JP2024061012A - 販売システム、販売装置、販売方法、及び販売システム用プログラム - Google Patents

販売システム、販売装置、販売方法、及び販売システム用プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】会員である購入者が手ぶらで迅速に商品を購入でき、簡易な構成で実現可能な販売システム、販売装置、販売方法、及び販売システム用プログラムを提供する。【解決手段】顔画像の登録を完了した会員である購入者が購入しようとする商品に関する情報を取得し、購入者の顔を撮影する販売装置と、購入の際に撮影した購入者の顔画像に基づき購入者を認証する顔認証サーバと、販売装置と通信可能であり、会員毎に購入商品情報を記録する管理サーバとを備える販売システム等による。【選択図】図1

Description

本発明は、職域等のマイクロマーケットにおいて用いる販売システム、販売装置、販売方法、及び販売システム用プログラムに関する。
近年、キャッシュレスで商品を購入するシステムが実現されている。さらに購入者の利便性を高めるために、決済を行うための物品、例えば、ICカード、携帯電話等を持たずに決済を行うことができるシステムが検討されている。このように、手ぶらで決済を行う方法としては、バイオメトリックス認証(生体認証)を用いることが考えられる。例えば、自動販売機決済システムにおいて顔認証により迅速に決済を行うことが知られている(特許文献1)。
特開2020-87094号公報
顔認証等のバイオメトリックス認証による決済では、認証の精度、決済にかかる時間、決済の正確性等をすべて向上させて購入者及び商品の提供者の利便性を高める必要があり、満足に実現することが難しい場合が多く、手ぶらでの商品購入が普及しているとまでは言えなかった。
本発明は、会員である購入者が手ぶらで迅速に商品を購入でき、簡易な構成で実現可能な販売システム、販売装置、販売方法、及び販売システム用プログラムを提供することを目的とする。
本発明の販売システムは、顔画像の登録により会員となった購入者が商品を購入する際に使用される販売装置と、購入の際に撮影した購入者の顔画像を識別することにより購入者を認証する顔認証サーバと、販売装置と通信可能な管理サーバとを備える販売システムであって、販売装置は、購入の際に購入者の顔を撮影するカメラと、購入者が購入しようとする商品に関する情報である購入商品情報を取得する購入商品情報取得手段と、カメラにより撮影して得られた購入者の顔画像を顔認証サーバに送信することにより顔認証サーバから返信される認証の結果を含む認証結果情報を受信し、認証結果情報が認証成功の情報を含む認証成功情報である場合に、購入商品情報及び認証成功情報を管理サーバに送信する第1通信手段とを備え、顔認証サーバは、会員のそれぞれに付与された識別子と会員それぞれの登録された顔画像とを関連付けた認証用情報を記憶する認証用情報記憶手段と、認証用情報と販売装置から送信された購入者の顔画像とに基づいて購入者を認証する顔認証手段と、認証が成功である場合に識別子を含む認証成功情報を販売装置に送信する第2通信手段とを備え、管理サーバは、会員毎に会員に関する情報と識別子とを関連付けた会員情報を記憶する会員情報記憶手段と、会員情報と第1通信手段から送信された購入商品情報及び認証成功情報とに基づき、会員毎に購入商品情報を記録する購入商品記録手段と、記録が完了した際に記録完了情報を販売装置に送信する第3通信手段とを備え、販売装置は、第1通信手段が記録完了情報を受信した際に、購入者に対して商品の排出及び/又は記録の完了の通知を行う。
販売装置は、自動販売機に設置されたものであることが好ましい。
販売装置は、既存の自動販売機に後付で設置されたものであることが好ましい。
販売装置は、自動販売機の決済ユニットに接続されたものであることが好ましい。
販売装置は、卓上型端末に含まれるものであることが好ましい。
購入商品情報は、商品がある場所及び/又は商品の価格に関する情報を含むことが好ましい。
販売装置は、パスコード認証を行うパスコード認証手段を備え、第1通信手段は、パスコード認証が成功した後、購入商品情報と識別子を含む認証成功情報とを管理サーバに送信することが好ましい。
カメラは、購入者の顔画像を含む縦長の撮影画像を取得することが好ましい。
購入商品情報取得手段は、商品に付されるバーコードにより商品の情報を取得することが好ましい。
カメラが取得した購入者の顔画像を購入者に対して表示する表示手段を備えないことが好ましい。
カメラは、購入者に対してカメラ撮影位置を告知するための告知手段を備えることが好ましい。
告知手段は、発光手段及び/または音声発生手段であることが好ましい。
顔認証手段による購入者の認証が失敗した場合に、第2通信手段は、識別子を含まない認証失敗情報を販売装置に送信し、販売装置は、認証失敗情報を受信した際に購入者に対して認証が失敗した旨の通知を行うことが好ましい。
会員情報は、会員毎に利用可能な販売装置の情報を含むことが好ましい。
管理サーバは、会員を管理する管理者が有する管理者端末と接続し、管理者端末は、会員情報及び購入商品情報の閲覧及び編集が可能であることが好ましい。
マイクロマーケットにおいて用いられることが好ましい。
会員は会社または団体に所属する者であり、社内販売または職域販売において用いられることが好ましい。
本発明の販売装置は、上記に記載の販売システムにおいて用いられる販売装置であって、自動販売機に設置可能である。
カメラが自動販売機のショーウインドー内に設置可能であることが好ましい。
本発明の販売方法は、顔画像の登録により会員となった購入者が商品を購入する際に使用される販売装置と、購入の際に撮影した購入者の顔画像を識別することにより購入者を認証する顔認証サーバと、販売装置と通信可能な管理サーバとを備える販売システムを用いた販売方法であって、販売装置において、カメラが購入の際に購入者の顔を撮影し、購入商品情報取得手段が購入者が購入しようとする商品に関する情報である購入商品情報を取得し、第1通信手段がカメラにより撮影して得られた購入者の顔画像を顔認証サーバに送信することにより顔認証サーバから返信される認証の結果を含む認証結果情報を受信し、認証結果情報が認証成功の情報を含む認証成功情報である場合に、購入商品情報及び認証成功情報を管理サーバに送信し、顔認証サーバにおいて、認証用情報記憶手段が会員のそれぞれに付与された識別子と会員それぞれの登録された顔画像とを関連付けた認証用情報を記憶し、顔認証手段が認証用情報と販売装置から送信された購入者の顔画像とに基づいて購入者を認証し、第2通信手段が認証が成功である場合に識別子を含む認証成功情報を販売装置に送信し、管理サーバにおいて、会員情報記憶手段が会員毎に会員に関する情報と識別子とを関連付けた会員情報を記憶し、購入商品記録手段が会員情報と第1通信手段から送信された購入商品情報及び認証成功情報とに基づき、会員毎に購入商品情報を記録し、第3通信手段が記録が完了した際に記録完了情報を販売装置に送信し、販売装置は、第1通信手段が記録完了情報を受信した際に、購入者に対して商品の排出及び/又は記録の完了の通知を行う。
