JP2024064525A - アクセサリ装置、システム、レンズ装置、および撮像装置 - Google Patents

アクセサリ装置、システム、レンズ装置、および撮像装置 Download PDF

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Abstract

【課題】例えば、例えば、消費電力の制限に有利なアクセサリ装置を提供する。【解決手段】第1装置に装着可能なアクセサリ装置であって、前記第1装置と通信するための第1接点と、前記第1装置から給電される第2接点と、前記第2接点での電圧を検出する電圧検出部と、前記アクセサリ装置に流れる電流を検出する電流検出部と、前記第1接点を介して受信した前記アクセサリ装置の消費電力の上限および前記アクセサリ装置への供給電圧に関する情報と、前記電圧検出部により検出された検出電圧の情報と、前記電流検出部により検出された検出電流の情報とに基づいて、消費電力を制御する制御部とを有することを特徴とする。【選択図】図3

Description

本発明は、アクセサリ装置、システム、レンズ装置、および撮像装置に関する。
交換式レンズ装置は、物体距離(焦点位置)や焦点距離等を手動で変更可能な機構を有する。また、当該機構と機械的に結合して、当該機構を電動駆動することができる駆動ユニットが知られている。レンズ装置と駆動ユニットとの間では、光学部材の駆動制御に必要な情報の通信が行われる。また、駆動ユニットへの電源供給は、レンズ装置を介して撮像装置から行われうる(特許文献1)。
特開2015-28538号公報
撮像装置の電気接点とレンズ装置(アクセサリ装置)の電気接点との間の抵抗(電気抵抗)やレンズ装置の電気接点と駆動ユニット(アクセサリ装置)の電気接点との間の抵抗によって、レンズ装置や駆動ユニットへの供給電力が変化しうる。
本発明は、例えば、消費電力の制限に有利なアクセサリ装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明のアクセサリ装置は、第1装置に装着可能なアクセサリ装置であって、前記第1装置と通信するための第1接点と、前記第1装置から給電される第2接点と、前記第2接点での電圧を検出する電圧検出部と、前記アクセサリ装置に流れる電流を検出する電流検出部と、前記第1接点を介して受信した前記アクセサリ装置の消費電力の上限および前記アクセサリ装置への供給電圧に関する情報と、前記電圧検出部により検出された検出電圧の情報と、前記電流検出部により検出された検出電流の情報とに基づいて、消費電力を制御する制御部とを有することを特徴とする。
ことを特徴とする。
本発明によれば、例えば、消費電力の制限に有利なアクセサリ装置を提供することができる。
実施例1の撮像装置のブロック図である。 実施例1のカメラ装置の動作を示すフローチャートである。 実施例1のレンズ装置の動作モード決定方法を示すフローチャートである。 実施例2の撮像装置のブロック図である。 実施例2のレンズ装置の動作を示すフローチャートである。 実施例2のドライブユニットの動作モード決定方法を示すフローチャートである。
[実施例1]
以下、図1乃至図3を参照して、本発明の第1の実施例による、アクセサリ装置としてのレンズ装置について説明する。図1は撮像装置1のブロック図である。
撮像装置1はレンズ装置2と、レンズ装置2が着脱可能(装着可能)に装着されるカメラ装置3とを備える。
カメラ装置3は、カメラCPU300、制御系電源301、駆動系電源302、レンズ通信部303、レンズ装着検出部304、レンズ装置2によって形成された像を撮る不図示の撮像素子、及び焦点検出ユニット305が設けられている。カメラCPU300は、カメラ装置3の全ての制御を司っており、RAM、ROM、EEPROM、A/Dコンバータを内蔵している。
制御系電源301は、カメラCPU300や、焦点検出ユニット305、不図示の測光部等の消費電力が比較的小さく安定した出力電圧を必要とする制御系回路に電力を供給する。更に、制御系電源301はマウント306を介してレンズ装置2の制御系回路への電力供給も行う。
