JP2024065392A - 冷却装置 - Google Patents

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  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)

Abstract

【課題】ラジエータのアッパタンク内に想定以上の圧力が発生することを抑制する。【解決手段】冷却装置10は、アッパタンク12Aとロアタンク12Bとを有するラジエータ12と、第一配管13Aと、第二配管13Bと、第一配管から分岐して第二配管に接続された第三配管13Cとを含む循環経路13と、第二配管と第三配管との合流部13Dに設けられ、循環経路内の冷却媒体の温度に応じて循環経路を開閉制御するサーモスタット14と、第二配管においてサーモスタットよりも下流側に設けられ、冷却媒体を循環させるポンプ15と、ポンプ及びサーモスタットの間に設けられた接続箇所18と接続し、アッパタンク内の冷却媒体の一部を接続箇所へバイパスする補助配管16を備える。【選択図】図1

Description

本件は、内燃機関を冷却媒体により冷却する冷却装置に関する。
エンジン(内燃機関)の冷却装置は、エンジンとラジエータ間に冷却水などの冷却媒体を循環させる循環経路を設けて、エンジンの冷却を図るものである。
例えば特許文献1の冷却装置は、ウォータポンプによりエンジンの冷却のため冷却媒体を循環して、エンジンを冷却して高温となった冷却媒体をラジエータで冷却するとともに、サーモスタットで冷却媒体の温度により冷却媒体の循環経路を変更するように構成されている。
上記のような冷却装置は、一般的に、冷却装置内の圧力を調整して適切に保持できるように構成されている。例えば、特許文献1の冷却装置では、リザーブタンクを用いて圧力の上昇を抑えるようになっている。また、特許文献2の冷却装置では、サージタンクに取り付けたプレッシャキャップを用いて圧力の上昇を抑えるようになっている。
特開2002-4858号公報 特開2014-214619号公報
ところで、上記のような冷却装置では、車両の運転状況によってはラジエータ上部に設けられたアッパタンク内の圧力が想定以上の高圧になる場合がある。具体的には、例えば運転ミスなどによりエンジンが高回転、高負荷等で運転されると、アッパタンク内の圧力が想定以上の圧力(異常圧力)になるおそれがある。
よって、冷却装置では、ラジエータのアッパタンク内に想定以上の圧力が発生することを抑制するうえで改善の余地があった。
本件は、上記のような課題に鑑み創案されたものであり、ラジエータのアッパタンク内に想定以上の圧力が発生することを抑制することを目的の一つとする。
本件は、上記の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の態様又は適用例として実現できる。
適用例に係る冷却装置は、内燃機関を冷却媒体により冷却する冷却装置であって、上方に設けられたアッパタンクと下方に設けられたロアタンクとを有しており、前記アッパタンクから前記ロアタンクへ前記冷却媒体が流れる過程で前記冷却媒体を冷却するラジエータと、前記内燃機関と前記ラジエータの前記アッパタンクとを接続しており前記内燃機関を冷却した前記冷却媒体を前記アッパタンクへ流すための第一配管と、前記ラジエータの前記ロアタンクと前記内燃機関を接続しており前記ラジエータを通過した前記冷却媒体を前記内燃機関へ流すための第二配管と、前記第一配管から分岐して前記第二配管に接続されており前記冷却媒体を前記ラジエータへ流さず前記第二配管へ迂回するための第三配管とを含む循環経路と、前記第二配管と前記第三配管との接続箇所に設けられており、前記循環経路内の前記冷却媒体の温度に応じて前記循環経路を開閉制御するサーモスタットと、前記第二配管において前記サーモスタットよりも下流側に設けられており、前記冷却媒体を循環させるためのポンプと、前記アッパタンクと前記第二配管において前記ポンプ及び前記サーモスタットの間に設けられた接続箇所とを接続し、前記アッパタンク内の前記冷却媒体の一部を前記接続箇所へバイパスする補助配管と、を備えている。