本発明の販売システム用プログラムは、顔画像の登録により会員となった購入者が商品を購入する際に使用される販売装置と、購入の際に撮影した購入者の顔画像を識別することにより購入者を認証する顔認証サーバと、販売装置と通信可能な管理サーバとを備える販売システムを用いた販売方法を実現するためのプログラムであって、販売装置、顔認証サーバ、及び管理サーバはそれぞれ、コンピュータからなり、販売装置において、カメラが購入の際に購入者の顔を撮影し、購入商品情報取得手段が購入者が購入しようとする商品に関する情報である購入商品情報を取得し、第1通信手段がカメラにより撮影して得られた購入者の顔画像を顔認証サーバに送信することにより顔認証サーバから返信される認証の結果を含む認証結果情報を受信し、認証結果情報が認証成功の情報を含む認証成功情報である場合に、購入商品情報及び認証成功情報を管理サーバに送信する機能と、顔認証サーバにおいて、認証用情報記憶手段が会員のそれぞれに付与された識別子と会員それぞれの登録された顔画像とを関連付けた認証用情報を記憶し、顔認証手段が認証用情報と販売装置から送信された購入者の顔画像とに基づいて購入者を認証し、第2通信手段が認証が成功である場合に識別子を含む認証成功情報を販売装置に送信する機能と、管理サーバにおいて、会員情報記憶手段が会員毎に会員に関する情報と識別子とを関連付けた会員情報を記憶し、購入商品記録手段が会員情報と第1通信手段から送信された購入商品情報及び認証成功情報とに基づき、会員毎に購入商品情報を記録し、第3通信手段が記録が完了した際に記録完了情報を販売装置に送信する機能と、販売装置において、第1通信手段が記録完了情報を受信した際に、購入者に対して商品の排出及び/又は記録の完了の通知を行う機能とを実現させる。
本発明によれば、会員である購入者が手ぶらで迅速に商品を購入でき、簡易な構成で実現可能な販売システム、販売装置、販売方法、及び販売システム用プログラムを提供することができる。
販売システムの構成を説明する説明図である。 販売装置の機能を示すブロック図である。 自動販売機の外観を示す概略図である。 自動販売機にカメラを設置することについて説明する説明図である。 卓上型端末にカメラを設置することについて説明する説明図である。 顔画像を含む撮影画像の一例を示す画像図である。 顔認証について説明する説明図である。 販売装置から管理サーバへ送る情報について説明する説明図である。 顔認証サーバの機能を示すブロック図である。 管理サーバの機能を示すブロック図である。 会員情報について説明する説明図である。 購入履歴を含む購入商品記録について説明する説明図である。 管理サーバから販売装置へ送る情報及び購入者への商品の排出について説明する説明図である。 購入者に記録の完了の通知を行うことを説明する説明図である。 パスコード認証手段を備える販売装置の機能を示すブロック図である。 管理者端末を説明する説明図である。 使用可能販売機の項目を含む会員情報を説明する説明図である。 図18(A)は、正面左にガイドLEDを有するカメラを、図18(B)は、正面右にガイドLEDを有するカメラを示す説明図である。 販売システムによる商品購入の流れを説明するフローチャートである。
以下の実施形態の一形態を得るに至った経緯を説明する。自動販売機等において、手ぶらでの購入を実現するために、顔認証により決済を行う場合、対象となる購入者が不特定多数であり、対象人数が多いほど、顔認証には時間がかかることが考えられる。また、購入者が不特定多数である場合は、顔認証の際に認証元に登録された顔画像がそれほど統一されていないことが考えられる。また、顧客の利便性を高めるために決済方法を複数用意した場合、各決済を正確に行うためには複雑なやりとりが必要となる場合も考えられる。また、自動販売機等の設置場所によっては、顔認証の際に通行人等の複数の顔を撮影してしまう場合も考えられる。こういった場合の顔認証は、時間がかかったり難しくなったりする場合がある。なお、本明細書において「手ぶら」とは、決済又は商品の購入を行うための、携帯電話、ICカード等の物品の所持を必要としないことを意味する。
多数の購入者を対象とする自動販売機等と異なり、販売システムをマイクロマーケット用の販売システムとした場合、例えば一つの自動販売機において想定される購入者は、少ない対象者に限定することが可能である。また、これらの購入者は予め統一された顔画像を登録した会員とすることが容易である。マイクロマーケットとは、工場、オフィス等の職域、病院、学校、マンション等の施設内といった、対象者が少ない小さな商圏をターゲットにした小型店舗をいう。このような小型店舗としては、商品が陳列される店舗の他、自動販売機等の場合がある。
例えば、社員証または学生証等に用いた顔写真を顔認証に用いることにより、また、社内で同じ環境により撮影することにより、統一した顔画像を元に顔認証を行うことができる。また、職域の自動販売機、オフィスコンビニ、病院内の売店または自動販売機等は、設置場所が社内、病院内といったクローズドな施設であるため、顔認証時に通行人の顔を撮影してしまうといった問題が少ない。特に、工場等では、携帯電話等を所持することが禁止される場合があるため、購入者は手ぶらで商品を入手する利便性が高い。
また、購入者を社員等の特定の対象者とすることにより、福利厚生により無料で商品を提供する、商品の代金を給料から天引きする等により、購入時点で購入者の所有する金銭等との決済を行わなくても良い場合が生じる。なお、ここでいう金銭とは、ICカード決済等のオンライン上でやり取りされる金銭を含む。
本発明では、購入者として限定された対象者を想定し、職域等のマイクロマーケット用の販売システムとすることにより、上記したような顔認証による決済に伴う種々の問題を解決することができた。なお、購入の際の顔認証時に、購入者に撮影した顔画像を表示して確認する工程を省く等、より簡易な構成の販売システムとしてもよい。
したがって、本発明の販売システム等は、既存の自動販売機等の販売装置に容易に設置することができる。このように、本発明は簡易な構成によって実現することができる。
以上のとおり、本発明では、職域等のマイクロマーケット用の上記したような構成の販売システム等とすることにより、会員である購入者は手ぶらで商品を入手することができる。さらに、本発明の販売システムでは、購入時点で購入者の所有する金銭等との決済を行う手段は必ずしも要しない。
さらに、会員管理者である社内の担当部署等の会員管理者は、会員の購入に関する管理を行うことができる。例えば、会員が商品を購入することができる販売装置を制限することにより、社内において購入できる場所を限定する管理を行っても良い。また、会員である社員の一人ひとりに対して所定の範囲で無料で商品を購入できるようにすることにより福利厚生の一環とする、有料で購入した分を給料から天引きする等、購入者の決済に関する利便性をさらに高めてもよい。
