JP2024059336A - ウェザーストリップ - Google Patents

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Abstract

【課題】熱線入りガラス構造体における電熱線に接続する車両側の配線を、コストアップを抑えつつ、見栄え良く、固定・配策できるウェザーストリップを提供する。【解決手段】車体パネル20の開口部21の縁部22を保持する第1の保持部31と、開口部21に、電熱線13を挟む積層ガラス11,12を保持する第2の保持部36と、電熱線13に接続される配線4が溝部51に収納されると共に、配線4が収納されたときに溝部4を覆うリップ52を有する収納部5と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、電熱線を挟む積層ガラスが配設される車体パネルの開口部の縁部に装備されるウェザーストリップに関するものである。
従来、自動車のフロントガラスに付着した霜や雪、氷などを融かすための電熱線が設けられた熱線入りガラス構造体が知られている。一般的にフロントガラスに使用される熱線入りガラス構造体は、対向する2枚のガラスの間に電熱線を挟み込み、電熱線に通電することによってガラスを温めて、フロントガラスに付着した霜や雪、氷などを融かす構成になっている(例えば特許文献1参照)。
特開平08-244562号公報
ところで、熱線入りガラス構造体には、電熱線と車両側の配線とを接続するため、ハーネス配線(リード線)が必要となる。このハーネス配線は、フロントガラス周辺のヘッドライニングやフロントピラーに取り付けられるハーネスカバーに保持される。しかしながら、ハーネス配線を保持するためにハーネスカバーを設けた場合、コストアップとなる。
本発明は、このような課題に鑑みなされたもので、熱線入りガラス構造体における電熱線に接続する車両側の配線を、コストアップを抑えつつ、見栄え良く、固定・配策できるウェザーストリップを提供することを目的の一つとする。
本件は上記の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の態様又は適用例として実現できる。
(1)本適用例に係るウェザーストリップは、車体パネルの開口部の縁部を保持する第1の保持部と、前記開口部に、電熱線を挟む積層ガラスを保持する第2の保持部と、前記電熱線に接続される配線が溝部に収納されると共に、当該配線が収納されたときに当該溝部を覆うリップを有する収納部と、を備えたことを特徴としている。
本適用例によれば、電熱線に接続される配線をウェザーストリップに収納するため、配線を固定するためのハーネスカバーが不要となりコストアップを抑制することができ、また見栄えも向上することができる。
本件によれば、積層ガラスの電熱線の配線を固定するためのハーネスカバーが不要となりコストアップを抑制することができ、また見栄えも向上することができる。
実施形態に係るウェザーストリップが車両に装着され配線が内装された状態を示す横断面図であり、(a)は電熱線に配線が接続される箇所の断面(図6のA-A矢視断面)を示し、(b)はその他の断面(図6のB-B矢視断面)を示す。 図1に示すウェザーストリップの横断面図であり、(a)は車両に装着される前の状態を示し、(b)は車両に装着される前の状態に重ねて車両に装着された状態を示す。 図1に示すウェザーストリップの配線収納用の収納部を示す断面図〔図1(b)のC部拡大図〕であり、(a)は実施形態を示し、(b)は第1変形例を示し、(c)は第2変形例を示す。 図1に示すウェザーストリップの車両への取付状況を説明する分解斜視図である。 図1に示すウェザーストリップが車両に装着され配線が内装された状態を車内側から示すフロントガラスの模式的な正面図である。 図5のD部拡大図である。 電熱線と配線との接続状況を模式的に示す図(図6のE方向矢視図)である。 比較例に係る図5と対応する図であり、配線が装備された状態を車内側から示すフロントガラスの模式的な正面図である。
図面を参照して、本件の実施形態について説明する。以下の実施形態はあくまでも例示に過ぎず、この実施形態で明示しない種々の変形や技術の適用を排除する意図はない。下記の実施形態の各構成は、それらの趣旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施できる。また、必要に応じて取捨選択でき、あるいは適宜組み合わせられる。