適用例に係る冷却装置は、アッパタンクの冷却媒体の一部を、第二配管においてポンプ及びサーモスタットの間に設けられた接続箇所へバイパスする補助配管を備えている。そのため、アッパタンクの冷却媒体の一部を補助配管へ流し、アッパタンクから逃がす(オーバーフローする)ことできる。よって、アッパタンクに想定以上の高い圧力(異常圧力)がかかることが抑制される。その結果、アッパタンク内の圧力を最適な状態に維持できる。
適用例に係る冷却装置によれば、ラジエータのアッパタンク内に想定以上の圧力が発生することを抑制することができる。
適用例の係る冷却装置の側面図である。 (a),(b)は,図1の冷却装置の要部を拡大して示す断面図であって、(a)はプレッシャキャップが閉じた状態を示し、(b)はプレッシャキャップが開いた状態を示す。 適用例に係る冷却装置の変形例の説明図である。
図面を参照して、本件の適用例に係る冷却装置について説明する。以下の適用例はあくまでも例示に過ぎず、この適用例で明示しない種々の変形や技術の適用を排除する意図はない。下記の適用例の各構成は、それらの趣旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施できる。また、下記の適用例の各構成は、必要に応じて取捨選択でき、あるいは公知技術に含まれる各種構成と適宜組み合わせられる。
[1.構成]
図1は、一実施形態に係る冷却装置の側面図である。図1に示す冷却装置10は、トラック等の車両(図示省略)に搭載され、エンジン11(内燃機関)を冷却するものである。図1は、車両(図示省略)に搭載された冷却装置10を車両幅方向に沿ってみた側面図である。図中前後方向D1は、冷却装置10を搭載した車両の車長方向に対応し、上下方向D2は、車両の車高方向に対応する。また、以下の説明で「上流」,「下流」は、冷却媒体の流れ方向を基準に定める。
図1に示すように冷却装置10には、冷却対象であるエンジン11に対して車両の前方に配置されたラジエータ12と、エンジン11とラジエータ12との間で冷却媒体を循環させるための循環経路13とが設けられている。冷却媒体の例としては冷却水(クーラント液)が挙げられる。エンジン11内部には、図示しないウォータージャケットが設けられており、冷却水がウォータージャケットを通過する過程でエンジン11を冷却している。ラジエータ12と循環経路13とは、エンジン11の冷却に使用された冷却水を放熱して、エンジン11へ戻すために設けられている。図1中矢印は冷却水の流通方向を示す。
ラジエータ12は、エンジン11の冷却に使用された冷却水を放熱するための熱交換器である。ラジエータ12には、アッパタンク12A,ロアタンク12B及びコア12Cが含まれている。
アッパタンク12Aは、ラジエータ12の上部に設けられており、内部にエンジン11側からの冷却水を貯留する空間を有する。ロアタンク12Bは、ラジエータ12の下部に設けられており、内部にラジエータ12を通過して放熱された冷却水を貯留する空間を有する。コア12Cは、アッパタンク12Aとロアタンク12Bとの間に設けられており、アッパタンク12Aからの冷却水がコア12Cを通過してロアタンク12Bへ流れる過程で冷却水を放熱させる部材である。なお、アッパタンク12Aのハウジングとコア12Cとは、図示しないカシメ部を介して固定されている。コア12Cは、冷却水が流れるチューブ(図示せず)と通風が当たる表面積を広くするためのフィン(図示せず)とで構成されている。
循環経路13には、アッパ配管(第一配管)13Aと、ロア配管(第二配管)13Bと、バイパス配管(第三配管)13Cと、が含まれている。
アッパ配管13Aは、エンジン11内部のウォータージャケットの出口(図示省略)とアッパタンク12Aとを接続するパイプであり、冷却装置10の上方で前後方向D1に沿って延在している。このアッパ配管13Aは、エンジン11の冷却に使用された冷却水をアッパタンク12Aへ流すために設けられている。