駆動系電源302は不図示のシャッター制御部等の消費電力が比較的大きい駆動系回路に電力を供給する。更に、駆動系電源302はマウント306を介してレンズ装置2の駆動系回路への電力供給も行う。駆動系電源302の電圧(供給電圧)は、カメラ装置3に備えられた不図示のカメラ電圧検出部によって検出される。
レンズ通信部303は後述するレンズ装置2のレンズ通信部205を介して、レンズCPU200と通信を行うための複数の通信端子を有し、焦点距離情報や測光情報、ID情報などを送受信する。レンズ装着検出部304は、レンズ装置2が装着されたことを検出する。
焦点検出ユニット305は、レンズ装置2からの光束を用いて被写体のデフォーカス量を検出する、いわゆる位相差検出型の焦点検出ユニットである。マウント306は、レンズ装置2のマウント208と機械的に結合する複数の電気接点を有する。複数の電気接点は、レンズ装置2と通信を行う接点と、レンズ装置2に電力を給電する接点を含む。
レンズ装置2には、レンズCPU(制御部)200、フォーカスレンズ201、フォーカスレンズ駆動回路202、絞りユニット203、絞り駆動回路204、レンズ通信部205、ズーム位置検出部206が設けられている。また、レンズ装置2には、電力検出部(電流検出部)207、マウント208、ズームレンズ(可動光学部材)209、フォーカス操作部210、絞り操作部211、ズーム操作部212が設けられている。
レンズCPU200は、レンズ装置2内の全ての制御を司っており、RAM、ROM、EEPROM、A/Dコンバータ等を内蔵している。
フォーカスレンズ駆動回路(駆動手段)202は、レンズCPU200からの命令に従ってフォーカスレンズ(被駆動部、可動光学部材)201を光軸に沿って駆動させることで焦点調整を行う。また、フォーカス操作部210は、手動で操作することでフォーカスレンズ201を外部から駆動可能に構成されている。
絞り駆動回路(駆動手段)204は、レンズCPU200からの命令に従って絞りユニット(被駆動部、可動光学部材)203を駆動させることでF値を制御する。絞り操作部211は、手動で操作することで絞りユニット203を外部から駆動可能に構成されている。
レンズ通信部205は、レンズ通信部303を介してカメラCPU300と通信を行い、焦点距離情報や測光情報、ID情報などを送受信する。
ズーム位置検出部206は、焦点距離を調整するズームレンズ209の位置であるズーム位置を検出し、検出されたズーム位置はレンズCPU200によって管理される。電力検出部207は、フォーカスレンズ駆動回路202及び絞り駆動回路204で消費される電力を検出する。
マウント208は、カメラ装置3のマウント306と機械的に結合された複数の電気接点を有する。電気接点は、カメラ装置3と焦点距離情報や測光情報、ID情報などを送受信するための第1接点と、カメラ装置3から電力を受電するための第2接点とを含む。
次に、図2のフローチャートを用いてカメラ装置3からレンズ装置2への給電と、レンズ装置2の動作モードについて説明する。
ステップS201において、カメラCPU300は、レンズ装着検出部304によりレンズ装置2のカメラ装置3への装着状態を検出する。レンズ装置2のカメラ装置3への装着状態の検出方法は、例えば装着検出用の端子を設け、レンズ装置2が接続されている時にはGNDにショートして、接続されていない時にはオープンにすることで実現することができる。レンズ装置2が非装着の場合は、装着されるまで次のステップには進まず、装着されるとステップS202に進む。
ステップS202において、カメラCPU300は、カメラ装置3に内蔵されている不図示のバッテリの残量を確認する。バッテリ残量が50%以上の場合は、ステップS203に進み、そうでない場合はステップS205へ進む。ここで、本実施例では規準とするバッテリ残量の閾値を50%としたが、本発明はこれに限定されることはない。カメラ装置3に内蔵されているバッテリ容量、カメラ装置3の電力仕様、カメラ装置3に接続されるレンズ装置2の電力仕様、使用される環境の温度等に基づき、規準とするバッテリ残量の閾値を変更してもよい。