このように、本発明の販売システム等によれば、会員である購入者と会員管理者である社内の会員管理者との両者にとって好適な販売システム、販売装置、販売方法、及び販売システム用プログラムを簡易な構成で実現可能である。
以下、会員である購入者は手ぶらで迅速に商品を購入でき、簡易な構成で実現可能な販売システム、販売装置、販売方法、及び販売システム用プログラムに関する実施形態について説明する。
図1に示すように、販売システム10は、販売装置11と顔認証サーバ12と管理サーバ13とを備える。本実施形態では、販売システム10は、マイクロマーケット用の販売システム10であり、職域における自動販売機を用いた販売システム10である。販売装置11は、顔画像の登録により会員となった購入者が商品を購入する際に使用される。
なお、本明細書において顔画像とは、人の顔をカメラ等で撮影して得られた撮影画像であって、顔が写る画像を意味する。したがって、顔を写した部分の画像を含む撮影画像全体を顔画像と称する場合もある。また、本実施形態では、会員は会社または団体に所属する者である。したがって、販売システム10は、社内販売または職域販売において用いられる。
顔認証サーバ12は、購入の際に撮影した購入者の顔画像を識別することにより購入者を認証する。管理サーバ13は、販売装置11と通信可能である。通信は、ネットワーク14を介する。
図2に示すように、販売装置11は、カメラ15と、購入商品情報取得手段16と、第1通信手段17とを備える。販売装置11は、具体的には、各種の自動販売機、オフィスコンビニ等に配置されるタブレット等の卓上型端末、バーコードスキャナ等を有するセルフレジ等に設置可能な装置である。なお、卓上型端末等が、販売装置11の機能を果たす手段をすべて備える場合、販売装置11は卓上型端末等に含まれるものであってもよい。
カメラ15は、購入の際に購入者の顔を撮影して顔画像を取得する。カメラ15としては、購入者の顔を顔認証が可能な顔画像が取得できるように撮影することができるものであれば良い。
なお、販売システム10は、カメラ15が取得した購入者の顔画像を購入者に対して表示する表示手段を備えないことが好ましい。カメラ15が取得した顔画像を購入者が確認する工程を省くことにより、より短時間で購入者に商品を提供することができ、簡易な構成で販売システム10を構築できるからである。これに限らず、場合によっては、販売システム10は、カメラ15が取得した購入者の顔画像を購入者に対して表示する表示手段を備えてもよい。この場合、撮影後、表示手段に顔画像が表示され、購入者は表示された顔画像が失敗画像でないことを確認し、この顔画像を顔認証に用いることを確認する操作を行う。その上で、取得した顔画像を顔認証に用いる。
また、カメラ15が取得した顔画像が、顔認証を行えないような失敗画像であった場合は、顔認証サーバ12からの返信に基づいて、光、音声等でその旨を告知する方法を採用してもよい。また、カメラ15が購入者の顔を撮影する際に、光、音声等で、撮影のタイミング等を告知してもよい。このような告知については後述する。
図3に示すように、販売装置11が自動販売機21に設置される場合、カメラは、ショーウィンドウ22内に設置可能であることが好ましい。自動販売機21は、カメラを含む販売装置11を、既存の自動販売機に後付で設置したものであってもよい。既存の自動販売機とは、既に運用されている自動販売機であってもよいし、既存の構成により製造中の自動販売機であってもよい。
購入者の顔を顔認証が適切に行われる顔画像となるように撮影するために、カメラは、ショーウィンドウ22内の左壁部又は右壁部であるカメラ設置位置23のいずれかに設置可能であることが好ましい。周囲の環境等により、複数のカメラ設置位置23から購入者の顔の撮影に適切なカメラ設置位置23を選択し、カメラの設定方向等を調整することができる。
図4に示すように、カメラ15は、カメラ設置位置23に設置されることが好ましい。カメラ15は、自動販売機21等に取付けて、購入者の顔画像を適切に取得できるものであることから、360度回転アーム及び/又はスイング機構等の撮影方向調整手段15aを備えることが好ましい。これにより、柔軟な取付け位置と撮影角度とを確保することができ、各種の形状の自動販売機21に広く設置可能となる。
カメラ15の設置方法としては、適切なカメラ設置位置にカメラ15が固定される方法であればいずれの方法も採用できる。したがって、カメラ15はネジ止め、マグネット等により設置する。なお、販売装置11がセルフレジ等である場合も、レジ装置にカメラ15をクリップ、マグネット等により設置してもよい。
また、自動販売機21は、既存の自動販売機であるため、ICカード読取部24、商品商品選択ボタン25等を備える。したがって、顔認証による購入に加えて、通常の自動販売機21等としての機能である、ICカードによる決済での購入、現金での購入等が可能である。
図5に示すように、販売装置11が卓上型端末31に設置される場合、購入者の顔画像を顔認証のために適切に撮影するために、カメラ15は、卓上型端末31を操作する購入者の顔画像を取得できる位置に設置することが好ましい。カメラ15は、卓上型端末31と離れた状態で設置してもよいし、クリップ、マグネット等により卓上型端末31に接触して設置しても良い。例えば、カメラ15は卓上型端末31の上部に、カメラ15が備えるクリップ15bにより設置される。卓上型端末31は、机上等に自立可能なプロセッサを備えるコンピュータからなる端末装置であり、既存の決済ユニットを備える。カメラ15としては、卓上型端末31自体が備えるカメラ15を使用してもよい。このように、販売装置11は、卓上型端末31等の端末装置に含まれるものであってもよい。
卓上型端末31は、バーコードスキャナ32、タッチパネル33、及びICカード読取部34を備える。卓上型端末31は、例えば、オフィスコンビニ等に配置される。オフィスコンビニでは、購入者は、商品置き場に置かれている商品から購入したい商品を選択し、卓上型端末31が備えるバーコードスキャナ32に、商品が有するバーコードを読み込ませることにより、商品の購入を行う。以上のように、販売装置11が自動販売機21に設置される場合であっても、卓上型端末31に設置されるである場合であっても、販売装置11は既存の装置の形状、設計等を変更することなく設置することができる。したがって、販売システム10の導入は容易である。
カメラ15は、購入者が商品を購入する際に購入者の顔を撮影して顔画像を取得する。顔画像は、顔認証サーバ12による顔認証が可能なものであればよい。顔認証サーバ12の種類にもよるが、カメラが15が取得する顔画像は、例えば、ファイル形式は、JPEG、PNG等のいずれかであり、色数は、2価、グレースケール、各種のフルカラー等のいずれかであり、ファイルサイズは10MB以内等とすることができる。
