JP2024063744A - プログラム、方法、情報処理装置 - Google Patents

プログラム、方法、情報処理装置 Download PDF

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Abstract

【課題】ユーザの健康状態に基づいて、より適切にサプリメントを提案可能な技術を提供する【解決手段】プロセッサを備えるコンピュータにより実行されるプログラムであって、プログラムは、プロセッサに、ユーザの毛髪分析の結果に基づいた、ユーザの健康状態の判定結果を取得するステップと、取得した健康状態の判定結果に基づいて、ユーザに健康状態に関連するサプリメントを提案するステップと、を実行させる、プログラム。【選択図】図9

Description

本開示は、プログラム、方法、情報処理装置に関する。
ユーザの毛髪に含まれるミネラル等の成分を分析する技術が知られている。
特許文献1には、美容室においてカットされたユーザの毛髪に含まれるミネラル量を分析し、ユーザに不足するミネラル量を求める技術が記載されている。
特開2021-092968号公報
特許文献1の技術では、ユーザの毛髪に含まれるミネラル量を分析したのち、ユーザの情報(身長、年齢、体重)に基づいたミネラル必要量との差分を求め、当該差分に基づいて、不足するミネラルを摂取可能なサプリメントを製薬会社に発注する技術が開示されている。
しかしながら、特許文献1の技術では、あくまで数値上の理論値に基づいて、ユーザに不足するミネラルを補うためのサプリメントを提供するに留まる。そのため、ユーザに必要な他の栄養素は補えないため、実際のユーザの健康状態と乖離したサプリメントを提供してしまう恐れがある。
そのため、ユーザに対し、より適切に広範なサプリメント等を提案可能な技術が必要とされている。
一実施形態によると、プロセッサを備えるコンピュータにより実行されるプログラムであって、プログラムは、プロセッサに、ユーザの毛髪分析の結果に基づいた、ユーザの健康状態の判定結果を取得するステップと、取得した健康状態の判定結果に基づいて、ユーザに健康状態に関連するサプリメントを提案するステップと、を実行させる、プログラムが提供される。
本開示によれば、ユーザの健康状態に基づいて、より適切に広範なサプリメント等を提案可能な技術を提供することができる。
システム1全体の構成を示すブロック図である。 端末装置10の機能的な構成を示す図である。 サーバ20の機能的な構成を示す図である。 サーバ20の記憶部に記憶されているユーザ情報データベース(DB)のデータ構造である。 サーバ20の記憶部に記憶されているサプリ情報データベース(DB)のデータ構造である。 ユーザの毛髪分析の結果に基づいた、ユーザの健康状態の判定結果を取得し、サプリメントを提案する際の一連の処理を表すフローチャートである。 ユーザから生活習慣に関する情報を受け付け、記憶部に保持する際の一連の処理を表すフローチャートである。 ユーザの毛髪分析の結果に基づいた、ユーザの健康状態の判定結果を取得し、過去の結果および生活習慣の情報とともに表示しつつ、サプリメントを提案する際の一連の処理を表すフローチャートである。 ユーザの毛髪分析の結果に基づいた、ユーザの健康状態の判定結果を取得し、過去の結果および生活習慣の情報とともに表示し、当該情報に基づいてサプリメントを提案する際の画面例である。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがって、それらについての詳細な説明は繰り返さない。
<概要>
以下の実施形態では、ユーザの毛髪の成分分析の結果から判定されたユーザの健康状態に基づいて、ユーザにサプリメント等を提案する技術について説明する。
ここで、本開示にかかる技術を実現する際において適宜使用される装置等に関しては限定されず、ユーザの所持しているスマートフォン、タブレット端末などの端末装置の場合もあれば、据え置き型のPC(Personal Computer)より提示されることもある。
ユーザの毛髪を分析して、不足するミネラル分を判定する技術が知られている。しかし、当該システムでは、不足するミネラル分は、ユーザの身長、体重、年齢から算出される理論値に基づくため、当該情報に基づいてサプリメント等を提供すると、実際のユーザの健康状態とは乖離したものを提供してしまうおそれがある。
そこで、システム1では、ユーザの健康状態に基づいて、より適切に広範なサプリメント等を提案する技術を提供する。
システム1は、例えば、ユーザの健康状態に基づいてサプリメント等(サプリメント、健康器具、健康アドバイス等)を提供するサービス等の場面において使用され得る。例えば、システム1は、サーバとユーザが使用する端末装置(PC、スマートフォン、タブレット端末等)とで構成され、端末装置は、サーバから、ユーザの毛髪分析の結果に基づいた、ユーザの健康状態の判定結果を取得する。その後、端末装置は、当該健康状態の判定結果に基づいて、ユーザに提案されるサプリメント等の情報をユーザに提示する。
<1 システム全体の構成図>
図1は、第1の実施の形態におけるシステム1の全体の構成を表している。
図1に示すように、システム1は、複数の端末装置(図1では端末装置10Aおよび端末装置10Bを示している。以下、総称して「端末装置10」ということもある。また、さらに複数の端末装置10C等が構成に含まれていてもよい。)と、サーバ20とを含む。端末装置10とサーバ20とは、ネットワーク80を介して通信接続する。
端末装置10は、各ユーザが操作する装置である。端末装置10は、移動体通信システムに対応したスマートフォン、タブレット等の携帯端末などにより実現される。この他に、端末装置10は、例えば据え置き型のPC(Personal Computer)、ラップトップPC等であるとしてもよい。図1に端末装置10Bとして示すように、端末装置10は、通信IF(Interface)12と、入力装置13と、出力装置14と、メモリ15と、記憶部16と、プロセッサ19とを備える。サーバ20は、通信IF22と、入出力IF23と、メモリ25と、ストレージ26と、プロセッサ29とを備える。
端末装置10は、ネットワーク80を介してサーバ20と通信可能に接続される。端末装置10は、5G、LTE(Long Term Evolution)などの通信規格に対応した無線基地局81、IEEE(Institute of Electrical and Electronics Engineers)802.11などの無線LAN(Local Area Network)規格に対応した無線LANルータ82等の通信機器と通信することによりネットワーク80に接続される。
通信IF12は、端末装置10が外部の装置と通信するため、信号を入出力するためのインタフェースである。入力装置13は、ユーザからの入力操作を受け付けるための入力装置(例えば、タッチパネル、タッチパッド、マウス等のポインティングデバイス、キーボード等)である。出力装置14は、ユーザに対し情報を提示するための出力装置(ディスプレイ、スピーカ等)である。メモリ15は、プログラム、および、プログラム等で処理されるデータ等を一時的に記憶するためのものであり、例えばDRAM(Dynamic Random Access Memory)等の揮発性のメモリである。記憶部16は、データを保存するための記憶装置であり、例えばフラッシュメモリ、HDD(Hard Disc Drive)である。プロセッサ19は、プログラムに記述された命令セットを実行するためのハードウェアであり、演算装置、レジスタ、周辺回路などにより構成される。
サーバ20は、ユーザがシステム1において開示するアプリケーションを利用して、サプリメントの提案等を受ける際に利用される各種情報等を管理する。サーバ20は、例えば、ユーザの情報、ユーザに提案されるサプリメントの候補の情報等を記憶する。