ここで、本実施例ではバッテリ残量に基づく分岐としたが、バッテリからの給電ではなく、商用電源や安定化電源等から外部給電されている場合は常にステップS203またはステップS204に進むフローとしてもよい。
ステップS203において、カメラCPU300は、カメラ装置3の撮影モードを確認する。動作モードが静止画撮影モードの場合はステップS204に進み、動画撮影モードの場合はステップS205に進む。ここで本実施例では撮影モードによって変更したが、カメラ装置3の消費電力によって変更するようにしてもよい。
ステップS204では、カメラCPU300は、レンズ装置2に通知するレンズ装置2が使用可能な電力情報(消費電力の上限)をHIGH(第2閾値より大きい状態)に設定し、ステップS206へ進む。この状態は、カメラ装置3内で基準として定められた、バッテリの残量が十分にあり、カメラ装置3での消費電力が少ない場合なので、レンズ装置2での使用可能電力(消費電力の上限)が大きいことを示している。
ステップS205では、カメラCPU300は、レンズ装置2に通知するレンズ装置2が使用可能な電力情報をLOW(第2閾値以下の状態)に設定し、ステップS206へ進む。この状態は、カメラ装置3内で基準として定められた、バッテリ残量が少ないか、バッテリ残量は十分にあるがカメラ装置3の消費電流が大きい場合であるので、レンズ装置2での使用可能電力が小さいことを示している。
ステップS206では、カメラCPU300は、レンズ通信部303を介してレンズ装置2に使用可能電力情報と、不図示のカメラ電圧検出部によって検出された駆動系電源302のカメラ電圧情報(供給電圧)を通知する。
次に、図3のフローチャートを用いてレンズ装置2の動作モードの決定方法について説明する。
ステップS301において、レンズCPU200は、カメラ装置3から受信した使用可能電力情報とカメラ電圧情報を確認する。レンズCPU200は、カメラ電圧情報をカメラ電圧VCとして不図示のRAMに保存し、ステップS302に進む。
ステップS302では、レンズCPU200は、後述するステップS310、S311、S312において動作モードが確定するまで、一時的に動作モードを制限動作モードに設定して、ステップS303に進む。後述するように、制限動作モードの状態では、電力制限を設定してアクチュエータを駆動するため、カメラ装置3から供給される電力に対して、消費する電力が大き過ぎることによる、トリップや制御不能に至る可能性を下げることができる。
ステップS303では、レンズCPU200は、フォーカスレンズ201の位置を確定するためのリセット動作を開始してステップS304へ進む。リセット動作は、例えば、不図示のフォトインタラプタによる位置検出素子と、ステッピングモータとドライバ回路からなるフォーカスレンズ駆動回路202のパルス制御により実現することができる。本実施例では、フォーカスのリセット駆動としたが、他の駆動回路を動作させてもよい。
ステップS304では、レンズCPU200は、レンズCPU200に内蔵された不図示のA/Dコンバータ(電圧検出部)により、ステップS303で開始した動作中の駆動電源電圧(検出電圧)を検出し、ステップS305へ進む。一般的にレンズCPU200で使用される制御電源電圧は駆動電源電圧よりも低いため、レンズCPU200は、例えば、抵抗分圧した後の電圧を用いて検出を行う。検出された駆動電源電圧(検出電圧)は、不図示のRAMにレンズ電圧VLとして保存される。
ステップS305では、レンズCPU200は、レンズCPU200に内蔵された不図示のA/Dコンバータ(電流検出部)により、ステップS303で開始した動作中の駆動電源電流(検出電流)を検出し、ステップS306に進む。そのまま直接電流を検出することができないため、例えば、抵抗に流れる電流によって生じる電位差を検出することを介して電流を検出する構成としても良く、電流検出用のICとの通信によって取得してもよい。検出した電流値は、レンズ電流ILとして不図示のRAMに保存する。