図6に示すように、カメラ15は、購入者42の顔画像41を含む縦長の撮影画像41aを取得することが好ましい。縦方向撮影により購入者42の身長高低差をカバーすることができるため、低身長の購入者42から高身長の購入者42まで、いずれの購入者42であっても適切に顔画像41を得ることが可能である。カメラ15の撮影により取得される撮影画像には、購入者42の適切な顔画像41が含まれるようにすることが好ましい。
なお、販売装置11は、会員となるための顔画像41の登録を行ってもよい。例えば、販売装置11に備えるメッセージの表示装置及びタッチパネル等の選択装置を用いて、指示されるシーケンスに従い、顔画像41を取得することにより、顔画像41の登録を行うように販売装置11を構成してもよい。
購入商品情報取得手段16は、購入者が購入しようとする商品に関する情報である購入商品情報を取得する。購入商品情報は、商品の品名、価格等、商品が置かれている販売装置11の位置等とすることができる。購入商品情報取得手段16は、購入者が購入しようとする商品に関する上記のような情報を取得できる手段であれば良い。
購入商品情報取得手段16は、販売装置11が自動販売機21に設置される場合は、購入者が商品を選択した際に押下する商品選択ボタン25(図3参照)等である。購入者42が、購入したい商品を商品選択ボタン25により選択した際に、商品に関する情報として、選択された商品の商品名と自動販売機21の位置とが取得される。
購入商品情報取得手段16は、販売装置11がオフィスコンビニ等に配置される卓上型端末31に設置される場合は、卓上型端末31が有するバーコードスキャナ32(図4参照)等である。すなわち、購入商品情報取得手段16は、商品に付されるバーコードにより商品の情報を取得するバーコードスキャナであってもよい。購入者42が購入したい商品のバーコードを卓上型端末31が備えるバーコードスキャナ32に読み込ませた際に、商品に関する情報として、選択された商品の商品名と卓上型端末31の位置とが取得される。
購入商品情報取得手段16は、これらに限らず、ICタグによるもの、顧客が手に取る商品を撮影した画像からその商品を判別する機械学習等のAI(artificial intelligence)によるもの等、公知の技術を用いたものでも良い。また、購入商品情報取得手段16は、商品が置かれている位置に関する情報を取得するために、販売装置11等が有するGPS(Global Positioning System, Global Positioning Satellite)等の位置情報システムを使用してもよい。
本実施形態では、販売装置11は飲料の自動販売機21に設置されるため、購入商品情報取得手段16は、購入者42が商品を選択する際の商品商品選択ボタン25である。購入者42が自動販売機21の商品選択ボタン25を押下することにより、購入者42が購入しようとする商品が置かれている位置、すなわち、販売装置11が設置される位置、商品の品名、及び価格が、購入商品情報として取得される。
第1通信手段17は、販売装置11に含まれ、顔認証サーバ12、管理サーバ13等と、ネットワーク14を介して通信するための手段である(図1参照)。図7に示すように、第1通信手段17は、カメラ15により撮影された購入者の顔画像41を顔認証サーバ12に送信する。顔認証サーバ12では、送信された顔画像41について認証を行い、認証が完了した後、販売装置11に対して認証結果情報43を返信する。販売装置11は第1通信手段17を介して、顔認証サーバ12から返信される認証の結果を含む認証結果情報43を受信する。なお、図においては、図が煩雑になることを避けるために、ネットワーク14等の一部の図示を省略する場合がある。
図8に示すように、第1通信手段17は、受信した認証結果情報43が認証成功の情報を含む認証成功情報43aである場合に、購入商品情報44と識別子を含む認証成功情報43aとを管理サーバに送信する。顔認証サーバ12による顔認証については後述する。
第1通信手段17は、形式等を問わず、有線、無線のいずれかを用いた送信手段であっても良い。なお、第2通信手段(図9参照)、第3通信手段(図10参照)も同様である。第1通信手段17は、購入者42が商品を購入する際にカメラ15が撮影した購入者42の顔画像41を、顔認証が可能な態様にて顔認証サーバ12に送信でき、かつ、顔認証サーバ12から返信される認証結果情報を受信できるものであることが好ましい。送信及び受信は、遅滞なく購入者42の負担にならない程度の速さでなされることが好ましい。
第1通信手段17は、自動販売機21又は卓上型端末31にあらかじめ備えられている送信手段を用いても良い。具体的には、自動販売機21等にあらかじめ備えられている決済ユニットに内蔵される回線を用いる送信手段であってもよい。自動販売機21等には、決済等のために、LTE/4G回線を通じて通信するための装置が備えられる場合がある。したがって、第1通信手段17を含む販売装置11は、自動販売機21の決済ユニットに接続されることが好ましい。なお、自動販売機21等の決済ユニットが通信手段を有さない場合は、自動販売機21等に新たに第1通信手段17を設置する。
第1通信手段17は、決済ユニット内蔵の回線に限らず、社内のLAN(Local area network)を介した有線又は無線通信等、顔認証が可能な顔画像41を顔認証サーバ12に送信し、顔認証サーバ12から認証結果情報を受信できるものであれば使用可能である。
なお、販売装置11は、特定の場合に、購入者に対して商品の排出及び/又は管理サーバが購入商品情報の記録を完了した旨の通知を行う。また、別の場合に、顔認証が失敗した旨の通知を行う。販売装置11による商品の排出及び/又は通知については後述する。
図9に示すように、顔認証サーバ12は、認証用情報記憶手段51と、顔認証手段52と、第2通信手段53とを備える。認証用情報記憶手段51は認証用情報を記憶する。認証用情報は、購入者42の認証、すなわち、購入者42が会員として登録された者であるかを確認するための、認証元の顔画像を含むデータである。
認証用情報は、具体的には、予め会員のそれぞれの顔画像41を、会員のそれぞれに付与された識別子等と関連付けたテーブルとすることができる。識別子はID(identifier)であり、複数の会員の中からある会員を一意に識別する、符号、数字、文字等から構成される情報とすることができる。認証用情報は、顔画像41から得られる特徴量等の顔画像41に関する情報と識別子とを関連付けた情報であってもよい。
