JP2024062509A - 契約書管理装置、契約書管理方法、およびプログラム - Google Patents

契約書管理装置、契約書管理方法、およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】従来、契約書の電子的な管理を適切に行えなかった。【解決手段】契約書識別子に対応付けて、契約書情報と、契約書の受領側の承認状態を示す状態情報を含む1以上の契約書属性値とを有する1以上の契約管理情報が格納される契約管理部114と、契約書情報を受信する契約書受信部121と、受信した契約書情報を含む契約管理情報を契約管理部114に蓄積する蓄積部133と、契約書情報の受領側の第二端末3から状態指示を受信する状態受信部123と、受信した状態指示に対応する状態情報を蓄積する状態蓄積部135と、出力指示を受信する出力指示受信部122と、出力指示に対応付く契約書識別子と対になる契約管理情報を取得する契約管理情報取得部134と、契約管理情報取得部134が取得した契約管理情報を送信する契約管理情報送信部141とを具備する契約書管理装置1により、契約書の電子的な管理を適切に行える。【選択図】図3

Description

本発明は、契約書情報を管理する契約書管理装置等に関するものである。
従来、電子契約サービスの利用者を支援する技術があった(例えば、特許文献1参照)。かかる技術を実現するプログラムは、プロセッサを備えるコンピュータに実行させるためのプログラムであって、前記プロセッサに、契約の当事者同士が当該契約を締結するための操作を受け付ける契約締結プラットフォームにおいて蓄積される、前記契約締結プラットフォームにおいて各ユーザで契約を締結した実績データを取得するステップと、前記実績データに基づいて、前記契約締結プラットフォームにおける第1のユーザの信用度を、当該第1のユーザが当事者となった契約締結の実績に基づき特定するステップと、特定される前記第1のユーザの信用度を、前記契約締結プラットフォームにおいて当該第1のユーザと契約締結をする第2のユーザに提示するステップと、を実行させるプログラムである。
特開2022-156924号公報
しかしながら、従来技術においては、契約書の電子的な管理を適切に行えなかった。さらに具体的には、従来技術においては、例えば、契約書の受領側の承認状態を管理できなかった。また、従来技術においては、例えば、他の1または2以上のサーバにおいて管理されている契約書を含めて、総括的に契約書を管理できなかった。また、従来技術においては、例えば、電子契約書に容易に署名ができなかった。また、従来技術においては、例えば、署名者の種類が管理できなかった。また、従来技術においては、例えば、他の1または2以上のサーバにおいて管理されている契約書を管理する場合に、そのサービスを識別する情報を管理できなかった。
本第一の発明の契約書管理装置は、契約書を識別する契約書識別子に対応付けて、契約書の電子データである契約書情報と、契約書の受領側の承認状態を示す状態情報を含む1以上の契約書属性値とを有する1以上の契約管理情報が格納される契約管理部と、契約書情報を受信する契約書受信部と、契約書受信部が受信した契約書情報を含む契約管理情報を、契約書識別子に対応付けて、契約管理部に蓄積する蓄積部と、契約書識別子に対応付けて、契約書識別子に対応する契約書情報の受領側の第二端末から、契約書の承認状態に関する状態指示を受信する状態受信部と、契約書識別子に対応付けて、状態受信部が受信した状態指示に対応する状態情報を蓄積する状態蓄積部と、契約書識別子に対応付く出力指示を受信する出力指示受信部と、出力指示受信部が受信した出力指示に対応付く契約書識別子と対になる契約管理情報を契約管理部から取得する契約管理情報取得部と、契約管理情報取得部が取得した契約管理情報を送信する契約管理情報送信部とを具備する契約書管理装置である。
かかる構成により、契約書の受領側の承認状態を管理することにより、契約書の電子的な管理を適切に行える。
また、本第二の発明の契約書管理装置は、第一の発明に対して、1以上の各組織識別子に対応付けて、送信先識別子が格納される送信先管理部と、送信先識別子が示す送信先に送信された、契約書に関する契約関連情報を取得する契約関連情報取得部をさらに具備し、蓄積部は、契約関連情報取得部が取得した契約関連情報を用いて、契約管理情報の一部または全部を構成し、契約管理情報の一部または全部を、契約管理部に蓄積する、契約書管理装置である。
かかる構成により、契約書の電子的な管理を適切に行える。
また、本第三の発明の契約書管理装置は、第一または第二の発明に対して、状態受信部は、承認したことを示す状態指示を受信し、1以上の各組織識別子に対応付けて、署名情報が格納される署名管理部と、状態受信部が状態指示を受信した場合に、状態指示に対応する契約書識別子に対応付付く組織識別子と対になる署名情報を署名管理部から取得し、署名情報を契約書識別子と対になる契約書情報を付加する署名部とをさらに具備する契約書管理装置である。
かかる構成により、電子契約書に容易に署名できる。
また、本第四の発明の契約書管理装置は、第一から第三いずれか1つの発明に対して、契約管理情報は、署名者の種類である署名者種類を有する契約書管理装置である。
かかる構成により、署名者の種類が管理できる。
また、本第五の発明の契約書管理装置は、第四の発明に対して、契約書識別子に対応付けて、署名情報を受信する署名受信部と、契約書識別子に対応付けて、署名受信部が受信した署名情報を蓄積する署名部と、署名情報を入力したユーザの種類に対応する署名者種類を取得し、蓄積する種類蓄積部とをさらに具備する契約書管理装置である。
かかる構成により、署名者の種類を自動的に取得し、管理できる。
また、本第六の発明の契約書管理装置は、第一から第五いずれか1つの発明に対して、契約管理情報は、契約書を管理する他のサーバによる契約書の管理サービスを識別するサービス識別子を有する契約書管理装置である。
かかる構成により、契約書を管理する他のサーバを識別するサービス識別子を管理できる。
また、本第七の発明の契約書管理装置は、第六の発明に対して、契約書受信部が受信した契約書情報の送信元を特定する送信元識別子に対応するサービス識別子を取得するサービス識別子取得部をさらに具備し、蓄積部は、サービス識別子を契約管理部に蓄積する契約書管理装置である。
かかる構成により、契約書を管理する他のサーバを識別するサービス識別子を自動的に取得できる。
本発明による契約書管理装置によれば、契約書の電子的な管理を適切に行える。
本実施の形態における契約書システムAの概念図 同契約書システムAのブロック図 同契約書管理装置1のブロック図 同契約書管理装置1の動作例について説明するフローチャート 同情報構成処理の例について説明するフローチャート 同第一端末2の動作例について説明するフローチャート 同第二端末3の動作例について説明するフローチャート 同次運用端末4の動作例について説明するフローチャート 同サーバ5の動作例について説明するフローチャート 同送信先管理表を示す図 同署名管理表を示す図 同承認者管理表を示す図 同契約管理表を示す図 同送信元・サービス対応表を示す図 同画面例を示す図 同画面例を示す図 同画面例を示す図 同コンピュータシステムの概観図 同コンピュータシステムのブロック図
以下、契約書管理装置等の実施形態について図面を参照して説明する。なお、実施の形態において同じ符号を付した構成要素は同様の動作を行うので、再度の説明を省略する場合がある。
(実施の形態1)
本実施の形態において、契約書情報の受領側の承認状態を管理する契約管理装置を具備する契約書システムについて説明する。
また、本実施の形態において、組織ごとに送信先識別子(例えば、メールアドレス)を管理し、当該送信先識別子で識別される送信先に送信された契約関連情報を用いて、契約管理情報を取得し、蓄積する契約管理装置を具備する契約書システムについて説明する。
また、本実施の形態において、端末から承認指示を受信した場合に、管理している署名情報を用いて、契約書情報に自動的に署名情報を付加する契約管理装置を具備する契約書システムについて説明する。
また、本実施の形態において、契約書情報に対して、署名したユーザの種類が区別可能に管理される契約管理装置を具備する契約書システムについて説明する。なお、ユーザの種類は、例えば、契約書の受領側の者か運用側の者であるか等である。
さらに、本実施の形態において、契約書情報が元々管理されている他のサーバのサービスを特定するサービス識別子を管理する契約管理装置を具備する契約書システムについて説明する。なお、他のサーバのサービスは、通常、契約書情報の管理に関係するサービスである。
なお、本実施の形態において、情報Xが情報Yに対応付いていることは、情報Xから情報Yを取得できること、または情報Yから情報Xを取得できることであり、その対応付けの方法は問わない。情報Xと情報Yとがリンク付いていても良いし、同じバッファに存在していても良いし、情報Xが情報Yに含まれていても良いし、情報Yが情報Xに含まれている等でも良い。
図1は、本実施の形態における契約書システムAの概念図である。契約書システムAは、契約書管理装置1、1または2以上の第一端末2、1または2以上の第二端末3、1または2以上の運用端末4、および1または2以上のサーバ5を備える。
契約書管理装置1は、契約書情報を管理するサーバである。契約書管理装置1は、2以上の各サーバ5から送信された契約書情報を管理するサーバであることは好適である。契約書管理装置1は、例えば、クラウドサーバ、ASPサーバ等であるが、その種類は問わない。