ロア配管13Bは、ロアタンク12Bとエンジン11内部のウォータージャケットの入口(図示省略)とを接続するパイプであり、アッパ配管13Aに対して下方で前後方向D1に沿って延在している。このロア配管13Bは、ラジエータ12を通過して放熱された冷却水をエンジン11へ戻すために設けられている。
バイパス配管13Cは、アッパ配管13Aの途中から分岐してロア配管13Bに接続されるパイプであり、アッパ配管13Aとロア配管13Bとの間で上下方向D2に沿って延在している。このバイパス配管13Cは、エンジン11の冷却に使用された冷却水をラジエータ12へ流さずロア配管13Bへ迂回するために設けられている。
ロア配管13Bとバイパス配管13Cとの合流部13Dには、循環経路13内の冷却水の温度に応じて循環経路13を開閉制御するサーモスタット14が設けられている。また、ロア配管13Bにおいてサーモスタット14よりも下流側にはポンプ15が設けられている。ポンプ15は、エンジン11によって駆動され、エンジン11,ラジエータ12及び循環経路13内で冷却水を循環させる。図1のポンプ15は、ロア配管13Bの最下流、すなわち、エンジン11内部のウォータージャケットの入口(図示省略)に配置されている。
サーモスタット14は、循環経路13内の冷却水の温度に応じて自動作動するバルブであり、冷却水の温度が設定値より低いときはロア配管13Bを閉じる。これによって、ロア配管13B内の冷却水の流れが阻止され、冷却水はバイパス配管13Cを通ってエンジン11へ流れる。一方、冷却水の温度が設定値より高くなると、サーモスタット14はロア配管13Bを開き、バイパス配管13C内の冷却水の流れを阻止する。これにより、冷却水はロア配管13Bを通ってエンジン11に流れる。
冷却装置10には、気水分離するためのサージタンク20が設けられている。サージタンク20は、エンジン11内のウォータージャケット(図示省略)及びラジエータ12のアッパタンク12Aよりも上方に配設されており、冷却水に混入している気泡を分離する機能を有する。サージタンク20は、アッパタンク12Aに接続された取水配管(第四配管)21と、ロア配管13Bに接続された送水配管(第五配管)22とを介して、循環経路13に接続されている。送水配管22の下流端は、具体的には、ロア配管13Bにおけるポンプ15直近に接続されている。
サージタンク20が給水されると、冷却水は送水配管22を介してロア配管13B(循環経路13)へ供給され、そして循環経路13を介してアッパタンク12Aに供給される。アッパタンク12A内の冷却水は、取水配管21を通ってサージタンク20へ戻され、かつ循環経路13に介在したエアはサージタンク20内で気泡が除去される。
また、サージタンク20の上部には第一プレッシャキャップ23が取り付けられている。第一プレッシャキャップ23は、冷却装置10内の圧力を所定の圧力に調整するための調圧弁である。第一プレッシャキャップ23により冷却装置10内の圧力が所定の圧力で維持されるようになっている。なお、第一プレッシャキャップ23は、周知のどうような構成であってもよい。
本実施形態の冷却装置10には、ラジエータ12のアッパタンク12Aとロア配管13Bとを接続する補助配管16と、補助配管16の上流端16A(一端)を開閉するための第二プレッシャキャップ17とが設けられている。
補助配管16は、アッパタンク12A内の冷却水の一部をロア配管13Bにおける接続箇所18へバイパスするためのパイプ(追加配管)である。
補助配管16の上流端16Aは、アッパタンク12Aの上部に取り付けられている。補助配管16の上流端16Aの取り付け位置は、具体的には、アッパ配管13Aの接続口よりも上方に設定されている。
補助配管16の下流端16Bは、ロア配管13Bの接続箇所18に接続されている。接続箇所18は、ロア配管13Bにおいてサーモスタット14とポンプ15との間の適宜の箇所に設定されている。詳しくは、接続箇所18は、ポンプ15の手前が圧力の低い箇所であること、及び、ポンプ15付近の圧力低下を抑制する観点から、ポンプ15直近に設定されることが好ましい。