通信IF22は、サーバ20が外部の装置と通信するため、信号を入出力するためのインタフェースである。入出力IF23は、ユーザからの入力操作を受け付けるための入力装置、および、ユーザに対し情報を提示するための出力装置とのインタフェースとして機能する。メモリ25は、プログラム、および、プログラム等で処理されるデータ等を一時的に記憶するためのものであり、例えばDRAM(Dynamic Random Access Memory)等の揮発性のメモリである。ストレージ26は、データを保存するための記憶装置であり、例えばフラッシュメモリ、HDD(Hard Disc Drive)である。プロセッサ29は、プログラムに記述された命令セットを実行するためのハードウェアであり、演算装置、レジスタ、周辺回路などにより構成される。
本実施形態において、各装置(端末装置、サーバ等)を情報処理装置として把握することもできる。すなわち、各装置の集合体を1つの「情報処理装置」として把握することができ、システム1を複数の装置の集合体として形成してもよい。1つ又は複数のハードウェアに対して本実施形態に係るシステム1を実現することに要する複数の機能の配分の仕方は、各ハードウェアの処理能力及び/又はシステム1に求められる仕様等に鑑みて適宜決定することができる。
<1.1 端末装置10の構成>
図2は、実施の形態1のシステム1を構成する端末装置10のブロック図である。図2に示すように、端末装置10は、複数のアンテナ(アンテナ111、アンテナ112)と、各アンテナに対応する無線通信部(第1無線通信部121、第2無線通信部122)と、操作受付部130(タッチ・センシティブ・デバイス1301およびディスプレイ1302を含む)と、音声処理部140と、マイク141と、スピーカ142と、位置情報センサ150と、カメラ160と、モーションセンサ170と、記憶部180と、制御部190と、を含む。端末装置10は、図2では特に図示していない機能及び構成(例えば、電力を保持するためのバッテリ、バッテリから各回路への電力の供給を制御する電力供給回路など)も有している。図2に示すように、端末装置10に含まれる各ブロックは、バス等により電気的に接続される。
アンテナ111は、端末装置10が発する信号を電波として放射する。また、アンテナ111は、空間から電波を受信して受信信号を第1無線通信部121へ与える。
アンテナ112は、端末装置10が発する信号を電波として放射する。また、アンテナ112は、空間から電波を受信して受信信号を第2無線通信部122へ与える。
第1無線通信部121は、端末装置10が他の無線機器と通信するため、アンテナ111を介して信号を送受信するための変復調処理などを行う。第2無線通信部122は、端末装置10が他の無線機器と通信するため、アンテナ112を介して信号を送受信するための変復調処理などを行う。第1無線通信部121と第2無線通信部122とは、チューナー、RSSI(Received Signal Strength Indicator)算出回路、CRC(Cyclic Redundancy Check)算出回路、高周波回路などを含む通信モジュールである。第1無線通信部121と第2無線通信部122とは、端末装置10が送受信する無線信号の変復調、および周波数変換を行い、受信信号を制御部190へ与える。
操作受付部130は、ユーザの入力操作を受け付けるための機構を有する。具体的には、操作受付部130は、タッチスクリーンとして構成され、タッチ・センシティブ・デバイス1301と、ディスプレイ1302とを含む。タッチ・センシティブ・デバイス1301は、端末装置10のユーザの入力操作を受け付ける。タッチ・センシティブ・デバイス1301は、例えば静電容量方式のタッチパネルを用いることによって、タッチパネルに対するユーザの接触位置を検出する。タッチ・センシティブ・デバイス1301は、タッチパネルにより検出したユーザの接触位置を示す信号を入力操作として制御部190へ出力する。また、端末装置10は、物理的に入力可能なキーボード(図示せず)を備え、当該キーボードを介して、ユーザの入力操作を受け付けてもよい。
ディスプレイ1302は、制御部190の制御に応じて、画像、動画、テキストなどのデータを表示する。ディスプレイ1302は、例えばLCD(Liquid Crystal Display)、または有機EL(Electro-Luminescence)ディスプレイによって実現される。
音声処理部140は、音声信号の変復調を行う。音声処理部140は、マイク141から与えられる信号を変調して、変調後の信号を制御部190へ与える。また、音声処理部140は、音声信号をスピーカ142へ与える。音声処理部140は、例えば音声処理用のプロセッサによって実現される。マイク141は、音声入力を受け付けて、当該音声入力に対応する音声信号を音声処理部140へ与える。スピーカ142は、音声処理部140から与えられる音声信号を音声に変換して当該音声を端末装置10の外部へ出力する。
位置情報センサ150は、端末装置10の位置を検出するセンサであり、例えばGPS(Global Positioning System)モジュールである。GPSモジュールは、衛星測位システムで用いられる受信装置である。衛星測位システムでは、少なくとも3個または4個の衛星からの信号を受信し、受信した信号に基づいて、GPSモジュールが搭載される端末装置10の現在位置を検出する。位置情報センサ150は、情報機器間の近距離通信システムで用いられる通信規格に基づく送受信装置であるとしてもよい。具体的には、位置情報センサ150は、Bluetooth(登録商標)モジュールなど2.4GHz帯を使用して、Bluetooth(登録商標)モジュールを搭載した他の情報機器からのビーコン信号を受信する。
カメラ160は、受光素子により光を受光して、撮影画像として出力するためのデバイスである。カメラ160は、例えば、カメラ160から撮影対象までの距離を検出できる深度カメラである。
また、カメラ160は、端末装置10を使用するユーザの身体の動きを取得する。具体的には、例えば、カメラ160は、ユーザの口の動き、顔の各部位(目、眉等)の動きを取得する。当該動きの取得は、既存のあらゆる技術を利用してよい。
モーションセンサ170は、ジャイロセンサ、加速度センサ等により構成され、端末装置10の傾きを検出する。
記憶部180は、例えばフラッシュメモリ等により構成され、端末装置10が使用するデータおよびプログラムを記憶する。ある局面において、記憶部180は、ユーザ情報1801、アバター情報1802、ウェアラブルデバイス情報1803等を記憶する。当該情報は、端末装置10の記憶部180に保持される他、後述するサーバの記憶部202にデータベースとして記憶されたものを、ネットワーク80を介して取得してもよい。
ユーザ情報1801は、ユーザを識別するID、ユーザ名、ユーザの契約ステータス、購入回数等の情報である。ここで、ユーザとは、毛髪分析の結果に基づいて判定された健康状態に基づいて、関連するサプリメント等を提案される対象となるサービス利用者を示す。ユーザ情報に含まれる情報の詳細は、後述する。
制御部190は、記憶部180に記憶されるプログラムを読み込んで、プログラムに含まれる命令を実行することにより、端末装置10の動作を制御する。制御部190は、例えばアプリケーションプロセッサである。制御部190は、プログラムに従って動作することにより、入力操作受付部1901と、送受信部1902と、データ処理部1903と、報知制御部1904としての機能を発揮する。