第一端末2は、契約書情報を作成する側のユーザが使用する端末である。第二端末3は、契約書情報を受領する側のユーザが使用する端末である。運用端末4は、契約書管理装置1の運用側のユーザが使用する端末である。運用端末4を使用する運用側のユーザは、契約書情報を受領する側の委託を受けて、契約書情報に対して署名情報を付加することを行っても良い。第一端末2、第二端末3、および運用端末4は、例えば、いわゆるパーソナルコンピュータ、タブレット端末、スマートフォン等であり、その種類は問わない。
サーバ5は、契約書情報の管理サービスを提供するサーバである。サーバ5は、契約書管理装置1とは異なる装置である。サーバ5は、例えば、CLOUD SIGNのサーバ、Docusign(登録商標)のサーバ、GMOサイン(登録商標)のサーバである。サーバ5は、例えば、クラウドサーバ、ASPサーバ等であるが、その種類は問わない。
図2は、本実施の形態における契約書システムAのブロック図である。図3は、契約書管理装置1のブロック図である。
契約書管理装置1は、格納部11、受信部12、処理部13、および送信部14を備える。格納部11は、送信先管理部111、署名管理部112、承認者管理部113、および契約管理部114を備える。受信部12は、契約書受信部121、出力指示受信部122、状態受信部123、および署名受信部124を備える。処理部13は、契約関連情報取得部131、サービス識別子取得部132、蓄積部133、契約管理情報取得部134、状態蓄積部135、署名部136、および種類蓄積部137を備える。送信部14は、契約管理情報送信部141を備える。
第一端末2は、第一格納部21、第一受付部22、第一処理部23、第一送信部24、第一受信部25、および第一出力部26を備える。
第二端末3は、第二格納部31、第二受付部32、第二処理部33、第二送信部34、第二受信部35、および第二出力部36を備える。
運用端末4は、運用格納部41、運用受付部42、運用処理部43、運用送信部44、運用受信部45、および運用出力部46を備える。
サーバ5は、サーバ格納部51、サーバ受信部52、サーバ処理部53、およびサーバ送信部54を備える。
契約書管理装置1を構成する格納部11には、各種の情報が格納される。各種の情報は、例えば、後述する送信先識別子、後述する署名情報、後述する承認者情報、後述する契約管理情報、メールBOX、送信元・サービス対応表である。
メールBOXは、後述する送信先識別子で識別されるメールを格納する記録領域である。メールBOXは、1以上の各送信先識別子ごとに存在する。なお、メールBOXは、図示しない他のメールサーバが保持していても良い。
送信元・サービス対応表とは、送信元識別子とサービス識別子との対応をとるための表である。送信元・サービス対応表には、送信元識別子とサービス識別子との対応を示す1または2以上の対応情報が格納されている。対応情報は、例えば、送信元識別子の一部とサービス識別子とを有する。送信元識別子の一部は、例えば、メールアドレスの一部であり、例えば、メールアドレスの「@」の次の文字以降の文字列である。
送信先管理部111には、1または2以上の各組織識別子に対応付けて、送信先識別子が格納される。
組織識別子とは、契約を行う組織の識別子である。なお、組織は、契約を行う主体者であれば良く、個人でも良い。組織は、企業、地方公共団体等であり、その種類は問わない。組織識別子は、例えば、組織名、IDである。
送信先識別子とは、送信先を特定する情報である。送信先識別子は、メールアドレスであることは好適であるが、電話番号、FAX番号、LINE(登録商標)等の通信アプリのID等でも良い。送信先識別子は、契約を行う組織または担当者に対して与えられた情報である。一の送信先識別子は、契約書管理装置1の運用側が、契約を行う組織または担当者に対して与えたメールアドレス等である。通常、契約を行う組織または担当者が契約書管理装置1を利用する前に、一の送信先識別子が与えられ、送信先管理部111に組織識別子と送信先識別子との対の情報が蓄積される。
署名管理部112には、1または2以上の署名情報が格納される。1以上の各署名情報には、組織識別子が対応付いている。つまり、一の署名情報は、一の組織の署名の情報である。署名情報は、契約書における署名を構成する情報である。署名情報は、例えば、組織名と代表者名とを含む文字列を含む。署名情報は、例えば、組織の住所を含む文字列を含む。署名情報は、例えば、電子押印のための印鑑情報を含む。
承認者管理部113には、1または2以上の承認者情報が格納される。1以上の各承認者情報には、組織識別子が対応付いている。一の組織識別子に2以上の承認者情報が対応付いていても良い。
承認者情報とは、契約書情報に対して、承認する者に関する情報である。承認者情報は、例えば、承認者識別子、部署名、氏名、役職、送信先識別子を有する。承認者識別子とは、承認者を識別する情報である。承認者識別子は、例えば、IDであるが、承認者の氏名、メールアドレス、電話番号等でも良い。部署名は、承認者が属する部署の名称である。ここでの送信先識別子は、承認者に情報を送信する先を特定する情報である。ここでの送信先識別子は、例えば、承認者のメールアドレス、通信アプリにおける承認者のID、電話番号である。
契約管理部114には、1または2以上の契約管理情報が格納される。1以上の各契約管理情報には、契約書識別子が対応付いている。
契約書識別子とは、契約書を識別する情報である。契約書を識別する情報は、契約書情報を識別する情報、または契約を識別する情報である、と言える。契約書識別子は、例えば、IDであるが、契約書名等でも良い。
契約管理情報とは、契約書に関する情報である。契約管理情報とは、契約書の管理のための情報である、と言える。契約管理情報は、例えば、契約書情報と1以上の契約書属性値とを有する。なお、契約書情報は、契約管理情報に含まれない、と考えても良い。
契約書情報とは、契約書の電子データである。契約書情報は、例えば、ファイルであるが、データベースの一レコード等でも良い。契約書情報は、例えば、PDFファイルであるが、テキストファイル、画像等でも良く、そのデータ構造は問わない。
契約書属性値とは、契約書の属性値である。1以上の契約書属性値は、例えば、状態情報、時情報、タイトル、サービス識別子、送信先識別子、送信元識別子、署名者種類のうちの1以上の情報を含む。
状態情報とは、契約書情報の受領側の承認に関する状態を示す情報である。状態情報は、例えば、「未処理」「承認待ち」「署名待ち」「締結済み」のうちのいずれかを採り得る。状態情報は、これらの情報以外の状態を示す情報を採り得ても良い。「未処理」とは、契約書情報が受信された段階である。「承認待ち」とは、契約書情報に対する承認待ちの状態である。「署名待ち」とは、契約書情報に対する承認の処理が完了し、署名の受け付けを待っている状態である。「締結済み」とは、契約が締結された状態である。
時情報は、例えば、契約書情報が受信された時を示す情報である。時情報は、例えば、日時であるが、日、月、年月日等でも良く、その粒度は問わない。時情報は、契約が締結された時を示す情報でも良い。
サービス識別子とは、契約書を管理する他のサーバ5による契約書の管理サービスを識別する情報である。サービス識別子は、例えば、ID、サービス名、サービスを提供する組織名である。サービス識別子は、例えば、「CLOUD SIGN」「Docusign」「GMOサイン」である。
送信先識別子とは、契約書情報が送信された送信先を特定する情報である。送信先識別子は、例えば、メールアドレス、通信アプリのID、電話番号、FAX番号であるが、情報の送信に利用できる情報であれば良い。契約書情報は、通常、契約書の作成者の第一端末2から送信された情報である。契約書情報は、例えば、第一端末2からサーバ5経由で送信された情報である。
送信元識別子とは、契約書情報を送信した者(通常、契約書の作成者)の送信元を特定する情報である。送信元識別子は、例えば、メールアドレス、通信アプリのID、電話番号、FAX番号であるが、情報の送信に利用できる情報であれば良い。
送信元識別子は、例えば、サーバ5に対応する情報である。第一端末2からサーバ5経由で契約書情報が契約書管理装置1に送信された場合、その送信元は、当該サーバ5を特定する情報である。かかる送信元識別子は、例えば、電子メールアドレスである。
署名者種類とは、契約書に対して署名を行った署名者の種類を特定する情報である。なお、この署名は、契約書情報を受領した側の署名である。署名者種類は、例えば、「受領側」「運用側」「自動」のいずれかである。「受領側」は、契約書情報の受領側のユーザ(第二端末3のユーザ)が署名したことを示す。「運用側」は、契約書情報の受領側から署名の代行を依頼された運用側のユーザ(運用端末4のユーザ)が署名したことを示す。「自動」は、自動的に署名が行われたことを示す。なお、自動的に署名を行う処理は、通常、契約書管理装置1が行うが、他の装置が行っても良い。
受信部12は、各種の情報や指示を受信する。各種の情報や指示は、例えば、契約書情報、契約管理情報の一部または全部、出力指示、承認者割当指示、承認指示、署名情報、署名情報を含む契約書情報である。
承認者割当指示とは、一の契約書情報に対する1以上の承認者を割り当てる指示である。承認者割当指示は、当該一の契約書情報の契約書識別子に対応付いている。承認者割当指示は、例えば、組織識別子に対応付いている。承認者割当指示は、通常、承認者を特定する情報を有する。承認者を特定する情報は、例えば、承認者のユーザ識別子、承認者の氏名、承認者の通知先情報、組織識別子である。
契約書受信部121は、契約書情報を受信する。契約書受信部121は、契約書情報を含む契約関連情報の全部または一部を受信しても良い。
契約関連情報とは、契約書に関連する情報である。契約関連情報は、契約書情報を含む。契約関連情報は、1以上の契約書属性値を有する。契約関連情報は、契約管理情報と同じでも良いし、契約管理情報の一部等でも良い。