第二プレッシャキャップ17は、アッパタンク12A内の圧力が想定以上に高い高圧(異常圧力)になった場合に開弁し、アッパタンク12A内の冷却媒体の一部を補助配管16へ逃がす開閉弁である。すなわち、補助配管16は、第二プレッシャキャップ17を介してアッパタンク12Aに接続されている。第二プレッシャキャップ17の取り付け位置は、アッパタンク12Aの上部であり、ラジエータ12で最も上方の箇所である。
上記の「異常圧力」とは、アッパタンク12Aで予め想定された所定の圧力よりも高い高圧状態である。
図2(a),(b)は第二プレッシャキャップ17の構成例の説明図であり、図2(a)は第二プレッシャキャップ17の閉状態を示し、図2(b)は第二プレッシャキャップ17の開状態を示す。
図2(a),(b)に示すように、第二プレッシャキャップ17には、キャップ本体17Aと、バネ17Bと、弁17Cとが含まれている。
キャップ本体17Aは、アッパタンク12Aの上部から突設されたラジエータ側パイプ19の上部開口に脱着自在に取り付けられた蓋である。このラジエータ側パイプ19に対して補助配管16の上流端16Aが接続されている。
バネ17Bは、キャップ本体17Aと弁17Cとの間に介装された圧縮コイルバネであり、アッパタンク12A内の圧力が所定値よりも高くなったときに収縮するように設定されている。弁17Cは、ラジエータ側パイプ19内に設けられた内管19Aの開口端を開閉するバルブ体である。
アッパタンク12A内の圧力が所定値以下の通常状態では、図2(a)に示すように、弁17Cがバネ17Bにより押下されて内管19Aを閉じている。一方、アッパタンク12A内の圧力が所定値よりも大きい異常圧力の状態では、図2(b)に示すようにバネ17Bが押縮されるとともに弁17Cが開く。そして、内管19Aの開口端から冷却水が流出する。内管19Aから流出した冷却水は、アッパタンク12A内に戻らずに補助配管16へ流れるようになっている。図中矢印は冷却水の流通方向を示す。
なお、第二プレッシャキャップ17は、上記の構成に限らず周知のどうような構成であってもよい。
[2.作用及び効果]
本適用例に係る冷却装置10によれば、アッパタンク12A内の冷却水の一部をロア配管13B上の接続箇所18へバイパスする補助配管16と、アッパタンク12A内が異常圧力になったときに開弁する第二プレッシャキャップ17とが設けられている。そのため、アッパタンク12A内の圧力が想定以上の高圧(異常圧力)状態になった場合、第二プレッシャキャップ17が開弁して、アッパタンク12A内の冷却水の一部を補助配管16へ流し、アッパタンク12Aから逃がす(オーバーフローする)ことできる。よって、アッパタンク12A内に異常圧力がかかることが抑制される。その結果、ラジエータ12のアッパタンク12A内の圧力を最適な状態に維持できる。
また、本適用例に係る冷却装置10では、異常圧力が発生した時にだけ冷却水をバイパスするので、ラジエータ12の冷却性能を低下させることがない。また、補助配管16の下流端16Bが接続された接続箇所18は、ポンプ15の近傍であるため、アッパタンク12A内よりも圧力が低くなり、圧力差により冷却水が補助配管16を流れやすくなる。この接続箇所18へ冷却水をバイパスすることで、ポンプ15近傍での圧力低下を抑制することができる。
本適用例に係る冷却装置10では、サージタンク20に第一プレッシャキャップ23が設けられており、この第一プレッシャキャップ23が冷却装置10の圧力を規定値に調圧している。しかし、ラジエータ12とサージタンク20とが離間して設けられているため、車両の運転状況によっては、アッパタンク12Aの圧力が第一プレッシャキャップ23の規定値よりも高い異常圧力になる場合がある。
具体的には、例えば運転ミスなどによりエンジンが高回転、高負荷等で運転されると、アッパタンク12Aに想定以上の圧力(異常圧力)が生じるおそれがある。この点、本適用例に係る冷却装置10では、アッパタンク12Aに補助配管16と第二プレッシャキャップ17とが設けられているので、第一プレッシャキャップ23の規定値よりも高い異常圧力が発生し得る運転状況においても、アッパタンク12A内に異常圧力がかかることが抑制される。