ステップS306では、レンズCPU200は、保存したカメラ電圧VCとレンズ電圧VL及びレンズ電流ILに基づき電気接点抵抗RCLを算出し、ステップS307へ進む。
ステップS307では、レンズCPU200は、ステップS306で算出した電気接点抵抗RCLと、第1閾値RLIMとを比較する。電気接点抵抗RCLが第1閾値RLIM以下である場合はステップS308へ進み、電気接点抵抗RCLが第1閾値RLIMより大きい場合はステップS312へ進む。
ステップS308では、ステップS301で取得した使用可能電力情報がHIGHかどうか(使用可能な消費電力が第2閾値より大きいかどうか)を確認する。使用可能電力情報がHIGHの場合(使用可能な消費電力が第2閾値より大きい場合)はステップS309へ進み、そうでない場合はステップS311へ進む。
ステップS309では、ステップS306で算出した電気接点抵抗RCLと第1閾値RLIMよりも小さい第3閾値RTHを比較する。電気接点抵抗RCLの方が第3閾値RTHより小さい場合はステップS310へ進み、電気接点抵抗RCLが第3閾値RTH以上である場合はステップS311へ進む。
ステップS310では、レンズCPU200は、レンズ装置2の動作モードを通常消費電力モードに設定する。通常消費電力モードでは、各アクチュエータの動作に電力制限を設定せずに駆動させる。
ステップS311では、レンズCPU200は、レンズ装置2の動作モードを制限動作モードに設定する。制限動作モードでは、各アクチュエータの動作に電力制限を設定して駆動させる。
ステップS312では、レンズCPU200は、レンズ装置2の駆動を停止(動作を禁止)し、カメラ装置3に対して動作不可であることを通知する。カメラ装置3は例えば不図示の液晶に、レンズ装置2が動作不可であることの表示や、接点の清掃を促す表示を行ってもよい。
以上のように供給電力と電気接点抵抗から動作モードを変更することで、電気接点の状態に依らず適切に動作することを可能にした駆動装置を提供することができる。
[実施例2]
以下、図4乃至図6を参照して、本発明の第2の実施例による、駆動装置について説明する。なお、第1の実施例と同じ構成については、同一の番号を付して説明を省略する。
図4は撮像装置1000のブロック図である。撮像装置1000はレンズ装置2000に着脱可能に装着されるドライブユニット4を備える。レンズ装置2000は、ドライブユニット通信部213、電源スイッチ部214、ドライブユニット装着検出部215、マウント216が設けられている。
ドライブユニット通信部213は、ドライブユニット4に内蔵されたドライブユニット通信部401を介してドライブユニットCPU400と通信を行う。電源スイッチ部214はレンズCPU200の操作によりドライブユニット4に制御系電源と駆動系電源を供給するか切断するかの操作を行う。ドライブユニット装着検出部215は、ドライブユニット4が装着されたことを検出する。マウント216は、ドライブユニット4のマウント407と機械的に結合された複数の電気接点を有する。電気接点は、ドライブユニット4と通信を行う接点と、ドライブユニット4に電力を給電する接点を含む。
ドライブユニット4には、ドライブユニットCPU(制御部)400、ドライブユニット通信部401、電力検出部402、除電回路(負荷回路)406、ズーム駆動回路403、ズーム操作スイッチ404、マウント407が設けられている。ドライブユニットCPU400は、ドライブユニット4の全ての制御を司っており、内部にはRAM、ROM、EEPROM、A/Dコンバータ等を内蔵している。
ドライブユニット通信部401は、レンズ装置2000に内蔵されたドライブユニット通信部213を介してレンズCPU200と通信を行い、焦点距離情報やズームの駆動速度、ID情報などを送受信する。電力検出部402は、除電回路406及びズーム駆動回路403で消費される電力を検出する。
ズーム駆動回路403は、ドライブユニットCPU400からの命令に基づき、ズーム操作部212に機械的に結合(係合)するズーム駆動ユニット(被駆動部)405を駆動することで、レンズ装置2000の焦点距離調整を行う。ズーム操作スイッチ404はレンズ装置2000の焦点距離調整を行う際に操作され、ズーム操作スイッチ404の操作情報はドライブユニットCPU400にて管理される。
