、図6及び図10に基づ
いて説明する。図4、図6に示すように、第1遮蔽部材
34が装着されるリンクレバー26はドア開口22の幅
方向外端側22aに位置する回転軸25の回りに回動す
る。そして、第2遮蔽部材35が装着されるドアの他方
の側縁部23bはドア開状態となった際にドア開口22
の幅方向外端側22a近傍に位置し、車幅方向でドア開
口部22寄りの位置で第1遮蔽部材34と第2遮蔽部材
35とが重なり、車室24内奥側に位置するドア23の
一方の側縁部23aに遮蔽部材33が露出することがな
い。
【0030】このため、ドア開状態における室内24側
の美観を向上でき見栄えがよい。また、床面32が上方
に傾斜していても、ドア23の一方の側縁部23aに遮
蔽部材33が露出することがないので、遮蔽部材33と
床面32との干渉を確実に防止することができ、ドア2
3の変位動作不良が生じることがない。
の美観を向上でき見栄えがよい。また、床面32が上方
に傾斜していても、ドア23の一方の側縁部23aに遮
蔽部材33が露出することがないので、遮蔽部材33と
床面32との干渉を確実に防止することができ、ドア2
3の変位動作不良が生じることがない。
【0031】また、ドア開状態となった際に第1遮蔽部
材34と第2遮蔽部材35とが重なる状態になる。この
場合、図10に示すように、第2遮蔽部材35はヒンジ
37を介してドア23に装着されているので、ヒンジ3
7を中心に第2遮蔽部材35が回動して第1遮蔽部材3
4やリンクレバー26との干渉が防止される。このた
め、ドア開状態となるドア23の変位動作が阻害される
ことがない。
材34と第2遮蔽部材35とが重なる状態になる。この
場合、図10に示すように、第2遮蔽部材35はヒンジ
37を介してドア23に装着されているので、ヒンジ3
7を中心に第2遮蔽部材35が回動して第1遮蔽部材3
4やリンクレバー26との干渉が防止される。このた
め、ドア開状態となるドア23の変位動作が阻害される
ことがない。
【0032】上記構成のグライドスライドドアのシール
構造は、リンクレバー26の先端部に枢支されるドア2
3の枢支部Pより一方の側縁部23a側の領域を遮蔽す
る第1遮蔽部材34と、ドア23の枢支部Pより他方の
側縁部23b側の領域を遮蔽する第2遮蔽部材35とに
分割して遮蔽部材32を構成し、第1遮蔽部材34をリ
ンクレバー26の車外側側面に装着し、第2遮蔽部材3
5を枢支部Pから他方の側縁部23b側のドア23に装
着している。
構造は、リンクレバー26の先端部に枢支されるドア2
3の枢支部Pより一方の側縁部23a側の領域を遮蔽す
る第1遮蔽部材34と、ドア23の枢支部Pより他方の
側縁部23b側の領域を遮蔽する第2遮蔽部材35とに
分割して遮蔽部材32を構成し、第1遮蔽部材34をリ
ンクレバー26の車外側側面に装着し、第2遮蔽部材3
5を枢支部Pから他方の側縁部23b側のドア23に装
着している。
【0033】このため、ドア閉状態の時は、第1遮蔽部
材34によってリンクレバー26の車外側が遮蔽されて
車外側からリンクレバー26が見えたりリンクレバー2
6に埃等が付着しやすくなってしまうことがなく、ま
た、第2遮蔽部材35が第1遮蔽部材34と略面一状態
でドア23の下縁部に存在し、ドア23の下部に奥まっ
た隙間が生じることがなく、遮蔽部材32に段差が生じ
ることがない。従って、ドア23の下縁部の外観が悪く
なって車両の見栄えが低下することがない。
材34によってリンクレバー26の車外側が遮蔽されて
車外側からリンクレバー26が見えたりリンクレバー2
6に埃等が付着しやすくなってしまうことがなく、ま
た、第2遮蔽部材35が第1遮蔽部材34と略面一状態
でドア23の下縁部に存在し、ドア23の下部に奥まっ
た隙間が生じることがなく、遮蔽部材32に段差が生じ
ることがない。従って、ドア23の下縁部の外観が悪く
なって車両の見栄えが低下することがない。
【0034】また、ドア開状態の時は、車室24内奥側
に位置するドア23の一方の側縁部23aに遮蔽部材3
3が露出することがなく、室内24側の美観を向上でき
見栄えがよい。また、第2遮蔽部材35はヒンジ37を
介してドア23に装着されているので、ドア開状態で第
1遮蔽部材34と第2遮蔽部材35とが重なる状態にな
ってもヒンジ37を中心に第2遮蔽部材35が回動して
第1遮蔽部材34との干渉が防止される。このため、ド
ア開状態となるドア23の変位動作が阻害されることが
ない。
に位置するドア23の一方の側縁部23aに遮蔽部材3
3が露出することがなく、室内24側の美観を向上でき
見栄えがよい。また、第2遮蔽部材35はヒンジ37を
介してドア23に装着されているので、ドア開状態で第
1遮蔽部材34と第2遮蔽部材35とが重なる状態にな
ってもヒンジ37を中心に第2遮蔽部材35が回動して
第1遮蔽部材34との干渉が防止される。このため、ド
ア開状態となるドア23の変位動作が阻害されることが