入力操作受付部1901は、タッチ・センシティブ・デバイス131等の入力装置に対するユーザの入力操作を受け付ける処理を行う。入力操作受付部1901は、タッチ・センシティブ・デバイス1301に対してユーザが指などを接触させた座標の情報に基づき、ユーザの操作がフリック操作であるか、タップ操作であるか、ドラッグ(スワイプ)操作であるか等の操作の種別を判定する。
送受信部1902は、端末装置10が、サーバ20等の外部の装置と、通信プロトコルに従ってデータを送受信するための処理を行う。
データ処理部1903は、端末装置10が入力を受け付けたデータに対し、プログラムに従って演算を行い、演算結果をメモリ等に出力する処理を行う。
データ処理部1903は、ユーザから入力を受け付けた操作に基づき、各種処理を実行させるための処理を制御する。例えば、データ処理部1903は、タッチ・センシティブ・デバイス1301を介して受け付けたユーザの各種入力操作に基づいて、システム1が提供するアプリケーションの各種動作を制御する処理を実行させる。
報知制御部1904は、表示画像をディスプレイ132に表示させる処理、音声をスピーカ142に出力させる処理、振動をカメラ160に発生させる処理を行う。
<1.2 サーバ20の機能的な構成>
図3は、サーバ20の機能的な構成を示す図である。図3に示すように、サーバ20は、通信部201と、記憶部202と、制御部203としての機能を発揮する。
通信部201は、サーバ20が外部の装置と通信するための処理を行う。
記憶部202は、サーバ20が使用するデータ及びプログラムを記憶する。記憶部202は、ユーザ情報データベース2021と、サプリ情報データベース2022等を記憶する。
ユーザ情報データベース2021は、サービスを利用し、サプリメントの提案を受けるユーザに関する各種情報を保持するためのデータベースである。当該データベースが保持する各レコードの詳細は後述する。
サプリ情報データベース2022は、ユーザに提案される可能性のあるサプリメント等の候補に関する各種情報を保持するためのデータベースである。詳細は後述する。
制御部203は、例えばプロセッサ29により構成され、このプロセッサ29がプログラムに従って処理を行うことにより、各種モジュールとして受信制御モジュール2031、送信制御モジュール2032、ユーザ情報取得モジュール2033、健康状態情報取得モジュール2034、サプリ提案モジュール2035等に示す機能を発揮する。
受信制御モジュール2031は、サーバ20が外部の装置から通信プロトコルに従って信号を受信する処理を制御する。
送信制御モジュール2032は、端末装置10からの要求に応じて情報を記憶部202から読み出し、読み出した情報を端末装置10へ送信する処理を制御する。
ユーザ情報取得モジュール2033は、サービスの利用者であるユーザの各種情報を取得する処理を制御する。各種情報は、例えば、下記を含む。
・ユーザの氏名
・ユーザの年齢
・ユーザの性別
・ユーザの住所
具体的には、例えば、ユーザ情報取得モジュール2033は、ユーザが利用する端末装置10の記憶部180から各種ユーザ情報を読み取ることにより、当該情報を取得しても良い。他にも、ユーザ情報取得モジュール2033は、ユーザから直接ユーザに関する各種情報の入力を受け付けることで、当該情報を取得してもよい。サーバ20の制御部203は、当該取得したユーザの情報を、ユーザ情報データベース2021に格納する。
健康状態情報取得モジュール2034は、サービスの利用者であるユーザの健康状態の判定結果を取得する処理を制御する。具体的には、例えば、健康状態情報取得モジュール2034は、ユーザの毛髪分析を行う事業者から、ユーザの毛髪分析の結果、および当該毛髪分析の結果に基づく、ユーザの健康状態の判定結果を取得する。サーバ20の制御部203は、当該取得した毛髪分析の結果、および健康状態の判定結果を、ユーザ情報データベース2021に格納する。
ある局面において、健康状態情報取得モジュール2034は、ユーザの健康状態として、毛髪分析の判定結果ではなく、毛髪分析の各種結果(実測値)を取得してもよいし、判定結果と生データの両方を取得してもよい。
ある局面において、健康状態情報取得モジュール2034が取得するユーザの健康状態の判定結果は、毛髪に含まれるミネラル分析とは異なる手法で分析された結果に基づいた判定結果であってもよい。
すなわち、健康状態情報取得モジュール2034は、ユーザの毛髪を100本以上必要とする毛髪分析の結果に基づいて判定された健康状態の判定結果ではなく、数本のユーザの毛髪から各種成分を分析可能な手法に基づいて分析された毛髪分析の結果に基づいた健康状態の判定結果であってよい。
これにより、ユーザは、使用する毛髪の量を低減でき、簡易に毛髪から判定された健康状態に基づいたサプリメントの提案・提供を受けることができる。
ここで、ユーザの健康状態の判定結果について説明する。ユーザの健康状態は、例えば、毛髪分析により得られる各種データ(例えば、コレステロールの含有量(mg/dL))を数値毎にスコアリングしたものを示す。例えば、毛髪分析の事業者は、ユーザの毛髪分析を実施したのち、得られた分析値をそれぞれスコアリングし、サーバ20に送信する。
ここで、ユーザの健康状態のスコアリングについて例示する。毛髪分析の事業者は、毛髪分析から得られたデータを所定の基準によりスコアリングの基準として設定する。具体例として、コレステロールの含有量に対するスコアリングの例を説明する。スコアリングするデータはこれに限られず、毛髪分析により取得可能なあらゆるデータであってもよい。
高コレステロール血症の診断基準として、一般的にLDL(Low Density Lipoprotein)コレステロール値160mg/dl以上(総コレステロール値240mg/dl以上)が提唱されている。そのため、毛髪分析の事業者は、例えば、LDLコレステロールの値が基準値付近(例えば±20%)である場合に「B」、基準値以上で「C」、基準値以下で「A」等とスコアリングの基準を設定する。その後、毛髪分析の事業者は、ユーザの毛髪分析の結果から得られたコレステロール値を当該ランクにあてはめ、スコアリングする。このとき、スコアリングは必ずしも「A」等の文字による評価でなくてもよく、数値、記号によるスコアリングでもよい。
ある局面において、サーバ20は、健康状態情報取得モジュール2034によりユーザの健康状態の判定結果を取得するのではなく、サーバ20によりユーザの健康状態を判定してもよい。具体的には、例えば、サーバ20は、制御部203に健康状態判定モジュール(図示せず)を備えていてもよい。サーバ20は、健康状態情報取得モジュール2034により、ユーザの毛髪分析の結果を取得し、当該健康状態判定モジュールにより、ユーザの健康状態を判定してもよい。このとき、サーバ20は、記憶部202に、健康状態判定のためのデータベース(図示せず)を格納し、毛髪分析の結果と当該データベースとを参照することにより、ユーザの健康状態を判定してもよい。健康状態判定のためのデータベースは、例えば、毛髪分析の結果と、当該結果から想定される健康状態とを紐づけて格納しており、サーバ20は、取得した毛髪分析の結果に基づいて、当該データベースを参照することで、ユーザの健康状態を判定してもよい。
このとき、サーバ20は、記憶部202に学習済みモデルを記憶していてもよい。例えば、サーバ20は、ユーザの毛髪分析の結果と、ユーザの健康状態の判定結果との対応関係に関する情報を教師データとして学習する。サーバ20は、入力されたユーザの毛髪分析の結果と、当該学習済みモデルに基づいて、ユーザの健康状態の判定結果を出力してもよい。