除電回路406は、駆動系電源に溜まった電荷を、ズーム駆動ユニット405を動作させずに除電するための回路であり、例えば抵抗をON/OFF操作可能なFETなどを介してGNDに接地する回路を組むことで実現できる。
マウント407は、レンズ装置2000のマウント216と機械的に結合された複数の電気接点を有する。電気接点は、レンズ装置2000と焦点距離情報やズームの駆動速度、ID情報などを送受信するための第1接点と、レンズ装置2000から電力を受電するための第2接点とを含む。
ズーム駆動ユニット405は、前記アクセサリ装置は、被駆動部と駆動手段とが機械的に結合された結合状態と切り離された非結合状態との間で切換え可能なクラッチ機構(切替部)を有していてもよい。クラッチ機構を連結することにより、ズーム操作部(操作部材)212とズーム駆動ユニット405とが機械的に結合した結合状態(動力が伝達可能な状態)となる。クラッチ機構を開放することにより、ズーム操作部212とズーム駆動ユニット405とが機械的に結合していない(動力が伝達されない)非結合状態となる。非結合状態では、オペレータのズーム操作部212の操作によるマニュアルズーム操作(駆動操作)を容易にすることができる。
次に、図5のフローチャートを用いて実施例2におけるレンズ装置2000の動作について説明する。なお、カメラ装置3からレンズ装置2000への給電と動作モードに関する処理(図2)と、レンズ装置2000の動作モードの決定に関する処理(図3)はなされているものとする。
ステップS501では、レンズCPU200は、ドライブユニット装着検出部215によりドライブユニット(以後、DUとも記載する)4の装着状態を検出する。装着状態の検出方法は、例えば装着検出用の端子を設け、ドライブユニット4を接続時にGNDにショートして、非接続時にオープンにすることで実現することができる。ドライブユニット4が非装着の場合は、ドライブユニット4の装着状態が検出されるまで次のステップには進まずステップS501を繰り返す。ドライブユニット4の装着状態が検出されるとステップS502に進む。
ステップS502では、レンズCPU200は、電源スイッチ部214を操作して制御系電源の電力供給を行い、ステップS503に進む。制御系電源の供給を開始することで、ドライブユニットCPU400が起動する。
ステップS503では、レンズCPU200は、レンズCPU200とドライブユニットCPU400の間で通信が確立できたかどうかを確認する。通信が確立するまでは次のステップに進まずステップS503の確認を繰り返し、通信が確立したらステップS504に進む。本実施例では、通信が確立するまで通信確認を行うとしたが、所定の時間や繰り返しの回数を経ても、レンズCPU200とドライブユニットCPU400の間で通信が確立できなければ処理を終了してもよい。
ステップS504では、レンズ装置2000の動作モードが通常消費電力モードの場合は、ステップS506へ進み、通常消費電力モードでない場合はステップS505へ進む。
ステップS505では、レンズ装置2000の動作モードが低消費電力モードの場合は、ステップS507へ進み、低消費電力モードでない場合はステップS508へ進む。
ステップS506では、レンズCPU200は、使用可能電力情報をHIGH(大電力状態)として、レンズ電圧VLと合わせてドライブユニットCPU400に通知してステップS509へ進む。
ステップS507では、レンズCPU200は、使用可能電力情報をLOW(小電力状態)として、レンズ電圧VLと合わせてドライブユニットCPU400に通知してステップS509へ進む。
ステップS508では、レンズCPU200は、ドライブユニットCPU400に駆動不可であると通知して、処理を終了する。