ない。
【0035】また、ドア23の下部の内側にはカバー3
6が装着されてリンクレバー26の車室24側を覆うよ
うにしているので、車室24側からの見栄えを低下させ
ることがない。更に、ドア23の一方の側縁部23aに
遮蔽部材33が露出することがないので、床面32が上
方に傾斜していても、遮蔽部材33と床面32との干渉
を確実に防止することができ、ドア23の変位動作不良
が生じることがない。
6が装着されてリンクレバー26の車室24側を覆うよ
うにしているので、車室24側からの見栄えを低下させ
ることがない。更に、ドア23の一方の側縁部23aに
遮蔽部材33が露出することがないので、床面32が上
方に傾斜していても、遮蔽部材33と床面32との干渉
を確実に防止することができ、ドア23の変位動作不良
が生じることがない。
【0036】上述したグライドスライドドアのシール構
造によると、外観の見栄えを低下させることなく、しか
もドア23の変位動作に悪影響を及ぼすことが全くない
ものとなる。
造によると、外観の見栄えを低下させることなく、しか
もドア23の変位動作に悪影響を及ぼすことが全くない
ものとなる。
【0037】
【発明の効果】本発明のグライドスライドドアのシール
構造によると、ドア閉状態の時は、第1遮蔽部材によっ
てリンクレバーの車外側が遮蔽されて車外側からリンク
レバーが見えたりリンクレバーに埃等が付着しやすくな
ってしまうことがなく、また、ドアの下部に奥まった隙
間が生じることがなく、遮蔽部材に段差が生じることが
ない。このため、ドアの下縁部の外観が悪くなって車両
の見栄えが低下することがない。また、ドア開状態の時
は、車室内奥側に位置するドアの一方の側縁部に遮蔽部
材が露出することがないので、室内側の美観を向上でき
見栄えがよく、第1遮蔽部材と第2遮蔽部材とが重なる
状態になっても第2遮蔽部材が回動して第1遮蔽部材や
リンクレバーとの干渉が防止され、ドア開状態となるド
アの変位動作が阻害されることがない。
構造によると、ドア閉状態の時は、第1遮蔽部材によっ
てリンクレバーの車外側が遮蔽されて車外側からリンク
レバーが見えたりリンクレバーに埃等が付着しやすくな
ってしまうことがなく、また、ドアの下部に奥まった隙
間が生じることがなく、遮蔽部材に段差が生じることが
ない。このため、ドアの下縁部の外観が悪くなって車両
の見栄えが低下することがない。また、ドア開状態の時
は、車室内奥側に位置するドアの一方の側縁部に遮蔽部
材が露出することがないので、室内側の美観を向上でき
見栄えがよく、第1遮蔽部材と第2遮蔽部材とが重なる
状態になっても第2遮蔽部材が回動して第1遮蔽部材や
リンクレバーとの干渉が防止され、ドア開状態となるド
アの変位動作が阻害されることがない。
【0038】この結果、外観の見栄えを低下させること
なく、しかもドアの変位動作に悪影響を及ぼすことが全
くないグライドスライドドアのシール構造とすることが
可能となる。
なく、しかもドアの変位動作に悪影響を及ぼすことが全
くないグライドスライドドアのシール構造とすることが
可能となる。
【0039】また、請求項2の発明では、ドアの下部の
内側にはカバーが装着されてリンクレバーの車室側を覆
うようにしているので、車室側からの見栄えを低下させ
ることがない。更に、請求項3の発明では、ドアの一方
の側縁部に遮蔽部材が露出することがないので、床面が
上方に傾斜していても、遮蔽部材と床面32との干渉を
確実に防止することができ、ドアの変位動作不良が生じ
ることがない。
内側にはカバーが装着されてリンクレバーの車室側を覆
うようにしているので、車室側からの見栄えを低下させ
ることがない。更に、請求項3の発明では、ドアの一方
の側縁部に遮蔽部材が露出することがないので、床面が
上方に傾斜していても、遮蔽部材と床面32との干渉を
確実に防止することができ、ドアの変位動作不良が生じ
ることがない。
【図1】本発明の一実施形態例に係るグライドスライド
ドアのシール構造を備えた大型バスの乗降口の側面図。
ドアのシール構造を備えた大型バスの乗降口の側面図。
【図2】乗降口を車室内側から見た斜視図。
【図3】図2中のドア下部の詳細図。
【図4】ドア開状態におけるドア下部の正面図。
【図5】図1中のV-V 線矢視図。
【図6】図4中のVI-VI 線矢視図。
【図7】図5中のVII-VII 線矢視図。
【図8】図5中のVIII-VIII 線矢視図。
【図9】図5中のIX-IX 線矢視図。
【図10】図6中のX-X 線矢視図。
【図11】グライドスライドドアを車室内側から見た斜
視図。
視図。
【図12】ドア下部の断面図。
【図13】ドアの開閉軌跡説明図。
21 車両 22 開口(ドア開口) 22a 幅方向一端側 23 ドア 23a 一方の側縁部 23b 他方の側縁部 24 車室 25 回転軸 26 リンクレバー 27 駆動レバー 28 ドアエンジン 29 支持レバー 30 ガイドレール 31 ガイドローラ 32 床面 33 遮蔽部材 34 第1遮蔽部材 35 第2遮蔽部材 36 カバー 37 ヒンジ 38,39 ブラケット