顔認証手段52は、認証用情報と販売装置11から送信された購入者42の顔画像41とに基づいて購入者42を認証する。購入者42の認証とは、購入者42が会員として登録された者であるかを確認することである。顔認証手段52は、販売装置11から送信された購入者42の顔画像41に映る顔と、認証用情報が有する複数の顔画像41のいずれかに映る顔とが同じ顔であるか、すなわち、販売装置11から送信された購入者42と、認証用情報が有する登録された顔画像41に写る者とが同一人物であると判定した場合、購入者42が顔画像41を登録したいずれかの会員であると認証する。
なお、ここで、顔画像41の一致とは、画像として全く同じであることを意味せず、顔画像41の特徴量の比較等により、顔画像41に写る人物の同一性を認証するものである。顔認証手段52は、画像として異なる顔画像41に基づいて、顔画像41に写る顔の異同を判定することができる。なお、顔画像41の認証を行う顔認証エンジンについては、公知の各種の技術を利用することができる。顔認証サーバ12の種類により、用いる顔認証エンジンが異なる場合があるが、顔認証を行うことができるものであればいずれの種類の顔認証サーバ12でも利用可能である。
顔認証手段52により、販売装置11から送信された購入者42の顔画像41に写る者が、認証用情報が有する顔画像41に写る者と同一人物であるとの確認がされた場合に、認証が成功したとする。したがって、認証が成功した場合、認証用情報に基づいて、確認した会員の識別子が取得される。
第2通信手段53は、認証が成功である場合に、識別子を含む認証成功情報を販売装置11に送信する。認証成功情報は、購入者42の顔画像41を有する者が、認証用情報が有する複数の顔画像41のいずれかに写る者と一致した場合であるから、この認証用情報が有していた顔画像41に関連付けられた識別子を含むことができる。上記したように、販売装置11は、第2通信手段53から送信された認証成功情報を受信して、購入商品情報とともに管理サーバ13に送信する。
なお、顔認証手段52は、販売装置11から送信された購入者42の顔画像41に写る者が、認証用情報が有する複数の顔画像41に写る者のいずれかに一致しない場合、認証を失敗したとする。顔認証手段52による購入者の認証が失敗した場合に、第2通信手段53は、識別子を含まない認証失敗情報を販売装置11に送信することが好ましい。
図10に示すように、管理サーバ13は、会員情報記憶手段55と、購入商品記録手段56と、第3通信手段57とを備える。会員情報記憶手段55は、会員毎に会員に関する情報と識別子とを関連付けた会員情報を記憶する。
図11に示すように、会員情報記憶手段55が記録する会員情報61は、識別子と会員に関する情報とを関連付けたテーブルとすることができる。会員に関する情報は、会員を識別可能な情報であり、社員番号、学籍番号、名前、部署等とすることができる。例えば、会員情報61では、識別子に社員番号と名前とが予め関連付けてあり、識別子0001のIDは、社員番号がT1001の山田太郎という氏名の社員のものであり、識別子0002のIDは、社員番号がT1002の佐藤次郎という氏名の社員のものであるということがわかる。
上記したように、販売装置11は、顔認証サーバ12による顔認証が成功した場合に識別子を含む認証成功情報を受信し、この認証成功情報を購入商品情報とともに管理サーバ13に送信する。管理サーバ13は、会員情報と、販売装置11から送信された識別子を含む認証成功情報とにより、識別子をキーとして、認証が成功した購入者42がどの会員であるのかを特定することができる。
購入商品記録手段56は、会員情報61と第1通信手段から送信された購入商品情報及び認証成功情報とに基づき、会員毎に購入商品情報を記録する。図12に示すように、購入履歴62として、会員毎に購入商品情報を記録したテーブルを作成することができる。購入履歴62は、例えば、会員欄63と購入履歴欄64とから構成する。購入商品記録手段56は、購入商品情報が送信される毎に、購入履歴62に購入商品情報を記録する。例えば、購入履歴62では、社員番号がT10001の山田太郎という氏名の社員の購入商品情報が記録されており、2022年10月3日の12時33分に、111の番号が付された自動販売機において、150円の購入金額により商品名がAコーヒーという商品を購入したこと等が記録されている。
第3通信手段は、購入商品記録手段56による購入商品情報の購入履歴62等への記録が完了した際に、記録完了情報を販売装置11に送信する。販売装置11は、記録完了情報を受信した際に購入者42に対して商品の排出及び/又は記録の完了の通知を行う。商品の排出は、販売装置11が商品を排出する装置である場合に行う。記録の完了の通知は、販売装置11が表示手段を有する場合に行う。
図13に示すように、管理サーバ13が有する第3通信手段が、記録完了情報65を販売装置11に送信する。販売装置11は、記録完了情報65を受信した際に、販売装置11が自動販売機21である場合は、自動販売機21は購入者42に対して商品66の排出を行う。販売装置11が卓上型端末31である場合は、タッチパネル33である液晶等の表示装置に、「購入履歴への記録を完了しました」等のメッセージを表示することにより、購入者42に対して記録の完了の通知を行う。
なお、上記したように、顔認証手段52による購入者の認証が失敗し、第2通信手段53が識別子を含まない認証失敗情報43bを販売装置11に送信した場合は、販売装置11は、認証失敗情報43bを受信した際に、購入者42に対して認証が失敗した旨の通知を行うことが好ましい。これにより、購入者42は、認証が失敗し、商品66が排出されない、または、購入の記録がされなかったことを知ることができる。
図14に示すように、販売装置11が顔認証サーバ12から認証失敗情報43bを受信した際、販売装置11が自動販売機21である場合は、ICカード読み取り機に付属する表示装置、音、光等の発生装置等により、購入者42に、認証が失敗したことを通知することができる。同様に、販売装置11が卓上型端末31である場合は、タッチパネル33である液晶等の表示装置に、「認証が失敗しました」等のメッセージを表示することにより、購入者42に対して認証が失敗したことを通知することができる。
なお、認証が失敗した場合、第2通信手段53は、認証失敗情報を管理サーバ13に送信してもよい。管理サーバ13は、エラーログとして、認証失敗情報を記録することにより、販売システム10の管理に役立てることができる。
販売システム10は、上記のような構成としたことにより、購入者42が購入時に金銭等との決済を行う必要がなく、簡易な構成により、会員である購入者42が社内等で手ぶらで比較的迅速に商品を購入することができる。したがって、販売システム10は、会員である購入者42が手ぶらで迅速に商品66を購入でき、簡易な構成で実現可能な販売システム10である。
なお、図15に示すように、販売装置11は、パスコード認証を行うパスコード認証手段71を備えても良い。販売装置11がパスコード認証手段71を備える場合、第1通信手段17は、パスコード認証が成功した後、購入商品情報と識別子を含む認証成功情報とを管理サーバ13に送信する。