ステップS509では、レンズCPU200は、電源スイッチ部214を操作して、駆動系電源の電力供給を行い、処理を完了する。本実施例では、ドライブユニット4に通知する使用可能電力情報をレンズ装置2の動作モードと同一としたが、例えばレンズ装置2の消費電力によって変更してもよい。
次に、図6を用いてドライブユニット4の動作モードの決定方法について説明する。
ステップS601では、ドライブユニットCPU400は、レンズ装置2から受信した使用可能電力情報とレンズ電圧VLを不図示のRAMに格納し、ステップS602へ進む
ステップS602では、ドライブユニットCPU400は、ズーム操作スイッチ404の押下やレンズCPU200を介したズーム駆動ユニット405の駆動命令があるかどうかを判断する。駆動命令がない場合(非駆動時)は、ステップS603へ進み、駆動命令がある場合(駆動時)はステップS604へ進む。
ステップS603では、ドライブユニットCPU400は、除電回路406を動作させて、ズーム駆動ユニット405を駆動させずに電流が流れる状態にして、ステップS604へ進む。
ステップS604では、ズーム駆動ユニット405若しくは、除電回路406が動作している状態となる。この時の駆動電圧(検出電圧)をドライブユニットCPU400に内蔵された不図示のA/Dコンバータ(電圧検出部)により検出し、不図示のRAMにDU電圧VDとして格納し、ステップS605へ進む。
ステップS605では、ドライブユニットCPU400に内蔵された不図示のA/Dコンバータ(電流検出部)により、駆動電源電流(検出電流)を検出し、検出結果を不図示のRAMにDU電流VDIとして格納し、ステップS606へ進む。
ステップS606では、除電回路406が動作中の場合は動作を停止させ、非動作中の場合は何もせずにステップS607へ進む。
ステップS607では、ドライブユニットCPU400は、保存したレンズ電圧VLとDU電圧VD及び、DU電流VDIから電気接点抵抗RLDを算出し、ステップS608へ進む。
ステップS608では、ステップS607で算出した電気接点抵抗RLDと、第1閾値RLIM2を比較する。電気接点抵抗RLDの方が第1閾値RLIM2より大きい場合はステップS613へ進み、第1閾値RLIM2以下である場合はステップS609へ進む。
ステップS609では、ステップS601で取得した使用可能電力情報がHIGHかどうか(使用可能な消費電力が第2閾値より大きいかどうか)を確認する。使用可能電力情報がHIGHの場合(使用可能な消費電力が第2閾値より大きい場合)はステップS610へ進み、そうでない場合はステップS612へ進む。
ステップS610では、ステップS607で算出した電気接点抵抗RLDと第1閾値RLIMよりも小さい第3閾値RTH2を比較する。電気接点抵抗RLDの方が第3閾値RTH2より小さい場合はステップS611へ進み、電気接点抵抗RLDが第3閾値RTH2以上である場合はステップS612へ進む。
ステップS611では、ドライブユニット4の動作モードを通常消費電力モードに設定し、電力制限を掛けずにズーム駆動ユニット405を駆動する設定となる。
ステップS612では、ドライブユニット4の動作モードを制限動作モードに設定し、電力制限を掛けてズーム駆動ユニット405を駆動する設定となる。
ステップS613では、ドライブユニットCPU400は、ドライブユニット4の駆動を停止(動作を禁止)し、レンズ装置2に対して駆動不可であることを通知する。更に、ドライブユニットCPU400またはレンズ装置2は、ドライブユニット4が駆動不可であることを、不図示のLEDを点滅させて表示するようにしてもよい。
以上のように、駆動部の動作中、非動作中に関わらず供給電力と電気接点抵抗を算出して動作モードを変更することで、電気接点の状態に依らず適切に動作することを可能にしたアクセサリ装置を提供することができる。
本発明のアクセサリ装置としてのレンズ装置と、アクセサリ装置が装着される第1装置とを含むシステムであって、第1装置がレンズ装置によって形成された像を撮る撮像素子を有することを特徴とするシステムによって本発明の効果を享受することができる。