契約書受信部121は、例えば、サーバ5から契約書情報を受信する。契約書受信部121は、例えば、第一端末2または運用端末4から契約書情報を受信する。
契約書受信部121は、例えば、電子メールで契約書情報を受信する。ただし、契約書情報を受信する手段は問わない。契約書受信部121は、例えば、Line等の通信アプリ、ショートメッセージにより契約書情報を受信する。契約書受信部121は、例えば、端末から入力された契約書情報をインターネット経由で受信する。なお、単に端末と言った場合、第一端末2、第二端末3、運用端末4のうちの1または2以上が該当し得る。
出力指示受信部122は、契約書識別子に対応付く出力指示を受信する。出力指示とは、契約関連情報の一部または全部を出力する指示である。出力指示受信部122は、例えば、第二端末3または運用端末4から出力指示を受信する。
状態受信部123は、契約書識別子に対応付けて、当該契約書識別子に対応する契約書情報の受領側の第二端末3から、状態指示を受信する。状態受信部123は、例えば、契約書情報に対して承認したことを示す状態指示を受信する。
状態指示とは、契約書の承認状態に関する情報である。状態指示は、通常、状態情報を変更するための指示である。状態指示は、状態情報と同じでも良いし、状態情報に対応付く情報でも良い。状態指示は、例えば、指示されたボタン(状態の変更に関するボタン)を識別する情報を含む。状態指示は、例えば、「承認する」ボタンの押下により発生する指示、「署名完了」ボタンの押下により発生する指示である。状態指示は、契約書情報に対して承認したことを示す承認指示でも良い。
署名受信部124は、契約書識別子に対応付けて、署名情報を受信する。署名情報を受信することは、署名情報を有する契約書情報を受信することでも良いし、契約書情報を受信せずに、署名情報を受信することでも良い。署名受信部124は、例えば、第二端末3または運用端末4から署名情報を受信する。
処理部13は、各種の処理を行う。各種の処理とは、例えば、契約関連情報取得部131、サービス識別子取得部132、蓄積部133、契約管理情報取得部134、状態蓄積部135、署名部136、種類蓄積部137が行う処理である。
処理部13は、例えば、受信された承認者割当指示に対応する割当処理を行う。
割当処理とは、受信された承認者割当指示に対応する契約書識別子で識別される契約書情報に、承認者を割り当てる処理である。割当処理は、例えば、契約書識別子に対応付けて、承認者割当指示に含まれる承認者を特定する情報を蓄積する処理である。割当処理は、例えば、契約書識別子と、承認者割当指示に含まれる承認者を特定する情報とを対応付ける処理である。割当処理は、例えば、契約書識別子と、承認者割当指示に対応する組織識別子と対になる承認者識別子とを対応付ける処理である。ただし、割当処理の具体的な内容は問わない。
契約関連情報取得部131は、送信先識別子が示す送信先に送信された、契約関連情報を取得する。契約関連情報は、例えば、1以上の契約書属性値を含む契約に関する電子メールである。契約関連情報は、例えば、契約書情報を含む。契約関連情報取得部131は、例えば、メールBOXから電子メールを読み出す。
契約関連情報取得部131が取得する契約関連情報は、通常、契約書識別子に対応付いている。
契約関連情報取得部131は、契約書受信部121が受信した契約関連情報の全部または一部を含む情報を取得する。契約書受信部121が電子メールである契約関連情報の全部または一部を受信した場合、契約関連情報取得部131は、例えば、当該電子メールのタイトルから、契約書属性値であるタイトルを取得する。かかるタイトルは契約のタイトルであり、例えば、「○○様から業務委託契約」「△△様から秘密保持契約書」である。
契約関連情報取得部131は、例えば、契約書受信部121が契約関連情報の全部または一部を受信した場合に、当該受信した時を特定する時情報を取得する。
契約関連情報取得部131は、例えば、契約書受信部121が受信した契約書情報の送信先を示す送信先識別子(例えば、メールアドレス)を取得する。
契約関連情報取得部131は、例えば、状態情報を取得する。なお、契約関連情報取得部131が参照に取得する状態情報は、例えば、「未処理」である。
契約関連情報取得部131は、例えば、契約書受信部121が契約書情報を受信した場合に、ユニークな契約書識別子を取得する。契約関連情報取得部131は、例えば、ユニークな契約書識別子を生成する。契約関連情報取得部131は、例えば、多数の契約書識別子の候補から、未使用の契約書識別子を取得する。なお、ユニークな識別子を取得する方法は問わない。
サービス識別子取得部132は、契約書受信部121が受信した契約書情報の送信元を特定する送信元識別子に対応するサービス識別子を取得する。
サービス識別子取得部132は、例えば、契約書受信部121が契約書情報を受信した場合に、当該契約書情報の送信元を特定する送信元識別子に基づいて、サービス識別子を取得する。サービス識別子取得部132は、例えば、送信元・サービス対応表を参照し、送信元識別子に基づく、サービス識別子を取得する。
サービス識別子取得部132は、例えば、契約書受信部121が受信した契約書情報の送信元を特定する送信元識別子(例えば、メールアドレス「abc@xxx.co.jp」)を取得し、当該送信元識別子から、その一部(例えば、@より後の文字列「xxx.co.jp」)を取得し、当該一部に対応するサービス識別子(例えば、「電子契約サービスX」)を送信元・サービス対応表から取得する。
蓄積部133は、契約書受信部121が受信した契約書情報を含む契約管理情報を、契約書識別子に対応付けて、契約管理部114に蓄積する。
蓄積部133は、契約関連情報取得部131が取得した契約関連情報を用いて、契約管理情報の一部または全部を構成し、当該契約管理情報の一部または全部を、契約管理部114に蓄積する。
蓄積部133は、サービス識別子取得部132が取得したサービス識別子を契約管理部114に蓄積する。
蓄積部133は、例えば、契約書受信部121が受信した契約書情報と、契約関連情報取得部131が取得した契約関連情報と、サービス識別子取得部132が取得したサービス識別子とを含む契約管理情報を契約管理部114に蓄積する。
なお、ここで蓄積される契約管理情報は、完成された契約管理情報でなくても良い。ここで蓄積される契約管理情報は、例えば、契約書識別子、時情報、送信先識別子、送信元識別子、タイトル、サービス識別子、「未処理」を示す状態情報を有する。契約管理情報は、契約書情報をも有することは好適である。ただし、契約管理情報は、契約書情報を特定する契約書情報識別子(例えば、ファイル名)を有しても良い。なお、契約書情報は、格納部11に蓄積されることは好適であるが、他の装置に蓄積されても良い。
契約管理情報取得部134は、出力指示受信部122が受信した出力指示に対応付く契約書識別子と対になる契約管理情報を契約管理部114から取得する。ここで、契約管理情報取得部134は、契約管理情報の全部を取得しても良いし、契約管理情報の一部を取得しても良い。
状態蓄積部135は、契約書識別子に対応付けて、状態受信部123が受信した状態指示に対応する状態情報を蓄積する。
例えば、状態受信部123が受信した状態指示「ダウンロード」を受信した場合、状態蓄積部135は、状態情報を「未処理」から変更するための状態情報である「承認待ち」を取得し、契約書識別子に対応付けて、契約管理部114に蓄積する。
例えば、状態受信部123が受信した状態指示「承認する」を受信した場合、状態蓄積部135は、状態情報を「承認待ち」から変更するための状態情報である「署名待ち」を取得し、契約書識別子に対応付けて、契約管理部114に蓄積する。
例えば、状態受信部123が受信した状態指示「署名完了」を受信した場合、状態蓄積部135は、状態情報を「署名待ち」から変更するための状態情報である「締結済み」を取得し、契約書識別子に対応付けて、契約管理部114に蓄積する。
署名部136は、状態受信部123が状態指示を受信した場合に、状態指示に対応する契約書識別子に対応付付く組織識別子と対になる署名情報を署名管理部112から取得し、当該署名情報を当該契約書識別子と対になる契約書情報を付加する。なお、かかる付加の処理の結果、署名情報付きの契約書情報が格納部11に蓄積される。
署名部136は、契約書識別子に対応付けて、署名受信部124が受信した署名情報を、契約管理部114に蓄積する。
署名部136は、契約書識別子に対応付けて、署名受信部124が受信した署名情報付きの契約書情報を、格納部11に蓄積する。
種類蓄積部137は、署名情報を入力したユーザの種類に対応する署名者種類を取得し、当該署名者種類を、契約書識別子に対応付けて契約管理部114に蓄積する。
送信部14は、各種の情報を送信する。各種の情報は、例えば、契約管理情報、契約書情報である。
契約管理情報送信部141は、契約管理情報取得部134が取得した契約管理情報を送信する。ここで送信される契約管理情報は、契約管理部114で管理されている契約管理情報の一部でも良い。
第一端末2を構成する第一格納部21には、各種の情報が格納される。各種の情報は、例えば、作成側識別子である。作成側識別子とは、契約書の作成側を識別する情報である。作成側識別子は、例えば、IDであるが、送信元識別子等でも良い。作成側識別子は、ユーザ識別子の一例である。
第一受付部22は、各種の指示や情報を受け付ける。各種の指示や情報は、例えば、契約書情報、契約関連情報の全部または一部、出力指示である。
各種の指示や情報の入力手段は、タッチパネルやキーボードやマウスやメニュー画面によるもの等、何でも良い。
第一処理部23は、各種の処理を行う。各種の処理は、例えば、受け付けられた情報や指示等を、送信する構造の情報や指示等にする処理である。各種の処理は、例えば、受信された情報を出力する構造の情報にする処理である。