サプリ提案モジュール2035は、サービスの利用者であるユーザに提案されるサプリメントの情報を提示する処理を制御する。具体的には、例えば、サプリ提案モジュール2035は、取得したユーザの健康状態に関する情報(例えば、健康状態の判定結果)に基づいて、後述するサプリ情報データベース2022を参照し、ユーザの健康状態に対応するサプリメントの情報を取得する。その後、サプリ提案モジュール2035は、取得したサプリメントの情報を端末装置10に送信することで、ユーザに提案されるサプリメントの情報を提示する。
ある局面において、サプリ提案モジュール2035は、ユーザの健康状態の判定結果ではなく、ユーザの毛髪分析の結果(実測値)に基づいてサプリメントをユーザに提案してもよい。例えば、サーバ20は、サプリ情報データベース2022において、毛髪分析の実測値(あるいは実測値の範囲)と、当該値(範囲)において服用が提案されるサプリメントの情報とを関連付けて記憶していてもよい。サーバ20は、取得した毛髪分析の実測値に基づいて、サプリ情報データベース2022を参照し、ユーザに提案するサプリメントの情報を特定してもよい。
ある局面において、サーバ20は、学習済みモデルにより、ユーザに提案されるサプリメントの情報を取得してもよい。具体的には、例えば、サーバ20は、前述の学習済みモデルに、ユーザの健康状態の判定結果に対応するサプリメントの情報を教師データとして学習してもよい。例えば、サーバ20は、健康状態の判定結果と、当該判定結果に対してサプリメントを提供する事業者等が判断したサプリメントの情報を教師データとして学習し、ユーザの健康状態の判定結果と、対応するサプリメントの情報とを関連付ける。サーバ20は、毛髪分析の結果が入力されると、学習済みモデルにより、ユーザの健康状態の判定結果およびユーザに提案されるサプリメントの情報を出力してもよい。
なお、学習済みモデルは1つである必要はない。すなわち、サーバ20は、毛髪分析の結果からユーザの健康状態の判定結果を出力する学習済みモデルと、ユーザの健康状態の判定結果からユーザに提案されるサプリメントの情報を出力する学習済みモデルとを記憶部202に保持してもよい。
これにより、サービスを提供する事業者は、学習済みモデルに基づいてより適切にユーザの健康状態の判定結果、および提案されるサプリメントの情報をユーザに提示することができる。
なお、本開示における実施形態において、上記構成は必須ではない。すなわち、端末装置10がサーバ20の役割を担い、サーバ20の制御部203を構成する各種モジュールと同じ処理を実行してもよい。例えば、端末装置10は、サーバ20の記憶部202に格納されている各種データベースと同様のデータベースを記憶部180に格納し、サーバ20と同じ処理を実行してもよい。
<2 データ構造>
図4は、サーバ20が記憶するユーザ情報データベース2021のデータ構造を示す図である。
図4に示すように、ユーザ情報データベース2021は、項目「ID」と、項目「ユーザ名」と、項目「年齢」と、項目「性別」と、項目「住所」と、項目「TEL」と、項目「契約ステータス」と、項目「前回購入日」と、項目「次回購入予定日」と、項目「次回商品発送予定日」と、項目「購入回数」と、項目「配送ステータス」と、項目「毛髪分析ステータス」と、項目「毛髪分析結果」と、項目「備考」等を含む。
項目「ID」は、ユーザそれぞれを識別する情報である。
項目「ユーザ名」は、ユーザの氏名に関する情報である。
項目「年齢」は、ユーザの年齢に関する情報である。
項目「性別」は、ユーザの性別に関する情報である。
項目「住所」は、ユーザが居住している住所に関する情報である。
項目「TEL」は、ユーザが所有する電話、携帯電話、スマートフォン等の電話番号に関する情報である。
項目「契約ステータス」は、ユーザの現在の契約ステータスに関する情報である。契約ステータスは、例えば、現在サービスに契約中であるか、いつからサービスを利用開始するか、等の情報を示す。
項目「前回購入日」は、ユーザがサプリメントを購入した直近の日付に関する情報である。
項目「次回購入予定日」は、ユーザが次回サプリメントを購入する予定の日付に関する情報である。
項目「次回商品発送予定日」は、次にユーザに対しサプリメントが発送される予定の日付に関する情報である。
項目「購入回数」は、ユーザがサービスを利用してサプリメントを購入した回数に関する情報である。
項目「配送ステータス」は、ユーザに対して発送済みのサプリメントの配送状況に関する情報である。
項目「毛髪分析ステータス」は、ユーザの毛髪分析の進捗に関する情報である。当該情報は、例えば、現在何の項目を分析中である、いつ終わる見込みである等の情報を示す。サーバ20は、例えば、毛髪分析の事業者から進捗の情報を取得し、当該レコードを更新する。
項目「毛髪分析結果」は、ユーザの毛髪分析の結果に関する情報である。サーバ20は、例えば、毛髪分析の事業者から取得した毛髪分析の結果を、当該レコードに格納する。
項目「備考」は、ユーザの情報に特記事項などがある場合に保持される情報である。
ユーザ情報データベース2021が保持する情報は、上記に限られない。ユーザ情報データベース2021は、他にも、下記の情報等を保持していてもよい。
・ユーザのこれまでのサプリメント購入履歴(例えば、購入履歴の一覧等)
・ユーザの過去の毛髪分析の結果(例えば、分析結果の一覧、表等)
・購入したサプリメントと対応するユーザレビューの情報
・ユーザの身長、体重、体脂肪率等のヘルスケアに関わる情報
・所定期間(月、週)ごとの食生活の情報
図5は、サーバ20が記憶するサプリ情報データベース2022のデータ構造を示す図である。
図5に示すように、サプリ情報データベース2022は、項目「ID」と、項目「名称」と、項目「対象」と、項目「基準」と、項目「服用」と、項目「最大服用量」と、項目「提案期間」と、項目「価格」と、項目「備考」等を含む。
項目「ID」は、サプリ情報データベース2022が管理するサプリメントそれぞれを識別する情報である。
項目「名称」は、サプリメントの名称に関する情報である。
項目「対象」は、サプリメントにより改善、または維持が期待できるパラメータに関する情報である。ここで、パラメータとは、例えば、コレステロール、尿酸、中性脂肪、血糖値等、ユーザの健康の指標となる成分に関する情報である。
項目「基準」は、サプリメントにより改善が期待できる対象となるパラメータにおいて、サプリメントの服用を提案される基準に関する情報である。
このとき、基準は、毛髪分析の結果(実測値)に対して定義されてもよいし、当該分析結果によりスコアリングされたユーザの健康状態の判定結果に対して定義されてもよい。他にも、当該基準は、毛髪分析の結果とユーザの健康状態の判定結果を組み合わせた結果に対して定義されてもよい。例えば、基準が健康状態の判定結果に対して定義される場合、制御部190は、所定のパラメータ(例えば、コレステロール値)に対する判定結果が「C」等の場合には、当該パラメータの改善が期待できるサプリメント等の服用、使用を提案してもよいし、判定結果が「A」等の場合には、当該パラメータの維持が期待できるサプリメント等の服用、使用を提案してもよい。
これにより、ユーザは自身の健康状態の改善、維持、管理を容易に行うことができる。
なお、本開示においては、基準がユーザの健康状態の判定結果に対して定義された場合を例示する。
項目「服用」は、提案されたサプリメントを服用する用法・容量に関する情報である。
項目「最大服用量」は、服用を提案されるサプリメントについて、服用可能な最大容量に関する情報である。
項目「提案期間」は、サプリメントの服用が提案される期間に関する情報である。
項目「価格」は、サプリメントの販売価格に関する情報である。
項目「備考」は、サプリメントの情報に特記事項等がある場合に保持される情報である。
ある局面において、サーバ20は、上記例示したレコードそれぞれについて、定期的にサプリメント提供事業者、サプリメント製造業者等から情報を取得してもよい。例えば、サーバ20は、サプリメント提供事業者、サプリメント製造業者等から、サプリメントの最新価格、服用基準等の変更に関する情報を取得し、対応するレコードの値を更新してもよい。