また、本適用例に係る冷却装置10では、アッパタンク12Aの上部に第二プレッシャキャップ17の取り付けることで、アッパタンク12A内に空気だまりが生じにくい。そのため、ラジエータ12の冷却性能の低下やラジエータ12へのダメージが抑制される。
そのうえ、本適用例に係る冷却装置10では、第二プレッシャキャップ17からアッパタンク12A内に冷却水を注水できる。すなわち、第二プレッシャキャップ17を追加的に設けたことで注水箇所が増設されるので、注水作業の効率化を図ることができる。
[3.その他]
図3は、変形例に係る冷却装置10′の側面図である。図3の冷却装置10′は、第二プレッシャキャップ17が備えられていない点が図1の冷却装置10と異なり、その他は共通である。共通の事項には、図1の冷却装置10と共通の符号を付与して、説明を省略する。
図3の冷却装置10′では、補助配管16′は、第二プレッシャキャップ17を介さずに、アッパタンク12Aの上部に直接接続されている。この場合、アッパタンク12A内の冷却水の一部が補助配管16′へ常時流れる(バイパスされる)。
変形例に係る冷却装置10′によれば、アッパタンク12Aの上部に補助配管16′を接続するだけの簡単な構成で、アッパタンク12A内での異常圧力の発生を抑制することができる。
補助配管16′の流量は、補助配管16′の管径と長さとにより設定される。そのため、補助配管16′の管径と長さとは、アッパタンク12A内の異常圧力の抑制(すなわちバイパス流量の確保)と、冷却性能の確保(すなわちバイパス流量の抑制)とを両立する観点から設定される。補助配管16の管径と長さとを適切に設定することで、アッパタンク12A内の異常圧力の抑制と冷却性能の確保とを両立することができる。
10,10′ 冷却装置
11 エンジン
12 ラジエータ
12A アッパタンク
12B ロアタンク
12C コア
13 循環経路
13A アッパ配管(第一配管)
13B ロア配管(第二配管)
13C バイパス配管(第三配管)
13D 合流部
14 サーモスタット
15 ポンプ
16,16′ 補助配管
17 第二プレッシャキャップ
17A キャップ本体
17B バネ
17C 弁
18 接続箇所
19 ラジエータ側パイプ
19A 内管
20 サージタンク
21 取水配管
22 送水配管
23 第一プレッシャキャップ

Claims (1)

  1. 内燃機関を冷却媒体により冷却する冷却装置であって、
    上方に設けられたアッパタンクと下方に設けられたロアタンクとを有しており、前記アッパタンクから前記ロアタンクへ前記冷却媒体が流れる過程で前記冷却媒体を冷却するラジエータと、
    前記内燃機関と前記ラジエータの前記アッパタンクとを接続しており前記内燃機関を冷却した前記冷却媒体を前記アッパタンクへ流すための第一配管と、前記ラジエータの前記ロアタンクと前記内燃機関を接続しており前記ラジエータを通過した前記冷却媒体を前記内燃機関へ流すための第二配管と、前記第一配管から分岐して前記第二配管に接続されており前記冷却媒体を前記ラジエータへ流さず前記第二配管へ迂回するための第三配管とを含む循環経路と、
    前記第二配管と前記第三配管との合流部に設けられており、前記循環経路内の前記冷却媒体の温度に応じて前記循環経路を開閉制御するサーモスタットと、
    前記第二配管において前記サーモスタットよりも下流側に設けられており、前記冷却媒体を循環させるためのポンプと、
    前記アッパタンクと前記第二配管において前記ポンプ及び前記サーモスタットの間に設けられた接続箇所とを接続し、前記アッパタンク内の前記冷却媒体の一部を前記接続箇所へバイパスする補助配管と、を備えた
    ことを特徴とする冷却装置。
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