第一送信部24は、各種の指示や情報を送信する。各種の指示や情報は、例えば、契約書情報、契約関連情報の全部または一部、出力指示である。
第一受信部25は、各種の情報を受信する。各種の情報は、例えば、契約が締結された旨の情報、締結後の契約書情報である。締結後の契約書情報は、受領側の署名情報を含む。
第一出力部26は、各種の情報を出力する。各種の情報は、例えば、契約が締結された旨の情報、締結後の契約書情報である。
ここで出力とは、ディスプレイへの表示、プロジェクターを用いた投影、プリンタでの印字、音出力、外部の装置への送信、記録媒体への蓄積、他の処理装置や他のプログラムなどへの処理結果の引渡しなどを含む概念である。
第二端末3を構成する第二格納部31には、各種の情報が格納される。各種の情報は、例えば、受領側識別子である。受領側識別子とは、契約書の受領側を識別する情報である。受領側識別子は、例えば、IDであるが、送信先識別子等でも良い。受領側識別子は、ユーザ識別子の一例である。
第二受付部32は、各種の指示や情報を受け付ける。各種の指示や情報は、例えば、出力指示、承認者割当指示、承認指示、署名情報、署名情報を含む契約書情報である。
各種の指示や情報の入力手段は、タッチパネルやキーボードやマウスやメニュー画面によるもの等、何でも良い。
第二処理部33は、各種の処理を行う。各種の処理は、例えば、受け付けられた情報や指示等を、送信する構造の情報や指示等にする処理である。各種の処理は、例えば、受信された情報を出力する構造の情報にする処理である。
第二送信部34は、各種の指示や情報を送信する。各種の指示や情報は、例えば、出力指示、承認者割当指示、承認指示、署名情報、署名情報を含む契約書情報である。
第二受信部35は、各種の情報を受信する。各種の情報は、例えば、契約書情報、契約管理情報である。
第二出力部36は、各種の情報を出力する。各種の情報は、例えば、契約書情報、契約管理情報である。
ここで出力とは、ディスプレイへの表示、プロジェクターを用いた投影、プリンタでの印字、音出力、外部の装置への送信、記録媒体への蓄積、他の処理装置や他のプログラムなどへの処理結果の引渡しなどを含む概念である。
運用端末4を構成する運用格納部41には、各種の情報が格納される。各種の情報は、例えば、運用側識別子である。運用側識別子とは、契約書管理装置1の運用側を識別する情報である。運用側識別子は、例えば、IDであるが、運用者名等でも良い。
運用受付部42は、各種の指示や情報を受け付ける。各種の指示や情報は、例えば、出力指示、署名情報、署名情報を含む契約書情報である。
各種の指示や情報の入力手段は、タッチパネルやキーボードやマウスやメニュー画面によるもの等、何でも良い。
運用処理部43は、各種の処理を行う。各種の処理は、例えば、受け付けられた情報や指示等を、送信する構造の情報や指示等にする処理である。各種の処理は、例えば、受信された情報を出力する構造の情報にする処理である。
運用送信部44は、各種の指示や情報を送信する。各種の指示や情報は、例えば、出力指示、署名情報、署名情報を含む契約書情報である。
運用受信部45は、各種の情報を受信する。各種の情報は、例えば、契約書情報、契約管理情報である。
運用出力部46は、各種の情報を出力する。各種の情報は、例えば、契約書情報、契約管理情報である。
ここで出力とは、ディスプレイへの表示、プロジェクターを用いた投影、プリンタでの印字、音出力、外部の装置への送信、記録媒体への蓄積、他の処理装置や他のプログラムなどへの処理結果の引渡しなどを含む概念である。
サーバ5を構成するサーバ格納部51には、各種の情報が格納される。各種の情報は、例えば、契約書情報、送信先管理表である。
送信先管理表とは、作成側識別子と送信先識別子との対応を示す情報である。作成側識別子と送信先識別子との対応は、送信元識別子と送信先識別子との対応と同意義である。つまり、作成側識別子と送信先識別子との対応は、契約書情報の作成者と、契約書情報を送信する先との対応である。
サーバ受信部52は、各種の情報を受信する。各種の情報は、例えば、作成側識別子に対応付く契約書情報、作成側識別子に対応付く1以上の契約書属性値である。
サーバ処理部53は、各種の処理を行う。各種の処理は、例えば、受信された情報や指示等を、送信する構造の情報や指示等にする処理である。
サーバ処理部53は、例えば、受信された契約書情報を送信した作成側の作成者識別子と対になる送信先識別子(例えば、メールアドレス)を取得する。また、サーバ処理部53は、例えば、受信された契約書情報を含む情報であり、送信する情報を構成する。送信する情報は、例えば、電子メールである。送信する情報は、例えば、契約書情報を添付ファイルに含む電子メールである。
サーバ処理部53は、例えば、受信された契約書情報等をサーバ格納部51に蓄積する。契約書情報等は、例えば、契約書情報と1以上の契約書属性値、または契約書情報である。
サーバ送信部54は、各種の指示や情報を送信する。サーバ送信部54は、例えば、サーバ処理部53が取得した送信先識別子で識別される送信先に、サーバ処理部53が取得した情報を送信する。なお、かかる情報は、例えば、電子メールである。
サーバ送信部54は、例えば、サーバ受信部52が受信した契約書情報等を、送信先識別子で識別される送信先に送信する。かかる送信先識別子は、契約書情報の受領側に与えられた送信先識別子である。かかる送信により、契約書情報等は、契約書管理装置1に送信される。
格納部11、送信先管理部111、署名管理部112、承認者管理部113、契約管理部114、第一格納部21、第二格納部31、運用格納部41、およびサーバ格納部51は、不揮発性の記録媒体が好適であるが、揮発性の記録媒体でも実現可能である。
格納部11等に情報が記憶される過程は問わない。例えば、記録媒体を介して情報が格納部11等で記憶されるようになってもよく、通信回線等を介して送信された情報が格納部11等で記憶されるようになってもよく、あるいは、入力デバイスを介して入力された情報が格納部11等で記憶されるようになってもよい。
受信部12、契約書受信部121、出力指示受信部122、状態受信部123、署名受信部124、第一受信部25、第二受信部35、運用受信部45、およびサーバ受信部52は、通常、無線または有線の通信手段で実現されるが、放送を受信する手段で実現されても良い。
処理部13、契約関連情報取得部131、サービス識別子取得部132、蓄積部133、契約管理情報取得部134、状態蓄積部135、署名部136、種類蓄積部137、第一処理部23、第二処理部33、運用処理部43、およびサーバ処理部53は、通常、プロセッサやメモリ等から実現され得る。処理部13等の処理手順は、通常、ソフトウェアで実現され、当該ソフトウェアはROM等の記録媒体に記録されている。但し、ハードウェア(専用回路)で実現しても良い。なお、プロセッサは、CPU、MPU、GPU等であり、その種類は問わない。
送信部14、契約管理情報送信部141、第一送信部24、第二送信部34、運用送信部44、およびサーバ送信部54は、通常、無線または有線の通信手段で実現されるが、放送手段で実現されても良い。
第一受付部22、第二受付部32、および運用受付部42は、タッチパネルやキーボード等の入力手段のデバイスドライバーや、メニュー画面の制御ソフトウェア等で実現され得る。
第一出力部26、第二出力部36、および運用出力部46は、ディスプレイやスピーカー等の出力デバイスを含むと考えても含まないと考えても良い。第一出力部26は、出力デバイスのドライバーソフトまたは、出力デバイスのドライバーソフトと出力デバイス等で実現され得る。
次に、契約書システムAの動作例について説明する。契約書管理装置1の動作例について、図4のフローチャートを用いて説明する。
(ステップS401)契約書受信部121は、契約書情報等を受信したか否かを判断する。契約書情報等を受信した場合はステップS402に行き、契約書情報等を受信しなかった場合はステップS404に行く。なお、契約書情報等とは、例えば、契約書情報と契約関連情報の全部または一部、または契約書情報である。また、契約書受信部121は、通常、1または2以上のサーバ5のうちのいずれかのサーバ5から契約書情報等を受信する。
(ステップS402)契約関連情報取得部131等は、ステップS401で受信された情報を用いて、契約管理情報を構成する。かかる情報構成処理の例について、図5のフローチャートを用いて説明する。
(ステップS403)蓄積部133は、ステップS402で構成された契約管理情報を契約管理部114に蓄積する。ステップS401に戻る。
(ステップS404)出力指示受信部122は、出力指示を端末から受信したか否かを判断する。出力指示を受信した場合はステップS405に行き、出力指示を受信しなかった場合はステップS409に行く。
(ステップS405)契約管理情報取得部134は、ステップS404で受信された出力指示に対応付く契約書識別子を取得し、当該契約書識別子と対になる契約管理情報を契約管理部114から取得する。
(ステップS406)契約管理情報送信部141は、ステップS405で取得された契約管理情報を、出力指示を送信してきた端末に送信する。
(ステップS407)状態蓄積部135は、ステップS404で受信された出力指示に対応付く契約書識別子と対になる状態情報が「未処理」であるか否かを判断する。「未処理」である場合はステップS408に行き、「未処理」でない場合はステップS401に戻る。
(ステップS408)状態蓄積部135は、ステップS404で受信された出力指示に対応付く契約書識別子と対になる状態情報を、「承認待ち」に変更する。ステップS401に戻る。
(ステップS409)受信部12は、第二端末3から承認者割当指示を受信したか否かを判断する。承認者割当指示を受信した場合はステップS410に行き、承認者割当指示を受信しなかった場合はステップS412に行く。