実施例では、アクセサリ装置として、レンズ装置、及び、レンズ装置のズーム操作部に機械的に結合する結合部を有するドライブユニットを例示したが、本発明はこれに限定されることはない。第1装置に着脱可能であり、第1装置から電気接点を介して電源の供給を受けて駆動するアクセサリ装置であれば、本発明を適用可能であり、本発明の効果を得ることができる。例えば、パーソナルコンピューターと、該パーソナルコンピューターから電気接点を介して電源の供給を受けて駆動する付帯装置に対しても本発明を適用することができる。スマートホンと、該スマートホンから電気接点を介して電源の供給を受けて駆動する付帯装置に対しても本発明を適用することができる。
実施例の開示は、以下の構成を含む。
(構成1)
第1装置に装着可能なアクセサリ装置であって、
前記第1装置と通信するための第1接点と、
前記第1装置から給電される第2接点と、
前記第2接点での電圧を検出する電圧検出部と、
前記アクセサリ装置に流れる電流を検出する電流検出部と、
前記第1接点を介して受信した前記アクセサリ装置の消費電力の上限および前記アクセサリ装置への供給電圧に関する情報と、前記電圧検出部により検出された検出電圧の情報と、前記電流検出部により検出された検出電流の情報とに基づいて、消費電力を制御する制御部とを有することを特徴とするアクセサリ装置。
(構成2)
前記第1装置における被駆動部を駆動する駆動部を有し、
前記制御部は、前記駆動部が前記被駆動部を駆動しているときに前記電流検出部により検出された検出電流に基づいて、消費電力を制御することを特徴とする構成1に記載のアクセサリ装置。
(構成3)
前記駆動部とは異なる負荷回路を有し、
前記電流検出部は、前記負荷回路を流れる電流を検出することを特徴とする構成2に記載のアクセサリ装置。
(構成4)
前記制御部は、前記供給電圧と、前記検出電圧と、前記検出電流とに基づき、前記第2接点での接点抵抗を得、前記接点抵抗に基づいて前記消費電力を制御することを特徴とする構成1から3までのいずれかに記載のアクセサリ装置。
(構成5)
前記第1装置における被駆動部を駆動する駆動部を有し、
前記制御部は、前記接点抵抗が第1閾値よりも大きい場合は、前記駆動部の動作を禁止することを特徴とする構成4に記載のアクセサリ装置。
(構成6)
前記制御部は、前記接点抵抗が前記第1閾値以下である場合において、前記消費電力の上限が第2閾値以下である場合には、前記駆動部の動作モードを低消費電力モードに設定することを特徴とする構成5に記載のアクセサリ装置。
(構成7)
前記制御部は、前記接点抵抗が前記第1閾値以下である場合において、前記消費電力の上限が前記第2閾値よりも大きい場合には、前記接点抵抗が前記第1閾値よりも小さい第3閾値よりも大きいか否かに基づいて、前記駆動部の動作モードを低消費電力モードか通常消費電力モードに設定することを特徴とする構成6に記載のアクセサリ装置。
(構成8)
前記アクセサリ装置は、前記第1装置に装着された状態において、前記駆動部から前記被駆動部へ動力が伝達されるか否かを切り替える切替部を有し、
前記切替部により前記駆動部から前記被駆動部へ動力が伝達されない場合、前記負荷回路を流れる電流が前記電流検出部により検出されることを特徴とする構成3から7までのいずれかに記載のアクセサリ装置。
(構成9)
構成1から8までのいずれかに記載のアクセサリ装置と、前記アクセサリ装置が装着される第1装置とを含むシステムであって、前記アクセサリ装置はレンズ装置であり、前記第1装置は前記レンズ装置によって形成された像を撮る撮像素子を有することを特徴とするシステム。
(構成10)
構成1から8までのいずれかに記載のアクセサリ装置と、前記アクセサリ装置が装着された第1装置とを含むレンズ装置であって、
前記第1装置は、光学部材と、前記光学部材を操作する操作部材とを有し、
前記アクセサリ装置は、前記操作部材を駆動する駆動部を有することを特徴とするレンズ装置。
(構成11)
構成10に記載のレンズ装置と、前記レンズ装置によって形成された像を撮る撮像素子とを有することを特徴とする撮像装置。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。