また、サーバ20は、上記レコードの他に、提案されるサプリメントに対応するユーザの生活習慣に関する情報を保持していてもよい。例えば、サーバ20は、ユーザの生活習慣に特定の行動(飲酒・喫煙・運動習慣等)が含まれる場合には、当該生活習慣を送っているユーザに特に提案されるサプリメントを優先して提案してもよい。
ある局面において、サーバ20は、記憶部に健康器具に関する情報を格納するための健康器具情報データベース(図示せず)を保持していてもよい。例えば、サーバ20は、前述したサプリ情報データベース2022と同様に、1または複数の健康器具の情報と、当該器具をユーザに提案する基準(毛髪分析の結果、健康状態の判定結果等)に関する情報等を健康器具情報データベースに保持する。サーバ20は、取得したユーザの毛髪分析の結果、健康状態の判定結果に基づいて、当該データベースを参照し、ユーザに提案される健康器具の情報を特定し、ユーザに提示する。
他にも、サーバ20は、ユーザの毛髪分析の結果と関連付けられた食事管理指導、運動指導、睡眠・ストレス管理を含む生活習慣指導等の情報を記憶部に保持し、当該データを参照しユーザに種々の情報を提示してもよい。
ある局面において、サーバ20は、上述のサプリメント、健康器具等をユーザに提案・提示する際に、健康に関するアドバイスを提示してもよい。すなわち、サーバ20は、サプリ情報データベース2022等に保持している各種レコードに対応するサプリメント、健康器具等と、当該サプリメント、健康器具等を使用する際に併せて実行することが提案される情報(食事管理指導、運動指導、睡眠・ストレス管理を含む生活習慣指導)等を保持してもよい。サーバ20は、当該関連付けられた健康に関するアドバイスをサプリメント等の提案時に、併せてユーザに提示してもよい。
これにより、サーバ20は、サプリメントのみを提案するのではなく、健康に関するアドバイス等も併せてユーザに提案でき、網羅的にユーザの健康を管理・改善・維持することができる。
<3 動作>
以下、図6、図7では、システム1における端末装置10が、ユーザの毛髪分析の結果に基づいた、ユーザの健康状態の判定結果を取得し、取得した健康状態の判定結果に基づいて、ユーザに健康状態に関連するサプリメントを提案する際の一連の処理について説明する。
図6は、ユーザの毛髪分析の結果に基づいた、ユーザの健康状態の判定結果を取得し、サプリメントを提案する際の一連の処理を表すフローチャートである。
ステップS601において、端末装置10の制御部190は、ユーザの毛髪分析の結果に基づいた、ユーザの健康状態の判定結果を取得する。具体的には、例えば、端末装置10の制御部190は、サーバ20にアクセスし、サーバ20の健康状態情報取得モジュール2034が取得したユーザの健康状態の判定結果を取得する。このとき、端末装置10の制御部190は、サーバ20の健康状態情報取得モジュール2034から当該情報を取得しても良いし、サーバ20の記憶部202に記憶されているユーザ情報データベース2021から当該情報を読み取ってもよい。
このとき、端末装置10の制御部190は、最新のユーザの健康状態の判定結果だけでなく、過去の健康状態の判定結果も併せて取得してもよい。すなわち、制御部190は、過去の健康状態の判定結果として、過去に実施された毛髪分析の結果に対応した判定結果を、最新の健康状態の判定結果と共に取得してもよい。端末装置10の制御部190は、当該過去の健康状態の判定結果に基づいて提案されたサプリメントの情報も併せて取得してもよい。
端末装置10の制御部190は、取得したユーザの健康状態に関する情報を、記憶部180に記憶してもよい。
このとき、端末装置10の制御部190が取得する毛髪分析の結果に基づいたユーザの健康状態の判定結果は、ミネラルに基づく判定ではなく、下記のパラメータ、成分に基づいた判定であってもよい。
・中性脂肪
・コレステロール
・尿酸
・HBA1C
・ストレス値
・タンパク質
・血中アミノ酸
・亜鉛
・セロトニン
・ドーパミン
・コルチゾール
これにより、ユーザは、生活習慣病等に直接影響する成分に基づいた健康状態の判定を受け、サプリメントの提案を受けることができるため、より適切なサプリメントの摂取が可能となる。
このとき、端末装置10の制御部190は、ユーザの健康状態の判定結果を、分析対象となった毛髪の位置および時系列と併せて取得してもよい。毛髪は一般的に1か月に1cm伸びるといわれている。つまり、端末装置10の制御部190は、毛髪分析を行った位置が毛根から1cmの場合は最新~1か月の分析結果、毛根から2cmの場合は2か月前の分析結果として関連付けて当該判定結果を取得してもよい。
ステップS602において、端末装置10の制御部190は、取得した健康状態の判定結果に基づいて、ユーザに健康状態に関連するサプリメントを提案する。具体的には、例えば、端末装置10の制御部190は、サーバ20のサプリ提案モジュール2035から、ユーザに提案されるサプリメントの情報を取得して、当該情報に基づいて、提案されるサプリメントの情報をディスプレイ1032等に表示して、ユーザに当該情報を提示してもよい。ここで、端末装置10がユーザに提案されるサプリメントの情報を提示する処理の流れの一例を開示する。例えば、サーバ20の制御部203は、毛髪分析の事業者から毛髪分析に基づいたユーザの健康状態の判定結果を取得する。その後、サーバ20は、当該判定結果に基づいて、サプリ情報データベース2022を参照し、ユーザに提案されるサプリメントの情報を取得する。具体的には、例えば、制御部203は、サプリ情報データベース2022を参照し、当該判定結果を構成する各パラメータ(コレステロール、血糖値等のパラメータ)に対応する「対象」を含むレコードを抽出する。その後、制御部203は、当該パラメータの、毛髪分析の結果に基づいた判定結果のスコア(ランク等)を同一レコード内の「基準」と比較する。制御部203は、当該判定結果が基準を満たす場合に、当該レコードに対応するサプリメントを、ユーザに提案されるサプリメントとして特定する。このとき、サーバ20は、記憶部202に保持されているサプリ情報データベース2022において、各サプリメントと、当該サプリメントが提案されるユーザの健康状態の判定結果の基準となるスコアとを関連付けて記憶している。サーバ20の制御部203は、取得したユーザの健康状態の判定結果のスコアを基に、サプリ情報データベース2022を参照することで、ユーザに提案されるサプリメントを特定することができる。サーバ20のサプリ提案モジュール2035は、端末装置10に当該情報を送信し、端末装置10の制御部190は、当該サプリメントの情報をディスプレイ1032等に表示する。このとき、端末装置10の制御部190は、取得した毛髪分析の結果、および健康状態の判定等の情報をともに表示してもよい。
他にも、ある局面において、端末装置10は、記憶部180に、サーバ20におけるサプリ情報データベース2022と同様の構成をもつデータベース(図示せず)を保持していてもよく、サーバ20からユーザの健康状態に関する情報を取得した後、当該データベースに基づき、ユーザにサプリメントを提案してもよい。
これにより、ユーザは、健康状態の情報に基づき、簡易に自身に必要なサプリメントの情報を取得することができ、健康増進のモチベーションを高めることができる。
図7は、ユーザから生活習慣に関する情報を受け付け、記憶部に保持する際の一連の処理を表すフローチャートである。