(ステップS410)処理部13は、ステップS409で受信された承認者割当指示に対応する契約書識別子で識別される契約書情報の承認者を割り当てる割当処理を行う。
(ステップS411)処理部13は、ステップS409で受信された承認者割当指示に対応する契約書識別子で識別される契約書情報等を契約管理部114から取得する。また、処理部13は、当該契約書情報の承認者のユーザ識別子を契約管理部114から取得する。また、処理部13は、当該ユーザ識別子と対になる送信先識別子を承認者管理部113から取得する。また、送信部14は、当該契約書情報等を、当該送信先識別子が示す送信先に送信する。ステップS401に戻る。
(ステップS412)受信部12は、承認者の第二端末3から承認指示を受信したか否かを判断する。承認指示を受信した場合はステップS413に行き、承認指示を受信しなかった場合はステップS416に行く。
(ステップS413)状態蓄積部135は、状態情報「承認済み」を格納部11から取得する。状態蓄積部135は、ステップS412で受信された承認指示に対応する状態情報を「承認済み」に更新する。
(ステップS414)署名部136は、ステップS412で受信された承認指示に対応する署名情報が署名管理部112に格納されているか否かを判断する。署名情報が署名管理部112に格納されている場合はステップS415に行き、格納されていない場合はステップS401に戻る。
(ステップS415)署名部136は、ステップS412で受信された承認指示に対応するユーザ識別子または組織識別子と対になる署名情報を署名管理部112から取得する。次に、署名部136は、ステップS412で受信された承認指示に対応する契約書識別子で識別される契約書情報に、取得した署名情報を書き込む。ステップS401に戻る。
(ステップS416)署名受信部124は、契約書識別子に対応付けて、署名情報等を受信したか否かを判断する。署名情報等を受信した場合はステップS417に行き、署名情報等を受信しなかった場合はステップS401に戻る。なお、署名情報等とは、署名情報を含む契約書情報、または署名情報である。
(ステップS417)署名部136は、契約書識別子に対応付けて、ステップS416で受信された署名情報等を契約管理部114に蓄積する。
なお、ステップS416で受信された署名情報等が署名情報を含む契約書情報である場合、署名部136は、当該契約書情報を、契約書識別子に対応付けて、契約管理部114に蓄積する。ステップS416で受信された署名情報等の中に契約書情報が含まれない場合、署名部136は、当該契約書情報を、契約書識別子と対になる契約書情報に付加し、署名情報を含む契約書情報を構成し、当該契約書情報を、契約書識別子に対応付けて、契約管理部114に蓄積する。
(ステップS418)状態蓄積部135は、状態情報「締結済み」を取得する。次に、状態蓄積部135は、契約書識別子に対応付く状態情報を、「締結済み」に更新する。
(ステップS419)署名部136は、ステップS416で受信された署名情報等に対応するユーザ識別子を用いて、署名者種類を取得し、当該署名者種類を、契約書識別子と対に、契約管理部114に蓄積する。ステップS401に戻る。
なお、図4のフローチャートにおいて、電源オフや処理終了の割り込みにより処理は終了する。
次に、ステップS402の情報構成処理の例について、図5のフローチャートを用いて説明する。
(ステップS501)契約関連情報取得部131は、契約書識別子を取得する。契約関連情報取得部131は、例えば、ユニークな契約書識別子を生成する。
(ステップS502)契約関連情報取得部131は、契約書受信部121が契約関連情報を受信した時を特定する時情報を、図示しない時計から取得する。
(ステップS503)契約関連情報取得部131は、ステップS401で受信された契約書情報等のうちのタイトルを取得する。なお、契約関連情報取得部131は、例えば、ステップS401で受信された電子メールのタイトルを取得する。
(ステップS504)契約関連情報取得部131は、ステップS401で受信された契約書情報等の送信元を示す送信元識別子(例えば、メールアドレス)を取得する。
(ステップS505)契約関連情報取得部131は、ステップS401で受信された契約書情報等の送信先を示す送信先識別子(例えば、メールアドレス)を取得する。
(ステップS506)サービス識別子取得部132は、ステップS401で受信された契約書情報等の送信元を特定する送信元識別子に対応するサービス識別子を取得する。
(ステップS507)契約関連情報取得部131は、ステップS401で受信された契約書情報等から契約書情報を取得する。
(ステップS508)契約関連情報取得部131は、状態情報「未処理」を格納部11から取得する。
(ステップS509)契約関連情報取得部131は、ステップS501からステップS508で取得された情報を含む契約関連情報を構成する。上位処理にリターンする。
次に、第一端末2の動作例について、図6のフローチャートを用いて説明する。
(ステップS601)第一受付部22は、契約書情報等を受け付けたか否かを判断する。契約書情報等を受け付けた場合はステップS602に行き、契約書情報等を受け付けなかった場合はステップS605に行く。
(ステップS602)第一処理部23は、ステップS601で受け付けられた契約書情報等を、図示しないバッファに一時蓄積する。
(ステップS603)第一受付部22は、契約書送信指示を受け付けたか否かを判断する。契約書送信指示を受け付けた場合はステップS604に行き、契約書送信指示を受け付けなかった場合はステップS603に戻る。
(ステップS604)第一処理部23は、図示しないバッファの契約書情報等を含む情報であり、送信する情報を構成する。第一送信部24は、当該情報を、一のサーバ5に送信する。ステップS601に戻る。
(ステップS605)第一受付部22は、出力指示を受け付けたか否かを判断する。出力指示を受け付けた場合はステップS606に行き、出力指示を受け付けなかった場合はステップS601に戻る。
(ステップS606)第一処理部23は、送信する出力指示を構成する。第一送信部24は、当該出力指示を契約書管理装置1に送信する。
(ステップS607)第一受信部25は、出力指示に対応する契約管理情報等を契約書管理装置1から受信したか否かを判断する。契約管理情報等を受信した場合はステップS608に行き、契約管理情報等を受信しなかった場合はステップS607に戻る。
(ステップS608)第一処理部23は、ステップS607で受信された契約管理情報等を用いて、出力する契約管理情報等を構成する。第一出力部26は、当該契約管理情報等を出力する。ステップS601に戻る。
なお、図6のフローチャートにおいて、第一受付部22が、契約書情報等と出力指示以外の情報や指示を受け付けた場合、当該情報や指示に応じた処理を行う。
また、図6のフローチャートにおいて、電源オフや処理終了の割り込みにより処理は終了する。
次に、第二端末3の動作例について、図7のフローチャートを用いて説明する。
(ステップS701)第二受付部32は、出力指示を受け付けたか否かを判断する。出力指示を受け付けた場合はステップS702に行き、出力指示を受け付けなかった場合はステップS705に行く。
(ステップS702)第二処理部33は、送信する出力指示を構成する。第二送信部34は、当該出力指示を契約書管理装置1に送信する。
(ステップS703)第二受信部35は、出力指示に対応する契約管理情報等を契約書管理装置1から受信したか否かを判断する。契約管理情報等を受信した場合はステップS704に行き、契約管理情報等を受信しなかった場合はステップS703に戻る。
(ステップS704)第二処理部33は、ステップS703で受信された契約管理情報等を用いて、出力する契約管理情報等を構成する。第二出力部36は、当該契約管理情報等を出力する。ステップS701に戻る。
(ステップS705)第二受付部32は、承認者割当指示を受け付けたか否かを判断する。承認者割当指示を受け付けた場合はステップS706に行き、承認者割当指示を受け付けなかった場合はステップS707に行く。
(ステップS706)第二処理部33は、ステップS705で受け付けられた承認者割当指示を用いて、送信する承認者割当指示を構成する。第二送信部34は、当該承認者割当指示を契約書管理装置1に送信する。ステップS701に戻る。
(ステップS707)第二受付部32は、承認指示を受け付けたか否かを判断する。承認指示を受け付けた場合はステップS708に行き、承認指示を受け付けなかった場合はステップS709に行く。
(ステップS708)第二処理部33は、ステップS707で受け付けられた承認指示を用いて、送信する承認指示を構成する。第二送信部34は、当該承認指示を契約書管理装置1に送信する。ステップS701に戻る。
(ステップS709)第二受付部32は、署名情報を受け付けたか否かを判断する。署名情報を受け付けた場合はステップS710に行き、署名情報を受け付けなかった場合はステップS701に戻る。
(ステップS710)第二処理部33は、ステップS709で受け付けられた署名情報を、図示しないバッファに一時蓄積する。
(ステップS711)第二受付部32は、署名完了指示を受け付けたか否かを判断する。署名完了指示を受け付けた場合はステップS712に行き、署名完了指示を受け付けなかった場合はステップS711に戻る。
(ステップS712)第二処理部33は、図示しないバッファの署名情報を用いて、送信する署名情報等を構成する。第二送信部34は、契約書識別子に対応付けて、当該署名情報等を契約書管理装置1に送信する。ステップS701に戻る。
なお、図7のフローチャートにおいて、第二受付部32が、情報や指示を受け付けた場合、当該情報や指示に応じた処理を行う。
また、図7のフローチャートにおいて、電源オフや処理終了の割り込みにより処理は終了する。