[1.構成]
図4に示すように、車両のウインドウガラス1は、車体2にウェザーストリップ3を介して取り付けられる。例えば、車体2の車体パネル20に形成されたガラス取付用に開口部21の縁部22に、ウェザーストリップ3を装着し、その後、ウェザーストリップ3に、ウインドウガラス1を組み付ける。
ウインドウガラス1は、電熱線を挟む積層ガラスであり、いわゆる熱線入りガラスである。ここでは、ウインドウガラス1の一例として、フロントウインドウに装備されるフロントガラスを例示する。ウインドウガラス1として用いられる熱線入りガラスは、図1に示すように、2枚のガラス(ガラス層)11,12の間に電熱線13を挟んだもので、電熱線13は電力供給によって発熱し、ガラス11,12を加熱し、ガラス11,12の表面の曇りを解消する。
ウェザーストリップ3は、図1,2に示す横断面を有している。なお、図1,2に示す横断面は、ウェザーストリップ3の4辺のうちウインドウガラス1の上縁部が装着される部位の断面である。他の3辺の断面は、若干の相違はあるがほぼ同様に形成される。また、図2(a),(b)は、車両に装着される前の状態のウェザーストリップ3を実線で示しており、図2(b)には、車両に装着された状態のウェザーストリップ3と、ウインドウガラス1及び車体パネル20とを二点鎖線で追加している。図1~3において、便宜上、車体パネル20の断面のみにハッチングを付し、ウェザーストリップ3及びウインドウガラス1の断面はハッチングを省略している。
図2に示すように、ウェザーストリップ3の外周側(図1,2の上側)には、車体パネル20の開口部21の縁部22に形成されたフランジ部23が嵌合する環状の溝部(第1の保持部)31が形成される。フランジ部23は3枚のパネルが重合しており、溝部31の車内側(図中、左側)には、フランジ部23の車内側の面に圧接するリップ32が形成されている。溝部31の車外側(図中、右側)には、フランジ部23の車外側の面の段形状に合わせた段部33を介して、フランジ部23の車内側の面に圧接するリップ34が形成される。段部33には、車体パネル20の段形状部に圧接する小リップ35が2つ形成される。
ウェザーストリップ3の内周側(図1,2の下側)には、ウインドウガラス1の縁部(ここでは、上縁部)が嵌合する環状の溝部(第2の保持部)36が形成される。溝部36の車外側(図中、右側)には、ウインドウガラス1の縁部の車外側の面に圧接するリップ37が形成されている。また、溝部36内には、ウインドウガラス1の縁部の車内側の面に圧接する小リップ38aと、ウインドウガラス1の端縁の面に圧接する小リップ38bとが形成される。
なお、ウェザーストリップ3の上辺部には、リップ34の外側にもう一つのリップ39が上方斜め外向きに形成されている。このリップ39は、走行時に車体パネル20とウェザーストリップ3のリップ34との間で発生する風切り音を低減するために設けられている。なお、ウェザーストリップ3の上辺部以外、つまり両側辺部及び下辺部には、リップ39は設けられず、図1,2に破線で示す形状になっている。
このようなウェザーストリップ3の内周側(図1,2の下側)の溝部36よりも車内側(図中、左側)の内周面(溝部31と背中合わせの面)には、ウインドウガラス1の電熱線13に接続される配線4が収納される溝部51と共に、配線4が収納されたときに溝部51を覆うリップ52を有する収納部5が備えられている。ここでは、生産性の観点から、溝部51及びリップ52は、ウェザーストリップ3の全周にわたって設けられるが、配線4を収納すべき箇所のみに溝部51及びリップ52を設けてもよい。
ここで、収納部5について、図3を参照して説明する。図3(a)は、ウェザーストリップ3の収納部5を示す断面図〔図1(b)のC部拡大図〕である。図3(a)に示すように、溝部51は、2本の配線4を、余裕をもって収納できる大きさになっており、溝部51の開口縁部の両側から互いに接近するように、リップ52a,52bが形成される。
リップ52a,52bの各先端は、互いに接触するか接触寸前まで接近している。リップ52a,52bは薄肉であり柔軟に弾性変形するので配線4を容易に内装させることができる。また、溝部51内に配線4を内装したのち、リップ52a,52bは元の形状に復元するので、リップ52a,52bの外観は、ほぼフラットな面状に見える。