ステップS701において、端末装置10の制御部190は、ユーザの生活習慣に関する情報を受け付ける。具体的には、例えば、端末装置10の制御部190は、ユーザから所定の期間毎(例えば、一週間毎)にユーザから生活習慣に関する情報を受け付けておき、記憶部180等に保持していてもよい。端末装置10の制御部190は、当該生活習慣の情報を、ユーザから受け付ける都度、サーバ20に送信してもよい。サーバ20は、当該受け付けたユーザの生活習慣の情報を、ユーザ情報データベース2021に保持してもよい。また、端末装置10の制御部190は、ユーザに対し、生活習慣に関する情報として、例えば、下記の情報の入力を要求するための操作画面をディスプレイ1302等に表示してもよい。
・ユーザの直近1週間の食事の回数
・ユーザの直近1週間の食事時間
・ユーザの直近1週間の食事内容
・ユーザの直近1週間の運動習慣の有無
・ユーザの直近1週間の飲酒、喫煙の有無
・ユーザの直近1週間の睡眠時間
・ユーザの直近1週間のストレスの状況
このとき、ユーザから受け付ける生活習慣に関する情報は、上記に限られない。ユーザから受け付ける生活習慣に関する情報は、日毎の情報であってもよいし、1週間の傾向であってもよい。
端末装置10は、上記情報を、自由形式の態様でユーザから受け付けても良いし、プルダウン方式等の態様により、ユーザからの選択を受け付けることで、当該情報を取得してもよい。端末装置10の制御部190は、取得したユーザの生活習慣に関する情報を、入力を受け付けた日付の情報と紐づけて記憶してもよい。なお、この処理は後述するステップS751とは別の処理であってよい。すなわち、制御部190は、ユーザから生活習慣に関する情報を所定の期間ごとに受け付けておき、後述する健康状態の判定結果を取得した際に、当該取得していた生活習慣に関する情報を出力してもよい。
ステップS751において、サーバ20の制御部203は、受け付けた生活習慣の情報を記憶する。具体的には、例えば、サーバ20の制御部203は、ステップS701において端末装置10から受け付けたユーザの生活習慣の情報を、記憶部202のユーザ情報データベース2021等に記憶する。
ある局面において、端末装置10の制御部190は、ステップS701において、ユーザからの生活習慣の入力が所定の期間ない場合に、ユーザに対し、所定の通知を提示してもよい。
これにより、ユーザは、生活習慣の入力を忘れていた場合でも、通知により忘れずに生活習慣を入力することができる。
図8は、ユーザの毛髪分析の結果に基づいた、ユーザの健康状態の判定結果を取得し、過去の結果および生活習慣の情報とともに表示しつつ、サプリメントを提案する際の一連の処理を表すフローチャートである。
ステップS801において、端末装置10の制御部190は、図6におけるステップS601と同様に、ユーザの毛髪分析の結果に基づいた、ユーザの健康状態の判定結果を取得する。
ステップS802において、端末装置10の制御部190は、予めユーザから受け付けたユーザの生活習慣に関する情報を読み出す。具体的には、例えば、制御部190は、サーバ20にアクセスし、ユーザ情報データベース2021に予めユーザから受け付け記憶しておいたユーザの生活習慣に関する情報を読み出す。制御部190は、読みだした情報を記憶部180に一時的に保持していてもよいし、ユーザ情報1801に当該情報を格納してもよい。
ステップS803において、端末装置10の制御部190は、記憶部180に記憶している、ユーザの生活習慣に関する情報を出力する。
なお、当該生活習慣は、端末装置10のユーザ情報1801に格納されていてもよい。端末装置10の制御部190は、ユーザ情報1801から当該情報を取得してもよい。
ステップS803において、端末装置10の制御部190は、ユーザの健康状態の判定結果を、過去の履歴、および受け付けた生活習慣の情報と共に所定の態様で表示する。具体的には、例えば、端末装置10の制御部190は、サーバ20から、ユーザの健康状態の判定結果を最新の結果だけでなく、過去の結果も含め取得し、ステップS701において取得したユーザの生活習慣に関する情報と、日時に基づいて紐づける。その後、端末装置10の制御部190は、紐づけたユーザの過去から最新の健康状態の判定結果と、それぞれに紐づけられたユーザの生活習慣に関する情報とを対応させてディスプレイ1302等に表示してもよい。このとき表示される態様は限定されず、グラフ、チャート、リスト等のいずれの態様でもよい。また、端末装置10の制御部190は、生活習慣に関する情報と、判定したユーザの健康状態とを、時間軸をそろえた態様で表示してもよい、
これにより、ユーザは、自身の健康状態と生活習慣の情報とを、過去の履歴から最新の状態までの時系列で把握することができる。そのため、ユーザは、自身の健康状態を改善するためのモチベーションを高めることができる。
ある局面において、端末装置10の制御部190は、ユーザの健康状態の判定結果を、所定の期間におけるユーザの健康状態の判定結果の変化から改善度合いを判定してもよい。具体的には、例えば、端末装置10の制御部190は、例えば、3か月間におけるユーザの健康状態の変化の情報に基づいて、ユーザの健康状態の改善度合いを判定してもよい。このとき、端末装置10の制御部190は、健康状態の判定結果の変化ではなく、毛髪分析の結果の変化から改善度合いを判定してもよい。そして、端末装置10の制御部190は、当該改善度合いが所定の閾値を下回る場合に、ユーザに対し、所定のアドバイス(例えば、健康状態の判定結果を向上させるための施策)を提示してもよい。
これにより、ユーザは自身の健康状態の改善状況を過去の履歴と比較して把握することができる。
このとき、制御部190は、ユーザの健康状態の改善度合いだけでなく、健康状態の維持度合いを判定してもよい。すなわち、制御部190は、ユーザの健康状態が所定の閾値内である場合に、所定の期間において当該閾値を維持できているか否かを判定し、健康状態の維持度合いとして判定し、当該維持度合いに基づいて、ユーザに対し所定のアドバイスを提示してもよい。
ある局面において、端末装置10の制御部190は、ユーザの健康状態から、所定の疾患の罹患可能性についてユーザに通知してもよい。所定の疾患は、例えば、生活習慣病等であり、端末装置10の制御部190は、下記の疾患の罹患可能性についてユーザに通知してもよい。
・がん
・心疾患
・脳血管疾患
・糖尿病
・高血圧性疾患
・肝硬変
・慢性腎不全
・高尿酸血症
・高コレステロール血症
また、このとき、端末装置10の制御部190は、所定の疾患に関する毛髪分析の結果の数値を同時にユーザに通知してもよい。
また、端末装置10の制御部190は。上記疾患の罹患可能性を通知する際に、罹患可能性に基づいて、ユーザに提案される行動をあわせて表示してもよい。端末装置10がユーザに提案する行動は、例えば、下記を含む。
・運動習慣を改善するための行動
・食習慣を改善するための行動
・喫煙習慣を改善するための行動
・飲酒習慣を改善するための行動
これにより、ユーザは、自身の毛髪分析の結果、生活習慣の情報等から、将来罹患する可能性のある疾患を把握することができる。また、ユーザは、当該疾患可能性に基づいて、サプリメントの服用・摂取だけでなく、行動を見直すことができ、効果的に生活習慣を改善することができる。
また、ある局面において、端末装置10の制御部190は、ユーザの健康状態から、ユーザの健康に関するスコアを設定し、当該スコアに基づいて、所定の特典をユーザに付与してもよい。具体的には、例えば、端末装置10の制御部190は、ユーザの毛髪分析の結果、健康状態等の結果に基づいて、ユーザをスコアリングする。例えば、端末装置10の制御部190は、毛髪分析の結果を、下記のように場合分けし、ユーザをスコアリングしてもよい。
・一般的な基準値よりも良好である場合
・一般的な基準値と同値、または近い値の場合
・一般的な基準値よりも悪い場合