次に、運用端末4の動作例について、図8のフローチャートを用いて説明する。
(ステップS801)運用受付部42は、出力指示を受け付けたか否かを判断する。出力指示を受け付けた場合はステップS802に行き、出力指示を受け付けなかった場合はステップS805に行く。
(ステップS802)運用処理部43は、送信する出力指示を構成する。運用送信部44は、当該出力指示を契約書管理装置1に送信する。
(ステップS803)運用受信部45は、出力指示に対応する契約管理情報等を契約書管理装置1から受信したか否かを判断する。契約管理情報等を受信した場合はステップS804に行き、契約管理情報等を受信しなかった場合はステップS803に戻る。
(ステップS804)運用処理部43は、ステップS803で受信された契約管理情報等を用いて、出力する契約管理情報等を構成する。運用出力部46は、当該契約管理情報等を出力する。ステップS801に戻る。
(ステップS805)運用受付部42は、署名情報等を受け付けたか否かを判断する。署名情報等を受け付けた場合はステップS806行き、署名情報等を受け付けなかった場合はステップS801に戻る。
なお、ここでの署名情報等は、例えば、署名情報が記載された契約書を電子化した署名情報付きの契約書情報である。ここでの署名情報等は、例えば、郵送されてきた署名情報が記載された紙の契約書を、スキャナを用いて電子化した署名情報付きの契約書情報である。
(ステップS806)運用処理部43は、ステップS805で受け付けられた署名情報等を送信する構造にする。第二送信部34は、当該署名情報等を契約書管理装置1に送信する。ステップS801に戻る。
なお、図8のフローチャートにおいて、運用受付部42が、情報や指示を受け付けた場合、当該情報や指示に応じた処理を行う。
また、図8のフローチャートにおいて、電源オフや処理終了の割り込みにより処理は終了する。
次に、サーバ5の動作例について、図9のフローチャートを用いて説明する。
(ステップS901)サーバ受信部52は、第一端末2から、契約書情報等を受信したか否かを判断する。契約書情報等を受信した場合はステップS902に行き、契約書情報等を受信しなかった場合はステップS901に戻る。
(ステップS902)サーバ処理部53は、ステップS901で受信された契約書情報等をサーバ格納部51に蓄積する。
(ステップS903)サーバ処理部53は、ステップS901で受信された契約書情報等を用いて、送信する情報を構成する。
(ステップS904)サーバ処理部53は、ステップS901で受信された契約書情報等を送信してきた先の送信先識別子を取得する。サーバ処理部53は、例えば、ステップS901で受信された契約書情報等に含まれる送信先識別子を取得する。サーバ処理部53は、例えば、ステップS901で受信された契約書情報等に対応する組織識別子であり、契約の相手先の組織識別子と対になる送信先識別子を、サーバ格納部51から読み出す。かかる場合、サーバ格納部51に、組織識別子と対に、送信先識別子が管理されている。
(ステップS905)サーバ送信部54は、ステップS904で取得した送信先識別子が示す送信先に、ステップS903で構成された情報を送信する。ステップS901に戻る。
なお、かかる送信は、契約書管理装置1への送信であることは好適である。また、かかる情報は、例えば、契約書情報等を添付ファイルとする電子メールである。また、当該電子メールの送信元のアドレスは、当該サーバ5に対応する(通常、固有の)アドレスである。
(ステップS906)サーバ受信部52は、第一端末2から指示等を受信したか否かを判断する。指示等を受信した場合はステップS907に行き、指示等を受信しなかった場合はステップS901に戻る。
(ステップS907)運用処理部43等は、ステップS906で受信された指示等に応じた処理を行う。ステップS901に戻る。
なお、図9のフローチャートにおいて、電源オフや処理終了の割り込みにより処理は終了する。
以下、本実施の形態における契約書システムAの具体的な動作例について説明する。
今、契約書管理装置1の送信先管理部111には、図10に示す送信先管理表が格納されている、とする。送信先管理表とは、組織ごとの送信先識別子を管理する表である。送信先管理表は、「ID」「組織識別子」「送信先識別子」を有する1以上のレコードを管理する。「ID」はレコードを識別する情報である。「組織識別子」は、ここでは組織名である。「送信先識別子」は、ここでは、メールアドレスである。「送信先識別子」は、契約書管理装置1の使用を開始する組織に対して、契約書管理装置1の運用側が与えた送信先識別子である。「送信先識別子」は、第一端末2のユーザである契約書の作成者側が、契約書情報を管理するサーバ5であり、第一端末2のユーザが利用しているサーバ5に与える送信先識別子である。
なお、サーバ5において、第一端末2のユーザである契約書の作成者側のIDと送信先識別子とが対応付けて管理されていても良い。また、第一端末2のユーザが契約書情報をサーバ5に送信する際に、当該ユーザが、送信先識別子を指定して、契約書情報を送信しても良い。
また、送信先管理表(図10)の「送信先識別子」は、契約書管理装置1の運用側が用意したメールアドレスであり、すべて「@yyyy.com」を含む。
また、署名管理部112には、図11に示す署名管理表が格納されている、とする。署名管理表とは、組織ごとの署名情報を管理する表である。署名管理表は、「ID」「組織識別子」「署名情報」を有する1以上のレコードを管理する。「署名情報」は、ここでは「文字列情報」「印鑑情報」を有する。「文字列情報」は、契約書情報に署名をする際に、契約書情報に付加される文字列である。「文字列情報」は、通常、住所、組織名 代表名等を有する。「印鑑情報」は、契約書情報に署名をする際に、契約書情報に付加される印鑑の情報である。「印鑑情報」は、例えば、画像であるが、そのデータ構造は問わない。また、「印鑑情報」はNULL(「-」)でも良い。
また、承認者管理部113には、図12に示す承認者管理表が格納されている、とする。承認者管理表とは、承認者情報を管理する表である。承認者管理表は、「ID」「組織識別子」「承認者情報」を有する1以上のレコードを管理する。「承認者情報」は、ここでは「承認者識別子」「メールアドレス」を有する。なお、組織識別子と承認者識別子とは、1対1の関係でも、1対多の関係でも良い。また、「承認者識別子」は、ここでは氏名である。「メールアドレス」は、送信先識別子の一例である。
契約管理部114には、図13に示す構造を有する契約管理表が格納されている、とする。契約管理表とは、契約管理情報を管理する表である。契約管理表は、「ID」「契約書識別子」「契約書ファイル」「契約書属性値」を有する1以上のレコードを管理する。「契約書属性値」は、ここでは「日時」「タイトル」「サービス識別子」「送信先識別子」「送信元識別子」「署名者種類」「ステータス」を有する。
「署名者種類」の値「1」は、契約書情報の受領側の第二端末3を使用して署名された場合であり、「受領側」に該当する。「署名者種類」の値「2」は、契約書管理装置1の運用側の運用端末4を使用して署名された場合であり、「運用側」に該当する。「署名者種類」の値「2」は、署名管理表の署名情報を用いて、契約書管理装置1が自動的に署名情報の付加を行った場合であり、「自動」に該当する。「ステータス」は、状態情報である。
また、格納部11には、図14に示す送信元・サービス対応表が格納されている、とする。送信元・サービス対応表とは、送信先識別子とサービス識別子との対応を管理する表である。送信先識別子は、通常、サーバ5に対応する識別子であり、ここではメールアドレスの一部(@より後の文字列)である。
かかる状況において、組織Xに属するユーザAは、契約書情報を第一端末2から、あるサーバ5に送信した、とする。なお、この契約書情報には、タイトル「○○様から業務委託契約」が対応付いている、とする。また、ユーザAは、契約の相手先の送信先識別子(ここでは、メールアドレス)として「xxxx@yyyy.com」を指定していた、とする。
次に、当該サーバ5は、ユーザAの第一端末2から、当該契約書情報を受信し、サーバ格納部51に蓄積する。そして、当該サーバ5は、ユーザAにより指定された送信先識別子「xxxx@yyyy.com」で特定される送信先に、添付ファイルの契約書情報、タイトル「○○様から業務委託契約」を含む電子メールを送信する。なお、この際の電子メールの送信元のメールアドレスは「xxx1@xxx.co.jp」である、とする。また、添付ファイルの契約書情報のファイル名は、ここでは、「C01.pdf」であった、とする。
次に、契約書管理装置1の契約書受信部121は、当該電子メールを受信する。つまり、契約書受信部121は、契約書情報等を受信する。
次に、蓄積部133は、当該電子メールを、メールアドレス「xxxx@yyyy.com」に対応するメールBOXに蓄積する。なお、契約書管理装置1の格納部11には、メールアドレス「xxxx@yyyy.com」、「aaaa@yyyy.com」等のアドレスごとのメールBOXが存在する。
次に、契約関連情報取得部131等は、以下のように契約管理情報を構成する。つまり、契約関連情報取得部131は、ユニークな契約書識別子「C1001」を生成する。
また、契約関連情報取得部131は、契約書受信部121が契約関連情報を受信した時を特定する時情報「日時1」を、図示しない時計から取得する。なお、「日時1」は、例えば、年月日、時分であり、例えば、「yyyy/mm/dd hh:mm」の構造を有する。
また、契約関連情報取得部131は、受信された契約書情報等のうちの電子メールのタイトル「○○様から業務委託契約」を取得する。
また、契約関連情報取得部131は、受信された契約書情報等の送信元を示す送信元識別子「xxx1@xxx.co.jp」を取得する。