パスコード認証手段71は、公知のパスコード認証手段71を用いることができる。販売装置11は、例えば、会員のそれぞれにおいて、顔画像41を登録する会員登録時にパスコードを付与する。パスコードの入力は、販売装置11が第2通信手段53から送信された認証成功情報を受信した後に行うことが好ましい。パスコードの入力方法としては、公知のパスコード入力手段を用いることができ、例えば、タッチパネル33を用いて入力する。
パスコードの認証元のデータは、会員情報61が有することができる。パスコードでの認証の成功、失敗の情報は、管理サーバ13から販売装置11に送信する記録完了情報65にその旨を含ませることができる。記録完了情報65が含むパスコード認証成功又は失敗の情報に基づいて、販売装置11は商品の排出等を行うことができる。これらの流れは、上記にて説明したのと同様である。
パスコード認証手段71を有することにより、顔認証のみでの認証より、なりすましを防ぐ等、さらにセキュリティを高めることができる。その上、販売装置11の構成を複雑化することがなく、また、通信負荷が少なく、通信による時間の遅延もないため好ましい。
また、管理サーバ13は、会員を管理する管理者が有する管理者端末と接続してもよい。管理者端末は、会員に関する管理を行うための端末であり、会員の管理者又は会員の管理の受託者が操作する。管理者端末は、会員情報61及び購入商品情報44の閲覧及び編集を行うものとしても良い。これにより、商品の購入に際して、よりきめ細かな会員へのサービスを行うことができる。
図16に示すように、管理サーバ13は、管理者端末72と接続する。管理者端末72は、会員情報61及び購入商品情報44を管理する端末である。会員情報61及び購入商品情報44の管理とは、会員情報61の新規作成、登録、更新等、及び、購入商品情報44の利用等である。
会員情報61において、会員毎に利用可能な販売装置11の情報を付与することにより、購入者42が利用可能である販売装置11を制限することができる。管理サーバ13は、会員情報と、販売装置11から送信された識別子を含む認証成功情報とにより、識別子をキーとして、認証が成功した購入者42がどの会員であるのかを特定することに加え、今回の購入は、この会員が利用可能である販売装置11を用いたものであるのかを判定することができる。利用可能である販売装置11であった際に、その後の処理を行う。利用可能でない販売装置11であった際に、その後の販売処理を行わず、販売不能である旨の通知を販売装置11から購入者42に行う。
図17に示すように、会員情報61aには、会員毎に利用可能な販売装置11の情報である「利用可能販売機」の欄に付与されている。利用可能な販売装置11の情報は、図17のようなポジティブリストでもネガティブリストでも良い。図17では、社員番号がT1001の山田太郎という氏名の社員は、販売装置11に付される番号が100から199の販売装置11においては顔認証で商品を購入できるが、それ以外の販売装置11では顔認証により商品を購入できない。また、無料で利用できる販売機、無料ではないが利用できる販売機、等のように、会員に対するサービスをより詳細に行っても良い。会員毎に利用可能な販売装置11の情報を付与することにより、きめ細かな会員へのサービスを提供することができる。
利用可能な販売装置11の情報を有する会員情報61aを用いることにより、認証が成功した購入者42がどの販売装置11を利用可能であるのかの情報を得ることができる。したがって、その後の流れにおいて、第3通信手段は、購入商品記録手段56による購入商品情報の購入履歴62等への記録が完了した際に、記録完了情報を販売装置11に送信する。販売装置11は、記録完了情報を受信した際に購入者42に対して商品の排出及び/又は記録の完了の通知を行う。
購入商品情報44は、会員毎に購入履歴が記載されているため、購入商品の代金に関する管理に用いることができる。例えば、購入商品の代金を給料から天引きする、予め支払ったデポジットから購入商品の代金を相殺する、サブスクリプションを設定する、福利構成の一環として一定額の購入商品の代金を無料とする等である。
以上のように、管理者端末72によれば、会員である購入者42に対して充実したきめ細かいサービスを行うことができる。会員である購入者42は、商品の購入における利便性が高まり、商品を提供又は管理する会員の管理者は、会員に対する決済を容易に行ったり、さまざまなサービスを容易に行うことができる。
その他、管理者端末72は、会員として登録する際に用いても良い。すなわち、会員の顔認証の認証元である顔認証サーバ12に登録する顔画像41を取得するための端末としてもよい。前述したように、顔認証サーバ12に登録する顔画像41は、販売装置11が撮影してもよい。
また、顔認証の際に適切な顔画像41を取得するために、販売装置11において、カメラ15は、購入者に対してカメラ撮影位置及び/又は撮影タイミングを告知するための告知手段を備えても良い。告知手段としては、発光手段及び/又は音声発生手段等、人が知覚により認知できる手段であれば良い。
図18に示すように、カメラ15は、ガイドLED(light-emitting diode)73を備えても良い。ガイドLED73は、購入の際、顔認証のため購入者42の顔画像41を取得する場合に、撮影位置の告知、撮影のタイミングを的確に購入者42に告知する。
したがって、ガイドLED73は、カメラ15のレンズ74の近傍であって、かつ、購入者42が目にしやすい位置に配置することが好ましい。例えば、図18(B)に示すように、カメラ15dを自動販売機21の右側に設置する場合は、レンズ74の右下にガイドLED73を配置したカメラ15dを自動販売機21のショーウィンドウ22内に設置することが好ましい。一方、図18(A)に示すように、カメラ15cを自動販売機21の左側に設置する場合は、レンズ74の左下にガイドLED73を配置したカメラ15cを自動販売機21のショーウィンドウ22内に設置することが好ましい。
撮影位置の告知の場合、顔画像41を取得するタイミングを、ガイドLED72が明るく光ることにより、購入者42にカメラの位置を告知することができる。また、撮影のタイミングを告知する場合、シャッターが切れる時点を、ガイドLED72の点滅によるシーケンスにより、購入者42に告知することができる。このシーケンスは、一般的なカメラにおけるセルフタイマー時の光の点滅のシーケンスを用いることができる。セルフタイマー時の光の点滅のシーケンスは、例えば、撮影の5秒前において、最初の4秒間は1秒おきに短くガイドLED72が点滅し、最後の1秒間は0.3秒おきに短くガイドLED72が点滅する等のシーケンスとすることができる。
また、販売装置11が顔認証サーバ12から顔認証が失敗した旨の認証結果情報43を受信した際に、カメラ15が顔画像41を再取得してもよく、その際に、顔画像取得の失敗を光、又は音声で購入者42に通知してもよい。