端末装置10の制御部190は、上記基準に基づいてユーザをスコアリングし、そのスコアに基づいて、ユーザに対し所定の特典、インセンティブを提示してもよい。このとき、特典、インセンティブは、例えば、下記を含むが、これに限定されない。
・サービスで利用可能なポイント
・所定のサプリメントの無償提供
・新製品のサンプル提供
これにより、ユーザは、自身の健康状態に基づいて特典を得ることができるため、自身の健康管理、健康状態の向上に対するモチベーションを高めることができる。
ある局面において、端末装置10の制御部190は、ユーザがサプリメントの服用を継続している期間に関する情報を取得し、継続している期間に基づいて、ユーザに所定の特典を付与してもよい。具体的には、例えば、サーバ20は、記憶部202のユーザ情報データベースに、ユーザのサービス継続期間に関する情報を格納していてもよく、端末装置10の制御部190は、サーバ20から当該情報を取得する。端末装置10の制御部190は、当該継続期間に関する情報に応じて、ユーザに対し、所定の特典、インセンティブを付与してもよい。このとき、特典、インセンティブは、例えば、下記を含むが、これに限定されない。
・サービスで利用可能なポイント
・所定のサプリメントの無償提供
・新製品のサンプル提供
これにより、ユーザは、サービスの利用を継続するモチベーションを高めることができる。
また、ある局面において、端末装置10の制御部190は、ユーザに対し、ユーザとは異なる1または複数の第2ユーザと毛髪分析の結果を共有するための操作を受け付け、共有された毛髪分析の結果を所定の期間毎に比較し、当該比較した結果に基づいてユーザに所定の特典を付与してもよい。具体的には、例えば、端末装置10の制御部190は、ディスプレイ1302等に、ユーザから他のユーザ(第2ユーザ)に対して毛髪分析の結果を共有するための入力操作を受け付ける。その後、端末装置10の制御部190は、サーバ20の記憶部202等に当該結果を送信しておいてもよい。端末装置10の制御部190は、所定の期間毎(例えば、一か月毎、半年毎)にサーバ20にアクセスし、ユーザおよび他のユーザ(第2ユーザ)の毛髪分析の結果を取得し、当該結果を比較してもよい。そして、端末装置10の制御部190は、当該比較結果に基づいて、ユーザに対し所定の特典を付与してもよい。特典を付与する条件としては、例えば、下記を含む。
・他のユーザ(第2ユーザ)よりも、改善度合いが大きい
・他のユーザ(第2ユーザ)よりも、毛髪分析の結果が良好
これにより、ユーザは、他のユーザと自身の健康管理を競うことができるため、マンネリ化を防ぐことができる。
<4 画面例>
図9は、本発明において開示される、システム1を利用するユーザがシステム1において提供されるアプリケーションを操作する際の画面例を示す図である。
図9は、ユーザの毛髪分析の結果に基づいた、ユーザの健康状態の判定結果を取得し、過去の結果および生活習慣の情報とともに表示し、当該情報に基づいてサプリメントを提案する際の画面例である。
図9において、端末装置10の制御部190は、ディスプレイ1302に、サプリ摂取履歴901、診断関連情報902等を表示する。
サプリ摂取履歴901は、ユーザがサービスを利用し提案されたサプリメントを摂取した履歴を表示する画面である。
サプリ摂取履歴901において、端末装置10の制御部190は、ユーザがサプリメントを服用・摂取したか否かの入力操作を受け付けてもよい。端末装置10の制御部190は、ユーザから、サプリメントを服用・摂取した旨の入力操作を受け付けると、当該画面に所定のオブジェクト(例えば、チェックマーク等)を表示してもよい。これにより、ユーザは、サプリメントを欠かさず服用・摂取できているかを視覚的に把握することができる。
また、端末装置10の制御部190は、当該画面において、ユーザに対し所定のインセンティブに関する情報を提示してもよい。具体的には、例えば、端末装置10の制御部190は、サプリメントの服用・摂取の連続日数が所定の日数を超えると所定のインセンティブ(例えば、サービスで利用可能なポイント等)が付与される旨の通知などを表示してもよい。
これにより、ユーザは、より自身の健康増進のモチベーションを高めることができる。
診断関連情報902は、ユーザの毛髪分析の結果、健康状態、生活習慣等の複数の情報を時系列に並列して表示する画面である。
診断関連情報902において、端末装置10の制御部190は、サーバ20から取得した下記情報を、時系列(例えば、月ごと)に表示してもよい。
・ユーザの毛髪分析結果
・ユーザの健康状態に関する情報
・ユーザの生活習慣に関する情報
このとき、端末装置10の制御部190は、毛髪分析の結果、健康状態に関する情報が、前月と比較して大幅に変化(例えば、所定の閾値が予め設定されており、その閾値を超過した場合)した場合等に、ユーザに対し所定の通知を提示してもよい。
これにより、ユーザは、自身の健康状態の変化を時系列で視覚的に把握することができるため、容易に健康管理をすることができる。また、ユーザは、自身の健康状態の悪化をすぐに把握することができるため、健康状態の改善のためのモチベーションを高めることができる。
図9において、サプリ摂取履歴901と診断関連情報902とが、同一の画面上に表示されているが、本開示において当該構成は必須ではなく、それぞれの画面は別に表示されてもいい。
<7 変形例>
本実施形態の変形例について説明する。すなわち、以下のような態様を採用してもよい。
(1)情報処理装置であって、このプログラムが予めインストールされていてもよいし、事後的にインストールされてもよいし、このようなプログラムを外部の非一時的な記憶媒体に記憶させてもよいし、クラウドコンピューティングで動作させてもよい。
(2)方法であって、コンピュータを情報処理装置として機能させ、当該情報処理装置に、このプログラムが予めインストールされていてもよいし、事後的にインストールされてもよいし、このようなプログラムを外部の非一時的な記憶媒体に記憶させてもよいし、クラウドコンピューティングで動作させてもよい。
<6 付記>
以上の各実施形態で説明した事項を以下に付記する。
(付記1)
プロセッサ29を備えるコンピュータ20により実行されるプログラムであって、プログラムは、プロセッサ29に、ユーザの毛髪分析の結果に基づいた、ユーザの健康状態の判定結果を取得するステップと、取得した健康状態の判定結果に基づいて、ユーザに健康状態に関連するサプリメントを提案するステップと、を実行させる、プログラム。
(付記2)
健康状態の判定結果を取得するステップにおいて、毛髪分析の結果として、ユーザの毛髪の成分のうち、ミネラルとは異なる成分として、中性脂肪、コレステロール、尿酸、HBA1C、ストレス値からなる群から選択される少なくとも1つの成分に基づいた分析結果に基づいた判定結果を取得する、付記1に記載のプログラム。
(付記3)
プログラムは、プロセッサ29に、さらに、ユーザから、ユーザの生活習慣に関する情報を受け付けるステップと、ユーザの健康状態を、過去の履歴、および受け付けた生活習慣の情報と共に所定の態様で表示するステップを実行させる、付記1または2に記載のプログラム。
(付記4)
提案するステップにおいて、ユーザの健康状態から、所定の疾患の罹患可能性についてユーザに通知する、付記1から3のいずれかに記載のプログラム。
(付記5)
提案するステップにおいて、罹患可能性に基づいて、ユーザに提案される行動を表示する、付記4に記載のプログラム。
(付記6)
表示するステップにおいて、所定の態様としてグラフ、チャート、リストからなる群から選択される少なくとも1つの態様で表示する、付記3に記載のプログラム。
(付記7)
表示するステップにおいて、ユーザから入力を受け付けた生活習慣に関する情報と、判定したユーザの健康状態とを、時間軸をそろえた態様で表示するステップと、を実行させる、付記3に記載のプログラム。