なお、リップ52a,52bの機能は、溝部51内に配線4を内装することが容易な柔軟性を有すると共に、配線4を内装した後は、元の形状に復元すればいいので、種々の形状が考えられる。
例えば、図3(b)に示すように、一方のリップ52cが断面直線状に突出するのに対して、他方のリップ52dはリップ52cを外側から覆うように延びた形状としてもよい。リップ52cの外側に重なるリップ52dを車内側に突設させれば、リップ52dが受け口状態となって、溝部51内への配線4の装着が容易になることが期待できる。
また、図3(c)に示すように、一方のリップ52eが断面直線状に突出するのに対して、他方のリップ52fはリップ52eを外側から覆うように延び且つリップ52fの外表面が、リップ52eの基部の外側の表面形状と滑らかに連続するように形成してもよい。この場合、リップ52e,52fの重合部分が目立たず外観向上が期待できる。
次に、電熱線13と配線4との接続について説明する。
図5は、ウェザーストリップ3が車両に装着され、配線4が溝部51内に装着された状態を車内側から示すウインドウガラス1の正面図である。ここでは、電熱線13と配線4との接続が、ウェザーストリップ3の上辺部の左右両側と、ウェザーストリップ3の左右の側辺部の下部の、計4か所で行われる場合を説明する。
図1(a)に示すように、電熱線13の接続端部13aは、ガラス11,12の間からガラス11,12の端部を経て溝部36の車内側壁面から車室内側空間に導出される。一方、配線4の接続端部4aは溝部51の外側に導出される。これらの接続端部4a,13aは、図5~7に示すように、導電板6に電気的に接続される。導電板6が短冊状であれば、図7に示すように、導電板6の一端に電熱線13の接続端部13aが接続され、導電板6の他端に配線4の接続端部4aが接続される。
なお、配線4はウェザーストリップ3の左右の側辺部の下部から導入されるものとする。また、各接続部で、電熱線13の接続端部13aが2本あれば、導電板6を介して配線4の接続端部4aと接続される。また、接続端部13aの溝部36からの導出は溝部36の弾性変形を利用し、配線4の接続端部4aの溝部51からの導出はリップ52の弾性変形を利用する。
[2.作用及び効果]
本件のウェザーストリップ3は、上述のように構成されるので、ウインドウガラス(積層ガラス)1の電熱線13に接続する配線4を固定や配策するためのハーネスカバーが不要となりコストアップを抑制することができ、また見栄えも向上させることができる。
例えば、配線4の固定にウェザーストリップ3を利用できなければ、図8に示すように、ウェザーストリップ3の左右の側辺部に対応する箇所はピラートリム7で覆うことが必要となり、また、ウェザーストリップ3の上辺部に対応する箇所はカバー8で覆うことが必要となるため、コストアップとなる。
[3.その他]
以上、実施形態を説明したが、かかる実施形態は一例であり、配線4の配策形態や、溝部51やリップ52の形状を含んだウェザーストリップ3の形状は、実施形態のものに限定されるものではない。
また、実施形態ではフロントガラスを例示したが、リヤガラスなど他の車両用ガラスに適用してもよい。
1 ウインドウガラス(積層ガラス)
2 車体
3 ウェザーストリップ
4 配線
4a 配線4の接続端部
5 収納部
6 導電板
7 ピラートリム
8 カバー
11,12 ガラス(ガラス層)
13 電熱線
13a 電熱線13の接続端部
20 車体パネル
21 開口部
22 開口部21の縁部
23 フランジ部
31 溝部(第1の保持部)
32 リップ
33 段部
34 リップ
35 小リップ
36 溝部(第2の保持部)
37 リップ
38a、38b 小リップ
39 リップ
51 溝部
52,52a,52b,52c,52d,52e,52f リップ

Claims (1)

  1. 車体パネルの開口部の縁部を保持する第1の保持部と、
    前記開口部に、電熱線を挟む積層ガラスを保持する第2の保持部と、
    前記電熱線に接続される配線が溝部に収納されると共に、当該配線が収納されたときに当該溝部を覆うリップを有する収納部と、を備えた
    ことを特徴とする、ウェザーストリップ。
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