以上のように、カメラ15が適切な位置にガイドLED73を備えることにより、顔認証に適切な購入者42の顔画像41を取得することが容易となり、取得する顔画像41が失敗画像であることによる顔認証の失敗を抑制することができる。また、失敗画像であった場合も、容易に再度購入者42の顔画像41を取得することができる。
本発明の販売システム10による商品購入の流れを説明する。図19に示すように、購入者42は、自己の顔画像41を登録することにより会員となる(ステップST010)。会員への登録には、会員情報61の作成が必要である(ステップST020)。会員である購入者42は、販売装置11を利用して商品を選択する(ステップST030)。
購入者42が商品を登録したことをきっかけとして、カメラ15が購入者42の顔を撮影することにより顔画像41を取得する(ステップST040)。顔画像41の取得後、顔認証サーバ12により顔認証が行われる(ステップST050)。顔認証が成功である場合(ステップST060でY)、管理サーバ13に購入商品情報等が送信される(ステップST070)。なお、顔認証が失敗である場合(ステップST060でN)、顔画像41の撮影(ステップST040)からやりなおす。
管理サーバ13では、購入商品情報44により、会員毎に購入商品情報44を記録することにより、購入履歴を作成する。記録が完了した際に、管理サーバ13は、販売装置11に記録完了情報65を送信する(ステップST080)。販売装置11は、記録完了情報65を受信した際に、購入者42に対して商品の排出及び/又は記録の完了の通知を行う(ステップST090)。
上記実施形態において、販売装置11、顔認証サーバ12、管理サーバ13、管理者端末72等は、コンピュータを用いて実現することができる。これらのコンピュータはプロセッサ(processor)とこれらを制御する制御部を有する。したがって、上記した各手段等のハードウェア的な構造は、各種のプロセッサである。各種のプロセッサには、ソフトウエア(プログラム)を実行して各種の手段として機能する汎用的なプロセッサであるCPU(Central Processing Unit)、GPU(Graphical Processing Unit)、各種の処理を実行するために専用に設計された回路構成を有するプロセッサである専用電気回路等が含まれる。プロセッサは組み合わせて用いることにより、各手段を実現してもよい。
したがって、本発明の販売システム用プログラムは、顔画像の登録により会員となった購入者が商品を購入する際に使用される販売装置と、購入の際に撮影した購入者の顔画像41を識別することにより購入者を認証する顔認証サーバと、販売装置と通信可能な管理サーバとを備える販売システムを用いた販売方法を実現するためのプログラムであって、販売装置において、販売装置、顔認証サーバ、及び管理サーバは、コンピュータからなり、カメラが購入の際に購入者の顔を撮影し、購入商品情報取得手段が購入者が購入しようとする商品に関する情報である購入商品情報を取得し、第1通信手段がカメラにより撮影して得られた購入者の顔画像を顔認証サーバに送信することにより顔認証サーバから返信される認証の結果を含む認証結果情報を受信し、認証結果情報が認証成功の情報を含む認証成功情報である場合に、購入商品情報及び認証成功情報を管理サーバに送信する機能と、顔認証サーバにおいて、認証用情報記憶手段が会員のそれぞれに付与された識別子と会員それぞれの登録された顔画像とを関連付けた認証用情報を記憶し、顔認証手段が認証用情報と販売装置から送信された購入者の顔画像とに基づいて購入者を認証し、第2通信手段が認証が成功である場合に識別子を含む認証成功情報を販売装置に送信する機能と、管理サーバにおいて、会員情報記憶手段が会員毎に会員に関する情報と識別子とを関連付けた会員情報を記憶し、購入商品記録手段が会員情報と第1通信手段から送信された購入商品情報及び認証成功情報とに基づき、会員毎に購入商品情報を記録し、第3通信手段が記録が完了した際に記録完了情報を販売装置に送信する機能と、販売装置において、第1通信手段が記録完了情報を受信した際に、購入者に対して商品の排出及び/又は記録の完了の通知を行う機能とを実現させる。
10 販売システム
11 販売装置
12 顔認証サーバ
13 管理サーバ
14 ネットワーク
15、15c、15d カメラ
15a 撮影方向調整手段
15b クリップ
16 購入商品情報取得手段
17 第1通信手段
21 自動販売機
22 ショーウィンドウ
23 カメラ設置位置
24、34 ICカード読取部
25 商品選択ボタン
31 卓上型端末
32 バーコードスキャナ
33 タッチパネル
41 顔画像
41a 撮影画像
42 購入者
43 認証結果情報
43a 認証成功情報
43b 認証失敗情報
44 購入商品情報
51 認証用情報記憶手段
52 顔認証手段
53 第2通信手段
55 会員情報記憶手段
56 購入商品記録手段
57 第3通信手段
61、61a 会員情報
62 購入履歴
63 会員欄
64 購入履歴欄
65 記録完了情報
66 商品
71 パスコード認証手段
72 管理者端末
73 ガイドLED
74 レンズ
ST010-ST090 ステップ

Claims (21)

  1. 顔画像の登録により会員となった購入者が商品を購入する際に使用される販売装置と、前記購入の際に撮影した前記購入者の顔画像を識別することにより前記購入者を認証する顔認証サーバと、前記販売装置と通信可能な管理サーバとを備える販売システムであって、
    前記販売装置は、前記購入の際に前記購入者の顔を撮影するカメラと、前記購入者が購入しようとする商品に関する情報である購入商品情報を取得する購入商品情報取得手段と、前記カメラにより撮影して得られた前記購入者の前記顔画像を前記顔認証サーバに送信することにより前記顔認証サーバから返信される認証の結果を含む認証結果情報を受信し、前記認証結果情報が認証成功の情報を含む認証成功情報である場合に、前記購入商品情報及び前記認証成功情報を前記管理サーバに送信する第1通信手段とを備え、
    前記顔認証サーバは、前記会員のそれぞれに付与された識別子と前記会員それぞれの登録された前記顔画像とを関連付けた認証用情報を記憶する認証用情報記憶手段と、前記認証用情報と前記販売装置から送信された前記購入者の前記顔画像とに基づいて前記購入者を認証する顔認証手段と、認証が成功である場合に前記識別子を含む前記認証成功情報を前記販売装置に送信する第2通信手段とを備え、
    前記管理サーバは、前記会員毎に前記会員に関する情報と前記識別子とを関連付けた会員情報を記憶する会員情報記憶手段と、前記会員情報と前記第1通信手段から送信された前記購入商品情報及び前記認証成功情報とに基づき、前記会員毎に前記購入商品情報を記録する購入商品記録手段と、前記記録が完了した際に記録完了情報を前記販売装置に送信する第3通信手段とを備え、