(付記8)
生活習慣に関する情報の入力を受け付けるステップにおいて、ユーザからの入力が所定の期間ない場合に、ユーザに対し、所定の通知を提示する、付記7に記載のプログラム。
(付記9)
プログラムは、プロセッサ29に、さらに、ユーザの健康状態から、ユーザの健康に関するスコアを設定するステップと、スコアに基づいて、所定の特典を前記ユーザに付与するステップと、を実行させる、付記1から9のいずれかに記載のプログラム。
(付記10)
プログラムは、プロセッサ29に、さらに、過去の履歴を、3か月間の履歴の情報に基づいて、ユーザの健康状態の改善度合いを判定するステップを実行させ、改善度合いが所定の閾値を下回る場合に、ユーザに対し、所定のアドバイスを提示する、付記3に記載のプログラム。
(付記11)
通知するステップにおいて、所定の疾患に関する毛髪分析の結果の数値を同時にユーザに通知する、付記4に記載のプログラム。
(付記12)
プログラムは、プロセッサ29に、さらに、ユーザがサプリメントの服用を継続している期間に関する情報を取得するステップと、継続している期間に基づいて、ユーザに所定の特典を付与するステップと、を実行させる、付記1から11のいずれかに記載のプログラム。
(付記13)
プログラムは、プロセッサ29に、さらに、ユーザに対し、ユーザとは異なる1または複数の第2ユーザと毛髪分析の結果を共有するための操作を受け付けるステップと、共有された毛髪分析の結果を所定の期間毎に比較し、当該比較した結果に基づいてユーザに所定の特典を付与するステップと、を実行させる、付記1から12のいずれかに記載のプログラム。
(付記14)
プロセッサ29を備えるコンピュータ20により実行される方法であって、方法は、プロセッサ29が、ユーザの毛髪分析の結果に基づいた、ユーザの健康状態の判定結果を取得するステップと、取得した健康状態の判定結果に基づいて、ユーザに健康状態に関連するサプリメントを提案するステップと、を実行する、方法。
(付記15)
制御部203を備える情報処理装置20であって、制御部203が、ユーザの毛髪分析の結果に基づいた、ユーザの健康状態の判定結果を取得するステップと、取得した健康状態の判定結果に基づいて、ユーザに健康状態に関連するサプリメントを提案するステップと、を実行する、情報処理装置20。
10 端末装置、12 通信インタフェース、13 入力装置、14 出力装置、15 メモリ、16 記憶部、19 プロセッサ、20 サーバ、22 通信インタフェース、23 入出力インタフェース、25 メモリ、26 ストレージ、29 プロセッサ、80 ネットワーク、1801 ユーザ情報、1901 入力操作受付部、1902 送受信部、1903 データ処理部、1904 報知制御部、1302 ディスプレイ、140 音声処理部、141 マイク、142 スピーカ、150 位置情報センサ、160 カメラ、170 モーションセンサ、2021 ユーザ情報データベース、2022 サプリ情報データベース、2031 受信制御モジュール、2032 送信制御モジュール、2033 ユーザ情報取得モジュール、2034 健康状態情報取得モジュール、2035 サプリ提案モジュール。

Claims (15)

  1. プロセッサを備えるコンピュータにより実行されるプログラムであって、前記プログラムは、前記プロセッサに、
    ユーザの毛髪分析の結果に基づいた、前記ユーザの健康状態の判定結果を取得するステップと、
    前記取得した健康状態の判定結果に基づいて、前記ユーザに前記健康状態に関連するサプリメントを提案するステップと、を実行させる、プログラム。
  2. 前記健康状態の判定結果を取得するステップにおいて、前記毛髪分析の結果として、前記ユーザの毛髪の成分のうち、ミネラルとは異なる成分として、中性脂肪、コレステロール、尿酸、HBA1C、ストレス値からなる群から選択される少なくとも1つの成分に基づいた分析結果に基づいた前記判定結果を取得する、請求項1に記載のプログラム。
  3. 前記プログラムは、前記プロセッサに、さらに、
    前記ユーザから、前記ユーザの生活習慣に関する情報を受け付けるステップと、
    前記ユーザの健康状態を、過去の履歴、および前記受け付けた前記生活習慣の情報と共に所定の態様で表示するステップを実行させる、請求項1に記載のプログラム。
  4. 前記提案するステップにおいて、前記ユーザの健康状態から、所定の疾患の罹患可能性について前記ユーザに通知する、請求項1に記載のプログラム。
  5. 前記提案するステップにおいて、前記罹患可能性に基づいて、前記ユーザに提案される行動を表示する、請求項4に記載のプログラム。
  6. 前記表示するステップにおいて、前記所定の態様としてグラフ、チャート、リストからなる群から選択される少なくとも1つの態様で表示する、請求項3に記載のプログラム。
  7. 前記表示するステップにおいて、前記ユーザから入力を受け付けた前記生活習慣に関する情報と、前記判定した前記ユーザの健康状態とを、時間軸をそろえた態様で表示するステップと、を実行させる、請求項3に記載のプログラム。
  8. 前記生活習慣に関する情報の入力を受け付けるステップにおいて、
    前記ユーザからの前記入力が所定の期間ない場合に、前記ユーザに対し、所定の通知を提示する、請求項7に記載のプログラム。
  9. 前記プログラムは、前記プロセッサに、さらに、
    前記ユーザの健康状態から、ユーザの健康に関するスコアを設定するステップと、
    前記スコアに基づいて、所定の特典を前記ユーザに付与するステップと、を実行させる、請求項1に記載のプログラム。
  10. 前記プログラムは、前記プロセッサに、さらに、
    前記過去の履歴を、3か月間の履歴の情報に基づいて、前記ユーザの健康状態の改善度合いを判定するステップを実行させ、
    前記改善度合いが所定の閾値を下回る場合に、前記ユーザに対し、前記所定のアドバイスを提示する、請求項3に記載のプログラム。
  11. 前記通知するステップにおいて、所定の疾患に関する毛髪分析の結果の数値を同時に前記ユーザに通知する、請求項4に記載のプログラム。
  12. 前記プログラムは、前記プロセッサに、さらに、
    前記ユーザが前記サプリメントの服用を継続している期間に関する情報を取得するステップと、
    前記継続している期間に基づいて、前記ユーザに所定の特典を付与するステップと、を実行させる、請求項1に記載のプログラム。
  13. 前記プログラムは、前記プロセッサに、さらに、
    前記ユーザに対し、前記ユーザとは異なる1または複数の第2ユーザと前記毛髪分析の結果を共有するための操作を受け付けるステップと、
    前記共有された前記毛髪分析の結果を所定の期間毎に比較し、当該比較した結果に基づいて前記ユーザに所定の特典を付与するステップと、を実行させる、請求項1に記載のプログラム。
  14. プロセッサを備えるコンピュータにより実行される方法であって、前記方法は、前記プロセッサが、
    ユーザの毛髪分析の結果に基づいた、前記ユーザの健康状態の判定結果を取得するステップと、
    前記取得した健康状態の判定結果に基づいて、前記ユーザに前記健康状態に関連するサプリメントを提案するステップと、を実行する、方法。
  15. 制御部を備える情報処理装置であって、前記制御部が、
    ユーザの毛髪分析の結果に基づいた、前記ユーザの健康状態の判定結果を取得するステップと、
    前記取得した健康状態の判定結果に基づいて、前記ユーザに前記健康状態に関連するサプリメントを提案するステップと、を実行する、情報処理装置。
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