また、契約関連情報取得部131は、契約書情報等の送信先を示す送信先識別子「xxx@yyy.com」を取得する。
また、サービス識別子取得部132は、送信元・サービス対応表(図14)を参照し、契約書情報等の送信元を特定する送信元識別子「xxx1@xxx.co.jp」のうちの「xxx.co.jp」に対応するサービス識別子「電子契約サービスX」を取得する。
また、契約関連情報取得部131は、受信された契約書情報(ファイル「C01.pdf」)を取得する。
また、契約関連情報取得部131は、状態情報「未処理」を格納部11から取得する。
次に、契約関連情報取得部131は、取得された情報を含む契約関連情報を構成する。次に、蓄積部133は、構成された当該契約管理情報を契約管理表(図13)に蓄積する。
なお、かかるレコードの例は、図13の「ID=1」のレコードの一部である。また、蓄積部133は、契約書情報(ファイル「C01.pdf」)を格納部11に蓄積する。
次に、契約書情報の受領側の株式会社Bの担当者のユーザBは、契約書識別子「C101」を含む出力指示を第二端末3に入力した、とする。そして、第二端末3から契約書管理装置1に契約書識別子「C101」を含む出力指示が送信された、とする。
次に、契約書管理装置1の出力指示受信部122は、当該出力指示を第二端末3から受信する。次に、契約管理情報取得部134は、受信された出力指示に含まれる契約書識別子「C101」を取得し、当該契約書識別子と対になる契約管理情報を契約管理表(図13)から取得する。次に、契約管理情報送信部141は、当該契約管理情報を、出力指示を送信してきたユーザBの第二端末3に送信する。なお、契約管理情報送信部141は、例えば、契約書識別子「C101」に対応する契約書情報(ファイル「C01.pdf」)も第二端末3に送信する。
次に、状態蓄積部135は、受信された出力指示に対応付く契約書識別子「C101」と対になる状態情報が「未処理」である、と判断する。次に、状態蓄積部135は、当該契約書識別子「C101」と対になる状態情報を「承認待ち」に変更する。
第二端末3は、契約管理情報を受信し、出力する。かかる画面例は、図15である。図15において、サーバ5から送信された電子メールの例が1501である。また、1以上の契約書属性値の集合の例が1502である。
次に、第二端末3において、契約書情報(ファイル「C01.pdf」)は、契約書管理装置1からダウンロードされた、とする。なお、契約書情報がダウンロードされるトリガーは問わない。契約書情報は、図15の画面の情報と一緒にダウンロードされても良いし、ユーザの指示によりダウンロードされても良い。また、1503から、契約書情報がダウンロードされていることが分かる。
次に、ユーザBは、図15の画面の1504を指示した、とする。すると、第二端末3は、承認者割当指示を受け付ける。そして、第二処理部33は、送信する承認者割当指示を構成する。第二送信部34は、当該承認者割当指示を契約書管理装置1に送信する。なお、承認者割当指示は、例えば、契約書識別子「C101」、または組織識別子「株式会社B」を有する。
次に、契約書管理装置1の受信部12は、第二端末3から承認者割当指示を受信する。次に、処理部13は、受信された承認者割当指示に対応する契約書識別子「C101」で識別される契約書情報の承認者識別子「A川B子」とメールアドレス「ab@b.com」とを、承認者管理表(図12)から取得する。
次に、処理部13は、承認者割当指示に対応する契約書識別子「C101」で識別される契約書情報等を契約管理表(図13)から取得する。次に、送信部14は、当該契約書情報等を、メールアドレス「ab@b.com」が示す送信先に電子メールで送信する。かかることにより、承認者「A川B子」に、契約書情報の承認を促すことができる。
次に、承認者「A川B子」の第二端末3は、契約書情報等を受信し、出力する。かかる出力例は図16である。図16において、状態情報は「承認待ち」である。
次に、承認者「A川B子」は、図16の契約書情報(1601)の内容を確認し、「承認する」ボタン1602を指示した、とする。すると、承認者「A川B子」の第二端末3の第二受付部32は、承認指示を受け付ける。次に、第二処理部33は、受け付けられた承認指示を用いて、送信する承認指示を構成する。第二送信部34は、当該承認指示を契約書管理装置1に送信する。なお、承認指示は、例えば、契約書識別子「C101」を有する。
次に、契約書管理装置1の受信部12は、承認者の第二端末3から当該承認指示を受信する。次に、状態蓄積部135は、状態情報「承認済み」を格納部11し、受信された承認指示に含まれる、契約書識別子「C101」と対になる状態情報を「承認済み」に更新する。かかる処理により、契約管理表(図13)の「ID=1」のレコードのステータスが「承認済み」に更新された。
また、署名部136は、受信された承認指示に対応する契約書識別子「C101」と対になる組織識別子「株式会社B」と対になる署名情報が署名管理表に格納されているか否かを判断する。ここで、署名部136は、署名管理表(図11)を参照し、「株式会社B」と対になる署名情報が存在しない、と判断する。従って、署名部136は、自動的に署名情報を契約書情報に追記しない。
次に、承認者「A川B子」または署名の記入者は、承認された契約書情報に対して、署名を行うために、第二端末3から契約書管理装置1にアクセスし、契約書情報等を、第二端末3に表示させた、とする。かかる出力例は、図17である。図17において、契約書情報の作成側の署名情報(1701)は既に記載されている。
次に、承認者「A川B子」または署名の記入者は、図17の画面のフィールド1702に、株式会社Bの署名情報「東京都渋谷区青山・・・ 代表取締役 F山H夫」を入力し、「署名完了」ボタン1703を指示した、とする。
次に、第二端末の第二受付部32は、署名情報「東京都渋谷区青山・・・ 代表取締役 F山H夫」と署名完了指示とを受け付ける。そして、第二処理部33は、送信する署名情報を含む契約書情報を構成する。第二送信部34は、契約書識別子「C101」に対応付けて、当該署名情報を含む契約書情報を契約書管理装置1に送信する。
次に、契約書管理装置1の署名受信部124は、契約書識別子「C101」に対応付けて、署名情報を含む契約書情報を受信する。
次に、契署名部136は、契約書識別子「C10に対応付けて受信された署名情報「東京都渋谷区青山・・・ 代表取締役 F山H夫」を含む契約書情報を格納部11に蓄積する。
次に、状態蓄積部135は、状態情報「締結済み」を取得し、契約書識別子「C101」に対応付く状態情報を「締結済み」に更新する。かかる処理により、契約管理表(図13)の「ID=1」のレコードのステータスが「締結済み」に更新された。
次に、署名部136は、受信された署名情報等に対応するユーザ識別子を用いて、署名者種類「1」を取得し、当該署名者種類「1」を、契約書識別子「C101」と対に、契約管理表(図13)に蓄積する。
以上、本実施の形態によれば、契約書の受領側の承認状態を管理できる。また、本実施の形態によれば、契約書の電子的な管理を適切に行える。また、本実施の形態によれば、電子契約書に容易に署名できる。また、本実施の形態によれば、署名者の種類が管理できる。また、本実施の形態によれば、署名者の種類を自動的に取得し、管理できる。また、本実施の形態によれば、契約書を管理する他のサーバを識別するサービス識別子を管理できる。また、本実施の形態によれば、契約書を管理する他のサーバを識別するサービス識別子を自動的に取得できる。
なお、本実施の形態における処理は、ソフトウェアで実現しても良い。そして、このソフトウェアをソフトウェアダウンロード等により配布しても良い。また、このソフトウェアをCD-ROMなどの記録媒体に記録して流布しても良い。なお、このことは、本明細書における他の実施の形態においても該当する。なお、本実施の形態における契約書システムAを実現するソフトウェアは、以下のようなプログラムである。つまり、このプログラムは、契約書を識別する契約書識別子に対応付けて、当該契約書の電子データである契約書情報と、当該契約書の受領側の承認状態を示す状態情報を含む1以上の契約書属性値とを有する1以上の契約管理情報が格納される契約管理部にアクセス可能なコンピュータを、契約書情報を受信する契約書受信部と、前記契約書受信部が受信した前記契約書情報を含む契約管理情報を、契約書識別子に対応付けて、前記契約管理部に蓄積する蓄積部と、契約書識別子に対応付けて、当該契約書識別子に対応する契約書情報の受領側の第二端末から、当該契約書の承認状態に関する状態指示を受信する状態受信部と、前記契約書識別子に対応付けて、前記状態受信部が受信した前記状態指示に対応する状態情報を蓄積する状態蓄積部と、契約書識別子に対応付く出力指示を受信する出力指示受信部と、前記出力指示受信部が受信した前記出力指示に対応付く前記契約書識別子と対になる契約管理情報を前記契約管理部から取得する契約管理情報取得部と、前記契約管理情報取得部が取得した前記契約管理情報を送信する契約管理情報送信部として機能させるためのプログラムである。
また、図18は、本明細書で述べたプログラムを実行して、上述した種々の実施の形態の契約書管理装置1等を実現するコンピュータの外観を示す。上述の実施の形態は、コンピュータハードウェア及びその上で実行されるコンピュータプログラムで実現され得る。図18は、このコンピュータシステム300の概観図であり、図19は、システム300のブロック図である。
図18において、コンピュータシステム300は、CD-ROMドライブを含むコンピュータ301と、キーボード302と、マウス303と、モニタ304とを含む。