    前記販売装置は、前記第1通信手段が前記記録完了情報を受信した際に、前記購入者に対して前記商品の排出及び/又は前記記録の完了の通知を行う販売システム。
  2. 前記販売装置は、自動販売機に設置されたものである請求項1に記載の販売システム。
  3. 前記販売装置は、既存の自動販売機に後付で設置されたものである請求項1に記載の販売システム。
  4. 前記販売装置は、前記自動販売機の決済ユニットに接続されたものである請求項1に記載の販売システム。
  5. 前記販売装置は、卓上型端末に含まれるものである請求項1に記載の販売システム。
  6. 前記購入商品情報は、前記商品がある場所及び/又は前記商品の価格に関する情報を含む請求項1に記載の販売システム。
  7. 前記販売装置は、パスコード認証を行うパスコード認証手段を備え、
    第1通信手段は、前記パスコード認証が成功した後、前記購入商品情報と前記識別子を含む前記認証成功情報とを前記管理サーバに送信する請求項1に記載の販売システム。
  8. 前記購入商品情報取得手段は、前記商品に付されるバーコードにより前記商品の情報を取得する請求項1に記載の販売システム。
  9. 前記カメラは、前記購入者の顔画像を含む縦長の撮影画像を取得する請求項1項に記載の販売システム。
  10. 前記カメラが取得した前記購入者の前記顔画像を前記購入者に対して表示する表示手段を備えない請求項1に記載の販売システム。
  11. 前記カメラは、前記購入者に対して前記カメラ撮影位置を告知するための告知手段を備える請求項1に記載の販売システム。
  12. 前記告知手段は、発光手段及び/または音声発生手段である請求項11に記載の販売システム。
  13. 前記顔認証手段による前記購入者の認証が失敗した場合に、
    前記第2通信手段は、前記識別子を含まない認証失敗情報を前記販売装置に送信し、
    前記販売装置は、前記認証失敗情報を受信した際に前記購入者に対して認証が失敗した旨の通知を行う請求項1に記載の販売システム。
  14. 前記会員情報は、前記会員毎に利用可能な前記販売装置の情報を含む請求項1に記載の販売システム。
  15. 前記管理サーバは、前記会員を管理する管理者が有する管理者端末と接続し、
    前記管理者端末は、前記会員情報及び前記購入商品情報の閲覧及び編集が可能である請求項1に記載の販売システム。
  16. マイクロマーケットにおいて用いられる請求項1に記載の販売システム。
  17. 前記会員は会社または団体に所属する者であり、社内販売または職域販売において用いられる請求項1に記載の販売システム。
  18. 請求項1に記載の販売システムにおいて用いられる販売装置であって、自動販売機に設置可能である販売装置。
  19. カメラが前記自動販売機のショーウインドー内に設置可能である請求項18に記載の販売装置。
  20. 顔画像の登録により会員となった購入者が商品を購入する際に使用される販売装置と、前記購入の際に撮影した前記購入者の顔画像を識別することにより前記購入者を認証する顔認証サーバと、前記販売装置と通信可能な管理サーバとを備える販売システムを用いた販売方法であって、
    前記販売装置において、カメラが前記購入の際に前記購入者の顔を撮影し、購入商品情報取得手段が前記購入者が購入しようとする商品に関する情報である購入商品情報を取得し、第1通信手段が前記カメラにより撮影して得られた前記購入者の前記顔画像を前記顔認証サーバに送信することにより前記顔認証サーバから返信される認証の結果を含む認証結果情報を受信し、前記認証結果情報が認証成功の情報を含む認証成功情報である場合に、前記購入商品情報及び前記認証成功情報を前記管理サーバに送信し、
    前記顔認証サーバにおいて、認証用情報記憶手段が前記会員のそれぞれに付与された識別子と前記会員それぞれの登録された前記顔画像とを関連付けた認証用情報を記憶し、顔認証手段が前記認証用情報と前記販売装置から送信された前記購入者の前記顔画像とに基づいて前記購入者を認証し、第2通信手段が認証が成功である場合に前記識別子を含む前記認証成功情報を前記販売装置に送信し、
    前記管理サーバにおいて、会員情報記憶手段が前記会員毎に前記会員に関する情報と前記識別子とを関連付けた会員情報を記憶し、購入商品記録手段が前記会員情報と前記第1通信手段から送信された前記購入商品情報及び前記認証成功情報とに基づき、前記会員毎に前記購入商品情報を記録し、第3通信手段が前記記録が完了した際に記録完了情報を前記販売装置に送信し、
    前記販売装置は、前記第1通信手段が前記記録完了情報を受信した際に、前記購入者に対して前記商品の排出及び/又は前記記録の完了の通知を行う販売方法。
  21. 顔画像の登録により会員となった購入者が商品を購入する際に使用される販売装置と、前記購入の際に撮影した前記購入者の顔画像を識別することにより前記購入者を認証する顔認証サーバと、前記販売装置と通信可能な管理サーバとを備える販売システムを用いた販売方法を実現するためのプログラムであって、
    前記販売装置、顔認証サーバ、及び管理サーバは、コンピュータからなり、
    前記販売装置において、カメラが前記購入の際に前記購入者の顔を撮影し、購入商品情報取得手段が前記購入者が購入しようとする商品に関する情報である購入商品情報を取得し、第1通信手段が前記カメラにより撮影して得られた前記購入者の前記顔画像を前記顔認証サーバに送信することにより前記顔認証サーバから返信される認証の結果を含む認証結果情報を受信し、前記認証結果情報が認証成功の情報を含む認証成功情報である場合に、前記購入商品情報及び前記認証成功情報を前記管理サーバに送信する機能と、
    前記顔認証サーバにおいて、認証用情報記憶手段が前記会員のそれぞれに付与された識別子と前記会員それぞれの登録された前記顔画像とを関連付けた認証用情報を記憶し、顔認証手段が前記認証用情報と前記販売装置から送信された前記購入者の前記顔画像とに基づいて前記購入者を認証し、第2通信手段が認証が成功である場合に前記識別子を含む前記認証成功情報を前記販売装置に送信する機能と、
    前記管理サーバにおいて、会員情報記憶手段が前記会員毎に前記会員に関する情報と前記識別子とを関連付けた会員情報を記憶し、購入商品記録手段が前記会員情報と前記第1通信手段から送信された前記購入商品情報及び前記認証成功情報とに基づき、前記会員毎に前記購入商品情報を記録し、第3通信手段が前記記録が完了した際に記録完了情報を前記販売装置に送信する機能と、
    前記販売装置において、前記第1通信手段が前記記録完了情報を受信した際に、前記購入者に対して前記商品の排出及び/又は前記記録の完了の通知を行う機能とを実現させる販売システム用プログラム。
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