Claims (3)
- 【請求項1】 ドア開口部の幅方向一端側の車室側に鉛
直軸回りで回転自在な回転軸を設け、水平方向に延びる
リンクレバーの基端部を前記回転軸に取り付けると共
に、前記リンクレバーの先端部にドアの下部中央部を鉛
直軸回りで回転自在に枢支してなり、 前記回転軸の回転に伴う前記リンクレバーの回動によ
り、 前記ドアの幅方向における一方の側縁部が前記ドア開口
部の幅方向一端側に位置して前記ドア開口部を閉じるド
ア閉状態と、前記ドアの幅方向における一方の側縁部が
車室内奥側に位置すると共に前記ドアの幅方向における
他方の側縁部が前記ドア開口部の幅方向一端側に位置し
て前記ドア開口部を開くドア開状態との間で、 前記ドアが変位するグライドスライドドアにおいて、 前記ドアの下縁部と前記車室の床面との間を遮蔽する遮
蔽部材を前記ドアの下縁部位に装着し、 前記遮蔽部材は、前記リンクレバーの先端部に枢支され
る枢支部より前記一方の側縁部側の領域を遮蔽する第1
遮蔽部材と、前記枢支部より前記他方の側縁部側の領域
を遮蔽すると共に前記ドア閉状態において前記第1遮蔽
部材と略面一となる第2遮蔽部材とに分割して構成さ
れ、 前記第1遮蔽部材を前記リンクレバーの車外側側面に装
着すると共に、前記第2遮蔽部材を水平軸回りで回動自
在に前記ドアに装着したことを特徴とするグライドスラ
イドドアのシール構造。 - 【請求項2】 請求項1において、前記ドアの下部の内
側には、前記リンクレバーを遮蔽するカバーが装着され
ていることを特徴とするグライドスライドドアのシール
構造。 - 【請求項3】 請求項1において、前記遮蔽部材によっ
て前記ドアの下縁部との間が遮蔽される前記車室の床面
は、室内奥側に向かって上方に傾斜していることを特徴
とするグライドスライドドアのシール構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26842396A JP3216547B2 (ja) | 1996-10-09 | 1996-10-09 | グライドスライドドアのシール構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26842396A JP3216547B2 (ja) | 1996-10-09 | 1996-10-09 | グライドスライドドアのシール構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10115157A JPH10115157A (ja) | 1998-05-06 |
| JP3216547B2 true JP3216547B2 (ja) | 2001-10-09 |
Family
ID=17458287
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP26842396A Expired - Fee Related JP3216547B2 (ja) | 1996-10-09 | 1996-10-09 | グライドスライドドアのシール構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3216547B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103492206A (zh) * | 2011-04-12 | 2014-01-01 | 克诺尔-布里姆斯股份有限公司 | 用于车辆的滑动门 |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| AU2009300276B2 (en) * | 2008-10-02 | 2013-09-05 | Wabtec Holding Corp. | Skirt for slide-glide door |
| KR101477427B1 (ko) * | 2013-11-28 | 2014-12-30 | 현대제철 주식회사 | 오염방지 하우징용 도어의 방열커튼 |
-
1996
- 1996-10-09 JP JP26842396A patent/JP3216547B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103492206A (zh) * | 2011-04-12 | 2014-01-01 | 克诺尔-布里姆斯股份有限公司 | 用于车辆的滑动门 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH10115157A (ja) | 1998-05-06 |
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