図19において、コンピュータ301は、CD-ROMドライブ3012に加えて、MPU3013と、CD-ROMドライブ3012等に接続されたバス3014と、ブートアッププログラム等のプログラムを記憶するためのROM3015と、MPU3013に接続され、アプリケーションプログラムの命令を一時的に記憶するとともに一時記憶空間を提供するためのRAM3016と、アプリケーションプログラム、システムプログラム、及びデータを記憶するためのハードディスク3017とを含む。ここでは、図示しないが、コンピュータ301は、さらに、LANへの接続を提供するネットワークカードを含んでも良い。
コンピュータシステム300に、上述した実施の形態の契約書管理装置1等の機能を実行させるプログラムは、CD-ROM3101に記憶されて、CD-ROMドライブ3012に挿入され、さらにハードディスク3017に転送されても良い。これに代えて、プログラムは、図示しないネットワークを介してコンピュータ301に送信され、ハードディスク3017に記憶されても良い。プログラムは実行の際にRAM3016にロードされる。プログラムは、CD-ROM3101またはネットワークから直接、ロードされても良い。
プログラムは、コンピュータ301に、上述した実施の形態の契約書管理装置1等の機能を実行させるオペレーティングシステム(OS)、またはサードパーティープログラム等は、必ずしも含まなくても良い。プログラムは、制御された態様で適切な機能(モジュール)を呼び出し、所望の結果が得られるようにする命令の部分のみを含んでいれば良い。コンピュータシステム300がどのように動作するかは周知であり、詳細な説明は省略する。
なお、上記プログラムにおいて、情報を送信するステップや、情報を受信するステップなどでは、ハードウェアによって行われる処理、例えば、送信ステップにおけるモデムやインターフェースカードなどで行われる処理(ハードウェアでしか行われない処理)は含まれない。
また、上記プログラムを実行するコンピュータは、単数であってもよく、複数であってもよい。すなわち、集中処理を行ってもよく、あるいは分散処理を行ってもよい。
また、上記各実施の形態において、一の装置に存在する2以上の通信手段は、物理的に一の媒体で実現されても良いことは言うまでもない。
また、上記各実施の形態において、各処理は、単一の装置によって集中処理されることによって実現されてもよく、あるいは、複数の装置によって分散処理されることによって実現されてもよい。
本発明は、以上の実施の形態に限定されることなく、種々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内に包含されるものであることは言うまでもない。
以上のように、本発明にかかる契約書管理装置1は、契約書の電子的な管理を適切に行えるという効果を有し、契約書情報を管理するサーバ等として有用である。
1 契約書管理装置
2 第一端末
3 第二端末
4 運用端末
5 サーバ
11 格納部
12 受信部
13 処理部
14 送信部
21 第一格納部
22 第一受付部
23 第一処理部
24 第一送信部
25 第一受信部
26 第一出力部
31 第二格納部
32 第二受付部
33 第二処理部
34 第二送信部
35 第二受信部
36 第二出力部
41 運用格納部
42 運用受付部
43 運用処理部
44 運用送信部
45 運用受信部
46 運用出力部
51 サーバ格納部
52 サーバ受信部
53 サーバ処理部
54 サーバ送信部
111 送信先管理部
112 署名管理部
113 承認者管理部
114 契約管理部
121 契約書受信部
122 出力指示受信部
123 状態受信部
124 署名受信部
131 契約関連情報取得部
132 サービス識別子取得部
133 蓄積部
134 契約管理情報取得部
135 状態蓄積部
136 署名部
136 契署名部
137 種類蓄積部
141 契約管理情報送信部

Claims (9)

  1. 契約書を識別する契約書識別子に対応付けて、当該契約書の電子データである契約書情報と、当該契約書の受領側の承認状態を示す状態情報を含む1以上の契約書属性値とを有する1以上の契約管理情報が格納される契約管理部と、
    契約書情報を受信する契約書受信部と、
    前記契約書受信部が受信した前記契約書情報を含む契約管理情報を、契約書識別子に対応付けて、前記契約管理部に蓄積する蓄積部と、
    契約書識別子に対応付けて、当該契約書識別子に対応する契約書情報の受領側の第二端末から、当該契約書の承認状態に関する状態指示を受信する状態受信部と、
    前記契約書識別子に対応付けて、前記状態受信部が受信した前記状態指示に対応する状態情報を蓄積する状態蓄積部と、
    契約書識別子に対応付く出力指示を受信する出力指示受信部と、
    前記出力指示受信部が受信した前記出力指示に対応付く前記契約書識別子と対になる契約管理情報を前記契約管理部から取得する契約管理情報取得部と、
    前記契約管理情報取得部が取得した前記契約管理情報を送信する契約管理情報送信部とを具備する契約書管理装置。
  2. 1以上の各組織識別子に対応付けて、送信先識別子が格納される送信先管理部と、
    送信先識別子が示す送信先に送信された、契約書に関する契約関連情報を取得する契約関連情報取得部をさらに具備し、
    前記蓄積部は、
    前記契約関連情報取得部が取得した前記契約関連情報を用いて、契約管理情報の一部または全部を構成し、当該契約管理情報の一部または全部を、前記契約管理部に蓄積する、請求項1記載の契約書管理装置。
  3. 前記状態受信部は、
    承認したことを示す状態指示を受信し、
    1以上の各組織識別子に対応付けて、署名情報が格納される署名管理部と、
    前記状態受信部が状態指示を受信した場合に、当該状態指示に対応する契約書識別子に対応付付く組織識別子と対になる署名情報を前記署名管理部から取得し、当該署名情報を前記契約書識別子と対になる契約書情報を付加する署名部とをさらに具備する請求項1または請求項2記載の契約書管理装置。
  4. 前記契約管理情報は、署名者の種類である署名者種類を有する請求項1から請求項3いずれか一項に記載の契約書管理装置。
  5. 契約書識別子に対応付けて、署名情報を受信する署名受信部と、
    前記契約書識別子に対応付けて、前記署名受信部が受信した前記署名情報を蓄積する署名部と、
    当該署名情報を入力したユーザの種類に対応する署名者種類を取得し、蓄積する種類蓄積部とをさらに具備する請求項4記載の契約書管理装置。
  6. 前記契約管理情報は、契約書を管理する他のサーバによる契約書の管理サービスを識別するサービス識別子を有する請求項1から請求項5いずれか一項に記載の契約書管理装置。
  7. 前記契約書受信部が受信した前記契約書情報の送信元を特定する送信元識別子に対応するサービス識別子を取得するサービス識別子取得部をさらに具備し、
    前記蓄積部は、
    前記サービス識別子を前記契約管理部に蓄積する請求項6記載の契約書管理装置。
  8. 契約書を識別する契約書識別子に対応付けて、当該契約書の電子データである契約書情報と、当該契約書の受領側の承認状態を示す状態情報を含む1以上の契約書属性値とを有する1以上の契約管理情報が格納される契約管理部と、契約書受信部と、蓄積部と、状態受信部と、状態蓄積部と、、出力指示受信部と、契約管理情報取得部と、契約管理情報送信部とにより実現される契約書管理方法であって、
    前記契約書受信部が、契約書情報を受信する契約書受信ステップと、
    前記蓄積部が、前記契約書受信ステップで受信された前記契約書情報を含む契約管理情報を、契約書識別子に対応付けて、前記契約管理部に蓄積する蓄積ステップと、
    前記状態受信部が、契約書識別子に対応付けて、当該契約書識別子に対応する契約書情報の受領側の第二端末から、当該契約書の承認状態に関する状態指示を受信する状態受信ステップと、
    前記状態蓄積部が、前記契約書識別子に対応付けて、前記状態受信ステップで受信された前記状態指示に対応する状態情報を蓄積する状態蓄積ステップと、
    前記出力指示受信部が、契約書識別子に対応付く出力指示を受信する出力指示受信ステップと、
    前記契約管理情報取得部とが、前記出力指示受信ステップで受信された前記出力指示に対応付く前記契約書識別子と対になる契約管理情報を前記契約管理部から取得する契約管理情報取得ステップと、
    前記契約管理情報送信部が、前記契約管理情報取得ステップで取得された前記契約管理情報を送信する契約管理情報送信ステップとを具備する契約書管理方法。
  9. 契約書を識別する契約書識別子に対応付けて、当該契約書の電子データである契約書情報と、当該契約書の受領側の承認状態を示す状態情報を含む1以上の契約書属性値とを有する1以上の契約管理情報が格納される契約管理部にアクセス可能なコンピュータを、
    契約書情報を受信する契約書受信部と、
    前記契約書受信部が受信した前記契約書情報を含む契約管理情報を、契約書識別子に対応付けて、前記契約管理部に蓄積する蓄積部と、
    契約書識別子に対応付けて、当該契約書識別子に対応する契約書情報の受領側の第二端末から、当該契約書の承認状態に関する状態指示を受信する状態受信部と、
    前記契約書識別子に対応付けて、前記状態受信部が受信した前記状態指示に対応する状態情報を蓄積する状態蓄積部と、
    契約書識別子に対応付く出力指示を受信する出力指示受信部と、
    前記出力指示受信部が受信した前記出力指示に対応付く前記契約書識別子と対になる契約管理情報を前記契約管理部から取得する契約管理情報取得部と、
    前記契約管理情報取得部が取得した前記契約管理情報を送信する契約管理情報送信部として機能させるためのプログラム。
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