2 レンズ装置(実施例1:アクセサリ装置、実施例2:第1装置)
3 カメラ装置(実施例1:第1装置)
4 ドライブユニット(実施例2:アクセサリ装置)
200 レンズCPU(実施例1:制御部、電圧検出部)
205 レンズ通信部(通信部)
207 電力検出部(実施例1:電流検出部)
208 マウント(実施例1:受電部)
400 ドライブユニットCPU(実施例2:制御部、電圧検出部)
402 電力検出部(実施例2:電流検出部)
407 マウント(実施例2:受電部)

Claims (11)

  1. 第1装置に装着可能なアクセサリ装置であって、
    前記第1装置と通信するための第1接点と、
    前記第1装置から給電される第2接点と、
    前記第2接点での電圧を検出する電圧検出部と、
    前記アクセサリ装置に流れる電流を検出する電流検出部と、
    前記第1接点を介して受信した前記アクセサリ装置の消費電力の上限および前記アクセサリ装置への供給電圧に関する情報と、前記電圧検出部により検出された検出電圧の情報と、前記電流検出部により検出された検出電流の情報とに基づいて、消費電力を制御する制御部とを有することを特徴とするアクセサリ装置。
  2. 前記第1装置における被駆動部を駆動する駆動部を有し、
    前記制御部は、前記駆動部が前記被駆動部を駆動しているときに前記電流検出部により検出された検出電流に基づいて、消費電力を制御することを特徴とする請求項1に記載のアクセサリ装置。
  3. 前記駆動部とは異なる負荷回路を有し、
    前記電流検出部は、前記負荷回路を流れる電流を検出することを特徴とする請求項2に記載のアクセサリ装置。
  4. 前記制御部は、前記供給電圧と、前記検出電圧と、前記検出電流とに基づき、前記第2接点での接点抵抗を得、前記接点抵抗に基づいて前記消費電力を制御することを特徴とする請求項1に記載のアクセサリ装置。
  5. 前記第1装置における被駆動部を駆動する駆動部を有し、
    前記制御部は、前記接点抵抗が第1閾値よりも大きい場合は、前記駆動部の動作を禁止することを特徴とする請求項4に記載のアクセサリ装置。
  6. 前記制御部は、前記接点抵抗が前記第1閾値以下である場合において、前記消費電力の上限が第2閾値以下である場合には、前記駆動部の動作モードを低消費電力モードに設定することを特徴とする請求項5に記載のアクセサリ装置。
  7. 前記制御部は、前記接点抵抗が前記第1閾値以下である場合において、前記消費電力の上限が前記第2閾値よりも大きい場合には、前記接点抵抗が前記第1閾値よりも小さい第3閾値よりも大きいか否かに基づいて、前記駆動部の動作モードを低消費電力モードか通常消費電力モードに設定することを特徴とする請求項6に記載のアクセサリ装置。
  8. 前記アクセサリ装置は、前記第1装置に装着された状態において、前記駆動部から前記被駆動部へ動力が伝達されるか否かを切り替える切替部を有し、
    前記切替部により前記駆動部から前記被駆動部へ動力が伝達されない場合、前記負荷回路を流れる電流が前記電流検出部により検出されることを特徴とする請求項3に記載のアクセサリ装置。
  9. 請求項1から8までのいずれか一項に記載のアクセサリ装置と、前記アクセサリ装置が装着される第1装置とを含むシステムであって、前記アクセサリ装置はレンズ装置であり、前記第1装置は前記レンズ装置によって形成された像を撮る撮像素子を有することを特徴とするシステム。
  10. 請求項1から8までのいずれか一項に記載のアクセサリ装置と、前記アクセサリ装置が装着された第1装置とを含むレンズ装置であって、
    前記第1装置は、光学部材と、前記光学部材を操作する操作部材とを有し、
    前記アクセサリ装置は、前記操作部材を駆動する駆動部を有することを特徴とするレンズ装置。
  11. 請求項10に記載のレンズ装置と、前記レンズ装置によって形成された像を撮る撮像素子とを有することを特徴とする撮像装置。
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